JPH0627471U - エンジン及びトランスミッションの車体取付装置 - Google Patents

エンジン及びトランスミッションの車体取付装置

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JPH0627471U
JPH0627471U JP6316392U JP6316392U JPH0627471U JP H0627471 U JPH0627471 U JP H0627471U JP 6316392 U JP6316392 U JP 6316392U JP 6316392 U JP6316392 U JP 6316392U JP H0627471 U JPH0627471 U JP H0627471U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン及びトランスミッションの車体取付
作業の自動化を図って生産性を高める。 【構成】 エンジンマウントブラケット3及びトランス
ミッションマウントブラケット2に上下一組で前後一対
のロケーション穴24a,24bを形成する一方、これ
らのロケーション穴24a,24bに嵌合して前記両ブ
ラケット2,3を規定位置に位置決めし得る前記ロケー
ション穴に対応する数のロケーション突起25a,25
bを備えた前後一対のアーム状のロケータ10a,10
bをロボットアームに付設して、前記両ブラケット2,
3の組付,製造誤差等による位置ずれを修正し得るよう
にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等におけるエンジン及びトランスミッションの車体取付装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジン側上部とトランスミッション側上部を支持してエンジン振動を効果的 に抑える構造の慣性主軸支持方式を採用したエンジンマウントの車体取付作業に あたって、エンジン,トランスミッション及びサスペンション等が予めパレット 上に仮組みされることは良く知られている。
【0003】 そして、車体のサイドメンバには、予めエンジンマウントブラケットやトラン スミッションマウントブラケットが組み付けられ、これら両マウントブラケット のスタッド穴へ前記仮組みされたエンジン及びトランスミッション側のスタッド ボルトを挿通し、その後ナットを締め付けることで取付作業を終了させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記両マウントブラケットにおいては、組付誤差や製造誤差等によ り、スタッド穴の位置ずれが生じる。そのため、従来では、エンジン及びトラン スミッションの車体取付作業において、ロボットによる自動化が困難であること から、作業者がリフトを操作するなどして手作業で行っていた。
【0005】 そこで、本考案の目的は、エンジン及びトランスミッションの車体取付作業の 自動化を図って生産性を高めることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための、本考案の構成は、車体パネルにエンジンマウント ブラケット及びトランスミッションマウントブラケットを介して予めパレット上 に仮組みされたエンジン及びトランスミッションを取り付ける装置であって、前 記エンジンマウントブラケット及びトランスミッションマウントブラケットに複 数のロケーション穴を形成する一方、これらのロケーション穴に嵌合して前記エ ンジンマウントブラケット及びトランスミッションマウントブラケットを規定位 置に位置決めし得る複数のロケーション突起を備えたロケータをロボットアーム に付設したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
前記構成によれば、エンジン及びトランスミッションマウントブラケットのス タッド穴が規定位置に確実に位置決めされ、エンジン及びトランスミッションの 車体取付作業の自動化が容易に図られる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1に示すように、組立ライン上の所定位置に車体パネル1が図示しないロケ ータで位置決め固定される。この車体パネル1の左,右両フロントサイドメンバ 1a,1bには、予め、トランスミッションマウントブラケット2とエンジンマ ウントブラケット3との各基端部が、それぞれピン4a,4b結合されている。
【0009】 そして、前記両マウントブラケット2,3を介して車体パネル1に取り付けら れるエンジン5及びトランスミッション6は、エンジンパレット7上に、予め、 仮組みされる。図示例では、フロントサスペンション8もサスペンションパレッ ト9上に仮組みされる。前記両パレット7,9は、相互に一体となって図示しな い自動昇降装置により組立ラインのピット上を昇降可能となっている。
【0010】 また、前記車体パネル1の上方には、前記エンジン5及びトランスミッション 6の車体取付けの際に、前述したそれぞれのマウントブラケット2,3を規定位 置に位置決めするためのアーム状のロケータ10a,10bがそれぞれ前後に対 をなして配設される。これら両ロケータ10a,10bは、図示しない直交座標 形ロボット等のアーム先端に前後方向(図示矢印参照)への開閉が自在に垂設さ れる。
【0011】 なお、図1中11aはトランスミッション6に複数本(図示例では3本)植設 された車体取付用のスタッドボルトで、11bはエンジン5に複数本(図示例で は2本)植設された車体取付用のスタッドボルトである。また、12aは前記ト ランスミッション6側のスタッドボルト11aが挿通する複数個(図示例では3 個)のスタッド穴で、12bは前記エンジン5側のスタッドボルト11bが挿通 する複数個(図示例では3個)のスタッド穴であり、13a,13bは前記両ス タッドボルト11a,11bに螺合する締付け用のナットである。
【0012】 前記エンジンマウントブラケット3は、図2及び図3に示すように、アルミダ イキャスト製のブラケット本体20bの筒状支持部にアウタレース21bを介し てゴムブッシュ22bが圧入されてなり、このゴムブッシュ22bの中心部には 、前記筒状支持部の中心から若干下方へ偏心させて、前述したピン4b(図1参 照)がインナレース23bを介して貫入されるようになっている。
【0013】 また、ブラケット本体20bの塊状取付部には前述したスタッド穴12bが上 下方向に貫通形成されるとともに、塊状取付部の前,後両面には、前記スタッド 穴12bと直交するようにして上下一対のロケーション穴24bが形成される。
【0014】 そして、図6にも示すように、前記ロケーション穴24bに、前述したロケー タ10b先端の対向面相互に上下に対をなして形成されたロケーション突起25 bが嵌合することで、エンジンマウントブラケット3は3点で位置規制されて所 定位置に位置決め固定されるようになっている。
【0015】 前記ロケーション穴24bは、図4に示すように、前後の内のいずれか一方を 削り加工に代えて鋳抜きで形成しても良い。また、同図にも示すように、ロケー ション突起25bは、下方のものを円錐状に形成するとともに上方のものを上下 方向寸法を小さくした四角錐状に形成し、ロケーション穴24bの上下方向寸法 の製造誤差を前記四角錐状のロケーション突起25bで吸収できるようにしても 良い。
【0016】 なお、図2中26a,26bは出っ張りからなる合いマークで、図5中27は 矢印浮出しの取付方向を指示する作業マークである。
【0017】 一方、トランスミッションマウントブラケット2は、図7〜図9に示すように 、アルミダイキャスト製のブラケット本体20aの筒状支持部にアウタレース2 1aを介してゴムブッシュ22aが圧入されてなり、このゴムブッシュ22aの 中心部には、前記筒状支持部の中心から若干下方へ偏心させて、前述したピン4 a(図1参照)がインナレース23aを介して貫入されるようになっている。
【0018】 また、ブラケット本体20aの板状取付部には前述したスタッド穴12aが上 下方向に貫通形成される。さらに、前記筒状支持部の一側に塊状張出部が一体に 形成され、この塊状張出部の前,後両面には、前記スタッド穴12aと直交する ようにして上下一対のロケーション穴24aが形成される。
【0019】 そして、図10にも示すように、前記ロケーション穴24aに、前述したロケ ータ10a先端の対向面相互に上下に対をなして形成されたロケーション突起2 5aが嵌合することで、トランスミッションマウントブラケット2は、前述した エンジンマウントブラケット3と同様に、3点で位置規制されて所定位置に位置 決め固定されるようになっている。
【0020】 また、エンジンマウントブラケット3と同様に、ゴムブッシュ22aに合いマ ーク26aが形成されるとともに、ブラケット本体20aには合いマーク26b と作業マーク27が形成される。
【0021】 このように構成されるため、予め、エンジンパレット7上に仮組みされたエン ジン5及びトランスミッション6を車体パネル1のフロントサイドメンバ1a, 1bに取り付けるのにあたっては、自動昇降装置でエンジンパレット7を上昇さ せるのに先立って、エンジン5及びトランスミッション6側のスタッドボルト1 1a,11bとエンジン及びトランスミッションマウントブラケット2,3側の スタッド穴12a,12bとが上下方向位置において完全に一致するように、エ ンジン及びトランスミッションマウントブラケット2,3の組付及び製造誤差等 による位置ずれを規定位置に修正する。
【0022】 即ち、直交座標形ロボット等によりロケータ10a,10bが下降した後閉じ られてロケーション突起25a,25bがロケーション穴24a,24bに嵌合 することで、エンジン及びトランスミッションマウントブラケット2,3は3点 で位置規制されて所定位置に位置決め固定されるのである。なお、直交座標形ロ ボット等には、予め、エンジン及びトランスミッションマウントブラケット2, 3を前記所定位置に位置決めすべく、前記ロケータ10a,10bの動作方向や 動作量が設定されている。
【0023】 このようにして、エンジン及びトランスミッションマウントブラケット2,3 が位置決めされた後、自動昇降装置を上昇させれば、スタッド穴12a,12b にスタッドボルト11a,11bが貫通し、この後、前記直交座標形ロボット等 に組み付けられたナットランナでナット13a,13bを締め付けることで、エ ンジン5及びトランスミッション6が車体パネル1に取り付けられる。
【0024】 なお、本考案は上記実施例に限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で 、ロケーション穴24a,24b及びロケーション突起25a,25bの数や形 状を変更するなど種々の変更が可能であることは言う迄もない。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、エンジン及びトランスミッションマウン トブラケットの組付,製造誤差等によるスタッド穴の位置ずれを吸収できるよう にしたので、エンジン及びトランスミッションの車体取付作業の自動化を図って 生産性を高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】同じくエンジンマウントブラケットの側面図で
ある。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】同じくブラケット本体の断面図である。
【図5】同じくブラケット本体の平面図である。
【図6】同じく位置決め状態の斜視図である。
【図7】同じくトランスミッションマウントブラケット
の側面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図8のB−B矢視図である。
【図10】同じく位置決め状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 車体パネル 1a,1b フロントサイドメンバ 2 トランスミッションマウントブラケット 3 エンジンマウントブラケット 4a,4b ピン 5 エンジン 6 トランスミッション 7 エンジンパレット 10a,10b ロケータ 11a,11b スタッドボルト 12a,12b スタッド穴 24a,24b ロケーション穴 25a,25b ロケーション突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルにエンジンマウントブラケッ
    ト及びトランスミッションマウントブラケットを介して
    予めパレット上に仮組みされたエンジン及びトランスミ
    ッションを取り付ける装置であって、前記エンジンマウ
    ントブラケット及びトランスミッションマウントブラケ
    ットに複数のロケーション穴を形成する一方、これらの
    ロケーション穴に嵌合して前記エンジンマウントブラケ
    ット及びトランスミッションマウントブラケットを規定
    位置に位置決めし得る複数のロケーション突起を備えた
    ロケータをロボットアームに付設したことを特徴とする
    エンジン及びトランスミッションの車体取付装置。
JP1992063163U 1992-09-09 1992-09-09 エンジン及びトランスミッションの車体取付装置 Expired - Fee Related JP2559545Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014069684A1 (ko) * 2012-10-30 2014-05-08 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 엔진 및 관련 부품을 고정하는 보조 프레임

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543679U (ja) * 1977-06-10 1979-01-11
JPS63103780A (ja) * 1986-10-22 1988-05-09 Nissan Motor Co Ltd 自動車のエンジン組付方法
JPS6446141U (ja) * 1987-09-17 1989-03-22

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