JPH1059186A - 運搬車 - Google Patents

運搬車

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JPH1059186A
JPH1059186A JP8212688A JP21268896A JPH1059186A JP H1059186 A JPH1059186 A JP H1059186A JP 8212688 A JP8212688 A JP 8212688A JP 21268896 A JP21268896 A JP 21268896A JP H1059186 A JPH1059186 A JP H1059186A
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carrier
drive shaft
motor
crawler
vehicle according
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JP8212688A
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Inventor
Takashi Ozeki
孝 大関
Masahiro Kuroki
正宏 黒木
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平地から階段等の不整地を円滑に走行できる
少ないモータの簡単な構造の運搬車を供する。 【解決手段】 荷台2を有する運搬車において、荷台2
の下方に前後幅の略中央で左右幅方向に指向して駆動軸
16が軸支され、荷台2の下方に設けられたモータ18によ
り前記駆動軸16が回動され、荷台2を移動させる車輪
3,4とクローラ30,50が駆動軸16の回動により駆動さ
れる運搬車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータを備えた手
押し台車等の運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】モータを備えた手押し台車としては、特
開平7−33026号公報記載の例があり、図10に示す
ように同例の台車01は、荷台02の下面に前後車輪03,04
がそれぞれ左右に対をなして設けられ、左右の前車輪03
はそれぞれモータ05,05によって駆動可能であり、荷台
02の下面中央に吊設された電源06によりモータ05,05が
駆動される。また後車輪04には速度検出器07が備えつけ
られている。
【0003】一方荷台02の後端に門型形状のハンドルバ
ー08が立設され、同ハンドルバー08の基端部の前後に圧
力検出部09,010 が設けられている。台車01の速度が歩
行速度より若干低い設定速度以下で押す力が設定値を越
えている場合にモータ05,05を駆動して作業者を補助す
るようになっている。同例の台車01は、モータ05,05の
補助を受けながら平地を移動させるものである。
【0004】また台車ではないが、無限軌道(クロー
ラ,キャタピラ)により階段など不整地をモータにより
走行させる走行車の例が実開昭61−186689号公
報に、または車椅子の例が特開平1−171549号公
報等に記載がある。いずれもモータの駆動が人力を補助
するのではなく、モータの駆動力により走行させるもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記台車01の例では、
車輪03,04により走行するもので、階段等の不整地を走
行することは困難である。また作業者の押す力が設定値
を越えるとモータの補助駆動があるので、設定値の前後
で急激に速度が変化し作業者は極めて扱いが難しく、常
時適当な人力で操作することができない。さらにモータ
05,05を左右2個使い構造が複雑である。
【0006】また無限軌道の走行車および車椅子の例で
は、無限軌道が人力ではなくモータの駆動力のみにより
駆動され、駆動の制御を逐次作業者が行わなければなら
ず作業が面倒である。特に車椅子の場合は車輪がモータ
によって駆動されないので、平地走行から階段に移る際
に、無限軌道へのセッティングが必要で時間がかかり円
滑にはいかない。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、平地から階段等の不整地を円
滑に走行できる少ないモータの簡単な構造の運搬車を供
する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明は、荷台を有する運搬車にお
いて、前記荷台の下方に前後幅の略中央で左右幅方向に
指向して駆動軸が軸支され、前記荷台の下方に設けられ
たモータにより前記駆動軸が回動され、前記荷台を移動
させる車輪とクローラが前記駆動軸の回動により駆動さ
れる運搬車とした。
【0009】モータにより回動される駆動軸は車輪とク
ローラとを回動するので、平地から階段等の不整地への
移動が円滑に行える。左右幅方向に指向した駆動軸をモ
ータが回動するので、少ないモータにより駆動可能で構
造を簡素化することができる。
【0010】前記運搬車において、前記車輪とクローラ
は、左右に一対配設され、前記左右の車輪とクローラ
は、左右一対の前記駆動軸により左右それぞれ駆動さ
れ、前記モータの動力が差動機構を介して前記左右の駆
動軸に振り分け伝達されるものとする。
【0011】差動機構の作用により左右への方向転換が
円滑に行われるとともに、1個のモータにより差動機構
を介して左右の車輪とクローラを駆動することができ、
構造の簡素化を図ることができる。
【0012】前記駆動軸から一方向クラッチを介して前
記車輪に動力が伝達される請求項1記載の運搬車とする
ことで、駆動軸の回転に先行する車輪の回転は自由に回
転してモータが走行の抵抗となることを防止し、扱い易
くかつ円滑な走行を実現できる。
【0013】前記運搬車において、前記駆動軸から前方
と後方にそれぞれ別々に延設されたベルトユニットによ
り前記クローラが駆動されるものとすることで、不整地
走行を容易にすることができる。
【0014】前記前後のベルトユニットは、前記駆動軸
を中心に揺動可能とすることで、階段の昇降を円滑に行
うことができる。
【0015】前記前後のベルトユニットは、クローラの
下縁が前記荷台と平行となる状態をその揺動の上限とす
ることで、荷台を水平に維持して平地走行することがで
きるとともに階段の昇降も容易にすることができる。
【0016】前記運搬車において、前記駆動軸からトル
クリミッタを介して前記前後のベルトユニットに動力が
伝達されることで、ベルトユニットに過大の負荷が加わ
った場合にはトルクリミッタが働きモータに過大な負担
が掛からないようにしてモータを保護することができ
る。
【0017】前記運搬車において、作業者による入力に
応じて前記モータの駆動力を制御する制御手段を備える
ことで、モータが人力を適切に補助し運搬車を円滑に走
行させることができる。
【0018】前記作業者による入力は、前記運搬車を前
後方向に操作するハンドルに設けた入力検知手段により
検知し、該検知信号は前記制御手段に出力されること
で、運搬車を操作するハンドルに設けられた入力検知装
置は操作がし易い。
【0019】前記入力検知手段は、前記ハンドルに加え
られた操作入力によりスプリングに抗して変動するハン
ドルの変位を検知することで、作業者はハンドル操作と
は別に特別入力検知手段の操作を行う必要がなく、作業
操作を簡素化することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図9に図示し説明する。図1は、本実
施の形態の台車1の斜視図である。矩形の偏平箱状の荷
台2は、下面に左右対をなす2対のタンデムキャスター
3,4がそれぞれ前後に配設されるとともに、やはり左
右対をなす2対のクローラ5,6が前後に配設され、走
行自在に支持されている。
【0021】かかる荷台2の後端縁には、ハンドルバー
7の下端近傍が枢支されて上方に立設されており、ハン
ドルバー7はパイプ状の2本のバーを左右対称にコ字状
に屈曲して垂直部で互いに接着したもので、上部で左右
に展開した両端部がグリップ7aとなっている。したが
って作業者は、該左右のグリップ7aを握って台車1を
押して前進させたり、引いて後退させたり、あるいは走
行方向を変えたりする。
【0022】ハンドルバー7の下部も左右に展開して左
右端と中央の3か所に突設された軸受7bが、荷台2の
後端面に対応して突設された軸受2aと支軸10で軸支さ
れて前後に揺動自在に支持されており、左右中央部で軸
受7bより下方にブラケット7cが延出している。
【0023】一方荷台2の後部下面の中央には、ピスト
ン11aの前後にスプリング11cを介装したシリンダ11が
吊設されており、ピストン11aから前後に延出するロッ
ド11bの後側ロッド11bが前記ハンドルバー7と一体の
ブラケット7cの下端に枢着されている。シリンダ11に
はロッド11bのストロークを検出するストロークセンサ
ー12が装着されている。
【0024】したがって支軸10により軸支されたハンド
ルバー7は、その下端が前後のスプリング11cにより常
に中央位置に付勢されるピストン11aより延びたロッド
11bに枢着されることで、略鉛直方向に立った姿勢に維
持される。
【0025】そしてハンドルバー7が上部のグリップ7
aを持たれて前方に押されたり、後方に引かれたりする
と、その操作力はスプリング11cに抗してハンドルバー
7を揺動させ、その際のロッド11bの変位はストローク
センサー12により検出することができ、検出値は操作力
に対応するものである。
【0026】荷台2の前後方向中央にコ字状に屈曲され
側面視で三角形状をなす軸受板15,15が左右に一対吊設
され、各軸受板15,15にそれぞれ左右方向に指向し同軸
の駆動軸16,16が外端において回動自在に軸支され、各
駆動軸16,16の内端は中央に吊設された差動装置17に嵌
装されている。
【0027】差動装置17の後方若干高い位置にモータ18
が荷台2の略中央から垂設されたブラケット19により吊
設されており、モータ18の前方へ突出した回転駆動軸18
aの端部に嵌着されたウオームギア20が図5に示すよう
に前記差動装置17の差動ケース17aの外周に周設された
リングギア17bに噛み合っており、モータ18の駆動でウ
オームギア20,リングギヤ17bを介して差動ケース17a
が回転する。
【0028】差動ケース17a内には、差動ケース17aと
一体に回転するピニオンシャフト17cにピニオンギア17
d,17dが軸支され、前記左右から嵌装された駆動軸1
6,16の端部に嵌着されたサイドギア17e,17eが前記
ピニオンギア17d,17dに噛合して差動機構を構成して
いる(図5参照)。したがってモータ18の駆動力は、差
動装置17を介して左右均等に、かつ負荷に応じた回転差
で左右の駆動軸16,16に伝達される。
【0029】駆動軸16の端部は、支持ケース21を介して
軸受板15に回転自在に支持され、支持ケース21には、前
方に延びた前側揺動フレーム25がその後端を枢支される
とともに、後方に延びた後側揺動フレーム45がその前端
を枢支されている(図3参照)。
【0030】前側揺動フレーム25より後側揺動フレーム
45の方が、若干内側にオフセットして、共に上下に揺動
可能である。図4に図示するように支持ケース21内で駆
動軸16に一体に延設された円筒スリーブ16aにトルクリ
ミッター22を介してドライブプーリ23が設けられてい
る。
【0031】前側揺動フレーム25は、さらに揺動端部か
ら補助フレーム26が基端を枢着されて延びており、同補
助フレーム26と揺動フレーム25間に伸長方向に付勢され
るロッド27が架設され、揺動フレーム25,補助フレーム
26,ロッド27が側面視で三角形を維持して駆動軸16を中
心に上下に揺動できるようになっている。
【0032】前側揺動フレーム25には、4個のアイドル
プーリ28が配列され、補助フレーム26の先端に1個のア
イドルプーリ29が設けられており、これらアイドルプー
リ28,29と前記ドライブプーリ23にクローラ30が架渡さ
れてベルトユニット31を構成している。
【0033】前側揺動フレーム25の中央に立設されたブ
ラケット32に左右水平方向に指向して支軸33が架設さ
れ、同支軸33から下方へ延出した延出片34と荷台2の下
面との間にダンパー35が介装されている。
【0034】また荷台2の下面からはストッパー部材36
が垂設されており、その下端に固着されたラバー37が前
記支軸32に当接して上下に揺動するベルトユニット31の
上限を設定している。ストッパー部材36によりベルトユ
ニット31が揺動上限位置に規制されている場合は、前記
クローラ30の下縁は荷台2と平行な姿勢にある。
【0035】一方後側のベルトユニット51も上記前側ベ
ルトユニット31と前後対称ではあるが、同様の構造をし
ており、補助フレーム46とロッド47により三角形状を維
持し、アイドルプーリ48,49とドライブプーリ23(ベル
トユニット31と共用)とにクローラ50が架渡されてい
る。
【0036】また後側揺動フレーム45に立設されたブラ
ケット52に支軸53が架設され、同支軸53から延出した延
出片54と荷台2との間にダンパー55が介装され、荷台2
より垂設されたストッパー部材56の下端のラバー57が支
軸53に当接してベルトユニット51の揺動上限を規定して
おり、揺動上限でクローラ50の下縁は荷台2に平行とな
る。
【0037】前側揺動フレーム25にブラケット32を介し
て架設された支軸33は、内側に延びて、前記ダンデムキ
ャスター3を保持する支持フレーム60を支持している。
ダンデムキャスター3は、支持フレーム60に支持されて
前後にキャスター61,62が配列されたものである。キャ
スター61,62の車輪は、クローラ30の下縁よりも下方へ
若干突出している。
【0038】前側のベルトユニット31およびタンデムキ
ャスター3は、対称な構造で左右一対設けられるが、左
右独立に揺動するとともにクローラ30も左右独立に回動
する。左右のベルトユニット31,31間の荷台2の下面に
は前後長尺のバッテリ63が固着されている。
【0039】他方後側揺動フレーム45にブラケット52を
介して架設された支軸53は、外側に延びて、前記タンデ
ムキャスター4を保持する支持フレーム70を支持してい
る。支持フレーム70は正面視コ字状に折曲された板部材
であり、左右側壁間に回転自在に架設された回転軸71に
駆動輪72が嵌着され、その後方にキャスター73が支持さ
れて、タンデムキャスター4を構成している。
【0040】前記差動装置17から左右に延びた駆動軸16
は円筒スリーブ16aに延設しているが、図4に示すよう
にこの円筒スリーブ16aに一方向クラッチ75を介して回
転円筒軸76が回転自在に支持ケース21に支持されてい
る。この回転円筒軸76は、端部が支持ケース21から外方
へ突出しており、同突出部にドライブプーリ77が嵌着さ
れている。
【0041】後側揺動フレーム45にブラケット52を介し
て支持された支軸33にはアイドルプーリ78が回転自在に
支持され、前記駆動輪72が嵌着された回転軸71にドリブ
ンプーリ79が嵌着されており、前記ドライブプーリ77と
アイドルプーリ78との間にベルト80が架渡され、アイド
ルプーリ78とドリブンプーリ79との間にベルト81が架渡
されている。
【0042】したがって駆動軸16の駆動は、一方向クラ
ッチ75を介してドライブプーリ77を駆動し、ベルト80,
アイドルプーリ78,ベルト81を順次介してドリブンプー
リ79とともに駆動輪72を回転させる。駆動輪72の回転が
駆動軸16の回転に先行する場合は、一方向クラッチ75に
より駆動輪72の回転を自由としモータが走行の抵抗とな
ることを防止できる。
【0043】後側のベルトユニット51およびタンデムキ
ャスター4は、対称な構造で左右一対設けられるが、左
右独立に揺動するとともにクローラ50および駆動輪72も
左右独立に回動する。その他荷台2のには制御装置が搭
載されている。
【0044】本台車1は、以上のような構造をしてお
り、作業者は荷台2に荷物を載せハンドルバー7のグリ
ップ7aを握って台車1を押し走行させる。図2に示す
ように平地を走行する場合は、タンデムキャスター3,
4が台車1を支えて走行させる。
【0045】作業者が台車1を押す操作力は、前記した
ようにストロークセンサー12により検出され、検出され
た操作力に対応して制御装置がバッテリ63からモータ18
への出力を制御して駆動し、補助動力を得るようにして
いる。すなわち操作力が大きい程モータ18の駆動力を大
きく制御する。
【0046】モータ18の駆動は一方向クラッチ75を介し
て駆動輪72を回転させるので、操作力が大きい程大きな
補助動力を得て楽に台車1を走行させることができる。
またモータ18の駆動は差動装置17を介して左右の駆動輪
72を回転させるので、左右への方向転換も円滑かつ容易
に行うことができる。
【0047】なおモータ18の駆動はトルクリミッタ22を
介してドライブプーリ23に伝達され、ドライブプーリ23
から前後のベルトユニット31,51に伝えられ前後のクロ
ーラ30,50が回動するので、階段等に差しかかると、図
6に示すように前側のクローラ30が階段の角を捉え昇り
始める。
【0048】階段の形状により適当に前後のベルトユニ
ット31,51を揺動させながら図7および図8に示すよう
にクローラ30,50の回動で階段を昇っていき、操作力が
大きくなれば補助動力も大きくなり略一定の小さな力で
楽に階段を昇らせることができる。図8および図9に示
すように階段の最上段の平坦面に移るときも前後のベル
トユニット31,51が階段形状に合わせて適宜揺動し円滑
に走行させることができ、扱い易い。
【0049】なおベルトユニット31,51のクローラ30,
50に過大な負荷が掛かるような場合は、トルクリミッタ
22が働いてモータ18が空回りするようにしてモータ18に
過大な負荷が加わらないようにしてモータ18を保護する
ようになっている。
【0050】以上のように本台車1は、平坦面から階段
および階段から平坦面への移行が円滑に行われ、モータ
18が人力を適切に補助して作業を容易に行うことができ
る。モータ18の補助動力を得るのに特別の操作をする必
要がなくハンドルバー7を押したり引いたりする基本作
業がそのまま補助動力を得る操作となっているので、作
業者の負担が小さく使用し易い。
【0051】前後のベルトユニット31,51が互いに独立
に揺動するとともに各ベルトユニット31,51の左右対を
なすベルトユニットも互いに独立に揺動する。すなわち
前後左右の4つのベルトユニットは互いに独立に揺動
し、かつ左右のクローラの駆動力は均等に維持され負荷
に応じた回転差で回転するので、階段ばかりでなく種々
の不整地も滑らかに走行可能である。
【0052】駆動源となるモータ18は1個であり、駆動
機構も簡単であり、低コストの補助動力付き台車を供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る台車の全体斜視図
である。
【図2】同台車の側面図である。
【図3】一部省略一部断面とした同平面図である。
【図4】要部拡大断面図である。
【図5】図3におけるV−V線に沿って截断した断面図
である。
【図6】同台車が階段を昇り始めた状態を示す側面図で
ある。
【図7】同台車が階段を昇っている状態を示す側面図で
ある。
【図8】同台車が階段の最上段に達した状態を示す側面
図である。
【図9】同台車が階段の最上段を昇り終わる前の状態を
示す側面図である。
【図10】従来の台車の側面図である。
【符号の説明】
1…台車、2…荷台、3,4…タンデムキャスター、
5,6…クローラ、7…ハンドルバー、10…支軸、11…
シリンダ、12…ストロークセンサー、15…軸受板、16…
駆動軸、17…差動装置、18…モータ、19…ブラケット、
20…ウォームギア、21…支持ケース、22…トルクリミッ
タ、23…ドライブプーリ、25…前側揺動フレーム、26…
補助フレーム、27…ロッド、28,29…アイドルプーリ、
30…クローラ、31…ベルトユニット、32…ブラケット、
33…支軸、34…延出片、35…ダンパー、36…ストッパー
部材、37…ラバー、45…後側揺動フレーム、46…補助フ
レーム、47…ロッド、48,49…アイドルプーリ、50…ク
ローラ、51…ベルトユニット、52…ブラケット、53…支
軸、54…延出片、55…ダンパー、56…ストッパー部材、
57…ラバー、60…支持フレーム、61, 62…キャスター、
63…バッテリ、70…支持フレーム、71…回転軸、72…駆
動輪、73…キャスター、75…一方向クラッチ、76…回転
円筒軸、77…ドライブプーリ、78…アイドルプーリ、79
…ドリブンプーリ、80,81…ベルト。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台を有する運搬車において、 前記荷台の下方に前後幅の略中央で左右幅方向に指向し
    て駆動軸が軸支され、 前記荷台の下方に設けられたモータにより前記駆動軸が
    回動され、 前記荷台を移動させる車輪とクローラが前記駆動軸の回
    動により駆動されることを特徴とする運搬車。
  2. 【請求項2】 前記車輪とクローラは、左右に一対配設
    され、 前記左右の車輪とクローラは、左右一対の前記駆動軸に
    より左右それぞれ駆動され、 前記モータの動力が差動機構を介して前記左右の駆動軸
    に振り分け伝達されることを特徴とする請求項1記載の
    運搬車。
  3. 【請求項3】 前記駆動軸から一方向クラッチを介して
    前記車輪に動力が伝達されることを特徴とする請求項1
    記載の運搬車。
  4. 【請求項4】 前記駆動軸から前方と後方にそれぞれ別
    々に延設されたベルトユニットにより前記クローラが駆
    動されることを特徴とする請求項1記載の運搬車。
  5. 【請求項5】 前記前後のベルトユニットは、前記駆動
    軸を中心に揺動可能であることを特徴とする請求項4記
    載の運搬車。
  6. 【請求項6】 前記前後のベルトユニットは、クローラ
    の下縁が前記荷台と平行となる状態をその揺動の上限と
    したことを特徴とする請求項4記載の運搬車。
  7. 【請求項7】 前記前後のベルトユニットの揺動をそれ
    ぞれ規制する緩衝器を備えたことを特徴とする請求項5
    記載の運搬車。
  8. 【請求項8】 前記駆動軸からトルクリミッタを介して
    前記前後のベルトユニットに動力が伝達されることを特
    徴とする請求項1記載の運搬車。
  9. 【請求項9】 作業者による入力に応じて前記モータの
    駆動力を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の運搬車。
  10. 【請求項10】 前記作業者による入力は、前記運搬車
    を前後方向に操作するハンドルに設けた入力検知手段に
    より検知し、該検知信号は前記制御手段に出力されるこ
    とを特徴とする請求項9記載の運搬車。
  11. 【請求項11】 前記入力検知手段は、前記ハンドルに
    加えられた操作入力によりスプリングに抗して変動する
    ハンドルの変位を検知することを特徴とする請求項10
    記載の運搬車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095143A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Tomakku Kk 台車
CN105555470A (zh) * 2013-06-19 2016-05-04 通快激光与系统工程有限公司 具有柔性供应线路的用于工件加工的加工机
JP2018020758A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 必飛有限公司B−Free Limited キャタピラー式移動装置

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