JPH06273621A - 偏光子およびその製造方法 - Google Patents

偏光子およびその製造方法

Info

Publication number
JPH06273621A
JPH06273621A JP3075593A JP3075593A JPH06273621A JP H06273621 A JPH06273621 A JP H06273621A JP 3075593 A JP3075593 A JP 3075593A JP 3075593 A JP3075593 A JP 3075593A JP H06273621 A JPH06273621 A JP H06273621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vapor deposition
polarizer
transparent substrate
metal layer
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3075593A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Osawa
隆二 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP3075593A priority Critical patent/JPH06273621A/ja
Publication of JPH06273621A publication Critical patent/JPH06273621A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polarising Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 引き伸し工程を行わず、高透磁率、高消光比
を持ち、小型化および薄膜化が可能である安価な偏光子
を提供する。 【構成】 偏光子は透明基板1上に物理蒸着方法により
誘電体層と金属層とを交互に形成してなり、前記金属層
は前記透明基板1の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度
で金属粒子を入射させて形成する。前記透明基板1は蒸
着面に平行に形成された複数の溝を有するようにしても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜によりなる偏光
子、この偏光子を有する光アイソレータおよび液晶表示
体並びにこれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】偏光子は特定の振動方向の光だけを透過
し、他の光は吸収する機能を持っており、さまざまな構
成の偏光子が実行化されている。たとえば、ポリビニル
アルコール−ヨウ素錯体または、ポリビニルアルコール
−2色性染料からなる高分子薄膜を偏光方向に延伸して
作製された偏光フィルムや、複屈折性の結晶を貼り合わ
せたグラントムソンプリズム、ソーダガラス中に銀コロ
イドを析出させ、偏光方向に延伸させたボーラコア、さ
らに連続な金属薄膜と誘電体の交互多層膜によって形成
されたラミボールなどがある。
【0003】また、偏光子を有する光アイソレータとし
て、図13に示すように永久磁石60内に磁気光学結晶
を装着したファラデー回転子61の両側に、金属格子状
の偏光子62,63を配置したものがある。ファラデー
回転子61は、入射光の偏波面を45度回転させるもの
であり、その両側に位置する偏光子62,63はそれぞ
れ通過偏波面が45度異なる向きで組み合わされてい
る。
【0004】また、偏光板を有する液晶表示体をして、
図15に示すように、液晶層70と、これを挟持して対
向する透明電極71と、これらを挟持して対向する透明
基板72と、これらの透明基板72の外表面に形成され
た偏光板73とを有し、かつ、前記偏光板73が主とし
て高分子フィルムからなるものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】偏光子には、(1)挿
入損失が少なくて透過率が高いこと、(2)消光比が高
いこと、(3)小型化および薄膜化が可能であることお
よび(4)安価であることが主として要求されている。
しかしながら、従来の偏光子はそれらの要求項目をすべ
て満足できるものはなかった。
【0006】そして、従来の偏光子の製造方法として、
蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法な
どのいわゆる物理蒸着法を用いるものが知られている。
この従来の偏光子の製造方法において、基板材料と薄膜
材料が異なる場合の薄膜の形成過程は、ほとんどの場
合、核成長論に従って薄膜の形成が行なわれるといわれ
ている。
【0007】この核成長論は、基体が凝集するのと同様
に基板へ到達した単原子のいくつかが付着し、この付着
単原子が基板表面上を動き回るうちに複数個の原子集団
に合体して核が形成される。この核はさらに基板に入射
する単原子を取り込みながら成長し、やがて多数の核が
合体して膜になるというものである。
【0008】ここで、膜になる以前の、多数の核が存在
している構造は島状構造と呼ばれており、図6に示すよ
うに、その核52の形状は、通常基板51の面に対して
垂直な方向から見て円形であり、基板51の面に対して
平行な方向から見て潰れた楕円形の回転楕円体であるこ
とが知られている。
【0009】また、一般に無数の金属粒子を内部に分散
させたガラスは光の可視領域で共鳴吸収特性を示すこと
が知られている。この共鳴波長は金属粒子の種類、形
状、密度等に依存する。このため、引き伸ばし処理等の
方法により金属粒子の形状に異方性を与えると、共鳴吸
収波長に偏波依存性が生じ、光学異方性が実現できる。
ポーラコアはこの性質を利用して、偏光子を形成してい
る。
【0010】一方、島状構造の金属薄膜においてもこの
共鳴吸収特性を示し、この島状構造金属薄膜と透明なガ
ラス層を積層し、その後に引き伸ばし処理により島状構
造金属薄膜の形状を引き伸ばした方向に長く伸びた異方
性を持たせ、偏光子を形成する試みも行なわれている
が、実現に至っていない。
【0011】また、従来の光アイソレータにおいては、
偏光子およびファラデー回転子などの部品をひとつひと
つその相対的な角度および寸法を調節しながら組み立て
いるので、生産効率が非常に悪いという問題がある。さ
らに、従来の光アイソレータにおいては、これを組み込
む光学機械の小型化にともなって小型化が要求されてい
るが小型化できないという問題がある。
【0012】また、従来の液晶表示体においては、偏光
板が主として高分子フィルムからなるので、高温にさら
された場合に特性が劣化するという問題がある。
【0013】本発明の第の課題は、引き伸ばし工程を行
なわず、高透過率、高消光比を持ち、小型化および薄膜
化が可能である安価な偏光子を提供することにある。
【0014】本発明の第2の課題は、生産効率が良く、
かつ、小型化に適している光アイソレータを提供するこ
とにある。
【0015】本発明の第3の課題は、耐熱性がある液晶
表示体を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、透明基
板上に物理的蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互
に形成してなる偏光子において、前記金属層は前記透明
基板の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を
入射させることにより形成してなることを特徴とする偏
光子が得られる。
【0017】また、本発明によれば、透明基板上に物理
的蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互に形成する
偏光子の製造方法において、前記金属層を形成する場合
に前記基体の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属
粒子を入射させることを特徴とする偏光子の製造方法が
得られる。
【0018】また、本発明によれば、透明基板上に物理
的蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互に形成して
なる偏光子において、前記透明基板は蒸着面に平行に形
成された複数の溝を有し、かつ、前記金属層は前記透明
基板の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を
入射させることにより形成してなることを特徴とする偏
光子が得られる。
【0019】また、本発明によれば、透明基板上に物理
的蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互に形成する
偏光子の製造方法において、前記透明基板の蒸着面に複
数の溝を平行に形成し、次に前記金属層を形成する場合
に前記透明基板の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で
金属粒子を入射させることを特徴とする偏光子の製造方
法が得られる。
【0020】また、本発明によれば、光入射面および光
出射面に偏光子を具備するファラデー回転子と、該ファ
ラデー回転子に磁界を印加する磁石とから構成される光
アイソレータにおいて、前記偏光子は透明基板上に物理
的蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互に形成して
なり、前記金属層は前記透明基板の蒸着面に対して所定
範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させることにより形成
してなることを特徴とする光アイソレータが得られる。
【0021】また、本発明によれば、光入射面および光
出射面に偏光子を具備するファラデー回転子と、該ファ
ラデー回転子に磁界を印加する磁石とから構成される光
アイソレータの製造方法において、透明基板上に物理的
蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互に形成する偏
光子を作る場合に、前記金属層を形成する場合に前記基
体の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入
射させることにより前記金属層を形成することを特徴と
する光アイソレータの製造方法が得られる。
【0022】また、本発明によれば、光入射面および光
出射面に偏光子を具備するファラデー回転子と、該ファ
ラデー回転子に磁界を印加する磁石とから構成される光
アイソレータにおいて、前記偏光子は透明基板上に物理
的蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互に形成して
なり、前記透明基板は蒸着面に平行に形成された複数の
溝を有し、かつ、前記金属層は前記透明基板の蒸着面に
対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させること
により形成してなることを特徴とする光アイソレータが
得られる。
【0023】また、本発明によれば、光入射面および光
出射面に偏光子を具備するファラデー回転子と、該ファ
ラデー回転子に磁界を印加する磁石とから構成される光
アイソレータの製造方法において、前記透明基板上に物
理的蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互に形成し
て偏光子を作る場合に、前記透明基板の蒸着面に複数の
溝を平行に形成し、次に前記金属層を形成する場合に前
記透明基板の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属
粒子を入射させることを特徴とする光アイソレータの製
造方法が得られる。
【0024】また、本発明によれば、液晶層と、これを
挟持して対向する透明電極と、これらを挟持して対向す
る透明基板と、これらの透明基板の外表面に形成された
偏光子とを有する液晶表示体において、前記偏光子は透
明基板上に物理的蒸着方法により誘電体層と金属層とを
交互に形成してなり、前記金属層は前記透明基板の蒸着
面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させる
ことにより形成してなることを特徴とする液晶表示体が
得られる。
【0025】また、本発明によれば、液晶層と、これを
挟持して対向する透明電極と、これらを挟持して対向す
る透明基板と、これらの透明基板の外表面に形成された
偏光子とを有する液晶表示体の製造方法において、前記
透明基板上に物理的蒸着方法により誘電体層と金属層と
を交互に形成する偏光子を作る場合に、前記金属層を形
成する場合に前記透明基板の蒸着面に対して所定範囲の
傾斜角度で金属粒子を入射させることにより前記金属層
を形成することを特徴とする液晶表示体の製造方法が得
られる。
【0026】また、本発明によれば、液晶層と、これを
挟持して対向する透明電極と、これらを挟持して対向す
る透明基板と、これらの透明基板の外表面に形成された
偏光子とを有する液晶表示体において、前記偏光子は透
明基板上に物理的蒸着方法により誘電体層と金属層とを
交互に形成してなり、前記透明基板は蒸着面に平行に形
成された複数の溝を有し、かつ、前記金属層は前記透明
基板の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を
入射させることにより形成してなることを特徴とする液
晶表示体が得られる。
【0027】また、本発明によれば、液晶層と、これを
挟持して対向する透明電極と、これらを挟持して対向す
る透明基板と、これらの透明基板の外表面に形成された
偏光子とを有する液晶表示体の製造方法において、前記
透明基板上に物理的蒸着方法により誘電体層と金属層と
を交互に形成して偏光子を作る場合に、前記透明基板の
蒸着面に複数の溝を平行に形成し、次に前記金属層を形
成する場合に前記透明基板の蒸着面に対して所定範囲の
傾斜角度で金属粒子を入射させることを特徴とする液晶
表示体の製造方法が得られる。
【0028】
【実施例】
(実施例1)第1の発明は、透明基板上に物理的蒸着方
法により誘電体層と金属層とを交互に形成してなる偏光
子において、前記金属層は前記透明基板の蒸着面に対し
て所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させることによ
り形成してなることを特徴とする偏光子である。
【0029】第2の発明は、透明基板上に物理的蒸着方
法により誘電体層と金属層とを交互に形成する偏光子の
製造方法において、前記金属層を形成する場合に前記基
体の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入
射させることを特徴とする偏光子の製造方法である。
【0030】図1に示すように、第1および第2の発明
における透明基板1上に形成される核2の形状は、入射
方向に対して長軸が一致した回転楕円体となる。この斜
め入射による島状構造の金属層は、薄膜の面に対して垂
直な方向から光を入射する場合、長軸方向に偏光方向を
持つ光の吸収波長は、短軸方向に偏光方向を持つ光の吸
収波長に比べ長波長側にシフトする。この特性を利用す
れば、偏光子を形成することができる。第1および第2
の発明は、引き伸ばし工程を行なう必要がなく、金属の
種類およびガラス等の光学的に透明な誘電体の種類にも
制限されることがなく、かつ、機械的強度および使用す
る光の波長などに対して広い範囲にわたって適用するこ
とができる。
【0031】次に、第1および第2の発明の具体的な実
施例を詳細に説明する。
【0032】第1および第2の発明に使用した薄膜形成
装置の概略図を図に示す。薄膜形成方法としてRFマグ
ネトロンスパッタ法を使用し、金属としてAuを使用
し、光学的に透明な誘電体としてSiO2 を使用した。
真空容器3内に直径100mmのAuターゲット4およ
びSiO2 ターゲット5を配置し、基板1としてスライ
ドガラスを使用した。基板1の位置はSiO2 ターゲッ
ト5の直上とし、Auターゲット4中心から基板1の中
心部への入射角θを16°とした。
【0033】基板1を固定したままで、SiO2 膜とA
u島状構造膜を交互に作製した。この場合のSiO2
パッタの条件は、スパッタ圧力が0.1Pa(Ar:1
4cc/min、O2 :6cc/min)であり、RF
パワーが100Wであり、かつ、スパッタ時間が1分3
0秒であり、かつ、Auスパッタの条件は、スパッタ圧
力が0.1Pa(Ar:14cc/min)であり、R
Fパワーが100Wであり、かつ、スパッタ時間が1分
30秒である。
【0034】この時のSiO2 膜の層数は11層であ
り、Au膜の層数は10層とした。
【0035】ここで、形成されるSiO2 膜の膜厚は1
0nm、Au膜の平均膜厚は約3nmである。
【0036】作製された積層膜の偏光特性を分光光度計
により測定した。
【0037】積層膜において、Auスパッタ粒子の入射
方向に平行な方向をX軸にとり、それに直行する方向を
Y軸とすると、入射光を400nm〜1600nmとし
た時の、偏波面をX軸方向とした時の透過率(TX
と、Y軸方向にした時の透過率(TY )を図3に示す。
図3より、あきらかにX軸方向とY軸方向の吸収波長が
異なり、X軸方向で吸収波長が長く、Y軸方向で短くな
っている。
【0038】また、挿入損失も広い範囲で低くなってい
るのがわかる。
【0039】さらに、10Log(TY /TX )で示さ
れる消光比を図4に示す。この図4より、十分な偏光特
性が得られ、波長800nmにおいて、最大30dBの
消光比が得られたことがわかる。
【0040】また、波長800nmにおいて、X軸に対
する偏波面の傾きをθX とした時の透過率を図5に示
す。この図5より、偏光子の偏光方向はAuスパッタ粒
子の入射方向と同一になっていることがわかる。
【0041】なお、上記例では、島状金属層をAuと
し、誘電体層をSiO2 としたが、島状金属層の材料は
金属であればよいが、特に電気抵抗の低いものが望まし
く、Au、Ag、Al、Cr、Co、W、Fe、Cu、
Be、Mg、Rhであればよい。
【0042】また、誘電体層をSiO2 としたが、誘電
体層についても、光学的に透明であればよく、SiO2
単体だけでなく、Al、Be、Cs、Rb、K、Na、
Li、Ba、Sr、Ca、Mg、Zn、Cd、Pb、B
i、Ge、Tl、P、Ag、As、Sb、Te、Y、S
c、Hf、W、Nb、Cr、Mn、Bなどの酸化物や、
少なくとも1つ以上含むガラスであればよい。
【0043】さらに、本発明の実施例において、島状構
造金属層のスパッタ粒子(金属粒子)の入射角度を16
°としたが、本発明の意図するところは斜めから入射さ
せることにあり、その入射角度は5〜45の範囲で
あることが望ましい。また、島状構造金属層および誘電
体層の層数についても本発明の実施例に制限されない。
【0044】(実施例2)第3の発明は、図7乃至図9
に示すように、透明基板1上に物理的蒸着方法により誘
電体層と金属層とを交互に形成してなる偏光子におい
て、前記透明基板1は蒸着面1aに平行に形成された複
数の溝1bを有し、かつ、前記金属層は前記透明基板1
の蒸着面1aに対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を
入射させることにより形成してなることを特徴とする偏
光子である。
【0045】第4の発明は、図7乃至図9に示すよう
に、透明基板1上に物理的蒸着方法により誘電体層と金
属層とを交互に形成する偏光子の製造方法において、前
記透明基板1の蒸着面1aに複数の溝1bを平行に形成
し、次に前記金属層を形成する場合に前記透明基板1の
蒸着面1aに対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入
射させることを特徴とする偏光子の製造方法である。
【0046】図8に示すように、前記透明基板1の蒸着
面1aにおける複数の溝1bに対して矢印Aで示すよう
に入射角θ、偏角φで金属粒子を入射させると、溝1a
の片側にのみ回転楕円体の核を形成することができる。
すなわち、これにより図9に示すように前記透明基板1
に対して島状粒子間の水平方向の間隔が、溝1aの間隔
Lによって制御することができる。
【0047】ここで、ポーラコア等の研究により、使用
波長において透過方向の偏波面を持つ入射光(金属粒子
の単軸方向に偏波面を持つ入射光)の吸収および反射を
低減し、透過率を大きくするためには、金属粒子の単軸
方向の間隔を使用波長に対して同等かそれ以上とするこ
とが必要であることが知られている。このことにより、
前記透明基板の表面に形成する溝の間隔Lは、0.4μ
m以上であることが必要となる。また、溝の間隔Lは、
吸収方向の偏波面を持つ入射光(金属粒子の長軸方向に
偏波面を持つ入射光)の吸収が低下する2.0μmであ
ることが望ましい。
【0048】また、島状構造の金属薄膜と透明な誘電体
層を積層させることによってさらに消光比が高い偏光子
を作製することができる。
【0049】この本発明による偏光子は、引き伸し工程
を行う必要がなく、金属の種類およびガラス等の透明な
誘電体の種類にも制限されることがないので、機械的強
度および使用する光の波長などに対して広い範囲にわた
って適用することができる。次に、第3および第4の発
明の具体的な実施例を詳細に説明する。
【0050】前記偏角φを30°としたほかは前記実施
例1と同様の条件で偏光子を作製したところ、前記実施
例1とほぼ同様の特性および効果が得られた。なお、前
記入射角θは5〜45の範囲であることが望まし
く、かつ、前記偏角φは20°〜90°の範囲であるこ
とが望ましい。
【0051】(実施例3)第5の発明は、図10に示す
ように、光入射面および光出射面に偏光子10,11を
具備するファラデー回転子12と、該ファラデー回転子
12に磁界を印加する磁石13とから構成される光アイ
ソレータにおいて、前記偏光子10,11は透明基板1
上に物理的蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互に
形成してなり、前記金属層は前記透明基板の蒸着面に対
して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させることに
より形成してなることを特徴とする光アイソレータであ
る。
【0052】第6の発明は、図10に示すように、光入
射面および光出射面に偏光子10,11を具備するファ
ラデー回転子12と、該ファラデー回転子12に磁界を
印加する磁石13とから構成される光アイソレータの製
造方法において、透明基板1上に物理的蒸着方法により
誘電体層と金属層とを交互に形成する偏光子10,11
を作る場合に、前記金属層を形成する場合に前記透明基
板1の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を
入射させることにより前記金属層を形成することを特徴
とする光アイソレータの製造方法である。
【0053】第5および第6の発明は、光アイソレータ
の偏光子を前記実施例1と同じ構成としたものである。
なお、図11および図12に示すように、ファラデー回
転子12の一面に偏光子10を形成する場合の金属粒子
の入射方向Bに対して、ファラデー回転子12の他の面
に偏光子11を形成する場合の金属粒子の入射方向C
は、45度回転させた方向とする。ファラデー回転子1
2に磁石13が有機接着剤またはメタライズにより固定
される。
【0054】(実施例4)第7の発明は、図10に示す
ように、光入射面および光出射面に偏光子10、11を
具備するファラデー回転子12と、該ファラデー回転子
12に磁界を印加する磁石とから構成される光アイソレ
ータにおいて、前記偏光子は透明基板上に物理蒸着方法
により誘電体層と金属層とを交互に形成してなり、前記
透明基板は蒸着面に平行に形成された複数の溝を有し、
かつ、前記金属層は前記透明基板の蒸着面に対して所定
範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させることにより形成
してなることを特徴とする光アイソレータである。
【0055】第8の発明は、図10に示すように、光入
射面および光出射面に偏光子10、11を具備するファ
ラデー回転子12と、該ファラデー回転子12に磁界を
印加する磁石13とから構成される光アイソレータの製
造方法において、透明基板上に物理蒸着方法により誘電
体層と金属層とを交互に形成して偏光子を作る場合に、
前記透明基板の蒸着面に平行に複数の溝を形成し、次に
前記金属層を形成する場合に前記透明基板の蒸着面に対
して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させることを
特徴とする光アイソレータである。
【0056】第7および第8の発明は、前記ファラデー
回転子12に前記実施例2と同じ偏光子を形成してなる
ものである。なお、第7および第8の発明は、前記透明
基板の蒸着面に平行に複数の溝を形成する点を除けば前
記実施例3と同じである。
【0057】(実施例5)第9の発明は、図14に示す
ように、液晶層20と、これを挟持して対向する透明電
極21と、これらを挟持して対向する透明基板22と、
これらの透明基板22の外表面に形成された偏光子23
とを有する液晶表示体において、前記偏光子23は透明
基板上に物理蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互
に形成してなり、前記金属層は前記透明基板の蒸着面に
対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させること
により形成してなることを特徴とする液晶表示体であ
る。
【0058】第10の発明は、図14に示すように、液
晶層20と、これを挟持して対向する透明電極21と、
これらを挟持して対向する透明基板22と、これらの透
明基板22の外表面に形成された偏光子23とを有する
液晶表示体の製造方法において、透明基板上に物理蒸着
方法により誘電体層と金属層とを交互に形成して偏光子
23を作る場合に、前記金属層を形成する場合に前記透
明基板の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子
を入射させることを特徴とする液晶表示体の製造方法で
ある。
【0059】第9および第10の発明は、前記透明基板
に前記実施例1と同じ偏光子を形成してなるものであ
る。
【0060】(実施例6)第11の発明は、図14に示
すように、液晶層20と、これを挟持して対向する透明
電極21と、これらを挟持して対向する透明基板22
と、これらの透明基板22の外表面に形成された偏光子
23とを有する液晶表示体において、前記偏光子23は
透明基板上に物理蒸着方法により誘電体層と金属層とを
交互に形成してなり、前記透明基板は蒸着面に平行に形
成された複数の溝を有し、かつ、前記金属層は前記透明
基板の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を
入射させることにより形成してなることを特徴とする液
晶表示体である。
【0061】第12の発明は、図14に示すように、液
晶層20と、これを挟持して対向する透明電極21と、
これらを挟持して対向する透明基板22と、これらの透
明基板22の外表面に形成された偏光子23とを有する
液晶表示体の製造方法において、透明基板上に物理蒸着
方法により誘電体層と金属層とを交互に形成して偏光子
23を作る場合に、前記透明基板の蒸着面に平行に複数
の溝を形成し、次に前記金属層を形成する場合に前記透
明基板の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子
を入射させることを特徴とする液晶表示体の製造方法で
ある。
【0062】第11および第12の発明は、前記透明基
板に前記実施例2と同じ偏光子を形成してなるものであ
る。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、引き伸し工程を行わ
ず、高透磁率、高消光比を持ち、小型化および薄膜化が
可能である安価な偏光子を得ることができる。
【0064】また、本発明によれば、生産効率が良く、
かつ、小型化に適している光アイソレータを得ることが
できる。
【0065】また、本発明によれば、耐熱性がある液晶
表示体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1および第2の発明における島状構造の核の
形状を示す概念図である。
【図2】第1および第2の発明を実施する装置の概念図
である。
【図3】第1および第2の発明の実施例における透過率
の測定結果を示す図である。
【図4】第1および第2の発明の実施例における消光比
の測定結果を示す図である。
【図5】第1および第2の発明の実施例における偏光方
向の測定結果を示す図である。
【図6】従来の島状構造の核の形状を示す概念図であ
る。
【図7】第3および第4の発明における偏光子の透明基
板および島状構造の核の形状を示す概念図である。
【図8】第3および第4の発明における偏光子の透明基
板および金属粒子の入射方向を示す概念図である。
【図9】第3および第4の発明における偏光子の透明基
板および金属粒子の入射方向を示す概念図である。
【図10】第5および第6の発明の実施例を示す断面図
である。
【図11】第5および第6の発明の実施例におけるファ
ラデー回転子に偏光子を形成する方法を説明するための
斜視図である。
【図12】第5および第6の発明の実施例におけるファ
ラデー回転子に偏光子を形成する方法を説明するための
斜視図である。
【図13】従来の光アイソレータを示す断面図である。
【図14】第5の発明の液晶表示体を示す断面図であ
る。
【図15】従来の液晶表示体を示す断面図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 核 4 Auターゲット 5 SiO2 ターゲット 1a 蒸着面 1b 溝 10,11 偏光子 12 ファラデー回転子 13 磁石 20 液晶層 21 透明電極 22 透明基板 23 偏光子

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に物理的蒸着方法により誘電
    体層と金属層とを交互に形成してなる偏光子において、
    前記金属層は前記透明基板の蒸着面に対して所定範囲の
    傾斜角度で金属粒子を入射させることにより形成してな
    ることを特徴とする偏光子。
  2. 【請求項2】 透明基板上に物理的蒸着方法により誘電
    体層と金属層とを交互に形成する偏光子の製造方法にお
    いて、前記金属層を形成する場合に前記基体の蒸着面に
    対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させること
    を特徴とする偏光子の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の偏光子において、前記
    金属層がAu、Ag、Al、Cr、Co、W、Fe、C
    u、Be、MgおよびRhの少なくとも1つからなる偏
    光子の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の偏光子において、前記
    誘電体層がSi、Al、Be、Cs、Rb、K、Na、
    Li、Ba、Sr、Ca、Mg、Zn、Cd、Pd、B
    i、Ge、Tl、P、Ag、As、Sb、Te、Y、S
    c、Hf、W、Nb、Cr、MnおよびBの少なくとも
    1つの酸化物からなることを特徴とする偏光子の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 透明基板上に物理的蒸着方法により誘電
    体層と金属層とを交互に形成してなる偏光子において、
    前記透明基板は蒸着面に平行に形成された複数の溝を有
    し、かつ、前記金属層は前記透明基板の蒸着面に対して
    所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させることにより
    形成してなることを特徴とする偏光子。
  6. 【請求項6】 透明基板上に物理的蒸着方法により誘電
    体層と金属層とを交互に形成する偏光子の製造方法にお
    いて、前記透明基板の蒸着面に複数の溝を平行に形成
    し、次に前記金属層を形成する場合に前記透明基板の蒸
    着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させ
    ることを特徴とする偏光子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の偏光子において、前記
    透明基板は蒸着面に平行に形成された複数の溝を有し、
    かつ、これらの溝の間隔を0.4〜2.0μmとしたこ
    とを特徴とする偏光子。
  8. 【請求項8】 光入射面および光出射面に偏光子を具備
    するファラデー回転子と、該ファラデー回転子に磁界を
    印加する磁石とから構成される光アイソレータにおい
    て、前記偏光子は透明基板上に物理的蒸着方法により誘
    電体層と金属層とを交互に形成してなり、前記金属層は
    前記透明基板の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金
    属粒子を入射させることにより形成してなることを特徴
    とする光アイソレータ。
  9. 【請求項9】 光入射面および光出射面に偏光子を具備
    するファラデー回転子と、該ファラデー回転子に磁界を
    印加する磁石とから構成される光アイソレータの製造方
    法において、透明基板上に物理的蒸着方法により誘電体
    層と金属層とを交互に形成する偏光子を作る場合に、前
    記金属層を形成する場合に前記基体の蒸着面に対して所
    定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させることにより前
    記金属層を形成することを特徴とする光アイソレータの
    製造方法。
  10. 【請求項10】 光入射面および光出射面に偏光子を具
    備するファラデー回転子と、該ファラデー回転子に磁界
    を印加する磁石とから構成される光アイソレータにおい
    て、前記偏光子は透明基板上に物理的蒸着方法により誘
    電体層と金属層とを交互に形成してなり、前記透明基板
    は蒸着面に平行に形成された複数の溝を有し、かつ、前
    記金属層は前記透明基板の蒸着面に対して所定範囲の傾
    斜角度で金属粒子を入射させることにより形成してなる
    ことを特徴とする光アイソレータ。
  11. 【請求項11】 光入射面および光出射面に偏光子を具
    備するファラデー回転子と、該ファラデー回転子に磁界
    を印加する磁石とから構成される光アイソレータの製造
    方法において、前記透明基板上に物理的蒸着方法により
    誘電体層と金属層とを交互に形成して偏光子を作る場合
    に、前記透明基板の蒸着面に複数の溝を平行に形成し、
    次に前記金属層を形成する場合に前記透明基板の蒸着面
    に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させるこ
    とを特徴とする光アイソレータの製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のアイソレータにお
    いて、前記偏光子の前記透明基板は蒸着面に平行に形成
    された複数の溝を有し、かつ、これらの溝の間隔を0.
    4〜2.0μmとしたことを特徴とする光アイソレー
    タ。
  13. 【請求項13】 液晶層と、これを挟持して対向する透
    明電極と、これらを挟持して対向する透明基板と、これ
    らの透明基板の外表面に形成された偏光子とを有する液
    晶表示体において、前記偏光子は透明基板上に物理的蒸
    着方法により誘電体層と金属層とを交互に形成してな
    り、前記金属層は前記透明基板の蒸着面に対して所定範
    囲の傾斜角度で金属粒子を入射させることにより形成し
    てなることを特徴とする液晶表示体。
  14. 【請求項14】 液晶層と、これを挟持して対向する透
    明電極と、これらを挟持して対向する透明基板と、これ
    らの透明基板の外表面に形成された偏光子とを有する液
    晶表示体の製造方法において、前記透明基板上に物理的
    蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互に形成する偏
    光子を作る場合に、前記金属層を形成する場合に前記透
    明基板の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子
    を入射させることにより前記金属層を形成することを特
    徴とする液晶表示体の製造方法。
  15. 【請求項15】 液晶層と、これを挟持して対向する透
    明電極と、これらを挟持して対向する透明基板と、これ
    らの透明基板の外表面に形成された偏光子とを有する液
    晶表示体において、前記偏光子は透明基板上に物理的蒸
    着方法により誘電体層と金属層とを交互に形成してな
    り、前記透明基板は蒸着面に平行に形成された複数の溝
    を有し、かつ、前記金属層は前記透明基板の蒸着面に対
    して所定範囲の傾斜角度で金属粒子を入射させることに
    より形成してなることを特徴とする液晶表示体。
  16. 【請求項16】 液晶層と、これを挟持して対向する透
    明電極と、これらを挟持して対向する透明基板と、これ
    らの透明基板の外表面に形成された偏光子とを有する液
    晶表示体の製造方法において、前記透明基板上に物理的
    蒸着方法により誘電体層と金属層とを交互に形成して偏
    光子を作る場合に、前記透明基板の蒸着面に複数の溝を
    平行に形成し、次に前記金属層を形成する場合に前記透
    明基板の蒸着面に対して所定範囲の傾斜角度で金属粒子
    を入射させることを特徴とする液晶表示体の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の液晶表示体におい
    て、前記偏光子の前記透明基板は蒸着面に平行に形成さ
    れた複数の溝を有し、かつ、これらの溝の間隔を0.4
    〜2.0μmとしたことを特徴とする液晶表示体。
JP3075593A 1993-01-25 1993-02-19 偏光子およびその製造方法 Withdrawn JPH06273621A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3075593A JPH06273621A (ja) 1993-01-25 1993-02-19 偏光子およびその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-9842 1993-01-25
JP984293 1993-01-25
JP3075593A JPH06273621A (ja) 1993-01-25 1993-02-19 偏光子およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06273621A true JPH06273621A (ja) 1994-09-30

Family

ID=26344655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3075593A Withdrawn JPH06273621A (ja) 1993-01-25 1993-02-19 偏光子およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06273621A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0744634A2 (en) * 1995-05-23 1996-11-27 Kyocera Corporation Polarizer and production method thereof
JP2007148344A (ja) * 2005-10-27 2007-06-14 Sony Corp 偏光素子及びその製造方法
JP2008216957A (ja) * 2007-02-06 2008-09-18 Sony Corp 偏光素子及び液晶プロジェクター
JP2008216956A (ja) * 2006-07-07 2008-09-18 Sony Corp 偏光素子及び液晶プロジェクター
JP2011059370A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Asahi Kasei E-Materials Corp ワイヤグリッド偏光子及びその作製方法
US7957062B2 (en) 2007-02-06 2011-06-07 Sony Corporation Polarizing element and liquid crystal projector
JP2012113280A (ja) * 2010-11-05 2012-06-14 Asahi Kasei E-Materials Corp ワイヤグリッド偏光子および光センサー

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0744634A3 (en) * 1995-05-23 1997-05-07 Kyocera Corp Polarizer and its manufacture
US5864427A (en) * 1995-05-23 1999-01-26 Kyocera Corporation Polarizer and production method thereof
EP0744634A2 (en) * 1995-05-23 1996-11-27 Kyocera Corporation Polarizer and production method thereof
JP2007148344A (ja) * 2005-10-27 2007-06-14 Sony Corp 偏光素子及びその製造方法
JP2013232003A (ja) * 2006-07-07 2013-11-14 Sony Corp 液晶プロジェクター
JP2019003209A (ja) * 2006-07-07 2019-01-10 ソニー株式会社 液晶プロジェクター
JP2008216956A (ja) * 2006-07-07 2008-09-18 Sony Corp 偏光素子及び液晶プロジェクター
JP2017167547A (ja) * 2006-07-07 2017-09-21 ソニー株式会社 液晶プロジェクター
JP2016122214A (ja) * 2006-07-07 2016-07-07 ソニー株式会社 投影方法
JP2012048258A (ja) * 2006-07-07 2012-03-08 Sony Corp 偏光素子及び液晶プロジェクター
JP2015180947A (ja) * 2007-02-06 2015-10-15 ソニー株式会社 偏光素子、及び透過型液晶プロジェクター
JP2012123392A (ja) * 2007-02-06 2012-06-28 Sony Corp 偏光素子、及び透過型液晶プロジェクター
JP2013200579A (ja) * 2007-02-06 2013-10-03 Sony Corp 偏光素子、及び透過型液晶プロジェクター
USRE45642E1 (en) 2007-02-06 2015-08-04 Sony Corporation Polarizing element and liquid crystal projector
US7957062B2 (en) 2007-02-06 2011-06-07 Sony Corporation Polarizing element and liquid crystal projector
JP2016167094A (ja) * 2007-02-06 2016-09-15 ソニー株式会社 偏光素子、及び透過型液晶プロジェクター
JP2017167561A (ja) * 2007-02-06 2017-09-21 ソニー株式会社 偏光素子、及び透過型液晶プロジェクター
JP2010044416A (ja) * 2007-02-06 2010-02-25 Sony Corp 偏光素子、液晶プロジェクター、偏光素子の作製方法、及び、液晶表示装置
USRE46560E1 (en) 2007-02-06 2017-09-26 Sony Corporation Polarizing element and liquid crystal projector
JP2008216957A (ja) * 2007-02-06 2008-09-18 Sony Corp 偏光素子及び液晶プロジェクター
USRE48640E1 (en) 2007-02-06 2021-07-13 Dexerials Corporation Polarizing element and liquid crystal projector
JP2011059370A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Asahi Kasei E-Materials Corp ワイヤグリッド偏光子及びその作製方法
JP2012113280A (ja) * 2010-11-05 2012-06-14 Asahi Kasei E-Materials Corp ワイヤグリッド偏光子および光センサー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3979138B2 (ja) 光アイソレータおよび偏光子
KR20040018190A (ko) 디스플레이 판넬 및 디스플레이 판넬 제조용 다층 플레이트
US7961394B2 (en) Polarizing glass, optical isolator, and method for producing polarizing glass
JPH06273621A (ja) 偏光子およびその製造方法
JP2005530185A (ja) ディスプレイパネル製造用多層プレート
JPH0756018A (ja) 偏光子の製造方法
US6785037B2 (en) Faraday rotator
JPH10300931A (ja) 偏光板
JPH11316360A (ja) 光シャッター
US20060013076A1 (en) Magnetooptic element and process for fabricating the same and optical isolator incorporating it
JP3784198B2 (ja) 光アイソレータ
JP3722603B2 (ja) 偏光子の製造方法
JP3067026B2 (ja) 偏光子一体型ファラデー回転子
JP2000131522A (ja) 偏光子とその製造方法及びこれを用いた導波型光デバイス
JPH11183846A (ja) 光アイソレータ
JP3359394B2 (ja) 偏光素子
JP3472338B2 (ja) 偏光素子
JP3616349B2 (ja) 偏光素子付き磁気光学結晶板
JP2000193823A (ja) 偏光子及びそれを用いた光アイソレ―タ
JP2004012997A (ja) 磁気光学体
JPH09265009A (ja) 偏光子
JPH1130770A (ja) 磁気光学素子及びその製造方法
JPH09178939A (ja) 偏光子およびその製造方法
JPH04256904A (ja) 偏光素子
JPH1048419A (ja) 偏光素子及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000509