JPH0627512A - ぶれ画像復元装置 - Google Patents

ぶれ画像復元装置

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JPH0627512A
JPH0627512A JP18501092A JP18501092A JPH0627512A JP H0627512 A JPH0627512 A JP H0627512A JP 18501092 A JP18501092 A JP 18501092A JP 18501092 A JP18501092 A JP 18501092A JP H0627512 A JPH0627512 A JP H0627512A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ぶれデータを記憶するための記録媒体の容量を
必要最小限にすることにより容量の節約ができ、簡単で
低コストのぶれ画像復元装置を提供すること。 【構成】角速度センサ1は回転角速度に比例した電圧を
出力し、この出力は積分回路2で積分され回転角が演算
される。そして、この回転角はA/Dコンバータ3でア
ナログデジタル変換され、記憶回路4に記憶される。さ
らに、ぶれ量検出回路5では像位置のぶれ量が演算さ
れ、このぶれ量はぶれ量記憶回路6に一時的に記憶され
る。こうして、ぶれデータの記憶がすべて終了すると、
このぶれ量は磁気記録回路7、磁気ヘッド19aにより
フィルム20上の磁気テープ21に記録される。この
時、露出時間検出回路8で得られる露出時間データをぶ
れ量演算回路5に接続し、ぶれ量の演算周期を露出時間
に応じて変え、露出制御回路9は、カメラの露出制御を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ぶれ画像復元装置に関
し、特にカメラ等の撮影装置にぶれ補正のための機構を
設けることなく、最終出力としてぶれのない画像若しく
は映像を得るぶれ画像復元装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラ等の撮影装置により得
られる画像に生じるぶれを補正するものとして、次のよ
うな技術がある。
【0003】例えば、「三宅洋一著:画像処理のすす
め、写真2集、109−113、6/1987」の論文
には、等速運動により生じたぶれ画像の復元の方法が記
載されている。即ち、被写体f(x,y)がx方向にT
秒間等速度Vで運動すると仮定すると、フィルム上に記
録される画像g(x,y)は、数1の関係式で表され
る。
【0004】
【数1】 この両辺をフーリエ変換すれば、数2の関係式が得られ
る。
【0005】
【数2】 即ち、数3の関係式のように表される。
【0006】
【数3】 そして、数4で表される関係式を逆フーリエ変換してぶ
れ像を復元するものである。
【0007】
【数4】 また、特願平4−129105号公報では、カメラの撮
影動作中に於けるぶれ軌跡データにより、ぶれのない画
像を復元する技術が開示されている。
【0008】さらに、特開昭63−187883号公報
では、手振れの生じた撮像情報を撮影終了後に画像処理
装置により画像処理可能な撮像装置に関する技術が開示
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ぶれを
検出し、フィルム、或いはレンズの光学手段を駆動して
ぶれを補正する装置は、正確な検出と迅速且つ正確な補
正が必要とされる。そのため装置の規模が大型化してし
まうと共に、ぶれは等速運動でなくランダムに近い動き
をするので、等速運動を仮定して補正しても効果は限ら
れたものとなる。そして、ぶれ軌跡データのサンプリン
グ周期を一定にすると、露出時間が短いときはデータが
粗くなり、露出時間が長いときには冗長となってしま
う。
【0010】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ぶれデータを記憶するた
めの記録媒体の容量を必要最小限にすることにより容量
を節約し、簡単で低コストのぶれ画像復元装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のぶれ画像復元装置では、カメラの露出時間
を検出する検出手段と、上記カメラの露出動作中におけ
るぶれ量を時系列的に演算する演算手段と、上記検出手
段により検出された露光時間に応じて上記演算手段によ
るぶれ量の演算周期を設定する設定手段と、上記演算手
段により演算されたぶれ量を記憶するぶれ量記憶手段
と、上記カメラにより撮影された被写体像を記録する画
像記録手段と、上記ぶれ量記憶手段により記憶されたぶ
れ量と、上記画像記憶手段により記録された被写体像と
に基いて、ぶれのない画像を復元する復元手段とを具備
することを特徴とする。
【0012】
【作用】即ち、本発明のぶれ画像復元装置は、検出手段
がカメラの露出時間を検出し、演算手段が上記カメラの
露出動作中におけるぶれ量を時系列的に演算し、設定手
段が上記検出手段により検出された露光時間に応じて上
記演算手段によるぶれ量の演算周期を設定する。そし
て、ぶれ量記憶手段が上記演算手段により演算されたぶ
れ量を記憶し、画像記録手段が上記カメラにより撮影さ
れた被写体像を記録し、復元手段が上記ぶれ量記憶手段
により記憶されたぶれ量と、上記画像記憶手段により記
録された被写体像とに基いてぶれのない画像を復元す
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。初めに、ぶれ軌跡データからぶれのない画像を
復元する理論的背景について説明する。ぶれ軌跡データ
は、所定の時間間隔で時系列的に得られる水平垂直方向
のぶれ量、△x,△yのデータのことである。このデー
タを並び換えて、ぶれ位置(△x,△y)が同じデータ
をカウントし、n個のデータがあったとすれば、(△
x,△y)の位置の度数をhとする。
【0014】図3はこれを図解したもので、図中の矢印
の長さが各位置(△x,△y)のhを表している。この
ように表されたhを、関数h(x,y)で表す。尚、h
(x,y)を、以後ぶれ伝達関数と称することとする。
【0015】一方、ぶれのない、もとの像の強度分布を
f(x,y)とすると、ぶれ画像は数5の関係式のよう
に、f(x,y)とh(x,y)のコンボリューション
積分で表すことができる。
【0016】
【数5】 両辺をフーリエ変換することにより数6の関係式を得る
ことができる。
【0017】
【数6】 数2の関係式より上記数4の関係式が得られる。
【0018】従って、F(u,v)を逆フーリエ変換す
ると、ぶれのない画像が復元できることになる。数4の
関係式は、ぶれ像の2次元フーリエ変換とぶれ伝達関数
の2次元フーリエ変換から、ぶれのない画像が復元でき
ることを意味している。
【0019】図4は、カメラへのぶれ検出手段の装着状
態を示す斜視図である。同図に示されるように、カメラ
本体11に装着される撮影レンズ12の光軸方向をZ軸
とし、Z軸を通りZ軸に直交する左右方向をX軸とし、
Z軸を通りZ軸に直交する上下方向をY軸とする。ま
た、上記各軸回りの回転角成分をそれぞれθz,θx,
θyとする。そして、ぶれ検出手段13には、角度セン
サ13a及び13bを適用するものとし、それぞれ回転
角速度dθx/dt,dθy/dtの検出を行う。回転
角θxは、Y軸とZ軸で形成されるY−Z平面の像の移
動に対応し、回転角θyは、X軸とZ軸で形成されるX
−Z平面の像の移動に対応する。
【0020】図5は、カメラ本体11が回転角θxだけ
ぶれた場合の像のX−Z平面上での移動状態を示す図で
ある。撮影レンズ12を構成する第1レンズ14a、第
2レンズ14bは、それぞれ14a′、14b′の位置
まで移動する。同様に、被写体Oの像15は、角度θx
傾いた結像面C−D上の15′の位置に移動する。ここ
で、第1及び第2レンズ14a及び14bの焦点距離を
fとし、その焦点から被写体Oまでの距離をLとし、焦
点から像位置までの距離をL′とし、また、像位置の移
動量を△xとすると、上記像の移動量△xは数7の関係
式で示される。
【0021】
【数7】
【0022】但し、βはf/Lであり、撮影倍率を示
す。上記数7の関係式に於ける値fは撮影レンズ情報と
して得ることができ、βを与える値Lは、図示されない
測距装置からのAF(オートフォーカス)情報から得る
ことができる。また、値θxは、前記ぶれ検出手段13
の角度センサ13a(図3参照)により検出することが
できるので、実質的に移動量△xが図示されない演算手
段により求められる。
【0023】図1は、銀塩フィルムの上部に印刷された
磁気テープにぶれ軌跡データを記録するもので、ぶれ画
像復元装置の記録系を示すブロック構成図である。同図
において、角速度センサ1は、図3で説明した方法によ
り回転角速度dθx/dt,dθy/dtを算出する。
実際は、回転角速度に比例した電圧を出力することにな
る。この角速度センサ1の出力は積分回路2で積分さ
れ、回転角θx,θyが演算される。そして、このθ
x,θyは次にA/Dコンバータ3でアナログデジタル
変換され、記憶回路4に記憶される。
【0024】次に、数7の関係で像位置の移動量Δx
が、ぶれ量検出回路5で演算され、Δyはぶれ量記憶回
路6に一時的に記憶される。こうして、ぶれデータの記
憶がすべて終了すると、次にΔx,Δyは磁気記録回路
7、磁気ヘッド19aにより、フィルム20上の磁気テ
ープ21に記録される。
【0025】ここで、ぶれ量Δx,Δyの演算の周期が
固定されると、露出時間が短いと精度が粗くなりすぎ
る。例えば、露出時間が10msで、A/Dコンバータ
3のサンプリング周期が1msとすると、10個のぶれ
量データ(Δx,Δy)が得られる事になる。
【0026】そして、逆に露出時間が長いと冗長になり
すぎる。例えば、露出時間500msでA/Dコンバー
タ3のサンプリング周期が1msとすると、500個の
データが必要になる。1個のデータ容量を1バイトとす
ると、500×2=1キロバイトのデータが必要にな
り、フィルム20上の磁気テープ21に記録するデータ
容量とには大きすぎる。
【0027】この問題を解決するために、露出時間検出
回路8で得られる露出時間データをぶれ量演算回路5に
接続し、ぶれ量Δx,Δyの演算周期ΔTを露出時間に
応じて変えるようにする。具体的にはΔT露出時間TE
XPに比例するように制御すると、例えば、ΔT=TE
XP/100[ms]とすれば、 TEXP=500msでは、ΔT=100ms TEXP=10msでは、ΔT=0.1msでいずれの
場合もぶれ量データの容量は200バイトであり、露出
時間にかかわらず、同じブレ復元の精度が得られる。
尚、図1において露出制御回路9は、カメラの露出制御
を行う部分である。
【0028】図2は、ぶれ情報の記録されたネガフィル
ムからぶれ情報を読み取りぶれ画像からぶれのない画像
を復元するぶれ画像復元装置の再生系のブロック構成図
である。同図に於いて、再生用磁気ヘッド19b及び再
生回路22で再生されたぶれ軌跡データは、一時的にR
AMで構成されたぶれ軌跡データ記憶部23に記憶され
る。その後、ぶれ軌跡データ変換部24を経てフーリエ
変換(FFT)回路25にぶれ軌跡データが供給され
る。
【0029】一方、フィルム20と同じネガ画像のぶれ
画像26は、撮影レンズ27、撮像素子28を介して画
像メモリ29に記憶される。そして、FFT回路30を
経て上記FFT回路25の出力と共に、除算部31に供
給される。この除算部31で得られたデータは、逆フー
リエ変換(逆FFT)回路32で逆フーリエ変換が行わ
れてぶれが相殺された後、モニタテレビ、或いはプリン
タ等の画像表示部33に出力される。
【0030】次に、このぶれ画像復元装置の再生系の動
作を説明する。フィルム20上の磁気テープに記録され
ているぶれ軌跡データは、再生用磁気ヘッド19bにて
読取られ、再生回路22で再生処理が行われた後、一時
的にぶれ軌跡データ記憶部23に記憶される。次いで、
ぶれ軌跡データ変換部24で、上記ぶれ軌跡データから
上述したぶれ伝達関数h(x,y)を求める。
【0031】ここで、先ず注意をしなければないこと
は、ぶれ画像g(x,y)の倍率とぶれ伝達関数h
(x,y)の倍率を一致させる必要があることである。
即ち、拡大されたぶれ画像g′(x,y)の倍率をmと
すれば、数8の関係式で表される。
【0032】
【数8】 同様に、ぶれ伝達関数は数9の関係式で表される。
【0033】
【数9】
【0034】次に、撮像素子はx方向、y方向に所定ピ
ッチで離散的に配置されているので、上記ピットの画素
面積単位でh′(x,y)を離散的データh″(x,
y)に変換する必要がある。図3のxy平面の1つのま
すが1画素に相当する。以上により、ぶれ伝達関数をぶ
れ画像g′(x,y)の離散的データと同じ大きさの離
散データに変換することができる。
【0035】ここで、図3の矢印の大きさは、次のよう
にして求める。即ち、先ず、ぶれ軌跡データ記憶部23
のデータの中から(△x,△y)のデータの頻度h(△
x,△y)を求める。これを、全てのデータについて行
う。次に、数9の関係式の変換を行う。いま、x方向の
センサピッチをPx,y方向のセンサピッチをPyとす
るとき、x方向にm番目g方向にn番目のます目の離散
的ぶれ伝達関数h″(x,y)は数10の関係式で求め
られる。これを、全てのデータについて行う。
【0036】
【数10】
【0037】図2のぶれ軌跡データ変換部24は、上記
離散的ぶれ伝達関数h″(x,y)を求めるものであ
る。次に、FFT回路25により、h″(x,y)の2
次元フーリエ変換を行い、H″(u,v)を求める。
【0038】一方、ぶれ画像26は、撮影レンズ27及
び2次元撮像素子28によって撮像され、画像メモリ2
9に記憶される。次いで、FFT回路29によって、ぶ
れ画像g(x,y)のフーリエ変換G(u,v)が求め
られる。次に、除算部31に於いて、数11の関係式が
計算される。
【0039】
【数11】
【0040】この結果が、逆FFT回路32により、F
(u,v)の逆フーリエ変換が演算されて、ぶれのない
画像f(u,v)が復元される。そして、この復元され
たぶれのない画像f(u,v)が、画像表示部33に出
力されて、ぶれが補正された画像を見ることができる。
【0041】前述した実施例では、フーリエ変換を応用
してぶれ画像の復元を行うようにしていた。次に、他の
実施例として、多元連立一次方程式を求めてその方程式
を解いてぶれ画像の復元を行う例について述べる。
【0042】いま、ぶれデータを図7に示されるように
簡単なものに仮定する。ここで、図7の1つのます目
は、センサの大きさに等しく、hi (i=0,1,…,
8)は露光時間である。即ち、位置的にhi のばらつき
で露光時間がばらつき、ぶれ画像が生じる。
【0043】図8は、センサの画素出力を表した図であ
り、同図に於いて左上隅から順に、g1 ,g2 ,…,g
n ,…,g(m-1)n,…,gmnとする。このg1 ,g2
…,gn ,…,g(m-1)n,…,gmnに相当するぶれのな
い画像の出力をf1 ,f2 ,…,fn ,…,f(m-1)n
…,fmnとすると、数12の関係式のように表される。
【0044】
【数12】 この関係式をベクトルで表現すると、数13の関係式の
ようになる。
【0045】
【数13】 但し、数14で表される関係式はmn×mnの行列であ
り、数15及び数16で表される関係式は、それぞれm
n次の列ベクトルである。
【0046】
【数14】
【0047】
【数15】
【0048】
【数16】 上記数13の行列式を解くことにより、数13の関係式
で表されるぶれのない画像が復元されたことになる。
【0049】図9は、この多元連立一次方程式によりぶ
れ画像の復元を行うぶれ画像復元装置の再生系のブロッ
ク構成図である。図2の第1の実施例とは、FFT回路
25、30及び逆FFT回路32がなくなり、除算部3
1に代わって行列演算部34が設けられている。この行
列演算部34によって、上記数12及び数13の関係式
が演算される。その他の構成は図2のブロック構成図と
同じであるので、同一番号を付してその説明は省略す
る。
【0050】以上の説明は、銀塩フィルムで撮られた写
真のぶれ画像の復元であったが、電子カメラ、或いはビ
デオカメラの映像にもこの発明を適用できることはいう
までもない。
【0051】以上のようにこの発明によれば、ぶれが生
じた写真、またはぶれが生じた映像から画像処理により
ぶれを補正することのできるぶれ画像復元装置を提供す
ることができるので、高価で大掛かりなぶれ補正のカメ
ラを持ち歩くこともなく現像所等で、ぶれ画像を復元で
きるので、手軽で低価格のぶれ補正システムを作ること
ができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、ぶれデータを記憶する
ための記録媒体の容量を必要最小限にすることで容量を
節約し、簡単で低コストのぶれ画像復元装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】銀塩フィルムの上部に印刷された磁気テープに
ぶれ軌跡データを記録するぶれ画像復元装置の記録系を
示す概略的なブロック構成図である。
【図2】ぶれ画像復元装置の再生系のブロック構成図で
ある。
【図3】ぶれ位置(△x,△y)の度数を表す図であ
る。
【図4】カメラへのぶれ検出手段の装着状態を示す斜視
図である。
【図5】カメラ本体11が回転角θxだけぶれた場合の
像のX−Z平面上での移動状態を示す図である。
【図6】フィルム面のぶれ情報が記録される位置を示し
た図である。
【図7】この発明の他の実施例を示すもので、ぶれデー
タを模式的に表した図である。
【図8】この発明の他の実施例を示すもので、センサの
画素出力を表した図である。
【図9】多元連立一次方程式によりぶれ画像の復元を行
うぶれ画像復元装置の再生系のブロック構成図である。
【符号の説明】
1…角速度センサ、2…積分回路、3…A/Dコンバー
タ、4…記憶回路、5…ぶれ量検出回路、6…ぶれ量記
憶回路、7…磁気記録回路、8…露出時間検出回路、9
…露出制御回路、11…カメラ本体、12…撮影レン
ズ、13…ぶれ検出手段、16…ぶれ量検出部、17…
ぶれ軌跡データ記憶部、18…磁気記録部、19a…記
録用磁気ヘッド、19b…再生用磁気ヘッド、20…フ
ィルム、21…磁気テープ、22…再生回路、23…ぶ
れ軌跡データ記憶部、24…ぶれ軌跡データ変換部、2
5、30…フーリエ変換(FFT)回路、26…ぶれ画
像、27…撮影レンズ、28…撮像素子、29…画像メ
モリ、31…除算部、32…逆フーリエ変換(逆FF
T)回路、33…画像表示部、34…行列演算部。
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】例えば、「三宅洋一著:画像処理のすす
め、写真工業、109−113、6/1987」の論文
には、等速運動により生じたぶれ画像の復元の方法が記
載されている。即ち、被写体f(x,y)がx方向にT
秒間等速度Vで運動すると仮定すると、フィルム上に記
録される画像g(x,y)は、数1の関係式で表され
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの露出時間を検出する検出手段
    と、 上記カメラの露出動作中におけるぶれ量を時系列的に演
    算する演算手段と、 上記検出手段により検出された露光時間に応じて上記演
    算手段によるぶれ量の演算周期を設定する設定手段と、 上記演算手段により演算されたぶれ量を記憶するぶれ量
    記憶手段と、 上記カメラにより撮影された被写体像を記録する画像記
    録手段と、 上記ぶれ量記憶手段により記憶されたぶれ量と、上記画
    像記憶手段により記録された被写体像とに基いて、ぶれ
    のない画像を復元する復元手段と、を具備することを特
    徴とするぶれ画像復元装置。
JP18501092A 1992-05-21 1992-07-13 撮影装置ならびにぶれ画像復元装置 Expired - Fee Related JP3152750B2 (ja)

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