JP2687429B2 - グラフィックコントローラ - Google Patents
グラフィックコントローラInfo
- Publication number
- JP2687429B2 JP2687429B2 JP63123138A JP12313888A JP2687429B2 JP 2687429 B2 JP2687429 B2 JP 2687429B2 JP 63123138 A JP63123138 A JP 63123138A JP 12313888 A JP12313888 A JP 12313888A JP 2687429 B2 JP2687429 B2 JP 2687429B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coordinate
- coordinate value
- straight line
- value
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Image Generation (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタルグラフィックコントローラに関し、
特に指定された領域を塗りつぶす機能を有するグラフィ
ックコントローラに関する。
特に指定された領域を塗りつぶす機能を有するグラフィ
ックコントローラに関する。
ディスプレイメモリを管理しラスタ走査型CRTの表示
画面上に図形を表示するグラフィックコントローラやデ
ータメモリを管理しその内容を用紙にプリントして出力
するグラフィックコントローラには、指定された領域を
所望の色および／又はパターンで塗りつぶす機能を備え
ている。指定された領域として、表示画面およびプリン
ト用紙上に４つの座標点Ａ、Ｂ、ＣおよびＤが与えられ
線分ABを上底、線分CDを下底、線分ACを左辺および線分
BDを右辺とする台形領域であるとすると、グラフィック
コントローラは、線分ACおよびBD上のＹ座標値を１つず
つ変化させたときのＸ座標値をそれぞれ計算し、線分AC
上のＸ座標値から線分BD上の対応するＸ座標値まで所望
の色および／又はパターンで描画している。
画面上に図形を表示するグラフィックコントローラやデ
ータメモリを管理しその内容を用紙にプリントして出力
するグラフィックコントローラには、指定された領域を
所望の色および／又はパターンで塗りつぶす機能を備え
ている。指定された領域として、表示画面およびプリン
ト用紙上に４つの座標点Ａ、Ｂ、ＣおよびＤが与えられ
線分ABを上底、線分CDを下底、線分ACを左辺および線分
BDを右辺とする台形領域であるとすると、グラフィック
コントローラは、線分ACおよびBD上のＹ座標値を１つず
つ変化させたときのＸ座標値をそれぞれ計算し、線分AC
上のＸ座標値から線分BD上の対応するＸ座標値まで所望
の色および／又はパターンで描画している。
ところが、線分ACおよび線分BDが交差するように４つ
の座標点、Ａ、Ｂ、ＣおよびＤが与えられると、塗りつ
ぶすべき領域は、一つの台形領域から二つの三角形領域
に変更されることになる。すなわち、線分ACおよびBDの
交点の座標をＰとすると、三角形ABPおよびCDPの二つの
領域を塗りつぶすことになる。
の座標点、Ａ、Ｂ、ＣおよびＤが与えられると、塗りつ
ぶすべき領域は、一つの台形領域から二つの三角形領域
に変更されることになる。すなわち、線分ACおよびBDの
交点の座標をＰとすると、三角形ABPおよびCDPの二つの
領域を塗りつぶすことになる。
そのような領域を塗りつぶす場合、従来のグラフィッ
クコントローラは、線分ACおよびBDからこれらの交点座
標Ｐを計算し、三角型ABPとCDPとのＸおよびＹ座標値を
別々に計算して両三角形領域を独立に塗りつぶしてい
た。
クコントローラは、線分ACおよびBDからこれらの交点座
標Ｐを計算し、三角型ABPとCDPとのＸおよびＹ座標値を
別々に計算して両三角形領域を独立に塗りつぶしてい
た。
しかしながら、二つの直線の交点座標を正確に求める
ためには複雑な連立方程式を解かなければならず、その
ためのソフトウェアおよびハードウェアの負担がかなり
大きくなる。この結果、高速描画ができないばかりか回
路規模が大きくなる。
ためには複雑な連立方程式を解かなければならず、その
ためのソフトウェアおよびハードウェアの負担がかなり
大きくなる。この結果、高速描画ができないばかりか回
路規模が大きくなる。
したがって、本発明の目的は、指定された領域を回路
規模を大きくすることなく高速に塗りつぶすグラフィッ
クコントローラを提供することにある。
規模を大きくすることなく高速に塗りつぶすグラフィッ
クコントローラを提供することにある。
本発明の他の目的は、二つの直線の交点座標を計算す
ることなく交差する二つの直線を有して指定された領域
を塗りつぶすグラフィックコントローラを提供すること
にある。
ることなく交差する二つの直線を有して指定された領域
を塗りつぶすグラフィックコントローラを提供すること
にある。
本発明によるグラフィックコントローラは、第１ない
し第４の座標点を指定する座標情報を一時点に格納する
手段と、第１と第２の座標点を結ぶ第１の直線上の各Ｘ
座標値および第３と第４の座標点を結ぶ第２の直線上の
各Ｘ座標値を算出する手段と、同一のＹ座標値に対する
第１の直線上のＸ座標値と第２の直線上のＸ座標値とを
比較することにより第１および第２の直線の交差点座標
を検出する手段と、第１および第３の座標点と上記交差
点座標とで指定される第１の領域を塗りつぶす手段と、
第２および第４の座標点と上記交差点座標とで指定され
る第２の領域を塗りつぶす手段とを備える。
し第４の座標点を指定する座標情報を一時点に格納する
手段と、第１と第２の座標点を結ぶ第１の直線上の各Ｘ
座標値および第３と第４の座標点を結ぶ第２の直線上の
各Ｘ座標値を算出する手段と、同一のＹ座標値に対する
第１の直線上のＸ座標値と第２の直線上のＸ座標値とを
比較することにより第１および第２の直線の交差点座標
を検出する手段と、第１および第３の座標点と上記交差
点座標とで指定される第１の領域を塗りつぶす手段と、
第２および第４の座標点と上記交差点座標とで指定され
る第２の領域を塗りつぶす手段とを備える。
このように、本発明では二つのＸ座標値の比較によっ
て二つの直線の交差点座標を検出し、ソフトウェアによ
る交差点座標の算出を不要としている。したがって、所
定領域を高速に描画でき、必要とするハードウェアの増
加を最小限に抑えている。
て二つの直線の交差点座標を検出し、ソフトウェアによ
る交差点座標の算出を不要としている。したがって、所
定領域を高速に描画でき、必要とするハードウェアの増
加を最小限に抑えている。
本発明の好ましい一実施例によるグラフィックコント
ローラは、第１の座標点と第２の座標点とを結ぶ第１の
直線上の各Ｘ座標値および第３の座標点と第４の座標点
とを結ぶ第２の直線上の各Ｘ座標値を算出する手段と、
上記第１の直線上のＸ座標値と上記第２の直線上の対応
するＸ座標値とを比較しこれらの大小関係に応じて第１
又は第２の出力を発生する比較手段と、第１および第２
のＸ座標値を受け第１の座標値から第２のＸ座標値まで
を描画する描画手段と、比較手段が第１の出力を発生す
るときは上記第１お７よび第２の直線上のＸ座標値をそ
れぞれ第１および第２のＸ座標値として描画手段に供給
し、比較手段が第２の出力を発生するときは第１および
第２の直線上のＸ座標値をそれぞれ第２および第１のＸ
座標値として描画手段を供給する手段とを備えている。
ローラは、第１の座標点と第２の座標点とを結ぶ第１の
直線上の各Ｘ座標値および第３の座標点と第４の座標点
とを結ぶ第２の直線上の各Ｘ座標値を算出する手段と、
上記第１の直線上のＸ座標値と上記第２の直線上の対応
するＸ座標値とを比較しこれらの大小関係に応じて第１
又は第２の出力を発生する比較手段と、第１および第２
のＸ座標値を受け第１の座標値から第２のＸ座標値まで
を描画する描画手段と、比較手段が第１の出力を発生す
るときは上記第１お７よび第２の直線上のＸ座標値をそ
れぞれ第１および第２のＸ座標値として描画手段に供給
し、比較手段が第２の出力を発生するときは第１および
第２の直線上のＸ座標値をそれぞれ第２および第１のＸ
座標値として描画手段を供給する手段とを備えている。
描画手段を第１のＸ座標値からこれよりも値の大きい
第２のＸ座標値まで描画するように構成すれば、比較手
段は第１の直線上のＸ座標値が第２の直線上のＸ座標値
よりも小さいときに第１の出力を発生し、一方前者が後
者よりも大きいときに第２の出力を発生する。描画手段
を第１のＸ座標値からこれよりも値の小さい第２のＸ座
標値まで描画するように構成すれば、比較手段は上述し
た関係とは逆の関係で第１および第２の出力を発生す
る。
第２のＸ座標値まで描画するように構成すれば、比較手
段は第１の直線上のＸ座標値が第２の直線上のＸ座標値
よりも小さいときに第１の出力を発生し、一方前者が後
者よりも大きいときに第２の出力を発生する。描画手段
を第１のＸ座標値からこれよりも値の小さい第２のＸ座
標値まで描画するように構成すれば、比較手段は上述し
た関係とは逆の関係で第１および第２の出力を発生す
る。
本発明の好ましし他の実施例によるグラフィックコン
トローラは、第１と第２の座標点を結ぶ第１の直線上の
各Ｘ座標値および第３と第４の座標点を結ぶ第２の直線
上の各Ｘ座標値を算出する手段と、第１の直線上のＸ座
標値と第２の直線上の対応するＸ座標値とを比較しこれ
らの大小関係に応じて第１又は第２の出力を発生する比
較手段と、この比較手段が第１の出力を発生するときは
第１の直線上のＸ座標値から一方向に第２の直線上のＸ
座標値までを描画し、比較手段が第２の出力を発生する
ときは第１の直線上のＸ座標値から上記一方向とは反対
の方向に第２の直線上のＸ座標値までを描画する手段と
を有する。
トローラは、第１と第２の座標点を結ぶ第１の直線上の
各Ｘ座標値および第３と第４の座標点を結ぶ第２の直線
上の各Ｘ座標値を算出する手段と、第１の直線上のＸ座
標値と第２の直線上の対応するＸ座標値とを比較しこれ
らの大小関係に応じて第１又は第２の出力を発生する比
較手段と、この比較手段が第１の出力を発生するときは
第１の直線上のＸ座標値から一方向に第２の直線上のＸ
座標値までを描画し、比較手段が第２の出力を発生する
ときは第１の直線上のＸ座標値から上記一方向とは反対
の方向に第２の直線上のＸ座標値までを描画する手段と
を有する。
かくして、第１および第２の直線の交点座標を算出す
ることなく、かつ台形領域の塗りつぶし手法と同じ手法
によって、第１および第３の座標点と上記交点座標とで
指定される第１の三角形領域ならびに第２および第４の
座標点と上記交点座標とで指定される第２の三角形領域
を塗りつぶすことができる。
ることなく、かつ台形領域の塗りつぶし手法と同じ手法
によって、第１および第３の座標点と上記交点座標とで
指定される第１の三角形領域ならびに第２および第４の
座標点と上記交点座標とで指定される第２の三角形領域
を塗りつぶすことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１図を参照すると本発明の一実施例によるグラフィ
ックディスプレイコントローラ１が示されている。この
コントローラ１はホストプロセッサ100からのバス101を
介するコマンドおよびデータ情報にもとづきディスプレ
イメモリ200のデータを管理し、そのデータを読み出し
てCRT300の表示画面に所定の図面を表示させる。CRT300
の表示画面における各画素はディスプレイメモリ200の
各ビットに一対一に対応している。したがって、ディス
プレイメモリ200のデータに応じてCRT300に表示される
図形が制御される。コントローラ１はCRT300に対しライ
ン25を介して表示のための同期コントロール信号を発生
する。
ックディスプレイコントローラ１が示されている。この
コントローラ１はホストプロセッサ100からのバス101を
介するコマンドおよびデータ情報にもとづきディスプレ
イメモリ200のデータを管理し、そのデータを読み出し
てCRT300の表示画面に所定の図面を表示させる。CRT300
の表示画面における各画素はディスプレイメモリ200の
各ビットに一対一に対応している。したがって、ディス
プレイメモリ200のデータに応じてCRT300に表示される
図形が制御される。コントローラ１はCRT300に対しライ
ン25を介して表示のための同期コントロール信号を発生
する。
第２図を参照すると、コントローラ１がCRT300の画面
上に描画する図形の一例が示されている。本例では４つ
の座標点Ａ、Ｂ、ＣおよびＤによって規定される４つの
線分AB、DC、ACおよびBDで囲まれる領域が斜線で示すよ
うに所望の色および／又はパターンで塗りつぶされる。
ここで、座標ＡおよびＢは互いに等しいＹ座標値YSをと
り、座標点ＣおよびＤは互いに等しいＹ座標値YEをと
る。座標点ＣはＸ座標値XREをとり、この値は座標点Ｄ
のＸ座標値XLEよりも大きい。すなわち、線分ACとBDは
点Ｐで交差することになり、座標Ａ、ＢおよびＰで規定
される第１の三角形領域500と座標Ｃ、ＤおよびＰで規
定される第２の三角形領域501とを塗りつぶす必要があ
る。本実施のコントローラ１はこれら二つの三角形領域
500、501を高速に塗りつぶす機能を備えている。
上に描画する図形の一例が示されている。本例では４つ
の座標点Ａ、Ｂ、ＣおよびＤによって規定される４つの
線分AB、DC、ACおよびBDで囲まれる領域が斜線で示すよ
うに所望の色および／又はパターンで塗りつぶされる。
ここで、座標ＡおよびＢは互いに等しいＹ座標値YSをと
り、座標点ＣおよびＤは互いに等しいＹ座標値YEをと
る。座標点ＣはＸ座標値XREをとり、この値は座標点Ｄ
のＸ座標値XLEよりも大きい。すなわち、線分ACとBDは
点Ｐで交差することになり、座標Ａ、ＢおよびＰで規定
される第１の三角形領域500と座標Ｃ、ＤおよびＰで規
定される第２の三角形領域501とを塗りつぶす必要があ
る。本実施のコントローラ１はこれら二つの三角形領域
500、501を高速に塗りつぶす機能を備えている。
すなわち、ホストプロセッサ100はグラフィックスデ
ィスプレイコントローラ１内のシーケンサ２に領域塗り
つぶしを指令する「PAINT」コマンドと共に４つの座標
点Ａ、Ｂ、ＣおよびＤのそれぞれの座標データ（XLS,Y
S），（XRS,YS），（XRE,YE）および（XLE,YE）をバス1
01を介して供給する。シーケンサ２は「PAINT」コマン
ドを解読すると共に各座標データを保持する。線分ABお
よび、CDはＸ座標に平行であるからそれらの各座標は容
易に求まる。一方、線分ACおよびBDは傾きをもつので、
そのＸ座標値を算出する必要がある。この目的のため、
シーケンサ２は座標点ＡおよびＣの座標データ（LXS,Y
S），（XRE,YE）を第１のＸ座標算出器３に、座標点Ｂ
およびＤの座標データ（XRS,YE），（XLE,YE）を第２の
Ｘ座標算出器４にバス21および22をそれぞれ介して供給
する。Ｘ座標算出器3,4の各々は、DDA（ディジタル・デ
ィファレンシャル・アナライザ）アルゴリズムを用い
て、線分ACおよびBD上の同一のＹ座標値に対する第１お
よび第２のＸ座標値をそれぞれ発生する。DDAアルゴリ
ズムによるＸ座標値の算出は従来からよく知られてお
り、また本発明と直接関係がないので、その詳細な説明
は省略する。第１および第２のＸ座標算出器3,4は同一
の構成であるので、これらを共用化し時分割で第１およ
び第２のＸ座標値XL,XRを発生することができる。
ィスプレイコントローラ１内のシーケンサ２に領域塗り
つぶしを指令する「PAINT」コマンドと共に４つの座標
点Ａ、Ｂ、ＣおよびＤのそれぞれの座標データ（XLS,Y
S），（XRS,YS），（XRE,YE）および（XLE,YE）をバス1
01を介して供給する。シーケンサ２は「PAINT」コマン
ドを解読すると共に各座標データを保持する。線分ABお
よび、CDはＸ座標に平行であるからそれらの各座標は容
易に求まる。一方、線分ACおよびBDは傾きをもつので、
そのＸ座標値を算出する必要がある。この目的のため、
シーケンサ２は座標点ＡおよびＣの座標データ（LXS,Y
S），（XRE,YE）を第１のＸ座標算出器３に、座標点Ｂ
およびＤの座標データ（XRS,YE），（XLE,YE）を第２の
Ｘ座標算出器４にバス21および22をそれぞれ介して供給
する。Ｘ座標算出器3,4の各々は、DDA（ディジタル・デ
ィファレンシャル・アナライザ）アルゴリズムを用い
て、線分ACおよびBD上の同一のＹ座標値に対する第１お
よび第２のＸ座標値をそれぞれ発生する。DDAアルゴリ
ズムによるＸ座標値の算出は従来からよく知られてお
り、また本発明と直接関係がないので、その詳細な説明
は省略する。第１および第２のＸ座標算出器3,4は同一
の構成であるので、これらを共用化し時分割で第１およ
び第２のＸ座標値XL,XRを発生することができる。
第１のＸ座標算出器３は線分AB上の算出した第１のＸ
座標値XLをデータライン31に出力し、第２のＸ座標算出
器４は線分BD上の算出した第２のＸ座標値XRをデータラ
イン41に出力する。これら第１および第２のＸ座標値XL
およびXRは本発明に従って設けられた比較器５で比較さ
れる。第３図に比較器５の一例を示す。第１のＸ座標値
XLはレジスタ52に保持され、第２のＸ座標値XRはレジス
タ53に保持される。減算器54は第２のＸ座標値XRから第
１のＸ座標値XLを減算する演算を行ない、そのボロー出
力端子Ｂから比較出力51を発生する。したがって、比較
出力51は第１のＸ座標値XLが第２のＸ座標値XRよりも小
さいか等しいときロウレベルをとる。かくして、線分AC
およびBDの交点Ｐが容易に検出される。
座標値XLをデータライン31に出力し、第２のＸ座標算出
器４は線分BD上の算出した第２のＸ座標値XRをデータラ
イン41に出力する。これら第１および第２のＸ座標値XL
およびXRは本発明に従って設けられた比較器５で比較さ
れる。第３図に比較器５の一例を示す。第１のＸ座標値
XLはレジスタ52に保持され、第２のＸ座標値XRはレジス
タ53に保持される。減算器54は第２のＸ座標値XRから第
１のＸ座標値XLを減算する演算を行ない、そのボロー出
力端子Ｂから比較出力51を発生する。したがって、比較
出力51は第１のＸ座標値XLが第２のＸ座標値XRよりも小
さいか等しいときロウレベルをとる。かくして、線分AC
およびBDの交点Ｐが容易に検出される。
第１図に戻って、第１および第２のＸ座標値XL,XRな
らびに比較出力51は描画コントローラ６に供給される。
描画コントローラ６には、算出されたＸ座標値XL,XRに
対応するＹ座標Ｙと塗りつぶすべき色および／又はパタ
ーンを示す情報CPIとがシーケンサ２からデータライン2
3および24をそれぞれ介してさらに供給されている。コ
ントローラ６はこれらの情報をもとにディスプレイメモ
リ200からアドレス／データバス61を介して塗りつぶす
べき領域50および51内のデータを読み出し所定のデータ
に書き換えてメモリ200内に再書込む。
らびに比較出力51は描画コントローラ６に供給される。
描画コントローラ６には、算出されたＸ座標値XL,XRに
対応するＹ座標Ｙと塗りつぶすべき色および／又はパタ
ーンを示す情報CPIとがシーケンサ２からデータライン2
3および24をそれぞれ介してさらに供給されている。コ
ントローラ６はこれらの情報をもとにディスプレイメモ
リ200からアドレス／データバス61を介して塗りつぶす
べき領域50および51内のデータを読み出し所定のデータ
に書き換えてメモリ200内に再書込む。
第４図を参照すると、描画コントローラ６は本発明に
従ってＸ座標交換器62と右方向描画器63を有する。Ｘ座
標交換器62は比較器５からの比較出力51がロウレベルの
ときは、データライン31および41からの第１および第２
のＸ座標XL,XRをデータライン621および622にそれぞれ
転送し、比較出力51がハイレベルのときは第１のＸ座標
値XLをデータライン622に転送し、第２のＸ座標値XRを
データライン621に出力する。この機能を有するＸ座標
交換器62は第５図に示す構成によって実現できる。すな
わち、第１のＸ座標値XLはレジスタ623に保持され、そ
の出力はトライステートバッファ625および626をそれぞ
れ介してレジスタ630および631に供給されている。レジ
スタ630および631の出力はデータライン621および622に
それぞれ接続されている。第２のＸ座標値XRはレジスタ
624に取り込まれ、その出力はトライステートバッファ6
27,628をそれぞれ介してレジスタ630,631に供給されて
いる。比較出力51がロウレベルのときは、トライステー
トバッファ626,627はハイインピーダンス状態となり、
ハイレベルのときはインバータ632によってトライステ
ートバッファ625,628がハイインピーダンス状態とな
る。第４図に戻って、右方向描画器63は、データライン
23を介して供給されたＹ座標値に対して、テータライン
621上のＸ座標値を始点としてデータライン622上のＸ座
標値まで対応するディスプレイメモリ200内の各ビット
データを右方向に順次読み出し、データライン24からの
情報CIPにもとづいて読み出した各ビットのデータを書
き直し、その結果をディスプレイメモリ200に書き込
む。さらに、シーケンサ２に対しデータ書込み終了信号
620を発生する。右方向描画器63の構成を第６図に示
す。データライン621上のＸ座標値はインクリメンタ64
に供給されると共に減算器63の一方の入力端に供給され
る。その他方の入力端にはデータライン622上のＸ座標
値が供給される。減算器63の出力はプリセッタブルダウ
ンカウンタ65に格納される。すなわち、カウンタ65の内
容は描画はすべきＸ座標軸上のビット数を示している。
データライン23からのＹ座標値はレジスタ66に保持さ
れ、その出力はインクリメンタ64の出力と共にリード／
ラインコントローラ68に供給される。コントローラ68に
は、描画情報CIPを保持するパターンレジスタ67の出力
も供給される。リード／ライトコントローラ68はレジス
タ66からのＹ座標値およびインクリメンタ64からのＸ座
標値に対応するビットデータをアドレス／データバス61
を介してディスプレイメモリ200から読み出し、パター
ン情報CIPに書き換えてディスプレイメモリ200に再書込
みする。再書込みが終了すると、書込み終了信号WEが発
生され、インクリメンタ64のＸ座標値が１つだけ増加す
ると共に、ダウンカウンタ65の内容が１つだけ減少す
る。リード／ライトコントローラ68に次のＸ座標値が供
給されているので、そのビットデータにパターン情報CI
Pを書き込む。ダウンカウンタ65からボロー出力が発生
すると、すなわち、データライン622上のＸ座標値で指
定されるビットまで描画情報が書き込まれると、リード
／ライトコントローラ68はディスプレイメモリ200への
データ書き換えを終了する。またボロー出力は描画終了
出力620としてシーケンサ２に供給される。
従ってＸ座標交換器62と右方向描画器63を有する。Ｘ座
標交換器62は比較器５からの比較出力51がロウレベルの
ときは、データライン31および41からの第１および第２
のＸ座標XL,XRをデータライン621および622にそれぞれ
転送し、比較出力51がハイレベルのときは第１のＸ座標
値XLをデータライン622に転送し、第２のＸ座標値XRを
データライン621に出力する。この機能を有するＸ座標
交換器62は第５図に示す構成によって実現できる。すな
わち、第１のＸ座標値XLはレジスタ623に保持され、そ
の出力はトライステートバッファ625および626をそれぞ
れ介してレジスタ630および631に供給されている。レジ
スタ630および631の出力はデータライン621および622に
それぞれ接続されている。第２のＸ座標値XRはレジスタ
624に取り込まれ、その出力はトライステートバッファ6
27,628をそれぞれ介してレジスタ630,631に供給されて
いる。比較出力51がロウレベルのときは、トライステー
トバッファ626,627はハイインピーダンス状態となり、
ハイレベルのときはインバータ632によってトライステ
ートバッファ625,628がハイインピーダンス状態とな
る。第４図に戻って、右方向描画器63は、データライン
23を介して供給されたＹ座標値に対して、テータライン
621上のＸ座標値を始点としてデータライン622上のＸ座
標値まで対応するディスプレイメモリ200内の各ビット
データを右方向に順次読み出し、データライン24からの
情報CIPにもとづいて読み出した各ビットのデータを書
き直し、その結果をディスプレイメモリ200に書き込
む。さらに、シーケンサ２に対しデータ書込み終了信号
620を発生する。右方向描画器63の構成を第６図に示
す。データライン621上のＸ座標値はインクリメンタ64
に供給されると共に減算器63の一方の入力端に供給され
る。その他方の入力端にはデータライン622上のＸ座標
値が供給される。減算器63の出力はプリセッタブルダウ
ンカウンタ65に格納される。すなわち、カウンタ65の内
容は描画はすべきＸ座標軸上のビット数を示している。
データライン23からのＹ座標値はレジスタ66に保持さ
れ、その出力はインクリメンタ64の出力と共にリード／
ラインコントローラ68に供給される。コントローラ68に
は、描画情報CIPを保持するパターンレジスタ67の出力
も供給される。リード／ライトコントローラ68はレジス
タ66からのＹ座標値およびインクリメンタ64からのＸ座
標値に対応するビットデータをアドレス／データバス61
を介してディスプレイメモリ200から読み出し、パター
ン情報CIPに書き換えてディスプレイメモリ200に再書込
みする。再書込みが終了すると、書込み終了信号WEが発
生され、インクリメンタ64のＸ座標値が１つだけ増加す
ると共に、ダウンカウンタ65の内容が１つだけ減少す
る。リード／ライトコントローラ68に次のＸ座標値が供
給されているので、そのビットデータにパターン情報CI
Pを書き込む。ダウンカウンタ65からボロー出力が発生
すると、すなわち、データライン622上のＸ座標値で指
定されるビットまで描画情報が書き込まれると、リード
／ライトコントローラ68はディスプレイメモリ200への
データ書き換えを終了する。またボロー出力は描画終了
出力620としてシーケンサ２に供給される。
第９図に本実施例による領域塗りつぶしの手順を示
す。第９図および第１図ないし第６図を参照して塗りつ
ぶし動作を説明する。まず、シーケンサ２は第1X座標算
出器３に座標点ＡおよびＣの座標データを与え、第2X座
標算出器４に座標点ＢおよびＤのデータを与える。ま
た、データライン24を介して描画コントローラ６に座標
点A,BのＹ座標値YSを与える。各算出器3,4は線分ACおよ
びBDの各Ｘ座標値をＹ座標値がYSからYEまで１つずつ減
少するたびに発生するが、まず座標点ＡおよびＢのＸ座
標値XLS,XRSをそれぞれ発生する。第１のＸ座標値XLSは
第２のＸ座標値XRSよりも小さいので、比較器５の比較
出力51はロウレベルとなる。したがって、描画コントロ
ーラ６におけるＸ座標交換器62はＸ座標値XLSおよびXRS
をデータライン621および622にそれぞれ転送する。この
結果、リード／ライトコントローラ68は座標（XLS,YS）
から（XRS,YS）までに対応するディスプレイメモリ200
の各ビットに描画情報CIPを書き込む。座標（XLS,YS）
のビットデータの書き込みが終了すると、信号620が発
生される。したがってシーケンサ２はデータライン24に
次のＹ座標値（YS−１）を出力すると共に、算出器３お
よび４にＹ座標値（YS−１）における線分ACおよびBD上
のＸ座標値XL1およびXR1を発生することを許可する。Ｘ
座標値XL1はXR1よりも小さいので、比較出力51はロウレ
ベルのままである。したがって、座標（XL1,YS−１）か
ら（XR1,YS−１）までに対応するディスプレイメモリ20
0の各ビットに描画情報CIPが書き込まれる。
す。第９図および第１図ないし第６図を参照して塗りつ
ぶし動作を説明する。まず、シーケンサ２は第1X座標算
出器３に座標点ＡおよびＣの座標データを与え、第2X座
標算出器４に座標点ＢおよびＤのデータを与える。ま
た、データライン24を介して描画コントローラ６に座標
点A,BのＹ座標値YSを与える。各算出器3,4は線分ACおよ
びBDの各Ｘ座標値をＹ座標値がYSからYEまで１つずつ減
少するたびに発生するが、まず座標点ＡおよびＢのＸ座
標値XLS,XRSをそれぞれ発生する。第１のＸ座標値XLSは
第２のＸ座標値XRSよりも小さいので、比較器５の比較
出力51はロウレベルとなる。したがって、描画コントロ
ーラ６におけるＸ座標交換器62はＸ座標値XLSおよびXRS
をデータライン621および622にそれぞれ転送する。この
結果、リード／ライトコントローラ68は座標（XLS,YS）
から（XRS,YS）までに対応するディスプレイメモリ200
の各ビットに描画情報CIPを書き込む。座標（XLS,YS）
のビットデータの書き込みが終了すると、信号620が発
生される。したがってシーケンサ２はデータライン24に
次のＹ座標値（YS−１）を出力すると共に、算出器３お
よび４にＹ座標値（YS−１）における線分ACおよびBD上
のＸ座標値XL1およびXR1を発生することを許可する。Ｘ
座標値XL1はXR1よりも小さいので、比較出力51はロウレ
ベルのままである。したがって、座標（XL1,YS−１）か
ら（XR1,YS−１）までに対応するディスプレイメモリ20
0の各ビットに描画情報CIPが書き込まれる。
以上の動作による領域塗りつぶし動作が線分ACおよび
BDの交点Ｐまで進むと、算出器３および４は共に交点Ｐ
のＸ座標値XPを発生する。比較出力５はロウレベルのま
まである。また、ダウンカウンタ65の内容は０である。
したがって、交点Ｐの座標（XP,YP）に対応するメモリ2
00のビットだけに描画情報CPIが書き込まれる。
BDの交点Ｐまで進むと、算出器３および４は共に交点Ｐ
のＸ座標値XPを発生する。比較出力５はロウレベルのま
まである。また、ダウンカウンタ65の内容は０である。
したがって、交点Ｐの座標（XP,YP）に対応するメモリ2
00のビットだけに描画情報CPIが書き込まれる。
データライン23に出力されるＹ座標値が交点ＰのＹ座
標値YPよりも１だけ少ない値（YP−１）となると、算出
器３は算出器４からの第２のＸ座標値XPL1よりも大きな
第１のＸ座標値XPR1を発生する。したがって、比較出力
51はハイレベルとなる。この結果、Ｘ座標交換器26は第
２の算出器４からのＸ座標値XPL1をデータライン621に
出力し、第１のＸ座標値XPR1をデータライン622に出力
する。かくして、リード／ライトコントローラ68は座標
（XPL1,YP−１）から（XPR1,YP−１）までに対応するメ
モリ200の各ビットに情報CPIを書き込み、座標点Ｃおよ
びＤに至るまで、比較器51の出力はハイレベルをとるの
で、以上の動作が繰り返えされる。かくして、線分AB,C
D,ACおよびBDで囲まれた三つの三角形領域500および501
の塗りつぶしが終了する。
標値YPよりも１だけ少ない値（YP−１）となると、算出
器３は算出器４からの第２のＸ座標値XPL1よりも大きな
第１のＸ座標値XPR1を発生する。したがって、比較出力
51はハイレベルとなる。この結果、Ｘ座標交換器26は第
２の算出器４からのＸ座標値XPL1をデータライン621に
出力し、第１のＸ座標値XPR1をデータライン622に出力
する。かくして、リード／ライトコントローラ68は座標
（XPL1,YP−１）から（XPR1,YP−１）までに対応するメ
モリ200の各ビットに情報CPIを書き込み、座標点Ｃおよ
びＤに至るまで、比較器51の出力はハイレベルをとるの
で、以上の動作が繰り返えされる。かくして、線分AB,C
D,ACおよびBDで囲まれた三つの三角形領域500および501
の塗りつぶしが終了する。
第４図および第６図において、右方向描画器63は左方
向描画器に置き換えることができる。この場合は、デー
タライン622のＸ座標値がデクリメンタ64を介してリー
ド／ライトコントローラ68に描画開始点を示すＸ座標デ
ータとして供給される。また、ダウンカウンタ65はアッ
プカウンタに変更されるか又は、減算器63はデータライ
ン622のＸ座標値からデータライン621のＸ座標値を減算
した結果をダウンカウンタ65に供給する。
向描画器に置き換えることができる。この場合は、デー
タライン622のＸ座標値がデクリメンタ64を介してリー
ド／ライトコントローラ68に描画開始点を示すＸ座標デ
ータとして供給される。また、ダウンカウンタ65はアッ
プカウンタに変更されるか又は、減算器63はデータライ
ン622のＸ座標値からデータライン621のＸ座標値を減算
した結果をダウンカウンタ65に供給する。
第７図を参照すると、本発明の他の実施例による描画
コントローラ６の構成が示されている。本実施例では、
右方向描画器652と左方向描画器651が並列に設けられ、
これらの一方が比較出力によって活性化される。すなわ
ち、比較出力51がロウレベルのときはインバータ603に
よって右方向描画器652が活性化され、データライン31
の第１のＸ座標値XLを描画始点としてデータライン41の
第２のＸ座標値XRまでメモリ200の各ビットに描画情報C
PIが書込まれる。一方、比較出力51がハイレベルのとき
は、左方向描画器651が活性化され、第２のＸ座標値XR
を描画始点として第１のＸ座標値XLまで描画情報CPIが
書込まれる。
コントローラ６の構成が示されている。本実施例では、
右方向描画器652と左方向描画器651が並列に設けられ、
これらの一方が比較出力によって活性化される。すなわ
ち、比較出力51がロウレベルのときはインバータ603に
よって右方向描画器652が活性化され、データライン31
の第１のＸ座標値XLを描画始点としてデータライン41の
第２のＸ座標値XRまでメモリ200の各ビットに描画情報C
PIが書込まれる。一方、比較出力51がハイレベルのとき
は、左方向描画器651が活性化され、第２のＸ座標値XR
を描画始点として第１のＸ座標値XLまで描画情報CPIが
書込まれる。
第８図に、第７図に示した右方向および左方向描画器
の具体的構成の一例を示す。Ｙ座標値、第１のＸ座標値
XL、第２のＸ座標値XRおよび描画情報CPIはレジスタ66
1,662,663および670にそれぞれ格納される。レジスタ66
2の出力はインクリメンタ667を介してマルチプレクサ
（MPX）669の一方の入力に供給され、レジスタ663の出
力はデクリメンタ668を介してMPX669の他方の入力に供
給される。MPX669は比較出力51がロウレベルのときはイ
ンクリメンタ667の出力を選択してリード／ライトコン
トローラ671に供給し、比較出力51がハイレベルのとき
はデクリメンタ668の出力を選択する。レジスタ662およ
び663の出力に対して減算器664で減算処理が施され、そ
の出力はプリセッタブルアップ／ダウンカウンタ665に
供給される。カウンタ665は比較出力51がロウレベルの
ときインバータ666によってダウンカウンタして動作
し、比較出力51がハイレベルのときはアップカウンタと
して動作する。カウンタのキャリー出力Ｃおよびボロー
出力ＢがマルチプレクサMPX672に供給され、その出力は
描画終了信号620としてシーケンサ２に供給される。MPX
672は比較出力51がロウレベルのときボロー出力Ｂを選
択し、ハイレベルのときはキャリー出力Ｃを選択する。
リード／ライトコントローラ671は与えられたＸおよび
Ｙ座標値に対応するメモリ200ビットに描画情報を書き
込むたびに信号WEを発生して、インクリメンタ667、デ
クリメンタ668およびカウンタ665の内容を１つだけ変化
させる。
の具体的構成の一例を示す。Ｙ座標値、第１のＸ座標値
XL、第２のＸ座標値XRおよび描画情報CPIはレジスタ66
1,662,663および670にそれぞれ格納される。レジスタ66
2の出力はインクリメンタ667を介してマルチプレクサ
（MPX）669の一方の入力に供給され、レジスタ663の出
力はデクリメンタ668を介してMPX669の他方の入力に供
給される。MPX669は比較出力51がロウレベルのときはイ
ンクリメンタ667の出力を選択してリード／ライトコン
トローラ671に供給し、比較出力51がハイレベルのとき
はデクリメンタ668の出力を選択する。レジスタ662およ
び663の出力に対して減算器664で減算処理が施され、そ
の出力はプリセッタブルアップ／ダウンカウンタ665に
供給される。カウンタ665は比較出力51がロウレベルの
ときインバータ666によってダウンカウンタして動作
し、比較出力51がハイレベルのときはアップカウンタと
して動作する。カウンタのキャリー出力Ｃおよびボロー
出力ＢがマルチプレクサMPX672に供給され、その出力は
描画終了信号620としてシーケンサ２に供給される。MPX
672は比較出力51がロウレベルのときボロー出力Ｂを選
択し、ハイレベルのときはキャリー出力Ｃを選択する。
リード／ライトコントローラ671は与えられたＸおよび
Ｙ座標値に対応するメモリ200ビットに描画情報を書き
込むたびに信号WEを発生して、インクリメンタ667、デ
クリメンタ668およびカウンタ665の内容を１つだけ変化
させる。
かくして、第10図に本実施例の動作手順を示すよう
に、線分ACおよびBDの交点Ｐまでは線分AC上の各Ｘ座標
値から右方向に線分BDの対応するＸ座標値まで描画さ
れ、交点Ｐを過ぎると、線分AC上の各Ｘ座標値から左方
向に線分BDの対応するＸ座標値まで描画される。
に、線分ACおよびBDの交点Ｐまでは線分AC上の各Ｘ座標
値から右方向に線分BDの対応するＸ座標値まで描画さ
れ、交点Ｐを過ぎると、線分AC上の各Ｘ座標値から左方
向に線分BDの対応するＸ座標値まで描画される。
この実施例において、比較出力51がロウレベルのとき
左方向描画器651を活性化し、比較出力51がハイレベル
のときに右方向描画器652に活性化するようにしてもよ
い。
左方向描画器651を活性化し、比較出力51がハイレベル
のときに右方向描画器652に活性化するようにしてもよ
い。
なお、各実施例において、線分ACおよびBDが交差しな
いときはＸ座標の交換および描画方向の反転は生じない
ので、通常の台形領域の塗りつぶしがそのまま行なえる
ことになる。
いときはＸ座標の交換および描画方向の反転は生じない
ので、通常の台形領域の塗りつぶしがそのまま行なえる
ことになる。
以上のとおり、本発明では、Ｘ座標の比較によって二
つの直線の交点を検出し、その検出結果に応じて描画開
始点となるＸ座標の交換または描画方向の反転を行なっ
ているので、回路構成を複雑化することなく高速に指定
された領域を塗りつぶすことが可能となる。
つの直線の交点を検出し、その検出結果に応じて描画開
始点となるＸ座標の交換または描画方向の反転を行なっ
ているので、回路構成を複雑化することなく高速に指定
された領域を塗りつぶすことが可能となる。
本発明は上記した各実施例の具体的な構成に限定され
ず、適宜変更できることは勿論である。例えば、リード
／ライトコントローラ68,671はビット単位ではなくてワ
ード単位でメモリ200の内容を書きかえてもよい。ま
た、上記実施例はCRT上に図形を表示するコントローラ
で説明したが、データメモリの内容をプリントして出力
するグラフィックコントローラでも同様である。
ず、適宜変更できることは勿論である。例えば、リード
／ライトコントローラ68,671はビット単位ではなくてワ
ード単位でメモリ200の内容を書きかえてもよい。ま
た、上記実施例はCRT上に図形を表示するコントローラ
で説明したが、データメモリの内容をプリントして出力
するグラフィックコントローラでも同様である。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図に示したコントローラが塗りつぶす領域の一例を
示すパターン図、第３図は第１図に示した比較器の一例
を示すブロック図、第４図は第１図の描画コントローラ
の一実施例を示すブロック図、第５図は第４図で示した
Ｘ座標交換器の一例を示すブロック図、第６図は第４図
で示した右方向描画器の一例を示すブロック図、第７図
は第１図の描画コントローラの他の実施例を示すブロッ
ク図、第８図は第７図で示した右方向および左方向描画
器の具体的構成の一例を示すブロック図、第９図は本発
明の一実施例による領域塗りつぶし動作を示す図、第10
図は本発明の他の実施例による領域塗りつぶし動作を示
す図である。
第１図に示したコントローラが塗りつぶす領域の一例を
示すパターン図、第３図は第１図に示した比較器の一例
を示すブロック図、第４図は第１図の描画コントローラ
の一実施例を示すブロック図、第５図は第４図で示した
Ｘ座標交換器の一例を示すブロック図、第６図は第４図
で示した右方向描画器の一例を示すブロック図、第７図
は第１図の描画コントローラの他の実施例を示すブロッ
ク図、第８図は第７図で示した右方向および左方向描画
器の具体的構成の一例を示すブロック図、第９図は本発
明の一実施例による領域塗りつぶし動作を示す図、第10
図は本発明の他の実施例による領域塗りつぶし動作を示
す図である。
Claims (5)
- 【請求項１】第１ないし第４の座標点を指定する座標情
報を受ける手段と、前記第１と第２の座標点を結ぶ第１
の直線上の各Ｘ座標値および前記第３と第４の座標点を
結ぶ第２の直線上の各Ｘ座標値を算出する手段と、同一
のＹ座標値に対する前記第１の直線上のＸ座標値と前記
第２の直線上のＸ座標値とを比較することにより第１お
よび第２の直線の交差点座標を検出する手段と、前記第
１および第３図の座標点と上記交差点座標とで指定され
る第１の領域を塗りつぶす手段と、前記第２および第４
の座標点と前記交差点座標とで指定される第２の領域を
塗りつぶす手段とを備えることを特徴とするグラフィッ
クコントローラ。 - 【請求項２】第１および第２の座標点を結ぶ第１の直線
上の各Ｘ座標値および第３の座標点と第４の座標点とを
結ぶ第２の直線上の各Ｘ座標値を算出する手段と、前記
第１の直線上のＸ座標値と前記第２の直線上の対応する
Ｘ座標値とを比較しこれらの大小関係に応じて第１又は
第２の出力を発生する比較手段と、第１および第２のＸ
座標値を受け前記第１のＸ座標値から前記第２のＸ座標
値までを描画する描画手段と、前記比較手段が前記第１
の出力を発生するときは前記第１および第２の直線上の
Ｘ座標値をそれぞれ前記第１および第２のＸ座標値とし
て前記描画手段に供給し、前記比較手段が前記第２の出
力を発生するときは前記第１および第２の直線上のＸ座
標値をそれぞれ前記第２および第１のＸ座標値として前
記描画手段に供給する手段とを備えていることを特徴と
するグラフィックコントローラ。 - 【請求項３】前記描画手段は前記第１のＸ座標値からこ
れよりも値の大きい前記第２のＸ座標値まで描画し、前
記比較手段は前記第１の直線上のＸ座標値が前記第２の
直線上のＸ座標値よりも大きいときに前記第１の出力を
発生することを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の
グラフィックコントローラ。 - 【請求項４】前記描画手段は前記第１の座標値からこれ
よりも値の小さい前記第２のＸ座標値まで描画し、前記
比較手段は前記第１の直線上のＸ座標値が前記第２の直
線上のＸ座標値よりも小さいときに前記第１の出力を発
生することを特徴とする特許請求の範囲第２項記載のグ
ラフィックコントローラ。 - 【請求項５】第１と第２の座標点を結ぶ第１の直線上の
各Ｘ座標値および第３と第４の座標点を結ぶ第２の直線
上の各Ｘ座標値を算出する手段と、前記第１の直線上の
Ｘ座標値と前記第２の直線上の対応するＸ座標値とを比
較しこれらの大小関係に応じて第１又は第２の出力を発
生する比較手段と、この比較手段が第１の出力を発生す
るときは第１の直線上のＸ座標値から一方向に前記第２
の直線上のＸ座標値までを描画し、前記比較手段が第２
の出力を発生するときは第１の直線上のＸ座標値から上
記一方向とは反対の方向に前記第２の直線上のＸ座標値
までを描画する手段とを有することを特徴とするグラフ
ィックコントローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63123138A JP2687429B2 (ja) | 1987-05-20 | 1988-05-20 | グラフィックコントローラ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12478387 | 1987-05-20 | ||
| JP62-124783 | 1987-05-20 | ||
| JP63123138A JP2687429B2 (ja) | 1987-05-20 | 1988-05-20 | グラフィックコントローラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6446171A JPS6446171A (en) | 1989-02-20 |
| JP2687429B2 true JP2687429B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=26460136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63123138A Expired - Fee Related JP2687429B2 (ja) | 1987-05-20 | 1988-05-20 | グラフィックコントローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2687429B2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP63123138A patent/JP2687429B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6446171A (en) | 1989-02-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0916806A (ja) | 立体画像処理装置 | |
| US6275241B1 (en) | High speed image drawing apparatus for displaying three dimensional images | |
| JP2687429B2 (ja) | グラフィックコントローラ | |
| KR920002471B1 (ko) | 그래픽 제어기 | |
| JP3313527B2 (ja) | グラフィックスコントローラおよびピクセルデータ転送システム | |
| JPS6274164A (ja) | 走査型ディスプレイ装置における多角形ぬりつぶし装置 | |
| JP2675169B2 (ja) | 図形処理システム | |
| JPH04137188A (ja) | 多角形内部のアドレス発生回路 | |
| JPH02270082A (ja) | 比較を行い信号を発生する装置およびその方法 | |
| JP2980079B2 (ja) | 三次元画像処理装置及び方法 | |
| JP4214643B2 (ja) | ２次元パターン生成方法及び装置 | |
| JPS6098485A (ja) | 表示装置 | |
| JPH10334250A (ja) | アンチエイリアスプロセッサ及び画像処理装置 | |
| JPH1027254A (ja) | テクスチャマッピング装置 | |
| JP2761220B2 (ja) | 三次元図形表示システム | |
| JP2715496B2 (ja) | 画像塗りつぶし装置 | |
| JP2822672B2 (ja) | 図形描画方法および装置 | |
| JPH1186026A (ja) | 画像処理装置 | |
| JPS61159688A (ja) | Ｃｒｔディスプレイ装置の３次元カ−ソル表示回路 | |
| JPS60131407A (ja) | ライトペン用位置検出装置 | |
| JPS6379187A (ja) | 図形発生装置 | |
| JPS61285489A (ja) | 図形表示装置 | |
| JPH0644385A (ja) | Ｚバッファ制御回路 | |
| JPH10334251A (ja) | 高速描画装置 | |
| JP2000148114A (ja) | 画像生成装置および画像生成方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |