JPH062763Y2 - エアゾル容器用組立式キャップ - Google Patents

エアゾル容器用組立式キャップ

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JPH062763Y2
JPH062763Y2 JP13631087U JP13631087U JPH062763Y2 JP H062763 Y2 JPH062763 Y2 JP H062763Y2 JP 13631087 U JP13631087 U JP 13631087U JP 13631087 U JP13631087 U JP 13631087U JP H062763 Y2 JPH062763 Y2 JP H062763Y2
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JP
Japan
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cap
aerosol
spray guide
spray
injection block
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JP13631087U
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JPS6444062U (ja
Inventor
健夫 松本
Original Assignee
株式会社丸一製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は腋の下などに制汗剤などをスプレーするのに
適するエアゾル容器用組立式キャップに関する。
従来の技術と問題点 第7図は従来のエアゾル缶を示し、エアゾル噴霧は、エ
アゾル缶1の上端にある噴射ノズル11にエアゾルボタン
3′を嵌合し、ボタン3′を圧下すれば、液は噴射口3
1′から噴射されることによって行なわれる。殺虫剤の
噴霧のように広いところに散布させようとするものはそ
れでもよいが、例ば腋の下に制汗剤などをスプレーしよ
うとするときは、方向がつかないので、甚だ工合が悪
い。
問題点を解決するための手段 この考案では前記の不具合を解消するために、互に直交
する六面体よりなる噴射ブロックと、上部にはこの噴射
ブロックを嵌めこむことのできる噴射ブロック嵌合用凹
所を有し、下部は円筒状の噴霧ガイドとして形成されて
いるキャップ兼用噴霧ガイドとを組み合せて形成したエ
アゾル容器用組立式キャップであって、噴射ブロックの
互に直交して隣接する面に夫々ノズル嵌合孔と噴射口と
が設けられているエアゾル容器用組立式キャップを得た
ものである。
作用 この考案のエアゾル容器用組立式キャップは不使用時に
おいては、突出部を上方とし、下方の噴霧ガイド部の部
分をエアゾル缶の上端にかぶせてエアゾル缶のキャップ
としての作用を行う。
次にエアゾル缶の使用時には、エアゾル容器用組立式キ
ャップ全体を缶から外し、噴射口が噴霧ガイド部の内方
に向き、ノズル嵌合孔が外側を向くように、噴射ブロッ
クをキャップ兼用噴霧ガイドのブロック嵌合用凹所に嵌
めこみ、キャップ兼用噴霧ガイドをエアゾル缶に直角に
し、噴射ブロックのノズル嵌合孔をエアゾル缶のノズル
に嵌合する。そしてエアゾルキャップ全体を圧下すれ
ば、噴射液は噴射口から噴霧ガイド部内に噴射され、噴
霧はこの噴霧ガイド部によってガイドされるので、使用
に当って、この噴霧ガイド部の先端を例えば腋の下など
の所望の個所の方に向けておけば、噴霧を無駄に四散さ
せることなく、効率のよい噴霧を行うことができる。
実施例 第1図はエアゾル缶の不使用時にこの考案の組立エアゾ
ルキャップ10をエアゾル缶1の上にキャップとしてかぶ
せたところを示し、第2図はキャップを外したエアゾル
缶1の上部を示す図、第3図は噴射ブロックを外してキ
ャップ兼用噴霧ガイド2のみを示す図、第4図は噴射ブ
ロック3を示す図、第5図はキャップ兼用噴霧ガイド2
に噴射ブロック3を嵌めこんだところを示す図、第8図
は第3図のX−X断面図、第9図は第3図をY方向から
みた平面図であって、この考案の組立エアゾルキャップ
10はキャップ兼用噴霧ガイド2と噴射ブロック3とを組
み合せたものである。
キャップ兼用噴霧ガイド2は、上方の突出部21と下方の
噴霧ガイド部22とからなり、上方には噴霧ブロック嵌合
用の凹所23があり、この凹所23と噴霧ガイド部22の内部
とは孔24で連通されている。ガイド部22の内部は、第
3図及びそのX−X断面を示す第8図から判るように、
凹所23と孔24で連通する空洞29になっていて、エ
アゾル缶1の上端にかぶせることができるのでキャップ
として使用できるものである。
噴射ブロック3は互に直交する六面体をなし、その直交
して隣接する2面37,36に夫々噴射口31、ノズル嵌合孔
32を有し、両者は連通路33で連通している。尚ブロック
3の頂面34の両端は少し張り出させた張出部35となし、
ブロック嵌合用凹所23の上端の切欠部25と係合させるよ
うにすれば、ブロック3を嵌めこんだとき、しっかり係
止される。第3図に示すように、キャップ兼用噴霧ガイ
ド2において、凹所23が開いている方の面を26、その反
対の向きの背面を27で表す。さらに頂面を28で表してい
る。
エアゾル缶を使用するときは、噴射ブロック3を、頂面
34を上方、噴射口31のある面37を下方にし、ノズル嵌合
孔32のある面36を面26の方に向けて、ブロック嵌合用凹
所23に嵌めこむ。すると第5図に示す状態となる。
そして、このエアゾル容器用組立式キャップ10を第6図
に示す如く、エアゾル缶1に対して直角にし、面27を上
にし、面26を下にして、ノズル嵌合孔32をエアゾル缶1
の先端のノズル11(第2図)に嵌めこむ。エアゾル缶1
を把持し、噴霧ガイド部22の先を腋の下などの所望の個
所に向けておいて、キャップ10全体を圧下すれば、噴射
液はノズル11からノズル嵌合孔32、連通路33、を経て噴
射口31から第5図で下方に噴射され、孔24を介して噴霧
ガイド部22内の空洞に噴射され、その空洞を経て噴霧ガ
イド部22にガイドされて所望の方向に噴霧される。
エアゾル缶不使用時は前記の如くエアゾル容器用組立式
キャップ10をエアゾル缶にかぶせてキャップとして使用
するが(第1図)、この際、第5図に示すように、ノズ
ル嵌合孔32が見えるのを避けようとすれば、噴射ブロッ
ク3の面を逆にして、面36の反対側の面38が面26の方向
を向くように嵌めこめば、キャップとしての使用時に
は、平らな面のみが外部に表れるようにすることができ
る。(第1図) 尚、この組立式キャップを用いず、場合によっては、通
常のキャップで噴霧してもよいことは勿論である。
効果 この考案のエアゾル容器用組立式キャップは前記のよう
な構成であるので、キャップとして兼用でき噴射のとき
は、向きを変えて取り付けるだけで噴霧のガイドとして
使用でき、極めて実用性の高いエアゾルキャップを得た
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は不使用時の外観図、第2図はエアゾル缶のキャ
ップを外したところを示す図、第3図はキャップ兼用噴
霧ガイドを示す図、第4図は噴射ブロックを示す図、第
5図は組立式エアゾルキャップを示す図、第6図は使用
中の状態を示す図、第7図は従来のエアゾル缶を示す
図、第8図は第3図のX−X断面図、第9図は第3図を
Y方向からみた平面図である。 符号の説明 1…エアゾル缶,11…ノズル, 2…キャップ兼用噴霧ガイド, 21…突出部,22…噴霧ガイド部, 23…嵌合用凹所,24…孔, 25…切欠,26…前面,27…背面,28…頂面,29…空洞,
3…噴射ブロック 31…噴射口,32…ノズル嵌合孔, 33…連通路,34…頂面, 35…張出部, 36,37,38…ブロックの各面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互に直交する六面体よりなる噴射ブロック
    と、上部にはこの噴射ブロックを嵌めこむことのできる
    噴射ブロック嵌合用凹所を有し、下部は円筒状の噴霧ガ
    イドとして形成されているキャップ兼用噴霧ガイドとを
    組み合わせて構成したエアゾル容器用組立式キャップに
    おいて、 直交六面体の噴射ブロック3には互に直交して隣接する
    2面36,37に夫々ノズル嵌合孔32と噴射口31とが設けら
    れ、両者は連通路33で連通されており、 キャップ兼用噴霧ガイド2は上部の突出部21と下部の噴
    霧ガイド22からなり、 突出部21は上記の噴射ブロック3を嵌め込む凹所23を有
    し、 噴霧ガイド22は、上記の凹所23と、孔24で連通される空
    洞29を有していて、空洞29によりエアゾル缶1の上端に
    キャップとしてかぶせることができるように形成されて
    いることを特徴とするエアゾル容器用組立式キャップ。
JP13631087U 1987-09-08 1987-09-08 エアゾル容器用組立式キャップ Expired - Lifetime JPH062763Y2 (ja)

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JP13631087U JPH062763Y2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08 エアゾル容器用組立式キャップ

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JP13631087U JPH062763Y2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08 エアゾル容器用組立式キャップ

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Publication Number Publication Date
JPS6444062U JPS6444062U (ja) 1989-03-16
JPH062763Y2 true JPH062763Y2 (ja) 1994-01-26

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ID=31396699

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