JPH0627296U - シートのスライドレールカバー - Google Patents

シートのスライドレールカバー

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JPH0627296U
JPH0627296U JP070462U JP7046292U JPH0627296U JP H0627296 U JPH0627296 U JP H0627296U JP 070462 U JP070462 U JP 070462U JP 7046292 U JP7046292 U JP 7046292U JP H0627296 U JPH0627296 U JP H0627296U
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slide rail
rail
seat
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田 勉 小
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池田物産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライドレールカバーの長さを可変とする。
スライドレールカバーの上面長手方向においてクッショ
ンフレームとアッパーレールとを螺着するボルトを貫通
するための長孔の開口を不要とし、外観及び安全性を向
上させる。 【構成】 スライドレールカバー31を摺動自在に嵌合
する内側カバー体32と、外側カバー体34とから形成
する。アッパーレール27の端部及び内側カバー体32
の後端に第1及び第2の突出部36,37を夫々設け、
内側カバー体32及び外側カバー体34に第1及び第2
の長孔38,39を夫々形成する。第1及び第2の突出
部36,37を前記第1及び第2の長孔38,39に夫
々摺動自在に嵌合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシートのスライドレールカバーに関し、更に詳細に説明すると、車体 側に固定されたロアーレールと、該ロアーレール上で前後方向に摺動する座席下 部に固定されたアッパーレールとからなるスライドレールの夫々後端部を覆うス ライドレールカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両等におけるシートスライドレールの後端部を覆い、後席乗員の 足の衝突防止等、安全性を追求したスライドレールカバーが知られている。この スライドールカバーの構造として、実開昭55−68633号公報、実公昭63 −3306号公報、実開平2−142335号公報等が存在する。
【0003】 図5に示す如く、前記実開昭55−68633号公報に示されるシートスライ ド装置1は、アッパーレール2及びロアーレール3の夫々後端部2a,3aを覆 うようにレールカバー5が設けられている。このレールカバー5の上端には長孔 7が穿設され、アッパーレール2に設けた段付ボルト9がこの長孔7に挿通され た状態で、クッションフレーム11とアッパーレール2とが螺着されている。
【0004】 アッパーレール2が前方に移動する際に段付ボルト9が前記長孔7に沿って移 動可能になされ、またアッパーレール2が後方に移動する際に段付ボルト9が前 記長孔7の端部に係合し、レールカバー5がアッパーレール2と共に、後方に移 動し得るようになされている。またレールカバー5の端部5aとクッションフレ ーム11との間にコイルスプリング13が張設され、アッパーレール2が後方に 移動している状態より前方に移動した場合に、レールカバー5がコイルスプリン グ13の付勢により前方に移動するようになされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 然し乍ら、実開昭55−68633号公報のレールカバー5では、クッション フレーム11とアッパーレール2とを螺着するための段付ボルト9が貫通する構 造のため、レールカバー5の上端長手方向に段付ボルトが遊動する長孔7を設け る必要があり、この長孔7からシートスライド装置1の内部が露出し、外観上好 ましくなかった。
【0006】 本考案の目的は、スライドレールカバーを内側カバー体と、外側カバー体の多 重構造とすることにより、全体の長さを伸縮可能とし、従来レールカバーの上端 長手方向に開口されていた長孔を不要とし、外観が優れ、然も安全性に優れたシ ートのスライドレールカバーを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述せる課題に鑑みてなされたもので、車体側に固定されたロアーレ ールと、該ロアーレール上で前後方向に摺動する座席下部に固定されたアッパー レールとからなるスライドレールの夫々後端部を覆うシートのスライドレールカ バーにおいて、前記スライドレールカバーは内側カバー体と、外側カバー体とを 備え、前記内側カバー体と外側カバー体はスライドレールの長手方向に摺動自在 に嵌合され、前記アッパーレールの端部及び内側カバー体に第1及び第2の突出 部を夫々設け、前記内側カバー体及び外側カバー体に第1及び第2の長孔を夫々 形成し、前記第1及び第2の突出部を前記第1及び第2の長孔に夫々摺動自在に 嵌合させたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案に依れば、スライドレールカバーが内側カバー体と、外側カバー体とか らなり、前記内側カバー体と外側カバー体はスライドレールの長手方向に摺動自 在に嵌合され、前記アッパーレールの端部及び内側カバー体に第1及び第2突出 部が夫々設けられ、前記内側カバー体及び外側カバー体に第1及び第2の長孔が 夫々形成され、前記第1及び第2の突出部が前記第1及び第2の長孔に夫々摺動 自在に嵌合されているので、シートクッションを前方に移動させた場合に、即ち アッパーレールが前方に移動した場合には、内側カバー体が外側カバー体より引 き出され、伸張された状態でロアーレールの後端を被覆することができ、シート クッションを後方に移動させた場合は内側カバー体が外側カバー体の内部に収納 された状態となる。
【0009】
【実施例】
以下本考案に係わるシートのスライドレールカバーを図面を参照して詳細に説 明する。 図1乃至図4は本考案の一実施例の概略を夫々示すもので、シート21はシー トクッション22及びシートバック23を備え、シートクッション22の下部に は、左,右一対をなすスライドレール24,24が設けられ、シート21全体が 前後摺動可能に支持されている。
【0010】 このスライドレール24,24は図1及び図4から明らかなように、車室床面 側に取付ブラケット25等を介して固定されるロアーレール26と、ロアーレー ル26に前後摺動可能な状態で嵌合されるアッパーレール27とから構成され、 アッパーレール27にシートクッション22のシートフレームがボルト28止め される。 またこのアッパーレール27は、周知の通り図示しないロック機構により所望 のスライド調整位置でロックされるようになされている。
【0011】 前記スライドレール24,24の後端部を保護するためのスライドレールカバ ー31が設けられ、このスライドレールカバー31は、図2乃至図4から明らか なように、スライドレール24の後端の長手方向に摺動自在に嵌合された下部開 放された略コ字状の内側カバー体32と、該内側カバー体32の外側に嵌合され た下部開放された略コ字状の外側カバー体34からなる。
【0012】 アッパーレール27の後端部及び内側カバー体32の後端部に係合用の突出部 36及び37が夫々設けられ、前記内側カバー体32及び外側カバー体34に長 孔38及び39が夫々形成され、前記突出部36及び37が前記長孔38及び3 9に夫々嵌合されている。前記突出部36及び37,長孔38及び39は本実施 例ではスライドレール24及びスライドレールカバー31の一側部にのみ示され ているが、両側部に形成することもできる。
【0013】 また外側カバー体34の内側の端部にはコイルスプリング41の一端41aが 連結され、このコイルスプリング41の他端41bがアッパーレール27の後端 部に連結されている。このコイルスプリング41により、外側カバー体34がア ッパーレール27の後方側に付勢されている。
【0014】 斯る構成において、図2に示す如く、シートクッション22を前方に移動した ときは、外側カバー体34の後端がロアーレール26の後端に係止され、スライ ドレールカバー31の内側カバー体32は外側カバー体12より引き出される。 この際、突出部36及び37が前記長孔38及び39に沿って前方にスライド する。これによりスライドレールカバー31の長さが長くなった状態となりロア ーレール26の露出部分が完全に被覆される。
【0015】 次に、図3で示す如く、シートクッション22を後方に移動したときは、前述 せる状態とは反対に、コイルスプリング41が収縮し、内側カバー体32が外側 カバー体34内に収納される。これによりスライドレールカバー31の長さが短 くなった状態となる。また、アッパーレール27の後端部で前記内側カバー体3 2及び外側カバー体34が後方に押圧され、突出部36及び37が前記長孔38 及び39に沿って後方にスライドし、スライドレールカバー31はアッパーレー ル27と共に後方に移動する。
【0016】
【考案の効果】
以上が本考案に係るシートのスライドレールカバーの一実施例の構成であるが 、斯る構成に依れば、スライドレールカバーが内側カバー体と、外側カバー体と からなり、前記内側カバー体と外側カバー体はスライドレールの長手方向に摺動 自在に嵌合され、前記アッパーレールの端部及び内側カバー体に第1及び第2の 突出部が夫々設けられ、前記内側カバー体及び外側カバー体に第1及び第2の長 孔が夫々形成され、前記第1及び第2の突出部が前記第1及び第2の長孔に夫々 摺動自在に嵌合されているので、シートクッションを前方に移動させた場合に、 内側カバー体が外側カバー体より引き出され、伸張された状態でロアーレールの 後端を被覆することができ、シートクッションを後方に移動させた場合は内側カ バー体が外側カバー体の内部に収納され、スライドレールカバーが短くなった状 態となり、アッパーレールと共にスライドレールカバーが後方に移動するので、 従来レールカバーの上端長手方向に開口されていた長孔を不要とし、外観が優れ 、然も安全性に優れたシートのスライドレールカバーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるシートのスライドレールカバー
を適用したシートの斜視図。
【図2】本考案に係わるシートのスライドレールカバー
の内側カバー体を引き出した状態の斜視図。
【図3】本考案に係わるシートのスライドレールカバー
の内側カバー体を収納した状態の斜視図。
【図4】本考案に係わるシートのスライドレールカバー
の断面図。
【図5】従来のスライドレールカバーの分解斜視図。
【符号の説明】
21 車両用シート 22 シートクッション 23 シートバック 24 シートスライドレール 25 取付ブラケット 26 ロアーレール 27 アッパーレール 28 ボルト 31 スライドレールカバー 32 内側カバー体 34 外側カバー体 36 突出部 37 突出部 38 長孔 39 長孔 41 コイルスプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定されたロアーレールと、該
    ロアーレール上で前後方向に摺動する座席下部に固定さ
    れたアッパーレールとからなるスライドレールの夫々後
    端部を覆うシートのスライドレールカバーにおいて、前
    記スライドレールカバーは内側カバー体と、外側カバー
    体とを備え、前記内側カバー体と外側カバー体はスライ
    ドレールの長手方向に摺動自在に嵌合され、前記アッパ
    ーレールの端部及び内側カバー体に第1及び第2の突出
    部を夫々設け、前記内側カバー体及び外側カバー体に第
    1及び第2の長孔を夫々形成し、前記第1及び第2の突
    出部を前記第1及び第2の長孔に夫々摺動自在に嵌合さ
    せたことを特徴とするシートのスライドレールカバー。
JP1992070462U 1992-09-14 1992-09-14 シートのスライドレールカバー Expired - Lifetime JP2550172Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019202573A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 トヨタ紡織株式会社 スライド装置
DE102018214163B4 (de) * 2017-08-30 2020-10-22 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Gleitvorrichtung
US11325505B2 (en) 2018-11-02 2022-05-10 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Sliding device
KR102471636B1 (ko) * 2021-06-21 2022-11-28 노길호 무세절기용 이송대 끼임 사고 방지를 위한 안전장치

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