JPH0627791Y2 - 排気管 - Google Patents
排気管Info
- Publication number
- JPH0627791Y2 JPH0627791Y2 JP1988052933U JP5293388U JPH0627791Y2 JP H0627791 Y2 JPH0627791 Y2 JP H0627791Y2 JP 1988052933 U JP1988052933 U JP 1988052933U JP 5293388 U JP5293388 U JP 5293388U JP H0627791 Y2 JPH0627791 Y2 JP H0627791Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- exhaust pipe
- flange
- exhaust gas
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
本考案は、車両用の多気筒エンジンの排気管の構造に関
し、詳しくは、複数本の排気管に対し排気ガスの検知セ
ンサを単一化する排気管に関する。
し、詳しくは、複数本の排気管に対し排気ガスの検知セ
ンサを単一化する排気管に関する。
車両用エンジンでは、排気ガスの浄化対策上、排気系に
O2センサ等の排気ガス検知センサが取付けられてい
る。ここで、多気筒エンジンでは排気管が複数本あるの
で、各排気管の排気をセンサで各別に検出すると、セン
サ個数が多くなる。このため、センサの個数を減じる工
夫がなされている。 従来、上記排気ガス検知センサの個数を減少させたもの
に関しては、例えば実開昭57−73323号公報の先
行技術がある。ここで、各気筒からの複数個の排気通路
を合流させ、この合流部にO2センサを取付けることが
示されている。
O2センサ等の排気ガス検知センサが取付けられてい
る。ここで、多気筒エンジンでは排気管が複数本あるの
で、各排気管の排気をセンサで各別に検出すると、セン
サ個数が多くなる。このため、センサの個数を減じる工
夫がなされている。 従来、上記排気ガス検知センサの個数を減少させたもの
に関しては、例えば実開昭57−73323号公報の先
行技術がある。ここで、各気筒からの複数個の排気通路
を合流させ、この合流部にO2センサを取付けることが
示されている。
ところで、上記先行技術ものにあっては、排気管を合流
させるために、その構造,系路が複雑化し、コストが高
くなり、生産性も悪いという問題がある。 本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、複数気筒の排気系の混合
部を排気管取付用のフランジを利用して容易に設けるこ
とができる排気管を提供することにある。
させるために、その構造,系路が複雑化し、コストが高
くなり、生産性も悪いという問題がある。 本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、複数気筒の排気系の混合
部を排気管取付用のフランジを利用して容易に設けるこ
とができる排気管を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案の排気管は、多気筒の
複数本の排気管を単一のフランジを介してエンジン本体
に結合させ、上記フランジの内部に上記排気管相互の排
気ガスを混合する混合室を設け、上記混合室またはその
下流の上記排気管に、排気ガス検知センサを1個取付け
るものである。
複数本の排気管を単一のフランジを介してエンジン本体
に結合させ、上記フランジの内部に上記排気管相互の排
気ガスを混合する混合室を設け、上記混合室またはその
下流の上記排気管に、排気ガス検知センサを1個取付け
るものである。
上記構成に基づき、排気管取付用フランジの内部に設け
られた混合室では、各排気ポートから排気管に流れる排
気ガスの一部が流入し、相互に混合して平均化したもの
になり、この混合ガスを1個のセンサで検出すること
で、全気筒の排気系の酸素濃度等の平均値が測定され
る。
られた混合室では、各排気ポートから排気管に流れる排
気ガスの一部が流入し、相互に混合して平均化したもの
になり、この混合ガスを1個のセンサで検出すること
で、全気筒の排気系の酸素濃度等の平均値が測定され
る。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図において、符号1は車両用多気筒エンジンのクラ
ンクケース、2はシリンダヘッド、3,4は各気筒の排
気管である。そこで、複数の排気管3,4には共通の大
きいフランジ5が取付けられ、このフランジ5によりシ
リンダヘッド2に結合するようになっている。 ここで、第2図(a)ないし(c)に示すようにフランジ2の
内部の排気管3,4との連通孔5a,5bの間には、混合室
6が形成されている。そしてこのフランジ5が、混合室
6の部分を除いたガスケット7を介してシリンダヘッド
2側に取付けられ、これにより各気筒の排気ポート8,
9が直接混合室6に連通している。一方、混合室6の下
流の任意の排気管3に、排気ガス検知センサ10が1個取
付けられる。 上記構成により、エンジン運転時に各気筒の排気ポート
8,9から排気タイミングを異にして排気ガスが排出さ
れるが、各排気ポート8,9の排気ガスの一部はいずれ
もフランジ5の混合室6に流入することで、両者は混合
される。そこで各気筒の排気ガスは、混合により平均化
されて各排気管3,4に流れることになり、この混合ガ
スが代表される排気管3の排気ガス検知センサ10で検出
される。このため、排気ガス検知センサ10は常に各気筒
の排気ガスの酸素濃度等の平均値を検知することになる
のであり、こうして1個の排気ガス検知センサ10で、多
気筒の排気ガスの検出が可能になる。 なお、排気ガス検知センサ10はフランジ5の混合室6に
直接取付けても良い。
ンクケース、2はシリンダヘッド、3,4は各気筒の排
気管である。そこで、複数の排気管3,4には共通の大
きいフランジ5が取付けられ、このフランジ5によりシ
リンダヘッド2に結合するようになっている。 ここで、第2図(a)ないし(c)に示すようにフランジ2の
内部の排気管3,4との連通孔5a,5bの間には、混合室
6が形成されている。そしてこのフランジ5が、混合室
6の部分を除いたガスケット7を介してシリンダヘッド
2側に取付けられ、これにより各気筒の排気ポート8,
9が直接混合室6に連通している。一方、混合室6の下
流の任意の排気管3に、排気ガス検知センサ10が1個取
付けられる。 上記構成により、エンジン運転時に各気筒の排気ポート
8,9から排気タイミングを異にして排気ガスが排出さ
れるが、各排気ポート8,9の排気ガスの一部はいずれ
もフランジ5の混合室6に流入することで、両者は混合
される。そこで各気筒の排気ガスは、混合により平均化
されて各排気管3,4に流れることになり、この混合ガ
スが代表される排気管3の排気ガス検知センサ10で検出
される。このため、排気ガス検知センサ10は常に各気筒
の排気ガスの酸素濃度等の平均値を検知することになる
のであり、こうして1個の排気ガス検知センサ10で、多
気筒の排気ガスの検出が可能になる。 なお、排気ガス検知センサ10はフランジ5の混合室6に
直接取付けても良い。
以上述べてきたように、本考案によれば、 多気筒エンジンにおいて排気管取付用フランジの部分に
混合室を設けるので、排気管を集合するのに比べて構造
が簡素化し、コスト等の低減,生産性の向上を図り得
る。 センサによる検出個所が排気系の上流になって、精度,
応答性等の点で有利になる。
混合室を設けるので、排気管を集合するのに比べて構造
が簡素化し、コスト等の低減,生産性の向上を図り得
る。 センサによる検出個所が排気系の上流になって、精度,
応答性等の点で有利になる。
第1図は本考案の排気管の実施例を示す斜視図、第2図
(a)は第1図のA−A断面図,(b)は同B−B断面図,
(c)はフランジの内部を示す背面図である。 2……シリンダヘッド、3,4……排気管、5……フラ
ンジ、6……混合室、10……排気ガス検知センサ
(a)は第1図のA−A断面図,(b)は同B−B断面図,
(c)はフランジの内部を示す背面図である。 2……シリンダヘッド、3,4……排気管、5……フラ
ンジ、6……混合室、10……排気ガス検知センサ
Claims (1)
- 【請求項1】多気筒の複数本の排気管を単一のフランジ
を介してエンジン本体に結合させ、 上記フランジの内部に上記排気管相互の排気ガスを混合
する混合室を設け、 上記混合室またはその下流の上記排気管に、排気ガス検
知センサを1個取付けることを特徴とする排気管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988052933U JPH0627791Y2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 排気管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988052933U JPH0627791Y2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 排気管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01157219U JPH01157219U (ja) | 1989-10-30 |
JPH0627791Y2 true JPH0627791Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31278928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988052933U Expired - Lifetime JPH0627791Y2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 排気管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627791Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011169311A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-09-01 | Toyota Motor Corp | エキゾーストマニホールド |
JP5999964B2 (ja) * | 2011-09-15 | 2016-09-28 | ダイハツ工業株式会社 | Egr装置 |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP1988052933U patent/JPH0627791Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01157219U (ja) | 1989-10-30 |
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