JPS5922102Y2 - ガラス切断機の切刃の間隔設定装置 - Google Patents

ガラス切断機の切刃の間隔設定装置

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Publication number
JPS5922102Y2
JPS5922102Y2 JP9357582U JP9357582U JPS5922102Y2 JP S5922102 Y2 JPS5922102 Y2 JP S5922102Y2 JP 9357582 U JP9357582 U JP 9357582U JP 9357582 U JP9357582 U JP 9357582U JP S5922102 Y2 JPS5922102 Y2 JP S5922102Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
shaft
screw shaft
rail
solenoid
Prior art date
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Expired
Application number
JP9357582U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59429U (ja
Inventor
勝巳 加古
Original Assignee
三星ダイヤモンド工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三星ダイヤモンド工業株式会社 filed Critical 三星ダイヤモンド工業株式会社
Priority to JP9357582U priority Critical patent/JPS5922102Y2/ja
Publication of JPS59429U publication Critical patent/JPS59429U/ja
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、ガラス板に複数本の平行な切筋を同時に入れる
ために、シャフトに取付けられた複数個の切刃の間隔を
調節するための装置に関する。
ガラス板に複数本の平行な切筋を同時に入れるために、
シャフトに複数個の切刃を装着することは、例えば、卓
上電子計算器その他に使用される液晶セルをうる場合の
切断装置においてすでに採用されている。
しかし、各切刃の間隔を設定する場合、従来は、切刃が
取付けられた支持体間にスペーサを介在させるなどして
いる。
したがって、切刃の間隔の変更などに多くの手間を要す
る、とともに、切刃の間隔を任意の寸法にすることはか
なり困難で゛ある。
本案は、各切刃を個別にわし軸で移動可能にして、前記
の問題を解決したもので、切刃の支持体が移動可能に取
付けられたレールと平行にねじ軸が軸架され、前記ねし
軸の径方向に、ソレノイド、エアシリンダなどで個別に
強制的にスライドさせられるハーフナツトが支持体に設
けられ、かつハーフナツトが、そのスライドでねし軸と
かみ合せ、または分離可能にされ、かつ各支持体が、そ
れをレールにロックするためのロック装置を有すること
を要旨とする。
これを図面の実施例について説明すると、1はは断面凹
形状で、その開口側が横向きにされたレールで、その開
口部が外方に傾斜させられて支承部2が形成されている
3は支承部2,2を抱持して、レーール1に並べてスラ
イド可能に取付けられた複数個の取付部で、そのレール
1の開口部と相対する部分に支持体4が固着されている
5はレール1の開口部内にはめ込まれて、その両端で軸
支されたねじ軸、6はねじ軸5と相対する位置において
支持体4の厚さ方向の内部に設けられ、かつ、ねじ軸5
の径方向にスライド可能にされた、ねヒ軸5とかみ合う
ハーフナツトで、これは取付部3も貫通している。
7はハーフナツト6をスライドさせるためのスイングア
ームで、その一端側が支持体4内に挿入され、その先端
面にスイングアーム7の長さ方向に設けられた凹部8が
、ハーフナツト6にねじ軸5の軸線と平行方向に固着さ
れたピン9に係合され、かつスイングアーム7は、ピン
9と平行方向の軸で支持体4に軸着されている。
10は支持体4に固着されたソレノイドで、そのスライ
ド軸11にスイングアーム7の、支持体4から突出した
端部が取付けられている。
12はスライド軸11をソレノイド10の外方に付勢す
るばねである。
すなわち、ソレノイド10に電圧が印加されると、その
内方にスライド軸11をスライドさせてハーフナラ1−
6をねじ軸5にかみ合せ、ソレノイド10に対する電圧
の印加がなくなると、ばね12がスライド軸11をソレ
ノイド10の外方にスライドさせてハーフナツト6をね
じ軸5から分離させるように構成されている。
13は切刃を支持するための揺動体で、これは水平方向
にされて、その一端部が支持体4の厚さ内に挿入され、
かつ軸14で支持体4に軸着されている。
15は支持体4から突出した揺動体13の部分に一端が
取付けられたシャフトで、これはその軸線が垂直方向に
されて、その端部が揺動体13の下方に突出させられて
、その部分にカッターヘッド16が固着されている。
17は揺動体13とカッターヘッド16間に配置されて
シャフト15に固着された保持板で、これは軸14と反
対方向に長くされて、それを貫通したロックネジ18が
揺動体13にねじ込まれている。
そして、ロックネジ18を挿通するために保持板17に
設けられた孔は、シャフト15を中心とする円弧状の長
孔19とされている。
20はカッターヘッド16の一端下部に軸着された円板
状の切刃、21は切刃20をガラス板の方に付勢するた
めの付勢装置で、これは軸14よりもシャフト15と反
対側において揺、動体13に一端が軸着されたボルト2
2が、一端が支持体4の上側面で支承された有底筒23
内に挿入され、ボルト22の端部に、そのねじを介して
取付けられたつまみ24を、有底筒23内のスプリング
25でボルト22の軸着端と反対の方向に付勢して構成
されている。
付勢装置21としては、公知の構成のものが使用でき、
空気圧を利用することもできる。
26は切刃20の高さを調整するための調整棒で、その
一端のねじ部が、支持体4に固着されたナツト27にね
じ込まれ、かつボルト22の側部において揺動体13に
接合させられている。
28は取付部3をレール1に対して移動不能にするため
のロック装置で、この実施例ではロックピンが使用され
ているからこれについて説明する。
29は取付部3の上端部に連続して立設された支持アー
ムで、その上端部に垂直方向に支持ポル) 30が止着
され、支持ボルト30の下端に軸着された連結体31に
、ロックピン28の上端とロック用ソレノイド32のス
ライド軸33が同軸で軸着されている。
34は解除用ソレノイドで、そのスライド軸35が、ロ
ックピン28の上端から延長されたレバ一部36に軸着
されている。
そして、ロック用ソレノイド32は支持アーム29に固
着され、解除用ソレノイド34は支持体4に固着され、
連結体31とロックピン28、スライド軸33.35の
軸着部の軸の軸線はすべてねじ軸5と平行にされている
すなわち、ロックピン28はねじ軸5の径方向にスイン
グして、支承部2に接合、またはそれから分離可能にさ
れている。
ロックピン28の移動は、その軸線方向にエアシリンダ
で往復動させるなど任意である。
ロック装置28としては、エアシリンダ、ねじ軸その他
任意のものが使用できる。
37はレール1の両端部に固着された移動体で、これら
が機台38上に水平方向に設けられた一対のガイドバー
39にスライド可能に取付けられている。
そして、機台38上に設けられたテーブル40上に固定
された被切断ガラス板41に、レール1を介して移動す
る切刃20で切筋を入れる。
支持体4は、2枚の板の間にスペーサを部分的に介在さ
せて構成し、その空間部にハーフナツト6などを取付け
るなどする。
この装置による各支持体4間の間隔の調節は、移動させ
る1個の支持体4の解除用ソレノイド34に電圧を印加
し、レバ一部36を第3図で右方に引くことで、ロック
ピン28を鎖線のように支承部2から分離し、支持体4
のロックを解除する。
次にソレノイド10に電圧を印加し、スイングアーム7
でハーフナツト6をねし軸5の方に移動させて、第3図
のように、ハーフナツト6をねじ軸5にかみ合せる。
このとき、ロックピン28でロックされた支持体ハーフ
ナツト6はねじ軸5から分離されて、ねじ軸5の回転に
対して無関係にされている。
したがって、ねじ軸5を回転させると、移動させようと
する支持体4はねじ軸5の回転方向に応じて、レール1
に沿って移動する。
必要な寸法移動させたのち、ねじ軸5の回転を停止させ
る。
次には、解除用ソレノイド34をOFFとし、ロック用
ソレノイド32に電圧を印加する。
ロック用ソレノイド32はそのスライド軸33を介して
、ロックピン28をスイングさせ、その先端を第3図の
実線のようにレール1に接合させ、支持体4をロックす
る。
支持体4をロックしたのち、ソレノイド10をOFFと
してばね12の力で゛スイングアーム7を介してハーフ
ナツト6をねじ軸5から分離させることを、各支持体4
について行い、各支持体4の間隔、すなわち、各切刃2
0の間隔を所要の間隔にする。
上記のように、この装置は、レール1に取付けた支持体
4は、その各々がソレノイド10などで移動させるハー
フナツト6とロック装置28を有する。
そして、移動させようとする支持体4は、ハーフナツト
6をねじ軸5にかみ合せて、ロック装置28を解除し、
移動させない支持体4は、ロック装置28を作動させて
、ハーフナツト6をねじ軸5から分離させているから、
ねじ軸5の回転で所要の支持体4のみを移動させること
が可能で、支持体4.4の間隔の設定が極めて容易であ
る。
ねじ軸5の回転は手動または強制駆動するなど任意であ
るが、パルスモータのようにその回転数を任意に設定で
きるモータで回転させれば、ねじ軸5の回転数によって
支持体4の移動寸法を設定することが可能で、切刃20
の間隔の調整が容易である、とともに、その寸法精度を
向上させることが可能である。
また、各支持体4は、その各々が有するロックピン28
でレール1に固定するから、各支持体4の間隔を任意の
寸法に設定できる。
支持体4に対する揺動体13などの取付構造は任意にな
しうるが、実施例では、カッターヘッド16に固着した
シャフト15が揺動体13に軸着され、かつ、シャフト
15が、それに固着した固持板17を介してロックネジ
18で揺動体13に固定可能にされている。
したかって、ロックネジ18を弛めた状態で、切刃20
をガラス板に接触させた状態で、レール1をガイドバー
39に沿って移動させる。
すると、シャフト15が回転可能であるから、それの回
転で、切刃20は、その径方向が支持体4の移動方向と
平行になって移動する。
停止後、その状態で各ロックネジ18を締め付け、シャ
フト15を固定すれば、各切刃20の方向の設定を容易
にかつ正確に行いうる。
ロックネジ18は揺動体13に設け、それで直接にシャ
フト15を固定することも可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は正面図、第2図は
平面図、第3図は要部の拡大側面図、第4図は要部の拡
大平面図、第5図は揺動体部の拡大断面図、第6図は第
5図の底面図である。 1:レール、2:支承部、3:取付部、4:支持体、5
:ねじ軸、6:ハーフナツト、7:スイングアーム、1
0:ソレノイド、11ニスライド軸、12:ばね、13
:揺動体、15:シャフト、16:カッターヘッド、1
7:保持板、18:ロックネジ、19:長孔、20:切
刃、21:付勢装置、22:ロック装置、29:支持ア
ーム、30:支持ボルト、31:連結体、32:ロック
用ソレノイド、33ニスライド軸、34:解除用ソレノ
イド、35ニスライド軸、36:レバ一部、37:移動
体、38:機台、39ニガイドバー、40:テーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切刃を取付けた複数個の支持体が移動可能に取付けられ
    たレールと、レールと平行にされ、両端で軸支されたね
    じ軸とを有し、ねじ軸の径方向に強制的に移動可能にさ
    れ、かつねじ軸とかみ合うハーフナツトが各支持体に設
    けられ、各支持体が、それをレールにロックするための
    ロック装置を有するガラス切断機の切刃の間隔設定装置
JP9357582U 1982-06-21 1982-06-21 ガラス切断機の切刃の間隔設定装置 Expired JPS5922102Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9357582U JPS5922102Y2 (ja) 1982-06-21 1982-06-21 ガラス切断機の切刃の間隔設定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9357582U JPS5922102Y2 (ja) 1982-06-21 1982-06-21 ガラス切断機の切刃の間隔設定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59429U JPS59429U (ja) 1984-01-05
JPS5922102Y2 true JPS5922102Y2 (ja) 1984-07-02

Family

ID=30224469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9357582U Expired JPS5922102Y2 (ja) 1982-06-21 1982-06-21 ガラス切断機の切刃の間隔設定装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072849Y2 (ja) * 1985-05-02 1995-01-25 日本モニエル株式会社 断熱用瓦下地材

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Publication number Publication date
JPS59429U (ja) 1984-01-05

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