JPH0627529U - マルチカートン - Google Patents

マルチカートン

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Publication number
JPH0627529U
JPH0627529U JP6620192U JP6620192U JPH0627529U JP H0627529 U JPH0627529 U JP H0627529U JP 6620192 U JP6620192 U JP 6620192U JP 6620192 U JP6620192 U JP 6620192U JP H0627529 U JPH0627529 U JP H0627529U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
carton
cover plate
plates
standing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6620192U
Other languages
English (en)
Inventor
達 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP6620192U priority Critical patent/JPH0627529U/ja
Publication of JPH0627529U publication Critical patent/JPH0627529U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、多数個の缶等の商品を一括して、簡
単な汎用性を有する梱包装置で梱包することが出来るマ
ルチカートンを目的としている。 【構成】底板22を中心にして、その底板22の周りに
側板23,24,蓋板25,貼着片26,起立板27を
順に連設し、かつ該起立板27と独立したカバー板29
を前記側板23,24に、夫々連設して構成したマルチ
カートンの構造である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多数個の缶等の商品をまとめて梱包することが出来るマルチカート ンに係り、特に機械で自動的に梱包することが出来るマルチカートンに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のマルチカートンとしては、図4に示すようなブランク板1を用 いたマルチカートンが公知である。 即ち、このブランク板1は、底板2の両側縁に側板3,4を夫々連設し、かつ 片方の側板4の側縁に蓋板5と貼着片6とを順に連設してなる箱であり、かつ底 板2の前後に起立板7を夫々連設している。また、側板3,4の前後に夫々縦折 曲線8によって湾曲し得るカバー板9を連設し、前記起立板7とカバー板9とを カギ状折曲線10を介して相互に連結し、更にカバー板9には該カギ状折曲線1 0と所定の角度を保った傾斜折曲線11と、或いはこの傾斜折曲線11と並列し た第2傾斜折曲線11aを連に並列して設けて構成していた。
【0003】 このブランク板1で多数個の商品を梱包する場合には、図5に示す如く、底板 2を中心にして、その周りに側板3,4を起立し、蓋板5を商品の上方に被蓋し た後で貼着片6を側板3に貼着し、次に、カバー板9を縦折曲線8で湾曲させ、 かつカギ状折曲線10と傾斜折曲線11とで妻側に折り込み、更に起立板7を起 立させながら、この起立板7をカバー板9に貼着することによって、全体を組み 立てて商品を梱包していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然るに、前述の従来のマルチカートンに於いては、起立板7とカバー板9とが 夫々カギ状折曲線10を介して相互に連結され、かつカバー板9に傾斜折曲線1 1と或いは第2傾斜折曲線11aとが設けられているので、ブランク板1を自動 梱包装置で折り畳み組み立てる作業が複雑になり、梱包装置の調整に手間取る問 題があった。 従って、特定の専用の梱包装置を必要とすると共に、同種のものであってもブ ランク板の寸法が異なった場合には、簡単に調整してこれに対応させることが困 難である問題があった。 更に、自動梱包作業のスピードアップも困難になる問題があった。
【0005】 本考案に係るマルチカートンは、前述の従来の問題点に鑑み開発された新規な 技術であって、特に側板に連設されたカバー板と底板に連設された起立板とを夫 々簡単かつ確実に折り曲げることが出来、かつ相互に確実に貼着し得るようにし た全く新規なマルチカートンに関するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るマルチカートンは、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術 であって、その要旨は底板の両側縁に夫々側板を連設しかつ一方の側板に蓋板及 び貼着片を順に連設してなる箱に於いて、前記底板の前後縁に夫々起立板を連設 し、更に縦折曲線によって湾曲し得るカバー板を夫々前記側板の前後縁に連設し てなり、組み立ての際に該カバー板を夫々妻側に折り曲げた後でその外側に起立 板を起立して両者を相互に貼着して構成することを特徴としたマルチカートンで ある。
【0007】
【作用】
本考案に係るマルチカートンに於いては、上述の如く、底板の前後縁に夫々起 立板を連設し、かつ側板の前後縁にカバー板を夫々連設し、更にこれ等の起立板 とカバー板とは、相互に連結せずに独立させたので、これ等の起立板とカバー板 とは夫々個々に順に折り曲げて、これ等を相互に貼着固定することが出来る。 本考案のマルチカートンでは、カバー板の所定位置に縦折曲線を設けたので、 この縦折曲線によってカバー板を自動的に湾曲せしめ、カバー板を収納した缶等 に沿ったまるみを持たせることが出来る。
【0008】
【実施例】
図により、本考案に係るマルチカートンの一実施例を具体的に説明すると、図 1は本考案に係るカートンの組立斜視図、図2は図1のカートンのブランク板の 平面図、図3は図2のブランク板を組み立てる状態を示す斜視図である。
【0009】 図2に於いて、21は本考案に係るマルチカートンのブランク板であって、底 板22の両側縁に側板23,24が連設され、かつ片方の側板24の側縁には蓋 板5と貼着片26とが順に連設されている。 また、底板22の前後には起立板27が夫々連設され、かつ側板23,24の 前後には夫々縦折曲線28によって湾曲し得るカバー板29が連設されている。 これ等の起立板27とカバー板29とは夫々相互に独立して構成されている。 また、蓋板25には指先を挿入することが出来る指穴30が穿設されている。
【0010】 本考案に係るマルチカートンの組立構成に当たっては、図3及び図1に示す如 く、前記ブランク板21の底板22を中心にして、その周りに側板23,24を 起立し、蓋板25を水平に折り曲げ、貼着片26を側板23に貼着する。 次に、カバー板29を夫々底板22の前後方向に直角に折り曲げ、かつ起立板 27を前記カバー板29の外面に添って起立し、起立板27をカバー板29に貼 着することによって、マルチカートンを全体的に組立構成することがー出来る。
【0011】 前記カバー板29には、縦折曲線28が設けられているので、このカバー板2 9を収納した缶の外形に対応して湾曲させることが出来る。 本考案に係るマルチカートンは、上述の構造を有するので、起立板27とカバ ー板29とを夫々相互に独立した状態で折り曲げることが出来る。従ってこのマ ルチカートンを自動的に組み立てることが出来る梱包装置の構造を、極めて単純 化することが出来る。 従って、本考案に係るマルチカートンの梱包装置は、調整が簡単であり作業が 容易で故障も少なく、しかも種々の形状を持ったカートンや寸法の異なるカート ンのいずれの場合にも使用することが出来る。
【0012】
【考案の効果】
本考案に係るマルチカートンは、上述の如き構造と作用とを有するので、組立 構成が簡単であり、汎用の梱包装置を用いて容易に商品を梱包することが出来る 。 従って、前述の従来のマルチカートンのように特殊な梱包装置を使用する必要 もなく、かつ梱包作業を実施するに当たって、特定の複雑な微調整を必要とせず 、形状及び寸法の異なるマルチカートンを汎用機で簡単に組み立てることが出来 る等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカートンの組立斜視図である。
【図2】図1のカートンのブランク板の平面図である。
【図3】図2のブランク板を組み立てる状態を示す斜視
図である。
【図4】従来のマルチカートンのブランク板の展開平面
図である。
【図5】図4のブランク板の組立途中の斜視図である。
【符号の説明】
1,21 ブランク板 2,22 底板 3,4,23,24 側板 5,25 蓋板 6,26 貼着板 7,27 起立板 8,28 縦折曲線 9,29 カバー板 10 カギ状折曲線 11,11a 傾斜折曲線 30 指穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板の両側縁に夫々側板を連設しかつ一方
    の側板に蓋板及び貼着片を順に連設してなる箱に於い
    て、前記底板の前後縁に夫々起立板を連設し、更に縦折
    曲線によって湾曲し得るカバー板を夫々前記側板の前後
    縁に連設してなり、組み立ての際に該カバー板を夫々妻
    側に折り曲げた後でその外側に起立板を起立して両者を
    相互に貼着して構成することを特徴としたマルチカート
    ン。
JP6620192U 1992-08-31 1992-08-31 マルチカートン Pending JPH0627529U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6620192U JPH0627529U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 マルチカートン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6620192U JPH0627529U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 マルチカートン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0627529U true JPH0627529U (ja) 1994-04-12

Family

ID=13308999

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6620192U Pending JPH0627529U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 マルチカートン

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JP (1) JPH0627529U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02282041A (ja) * 1989-03-22 1990-11-19 Mead Corp:The カートンの内容物に近づけるようにするための分離可能な持ち運び用ハンドルを備えたカートン

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02282041A (ja) * 1989-03-22 1990-11-19 Mead Corp:The カートンの内容物に近づけるようにするための分離可能な持ち運び用ハンドルを備えたカートン

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