JPH0627785U - カード体供給装置 - Google Patents

カード体供給装置

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JPH0627785U
JPH0627785U JP6593392U JP6593392U JPH0627785U JP H0627785 U JPH0627785 U JP H0627785U JP 6593392 U JP6593392 U JP 6593392U JP 6593392 U JP6593392 U JP 6593392U JP H0627785 U JPH0627785 U JP H0627785U
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JP
Japan
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card
card body
supply device
pushing
accommodating
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Application number
JP6593392U
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Inventor
透 大西
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定厚さと剛性に加えて反りを有した場合の
カード体であっても確実に1枚づつ排出することのでき
るカード体供給装置を小型に構成可能にする。 【構成】 所定厚さを有してなるカード体Cを積載状態
で収容した収容部15から外部に1枚毎に排出するカー
ド体供給装置であって、収容部15の出口部においてカ
ード体の1枚分を通過させる間隙部14と、カード体C
の後端部を押動部8により移動させて間隙部14を通過
させる押動移動手段2、7と、最下位置に載置されたカ
ード体Cを載置するために収容部15の底面部位に配設
されるとともに押動部8を収容部15内に突出させる縦
溝部11を排出方向に沿って形成される突状の段差部1
0eにおいて形成した底板部材10とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカード体供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、所定厚さtを有してなるカードCを積載状態にして収容部に収容し ておき、外部にカード体を1枚毎に排出する構成のカード体供給装置が知られて いる。図に基づいてこのカード体供給装置を述べると、図6は従来のカード体供 給装置の横断面図である。
【0003】 本図においてカードCは例えば最大100枚まで収容可能な収容部115内に 図示のように積載状態で収容されており、上からウエイト117が載せられてい る。この収容部115の出口部には最下位置に載置されたカードCの1枚分を通 過させるための間隙部が収容部115の底板110表面部位と図中において破線 で示したゲート114の先端部位114aの間に設けられている。
【0004】 一方、カードCの後端部を押動部108により間隙部側に移動通過させ元の位 置に復帰させるために、図面の前後方向に延設されたシャフト107により摺動 可能に案内されるとともに、不図示のモータから駆動力を得て図面の前後方向に 移動するキャリッジ102上に押動部108が固定されている。
【0005】 そして、最下位置に載置されたカードCを載置するために収容部115の底面 部位には底板110が配設されており、この底板110には押動部108が収容 部内に突出して、カードCの後端部を押動可能にするために縦溝部111がカー ドCの排出方向に沿うように穿設されている。
【0006】 以上説明の従来のカード体供給装置において、押動部108がカードCの後端 部を1枚づつ間隙部に送り出すことで、カード1枚分の排出をするものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の装置において、カードCは所定厚さtと剛性に 加えて、種々の処理工程を経た場合において長手方向に沿う反りを有しているこ とから、多くのカードCを積載状態で収容すると、図6に図示のようにカードC の反りの影響により、収容部115内に突出する押動部108が最下位置に載置 されたカードCの後端部に達しない不具合が発生する。この結果、カードの排出 ができなくなる。
【0008】 そこで、重量の大きなウエイト117を用いて、ウエイト117の自重により カード反りを強制的に除去することが考えられるが、このようにすると積載状態 になっているカードと排出されるカード間に非常に大きな滑り摩擦力が発生する ことになり、押動部108の駆動のための駆動機構を強力大型化しなけらばなら ず問題である。
【0009】 したがって、本考案のカード体供給装置は上述の事情に鑑みてなされたもので あり、その目的とするところは、所定厚さと剛性に加えて、反りを有した場合の カード体であっても確実に1枚づつ排出することのできるカード体供給装置を小 型に構成可能にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】
上述の課題を解決し、目的を達成するために本考案のカード体供給装置は以下 の構成を備える。即ち、所定厚さを有してなるカード体を積載状態で収容した収 容部から外部にカード体を1枚毎に排出するカード体供給装置であって、収容部 の出口部においてカード体の1枚分を通過させる間隙部と、カード体の後端部を 押動部により移動させて通過させる押動移動手段と、最下位置に載置されたカー ド体を載置するために収容部の底面部位に配設されるとともに押動部を収容部内 に突出させる縦溝部を排出方向に沿って形成される突状の段差部において形成し た底板部材とを具備してなり、平らなカードに加えて例え反り(上下方向両方) を有したカード体であっても底板部材上に載置されるときに、突状の段差部にお いてカード体の後端部が確実に押動部による押動される状態になるように働く。
【0011】
【実施例】
以下に、本考案のカード体供給装置の好適な実施例について図面を参照しなが ら説明する。図1はカード体供給装置を示した正面図であって動作途中の様子を 示している。また、図2は図1のY−Y矢視断面図であって、カードCを除いて 示している。
【0012】 両図において、基台1上には所定厚さtのカードCを積載状態に収容する収容 部15が設けられており、この収容部15からカードCを矢印T方向に1枚づつ 排出するのを基本構成にしている。このように排出されるカードCは、例えば最 大100枚まで収容部15内において図示のような積載状態で収容されており、 上からウエイト17が載せられてセットを完了する。この収容部15の出口部に は最下位置に載置されたカードCの1枚分を通過させるための間隙部が収容部1 5の底板10の段差面とゲート14の先端部位14aの間に設けられている。
【0013】 さらに、このゲート14は収容部15に固定されるブラケット15aに保持さ れゲート14に螺合された調整ネジ16により間隙幅の調整ができるようにされ ている。そして、ゲート14の近傍にはローラ13が基台1により回転自在に設 けられており、ゲート14の通過後のカードCの上方への浮き上がりを防止して いる。 一方、カードCを図示のようにゲート14を通過させる機構構成は以下のよう である。即ち、カードCの後端部を押動部8により図中の矢印DF方向に移動さ せ元の位置に復帰(矢印DR方向)させるために、基台1に一対のシャフト7が 設けられており、このシャフト7によりキャリッジ2が摺動可能(矢印DF、D R方向)に案内されている。このキャリッジ2の往復駆動は、モータ4の出力軸 4aに固定される出力プーリ5と、基台1において軸体6aを介して回動自在に されるアイドルプーリ6の間にベルト3が張設されており、このベルト3の途中 をキャリッジ2に対して固定するようにしている。
【0014】 このキャリッジ2には支軸9が設けられており、押動部8を図中の実線と破線 で示される位置に回動自在にして、実線図示の位置においてストッパーネジ12 の先端により時計方向の回動付勢力が規制されている。また、反時計回転方向に は図中の破線で示したように矢印R方向に回動可能にしており、押動部8が矢印 DR方向に復帰する際に、カードCの底面に対して軽く当接する状態で移動する ようにして邪魔にならないようにしている。
【0015】 そして、最下位置に載置されたカードCを載置するために収容部15の底面部 位には底板10が基台1に対して固定されており、この底板10には押動部8が 収容部内に突出して、カードCの後端部を押動可能にするための縦溝部11がカ ードCの排出方向に沿うように穿設されている。この、縦溝部11は図2に示す ように収容部15の中心よりS分だけオフセットした位置に穿設されており、押 動部8の当接移動時においてカードCに対して時計回転方向のモーメントを発生 させるとともに、このモーメントを案内側面部位において受けるようにしてカー ドの直進性を確保する工夫がなされている。
【0016】 次に、図3は図1のX−X矢視断面図であって、本願考案の特徴部分を明瞭に 示したものである。本図において、上述の底板10には突状の段差部10eが一 体形成されており、この段差部10eの略中央において、上述の縦溝部11が穿 設されている。このように形成される縦溝部11を介して押動部8が収容部15 内に突出するようにして押動部8により最下位置に載置されたカードCの押し出 しを行うように構成されている。
【0017】 以上説明の構成において図3に示すようにカードCに反りが殆どない場合には 最下位置に載置されたカードCが段差部10eに対して略面接触する状態で置か れることになり、モータ4の駆動に伴い押動部8がカードCの後端部を1枚づつ 間隙部に送り出すことで、カード1枚分の排出がなされることになる。以降、同 様の動作を繰り返し行う。
【0018】 次に、図4に示すように下側に反りを有しているカードCの場合には、カード Cの両端が底板10の両側に対して当接するとともに、押動部8に対向するカー ドCの部位は段差部10eに対して中央部位が若干浮いた状態になるが、押動部 8がカードCの後端部を送り出すには十分な幅が確保されて、カード1枚分の排 出がなされる。
【0019】 さらに、図5に示すように上側に反りを有しているカードCの場合には、カー ドCの両端部位が底板10の両側から離れるとともに、押動部8に対向するカー ドCの部位は段差部10eの中央部位に対して丁度接触する状態になるので、押 動部8がカードCの後端部を送り出すには非常に好適な状態にされて、カード1 枚分の排出がなされるようになる。
【0020】 以上説明したように、カードCは所定厚さtと剛性に加えて、種々の処理工程 を経た場合において長手方向に沿う反りを有していることから、多くのカードC を積載状態で収容すると、カードCの反りの影響により最下位置に載置されたカ ードCの後端部に達しない不具合が発生していたが、上述のように段差部を設け るというごく簡単な構成により、この不具合を解消できた。
【0021】 したがって、カードの反りの除去を目的とした重量の大きなウエイトを用いる 必要がなくなるので、積載状態になっているカードと排出されるカード間に大き な滑り摩擦力が発生しないことになり、押動部8の駆動のための駆動力を小さく できるので機構の小型化が可能となる。
【0022】 ここで、カードCの反り方向が夫々異なるものを混在させて収容部15にセッ トした場合にも同様に、カード1枚分の排出がなされることになる。なぜならば 、排出動作の進行に伴い最下位置に載置される状態になるカードCは上述した図 3、4、5における最下位置のカードCの状態のいずれか1つの状態に必ずなる からである。また、カードCの状態次第ではウエイトを用いなくとも良い。
【0023】
【考案の効果】
以上説明のように、本考案によれば、所定厚さと剛性に加えて、反りを有した 場合のカード体であっても確実に1枚づつ排出することのできるカード体供給装 置を小型に構成可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のカード体供給装置の平面図である。
【図2】図1のY−Y矢視断面図である。
【図3】図1のX−X矢視断面図である。
【図4】、
【図5】動作説明図である。
【図6】従来のカード体供給装置の平面図である。
【符号の説明】
1 基台、 2 キャリッジ、 3 ベルト、 4 モータ、 5 駆動プーリ、 6 アイドルプーリ、 7 シャフト、 8 押動部、 9 支軸、 10 底板、 11 縦溝、 12 調整ネジ、 13 ローラ、 14 ゲート、 15 収容部、 16 調整ネジ、 17 ウエイトである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 3/56 330 F 9148−3F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定厚さを有してなるカード体を積載状
    態で収容した収容部から外部にカード体を1枚毎に排出
    するカード体供給装置であって、 前記収容部の出口部においてカード体の1枚分を通過さ
    せる間隙部と、 カード体の後端部を押動部により移動させて前記通過さ
    せる押動移動手段と、 最下位置に載置されたカード体を載置するために前記収
    容部の底面部位に配設されるとともに前記押動部を前記
    収容部内に突出させる縦溝部を前記排出方向に沿って形
    成される突状の段差部において形成した底板部材と、 を具備することを特徴とするカード体供給装置。
JP6593392U 1992-09-22 1992-09-22 カード体供給装置 Pending JPH0627785U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076888A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nidec Copal Corp カード搬送装置及びカードプリンタ
CN110027330A (zh) * 2019-04-16 2019-07-19 贵州大学 一种铝合金板材多喷头打印装置

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JPS4866500A (ja) * 1971-12-13 1973-09-12

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990122