JPH0627211Y2 - 押出機の搬送冷却装置 - Google Patents

押出機の搬送冷却装置

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JPH0627211Y2
JPH0627211Y2 JP14319088U JP14319088U JPH0627211Y2 JP H0627211 Y2 JPH0627211 Y2 JP H0627211Y2 JP 14319088 U JP14319088 U JP 14319088U JP 14319088 U JP14319088 U JP 14319088U JP H0627211 Y2 JPH0627211 Y2 JP H0627211Y2
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JP
Japan
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arm
extruded material
transferred
pick
cooling
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Application number
JP14319088U
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JPH0265407U (ja
Inventor
保則 小林
一郎 橋本
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、押出機よりランナウトテーブル上に押出さ
れた押出材をピックオフアームによりクーリングテーブ
ルに移載し、該テーブル上で押出材を順次移送せしめつ
つ冷却する押出機の搬送冷却装置に関する。
従来の技術 従来、この種の押出機の搬送冷却装置として、第3図に
示すように、押出機より押出された押出材(A)を搬送
するランナウトテーブル(1)と、その側方に押出方向
と直交する態様で配設された、固定ビーム(2a)と移動
ビーム(2b)とよりなるクーリングテーブル(2)と、
ランナウトテーブル(1)上の押出材(A)をクーリン
グテーブル(2)上に移載するピックオフアーム(3)
とで構成されたものが既知である。この設備にあって
は、第3図(イ)に示すように、押出機より押出され、
所定長に切断された押出材(A)はランナウトテーブル
(1)上を搬送される。この押出材(A)は、第3図
(ロ)(ハ)に示すように、ピックオフアーム(3)に
より上方に持ち上げられてクーリングテーブル(2)の
固定ビーム(2a)上に移載される。そして、ピックオフ
アーム(3)は元の位置に復帰する。一方、固定ビーム
(2a)上に載置された押出材(A)は、第3図(ハ)〜
(ホ)に示すように、移動ビーム(2b)により上方に持
ち上げられて所定距離だけ側方に移動され、再び固定ビ
ーム(2a)上に載置される。そして、移動ビーム(2b)
は元の位置に復帰される。上述の操作が順次繰り返さ
れ、押出材(A)がクーリングテーブル(2)上に所定
間隔毎に載置された状態で順次移動されつつ冷却される
ようになされる。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上述のような従来の搬送冷却装置では、
ランナウトテーブル(2)上の押出材(A)をピックオ
フアーム(3)でクーリングテーブル(2)上に移載せ
しめる際に、第3図(ヘ)に示すように、既にクーリン
グテーブル(2)上に移載された押出材(A)にピック
オフアーム(3)の背部が当接してしまい、該押出材
(A)を傷つけてしまうという難があった。かかる不都
合はクーリングテーブル(2)上に移載された押出材
(A)を移動ビーム(2a)によりピックオフアーム
(3)の可動範囲外に移動せしめることにより回避し得
るものであるが、このように移動範囲を大きく設定すれ
ばクーリングテーブル(2)上の押出材(A)相互の間
隔が広くなりすぎて生産性の悪化を招くという問題点が
新たに派生する。
この考案は、上述の問題点を解消すべくなされたもので
あり、ピックオフアームにより移載された押出材が後続
のピックオフアームの作動時に該アームの背部に押され
て傷つくというような不都合を回避し得ると共に、クー
リングテーブル上の押出材の間隔を可及的小に設定する
ことができ、ひいては生産性の向上を図り得るようにな
された押出機の搬送冷却装置を提供することを目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 而して、この考案は、押出機の前方に押出材搬送用のラ
ンナウトテーブルが配設されると共に、該テーブルの一
側部に、押出方向と直交する態様で固定ビームと移動ビ
ームとからなるクーリングテーブルが配設され、かつ前
記ランナウトテーブル上に押出された押出材を前記クー
リングテーブル上に移載するピックオフアームが装備さ
れてなる押出機の搬送冷却装置において、 上記固定ビームのランナウトテーブル側の一側端部に沿
って所定長の幅寄せコンベアが設けられ、該コンベアに
よって、ランナウトテーブルからピックオフアームによ
り移載された押出材を、後続のピックオフアームの作動
時に該アームが当接されない位置まで移送するようにな
されていることを特徴とする押出機の搬送冷却装置を要
旨とするものである。
作用 上述のように構成された設備にあっては、ランナウトテ
ーブル上に押出された押出材はピックオフアームにより
幅寄せコンベア上に移載される。このコンベア上に移載
された押出材はピックオフアームと反対側に所定距離だ
け移送される。この移送により押出材は後続のピックオ
フアームの作動時に該アームの背部で押されないように
なる。その後、押出材はクーリングテーブルの固定ビー
ム上を同テーブルの移動ビームにより所定間隔ごとに順
次移送されつつ冷却される。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図に示す実施例にかかる押出機の搬送
冷却装置は、ランナウトテーブル(1)、クーリングテ
ーブル(2)、ピックオフアーム(3)および幅寄せコ
ンベア(4)からなる。
上記ランナウトテーブル(1)は、押出機(図示略)か
ら押出された押出材(A)を搬送せしめる断面上向略コ
字状の部材からなるもので、押出方向に沿って所定間隔
ごとに配設されている。
前記クーリングテーブル(2)は、近接状態に並設され
た固定ビーム(2a)と移動ビーム(2b)とよりなり、上
記ランナウトテーブル(1)の一側部に、押出方向と直
交する態様で所定間隔ごとに配設されている。上記移動
ビーム(2b)は上昇作動され、固定ビーム(2a)上に載
置された押出材(A)を持ち上げ、その持ち上げ状態を
維持したまま該ビーム(2b)の長さ方向に移動した後、
下降作動されて上記押出材(A)を再度固定ビーム(2
a)上に移載するように作動する。
前記ピックオフアーム(3)は、側面視略逆L字状に形
成されたもので、常時はその水平腕部(3a)が前記ラン
ナウトテーブル(1)の下方に位置され、その上方を押
出材(A)が接触することなしに通過することを許容す
るようになされている。そして、該アーム(3)は上昇
作動され、ランナウトテーブル(1)上の押出材(A)
を持ち上げ、その持ち上げ状態を維持したまま、前記ク
ーリングテーブル(2)側に平行移動した後下降作動さ
れ、押出材(A)をクーリングテーブル(2)側に移載
するように作動するものである。
上述の構造は、従来品と同様であるが、この考案にかか
る設備にあっては、前記クーリングテーブル(2)のラ
ンナウトテーブル(1)側の一側端部に沿って、所定長
の幅寄せコンベア(4)が設けられている。このコンベ
ア(4)は、固定ビーム(2a)の一側端部に固着されて
おり、その上面が固定ビーム(2a)の表面ライニング材
の上面に一致するように取付レベルが設定されている。
そして、該コンベア(4)に対応する長さ範囲に亘って
固定ビーム(2a)の表面ライニング材(5)が除去され
ている。
而して、ランナウトテーブル(1)上の押出材(A)
は、第2図(イ)〜(ホ)に示すように、ピックオフア
ーム(3)により幅寄せコンベア(4)上に移載され、
押出材(A)は幅寄せコンベア(4)によりピックオフ
アーム(3)から遠ざかる方向に移送され固定ビーム
(2)上に載置される。この押出材(A)の移送は、第
2図(ヘ)に示すように、後続のピックオフアーム
(3)の作動時にその背部(3b)により押出材(A)が
押されることのない位置まで行われることが必要であ
る。これによりピックオフアーム(3)の当接に伴う押
出材(A)のへこみ傷、すり傷の発生が未然に防止され
る。この実施例では、幅寄せコンベア(4)としてピッ
クオフアーム(3)の可動範囲を越える長さを有するも
のを用いることによって、上記要請を満たしている。も
っとも、それより長さの若干短い幅寄せコンベアを用
い、後続のピックオフアームの作動時までに、コンベア
上の押出材を所定ストローク分だけ移動せしめると共
に、移動ビームにより固定ビーム上に移載せしめること
によりアームの背部が当接しないようにしても良い。
考案の効果 この考案にかかる押出機の搬送冷却装置は、上述のとお
り、固定ビームのランナウトテーブル側の一側端部に沿
って所定長の幅寄せコンベアが設けられ、該コンベアに
よって、ランナウトテーブルからピックオフアームによ
り移載された押出材を、後続のピックオフアームの作動
時に該アームが当接されない位置まで移送するようにな
されているから、後続のピックオフアームによりクーリ
ングテーブル上に移載された押出材が上記アームに押さ
れてへこみ傷やすり傷がつくというような不都合を回避
することができ、品質の向上を図ることができる。
しかも、ランナウトテーブルからピックオフアームによ
り移載された押出材を、幅寄せコンベアにより後続のピ
ックオフアームの作動時に該アームが当接されない位置
まで移送した後に、その押出材を移動ビームにより順次
固定ビーム上を移送せしめつつ冷却を行うようにするも
のであるから、移動ビームによる固定ビーム上における
押出材の移送間隔を小さく設定することができ、従って
クーリングテーブル上で冷却せしめうる押出材の数を増
大せしめることができ、ひいては押出材の生産性を大幅
に向上せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の実施例を示すもので、
第1図は全体斜視図、第2図(イ)〜(ト)は作動工程
を示す側面図、第3図(イ)〜(ト)は従来品の作動工
程を示す側面図である。 (1)…ランナウトテーブル、(2)…クーリングテー
ブル、(2a)…固定ビーム、(2b)…移動ビーム、
(3)…ピックオフアーム、(4)…幅寄せコンベア、
(A)…押出材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出機の前方に押出材搬送用のランナウト
    テーブルが配設されると共に、該テーブルの一側部に、
    押出方向と直交する態様で固定ビームと移動ビームとか
    らなるクーリングテーブルが配設され、かつ前記ランナ
    ウトテーブル上に押出された押出材を前記クーリングテ
    ーブル上に移載するピックオフアームが装備されてなる
    押出機の搬送冷却装置において、 上記固定ビームのランナウトテーブル側の一側端部に沿
    って所定長の幅寄せコンベアが設けられ、該幅寄せコン
    ベアによって、ランナウトテーブルからピックオフアー
    ムにより移載された押出材を、後続のピックオフアーム
    の作動時に該アームが当接されない位置まで移送するよ
    うになされていることを特徴とする押出機の搬送冷却装
    置。
JP14319088U 1988-10-31 1988-10-31 押出機の搬送冷却装置 Expired - Lifetime JPH0627211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14319088U JPH0627211Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 押出機の搬送冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14319088U JPH0627211Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 押出機の搬送冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPH0265407U JPH0265407U (ja) 1990-05-17
JPH0627211Y2 true JPH0627211Y2 (ja) 1994-07-27

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JP14319088U Expired - Lifetime JPH0627211Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 押出機の搬送冷却装置

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