JPH06273519A - アクティブソーナー装置 - Google Patents

アクティブソーナー装置

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Publication number
JPH06273519A
JPH06273519A JP5981293A JP5981293A JPH06273519A JP H06273519 A JPH06273519 A JP H06273519A JP 5981293 A JP5981293 A JP 5981293A JP 5981293 A JP5981293 A JP 5981293A JP H06273519 A JPH06273519 A JP H06273519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
display
ship
track
scope
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5981293A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tanno
雅之 丹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP5981293A priority Critical patent/JPH06273519A/ja
Publication of JPH06273519A publication Critical patent/JPH06273519A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクティブソーナーのBスコープ表示におけ
る目標との態勢判別が行いにくい欠点を解消して、態勢
判別を良くする。 【構成】 目標追尾処理部7にて目標の運動諸元28を
求め、目標航跡予測部8にてこの目標運動諸元28と本
船の運動諸元29とから予測目標航跡情報30を算出す
る。この予測目標航跡情報30をBスコープ上に重畳表
示することで、オペレータは目標の態勢を直感的に把握
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクティブソーナー装置
に関し、特に水中に音波を発射して目標物体からの反響
音を受信しその受信結果を映像表示することにより、目
標の捜索,検出を行うアクティブソーナー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のアクティブソーナー装置における
映像表示形式は図4に示すようになっている。図4にお
いて、(a)はBスコープ表示であり、(b)はPPI
表示方式である。(b)に示すPPI表示方式では、半
径が距離を示し、円周が方位を示す円形表示であり、破
線が船首マーカー42であり、目標映像が41として示
されている。
【0003】このPPI方式では、目標が近距離になる
ほど画面表示が方位に対して圧縮されることになるの
で、目標検出が不利になる。そこで、(a)に示すBス
コープ表示が採用されることが多く、このBスコープ表
示では、横軸が方位であり、縦軸が距離を示しており、
本表示例でも、破線42が船首マーカー,41が目標映
像である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来のアクテ
ィブソーナー装置における映像表示におけるBスコープ
表示方式では、PPI表示方式と比較して、オペレータ
の方位に対する感覚と映像表示との関係が直感的につな
がらず、よって本船と目標との運動態勢が画面上で把握
できないという問題がある。
【0005】本発明は、Bスコープ表示においても本船
と目標との態勢及び目標の運動状態の把握を容易にし得
るアクティブソーナー装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるアクティブ
ソーナー装置は、目標の追尾処理を行ってこの目標の運
動諸元を算出する手段と、この目標運動諸元と本船の運
動諸元とに基いて外部からの指定追尾位置を基準として
その後に予測される前記目標の航跡を算出する手段と、
Bスコープ画面上にソーナー信号映像に重畳して前記目
標の航跡を表示する手段とを含むことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。
【0008】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。図において、送信部2から送出された送信信号21
は送受波部1で音波に変換されて水中へ発信される。図
示せぬ目標物体(単に目標と称す)からの反響音22は
送受波部1で受信され受信信号23に変換された後、ビ
ーム信号24として出力されることになる。
【0009】操作表示部5は、図3にその表示態様を示
す如く、横軸を方位,縦軸を距離としたBスコープ表示
方式が採用されており、このBスコープ表示上に、表示
処理部4によりビーム信号24を走査して発生された映
像信号25をCRTの走査に同期させつつ表示するよう
になっている。
【0010】オペレータ6は操作表示部5上でカーソル
を操作し、目標映像にこのカーソルを合せて目標の方
位,距離を読取り、目標検出情報26として目標追尾処
理部7へ送出する。この目標追尾処理部7では、複数の
目標検出情報26と、本船の運動諸元(針路,速力)2
9から目標の運動諸元(針路,速力)28を算出し、目
標航跡予測部8へ送出する。
【0011】この目標航跡予測部8では、本船の運動諸
元(針路,速力)29と目標追尾処理部7で算出された
目標の運動諸元(針路,速力)28とから、それ以後に
本船と目標とが指定された時点における運動状態を維持
する場合に予測される目標の航跡30が算出されて、操
作表示部5上の映像に重畳表示される。
【0012】次に、目標航跡予測部8の予測目標航跡情
報30の算出動作について、図2を参照しつつ説明す
る。図2では、本船を座標原点とし、横軸を東方向E,
縦軸を北方向Nとして示している。
【0013】図2において、アクティブソーナーを装備
する本船31(針路C0 ,速力S0)に対して目標32
(針路Ct ,速力St )が運動する態勢にあるものとす
る。本船31と目標32とがそのままの運動態勢で移動
すると仮定した場合、本船31のソーナーを中心とした
目標32の運動は次の様に表わされる。
【0014】先ず、検出時点からの相対的な変化量の単
位時間当りのE方向成分△e,N方向成分△nは、 △e=(St ・sinCt −S0 ・sinC0 ) △n=(St ・cosCt −S0 ・cosC0 ) と表わされる。尚、Ct は目標の針路,St は目標の速
力,C0 は本船の針路,S0 は本船の速力である。
【0015】次に、予測基準点の目標位置を方位Bt1,
距離Rt1とすると、予測経過時間tにおける本船から目
標をみた方位Bt ,距離Rt は、
【0016】
【数1】
【0017】
【数2】
【0018】と夫々表わされる。
【0019】従って、本船及び目標の運動諸元が変化し
ない場合の本船31からみた目標32の予測航跡が上記
式により算出可能となり、これをBスコープ上に表示す
れば、図3の44に示す様になる。尚、図3において4
3は追尾情報を表わしている。よってオペレータ6はこ
の予測航跡44と目標の予測基準点以後の検出位置の軌
跡43とを比較して観察することで、目標との態勢及び
目標の運動状態変化を把握することができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、Bス
コープ映像表示上に目標の予測航跡を重畳して表示した
ので、態勢の直感的把握が可能となるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステムブロック図である。
【図2】本発明の実施例の原理を説明する図である。
【図3】本発明の実施例のBスコープ表示例を示す図で
ある。
【図4】(a)は従来のBスコープ表示例を示し、
(b)は同じくPPI表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 送受波部 2 送信部 3 受信部 4 表示処理部 5 操作表示部 6 オペレータ 7 目標追尾処理部 8 目標航跡予測部 31 本船 32 目標 41 目標映像 42 船首マーカー 43 追尾情報 44 予測目標航跡

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標の追尾処理を行ってこの目標の運動
    諸元を算出する手段と、この目標運動諸元と本船の運動
    諸元とに基いて外部からの指定追尾位置を基準としてそ
    の後に予測される前記目標の航跡を算出する手段と、B
    スコープ画面上にソーナー信号映像に重畳して前記目標
    の航跡を表示する手段とを含むことを特徴とするアクテ
    ィブソーナー装置。
JP5981293A 1993-03-19 1993-03-19 アクティブソーナー装置 Withdrawn JPH06273519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5981293A JPH06273519A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 アクティブソーナー装置

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JP5981293A JPH06273519A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 アクティブソーナー装置

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Publication Number Publication Date
JPH06273519A true JPH06273519A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13124027

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5981293A Withdrawn JPH06273519A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 アクティブソーナー装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007286725A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Toshima Imazu 相手船動静監視装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007286725A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Toshima Imazu 相手船動静監視装置
JP4709684B2 (ja) * 2006-04-13 2011-06-22 隼馬 今津 相手船動静監視装置

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Effective date: 20000530