JPH0627621Y2 - 板ガラスの異形及びサークルカッター - Google Patents

板ガラスの異形及びサークルカッター

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JPH0627621Y2
JPH0627621Y2 JP1594392U JP1594392U JPH0627621Y2 JP H0627621 Y2 JPH0627621 Y2 JP H0627621Y2 JP 1594392 U JP1594392 U JP 1594392U JP 1594392 U JP1594392 U JP 1594392U JP H0627621 Y2 JPH0627621 Y2 JP H0627621Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
rod
cutter
plate glass
rods
suction cup
Prior art date
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Application number
JP1594392U
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English (en)
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JPH0577224U (ja
Inventor
利光 荒井
Original Assignee
トーヨー産業株式会社
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Publication date
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、板ガラスを任意の形
状や円形に切断するための板ガラスの異形及びサークル
カッターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板ガラスを円形に切り抜くための
サークルカッターは、一本の棹杆の一方端部に支点用の
吸盤を取付け、この棹杆に長さ方向への位置調整が可能
となるよう装着したホルダーにカッターヘッドを取付
け、吸盤を板ガラス上に固定した状態で吸盤からカッタ
ーヘッドまでの寸法を設定し、この状態で吸盤を中心に
棹を回動させ、カッターヘッドで板ガラスに円形の切目
を入れて切り抜くようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のサーク
ルカッターは、大きな円を切り抜くためには棹杆が長く
なり、現場での使用が大変不便であるという問題があ
る。
【0004】また、従来のサークルカッターは円形しか
切り抜くことができず、用途の狭いものであった。
【0005】そこで、この考案は、上記のような問題点
を解決するため、コンパクトでありながら大きな円形の
切り抜きが行なえると共に、所望する異形の切断も可能
な板ガラスの異形及びサークルカッターを提供すること
を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この考案は、複数本の棹杆を引伸しと折畳み
が可能となるよう連結し、この連結棹杆群における一方
の端部に吸盤を設けると共に他方の端部にカッターヘッ
ドを取付け、各棹杆の連結部分を、棹杆相互の固定と回
動が選べる関節構造とした構成を採用したものである。
【0007】
【作用】板ガラス上に吸盤を固定した状態で棹杆を所定
の角度に開き、関節構造を操作して棹杆を相互に固定す
れば、吸盤を中心とするカッターヘッドの回動で板ガラ
スに円形の切目を入れることができる。
【0008】また、関節構造を緩めると、棹杆の屈伸は
自由となり、カッターヘッドを任意の形状に移動させる
ことができ、円形以外の切断が行なえる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1のように、二本の棹杆1と2は関節構
造3によって屈伸動自在となるよう連結され、一方棹杆
1の先端に吸盤4が取付けられ、他方棹杆2の先端にカ
ッターヘッド5とオイルタンク6が取付けられている。
【0011】前記関節構造3は図2に示すように、一方
棹杆1の端部で上面に固定した円板7と他方棹杆2の端
部で下面に固定した円板8間にゴム等の弾性部材9を介
在させ、上部円板7と弾性部材9の中央を貫通するボル
ト10を下部円板8の中央ねじ孔11と螺合し、ボルト
10を頭部のレバー12で回動させることにより、弾性
部材9を挟む上下円板7と8の締め緩めを行ない、締め
付け時に両棹杆1と2を固定化すると共に、緩めること
によってボルト10を中心とする両棹杆1、2の回動を
自在とする。従って、ボルト10の締め緩めによって、
両棹杆1と2は屈伸動が自在となったり、かつ、所望角
度での固定化状態が得られることなる。
【0012】一方棹杆1の先端に取付けた吸盤4は、図
3(A)の如く、下面を凹入テーパ面13に形成した金
属円板14の上面に円筒軸15を設け、この円筒軸15
を棹杆1の先端で回動自在に支持し、金属円板14を棹
杆1の先端下部に位置させると共に、金属円板14の下
面に重ねて配置した円形ゴム板16と円筒軸15の上端
に配置したカムレバー17とを連杆18で接続してい
る。
【0013】カムレバー17を直立させた図3(A)の
状態では、円形ゴム板16に引上力が作用しないため、
吸盤4に吸着力は生じないが、図3(B)の如く、カム
レバー17を伏倒させると円形ゴム板16の中央が引上
げられて下部吸着面が凹入し、板ガラスAに対して吸着
力が生じ、板ガラスA上に固定化された吸盤4に対して
棹杆1は吸盤4の軸心を中心に平面的な回動が自在とな
る。
【0014】他方棹杆2の先端に取付けたカッターヘッ
ド5は、図4のように、棹杆2の先端下部に上下動と回
動が自在となるよう取付けた筒軸19の下部にヘッド2
0を回動自在に設け、ヘッド20の下端部にカッター2
1を枢止して構成されている。
【0015】オイルタンク6は、棹杆2上に突出する上
記筒軸19の上端に取付けられ、カッターヘッド5を押
圧移動するためのグリップになっており、内部に設けた
貯油路22の上端がオイル注入ねじ23で開閉自在とな
り、貯油路22の下端は筒軸19及びヘッド20に設け
た通路24と連なり、カッター21にオイルを供給する
ようになっている。上記カッターヘッド5とオイルタン
ク6はばね25によって上昇位置に押上げられている。
【0016】なお、図示省略したが、関節構造3におけ
る一方棹杆1の円板7上に、両棹杆1と2の角度によっ
て吸盤4の中心からカッターヘッド5までの距離を示す
目盛を付設し、他方棹杆2上の読取用目盛によってこれ
を読取ることにより、円形切り抜き径を設定できるよう
にしてもよい。
【0017】この考案のカッターは上記のような構成で
あり、板ガラスA上に載置した状態で、先ずカムレバー
17を倒して吸盤4を板ガラスAに吸着固定し、次に、
円形の切り抜きを行なう場合は、吸盤4の中心からカッ
ターヘッド5までの距離が所望する半径となるよう両棹
杆1と2の角度を設定した状態で関節構造3のボルト1
0を締付け操作し、両棹杆1と2を固定化する。
【0018】この状態でオイルタンク6を握り、カッタ
ー21を板ガラスA上に押し付けた状態で吸盤4の中心
を支点にして回動させれば、カッター21は板ガラスA
に吸盤4を中心とする円形の切目を入れることになり、
板ガラスに対する円形の切り抜きが行なえる。
【0019】また、板ガラスを円形以外の形状に切り抜
く場合は、関節構造3におけるボルト10を緩めればよ
く、両棹杆1と2は屈伸動が自在となるため、カッター
ヘッド5を平面的に自由に移動させることができ、所望
する形状の切り抜きが行なえる。
【0020】なお、大きな寸法の円形や異形を切り抜く
場合は、図5に示すように、棹杆1と2の間に棹杆1a
を設けて数を増やせばよく、各棹杆の接続部分は関節構
造3によって屈伸と固定が行なえるようにする。
【0021】
【効果】以上のように、この考案によると、複数本の棹
杆を連結して屈伸と固定が自在となるようにし、棹杆群
の一方端部に吸盤を取付け、他方の端部にカッターヘッ
ドを取付けたので、板ガラスの円形や異形の切り抜きが
自由に行なえると共に、使用しないときは棹杆を折り畳
むことによって全体がコンパクトになり、持運びが便利
になる。
【0022】また、複数の棹杆を組合せることによっ
て、切断作業時においても、邪魔な突出部分の発生が少
なく、切断作業が円滑に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のカッターを示す斜視図
【図2】同上における関節構造の拡大した正面図
【図3】(A)は吸盤の正面図、(B)は同上の吸着状
態を示す縦断面図
【図4】カッターヘッドとオイルタンクを示す一部切欠
正面図
【図5】カッターの他の例を示す平面図
【符号の説明】
1、2 棹杆 3 関節構造 4 吸盤 5 カッターヘッド 6 オイルタンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の棹杆を引伸しと折畳みが可能と
    なるよう連結し、この連結棹杆群における一方の端部に
    吸盤を設けると共に他方の端部にカッターヘッドを取付
    け、各棹杆の連結部分を、棹杆相互の固定と回動が選べ
    る関節構造とした板ガラスの異形及びサークルカッタ
    ー。
JP1594392U 1992-03-26 1992-03-26 板ガラスの異形及びサークルカッター Expired - Lifetime JPH0627621Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1594392U JPH0627621Y2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 板ガラスの異形及びサークルカッター

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1594392U JPH0627621Y2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 板ガラスの異形及びサークルカッター

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Publication Number Publication Date
JPH0577224U JPH0577224U (ja) 1993-10-22
JPH0627621Y2 true JPH0627621Y2 (ja) 1994-07-27

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JP1594392U Expired - Lifetime JPH0627621Y2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 板ガラスの異形及びサークルカッター

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JPH0577224U (ja) 1993-10-22

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