JP2002245410A - カード排出装置 - Google Patents

カード排出装置

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JP2002245410A
JP2002245410A JP2001043434A JP2001043434A JP2002245410A JP 2002245410 A JP2002245410 A JP 2002245410A JP 2001043434 A JP2001043434 A JP 2001043434A JP 2001043434 A JP2001043434 A JP 2001043434A JP 2002245410 A JP2002245410 A JP 2002245410A
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Japan
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card
card body
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rear end
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JP2001043434A
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English (en)
Inventor
Tomoko Okiyama
智子 沖山
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Nidec Copal Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機位置と排出位置の間で往復駆動される押
圧移動部材の押圧部でカードホッパー内に積載されてい
る最下位置のカード体の後端部を押圧して移動し、ゲー
ト部を通過させて一枚のみを送り出し、姿勢維持部材と
押圧移動部材との間で挟持状態を維持しつつ排出するカ
ード排出装置において、カード体の逆流を防止できかつ
所定の姿勢を維持して排出する。 【解決手段】 カード体1の表面部への付勢状態に維持
される姿勢維持部材8と押圧移動部材6との間で排出す
るカード排出装置であって、押圧部7が排出位置まで移
動したときに、カード体の後端部1aに係止する切り欠
き部5を姿勢維持部材の送り出し側の縁部に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード排出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カードホッパー内に厚さ0.
5mm前後の複数のカード体を積載状態で収納し、最下
位置のカード体から一枚毎に排出するように構成された
カード排出装置を設けておき、記録部であるサーマルプ
リンタ装置に搬送するようにした種々のカード記録装置
が実用化されている。
【0003】このカード排出装置は、待機位置と排出位
置の間で往復駆動される押圧移動部材の押圧部でカード
ホッパー内に積載されている最下位置のカード体の後端
部を押圧して移動し、カード体の厚さ寸法にクリアラン
ス分の隙間を底板との間に設けたゲート部を通過させる
ことで一枚毎の送り出しを行ない、ゲート部の近傍に配
設された姿勢維持部材と底板または押圧移動部材との間
における挟持状態を維持しつつ排出するように構成され
ている。
【0004】図5(a)〜(c)は、上記の従来のカー
ド排出装置に設けられる押圧移動部材106と姿勢維持
部材108の正面図である。本図において、排出動作を
簡単に説明すると、図5(a)において上記のゲート部
を通過したカード体1は、押圧移動部材106に一体形
成された押圧部107がカード体1の後端部1aを押圧
することで図示のように湾曲した付勢バネ109に設け
られた姿勢維持部材108と押圧移動部材106との間
における挟持状態が維持されて移動されて、図5(b)
に図示のように押圧部107が排出位置まで移動して、
排出を行なうように構成されており、その後押圧移動部
材106は破線図示の位置に戻ることで次の排出動作に
移行するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カード排出装置は上記のように構成されているので、図
5(b)において破線図示の位置に押圧移動部材106
が戻るときに、カード体の挟持状態を維持したままで戻
してしまい、正常な排出を行なうことができなくなる不
具合発生の問題があった。
【0006】このような不具合発生を防止するために
は、図5(c)に図示のように押圧移動部材106を姿
勢維持部材108の端部まで移動すれば良いが、このよ
うにした場合には、カード体の挟持状態が突然解除され
ることになる結果、カード体が図示のように矢印方向に
移動して所定の姿勢維持ができなくなり、その後のカー
ド搬送に支障を来す問題がある。無論、図5(c)に図
示のようにカード体が矢印方向に移動することを防止す
るために、上方移動規制用のガイド部材をさらに設けれ
ば良いが、このようにするとカード体を上方に向けて簡
単に取り出せなくなってしまうなどの新たな問題があ
る。
【0007】したがって、本発明は上記の問題点に鑑み
て成されたものであり、待機位置と排出位置の間で往復
駆動される押圧移動部材の押圧部でカードホッパー内に
積載されている最下位置のカード体の後端部を押圧して
移動し、ゲート部を通過させて一枚のみを送り出し、姿
勢維持部材と押圧移動部材との間で挟持状態を維持しつ
つ排出するカード排出装置において、カード体の逆流を
防止できかつ所定の姿勢を維持して排出することができ
るカード排出装置の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、所定の厚さ寸
法を有する複数のカード体をカードホッパー内に積載状
態で収納し、最下位置の前記カード体の後端部を待機位
置と排出位置との間で往復駆動される押圧移動部材の押
圧部で押圧し、ゲート部を一枚毎に通過させ、前記ゲー
ト部の近傍に配設されるとともに前記カード体の表面部
への付勢状態に維持される姿勢維持部材と前記押圧移動
部材との間で排出するカード排出装置であって、前記押
圧部が前記排出位置まで移動したときに、前記カード体
の後端部に係止する切り欠き部を前記姿勢維持部材の送
り出し側の縁部において形成することを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な一実施形
態につき、添付の図面を参照して説明する。図1は、カ
ード排出装置の要部構成を示した概略図である。また、
図2は図1のX−X線矢視断面図である。
【0010】図1、2において、カード体1としては、
例えば自動車運転免許証、身分証明書のように所有者本
人の顔写真を印刷するプラスチックカードが適用可能で
あり、この他にも所定サイズと所定剛性を有する紙製の
カード体であっても使用可能である。
【0011】これらのカード体1は、4側面が所定クリ
アランスを維持して規制され、図示のカードホッパー2
中に約400枚分が積載状態で収納されており、このカ
ードホッパー2の開口部は図示しないシールにより封印
されており、これを交換単位としており、このシールを
剥がすことで図示のようにセットされ、最下位置のカー
ド体1を底板3上に位置させるように構成されている。
一方、カード体1は、約0.5mmの厚さを有してお
り、図1で破線図示のように中央が上側に反る場合もあ
ることから、反りを解除するために錘体13がさらに載
置される場合もある。
【0012】このようにして反りが解除された最下位置
のカード体1の後端部1aを、押圧移動部材6の押圧部
7で押圧して移動する。このために例えばステンレス鋼
材から機械加工される押圧移動部材6は、図1の二点鎖
線図示の待機位置と一点鎖線で図示の排出位置との間で
往復駆動される押圧移動部材6の押圧部7で押圧して、
矢印D1方向に移動して、最下位置のカード体1がゲー
ト部4と底板3の間を一枚毎に通過するように構成され
ている。 このために、押圧移動部材6は、押圧部7が
図2に図示のように底板3の載置面3b上から中央溝部
3aを介してカード体の厚さ分上方に突出する位置関係
となるようにキャリッジ15に固定されている。このキ
ャリッジ15を、ハッチングで示した基部に固定される
2本のガイド軸体17、17により摺動可能にするため
にキャリッジ15には4個所の孔部が穿設されており、
これらに軸受ブッシュ16が固定されており、底板3の
載置面3bと平行となるように押圧移動部材6の押圧部
7が往復移動可能に構成されている。
【0013】上記の往復駆動のために、アイドラープー
リ20と、駆動プーリ19の間に歯付きベルト18が張
設状態で設けられており、駆動プーリ19を基部に固定
されたステッピングモータ21の出力軸22に固定し、
かつ歯付きベルト18の途中部分をキャリッジ15に対
して固定することで、ステッピングモータ21への所定
通電に伴い上記の二点鎖線図示の待機位置と一点鎖線で
図示の排出位置との間でキャリッジ15を往復駆動する
ように構成されている。また、二点鎖線で図示の待機位
置と一点鎖線で図示の排出位置には、キャリッジ15に
固定された不図示のアクチエータでオン・オフする光学
センサ23、24が夫々固定されており、これらの検出
結果を制御装置25に送ることで、この制御装置25か
らステッピングモータ21への所定の通電を行なうこと
で、矢印D1、D2方向に駆動するように構成されてい
る。
【0014】上記のキャリッジ15の矢印D1方向の駆
動により、ゲート部4を通過したカード体1はゲート部
4の近傍に配設される姿勢維持部材8がカード体1の表
面部への付勢状態に維持され、かつ底板3の載置面3b
上を通過して、図1に図示の排出位置まで移動される。
【0015】このように、姿勢維持部材8をカード体1
の表面部への付勢状態に維持するために、姿勢維持部材
8には図示のようにU字型に変形した付勢バネ9が設け
られている。
【0016】この付勢バネ9は、バネ板を展開状態で略
T字形状に切断し、曲げ加工部9aを曲げ加工したもの
であり、図3(a)の外観斜視図に図示のように、ゲー
ト部4に固定された基部10の開口端部10aを通過さ
せた後に、曲げ加工部9aに穿設された孔部にネジ1
1、11を用いて螺合結合されるとともに、U字状に弾
性変形した状態が維持される。また、姿勢維持部材8に
形成された3個所の凸部8aに対して付勢バネ9に穿設
された3個所の孔部9fが潜入することで図示のように
組立てられる。この姿勢維持部材8には、さらにゲート
部4を通過したカード体を円滑に案内できるようにR部
8bが一体成形されている。この姿勢維持部材8は、エ
ンジニアリングプラスチックである例えばポリアセター
ル樹脂を用いて一体射出成形される。
【0017】以上説明の構成により、押圧移動部材6の
押圧部7が図1中の一点鎖線で図示の排出位置まで移動
したときに、カード体1の後端部1aに姿勢維持部材8
の送り出し側の縁部に形成されている切り欠き部が係止
する。
【0018】即ち、図3(b)の姿勢維持部材8の送り
出し側の縁部の拡大図に図示の状態になる。図3(b)
において、姿勢維持部材8の送り出し側の縁部には高さ
h1の垂直面を有する第1の壁面5aと、水平面を有す
る第1の当接面5bとから形成される切り欠き部5が形
成されている。また、押圧部7には高さh2を有する垂
直面の第2の壁面7aと、水平面を有する第2の当接面
7bとから形成されており、h1+h2がカード体1の
厚さt以上となるように構成されている。
【0019】図4(a)〜(c)は、以上の構成になる
カード排出装置の動作説明図であり、図4(a)におい
て、押圧移動部材6が矢印D1方向に駆動されること
で、押圧部7がカード体1の後端部1aを押圧して移動
する。このとき姿勢維持部材8が付勢バネ9の弾性変形
によりカード体の表面において当接して姿勢を維持す
る。次に、図4(b)において、押圧移動部材6が切り
欠き部5の第1の壁面5aより少し先で停止して、カー
ド体を切り欠き部5中に潜入させる状態にする。
【0020】その後、図4(c)に図示のように押圧移
動部材6が矢印D2方向に駆動されて次のカード体の送
り出しの準備に入る。
【0021】以上の動作により、図4(c)に図示のよ
うに、カード体を姿勢維持部材8による挟持状態を維持
したままで戻すことがなくなり、不図示の搬送機構によ
り次工程に対する正常な排出を行なうことができる。ま
た、カード体の挟持状態が突然解除されず、所定の姿勢
維持ができるようになる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
待機位置と排出位置の間で往復駆動される押圧移動部材
の押圧部でカードホッパー内に積載されている最下位置
のカード体の後端部を押圧して移動し、ゲート部を通過
させて一枚のみを送り出し、姿勢維持部材と押圧移動部
材との間で挟持状態を維持しつつ排出するカード排出装
置において、カード体の逆流を防止できかつ所定の姿勢
を維持して排出することができるカード排出装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード排出装置の要部構成を示した概略図であ
る。
【図2】図1のX−X線矢視断面図である。
【図3】(a)付勢バネ9の取付状態を示した外観斜視
図、(b)の姿勢維持部材8の送り出し側の縁部の拡大
図である。
【図4】(a)〜(c)は、カード排出装置の動作説明
図である。
【図5】(a)〜(c)は、従来のカード排出装置の動
作説明図である。
【符号の説明】
1 カード体 2 カードホッパー 3 底板 4 ゲート部 5 切り欠き部 6 押圧移動部材 7 押圧部 8 姿勢維持部材 9 付勢バネ 10 基部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の厚さ寸法を有する複数のカード体
    をカードホッパー内に積載状態で収納し、最下位置の前
    記カード体の後端部を待機位置と排出位置との間で往復
    駆動される押圧移動部材の押圧部で押圧し、ゲート部を
    一枚毎に通過させ、前記ゲート部の近傍に配設されると
    ともに前記カード体の表面部への付勢状態に維持される
    姿勢維持部材と前記押圧移動部材との間で排出するカー
    ド排出装置であって、 前記押圧部が前記排出位置まで移動したときに、前記カ
    ード体の後端部に係止する切り欠き部を前記姿勢維持部
    材の送り出し側の縁部において形成することを特徴とす
    るカード排出装置。
JP2001043434A 2001-02-20 2001-02-20 カード排出装置 Withdrawn JP2002245410A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076891A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nidec Copal Corp カード搬送装置及びカードプリンタ
JP2007076889A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nidec Copal Corp カード搬出装置及びカードプリンタ
JP2007076890A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nidec Copal Corp カード搬送装置及びカードプリンタ
JP2011026102A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Nagano Japan Radio Co プリンタのカード供給装置

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Effective date: 20080513