JPH06275002A - ハ−ドディスク記録再生機の保護装置 - Google Patents
ハ−ドディスク記録再生機の保護装置Info
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- JPH06275002A JPH06275002A JP8242593A JP8242593A JPH06275002A JP H06275002 A JPH06275002 A JP H06275002A JP 8242593 A JP8242593 A JP 8242593A JP 8242593 A JP8242593 A JP 8242593A JP H06275002 A JPH06275002 A JP H06275002A
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Abstract
ュを確実に防止するようにした電子スチルカメラなどの
小形機器用ハ−ドディスク記録再生機の保護装置を提案
すること。 【構成】 ハ−ドディスク19の回転軸方向の外力(振
動、衝撃など)を検出する第1の加速度センサ23と、
磁気ヘッドの移動方向の外力を検出する第2の加速度セ
ンサ24とを備える。そして、外力を受けたときこれら
加速度センサ23、24の検出信号に応動する制御回路
27が磁気ヘッド18の入出力信号を停止させると共
に、磁気ヘッド18をハ−ドディスク19の記録・再生
領域から退避する構成としてある。
Description
ュ−タ、パ−ムトップコンピュ−タ、電子スチルカメラ
などの小形機器に備えるハ−ドディスク記録再生機の保
護装置に関する。
る。電子スチルカメラには、フロッピ−ディスクを記録
媒体としたアナログタイプのものが広く知られている。
このカメラは、固体撮像素子であるCCDより出力され
た画像信号をFM変調して2インチのフロッピ−ディス
クに静止画像として磁気記録する構成となっている。
の静止画像を記録できるが、撮影した画像の応用が簡単
でなく、また、コンピュ−タ等に取り込む場合にインタ
−フェ−ス回路が必要となり、さらには、再生やダビン
グするための装置構成が複雑となり、画質についても劣
化し易いと言う問題がある。そこで、最近では記録媒体
としてICメモリカ−ドを使用したデジタルタイプの電
子スチルカメラが開発されている。
用されるICメモリカ−ドは、その容量が2Mバイト程
度のものであり、1枚の画像が約0.3Mバイトである
ことから、画像圧縮しない限り6〜8枚程度の静止画像
を記録できるに止まる。
クを記録媒体としてカメラに搭載させることが考えられ
ている。なお、この種のカメラに搭載できるハ−ドディ
スクとしては20〜40Mバイト程度のものとなる。
再生機は、振動や衝撃などの外力によってヘッドクラッ
シュを起こすために、電子スチルカメラのような携帯自
在な小形機器に使用することができなかった。つまり、
ヘッドクラッシュが起こると、隣接のトラックに書き込
んだり、また、隣接のトラックに画像記録されていると
きには、その画像記録を消してしまうことになる。
チルカメラなどの小形機器にハ−ドディスク記録再生装
置を装備させることができるようにするため、振動や衝
撃などの外力によるヘッドクラッシュを確実に防止する
ことができる保護装置を開発することを目的とする。
ため、本発明では、第1の発明として、磁気記録媒体で
あるハ−ドディスクを回転させ、その半径方向に磁気ヘ
ッドを移動させて記録・再生するハ−ドディスク記録再
生機において、少なくともハ−ドディスクの回転軸方向
に加わる振動や衝撃などの外力を検出する検出器を含
み、この検出器の検出信号に応動して磁気ヘッドの入出
力信号を停止させると共に、磁気ヘッドをハ−ドディス
クの記録・再生領域から退避させる保護制御手段を備え
て構成したことを特徴とするハ−ドディスク記録再生機
の保護装置を提案する。
であるハ−ドディスクを回転させ、その半径方向に磁気
ヘッドを移動させて記録・再生する記録再生ユニットを
備えたハ−ドディスク記録再生機において、記録再生ユ
ニットを弾性材を介在させて機体ケ−スに取付けると共
に、振動や衝撃などの外力を検出する検出器を機体ケ−
スまたはケ−ス内固定部に設け、上記外力が上記弾性材
で遅延し緩和される間に、検出器の検出信号に応動して
磁気ヘッドをハ−ドディスクの記録・再生領域から退避
させるヘッド退避手段を備えて構成したことを特徴とす
るハ−ドディスク記録再生機の保護装置を提案する。
生機がハ−ドディスク回転軸方向の外力を受けたとき、
その外力が検出器によって検出される。そして、検出器
の検出信号に応動する保護制御手段が、磁気ヘッドの入
出力信号を停止させ、また、ハ−ドディスクの記録・再
生領域から磁気ヘッドを退避させ、外力によるヘッドク
ラッシュを防止する。
ィスク記録再生機が磁気ヘッドの移動方向の外力を受け
たとき、その外力を検出する今一つの検出器を設け、保
護制御手段が2つの検出器のいずれか一方の検出器の検
出信号に応動して動作するように構成することができ
る。
記録再生機が外力を受けると、この外力が装置ケ−スを
介して弾性材に伝わる。したがって、外力が遅延され緩
和されて記録再生ユニットに伝わるが、外力を受けた
時、検出器がその外力を検出してヘッド退避手段を動作
させるため、外力が記録再生ユニットに伝わる間にハ−
ドディスクの記録・再生領域から磁気ヘッドが退避し、
ヘッドクラツシュが防止される。
第1の実施例について図面に沿って説明する。図1は電
子スチルカメラの電気回路構成を示すブロック図であ
り、被写体の映像光Pが撮影レンズ11を通ってCCD
12の受光面に結像し、このCCD12より画像信号が
アナログ信号として出力される。
号がA/D変換器13によってデジタル変換されて信号
処理回路14に入力し、この信号処理回路14によって
メモリ記録に適するように信号処理される。
体メモリ15に一旦記憶される。つまり、半導体メモリ
15は一画面分(1フレ−ムまたは1フィ−ルド)の画
像デ−タを記憶する。
−タ記録を行なう毎に、ヘッド記録回路16によってそ
のデ−タ記録が読み出され、このデ−タ信号がハ−ドデ
ィスク記録再生機17の磁気ヘッド18に送られ、ハ−
ドディスク19に磁気記録される。ハ−ドディスク19
への転送が終了すると、半導体メモリ15の情報が消去
され次の撮影に備える。
ングや緩衝材を介在させてカメラ内に設置し、カメラに
加わる外力(振動、衝撃など)の伝達を軽減するように
してある。このハ−ドディスク記録再生機17は、公知
のように、ハ−ドディスク19を回転駆動するスピンド
ルモ−タ20、磁気ヘッド18をハ−ドディスク19の
半径方向に移動させて信号記録させるヘッド送り機構2
1などを機体ケ−ス22内に備えている。
再生機17の機体ケ−ス22に第1の加速度センサ23
と第2の加速度センサ24とを設けると共に、機体ケ−
ス22内にヘッド退避機構25が備えてある。
ク記録再生機17がハ−ドディスク19の回転軸方向の
外力を受けたとき、その外力を検出して検出信号を出力
する。第2の加速度センサ24は、磁気ヘッド18の移
動方向の外力を受けたとき、その外力を検出して検出信
号を出力する。
ンサ24のいずれか一方が外力を検出すると、その検出
信号がセンサアンプ26を介して制御回路27に送られ
る。
置)で構成してあり、検出信号を入力したとき、ヘッド
退避機構25を動作させ、また、メモリコントロ−ラ2
8を動作させてヘッド記録回路16による半導体メモリ
15からのデ−タ読出しを停止させる。
て磁気ヘッド18がハ−ドディスク19の記録・再生領
域から退避され、また、磁気ヘッド18に送られるデ−
タ信号が停止される。
撮影によって半導体メモリ15にデ−タ記録された一画
面づつのデ−タ信号が次々とハ−ドディスク記録再生機
17のハ−ドディスク19に磁気記録される。
の外力を受けたときは、ハ−ドディスク記録再生機17
が次のように保護される。つまり、加速度センサ23、
24の一方が外力を検出すると、検出信号を入力した制
御回路(CPU)27がプログラムのメ−ンル−チンに
対して図2に示したようなフロ−チャ−トのサブル−チ
ンの割込みを行なう。(図2、ST30、ST31)
移ると、メモリコントロ−ラ28を動作させてヘッド記
録回路16のデ−タ記録読出しを停止させる。この結
果、ヘッド記録回路16から磁気ヘッド18に送られる
デ−タ信号が停止される。(図2、ST32)
ヘッド退避機構25が動作し、磁気ヘッド18をハ−ド
ディスク19の記録・再生領域から所定位置に退避させ
る。これによって、磁気ヘッド18のヘッドクラッシュ
を防止する。(図2、ST33)
または24が検出信号を出力するため、制御回路27が
磁気ヘッド18の退避を維持するように退避機構25を
動作させる。(図2、ST34、ST35)
止を判断した制御回路27が一定時間の経過後にヘッド
退避機構25を動作させ、磁気ヘッド18をハ−ドディ
スク19の元の記録位置に戻す。(図2、ST36)
路27がメモリコントロ−ラ28を動作させ、ヘッド記
録回路16による半導体メモリ15からのデ−タ読出し
を開始させ、デ−タ信号を磁気ヘッド18に送るように
する。(図2、ST37)
うに制御回路27がサブル−チンのプログラムを実行
し、サブル−チンの実行の終了によってメ−ンル−チン
に移る。(図2、ST38)以後は既に述べたように、
撮影にしたがって半導体メモリ15に記録されたデ−タ
記録が次々に読出されてハ−ドディスク19に磁気記録
される。
ハ−ドディスク記録再生機の簡略斜視図であり、41は
機体ケ−ス、42は記録再生ユニットを示している。こ
の実施例では、ハ−ドディスク記録再生機40は上記第
1実施例同様に電子スチルカメラに備えてあるが、記録
再生ユニット42については弾性部材を介在させて機体
ケ−ス41内に設けてある。具体的には、記録再生ユニ
ット42の一方側と他方側に設けたスプリング43、4
4によって、この記録再生ユニット42を機体ケ−ス4
1内に中吊した構成としてある。なお、このハ−ドディ
スク記録再生機40は、第1実施例のものと同様に磁気
ヘッド18、ハ−ドディスク19、ヘッド送り機構2
1、ヘッド退避機構25を備えているが、これらについ
ては図示省略してある。
41に第1の検出器45を、記録再生ユニット42に第
2の検出器46を各々備えてある。これら第1、第2の
検出器45、46は、外力によってヘッドクラッシュが
最も起きやすい方向、つまり、ハ−ドディスク19の回
転軸方向の外力を受けたとき、この外力を検出する加速
度センサで構成することができる。
することができないから、これら検出器45、46につ
いては、図4に示したように、ハ−ドディスク19の回
転軸方向Zと、磁気ヘッド18の移動方向Xと、この移
動方向Xに直交する方向Yとの各方向からの外力を検出
するように、検出器45は加速度センサ45X、45
Y、45Zにより構成し、検出器46は加速度センサ4
6X、46Y、46Zにより構成することが好ましい。
力を受けると、この外力が機体ケ−ス41に伝わり、そ
の後、この外力がスプリング43、44によって緩和さ
れ、遅延されて記録再生ユニット42に伝わる。
力を検出して検出信号を出力するから、第1実施例同様
に制御回路27がサブル−チンのプログラム実行に移
り、磁気ヘッド18へのデ−タ信号を停止すると共に、
磁気ヘッド18を退避させる。
伝達されるまでの間に磁気ヘッド18を退避させること
ができる。つまり、磁気ヘッド18のヘッドクラッシュ
を未然に防止する。
も、記録再生ユニット42が振動している間は第2の検
出器46が出力する検出信号によって磁気ヘッド18の
退避が維持される。
検出器45、46のいずれからも検出信号を入力しない
状態となったとき、一定時間後に磁気ヘッド18を元の
記録位置に復帰させる。
ト42に検出器46を備えてヘッドクラッシュを一段と
確実に防止しているが、この検出器46を備えなくても
本発明は実施することができる。
ドディスク記録再生機に記録させる場合について説明し
たが、ハ−ドディスク19のデ−タ記録を再生する場合
も同様に保護装置が動作する。また、本発明はその他に
ノ−トタイプコンピュ−タやパ−ムトップコンピュ−タ
等に備えるハ−ドディスク記録再生機の保護装置として
同様に実施することができる。
よれば、振動や衝撃などの外力を受けたときに、磁気ヘ
ッドの入出力信号を停止させると共に、磁気ヘッドをハ
−ドディスクの記録・再生領域から退避させる。このこ
とから、ヘッドクラッシュが確実に防止でき、また、ハ
−ドディスクの隣接のトラックに記録したり、この記録
によりデ−タを消去してしまうと言うようなハ−ドディ
スク記録再生機の問題を充分に解決し得る。
ットを弾性材を介在させて機体ケ−スに取付け、外力が
弾性材で遅延され緩和されている間に磁気ヘッドを退避
させる構成としたので、外力が記録再生ユニットに伝わ
る前に磁気ヘッドを退避させることができ、記録デ−タ
の破壊やヘッドクラッシュを確実に防止することができ
る。
例を示す電気回路構成のブロック図である。
フロ−チャ−トである。
ク記録再生機の簡略斜視図である。
体的に示した簡略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気記録媒体であるハ−ドディスクを回
転させ、その半径方向に磁気ヘッドを移動させて記録・
再生するハ−ドディスク記録再生機において、少なくと
もハ−ドディスクの回転軸方向に加わる振動や衝撃など
の外力を検出する検出器を含み、この検出器の検出信号
に応動して磁気ヘッドの入出力信号を停止させると共
に、磁気ヘッドをハ−ドディスクの記録・再生領域から
退避させる保護制御手段を備えて構成したことを特徴と
するハ−ドディスク記録再生機の保護装置。 - 【請求項2】 磁気記録媒体であるハ−ドディスクを回
転させ、その半径方向に磁気ヘッドを移動させて記録・
再生する記録再生ユニットを備えたハ−ドディスク記録
再生機において、記録再生ユニットを弾性材を介在させ
て機体ケ−スに取付けると共に、振動や衝撃などの外力
を検出する検出器を機体ケ−スまたはケ−ス内固定部に
設け、上記外力が上記弾性材で遅延し緩和される間に、
検出器の検出信号に応動して磁気ヘッドをハ−ドディス
クの記録・再生領域から退避させるヘッド退避手段を備
えて構成したことを特徴とするハ−ドディスク記録再生
機の保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08242593A JP3223359B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | ハ−ドディスク記録再生機の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08242593A JP3223359B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | ハ−ドディスク記録再生機の保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06275002A true JPH06275002A (ja) | 1994-09-30 |
JP3223359B2 JP3223359B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=13774238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08242593A Expired - Lifetime JP3223359B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | ハ−ドディスク記録再生機の保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3223359B2 (ja) |
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1993
- 1993-03-18 JP JP08242593A patent/JP3223359B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3223359B2 (ja) | 2001-10-29 |
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