JPH0627507Y2 - 車両走行用台車 - Google Patents

車両走行用台車

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JPH0627507Y2
JPH0627507Y2 JP18207487U JP18207487U JPH0627507Y2 JP H0627507 Y2 JPH0627507 Y2 JP H0627507Y2 JP 18207487 U JP18207487 U JP 18207487U JP 18207487 U JP18207487 U JP 18207487U JP H0627507 Y2 JPH0627507 Y2 JP H0627507Y2
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JP
Japan
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wheel
traveling
truck
vehicle
crawler
Prior art date
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JP18207487U
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English (en)
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JPH0185132U (ja
Inventor
博正 梶谷
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は軟質圃場や不整地等を、主として軽四輪トラ
ックを搭載して走行する車両用走行台車に関する。
<従来の技術> 従来上記のように軽トラックの通常の又は荷積状態での
走行が困難な地盤上で、軽トラックを搭載してトラック
自体のエンジンで走行する装置としては特開昭60-20678
9号公報に示されるものがあった。
上記台車はトラックの積載荷重で車輪タイヤを台車側の
入力軸ローラに圧接し、タイヤと入力軸ローラとの接触
摩擦でトラックの走行駆動力を台車側に伝達する構造と
なっている。
<考案が解決しようとする問題点> しかし上記従来の機構では、特にトラックへの積載荷重
が少なくあるいは空車の場合等に、凹凸地面や傾斜地あ
るいは耕土の深い圃場等で大きい走行抵抗がかかると、
タイヤと入力軸ローラとの間にスリップが生じ、若しく
は両者間に十分な摩擦力が作用しているとトラック自体
が台車上で自走するという危険があった。
またタイヤとローラのスリップ量が大きいためにタイヤ
の摩擦も大きくなる等の問題もある。
<問題点を解決するための手段> 上記のような問題点を解消するための本考案の台車は、
4輪式走行車両11を載置し、該走行車両11の駆動車輪13
から動力を得て左右一対のクローラ5を駆動せしめる走
行機構において、駆動車輪13に外嵌されるハウジング42
と、該ハウジング42の回動軸36とクローラ5の駆動輪4
との間に動力伝達手段35cを介在させて動力伝達機構A
を構成し、上記走行機構のクローラ5の駆動輪4の上方
には4輪式走行車両11の駆動車輪13の高さを昇降調節す
る車両昇降装置24を取付けたことを特徴としている。
<作用> 本考案の台車使用に際しては、台車に設けられた車両昇
降装置24に駆動車輪13側を昇降可能に支持し得るように
走行車両11を台車上に載置し、上記車両昇降装置24を作
動させて駆動車輪13の高さを調節し動力伝達機構A中の
ハウジング42に対する駆動車輪13の高さを調節して両者
を嵌合接続する。すると、動力伝達手段35cを介在させ
た動力伝達機構Aによって、走行車両11側の駆動車輪13
と台車側のクローラ駆動輪4との間の伝達系が接続され
る。
上記のように走行車両11の駆動車輪13とクローラ駆動輪
4の伝達系が接続され、走行車両11によってクローラ5
を作動させ、台車の走行が行われる。走行車両11を降す
際は上記諸操作の逆操作を行う。
<実施例> 以下図示する本考案の実施例につき詳述すると、台車フ
レーム1には一体固定した左右のサイドフレーム1aの
後端に駆動輪4を、フロントフレーム1bの両端に遊動
輪3を各軸支してクローラ5を巻掛け、多数の転輪6で
クローラ5を案内している。センターフレーム1b上の
後部にはトランスミッション8が取付けられ、駆動輪4
はトランスミッション8の後方から左右に突出した走行
軸ケース9の先端に軸支されている。
フレーム1上のクローラ5の内側には前後方向にトラッ
ク11の前輪12及び後輪13の幅に対応した車輪ガイド14が
敷設されている。
上記車輪ガイド14の先端前方には回動自在な支柱15に支
持された車輪受け16が設置されている。車輪受け16は前
輪12のタイヤ径と断面外径に対応して内周面が湾曲して
おり、その外側には起立時に前輪12の前後、上部及び側
面を囲むように覆う車輪カバー18が起伏回動自在にヒン
ジ19により取付けられている。該車輪カバー18の内周は
できるだけ前輪12に近接して前輪12の前後動及び左右動
を規制し、且つ前輪12の操向作動により車輪受け16とと
もに支柱15を忠実に回動させるべく機能する。21は車輪
カバー18の把手である。
上記車輪カバー18と車輪受け16の間にはドッグスプリン
グ20が張設され、車輪カバー18を起伏回動させる際に上
記ドッグスプリング20が車輪カバー18の回動支点である
ヒンジ19の軸芯上を上方又は下方に越えると、支点越え
をした側(起立又は起伏側)に車輪カバー18が択一的に
付勢される機構となっている。
車輪ガイド14の後端にはヒンジ25により歩み板20が起伏
回動自在に接続され、該歩み板26の背面には歩み板起伏
時に歩み板26を適度な傾斜で保持するための接地スタン
ドを兼ねた順次高さの異なるコ字形のステー27が複数本
突設されている。このステー21は起立状態でトラック11
の荷台背面に歩み板26を固定した時には、階段状のはし
ごとしても利用できる。
トランスミッション8上の台車中央位置で、搭載された
トラック11のデフ機(差動機)22の下方には後方よりハ
ンドル23で昇降操作されるジャッキ24が取付けられてい
る。該ジャッキ24はデフ機22の下部に接当してトラック
11の後方を昇降させるものである。
前記デフ機22より突出したトラック11の後輪軸31の略直
下には、トランスミッション8より入力軸32が軸ケース
33とともに側方に突出しており、軸ケース33は開口端と
なっている。
第3図はトラック11の後輪13から取り出された動力をト
ランスミッション8の入力軸32に伝える動力伝達機構A
を示し、フレームを兼ねた伝動ケース34内には、チエン
35cを巻掛けスプロケット35a、35bと一体回転する上下2
本の伝動軸36、37が回転自在に軸支されている。各伝動
軸36、37は伝動ケース34の片側に突設された軸ケース38、
39内に挿通され、上方の軸ケース38の先端には端面が開
放された筒状のハウジングケース41が設けられている。
上記ハウジングケース41内に突出した伝動軸36の端部に
は後輪13に挿脱自在に嵌合して後輪13と一体回転するハ
ウジング42が固設されている。また下方の軸ケース39内
の伝動軸37の先端と前記トランスミッション8側の入力
軸32の先端には互いに係脱自在に噛み合うクラッチ43が
設けられている。上記クラッチ43は軸ケース39をトラン
スミッション側軸ケース33に嵌合して押脱することによ
って係脱され、この部分はクラッチに代えてスプライン
機構とすることもできる。
上記伝達機構Aの取付けは、台車上に整置されたトラッ
ク11をジャッキ24で後輪軸高さを調整し、後輪13に対し
てハウジング42を嵌合せしめ、且つ同時に軸ケース33と
同39とを嵌合させることによってクラッチ43が噛み合う
ように、台車及びトラック11の側方から行なわれ、取外
しはその逆順に行なわれる。この動力伝達機構の取付に
より、駆動輪であるトラック11の後輪13を駆動させてク
ローラ5を駆動させる。
クローラ5による走行時の操作はトラック11のハンドル
操作によって行なわれる。即ち前輪12と一体回動する支
柱15の内側面にはアーム45が突設され、一方トランスミ
ッション8上には上記アーム45と先端同士をロッド46に
よって連結されたリンク47が回動自在に軸支されてい
る。そしてトラック11のハンドル操作によって前輪12の
操向作動がリンク47を介してトランスミッション8内の
サイドクラッチ(図示しない)を作動させ、走行台のク
ローラ5の操向を行わしめる機構となっている。なお走
行台のサイドクラッチの作動により、トラック11のデフ
機22内の差動機構がこれに応動し、左右の駆動輪(後輪
13)の回転差を生ぜしめる。
<考案の効果> 以上の如く構成される本考案の台車は、搭載した走行車
両の駆動車輪を昇降装置で昇降して高さ調節して、4輪
式走行車両の駆動車輪にハウジングを嵌合し、該ハウジ
ングが駆動車輪と一体的に回動するので、雨や泥水等に
よって車輪とハウジングの間に滑りが生じない。この為
動力伝達効率がよくなるので走行性や制動力が向上し、
駆動車輪のタイヤの摩耗も防ぐことができる。
さらに台車側の走行部側に負荷がかかった場合にも、従
来の走行装置のように、載置されている走行車両が走行
台車上から飛び出すといった問題も解消される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示し、第1図は走行台車の使
用状態側面図、第2図は走行台車平面図、第3図は動力
伝達機構の接続状態を示す断面図、第4図は前輪受け部
分の断面図である。 1:走行車両(トラック)、5:クローラ 13:駆動輪(後輪) 24:車両昇降装置(ジャッキ) 35c:動力伝達手段(チエン) 36:回動軸(伝動軸)、42:ハウジング A:動力伝達機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】4輪式走行車両(11)を載置し、該走行車両
    (11)の駆動車輪(13)から動力を得て左右一対のクローラ
    (5)を駆動せしめる走行機構において、駆動車輪(13)に
    外嵌されるハウジング(42)と、該ハウジング(42)の回動
    軸(36)とクローラ(5)の駆動輪(4)との間に動力伝達手段
    (35c)を介在させて動力伝達機構(A)を構成し、上記走行
    機構のクローラ(5)の駆動輪(4)の上方には4輪式走行車
    両(11)の駆動車輪(13)の高さを昇降調節する車両昇降装
    置(24)を取付けた車両走行用台車。
JP18207487U 1987-11-30 1987-11-30 車両走行用台車 Expired - Lifetime JPH0627507Y2 (ja)

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JP18207487U JPH0627507Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 車両走行用台車

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JP18207487U JPH0627507Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 車両走行用台車

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Publication Number Publication Date
JPH0185132U JPH0185132U (ja) 1989-06-06
JPH0627507Y2 true JPH0627507Y2 (ja) 1994-07-27

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JP18207487U Expired - Lifetime JPH0627507Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 車両走行用台車

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JPH0185132U (ja) 1989-06-06

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