JPS6210076Y2 - - Google Patents

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JPS6210076Y2
JPS6210076Y2 JP1983004079U JP407983U JPS6210076Y2 JP S6210076 Y2 JPS6210076 Y2 JP S6210076Y2 JP 1983004079 U JP1983004079 U JP 1983004079U JP 407983 U JP407983 U JP 407983U JP S6210076 Y2 JPS6210076 Y2 JP S6210076Y2
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JP
Japan
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upper blade
blade
plate
paper
mounting plate
Prior art date
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JP1983004079U
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JPS59109492U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は手動式ペーパーカツターにおける上刃
(厚刃、薄刃いづれでも可)の取付構造に関す
る。
すなわち、固定の下刃に対し上下動させるレバ
ー付きの上刃の先端側を台盤側に支軸を介して枢
支する構成の手動式ペーパーカツターにおいて、
従来は、上刃を研摩する際には前記支軸の部分よ
り取外していたが、その支軸の部分は上刃が下刃
に対しかみ合わせの相対関係を良好に保持するた
めその精度を要するよう一般に調整が複雑且つ微
妙な取付構造になつているために、着脱操作は難
しく、取付けが不完全であると切断不良及び上刃
の破損を招く欠点があつた。
本考案は、その欠点を解決したもので、上刃の
着脱はボルト操作だけで簡単に行なうことがで
き、しかも、上刃と下刃の相対関係を損うことの
ない取付けを容易に行なうことができ、支軸の部
分は上刃の着脱に関係がなくて上刃を精度良く支
持するために如何様にも複雑な構造にすることが
できることになり、簡単な構造にして好適に実施
できるよう提供するものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は一部を省略したカツターの斜視図を示
し、紙群12を載置する上面が平面となつて一端
側上方にスケール13を横設した台盤Cの側部に
は角パイプ形の側枠台14を上面が面一となるよ
うにして連設し、側枠台14の外側面上部には上
面が側枠台14の上面と面一になるようにして細
幅で長い下刃Bを連設し、該下刃Bの外側方にお
ける補助台15の両端側下部より延出するスケー
ル兼用支杆16の支杆17を下刃Bの下方から側
枠台14および台盤Cの内部に出し入れ自在に嵌
挿し、下刃B側に移動自在となるその補助台15
の上部には紙群12を載せることができる3本の
受板18をそれぞれ回動自由に枢着して構成す
る。
前記側枠台14の両端側には横断面L形の支持
枠板19と平面板の支持枠板20を立設し、側枠
台14の上面上方には両端側が支持枠板19,2
0側に連なる横断面L形の長い枠板21を架設
し、下刃Bの上方側となる枠板21の側面にはカ
バー22を張設し、該カバー22の上方側となる
枠板21の側部上方には扇状の安全カバー23を
立設し、枠板21の上面と安全カバー23との間
には安全カバー23が台盤C上方側に回動できる
ようヒンジ24,24を介装するとともに、安全
カバー23には起立状態を保持させるための支持
体25を容易に設計変更も可能にして固定して構
成する。
前記側枠台14の上面上方で前記枠板21の下
部下方には細長い紙押さえ板5を水平にして架設
するが、平面板となる該紙押さえ板5の両側縁5
a,5aは上方に屈折して形成し、紙押さえ板5
の両端側上面に形成した引掛片26,26には引
張ばね27,27の一端をそれぞれ連繋し、枠板
21の両端側の側面に固定した支持金28,28
のピン29,29には引張ばね27,27の他端
をそれぞれ連繋して紙押さえ板5を上方に引張す
るように吊設し、紙押さえ板5の両端寄り側上面
上には細長いばね板11,11をそれぞれ平行間
隔に延設するとともに、両ばね板11,11の両
端側には紙押さえ板5上に短く立設するピン3
0,30の上部を挿着して構成する。
また、枠板21の内方には両ばね板11,11
の上面に当接する両カム体7a,7bをそれぞれ
軸架するが、両カム体7a,7bの軸31a,3
1bは枠板21の側面に固定したメタル軸受32
a,32bにそれぞれ軸架し、両カム体7a,7
bには平行リンク33a,33bの両端をそれぞ
れ連結し、一方のメタル32aより外方に突出す
る軸31aの外端には側方上部に延出するレバー
6の下部を連結して構成する。
前記下刃Bと共働して紙群12を切断する上刃
Aは刃縁34が彎曲状となるように形成し、上刃
Aの上部側面を長い柄aの側面に接合固定し、柄
aの一端側にはレバー1をねじ35,35を介し
て連設し、上刃Aおよび柄aの先端には貫通する
孔10,10を穿設して構成する。
前記支持枠板19の内方には支持枠36を立設
し、一定の厚みを有する取付板8の上部に形成し
た丸孔37と支持枠36上部の丸孔38には一端
部に頭部2aを有するボルト製支軸2を嵌挿し、
ボルト頭部2aと取付板8側面との間の支軸2部
分にはワツシヤー状のテーパーシム3を嵌装する
とともに、取付板8と支持枠36との間の支軸2
部分にはフリクシヨンワツシヤー4を嵌装し、取
付板8の反対側となる支持枠36の側方に突出し
た支軸2の先端側にはワツシヤー39付きのナツ
ト40を螺合して構成する。
また、前記取付板8の下部からは前記上刃Aお
よび柄aの両孔10,10に嵌挿できる両ボルト
9,9を突設し、上刃Aと取付板8の間に介装す
るテーパーシム41には両孔42,42を形成
し、柄aから突出することになる両ボルト9,9
の先端には座金43,43付きの袋ナツト9a,
9aを螺合できるように装設して構成する。
なお、前記取付板8の上縁が前記支持枠板19
の上面下方に当接するまで上刃Aを上動させるこ
とができるとともに、前記柄aの端部下面が前記
支持枠板20の外側屈折面20a上に当接するま
で上刃Aを下動させることができるように装設し
て構成する。
したがつて、使用しない状態では、各受板18
を補助台15に平行にして、両支杆16,17を
一杯に押し込んで補助台15を下刃Bの側方に寄
せ柄aが屈折面20aに当接するまで上刃Aを一
杯に下げ、安全カバー23をヒンジ24,24を
介して台盤C上側に倒しておくと、小形にして安
全状態にしておくことができるし安全カバーを倒
した状態では上刃の回動をなし得ず刃をむき出し
になるということもない。又使用時には、安全カ
バー23を起立させて上刃Aを支軸2中心に回動
させることになるが、上刃4を固定した受板8を
枢支することになるその支軸2の部分には第8図
に示すようにテーパーシム3やフリクシヨンワツ
シヤー4を嵌装してナツト40により締付けるの
で、上刃Aが下刃Bに対し相対姿勢が良くて精度
良く切断できるように支持できるとともに、上刃
Aの上下動に対し抵抗力を与えるように組付ける
ことができることになり、テーパーシム3の数や
フリクシヨンワツシヤー4の数は専門家が設定し
て調整しながら組付けることになる。
また、上刃Aを研磨したり取換える場合には、
両袋ナツト9a,9aを両ボルト9,9から外
し、そのまま孔10をボルト9から外すだけで取
外すことができ、取付け時には、上刃Aの側面と
取付板8の側面との間にテーパーシム41を介装
して両孔10を両ボルト9にそれぞれ嵌装し、両
ボルト9に両袋ナツト9aを螺合して締付けるだ
けで上刃Aを取付けることができ、別に支軸2の
部分から外さないでも着脱できることになる。
切断時には、第1図ないし第4図に示すよう
に、支杆16のスケールに合わせて必要なだけ補
助台15を外方に引き出すとともに、受板18を
紙を受けるべく下刃Bの方向に向け、台盤Cに置
いた紙群12を紙押さえ板5の下方に通してスケ
ール13に合わせて送り出し、その状態からレバ
ー6を矢印イで示すよう回動させると、両リンク
33a,33bを介して両カム体7a,7bが同
時に矢印ロで示すように回動することになり、そ
こで、両カム体7a,7bに中間部上面が接触す
る両ばね板11,11は撓みながら下方に押圧さ
れるとともに、板両ばね11,11の両端側はピ
ン30を介して紙押さえ板5を矢印ハで示すよう
に下方に押圧して紙押さえ板5の全長にわたり均
等圧をかけることができることになり、紙群12
は下刃Bの側方で上方から紙押さえ板5により押
圧されて、移動しないように押さえられることに
なる。
その場合、カム体7a,7bおよびばね板1
1,11によるため、紙群12の厚さに関係なく
同様に押さえられることになり、また、レバー6
を握つてなくても、カム体とばね板の圧接により
締まりを生じてカム体を係止できることになり、
作業が終ると、レバー6を逆操作することにより
紙押さえ板5への押圧を解除できて、引張ばね2
7,27により紙押さえ板5を上昇させて下方の
紙群12を移動させることができることになる。
切断時には、第1図、第2図および第6図に示
すように、上方に上刃Aが上げられている状態か
らレバー1を握つて矢印ニで示すように押し下げ
ると、上刃Aは支軸2を中心にして回動しながら
矢印ホで示すように下動し、そのまま下刃Bと共
働して紙群12を所定寸法に切断することができ
ることになる。
切断された紙は補助台15側の受板18上に載
せられることになる。
このように本考案は、固定の下刃に対し上下動
させるレバー付きの上刃の先端側を台盤側に支軸
を介して枢支する構成の手動式ペーパーカツター
において、前記支軸には一定厚みを有する取付板
の端部を回動自由に枢支するとともに、該取付板
の他端側に前記上刃の先端側をボルトおよび孔を
介して回動軸に関係なく着脱自在に固定し構成し
たから、上刃を取換えたり研磨する場合には、別
に調整を行なわないでもボルト操作により取付板
に着脱するだけで簡単に行なうことができること
になり、しかも、上刃と下刃の相対関係を損うこ
となく容易に取付けを行なうことができ、支軸の
部分は上刃の着脱に関係がなくて上刃を精度良く
支持するために如何様にも複雑な構造にすること
もできることになり、簡単な構造にして好適に実
施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部を
省略したカツターの斜視図、第2図は第1図の反
対側より見た斜視図、第3図は上刃を下げた状態
の斜視図、第4図は第3図の一部の平面図、第5
図は第4図の−線における視図、第6図は第
5図の作動説明図、第7図は第5図の一部の拡大
図、第8図は第7図の一部の断面図、第9図は取
付板の側面図、第10図はテーパーシムの側面
図、第11図は第8図の分解図、第12図は第7
図より下刃を外した状態の図面、第13図は第4
図の−線における断面図、第14図は第13
図の一部の拡大図、第15図は第13図の一部の
断面図を示す。 B……下刃、1……レバー、A……上刃、C…
…台盤、2……支軸、8……取付板、9……ボル
ト、10……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定の下刃に対し上刃を上下動させて紙葉を切
    断する手動式ペーパーカツターにおいて、台盤C
    の先端上側に突設せる支持枠36に対して所要の
    厚みを持たせた取付板8を回動自在に枢着し、該
    取付板8の下方部に靭a付きの上刃Aを回動自在
    に取付けると共に、前記取付板8と上刃Aの間に
    ペーパーシム41を設けて上刃の適切な取付が計
    れる構造とした、手動式ペーパーカツターにおけ
    る上刃の取付構造。
JP407983U 1983-01-13 1983-01-13 手動式ペ−パ−カツタ−における上刃の取付構造 Granted JPS59109492U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP407983U JPS59109492U (ja) 1983-01-13 1983-01-13 手動式ペ−パ−カツタ−における上刃の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP407983U JPS59109492U (ja) 1983-01-13 1983-01-13 手動式ペ−パ−カツタ−における上刃の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59109492U JPS59109492U (ja) 1984-07-24
JPS6210076Y2 true JPS6210076Y2 (ja) 1987-03-09

Family

ID=30135685

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP407983U Granted JPS59109492U (ja) 1983-01-13 1983-01-13 手動式ペ−パ−カツタ−における上刃の取付構造

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JP (1) JPS59109492U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5856159Y2 (ja) * 1981-04-03 1983-12-23 株式会社 松井製作所 裁断器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59109492U (ja) 1984-07-24

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