JPH10282217A - アクティブ・エコーデータ表示方法及び装置 - Google Patents

アクティブ・エコーデータ表示方法及び装置

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JPH10282217A
JPH10282217A JP9097920A JP9792097A JPH10282217A JP H10282217 A JPH10282217 A JP H10282217A JP 9097920 A JP9097920 A JP 9097920A JP 9792097 A JP9792097 A JP 9792097A JP H10282217 A JPH10282217 A JP H10282217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buoy
azimuth
distance
relative
active
Prior art date
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Pending
Application number
JP9097920A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Tani
克巳 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9097920A priority Critical patent/JPH10282217A/ja
Publication of JPH10282217A publication Critical patent/JPH10282217A/ja
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  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】2つ以上のアクティブ・ブイが受信したエコー
信号をそれぞれ距離対方位フォーマットで表示したとき
に、同一目標からのエコー信号はそれぞれのブイの距離
対方位フォーマット上で同一の位置に表示する。 【解決手段】信号検出処理部1において、ブイが受信し
たエコー信号の当該ブイから見た相対距離及び相対方位
が算出される。一方、ブイ位置入力部2には、操作員に
よって、予め設定された基準ブイを原点とした基準ブイ
以外のブイの位置が直交座標のX,Y成分として入力さ
れる。座標変換処理部3では、ブイ位置入力部2から入
力されたブイ位置情報に基づいて前記算出した相対距離
及び相対方位を、基準ブイを原点とした直交座標のX,
Y成分に変換する。距離方位算出部4では、前記変換さ
れた基準ブイを原点とした直交座標のX,Y成分を距離
対方位フォーマットに変換して表示装置へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブ・ブイ
が受信した目標からの反射波(以下、エコー信号とい
う)に基づいて、目標の位置を表示するアクティブ・エ
コー表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように、2つのアクテ
ィブ・ブイA,Bによって、目標Tからのエコー信号を
受信して、各ブイA,Bからの距離Rat、Rbt及び方位
θat、θbtを算出し、図3に示すように、縦軸を方位、
横軸を距離として、各アクティブ・ブイA,Bと目標T
との位置関係をそれぞれ直交座標上に表示する表示方式
が知られている。
【0003】この表示方式においては、図2の同一の目
標Tが、図3のTで示されるように、ブイAとブイBで
距離、方位ともに異なる位置に表示されるので、操作員
は、ブイAとブイBの位置関係を考慮しながら、図3の
表示フォーマット表示されたブイAの表示上の目標Tと
ブイBの表示上の目標Tが同一目標であるか否かの判定
作業を行う必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、2つ以上
のアクティブ・ブイが受信したエコー信号をそれぞれ距
離対方位フォーマットで表示したときに、各々のブイで
表示された目標が同一目標であるかを判定するには、操
作員は、各ブイの位置関係を考慮しながら判定作業を行
わなければならず、その負担が大きいという問題があっ
た。
【0005】本発明は、2つ以上のアクティブ・ブイが
受信したエコー信号をそれぞれ距離対方位フォーマット
で表示したときに、同一目標からのエコー信号はそれぞ
れのブイの距離対方位フォーマット上で同一の位置に表
示することにより、操作員の前記判定作業を容易にする
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるアクティブ
・エコーデータ表示方式は、2つ以上のアクティブ・ブ
イが受信したエコー信号を表示する場合に、1つのアク
ティブ・ブイを基準ブイとして設定し、それ以外のブイ
のエコー信号の相対距離、及び相対方位を基準ブイから
見た相対距離、及び相対方位に変換して表示することに
より、すべてのアクティブ・ブイの表示を、あたかも基
準ブイから見たように表示させることを特徴とするもの
である。
【0007】より具体的には、基準ブイ以外のブイの位
置を基準ブイを原点とした直交座標上の各成分で入力す
るブイ位置入力部と、目標のエコー信号の相対距離、及
び相対方位を直交座標上に投影する座標変換処理部と、
エコー信号を基準ブイから見た距離対フォーマットで表
示するために、直交座標上に投影されたエコー信号の各
成分を基準ブイから見た相対距離、及び相対方位に算出
する距離、方位算出部とを有している。
【0008】即ち、2つ以上のブイの中で、平面座標面
の直交座標上で原点となる基準ブイを設定し、他のブイ
が受信したエコー信号の相対距離、及び相対方位から、
基準ブイから見た相対距離、及び相対方位を算出する。
そして、基準ブイ以外のブイの距離対方位フォーマット
での表示を、該算出した基準ブイから見た相対距離、及
び相対方位で表示することにより、同一目標からのエコ
ー信号は、各ブイの距離対方位フォーマット上で同じ位
置に表示されるので、2つ以上のブイで受信された同一
目標のエコー信号の判定を容易に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1を参
照して説明する。ブイが受信した信号は、信号検出処理
部1において、先ず受信振幅レベルにスレッショルドを
かけることにより、目標からのエコー信号と考えられる
一定以上の振幅レベルの信号のみが抽出され、該抽出さ
れたエコー信号の当該ブイから見た相対距離、及び相対
方位が算出される。一方、ブイ位置入力部2からは、操
作員によって、予め設定された基準ブイを原点とし、基
準ブイ以外のブイの位置が直交座標のX,Y成分として
入力される。
【0010】座標変換処理部3では、ブイ位置入力部2
から入力されたブイ位置情報に基づいて、信号検出処理
部1で算出されたエコー信号の相対位置、及び相対方位
情報が基準ブイを原点とした直交座標のX,Y成分に変
換される。
【0011】距離、方位算出部4では、座標変換処理部
3で算出されたX,Y成分が入力され、目標を距離対方
位フォーマットで表示するために、基準ブイから見た相
対距離、及び相対方位が算出されて表示部へ出力され
る。
【0012】次に、本発明の動作について、図4〜6を
参照して説明する。ブイ位置入力部2からは、基準ブイ
Aを原点(0,0)としたときのブイBのX,Y成分
(Xb,Yb)が、操作員によって入力される。
【0013】座標変換処理部3では、信号検出処理部1
で算出されたブイBから見た目標Tの相対距離
(Rbt)、及び相対方位(θbt)と、ブイ位置入力部2
から入力されたブイBのX,Y成分、(Xb,Yb)とか
ら、基準ブイAを原点とした目標TのX,Y成分、(X
t,Yt)を次の式によって算出する。
【0014】Xt=Xb+Rbt×sinθbtt=Yb+Rbt×cosθbt 距離、方位算出部4では、座標変換処理部3で算出した
目標TのX,Y成分(Xt,Yt)を距離対方位フォーマ
ットで表示するために、基準ブイAから見た相対距離
(Rat)、及び相対方位(θat)に変換する。相対距離
(Rat)、及び相対方位(θat)は、次の式によって算
出する。
【0015】Rat=(Xt 2+Yt 21/2 θat=tan-1(Xt/Yt) (Yt≠0) 算出された相対方位θatは、tan-1を使用しているた
め、−90゜から+90゜の範囲で求められる。しかし
ながら、表示上は、θatは0゜から360゜であるた
め、以下の式を用いて変換する。
【0016】 Xt≧0∧Yt≧0 のとき θat=θatt≧0∧Yt=0 のとき θat=90゜ Yt<0 のとき θat=θat+180゜ Xt<0∧Yt=0 のとき θat=270゜ Xt<0∧Yt≧0 のとき θat=θat+360゜ 表示画面上には、図6に示すように、算出された目標T
の基準ブイAから見た相対距離と相対方位によってブイ
Bが受信したエコーの距離対方位フォーマットの表示が
行われるので、ブイAとブイBは同じ座標系での表示と
なる。
【0017】従って、同一目標からのエコー信号は、2
つのブイの距離対方位フォーマットの表示において同一
の位置に表示されるので、アクティブ・ブイAとBで受
信されたそれぞれのエコー信号が同一の目標からのエコ
ー信号であるか否かを即座に判別することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明は、複数のアクテ
ィブ・ブイにおいて検出されたエコー信号の位置を、基
準ブイを原点とした座標系に統一して表示しているの
で、各ブイにおいて検出されたエコー信号が同一目標か
らのエコー信号であるか否かを操作員が容易に判定する
ことができる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】ブイと目標の位置関係の例を示す図である。
【図3】従来の距離対方位フォーマット表示の例を示す
図である。
【図4】基準ブイを原点としたときの他のブイのX,Y
成分の例を示す図である。
【図5】他のブイと目標の相対的位置関係と基準ブイ
(原点)と目標の相対的位置関係を説明するための図で
ある。
【図6】本発明による距離対方位フォーマットの表示の
例を示す図である。
【符号の説明】
1 信号検出処理部 2 ブイ位置入力部 3 座標変換処理部 4 距離、方位算出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる位置に設置された2つ以上
    の指向性アクティブ・ブイが各々受信したエコー信号を
    各アクティブ・ブイ毎の距離対方位フォーマットで表示
    するアクティブ・エコーデータ表示方法であって、 前記2つ以上のアクティブ・ブイのうちの一つを基準ブ
    イとして設定し、前記基準ブイ以外のブイが受信したエ
    コー信号から算出した当該ブイと目標の相対距離、及び
    相対方位を、前記基準ブイから見た相対距離、及び相対
    方位に変換して表示することを特徴とするアクティブ・
    エコーデータ表示方法。
  2. 【請求項2】 互いに異なる位置に設置された2つ以上
    の指向性アクティブ・ブイが各々受信したエコー信号を
    各アクティブ・ブイ毎の距離対方位フォーマットで表示
    するアクティブ・エコーデータ表示装置において、 基準ブイとして選定した一つのブイを平面座標面の原点
    とし、前記基準ブイ以外のブイの位置を前記基準ブイを
    原点とした直交座標上の各成分で入力するブイ位置情報
    入力手段と、前記基準ブイ以外のブイが受信したエコー
    信号から該エコー信号を受信したブイと目標の相対距
    離、及び相対方位を算出する手段と、該算出された相対
    距離、及び相対方位と、前記ブイ位置情報とを入力し、
    前記目標の位置を前記直交座標上の各成分に変換する座
    標変換手段と、該変換された直交座標上の各成分を入力
    し、前記目標の位置を、前記原点からの相対距離、及び
    相対方位に変換する距離、方位算出手段とを備えたこと
    を特徴とするアクティブ・エコーデータ表示装置。
  3. 【請求項3】 前記受信したエコー信号から該エコー信
    号を受信したブイと目標の相対距離、及び相対方位を算
    出する手段は、受信した信号を目標からのエコー信号と
    雑音とに分離して、エコー信号のみを抽出する手段を備
    えていることを特徴とする請求項2記載のアクティブ・
    エコーデータ表示装置。
JP9097920A 1997-04-02 1997-04-02 アクティブ・エコーデータ表示方法及び装置 Pending JPH10282217A (ja)

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JP9097920A JPH10282217A (ja) 1997-04-02 1997-04-02 アクティブ・エコーデータ表示方法及び装置

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JP9097920A JPH10282217A (ja) 1997-04-02 1997-04-02 アクティブ・エコーデータ表示方法及び装置

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JPH10282217A true JPH10282217A (ja) 1998-10-23

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ID=14205142

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9097920A Pending JPH10282217A (ja) 1997-04-02 1997-04-02 アクティブ・エコーデータ表示方法及び装置

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JP (1) JPH10282217A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6351316B2 (en) 1997-06-30 2002-02-26 Matsushita Graphic Communication Systems, Inc. Internet facsimile apparatus and information terminal device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6351316B2 (en) 1997-06-30 2002-02-26 Matsushita Graphic Communication Systems, Inc. Internet facsimile apparatus and information terminal device

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