JP2006229393A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006229393A JP2006229393A JP2005038659A JP2005038659A JP2006229393A JP 2006229393 A JP2006229393 A JP 2006229393A JP 2005038659 A JP2005038659 A JP 2005038659A JP 2005038659 A JP2005038659 A JP 2005038659A JP 2006229393 A JP2006229393 A JP 2006229393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera shake
- image
- shift amount
- during
- exposure period
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】撮像期間中において、たとえば、1回の撮像期間が10msであれば、0.1ms間隔でその撮像期間を100回サンプリングし、露光期間中での手ぶれ信号の最大値、最小値を求め(S301)、最大値、最小値の間をm分割し(S302)、各領域(各ゾーン)での度数分布を求める(S303)。発生頻度の最大の領域の手ぶれ信号は露光期間中での手ぶれ信号の変化に対応した代表値として十分に通用するから、発生頻度の最大の領域の手ぶれ信号を代表値とし、その代表値からフレーム間シフト量算出回路で画像シフト量を算出して手ぶれ補正する(S304)。
【選択図】図6
Description
しかし、この構成は静止画に対して有効とはいえ、動画に適用すると、フレーム間の露光間隔が相違するため、撮影された動画がギクシャクしたものとなり、違和感が避けられず、動画への応用が難しい。
この公報での手ぶれ補正について図示すると、図11に示すように、画像1、2、3に対して、露光時間の中心位置での手ぶれ信号θxcを検出し、その手ぶれ信号に応じて画像データの相対的な位置が補正される。
動画電子手ぶれ補正のイメージについて図12を参照しながら説明すると、図12(A)(B)(C)は変動する3つのフレームを示し、図12(D)(E)は3つのフレームの単純に順次表示した画像と、補正された画像を順次表示した画像とを示す。図12(D)の画像は手ぶれ補正されない画像に、図12(E)の画像は手ぶれ補正された画像にそれぞれ相当する。
このように、相対的手ぶれ量Δθxの平均値がマイナス値やプラス値として残る画像2、3では、露光時間の中心位置での手ぶれ信号θxcは代表値とならない。そのため、中心位置での手ぶれ信号θxcに応じて画像データの相対的な位置を補正しても、相対的手ぶれ量Δθxの平均値のマイナス値やプラス値に対応した手ぶれが残り、補正が正確に行えない。従って、像揺れのある動画となる。
手ぶれの検出は角速度センサ108、109に限定されず、角速度センサ108、109の代わりに、その演算処理を変更すれば、角加速度センサや2個ワンペアの加速度センサで手ぶれを検出して、同様の時系列の手ぶれ信号を算出してもよい。
S115でフラグが0であれば、手ぶれ補正のなされないぶれたままの動画が表示される(S118)。LCDに表示された画像は記録回路152によって画像記録媒体153上に書込まれる(119)。
まず、露光期間中での手ぶれ信号の最大値、最小値を求め(S301)、最大値、最小値の間をm分割し(S302)、各領域(各ゾーン)での度数分布を求め(S303)、発生頻度の最大の領域(ゾーン)の手ぶれ信号を代表値とし、その代表値からフレーム間シフト量算出回路131で画像シフト量を算出する(S304)。
図7は、前回の露光期間の手ぶれ信号の代表値を0基準とし、最大値、最小値の間を20分割(m=20)した場合での手ぶれ信号の度数分布の1例であり、度数分布のピークとなる発生頻度最大の領域である左から15番目の領域の手ぶれ信号θ15を代表値とし、この代表値の手ぶれ信号θ15から画像シフト量が算出される。なお、今回の露光期間での代表値となった手ぶれ信号θ15が次回の露光期間の0基準とされる。
すなわち、実施例2における図4のS115のサブルーチンの画像シフト量演算のフローチャートを図8に示す。図8の画像シフト量演算を説明する前に、その手法を図9に即して説明すると、1回の撮像期間が20msecである場合、撮像期間中に1msec間隔で手ぶれ信号を20回サンプリングし、それぞれの手ぶれ信号Burei(i=1〜20)を求める。
2 レンズユニット(光学系)
5 手ぶれモードスイッチ
6 ビューファインダ
7 モードキー
10 背面LCDパネル
11 パワースイッチ
15 絞り(露光制御部)
16 シャッタ(露光制御部)
108、109 X軸、Y軸の角速度センサ(手ぶれ検出部)
110 アナログ処理回路(手ぶれ検出部)
112 手ぶれ信号演算回路
113 手ぶれ信号メモリ回路
114 撮像素子(CCD;撮像部)
115 CCD出力処理回路(コントローラ)
117 画像処理回路
119 シーケンスコントローラ
130 動画手ぶれ処理回路
131 フレーム間シフト量算出回路
132 画像シフト回路(手ぶれ補正回路)
151 画像圧縮・伸長回路
152 記録回路
153 画像記録媒体
154 LCDドライバ
Claims (6)
- 被写体を撮像するための光学系と、
前記光学系により形成された被写体像より画像データを得るための撮像部と、
前記撮像部の露光を制御するための露光制御部と、
手ぶれを検出するための手ぶれ検出部と、
前記撮像部を連続的に動作させるためのコントローラと、
前記コントローラにより撮像部から順次得られた画像データの、各フレーム間で発生した画像シフト量を求めるに当り、露光時間中に前記手ぶれ検出部により求められた時系列の手ぶれ検出信号に対して統計的な処理を施すことにより露光期間中の手ぶれ量を決定し、該露光期間中の手ぶれ量より画像シフト量を求めるための画像シフト量演算回路と、
前記画像シフト量演算回路で求めた画像シフト量に応じて画像データの相対的な位置を補正することにより各フレーム間で発生した手ぶれを補正するための手ぶれ補正回路と、
前記手ぶれ補正回路により補正された画像データを適用された記録媒体に記録するための記録回路と、
を具備する撮像装置。 - 被写体像を撮像するための光学系と、
前記光学系により形成された被写体像より画像データを得るための撮像部と、
前記撮像部の露光を制御するための露光制御部と、
手ぶれを検出するための手ぶれ検出部と、
前記撮像部の露光期間中における前記手ぶれ検出部から出力される時系列の手ぶれ検出信号を記憶するためのメモリと、
前記撮像部を連続的に動作させるためのコントローラと、
前記コントローラにより撮像部から順次送得られた画像データの、各フレーム間で発生した画像シフト量を求めるに当り、前記メモリに記憶された時系列の手ぶれ検出信号に対して統計的な処理を施すことにより露光期間中の手ぶれ量を決定し、該露光期間中の手ぶれ量から画像シフト量を求めるための画像シフト量演算回路と、
前記画像シフト量演算回路で求めた画像シフト量に応じて画像データの相対的な位置を補正することにより各フレーム間で発生した手ぶれを補正するための手ぶれ補正回路と、
前記手ぶれ補正回路により補正された画像データを適用された記録媒体に記録するための記録回路と、
を具備する撮像装置。 - 被写体を撮像するための光学系と、
前記光学系により形成された被写体像より画像データを得るための撮像部と、
前記撮像部の露光を制御するための露光制御部と、
手ぶれを検出するための手ぶれ検出部と、
前記撮像部を連続的に動作させるためのコントローラと、
前記コントローラにより撮像部から順次得られた画像データの、各フレーム間で発生した画像シフト量を求めるに当り、露光時間中に前記手ぶれ検出部により求められた時系列の手ぶれ検出信号に対して統計的な処理を施すことにより露光期間中の手ぶれ量を決定し、該露光期間中の手ぶれ量より画像シフト量を求めるための画像シフト量演算回路と、
前記画像シフト量演算回路で求めた画像シフト量に応じて画像データの相対的な位置を補正することにより各フレーム間で発生した手ぶれを補正するための手ぶれ補正回路と、
前記手ぶれ補正回路により補正された画像データを表示するための表示部と、
を具備する撮像装置 - 前記統計的な処理は、露光期間中に前記手ぶれ検出部により求められた時系列の手ぶれ検出信号の大きさに応じて、複数の手ぶれ量のゾーンに分割し、これらのゾーンの中で最も発生頻度の大きいゾーンより露光期間中の手ぶれ量を決定する処理であることを特徴とする請求項1乃至3記載の撮像装置。
- 前記統計的な処理は、露光期間中に前記手ぶれ検出部により求められた時系列の手ぶれ検出信号の時間的な平均値より露光期間中の手ぶれ量を決定する処理であることを特徴とする請求項1乃至3記載の撮像装置。
- 前記統計的な処理は、露光期間中に前記手ぶれ検出部により求められた時系列の手ぶれ検出信号より、所定の順位の大きさの手ぶれ量より露光期間中の手ぶれ量を決定する処理であることを特徴とする請求項1乃至3記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005038659A JP2006229393A (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005038659A JP2006229393A (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006229393A true JP2006229393A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=36990382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005038659A Pending JP2006229393A (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006229393A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010147772A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置及びカメラ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0627512A (ja) * | 1992-07-13 | 1994-02-04 | Olympus Optical Co Ltd | ぶれ画像復元装置 |
JPH07336583A (ja) * | 1994-06-08 | 1995-12-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号処理装置 |
JPH1023322A (ja) * | 1996-07-08 | 1998-01-23 | Hitachi Ltd | カメラ揺れ補正方法および画像監視システム |
JP2003234946A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-08-22 | Sony Corp | 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
-
2005
- 2005-02-16 JP JP2005038659A patent/JP2006229393A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0627512A (ja) * | 1992-07-13 | 1994-02-04 | Olympus Optical Co Ltd | ぶれ画像復元装置 |
JPH07336583A (ja) * | 1994-06-08 | 1995-12-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号処理装置 |
JPH1023322A (ja) * | 1996-07-08 | 1998-01-23 | Hitachi Ltd | カメラ揺れ補正方法および画像監視システム |
JP2003234946A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-08-22 | Sony Corp | 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010147772A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置及びカメラ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4418317B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4717748B2 (ja) | カメラ本体及びそれを有するカメラシステム | |
JP6598549B2 (ja) | 画像処理装置およびその制御方法、撮像装置およびその制御方法 | |
US7889237B2 (en) | Digital camera | |
JP2007201534A (ja) | 撮像装置 | |
CN107920200B (zh) | 图像模糊校正装置及其控制方法和摄像装置 | |
JP2006033758A (ja) | 撮像装置および画像復元方法 | |
CN108668074B (zh) | 图像模糊校正装置及其控制方法、摄像设备和存储介质 | |
US10554891B2 (en) | Image stabilization apparatus, image stabilization method, image capturing apparatus, image capturing system and non-transitory storage medium | |
JP2013104921A (ja) | 撮像装置、撮像システム、撮像装置の制御方法 | |
JP4354359B2 (ja) | 撮像装置および画像補正方法 | |
WO2017086300A1 (ja) | 撮影装置及びその制御方法、並びに作動プログラム | |
JP2009053226A (ja) | 撮影システムおよびデジタルカメラ | |
JP2008141675A (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JPWO2011129036A1 (ja) | 撮像装置および集積回路 | |
JP2006295238A (ja) | 撮像装置 | |
JP2007189384A (ja) | 撮像装置、制御方法および制御プログラム | |
JP4876550B2 (ja) | 撮像装置、制御方法および制御プログラム | |
JP2006229393A (ja) | 撮像装置 | |
JP7214424B2 (ja) | 撮像装置およびその制御方法 | |
JP6465553B2 (ja) | 撮像装置およびその制御方法 | |
JP5482444B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP7451152B2 (ja) | 撮像装置、制御方法及びコンピュータプログラム | |
JP2007194813A (ja) | 撮像装置、制御方法および制御プログラム | |
JP2006229392A (ja) | 撮像装置および画像データ表示方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091020 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100413 |