JPH0627422U - 電動運搬車 - Google Patents
電動運搬車Info
- Publication number
- JPH0627422U JPH0627422U JP7115392U JP7115392U JPH0627422U JP H0627422 U JPH0627422 U JP H0627422U JP 7115392 U JP7115392 U JP 7115392U JP 7115392 U JP7115392 U JP 7115392U JP H0627422 U JPH0627422 U JP H0627422U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- electric
- cabinet
- stop
- operation button
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動による省力化に併せて走行における安定
性、機動性、安全性に充分配慮した配膳運搬、構内運
搬、工場内運搬等に用いる電動運搬車を提供する。 【構成】 電動走行台車1とキャビネットCとから成
り、電動走行台車1は、前後のサスペンション2a付き
キャスタ2と中間左右の駆動車輪3とで支持される機台
4の下部に前記駆動車輪3の駆動モ−タ6、差動機構
7、手動切換えクラッチレバ−機構8、電源バッテリ−
9を装備し、他方前記キャビネットCの前後壁上部には
発進・停止操作ボタン11付操縦杆10及び該操縦杆1
0と電気的に接続した運転スイッチ13、前後進切換え
スイッチ14、非常停止スイッチ15、電源スイッチ1
6などを組込んだ制御盤12を備え、特に前記発進・停
止操作ボタン11の手動操作により自動加速して所定速
度となり、動作停止は自動減速となるよう制御するもの
とし、前記電動走行台車1にキャビネットCを搭載固定
した配膳運搬、構内運搬、工場内運搬等に用いる電動運
搬車である。
性、機動性、安全性に充分配慮した配膳運搬、構内運
搬、工場内運搬等に用いる電動運搬車を提供する。 【構成】 電動走行台車1とキャビネットCとから成
り、電動走行台車1は、前後のサスペンション2a付き
キャスタ2と中間左右の駆動車輪3とで支持される機台
4の下部に前記駆動車輪3の駆動モ−タ6、差動機構
7、手動切換えクラッチレバ−機構8、電源バッテリ−
9を装備し、他方前記キャビネットCの前後壁上部には
発進・停止操作ボタン11付操縦杆10及び該操縦杆1
0と電気的に接続した運転スイッチ13、前後進切換え
スイッチ14、非常停止スイッチ15、電源スイッチ1
6などを組込んだ制御盤12を備え、特に前記発進・停
止操作ボタン11の手動操作により自動加速して所定速
度となり、動作停止は自動減速となるよう制御するもの
とし、前記電動走行台車1にキャビネットCを搭載固定
した配膳運搬、構内運搬、工場内運搬等に用いる電動運
搬車である。
Description
【0001】
この考案は、病院等の施設における配膳運搬や構内、生産工場等における製品 運搬等に敵した電動運搬車に関する。 なお以下には病院等の配膳車を例に挙げて説明する。
【0002】
これまでに病院等で使用されている配膳車は、殆どが手押し型であり、しかも 後押し方式のものであった。そのため運搬作業自体が重労働となり、スロ−プに おいては二人作業が必要であり、また後押し方式であるため前方視界不良による 衝突事故が間々あり、身の不自由な患者等にとって由々しい問題であった。 配膳車の電動省力化を妨げる原因として、電動化は手動よりかえって危険であ るとの先入観がある。しかし今日のメカトロニックスにおいては走行性、機動性 におけるそのような危惧は弊害でさえある。
【0003】
この考案は、従来のかかる実情に鑑みてなされたもので、本考案者は電動によ る配膳車の条件として次の諸点を挙げた。 イ.電動による省力手段化 ロ.操縦性 ハ.走行安定手段(特に速度制御、段差走行によるこぼれ防止) ニ.方向転換性(前進、後進、操舵) ホ.運転視界良好手段 ヘ.非常停止手段(衝突防止) そして病院等の狭い廊下、スロ−プ、段差、通行状況その他の環境を充分に考 慮に入れて、上記諸点の課題に充分応えられる電動配膳車を完成したものである 。 なおこれらの条件、それらに対する対応策については、構内運搬車、工場運搬 車においても共通である。
【0004】
上記目的を達成するため本考案は、基本構造として電動走行台車1とキャビネ ットCとから成る。 そして電動走行台車1は、前後のサスペンション2a付きキャスタ2と中間左 右の駆動車輪3とで支持される機台4の下部に、前記駆動車輪3の駆動モ−タ6 、差動機構7、手動切換えクラッチレバ−機構8、電源バッテリ−9を装備する 。 他方前記キャビネットCの前後壁の上部には、発進・停止操作ボタン11付操 縦杆10及び該操縦杆10と電気的に接続した運転スイッチ13、前後進切換え スイッチ14、非常停止スイッチ15、電源スイッチ16などを組込んだ制御盤 12を備える。 そして特に前記発進・停止操作ボタン11の手動操作により自動加速して所定 速度となり、動作停止は自動減速となるよう制御するものとする。 そして、前記電動走行台車1にキャビネットCを搭載固定して電動配膳車を構 成する。
【0005】
次に病院等において本考案の電動運搬車(配膳車)を運転するには、図3に示 すように作業者が電動走行台車1(配膳キャビネットC)の前方側方に立ち、ま ず制御盤12の電源スイッチ16を入れ、次いで運転スイッチ13を入れる。そ してさらに前後進切換えスイッチ14を操作して目標方向を定める。 次いで操縦杆10を握り、操作ボタン11を押すと「発進」となり、駆動モ− タ6を介して駆動車輪3が回転し、設定低速度で走行開始する。この速度は手押 しの場合と略同速度とする。 そこで作業者は同図に示すように前方向きで操縦杆10を握ったままキャスタ 2の舵取りを行ない、走行中意図的に「停止」したい場合は、操作ボタン11を 放すと自動減速により所定の制動距離範囲で静かに停止する。またその状態から 「後進」したいときは、作業者が後方に移動して後方の制御盤12の運転スイッ チ13を入れ且つ前後進切換えスイッチ14を切換え操作し、あとは前進のとき と同様に走行する。 このように前進、後進いずれの場合も作業者は台車1(配膳キャビネットC) の前方に前向きに立ち歩行しながらの操縦であるから前方視界100%であり、 前記のような低速性、機動性と相俟って極めて安全性が高い。 そして走行中段差においてはサスペンション2aがキャスタ2のつんのめりと 衝撃を緩衝するとともに走行台車1の水平を保持する。 また障害物などにより急停車したいときは、制御盤12に組込んだ非常停止ス イッチ15を押す。この場合は配膳キャビネットCに衝撃を与えることになるが 、障害物との衝突を避け、また人命第一による非常手段として止むを得ない。 以上を総じて走行中におけるキャビネットCの安定性が充分保持され、こぼれ 防止の完璧を期し、また走行上の機動性、安全性が充分発揮されることが諒解さ れよう。
【0006】
以下配膳車における実施例を示すと、図2に電動走行台車1のみを、図1にこ れにキャビネットCを搭載固定した状態(透視図)を示す。 電動走行台車1は、機台4の前後にサスペンション2aを介して設けたキャス タ2と、中間左右の駆動車輪3に支えられ、その機台4の下部には、前記駆動車 輪3の駆動モ−タ6、差動機構7、手動切換えクラッチレバ−機構8、電源バッ テリ−9などを車体の重心バランスを取って配備する。このうち電源バッテリ− 9は充電、交換に便ならしめるため側方抽出式にすることが望ましい(図2)。 またキャビネットCの前後壁の上部、作業者の腰上高さぐらいの位置には、発 進・停止操作ボタン11付操縦杆10及び該操縦杆10と電気的に接続した運転 スイッチ13、前後進切換えスイッチ14、非常停止スイッチ15、電源スイッ チ16、それらのパイロットランプ群を組込んだ制御盤12を備える。 そして特に前記発進・停止操作ボタン11の手動操作により自動加速して所定 速度となり、動作停止は自動減速となるよう制御する。その所定速度は、1.0 〜2.5km/H に設定する。これは手押し速度の範囲と略同速である。そしてま た自動減速により所定の制動範囲内に静かに停止されるものとする。 そして上記電動走行台車1に、キャビネットCを搭載固定して本考案の電動運 搬車(電動配膳車)を構成する。 上記中、キャビネットCは、これまでに使用されている配膳車形式のものでも よく、その基本構造は本考案に直接関係しない。
【0007】
本考案は以上のようで、電動による省力化はもとより冒頭に掲げた配膳車、構 内、工場運搬車としての諸条件を全て充足し、ひとり病院等の施設、構内、工場 等の機能改善に留まらず労務管理にも資することとなり(高齢者や婦女子の就労 可)、さらにそれぞれの環境における通行安全性を確保するものとしてまことに 有利なものである。
【図1】透視斜視図
【図2】電動走行台車のみの斜視図
【図3】走行状態を示す側面図
1 電動走行台車 2 キャスタ 2a サスペンション 3 駆動車輪 4 機台 6 駆動モ−タ 7 差動機構 8 手動切換えクラッチレバ−機構 9 電源バッテリ− 10 操縦杆 11 発進・停止操作ボタン 12 制御盤 13 運転スイッチ 14 前後進切換えスイッチ 15 非常停止スイッチ 16 電源スイッチ C キャビネット
Claims (1)
- 【請求項1】 電動走行台車(1)とキャビネットCと
から成り、電動走行台車(1)は、前後のサスペンショ
ン(2a)付きキャスタ(2)と中間左右の駆動車輪
(3)とで支持される機台(4)の下部に前記駆動車輪
(3)の駆動モ−タ(6)、差動機構(7)、手動切換
えクラッチレバ−機構(8)、電源バッテリ−(9)を
装備し、他方前記キャビネットCの前後壁上部には発進
・停止操作ボタン(11)付操縦杆(10)及び該操縦
杆(10)と電気的に接続した運転スイッチ(13)、
前後進切換えスイッチ(14)、非常停止スイッチ(1
5)、電源スイッチ(16)などを組込んだ制御盤(1
2)を備え、特に前記発進・停止操作ボタン(11)の
手動操作により自動加速して所定速度となり、動作停止
は自動減速となるように制御するものとし、前記電動走
行台車(1)にキャビネットCを搭載固定したことを特
徴とする電動運搬車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7115392U JPH0627422U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 電動運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7115392U JPH0627422U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 電動運搬車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627422U true JPH0627422U (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=13452388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7115392U Pending JPH0627422U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 電動運搬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627422U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010047206A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Myway Corp | 荷物運搬車 |
CN107284962A (zh) * | 2016-04-13 | 2017-10-24 | 上海运青制版有限公司 | 一种用于版辊输送的智能电动运输装置 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP7115392U patent/JPH0627422U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010047206A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Myway Corp | 荷物運搬車 |
CN107284962A (zh) * | 2016-04-13 | 2017-10-24 | 上海运青制版有限公司 | 一种用于版辊输送的智能电动运输装置 |
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