JPH06270719A - メータケースの放熱構造 - Google Patents

メータケースの放熱構造

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JPH06270719A
JPH06270719A JP5060258A JP6025893A JPH06270719A JP H06270719 A JPH06270719 A JP H06270719A JP 5060258 A JP5060258 A JP 5060258A JP 6025893 A JP6025893 A JP 6025893A JP H06270719 A JPH06270719 A JP H06270719A
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meter
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Satoshi Saotome
聡 早乙女
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メータケースの放熱構造に関し、メータ表示
部の照明用の発光源からの放射光を外部に漏らすことな
く、内部で発生した熱を有効に外部に放出することを目
的とする。 【構成】 メータ表示部11,12の照明用の発光源1
4a,14bが組み込まれたメータケース10におい
て、このメータケースの外壁16に放熱用の開口部17
を設けると共に、上記外壁の内側で前記発光源からの放
射光が上記開口部に到達するのを妨げる位置に内壁18
a,18bを設けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メータケースの構造に
係り、特に、メータ表示部の照明用の発光源が組み込ま
れたメータケースにおいて内部で発生した熱を外部に放
出するのに適応化されたメータケースの放熱構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2には従来形の一例としての指針式メ
ータにおけるメータケースの構成が側断面図の形態で示
される。
【0003】図面に示すように、メータケース10aの
前面側にはメータ表示部として指針11と文字板12が
設けられており、一方、前記メータケース10aの背面
側にはフレキシブル基板等で作られた配線板13が敷設
され、その上からメータ表示部の照明用のランプ14
a,14bと指針駆動用の内機(ムーブメント)15が
取り付けられ、この配線板13を介して電源供給と信号
の授受が行われるようになっている。
【0004】また、ランプ14a,14bの点灯時には
その発熱によりメータケース10aの内部の温度が上昇
して様々な不都合、例えば、配線板が変形したり、ラン
プの寿命が短くなったり、あるいはメータの指示に誤差
が生じる等の不都合が生じるので、これに対処するため
に、メータケース10aの外壁16aの一部に開口部1
7a(例えば格子状あるいはスリット状の穴)を設け、
内部で発生した熱を開口部17aを通して外部に放出す
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のメータ
ケースの構造では、ケース内部の放熱効果という点では
有利であるが、図2において矢印で示すようにランプ1
4a,14bからの直射光も同時に開口部17aを通し
て外部に放射されるため、メータ表示部(指針11と文
字板12)を照明するための光の量が相対的に減少する
ことになり、そのためにメータの指示値が読み難い、つ
まり視認度が低下する、という問題があった。
【0006】また、係るメータが例えば自動車等の車両
に取り付けられている場合には、メータの周辺部に光が
発散されてしまい、そのためにメータの近くに配設され
ている他のメータの指示値の認識に悪影響を及ぼす可能
性もあり、改善の余地がある。
【0007】本発明は、係る従来技術における課題に鑑
み創作されたもので、メータ表示部の照明用の発光源か
らの放射光を外部に漏らすことなく、内部で発生した熱
を有効に外部に放出することができるメータケースの放
熱構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るメータケースの放熱構造は、メータ表
示部の照明用の発光源が組み込まれたメータケースにお
いて、前記メータケースの外壁に放熱用の開口部を設け
ると共に、前記外壁の内側で前記発光源からの放射光が
前記開口部に到達するのを妨げる位置に内壁を設けたこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】上述した本発明の構成によれば、発光源の動作
時(例えばランプの点灯時)にメータケースの内部で発
生した熱は、メータケースの外壁に設けられた放熱用の
開口部を通して外部に放出されるので、従来形のメータ
ケースにおいて見られたような不具合(ランプ寿命の低
下、メータの指示誤差の発生等)を解消することができ
る。
【0010】同時に、外壁の内側の所定位置に設けられ
た内壁の存在により、発光源からの放射光は、放熱用の
開口部を通して外部に漏れることなく、その大部分がメ
ータ表示部の照明用の光として利用され得るので、メー
タの指示値に対する視認度を向上させることができる。
【0011】また、メータケースの外壁と上記内壁の間
の所定位置に更に別の内壁を設けた場合には、遮光効果
をより一層高めたメータケースの放熱構造を提供するこ
とが可能となる。
【0012】なお、本発明の他の構成上の特徴および作
用の詳細については、添付図面を参照しつつ以下に記述
される実施例を用いて説明する。
【0013】
【実施例】図1に本発明の一実施例としての指針式メー
タにおけるメータケースの放熱構造が示される。
【0014】図面において、(a)はメータケースを正
面側から見た時の全体構成を示し、(b)は(a)のA
−A線に沿って見た時の側断面構成を示す。なお、図1
において、図2で説明した従来のメータケース10aと
同等の構成要素について同じ参照符号を付して説明す
る。
【0015】本実施例のメータケース10は、図2に示
した従来形の構造と同様に、その前面側にメータ表示部
として指針11と文字板12が設けられ、また背面側に
はフレキシブル基板等で作られた配線板13が敷設さ
れ、その上からメータ表示部の照明用のランプ14a、
14bと指針駆動用の内機(ムーブメント)15が取り
付けられ、この配線板13を介して電源供給と信号の授
受が行われるようになっている。また、ランプ14a,
14bの点灯時にメータケース10の内部で発生する熱
を効果的に外部に放出するために、メータケース10の
外壁16に放熱用の開口部17が設けられている。
【0016】さらに本実施例では、外壁16の内側に、
ランプ14a,14bからの放射光がケース上部側およ
びケース下部側の各開口部17に到達するのを妨げる位
置にそれぞれ内壁18a,18bが設けられている。た
だし、内壁18a,18bにはそれぞれ放熱用の開口部
19a,19bが設けられている。
【0017】また、外壁16と内壁18bの距離が比較
的大きいケース下部側には、この外壁16と内壁18b
の間で、ランプ14bからの放射光がケース下部側の開
口部17に到達するのを妨げる位置に更に別の内壁20
が設けられている。
【0018】係る構造を備えた本実施例によれば、ラン
プ14a,14bの点灯時に、メータケース10の内部
で発生した熱は、内壁18a,18bに設けられた開口
部19a,19bを通り、さらに外壁16に設けられた
開口部17を通して外部に放出されるので、従来形のメ
ータケースで見られたような配線板の変形、ランプ寿命
の低下、メータの指示誤差の発生等の不具合を解消する
ことができる。
【0019】同時に、ランプ14a,14bからの放射
光は、外壁16の内側の所定位置に設けられた内壁18
a,18bによって遮光されるので、放射光が外壁16
の開口部17を通して外部に漏れるのを防ぐことができ
る。これによって、ランプ14a,14bから放射され
た光の大部分をメータ表示部の照明用の光として利用す
ることができ、それによってメータの指示値が読み易く
なり、ひいては視認度を向上させることができる。
【0020】また、上述したような遮光効果のある内壁
(18,18b)を設けても内壁と外壁の距離が比較的
大きい場合には、光の散乱等により一部の光が外壁16
の開口部17を通して外部に漏れ、遮光効果が不十分と
なる可能性もある。
【0021】これに対処するため本実施例では、外壁1
6と内壁18bの距離が比較的大きいケース下部側にお
いて、この外壁16と内壁18bの間の所定位置に更に
別の内壁20が設けられている。これによって、より一
層遮光効果を高めたメータケースの放熱構造を提供する
ことができる。
【0022】なお、上述した実施例では遮光効果のある
内壁を一重構成もしくは二重構成とした場合について説
明したが、係る内壁の配設形態およびその数は、ランプ
の設置位置やメータケースの全体形状に応じて上記遮光
効果が最良に発揮されるように適宜変更され得ることは
当業者には明らかであろう。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
壁に放熱用の開口部を備えたメータケースにおいて外壁
の内側の所定位置に遮光効果のある内壁を設けているの
で、メータ表示部の照明用発光源の動作時に、メータケ
ースの内部で発生した熱を上記開口部を通して外部に放
出することができ、同時に、発光源からの放射光が開口
部より外部に漏れるのを防止してその大部分の光をメー
タ表示部の照明用として利用可能とし、ひいてはメータ
の指示値に対する視認度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての指針式メータにおけ
るメータケースの放熱構造を示す図で、(a)はメータ
ケースの正面図、(b)は(a)のA−A線に沿った側
断面図である。
【図2】従来形の一例としての指針式メータにおけるメ
ータケースの構成を示す側断面図である。
【符号の説明】
10 メータケース 11 指針(メータ表示部) 12 文字板(メータ表示部) 13 配線板 14a,14b ランプ(発光源) 15 指針駆動用の内機(ムーブメント) 16 外壁 17 放熱用の開口部 18a,18b 遮光用の内壁 19a,19b 内壁の放熱用の開口部 20 遮光用の別の内壁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータ表示部の照明用の発光源が組み込
    まれたメータケースにおいて、 前記メータケースの外壁に放熱用の開口部を設けると共
    に、前記外壁の内側で前記発光源からの放射口が前記開
    口部に到達するのを妨げる位置に内壁を設けたことを特
    徴とするメータケースの放熱構造。
  2. 【請求項2】 前記メータケースの外壁と前記内壁の間
    で前記発光源からの放射光が前記開口部に到達するのを
    妨げる位置に更に別の内壁を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載のメータケースの放熱構造。
JP5060258A 1993-03-19 1993-03-19 メータケースの放熱構造 Expired - Lifetime JP2971695B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632270A (ja) * 1992-07-13 1994-02-08 Honda Motor Co Ltd メータユニットの放熱構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0632270A (ja) * 1992-07-13 1994-02-08 Honda Motor Co Ltd メータユニットの放熱構造

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