JPH06273141A - 慣性主軸角演算装置、画像パターン用傾斜修正装置及び画像処理装置 - Google Patents
慣性主軸角演算装置、画像パターン用傾斜修正装置及び画像処理装置Info
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- JPH06273141A JPH06273141A JP5058158A JP5815893A JPH06273141A JP H06273141 A JPH06273141 A JP H06273141A JP 5058158 A JP5058158 A JP 5058158A JP 5815893 A JP5815893 A JP 5815893A JP H06273141 A JPH06273141 A JP H06273141A
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- Japan
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- image pattern
- principal axis
- axis angle
- inertial
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像パターンの測定精度を向上させる。
【構成】 画像認識装置1は、検出された検出画像パタ
ーンISと予め決定された標準画像パターンとを比較し
て、両パターンの一致程度を検出する装置である。この
検出装置では、検出画像パターンISを読み取り、その
仮慣性主軸角θ1を演算する。そして、検出画像パター
ンISの反転の有無を示す補助ラインALを用いて仮慣
性主軸角θIを補正し、慣性主軸角θを決定する。そし
て、得られた慣性主軸角θに基づいて、標準画像パター
ンと検出画像パターンISとの座標を一致させ、両画像
パターンの一致程度を求める。
ーンISと予め決定された標準画像パターンとを比較し
て、両パターンの一致程度を検出する装置である。この
検出装置では、検出画像パターンISを読み取り、その
仮慣性主軸角θ1を演算する。そして、検出画像パター
ンISの反転の有無を示す補助ラインALを用いて仮慣
性主軸角θIを補正し、慣性主軸角θを決定する。そし
て、得られた慣性主軸角θに基づいて、標準画像パター
ンと検出画像パターンISとの座標を一致させ、両画像
パターンの一致程度を求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像パターンの慣性主
軸角を演算する慣性主軸角演算装置と、傾斜する画像パ
ターンの傾斜を修正する画像パターン用傾斜修正装置
と、予め決定された検出パラメータを用いて検出画像パ
ターンの測定を行う画像処理装置とに関する。
軸角を演算する慣性主軸角演算装置と、傾斜する画像パ
ターンの傾斜を修正する画像パターン用傾斜修正装置
と、予め決定された検出パラメータを用いて検出画像パ
ターンの測定を行う画像処理装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】自動化機器においては対象物の情報を取
り出すことが不可欠であり、そのため画像処理により画
像認識が行えるようにした画像認識装置(画像処理装置
の一例)が広く用いられている。この種の画像認識装置
では、TVカメラ(CCDや撮像管等を含む)の映像を
ディジタル映像化して2値画像とし、その画像データを
用いて被測定物が基準形状と一致しているか否かの判断
を行う。
り出すことが不可欠であり、そのため画像処理により画
像認識が行えるようにした画像認識装置(画像処理装置
の一例)が広く用いられている。この種の画像認識装置
では、TVカメラ(CCDや撮像管等を含む)の映像を
ディジタル映像化して2値画像とし、その画像データを
用いて被測定物が基準形状と一致しているか否かの判断
を行う。
【0003】形状の判断を行う従来の画像認識装置で
は、標準画像パターンを画素単位で記憶する標準パター
ンRAMと、撮影により得られた検出画像パターンを画
素単位で記憶する検出パターンRAMとが設けられてい
る。また、従来の画像認識装置では、標準画像パターン
と検出画像パターンとの間の位置ずれに基づいて、検出
画像パターンが標準画像パターンに重なるよう検出画像
パターンの座標上の移動及び回転を行う。そして、検出
パターンRAMと標準パターンRAMとにおいて比較対
象画素データを読み出し、両者を比較することにより画
像パターンの一致程度を検出する。
は、標準画像パターンを画素単位で記憶する標準パター
ンRAMと、撮影により得られた検出画像パターンを画
素単位で記憶する検出パターンRAMとが設けられてい
る。また、従来の画像認識装置では、標準画像パターン
と検出画像パターンとの間の位置ずれに基づいて、検出
画像パターンが標準画像パターンに重なるよう検出画像
パターンの座標上の移動及び回転を行う。そして、検出
パターンRAMと標準パターンRAMとにおいて比較対
象画素データを読み出し、両者を比較することにより画
像パターンの一致程度を検出する。
【0004】前記画像パターンの座標上の移動及び回転
を行う際には、画像パターンの重心と画像パターンの慣
性主軸の基準座標に対する回転角度とが用いられる。
を行う際には、画像パターンの重心と画像パターンの慣
性主軸の基準座標に対する回転角度とが用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
画像パターンの座標上の移動及び回転の処理を行う際
に、画像パターンの重心と慣性主軸角とが用いられるだ
けであるので、ある傾いた画像パターンとそれに対して
180°回転した姿勢の画像パターンとの慣性主軸角上
での違いが検出できない。
画像パターンの座標上の移動及び回転の処理を行う際
に、画像パターンの重心と慣性主軸角とが用いられるだ
けであるので、ある傾いた画像パターンとそれに対して
180°回転した姿勢の画像パターンとの慣性主軸角上
での違いが検出できない。
【0006】したがって、前記従来の構成では、慣性主
軸角の不正確な検出に起因して、画像パターンの一致程
度の検出結果が誤ったものとなり得る。本発明の目的
は、慣性主軸角の検出精度を向上させることにある。本
発明の別の目的は、画像パターンの傾斜を修正する際の
修正精度を向上させることにある。
軸角の不正確な検出に起因して、画像パターンの一致程
度の検出結果が誤ったものとなり得る。本発明の目的
は、慣性主軸角の検出精度を向上させることにある。本
発明の別の目的は、画像パターンの傾斜を修正する際の
修正精度を向上させることにある。
【0007】本発明のさらに別の目的は、画像パターン
測定時の測定精度を向上させることにある。
測定時の測定精度を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る慣性主軸角
演算装置は、画像パターンの慣性主軸角を演算する装置
である。この装置は、画像パターンを読み取る読取手段
と、読み取られた画像パターンの仮慣性主軸角を演算す
る仮慣性主軸角演算手段と、画像パターンの反転の有無
を示す反転パラメータを決定する反転パラメータ決定手
段と、仮慣性主軸角と反転パラメータとから慣性主軸角
を決定する慣性主軸角決定手段とを備えている。
演算装置は、画像パターンの慣性主軸角を演算する装置
である。この装置は、画像パターンを読み取る読取手段
と、読み取られた画像パターンの仮慣性主軸角を演算す
る仮慣性主軸角演算手段と、画像パターンの反転の有無
を示す反転パラメータを決定する反転パラメータ決定手
段と、仮慣性主軸角と反転パラメータとから慣性主軸角
を決定する慣性主軸角決定手段とを備えている。
【0009】本発明に係る画像パターン用傾斜修正装置
は、傾斜する画像パターンの傾斜を修正する装置であ
る。この装置は、画像パターンを読み取る読取手段と、
読み取られた画像パターンの仮慣性主軸角を演算する仮
慣性主軸角演算手段と、画像パターンの反転の有無を示
す反転パラメータを決定する反転パラメータ決定手段
と、仮慣性主軸角と反転パラメータとから慣性主軸角を
決定する慣性主軸角決定手段と、得られた慣性主軸角に
基づいて画像パターンの座標を変更する座標変更手段と
を備えている。
は、傾斜する画像パターンの傾斜を修正する装置であ
る。この装置は、画像パターンを読み取る読取手段と、
読み取られた画像パターンの仮慣性主軸角を演算する仮
慣性主軸角演算手段と、画像パターンの反転の有無を示
す反転パラメータを決定する反転パラメータ決定手段
と、仮慣性主軸角と反転パラメータとから慣性主軸角を
決定する慣性主軸角決定手段と、得られた慣性主軸角に
基づいて画像パターンの座標を変更する座標変更手段と
を備えている。
【0010】本発明に係る画像処理装置は、予め決定さ
れた検出パラメータを用いて検出画像パターンの測定を
行う装置である。この装置は、記憶手段と、読取手段
と、仮慣性主軸角演算手段と、反転パラメータ決定手段
と、慣性主軸角決定手段と、測定手段とを備えている。
前記記憶手段は検出パラメータを記憶する。前記読取手
段は検出画像パターンを読み取る。前記仮慣性主軸角演
算手段は、読み取られた前記検出画像パターンの仮慣性
主軸角を演算する。前記反転パラメータ決定手段は、検
出画像パターンの反転の有無を示す反転パラメータを決
定する。前記慣性主軸角決定手段は、仮慣性主軸角と反
転パラメータとから慣性主軸角を決定する。前記測定手
段は、慣性主軸角と前記検出パラメータとに基づいて、
前記検出画像パターンの測定を行う。
れた検出パラメータを用いて検出画像パターンの測定を
行う装置である。この装置は、記憶手段と、読取手段
と、仮慣性主軸角演算手段と、反転パラメータ決定手段
と、慣性主軸角決定手段と、測定手段とを備えている。
前記記憶手段は検出パラメータを記憶する。前記読取手
段は検出画像パターンを読み取る。前記仮慣性主軸角演
算手段は、読み取られた前記検出画像パターンの仮慣性
主軸角を演算する。前記反転パラメータ決定手段は、検
出画像パターンの反転の有無を示す反転パラメータを決
定する。前記慣性主軸角決定手段は、仮慣性主軸角と反
転パラメータとから慣性主軸角を決定する。前記測定手
段は、慣性主軸角と前記検出パラメータとに基づいて、
前記検出画像パターンの測定を行う。
【0011】
【作用】本発明に係る重心主軸角演算装置では、読取手
段により読み取られた画像パターンの仮慣性主軸角が仮
慣性主軸角演算手段により演算される。また、読み取ら
れた画像パターンの反転の有無を示す反転パラメータが
反転パラメータ決定手段により決定される。そして、慣
性主軸角決定手段が、仮慣性主軸角と反転パラメータと
から慣性主軸角を決定する。
段により読み取られた画像パターンの仮慣性主軸角が仮
慣性主軸角演算手段により演算される。また、読み取ら
れた画像パターンの反転の有無を示す反転パラメータが
反転パラメータ決定手段により決定される。そして、慣
性主軸角決定手段が、仮慣性主軸角と反転パラメータと
から慣性主軸角を決定する。
【0012】ここでは、慣性主軸角を決定するにあたり
画像パターンの反転の有無を決定要因として使用するの
で、慣性主軸角の検出精度が向上する。本発明に係る画
像パターン用傾斜修正装置では、読取手段により読み取
られた画像パターンの仮慣性主軸角が仮慣性主軸角演算
手段により演算される。また、読み取られた画像パター
ンの反転の有無を示す反転パラメータが反転パラメータ
決定手段により決定される。そして、慣性主軸角決定手
段が、仮慣性主軸角と反転パラメータとから慣性主軸角
を決定する。得られた重心主軸角に基づいて、座標変更
手段が画像パターンの座標を変更する。
画像パターンの反転の有無を決定要因として使用するの
で、慣性主軸角の検出精度が向上する。本発明に係る画
像パターン用傾斜修正装置では、読取手段により読み取
られた画像パターンの仮慣性主軸角が仮慣性主軸角演算
手段により演算される。また、読み取られた画像パター
ンの反転の有無を示す反転パラメータが反転パラメータ
決定手段により決定される。そして、慣性主軸角決定手
段が、仮慣性主軸角と反転パラメータとから慣性主軸角
を決定する。得られた重心主軸角に基づいて、座標変更
手段が画像パターンの座標を変更する。
【0013】ここでは、慣性主軸角を決定するにあたり
画像パターンの反転の有無を決定要因として使用するの
で、画像パターンの傾斜を修正する際の修正精度が向上
する。本発明に係る画像処理装置では、読取手段により
読み取られた画像パターンの仮慣性主軸角が仮慣性主軸
角演算手段により演算される。また、読み取られた画像
パターンの反転の有無を示す反転パラメータが反転パラ
メータ決定手段により決定される。そして、慣性主軸角
決定手段が、仮慣性主軸角と反転パラメータとから慣性
主軸角を決定する。さらに、測定手段が、得られた慣性
主軸角と検出パラメータとに基づいて、検出画像パター
ンの測定を行う。
画像パターンの反転の有無を決定要因として使用するの
で、画像パターンの傾斜を修正する際の修正精度が向上
する。本発明に係る画像処理装置では、読取手段により
読み取られた画像パターンの仮慣性主軸角が仮慣性主軸
角演算手段により演算される。また、読み取られた画像
パターンの反転の有無を示す反転パラメータが反転パラ
メータ決定手段により決定される。そして、慣性主軸角
決定手段が、仮慣性主軸角と反転パラメータとから慣性
主軸角を決定する。さらに、測定手段が、得られた慣性
主軸角と検出パラメータとに基づいて、検出画像パター
ンの測定を行う。
【0014】ここでは、慣性主軸角を決定するにあたり
画像パターンの反転の有無を決定要因として使用するの
で、画像パターンの測定精度が向上する。
画像パターンの反転の有無を決定要因として使用するの
で、画像パターンの測定精度が向上する。
【0015】
【実施例】 〔構成〕図1は、本発明の一実施例が採用された画像認
識装置1の一使用状態を示している。図1において、画
像認識装置1は、認識装置本体2と、認識装置本体2に
ケーブル3を介して接続されたCCDカメラ4と、認識
装置本体2での処理結果等を表示するためのCRT5と
を有している。認識装置本体2の前面には操作パネル8
が配置されている。CCDカメラ4は、検査対象の一例
としての製品6を搬送するコンベア7の上方に配置され
ており、CCDカメラ4が製品6を撮影するようになっ
ている。
識装置1の一使用状態を示している。図1において、画
像認識装置1は、認識装置本体2と、認識装置本体2に
ケーブル3を介して接続されたCCDカメラ4と、認識
装置本体2での処理結果等を表示するためのCRT5と
を有している。認識装置本体2の前面には操作パネル8
が配置されている。CCDカメラ4は、検査対象の一例
としての製品6を搬送するコンベア7の上方に配置され
ており、CCDカメラ4が製品6を撮影するようになっ
ている。
【0016】図2は、認識装置本体2の回路ブロック図
である。図2において、CPU10には、CPUデータ
バス11を介して、プログラムROM12と、RAM1
3と、通信制御回路14と、I/Oポート15とが接続
されている。通信制御回路14は、外部インターフェイ
スを介してロボットハンド等を制御するホストコンピュ
ータ(いずれも図示せず)に接続されている。また、I
/Oポート15には、操作パネル8が接続されるととも
に、後述する制御信号C1〜C7の出力ポート及びデー
タ信号D1,D2の入力ポートが設けられている。
である。図2において、CPU10には、CPUデータ
バス11を介して、プログラムROM12と、RAM1
3と、通信制御回路14と、I/Oポート15とが接続
されている。通信制御回路14は、外部インターフェイ
スを介してロボットハンド等を制御するホストコンピュ
ータ(いずれも図示せず)に接続されている。また、I
/Oポート15には、操作パネル8が接続されるととも
に、後述する制御信号C1〜C7の出力ポート及びデー
タ信号D1,D2の入力ポートが設けられている。
【0017】さらに、CPUデータバス11には、グラ
フィックコントローラ16が接続されている。また、グ
ラフィックコントローラ16には、アドレスデータ等を
入出力するためのグラフィックコントローラバス17を
介して画面表示用VRAM18が接続されている。さら
に、グラフィックコントローラバス17には、文字パタ
ーンROM19と、文字表示用マルチポートRAM20
と、グラフィック表示用の第1〜第3マルチポートRA
M21,22,23と、第1〜第3マルチポートRAM
21〜23の出力を制御するためのグラフィックRAM
書換えコントローラ24とが接続されている。
フィックコントローラ16が接続されている。また、グ
ラフィックコントローラ16には、アドレスデータ等を
入出力するためのグラフィックコントローラバス17を
介して画面表示用VRAM18が接続されている。さら
に、グラフィックコントローラバス17には、文字パタ
ーンROM19と、文字表示用マルチポートRAM20
と、グラフィック表示用の第1〜第3マルチポートRA
M21,22,23と、第1〜第3マルチポートRAM
21〜23の出力を制御するためのグラフィックRAM
書換えコントローラ24とが接続されている。
【0018】書換えコントローラ24には、CPU10
からのグラフィックRAM書換え用制御信号C2が入力
され、その制御信号C2に応じて書換えコントローラ2
4が第1〜第3マルチポートRAM21〜23の書き込
み/読み出し/消去を制御する。第1〜第3マルチポー
トRAM21〜23の出力は、スイッチング回路26を
介して選択的に画像合成回路27に出力される。画像合
成回路27で合成された画像は、CRT5に表示され
る。なお、スイッチング回路26は、CPU10からの
グラフィックRAM表示切替え用制御信号C3によって
切り換えられる。
からのグラフィックRAM書換え用制御信号C2が入力
され、その制御信号C2に応じて書換えコントローラ2
4が第1〜第3マルチポートRAM21〜23の書き込
み/読み出し/消去を制御する。第1〜第3マルチポー
トRAM21〜23の出力は、スイッチング回路26を
介して選択的に画像合成回路27に出力される。画像合
成回路27で合成された画像は、CRT5に表示され
る。なお、スイッチング回路26は、CPU10からの
グラフィックRAM表示切替え用制御信号C3によって
切り換えられる。
【0019】一方、CCDカメラ4からの画像信号は、
明暗補正回路30を介して、コンパレータからなる2値
化回路31に出力される。2値化回路31では、電圧可
変型電源32の電圧が比較電圧として入力され、これに
よって2値化回路31での比較電位が変更される。2値
化回路31の出力は、近傍平均化回路33を介してコン
パレータからなる再2値化回路34に入力される。再2
値化回路34において、電圧可変型電源35の電圧が比
較電位として入力される。
明暗補正回路30を介して、コンパレータからなる2値
化回路31に出力される。2値化回路31では、電圧可
変型電源32の電圧が比較電圧として入力され、これに
よって2値化回路31での比較電位が変更される。2値
化回路31の出力は、近傍平均化回路33を介してコン
パレータからなる再2値化回路34に入力される。再2
値化回路34において、電圧可変型電源35の電圧が比
較電位として入力される。
【0020】再2値化回路34からの出力はスリーステ
ートバッファ37に入力される。スリーステートバッフ
ァ37の出力は、画面表示用VRAM18にシリアル入
力される。画面表示用VRAM18の書き込みタイミン
グとスリーステートバッファ37の画像データ出力タイ
ミングとは、画面表示用VRAM18のR/Wポートと
スリーステートバッファ37のアクティベート端子と
に、CPU10からの制御信号C1がともに同時に入力
されることにより、同期する。
ートバッファ37に入力される。スリーステートバッフ
ァ37の出力は、画面表示用VRAM18にシリアル入
力される。画面表示用VRAM18の書き込みタイミン
グとスリーステートバッファ37の画像データ出力タイ
ミングとは、画面表示用VRAM18のR/Wポートと
スリーステートバッファ37のアクティベート端子と
に、CPU10からの制御信号C1がともに同時に入力
されることにより、同期する。
【0021】画面表示用VRAM18は、たとえば、2
56kワード×4ビット構成の標準ダイナミックRAM
部と512ワード×4ビット構成のSAM(シリアル・
アクセス・メモリ)部とから構成される1Mビットマル
チポートビデオRAMである。この画面表示用VRAM
18は、RAM部及びSAM部間の双方向データ転送機
能を有している。この画面表示用VRAM18のシリア
ル入出力ポートにはスリーステートバッファ37の出力
端子が接続されている。
56kワード×4ビット構成の標準ダイナミックRAM
部と512ワード×4ビット構成のSAM(シリアル・
アクセス・メモリ)部とから構成される1Mビットマル
チポートビデオRAMである。この画面表示用VRAM
18は、RAM部及びSAM部間の双方向データ転送機
能を有している。この画面表示用VRAM18のシリア
ル入出力ポートにはスリーステートバッファ37の出力
端子が接続されている。
【0022】画面表示用VRAM18のシリアル出力
は、標準パターンメモリ40のデータ入力ポートと、比
較種別選択回路41のデータ入力端子と、画像合成回路
27とに出力され得る。さらに画像合成回路27には、
2値化処理前の256階調の画像信号も入力されるよう
になっている。画像合成回路27に入力される画像信号
のいずれをCRT5に出力するかは、CPU10から出
力される制御信号C7に基づいて決定される。
は、標準パターンメモリ40のデータ入力ポートと、比
較種別選択回路41のデータ入力端子と、画像合成回路
27とに出力され得る。さらに画像合成回路27には、
2値化処理前の256階調の画像信号も入力されるよう
になっている。画像合成回路27に入力される画像信号
のいずれをCRT5に出力するかは、CPU10から出
力される制御信号C7に基づいて決定される。
【0023】標準パターンメモリ40には、パターンマ
ッチングRAMアドレス発生回路42からアドレス指定
がなされるようになっている。また、CPU10からの
パターンメモリ書き込みコントロール用制御信号C5
が、I/Oポート15を介して標準パターンメモリ40
のR/Wポートに入力される。RAMアドレス発生回路
42には、パターン読み書き位置補正データとしてCP
U10から出力された制御信号C4がI/Oポート15
を介して入力される。標準パターンメモリ40の1ビッ
トデータは、比較種別選択回路41の他方の入力端子に
入力される。
ッチングRAMアドレス発生回路42からアドレス指定
がなされるようになっている。また、CPU10からの
パターンメモリ書き込みコントロール用制御信号C5
が、I/Oポート15を介して標準パターンメモリ40
のR/Wポートに入力される。RAMアドレス発生回路
42には、パターン読み書き位置補正データとしてCP
U10から出力された制御信号C4がI/Oポート15
を介して入力される。標準パターンメモリ40の1ビッ
トデータは、比較種別選択回路41の他方の入力端子に
入力される。
【0024】比較種別選択回路41は、排他的論理和を
演算する機能と、論理積を演算する機能と、論理和を演
算する機能とを有している。3種の機能は、CPU10
から出力されるスイッチング信号C6により択一的に選
択される。比較種別選択回路41の出力は、ノイズフィ
ルタ43を介してカウンタ44に入力される。カウンタ
44でのカウント結果は、データ信号D1としてI/O
ポート15に出力される。
演算する機能と、論理積を演算する機能と、論理和を演
算する機能とを有している。3種の機能は、CPU10
から出力されるスイッチング信号C6により択一的に選
択される。比較種別選択回路41の出力は、ノイズフィ
ルタ43を介してカウンタ44に入力される。カウンタ
44でのカウント結果は、データ信号D1としてI/O
ポート15に出力される。
【0025】再2値化回路34からの出力は、重心/慣
性主軸検出回路36にも入力される。重心/慣性主軸検
出回路36は、図3に示すように、再2値化回路34か
らの画像信号を受けて重心及び慣性主軸演算用の演算項
目(ΣN,Σx1 ・Σx2 ,Σx1 2等)の演算を行う項
目演算部51と、項目演算部51での演算結果を用いて
重心の位置及び慣性主軸の位置を演算するCPU52
と、CPU52で得られた演算結果を格納するデュアル
ポートRAM53とを有している。デュアルポートRA
M53には、I/Oポート15(図2)を介してCPU
10がアクセスし得る。すなわち、デュアルポートRA
M53に格納されるデータが位置情報データ信号D2と
してCPU10に取り込まれ得る。 〔動作〕画像認識装置1の動作を、図4〜図7に示す制
御フローチャートにしたがって説明する。全体 図4のステップS1では、初期メニュー表示をCRT5
で行う等の初期設定を行う。ステップS2では、操作者
により条件設定指令が操作パネル8を介してなされたか
否かを判断する。ステップS3では、標準パターン入力
の指令がなされたか否かを判断する。ステップS4で
は、測定の実行が指令されたか否かを判断する。さら
に、ステップS5ではその他の一般的な処理を行い、ス
テップS2に戻る。条件設定 条件設定の指令がなされると、ステップS2からステッ
プS6に移行して、図5に示す条件設定サブルーチンを
実行する。
性主軸検出回路36にも入力される。重心/慣性主軸検
出回路36は、図3に示すように、再2値化回路34か
らの画像信号を受けて重心及び慣性主軸演算用の演算項
目(ΣN,Σx1 ・Σx2 ,Σx1 2等)の演算を行う項
目演算部51と、項目演算部51での演算結果を用いて
重心の位置及び慣性主軸の位置を演算するCPU52
と、CPU52で得られた演算結果を格納するデュアル
ポートRAM53とを有している。デュアルポートRA
M53には、I/Oポート15(図2)を介してCPU
10がアクセスし得る。すなわち、デュアルポートRA
M53に格納されるデータが位置情報データ信号D2と
してCPU10に取り込まれ得る。 〔動作〕画像認識装置1の動作を、図4〜図7に示す制
御フローチャートにしたがって説明する。全体 図4のステップS1では、初期メニュー表示をCRT5
で行う等の初期設定を行う。ステップS2では、操作者
により条件設定指令が操作パネル8を介してなされたか
否かを判断する。ステップS3では、標準パターン入力
の指令がなされたか否かを判断する。ステップS4で
は、測定の実行が指令されたか否かを判断する。さら
に、ステップS5ではその他の一般的な処理を行い、ス
テップS2に戻る。条件設定 条件設定の指令がなされると、ステップS2からステッ
プS6に移行して、図5に示す条件設定サブルーチンを
実行する。
【0026】図5のステップS11では、補助モード
(重心主軸角を決定する際に、反転パラメータを補助手
段として用いるモード)の設定が指令されたか否かを判
断する。ステップS12では、前記補助モードの解除が
指令されたか否かを判断する。ステップS13では、そ
の他の設定入力が指令されたか否かを判断する。ステッ
プS14では、条件設定サブルーチンの終了が指令され
たか否かを判断する。条件設定サブルーチンの終了が指
令されるまでは、ステップS11に戻る。なお、その他
の処理の指令がなされた場合には、ステップS13から
ステップS17に移行し、指定された設定処理を実行す
る。
(重心主軸角を決定する際に、反転パラメータを補助手
段として用いるモード)の設定が指令されたか否かを判
断する。ステップS12では、前記補助モードの解除が
指令されたか否かを判断する。ステップS13では、そ
の他の設定入力が指令されたか否かを判断する。ステッ
プS14では、条件設定サブルーチンの終了が指令され
たか否かを判断する。条件設定サブルーチンの終了が指
令されるまでは、ステップS11に戻る。なお、その他
の処理の指令がなされた場合には、ステップS13から
ステップS17に移行し、指定された設定処理を実行す
る。
【0027】補助モードの設定が指令されれば、ステッ
プS11からステップS15に移行する。ステップS1
5では、補助モードの設定を意味するフラグを立てる。
一方、補助モードの解除が指令されれば、ステップS1
2からステップS16に移行する。ステップS16で
は、補助モードの設定を意味するフラグを下ろす。標準パターンの読込み 図4において、操作者から標準パターンの読み込み指令
がなされれば、ステップS3からステップS7に移行
し、図6の標準パターンサブルーチンを実行する。な
お、標準パターンの読み込み指令は、CCDカメラ4に
標準となる製品6を撮影させた状態で、操作者により行
われる。
プS11からステップS15に移行する。ステップS1
5では、補助モードの設定を意味するフラグを立てる。
一方、補助モードの解除が指令されれば、ステップS1
2からステップS16に移行する。ステップS16で
は、補助モードの設定を意味するフラグを下ろす。標準パターンの読込み 図4において、操作者から標準パターンの読み込み指令
がなされれば、ステップS3からステップS7に移行
し、図6の標準パターンサブルーチンを実行する。な
お、標準パターンの読み込み指令は、CCDカメラ4に
標準となる製品6を撮影させた状態で、操作者により行
われる。
【0028】図6のステップS21では、CCDカメラ
4で撮影された標準画像パターンを画面表示用VRAM
18に書き込む。ここでは、CCDカメラ4により標準
形が撮影され、得られた画像データが明暗補正回路30
を介して2値化回路31で2値化され、さらに近傍平均
化回路33を介して再2値化回路34で再び2値化され
る。2値化された画像データは、重心/慣性主軸検出回
路36に入力されるとともに、スリーステートバッファ
37にも出力される。そして、CPU10からの制御信
号C1にしたがって、画像表示用VRAM18とスリー
ステートバッファ37とが同期して駆動され、画面表示
用VRAM18に2値画像データがシリアル入力され
る。2値画像データが画面表示用VRAM18に全て書
き込まれれば、ステップS22に移行する。ステップS
22では、画面表示用VRAM18から標準パターンメ
モリ40に画像データを転送し格納する。図8に、格納
された標準画像パターンIMの一例を示す。この標準画
像パターンIMは概ねT字状である。
4で撮影された標準画像パターンを画面表示用VRAM
18に書き込む。ここでは、CCDカメラ4により標準
形が撮影され、得られた画像データが明暗補正回路30
を介して2値化回路31で2値化され、さらに近傍平均
化回路33を介して再2値化回路34で再び2値化され
る。2値化された画像データは、重心/慣性主軸検出回
路36に入力されるとともに、スリーステートバッファ
37にも出力される。そして、CPU10からの制御信
号C1にしたがって、画像表示用VRAM18とスリー
ステートバッファ37とが同期して駆動され、画面表示
用VRAM18に2値画像データがシリアル入力され
る。2値画像データが画面表示用VRAM18に全て書
き込まれれば、ステップS22に移行する。ステップS
22では、画面表示用VRAM18から標準パターンメ
モリ40に画像データを転送し格納する。図8に、格納
された標準画像パターンIMの一例を示す。この標準画
像パターンIMは概ねT字状である。
【0029】ステップS22での処理の間に、図3に示
す重心/慣性主軸検出回路36では、項目演算部51が
重心及び慣性主軸の位置を演算するための種々の項目の
演算を行う。そして、CPU52が、項目演算部51で
演算された種々の項目を用いて重心及び慣性主軸の位置
を演算する。演算結果は、デュアルポートRAM53に
格納される。
す重心/慣性主軸検出回路36では、項目演算部51が
重心及び慣性主軸の位置を演算するための種々の項目の
演算を行う。そして、CPU52が、項目演算部51で
演算された種々の項目を用いて重心及び慣性主軸の位置
を演算する。演算結果は、デュアルポートRAM53に
格納される。
【0030】デュアルポートRAM53に格納された重
心及び慣性主軸の位置データは、CPU10により図6
のステップS23において位置情報データ信号D2とし
て読み込まれる。ステップS23での読み込みが終われ
ばステップS24に移行する。ステップS24では、補
助モード(図5のステップS15)が設定されているか
否かを判断する。補助モードが設定されていなければ、
そのまま図4のメインルーチンに戻る。
心及び慣性主軸の位置データは、CPU10により図6
のステップS23において位置情報データ信号D2とし
て読み込まれる。ステップS23での読み込みが終われ
ばステップS24に移行する。ステップS24では、補
助モード(図5のステップS15)が設定されているか
否かを判断する。補助モードが設定されていなければ、
そのまま図4のメインルーチンに戻る。
【0031】ステップS24において補助モードが設定
されていると判断した場合にはステップS25〜ステッ
プS31に示す反転パラメータ決定処理を実行する。ス
テップS25では、補正ウインドウの始点Aの入力を待
つ。操作者が、CRT5上でカーソルを移動させながら
図9に示すように始点Aを指定すると、ステップS26
に移行して始点Aの重心CGに対する相対位置を記憶す
る。次に、ステップS27において補助ウインドウの終
点位置の入力を待つ。操作者が終点Bを入力すればステ
ップS28に移行し、終点Bの重心CGに対する相対位
置を記憶する。
されていると判断した場合にはステップS25〜ステッ
プS31に示す反転パラメータ決定処理を実行する。ス
テップS25では、補正ウインドウの始点Aの入力を待
つ。操作者が、CRT5上でカーソルを移動させながら
図9に示すように始点Aを指定すると、ステップS26
に移行して始点Aの重心CGに対する相対位置を記憶す
る。次に、ステップS27において補助ウインドウの終
点位置の入力を待つ。操作者が終点Bを入力すればステ
ップS28に移行し、終点Bの重心CGに対する相対位
置を記憶する。
【0032】ステップS29では、入力された始点Aと
終点Bとが直線の始点及び終点であるのか、あるいは長
方形の1対の対角であるのかの選択を操作者から受け付
ける。操作者による選択がなされれば、ステップS30
において選択内容を判別し、始点A及び終点Bが直線の
両端である場合にはステップS31に移行する。ステッ
プS31では、図9に示すように始点Aと終点Bとの間
を結ぶ補助ラインALと標準画像パターンIMとが始点
A側において最初に交差する交差点Cの位置を演算す
る。ステップS31での処理が終われば図4のメインル
ーチンに戻る。
終点Bとが直線の始点及び終点であるのか、あるいは長
方形の1対の対角であるのかの選択を操作者から受け付
ける。操作者による選択がなされれば、ステップS30
において選択内容を判別し、始点A及び終点Bが直線の
両端である場合にはステップS31に移行する。ステッ
プS31では、図9に示すように始点Aと終点Bとの間
を結ぶ補助ラインALと標準画像パターンIMとが始点
A側において最初に交差する交差点Cの位置を演算す
る。ステップS31での処理が終われば図4のメインル
ーチンに戻る。
【0033】一方、ステップS29において始点Aと終
点Bとが長方形の対角であると指定された場合には、ス
テップS30からステップS32に移行する。ステップ
S32では、図12に示すように、重心CGを通る分割
線DLで始点A及び終点Bを含む長方形を分割し、始点
A側の補助ウインドウAWと終点B側の補助ウインドウ
BWとを決定する。そして、両補助ウインドウAW,B
Wのそれぞれにおいて、標準画像パターンIMが占める
面積を演算する。ステップS32での処理が終われば図
4のメインルーチンに戻る。実行 コンベア7により検査対象としての製品6が流されてい
る状態で、操作パネル8を介して実行指令がなされる
と、図4のステップS4からステップS8に移行し、図
7に示す実行サブルーチンを実行する。
点Bとが長方形の対角であると指定された場合には、ス
テップS30からステップS32に移行する。ステップ
S32では、図12に示すように、重心CGを通る分割
線DLで始点A及び終点Bを含む長方形を分割し、始点
A側の補助ウインドウAWと終点B側の補助ウインドウ
BWとを決定する。そして、両補助ウインドウAW,B
Wのそれぞれにおいて、標準画像パターンIMが占める
面積を演算する。ステップS32での処理が終われば図
4のメインルーチンに戻る。実行 コンベア7により検査対象としての製品6が流されてい
る状態で、操作パネル8を介して実行指令がなされる
と、図4のステップS4からステップS8に移行し、図
7に示す実行サブルーチンを実行する。
【0034】図7のステップS33では、検査対象の製
品6を撮影しているCCDカメラ4からの画像情報を、
標準画像パターンを得る場合と同様にして画面表示用V
RAM18に記憶する。図10,図11,図13及び図
14に、得られた検出画像パターンISの例を示す。そ
のうち、図10及び図13は検出画像パターンISが標
準画像パターンIM(図8)に対してわずかに時計回り
に回転した場合を、図11及び図14は検出画像パター
ンISが標準画像パターンIM(図8)に対して90°
以上反時計回りに回転した場合を示している。なお、図
10及び図11は補助ラインALが設定されている場合
を、また図13及び図14は補助ウインドウAW,BW
が設定されている場合を示している。
品6を撮影しているCCDカメラ4からの画像情報を、
標準画像パターンを得る場合と同様にして画面表示用V
RAM18に記憶する。図10,図11,図13及び図
14に、得られた検出画像パターンISの例を示す。そ
のうち、図10及び図13は検出画像パターンISが標
準画像パターンIM(図8)に対してわずかに時計回り
に回転した場合を、図11及び図14は検出画像パター
ンISが標準画像パターンIM(図8)に対して90°
以上反時計回りに回転した場合を示している。なお、図
10及び図11は補助ラインALが設定されている場合
を、また図13及び図14は補助ウインドウAW,BW
が設定されている場合を示している。
【0035】一方、重心/慣性主軸検出回路36でも、
標準画像パターンの場合と同様にして、検査対象として
の製品6の重心及び慣性主軸の位置を演算する。重心/
慣性主軸検出回路36からの位置情報データ信号D2
は、ステップS34において読み込まれる。ステップS
35では、ステップS23(図6)で読み込んだ標準画
像パターンIMの慣性主軸IAの位置とステップS34
で読み込んだ検出画像パターンISの慣性主軸IAの位
置とから仮慣性主軸角θIを演算する。
標準画像パターンの場合と同様にして、検査対象として
の製品6の重心及び慣性主軸の位置を演算する。重心/
慣性主軸検出回路36からの位置情報データ信号D2
は、ステップS34において読み込まれる。ステップS
35では、ステップS23(図6)で読み込んだ標準画
像パターンIMの慣性主軸IAの位置とステップS34
で読み込んだ検出画像パターンISの慣性主軸IAの位
置とから仮慣性主軸角θIを演算する。
【0036】ステップS36では、補助モード(図5の
ステップS15)が設定されているか否かを判断する。
補助モードが設定されていない場合には補正が不要であ
るので、ステップS40に移行して仮慣性主軸角θIを
慣性主軸角θとする。一方、ステップS36において補
助モードが設定されていると判断した場合には、ステッ
プS37に移行する。ステップS37では、慣性主軸角
θの補正が必要であるか否かを判断する。ここでは、補
助ラインALが設定されている場合には、図10及び図
11に示すように始点Aから交差点Cまでの距離を演算
し、得られた距離が標準画像パターンIMでの始点A─
交差点C間の距離に一致するか否かを判断する。また、
補助ウインドウAW,BWが設定されている場合には、
図13及び図14に示すように各ウインドウAW,BW
内の検出画像パターンISの面積を演算し、得られた面
積が標準画像パターンIMでの面積に一致するか否かを
判断する。
ステップS15)が設定されているか否かを判断する。
補助モードが設定されていない場合には補正が不要であ
るので、ステップS40に移行して仮慣性主軸角θIを
慣性主軸角θとする。一方、ステップS36において補
助モードが設定されていると判断した場合には、ステッ
プS37に移行する。ステップS37では、慣性主軸角
θの補正が必要であるか否かを判断する。ここでは、補
助ラインALが設定されている場合には、図10及び図
11に示すように始点Aから交差点Cまでの距離を演算
し、得られた距離が標準画像パターンIMでの始点A─
交差点C間の距離に一致するか否かを判断する。また、
補助ウインドウAW,BWが設定されている場合には、
図13及び図14に示すように各ウインドウAW,BW
内の検出画像パターンISの面積を演算し、得られた面
積が標準画像パターンIMでの面積に一致するか否かを
判断する。
【0037】図10又は図13の状態では、両パターン
IS,IM間で距離又は面積が一致し、検出画像パター
ンISの回転角度は仮慣性主軸角θIに一致すると考え
られるので補正は不要でありステップS38に移行す
る。ステップS38では、ステップS35で得られた仮
慣性主軸角θIを慣性主軸角θとして設定する。また、
図11又は図14の状態では、両パターンIS,IM間
で距離又は面積が一致せず、検出画像パターンISの回
転角度は仮慣性主軸角θIとは異なると考えられるの
で、補正が必要でありステップS39に移行する。ステ
ップS39では、180°から仮慣性主軸角θIを減算
し、得られた値の正負を逆転させることで正しい慣性主
軸角θが得られる。
IS,IM間で距離又は面積が一致し、検出画像パター
ンISの回転角度は仮慣性主軸角θIに一致すると考え
られるので補正は不要でありステップS38に移行す
る。ステップS38では、ステップS35で得られた仮
慣性主軸角θIを慣性主軸角θとして設定する。また、
図11又は図14の状態では、両パターンIS,IM間
で距離又は面積が一致せず、検出画像パターンISの回
転角度は仮慣性主軸角θIとは異なると考えられるの
で、補正が必要でありステップS39に移行する。ステ
ップS39では、180°から仮慣性主軸角θIを減算
し、得られた値の正負を逆転させることで正しい慣性主
軸角θが得られる。
【0038】ステップS38,39,40での処理が終
わればステップS41に移行する。ステップS41で
は、得られた慣性主軸角θと重心CGの位置とから、マ
ッチングパラメータを演算する。ここでは、標準画像パ
ターンIMと検出画像パターンISの重心CGの位置を
一致させ、さらに慣性主軸IAを一致させるためのパラ
メータを演算する。演算するパラメータとしては、標準
画像パターン上での検出画像パターンの座標初期値(X
I,YI)と、標準画像パターン上での検出画像パター
ンの水平走査方向の変化量ΔHX,ΔVXと垂直走査方
向の変化量ΔHY,ΔVYとがある。
わればステップS41に移行する。ステップS41で
は、得られた慣性主軸角θと重心CGの位置とから、マ
ッチングパラメータを演算する。ここでは、標準画像パ
ターンIMと検出画像パターンISの重心CGの位置を
一致させ、さらに慣性主軸IAを一致させるためのパラ
メータを演算する。演算するパラメータとしては、標準
画像パターン上での検出画像パターンの座標初期値(X
I,YI)と、標準画像パターン上での検出画像パター
ンの水平走査方向の変化量ΔHX,ΔVXと垂直走査方
向の変化量ΔHY,ΔVYとがある。
【0039】ステップS42では、得られたマッチング
パラメータをRAMアドレス発生回路42に、パターン
読み書き位置補正データとして入力する(制御信号C
4)。この結果、標準パターンメモリ40には、検出画
像パターン上の比較対象画素の座標に対応する標準画像
パターン上の座標が入力されることになる。ステップS
43では、比較種別選択回路41に対し、排他的論理
和、論理積及び論理和の3種の比較種別のうちいずれを
用いて比較動作を行うかを決定するための制御信号C6
を出力する。そして、ステップS44において、標準パ
ターンメモリ40内の標準画像パターンIMと画面表示
用VRAM18内の検出画像パターンISとの比較動作
を行う。ここでは、標準パターンメモリ40が信号C5
にしたがったタイミングで、アドレス発生回路42によ
って指定された座標の画素データを比較種別選択回路4
1に出力する。一方、画面表示用VRAM18からは対
応する座標の画素データが比較種別選択回路41に入力
される。比較種別選択回路41では、信号C6により設
定された論理にしたがって、比較結果をノイズフィルタ
53からカウンタ54に出力する。カウンタ54では比
較結果の画素数をカウントする。
パラメータをRAMアドレス発生回路42に、パターン
読み書き位置補正データとして入力する(制御信号C
4)。この結果、標準パターンメモリ40には、検出画
像パターン上の比較対象画素の座標に対応する標準画像
パターン上の座標が入力されることになる。ステップS
43では、比較種別選択回路41に対し、排他的論理
和、論理積及び論理和の3種の比較種別のうちいずれを
用いて比較動作を行うかを決定するための制御信号C6
を出力する。そして、ステップS44において、標準パ
ターンメモリ40内の標準画像パターンIMと画面表示
用VRAM18内の検出画像パターンISとの比較動作
を行う。ここでは、標準パターンメモリ40が信号C5
にしたがったタイミングで、アドレス発生回路42によ
って指定された座標の画素データを比較種別選択回路4
1に出力する。一方、画面表示用VRAM18からは対
応する座標の画素データが比較種別選択回路41に入力
される。比較種別選択回路41では、信号C6により設
定された論理にしたがって、比較結果をノイズフィルタ
53からカウンタ54に出力する。カウンタ54では比
較結果の画素数をカウントする。
【0040】ステップS45では、カウンタ54の値を
データ信号D3として読み込み、OK/NGを所定の判
断基準に基づいて判断する。そして、その判断結果を、
ステップS46において通信制御回路15を介しホスト
コンピュータ等に出力する。ステップS47では、当該
実行モードの終了が操作者により指令されたか否かを判
断する。終了指令がなされるまではステップS33に戻
り、次々と検査対象の製品6から得られる検出画像パタ
ーンISと標準画像パターンIMとの比較判定を続け
る。そして、終了指令がなされればステップS47から
図4のメインルーチンに戻る。 〔他の実施例〕本発明に係る慣性主軸角演算装置は、上
述のようにパターンマッチング用に使用される場合に限
定されることはなく、たとえばロボットの視覚機能を達
成するための回路において実行される画像認識動作を行
う際の慣性主軸角の演算用にも使用できる。また、パタ
ーン面積測定、パターン長さ測定、パターン位置検出等
の他の画像処理用にも使用できる。
データ信号D3として読み込み、OK/NGを所定の判
断基準に基づいて判断する。そして、その判断結果を、
ステップS46において通信制御回路15を介しホスト
コンピュータ等に出力する。ステップS47では、当該
実行モードの終了が操作者により指令されたか否かを判
断する。終了指令がなされるまではステップS33に戻
り、次々と検査対象の製品6から得られる検出画像パタ
ーンISと標準画像パターンIMとの比較判定を続け
る。そして、終了指令がなされればステップS47から
図4のメインルーチンに戻る。 〔他の実施例〕本発明に係る慣性主軸角演算装置は、上
述のようにパターンマッチング用に使用される場合に限
定されることはなく、たとえばロボットの視覚機能を達
成するための回路において実行される画像認識動作を行
う際の慣性主軸角の演算用にも使用できる。また、パタ
ーン面積測定、パターン長さ測定、パターン位置検出等
の他の画像処理用にも使用できる。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る慣性主軸角演算装置では、
画像パターンの反転の有無を示す反転パラメータを決定
し、仮重心主軸角と反転パラメータとから重心主軸角を
決定するので、慣性主軸角の検出精度が向上する。本発
明に係る画像パターン用傾斜修正装置では、画像パター
ンの反転の有無を示す反転パラメータを決定し、仮重心
主軸角と反転パラメータとから重心主軸角を決定するの
で、画像パターンの傾斜を修正する際の修正精度が向上
する。
画像パターンの反転の有無を示す反転パラメータを決定
し、仮重心主軸角と反転パラメータとから重心主軸角を
決定するので、慣性主軸角の検出精度が向上する。本発
明に係る画像パターン用傾斜修正装置では、画像パター
ンの反転の有無を示す反転パラメータを決定し、仮重心
主軸角と反転パラメータとから重心主軸角を決定するの
で、画像パターンの傾斜を修正する際の修正精度が向上
する。
【0042】本発明に係る画像処理装置では、検出画像
パターンの反転の有無を示す反転パラメータを決定し、
仮重心主軸角と反転パラメータとから重心主軸角を決定
するので、画像パターンの測定精度が向上する。
パターンの反転の有無を示す反転パラメータを決定し、
仮重心主軸角と反転パラメータとから重心主軸角を決定
するので、画像パターンの測定精度が向上する。
【図1】本発明の一実施例が採用された画像認識装置の
斜視概略図。
斜視概略図。
【図2】その画像認識装置本体の回路ブロック図。
【図3】その重心/慣性主軸検出回路の回路ブロック
図。
図。
【図4】その制御フローチャート。
【図5】その制御フローチャート。
【図6】その制御フローチャート。
【図7】その制御フローチャート。
【図8】その標準画像パターン処理時の処理イメージを
示す図。
示す図。
【図9】その標準画像パターン処理時の処理イメージを
示す図。
示す図。
【図10】その検出画像パターン処理時の処理イメージ
を示す図。
を示す図。
【図11】その検出画像パターン処理時の処理イメージ
を示す図。
を示す図。
【図12】その標準画像パターン処理時の処理イメージ
を示す図。
を示す図。
【図13】その検出画像パターン処理時の処理イメージ
を示す図。
を示す図。
【図14】その検出画像パターン処理時の処理イメージ
を示す図。
を示す図。
1 画像認識装置 4 CCDカメラ 10 CPU 36 重心/慣性主軸検出回路 AL 補助ライン AW,BW 補助ウインドウ CG 重心 IA 慣性主軸 IM 標準画像パターン IS 検出画像パターン XI,YI 座標初期値 ΔHX,ΔVX,ΔHY,ΔVY 座標変化量 θ 慣性主軸角 θI 仮慣性主軸角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 一成 大阪府高槻市明田町2番13号 株式会社キ ーエンス内
Claims (3)
- 【請求項1】画像パターンの慣性主軸角を演算する慣性
主軸角演算装置であって、 前記画像パターンを読み取る読取手段と、 読み取られた前記画像パターンの仮慣性主軸角を演算す
る仮慣性主軸角演算手段と、 前記画像パターンの反転の有無を示す反転パラメータを
決定する反転パラメータ決定手段と、 前記仮慣性主軸角と反転パラメータとから慣性主軸角を
決定する慣性主軸角決定手段と、を備えた慣性主軸角演
算装置。 - 【請求項2】傾斜する画像パターンの傾斜を修正する画
像パターン用傾斜修正装置であって、 前記画像パターンを読み取る読取手段と、 読み取られた前記画像パターンの仮慣性主軸角を演算す
る仮慣性主軸角演算手段と、 前記画像パターンの反転の有無を示す反転パラメータを
決定する反転パラメータ決定手段と、 前記仮慣性主軸角と反転パラメータとから慣性主軸角を
決定する慣性主軸角決定手段と、 前記慣性主軸角に基づいて、前記画像パターンの座標を
変更する座標変更手段と、を備えた画像パターン用傾斜
修正装置。 - 【請求項3】予め決定された検出パラメータを用いて検
出画像パターンの測定を行う画像処理装置であって、 前記検出パラメータを記憶する記憶手段と、 前記検出画像パターンを読み取る読取手段と、 読み取られた前記検出画像パターンの仮慣性主軸角を演
算する仮慣性主軸角演算手段と、 前記検出画像パターンの反転の有無を示す反転パラメー
タを決定する反転パラメータ決定手段と、 前記仮慣性主軸角と反転パラメータとから慣性主軸角を
決定する慣性主軸角決定手段と、 前記慣性主軸角と前記検出パラメータとに基づいて、前
記検出画像パターンの測定を行う測定手段と、を備えた
画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05815893A JP3385056B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 慣性主軸角演算装置、画像パターン用傾斜修正装置及び画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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