JPH0627748Y2 - パネルシヤツタ−におけるパネル安全装置 - Google Patents

パネルシヤツタ−におけるパネル安全装置

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JPH0627748Y2
JPH0627748Y2 JP1986108374U JP10837486U JPH0627748Y2 JP H0627748 Y2 JPH0627748 Y2 JP H0627748Y2 JP 1986108374 U JP1986108374 U JP 1986108374U JP 10837486 U JP10837486 U JP 10837486U JP H0627748 Y2 JPH0627748 Y2 JP H0627748Y2
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JP
Japan
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panel
shutter
shutter curtain
locking piece
edge
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986108374U
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English (en)
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JPS6314793U (ja
Inventor
達雄 瀬戸
康雄 丸山
Original Assignee
三和シヤツタ−工業株式会社
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パネルシャッターにおけるパネル安全装置に
係り、詳しくは、複数のパネルを連結したローラチェン
が万一切断されることがあっても、下方側のパネルが大
きく垂下しないようにすると共に、ローラチェンの切断
時には、シャッターカーテンの昇降駆動を直ちに停止す
ることができるパネルシャッターにおけるパネル安全装
置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、建物開口部を開閉するシャッターには、複数の
パネルをその長手方向両端部側方からローラチェンを介
して上下方向に連結してシャッターカーテンを構成し、
該シャッターカーテンを案内レールに沿って同一平面状
態で昇降案内するようにしたパネルシャッターが知られ
ている。
ところがこの種のパネルシャッターは、パネルの重量を
ローラチェンで支持しているので、万一、チェンが切断
されるようなことがあると、パネルの平衡を保つことが
できず、従来は第4図に示すように、下方のパネルaが
チェンbの切断した側で大きく垂下して危険であるう
え、パネル端部に装着されたローラチェンとの連結軸や
その周辺部品等の破損を誘発する惧れがあり、また、こ
れを補修するには、大きく垂下した重いパネルを上方に
持ち上げながらチェンの交換あるいは再接続等の作業を
行わなければならないので、補修作業が甚だ面倒にな
る、という欠点を有するものであった。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、上記の如き実状に鑑み従来の欠点を解消すべ
く創案されたものであって、その目的とするところは、
シャッターカーテンに無理な力が作用して、万一ローラ
チェンが切断されるようなことがあっても、下位側のパ
ネルが大きく垂下する危険を未然に防止することがで
き、かつパネル端部の部品の破損する惧れを回避するこ
とができると共に、ローラチェンの切断時には、直ちに
シャッターカーテンの昇降駆動を停止し得て、シャッタ
ー装置の破損を未然に防止することができ、さらに切断
したチェンの補修作業を、多大な労力を要することなく
容易に行うことができるパネルシャッターにおけるパネ
ル安全装置を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、本考案が採用した技術的手
段は、一対の面板を所定の対向間隔を存して接合してな
る複数のパネルを、ローラチェン間に吊持してシャッタ
ーカーテンを構成し、上記ローラチェンの昇降移動によ
りシャッターカーテンを開閉するようにしたパネルシャ
ッターにおいて、上記パネルを形成する表面板の上端縁
部と裏面板の下端縁部を、パネルの見込方向内側にそれ
ぞれ折曲して上下対称状の係止片を形成し、かつ上記表
面板の下端縁部と裏面板の上端縁部を、パネルの見込方
向内側にそれぞれ折曲して各係止片の内方にパネル本体
の上下端面を形成すると共に、上記表面板の上端縁部側
に形成した係止片の余長部を上向きに折曲して水返し片
を形成し、かつパネル下端面に水返し片の介入を許す凹
部を設ける一方、前記シャッターカーテンの形成時に、
上位パネルの下端に位置する係止片と下位パネルの上端
に位置する係止片とを、所要の上下間隙を存して相方の
端面間へ介入した状態で各パネルをローラチェン間に吊
持し、上記各係止片の上下対向面間にテープスイッチを
設けて、ローラチェンの切断時には、上下の係止片の重
合でテープスイッチを作動させ、シャッターカーテンの
昇降駆動を停止すべく構成したことを特徴とするもので
ある。
[考案の作用] したがって本考案によれば、複数のパネルをその長手方
向両端部側方からローラチェンを介して連結したシャッ
ターカーテンを、案内レールに沿って昇降案内すれば、
上下方向のパネルが同一平面状となって建物開口部を円
滑に開閉することができる。
そしてシャッターカーテンに無理な力が作用して、万一
ローラチェンが切断されるようにことがあっても、自重
によって垂下しようとするパネルは、該パネルの上位に
設けた係止片と、隣接する上位パネルの下部に設けた係
止片とが、重合状に係合し、上位のパネルにより垂下し
ようとするパネルを確実に支持することができるので、
パネルが大きく垂下する危険を未然に防止することがで
き、パネル端部の部品が破損する惧れも回避することが
できると共に、ローラチェンの切断時には、直ちにシャ
ッターカーテンの昇降駆動を停止し得て、シャッター装
置の破損を未然に防止することができ、さらに切断した
ローラチェンの補修作業を行う場合にも、重いパネルを
大きく持ち上げる必要はなく容易に作業を行うことがで
きる。
[実施例] 本考案の構成を、図面に基づいて詳細に説明する。
図において、1は建物開口部を開閉するシャッターカー
テンであって、該シャッターカーテン1は、上下方向に
所定間隔を存して配置した複数のパネル2、2…をその
両端部側方に配設した図示しないローラチェンを介して
一連状に連結することにより構成されている。
3は建物開口部の両側に立設した案内レールであって、
該案内レール3、3に形成された案内溝に沿ってシャッ
ターカーテン1が同一平面状態で昇降し、建物開口部を
開閉すると共に、上昇したシャッターカーテン1は、案
内レール3の上端部に連設された図示しない収納ケース
内に各パネル2、2…を順次縦並べた状態で収納される
ようになっている。
上記各パネル2、2…は、長尺状の表面板4と裏面板5
とを、所定の対向間隔を存してスポット溶接等により接
合して形成されており、表面板4の上端縁部と裏面板5
の下端縁部には、パネル2の見込方向内側に向かって水
平状に折曲した係止片6、8がそれぞれ上下対称状に形
成されていると共に、上記表面板4の下端縁部と裏面板
5の上端縁部を、パネルの見込方向内側にそれぞれ折曲
して各係止片6、8の内方にパネル本体の上端面6aお
よび下端面8aが形成されている。
また、上記表面板4の上端縁部に形成した係止片6に
は、その余長部を上方に折曲して水返し片7、7が形成
されていると共に、上記水返し片7、7の介入を許す凹
部7a、7aが各パネル2、2の下端面8aに設けられ
ており、各パネル2、2…を上下方向に連結してシャッ
ターカーテン1を構成した際、各パネル2、2…の水返
し片7、7により、雨水等の侵入を防止するようになっ
ている。
一方、シャッターカーテン1を形成すべく、前記各パネ
ル2、2…を上下方向にローラチェンを介して吊持した
状態では、上記係止片6および係止片8が、それぞれ上
下に隣接したパネルの相方の下端面8aと上端面6a間
に上下間隙を存して遊嵌状に介入されており、かつ上記
係止片6、8の上下対向面間にはテープスイッチ9が装
備されて、ローラチェンが切断された場合には、上記係
止片6、8が重合して下位に吊持されるパネル2の係脱
が防止されると共に、テープスイッチ9を作動して、図
示しない開閉機への電力供給が絶たれ、シャッターカー
テン1の昇降駆動を直ちに停止させるように構成されて
いる。
叙上の如き構成において、いまシャッターカーテン1を
案内レール3に沿って昇降させると、ローラチェンを介
して連結吊持された複数のパネル2、2…は同一平面状
態で上下動し、建物開口部を開閉することができる。
そして、シャッターカーテン1の昇降動作時に無理な力
が作用して、万一ローラチェンが切断されるようなこと
があると、切断位置よりも下方のパネル2が自重によっ
て落下しようとするが、第3図に示す如く、表面板4に
形成した係止片6が、上位側パネル2の係止片8と重合
状に係合し、同時にテープスイッチ9が作動してシャッ
ターカーテン1の昇降駆動が停止されることになる。
したがって、落下しようとするパネル2は、上位に隣接
するパネル2に確実に支持されることになり、下方に大
きく垂下したり、パネル2端部に装着されるローラチェ
ンとの連結軸やその周辺部品等の破損が未然に防止され
て安全を確保することができる。
更に、切断されたローラチェンの交換あるいは再接続等
の補修作業を行う場合にも、上位パネル2の係止片8に
下位パネル2の係止片6が係止された状態を保持してい
るので、垂下した重いパネル2を大きく持ち上げる必要
がなくなり、容易に作業を行うことができる。
また、建物開口部を閉鎖したときは、各パネル2、2…
の上位の係止片6が水返し片となって、表面板4側から
雨水等が侵入するのを防止することができ、雨仕舞を完
全にすることができる。
[考案の効果] これを要するに、本考案は、一対の面板を所定の対向間
隔を存して接合してなる複数のパネルを、ローラチェン
間に吊持してシャッターカーテンを構成し、上記ローラ
チェンの昇降移動によりシャッターカーテンを開閉する
ようにしたパネルシャッターにおいて、上記パネルを形
成する表面板の上端縁部と裏面板の下端縁部を、パネル
の見込方向内側にそれぞれ折曲して上下対称状の係止片
を形成し、かつ上記表面板の下端縁部と裏面板の上端縁
部を、パネルの見込方向内側にそれぞれ折曲して各係止
片の内方にパネル本体の上下端面を形成すると共に、上
記表面板の上端縁部側に形成した係止片の余長部を上向
きに折曲して水返し片を形成し、かつパネル下端面に水
返し片の介入を許す凹部を設ける一方、前記シャッター
カーテンの形成時に、上位パネルの下端に位置する係止
片と下位パネルの上端に位置する係止片とを、所要の上
下間隙を存して相方の端面間へ介入した状態で各パネル
をローラチェン間に吊持し、上記各係止片の上下対向面
間にテープスイッチを設けて、ローラチェンの切断時に
は、上下の係止片の重合でテープスイッチを作動させ、
シャッターカーテンの昇降駆動を停止すべく構成したか
ら、複数のパネルを連結するローラチェンが、万一切断
されるようなことがあっても、自重で落下しようとする
パネルを、上位に隣接するパネルが確実に支持するの
で、パネルが下方に大きく垂下したり、パネル端部の部
品が破損するのを未然に防止し得て安全性を確保するこ
とができると共に、切断されたローラチェンの補修作業
を行う場合にも、垂下した重量のあるパネルを持ち上げ
ることなく、チェンの交換あるいは再接続等の作業を容
易に行うことができ、加えてシャッターカーテンを下降
させて建物開口部を閉鎖した時は、下位パネルの上端縁
部に形成した係止片が水返し片となって表面板側から雨
水等の侵入を防止し得て、雨仕舞を完全にすることがで
きる、等の極めて有用な実用的効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案のパネルシャッターにおけるパネル安全
装置の実施例を示すものであって、第1図はパネルシャ
ッターの正面図、第2図は要部の縦断面図、第3図は作
用説明図、第4図は従来例を示す説明図である。 図中、 1…シャッターカーテン、2…パネル、3…案内レー
ル、4…表面板、5…裏面板、6、8…係止片、7…水
返し片、9…テープスイッチ である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の面板を所定の対向間隔を存して接合
    してなる複数のパネルを、ローラチェン間に吊持してシ
    ャッターカーテンを構成し、上記ローラチェンの昇降移
    動によりシャッターカーテンを開閉するようにしたパネ
    ルシャッターにおいて、上記パネルを形成する表面板の
    上端縁部と裏面板の下端縁部を、パネルの見込方向内側
    にそれぞれ折曲して上下対称状の係止片を形成し、かつ
    上記表面板の下端縁部と裏面板の上端縁部を、パネルの
    見込方向内側にそれぞれ折曲して各係止片の内方にパネ
    ル本体の上下端面を形成すると共に、上記表面板の上端
    縁部側に形成した係止片の余長部を上向きに折曲して水
    返し片を形成し、かつパネル下端面に水返し片の介入を
    許す凹部を設ける一方、前記シャッターカーテンの形成
    時に、上位パネルの下端に位置する係止片と下位パネル
    の上端に位置する係止片とを、所要の上下間隙を存して
    相方の端面間へ介入した状態で各パネルをローラチェン
    間に吊持し、上記各係止片の上下対向面間にテープスイ
    ッチを設けて、ローラチェンの切断時には、上下の係止
    片の重合でテープスイッチを作動させ、シャッターカー
    テンの昇降駆動を停止すべく構成したことを特徴とする
    パネルシャッターにおけるパネル安全装置。
JP1986108374U 1986-07-15 1986-07-15 パネルシヤツタ−におけるパネル安全装置 Expired - Lifetime JPH0627748Y2 (ja)

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JPS6314793U JPS6314793U (ja) 1988-01-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535195Y2 (ja) * 1989-09-08 1997-05-07 文化シヤツター株式会社 パネルシャッター装置
JPH0725188Y2 (ja) * 1993-03-18 1995-06-07 富田工業株式会社 物干しざお支柱

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