JPH06278043A - 成形品の研磨ブラシ及び研磨方法 - Google Patents

成形品の研磨ブラシ及び研磨方法

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JPH06278043A
JPH06278043A JP6849093A JP6849093A JPH06278043A JP H06278043 A JPH06278043 A JP H06278043A JP 6849093 A JP6849093 A JP 6849093A JP 6849093 A JP6849093 A JP 6849093A JP H06278043 A JPH06278043 A JP H06278043A
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JP
Japan
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polishing
molded product
brush
rotating shaft
vertical surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP6849093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Tanaka
豊 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP6849093A priority Critical patent/JPH06278043A/ja
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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直面(6)と、この垂直面(6)の端部に
これと直角な平面(7)を有する樹脂の成形品(4)の
これら表面を、研磨工数をかけずに研磨する、成形品の
研磨ブラシ、及び研磨方法を提供する。 【構成】 研磨ブラシは、回転軸(3)と、この回転軸
(3)の半円柱側面に植付けられたブラシ材A(1)
と、上記回転軸(3)の他の半円柱側面で、回転軸
(3)の軸と直角な横面(5)と、及びこの横面(5)
の下面に植付けられたブラシ材B(2)とで構成され
る。その研磨方法は、回転軸(3)を回転させながら、
ブラシ材A(1)で垂直面(6)を研磨すると共に、ブ
ラシ材B(2)で平面(7)を研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、垂直面と、この垂直面
の端部にこれと直角な平面を有する樹脂の成形品におい
て、これら表面を研磨する成形品の研磨ブラシ、及び研
磨方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】直圧成形、射出成形等により成形される
樹脂の成形品として、例えば、図6に示す如く、垂直面
(6)と、この垂直面(6)の端部にこれと直角な平面
(7)を有する形状のものがある。そして、直圧成形で
あれば、二つの金型のパーティングラインにバリ等が発
生するので、このバリ除去のために、上記成形品(4)
の垂直面(6)と平面(7)の研磨が必要になる。従
来、樹脂の成形品(4)の研磨ブラシは、図5に示す如
く、回転軸(3)と、この回転軸(3)の全円柱側面に
植付けられた硬質プラスチック等のブラシ材(11)で
構成されている。上記成形品(4)の垂直面(6)と平
面(7)を研磨する場合は、図4に示す如く、研磨ブラ
シの回転軸(3)を回転させながら、成形品(4)の垂
直面(6)と平面(7)を、別々に研磨している。従っ
て、垂直面(6)と平面(7)の研磨ブラシを別々に準
備するか、又は研磨ブラシの回転軸(3)又は成形品
(4)の向きを研磨する面にあわせて変更しなければな
らなく、いずれにしろ、研磨工数がかかる欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の事実を
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、研磨
工数をかけずに、樹脂の成形品(4)の垂直面(6)と
平面(7)を研磨する、成形品の研磨ブラシ、及び研磨
方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の成形品の研磨ブ
ラシは、垂直面(6)と、この垂直面(6)の端部にこ
れと直角な平面(7)を有する樹脂の成形品(4)のこ
れら表面を研磨する成形品の研磨ブラシであって、回転
軸(3)と、この回転軸(3)の半円柱側面に植付けら
れたブラシ材A(1)と、上記回転軸(3)の他の半円
柱側面で、回転軸(3)の軸と直角な横面(5)と、及
びこの横面(5)の下面に植付けられたブラシ材B
(2)とで構成されることを特徴とする。
【0005】本発明の成形品の研磨方法は、垂直面
(6)と、この垂直面(6)の端部にこれと直角な平面
(7)を有する樹脂の成形品(4)のこれら表面を研磨
する成形品の研磨方法において、回転軸(3)を回転さ
せながら、この回転軸(3)の半円柱側面に植付けられ
たブラシ材A(1)で、成形品の上記垂直面(6)を研
磨すると共に、上記回転軸(3)の他の半円柱側面で、
回転軸(3)の軸と直角な横面(5)の下面に植付けら
れたブラシ材B(2)で、成形品の上記平面(7)を研
磨することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によると、回転軸(3)に植付けられた
ブラシ材A(1)と、回転軸(3)の軸に直角な横面
(5)の下面に植付けられたブラシ材B(2)で、成形
品の垂直面(6)と平面(7)を上記回転軸(3)の回
転のみで研磨することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例に係る図面に基づいて
説明する。
【0008】図1は本発明の実施例に係る研磨ブラシを
用いて成形品を研磨している状態を示す正面図であり、
図2は本発明の実施例に係る研磨ブラシの斜視図であ
り、図3の(a)は本発明の実施例に係る研磨ブラシの
平面図、(b)は研磨ブラシの正面図である。
【0009】本発明の研磨ブラシによって研磨される成
形品(4)は、フェノール樹脂、ユリア樹脂等の樹脂を
直圧成形、射出成形等の成形方法で硬化したものであ
る。この成形品(4)は、垂直面(6)と、この垂直面
(6)の端部にこれと直角な平面(7)を有し、例えば
図6に示す形状が挙げられる。
【0010】本発明の研磨ブラシは、図2及び図3に示
す如く、回転軸(3)と、この回転軸(3)の半円柱側
面に植付けられたブラシ材A(1)と、上記回転軸
(3)の他の半円柱側面で、回転軸(3)の軸と直角な
横面(5)と、及びこの横面(5)の下面に植付けられ
たブラシ材B(2)とで構成される。上記ブラシ材A
(1)の植付ける回転軸(3)の区域を、成形品(4)
の垂直面(6)より長い区域にすると、回転軸(3)を
回転するのみで成形品(4)の垂直面(6)の全長を研
磨でき、研磨ブラシを上下に移動する必要がないので好
ましい。また、上記横面(5)の長さと、上記ブラシ材
A(1)の羽根の長さを同一とし、且つ成形品(4)の
平面(7)以上の長さとすると、回転軸(3)を回転す
るのみで成形品(4)の平面(7)の全長を横面(5)
に植付けられたブラシ材B(2)で研磨でき、研磨ブラ
シを左右に移動する必要がないので好ましい。
【0011】上記ブラシ材A(1)及びブラシ材B
(2)の材質としては、公知の樹脂の成形品(4)の研
磨に用いられるもので、例えば、硬質のプラスチック、
プラスチック、ワイヤー等が挙げられる。
【0012】次に、本発明の研磨方法について説明す
る。研磨ブラシにより研磨される面は、上記成形品
(4)の垂直面(6)と平面(7)である。これらの面
には、例えば、直圧成形の際二つの金型のパーティング
ラインによるバリが形成され、このバリ除去のため研磨
が必要である。先ず、研磨ブラシが回転すると、ブラシ
材A(1)は上記成形品(4)の垂直面(6)と接し、
ブラシ材B(2)は上記成形品(4)の平面(7)と接
する位置に、研磨ブラシを設置する。図1に示す如く、
研磨ブラシの回転軸(3)を回転させると、ブラシ材A
(1)で上記垂直面(6)が研磨されると共に、ブラシ
材B(2)で上記平面(7)が研磨される。回転軸
(3)の回転は、例えば500〜2000回/分であ
り、ブラシ材の材質、研磨する厚さ等により適宜決めら
れる。この研磨方法により、成形品の垂直面(6)と平
面(7)を上記回転軸(3)の回転のみで研磨すること
ができる。
【0013】さらに、上記成形品(4)の研磨する個所
が、垂直面(6)と平面(7)の全域である場合の研磨
方法として、次に示す方法が有効である。つまり、研磨
ブラシ又は成形品(7)の少なくても一方を移動するこ
とにより、上記研磨ブラシの回転軸(3)の中心を、相
対的に上記成形品(4)の平面(7)の外周部に沿って
研磨ブラシを一周させると、垂直面(6)と平面(7)
の全域の研磨が容易に達成できる。
【0014】
【発明の効果】本発明の研磨ブラシを用いる研磨方法に
よると、垂直面(6)と、この垂直面(6)の端部にこ
れと直角な平面(7)を有する樹脂の成形品(4)のこ
れら表面を、研磨ブラシを別々に準備したり、研磨ブラ
シの回転軸(3)又は成形品(4)の向きを研磨する面
にあわせて変更することなく、研磨工数をかけずに研磨
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る研磨ブラシを用いた状態
を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例に係る研磨ブラシの斜視図であ
る。
【図3】(a)は本発明の実施例に係る研磨ブラシの平
面図、(b)は正面図である。
【図4】(a)及び(b)は、従来の研磨ブラシを用い
た状態を示す正面図である。
【図5】(a)は従来の研磨ブラシの平面図、(b)は
正面図である。
【図6】研磨される成形品の一例を示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ブラシ材 2 ブラシ材 3 回転軸 4 成形品 5 横面 6 垂直面 7 平面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直面(6)と、この垂直面(6)の端
    部にこれと直角な平面(7)を有する樹脂の成形品
    (4)のこれら表面を研磨する成形品の研磨ブラシであ
    って、回転軸(3)と、この回転軸(3)の半円柱側面
    に植付けられたブラシ材A(1)と、上記回転軸(3)
    の他の半円柱側面で、回転軸(3)の軸と直角な横面
    (5)と、及びこの横面(5)の下面に植付けられたブ
    ラシ材B(2)とで構成されることを特徴とする成形品
    の研磨ブラシ。
  2. 【請求項2】 垂直面(6)と、この垂直面(6)の端
    部にこれと直角な平面(7)を有する樹脂の成形品
    (4)のこれら表面を研磨する成形品の研磨方法におい
    て、回転軸(3)を回転させながら、この回転軸(3)
    の半円柱側面に植付けられたブラシ材A(1)で、成形
    品の上記垂直面(6)を研磨すると共に、上記回転軸
    (3)の他の半円柱側面で、回転軸(3)の軸と直角な
    横面(5)の下面に植付けられたブラシ材B(2)で、
    成形品の上記平面(7)を研磨することを特徴とする成
    形品の研磨方法。
  3. 【請求項3】 上記回転軸(3)の中心が、相対的に上
    記成形品(4)の平面(7)の外周部に沿って、移動す
    ることを特徴とする請求項2の成形品の研磨方法。
JP6849093A 1993-03-26 1993-03-26 成形品の研磨ブラシ及び研磨方法 Pending JPH06278043A (ja)

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JPH06278043A true JPH06278043A (ja) 1994-10-04

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ID=13375193

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JP6849093A Pending JPH06278043A (ja) 1993-03-26 1993-03-26 成形品の研磨ブラシ及び研磨方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101530690B1 (ko) * 2012-12-28 2015-06-22 삼성디스플레이 주식회사 기판 연마장치 및 이에 의해 연마된 표시장치용 연마기판

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101530690B1 (ko) * 2012-12-28 2015-06-22 삼성디스플레이 주식회사 기판 연마장치 및 이에 의해 연마된 표시장치용 연마기판

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