JPH0627055U - 板材の面取り装置 - Google Patents

板材の面取り装置

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JPH0627055U
JPH0627055U JP7048992U JP7048992U JPH0627055U JP H0627055 U JPH0627055 U JP H0627055U JP 7048992 U JP7048992 U JP 7048992U JP 7048992 U JP7048992 U JP 7048992U JP H0627055 U JPH0627055 U JP H0627055U
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清二 内川
修之 阪野
洋一 野田
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アミテック株式会社
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材周縁の研磨加工を自動化できると共に、
高能率加工が可能であり、しかも製造コストを安価にで
きるようにする。 【構成】 ワークはワークテーブル10上に固定され、
第1及び第2の両研磨加工ユニット100,200がワ
ークテーブル10の側縁部に沿って移動される。第1の
研磨加工ユニット100には周縁に多数の研磨片を設け
たサンディングホイルを回転可能に設けたホイル研磨機
構が備えられ、このサンディングホイルがワークの隅部
において進出することにより、ワークの隅部を研磨片の
弾性能によるバフ機能と研磨機能の相乗作用によって円
弧状に研磨する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は板材の周縁を自動的に面取り加工するための板材の面取り装置に係り 、詳しくは板材の隅部の円弧面を研磨するサンディングホイルを備えた板材の面 取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばステンレス板等の大型の金属板の周縁を面取り加工するには、従来、手 持ちグラインダーを使用して行うことが一般的であった。すなわち、加工すべき 板材をテーブル上に固定し、グラインダーを携えた作業者が板材の周囲を歩いて 巡りながら、そのグラインダーで板材の隅部及び稜線部を研磨するのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような手作業による研磨作業ではクラインダーの保持力は作業 者により異なることから、板材の隅部および縁部の面および稜線部分の面取りに おいて凹凸部を生じて均一性に欠け、相当熟練を要するとともに、作業能率が著 しく低下する問題点がある。また、グラインダーに削られた金属粉塵が周囲に飛 び散ることを避け得ないところ、グラインダーを手持ちにて作業を行うことから 、作業者は粉塵の発生源から遠ざかることができず、グラインダーを使う作業者 にとって作業環境が悪くなるという問題がある。
【0004】 このような研磨作業を自動的に行うには、ワークテーブル上に板材を固定する と共に、垂直主軸に取り付けた研磨刃物を板材の周縁部に沿って移動させるとい う、倣いルータや数値制御ルータと同様な構成が考えられる。
【0005】 しかし、この構成では、製造コストが極めて高価になってしまうという欠点が ある。
【0006】 そこで、本考案の目的は、板材周縁の対象とする隅部の研磨およびその上下の 稜線の面取り加工を自動的に行うことができ、これにて作業能率を高めると共に 作業者の作業環境を良好に維持でき、しかも製造コストが安価である板材の面取 り装置を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る板材の面取り装置は、板材の周縁を面取り加工するためのもので あって、板材をワークテーブルに対し側縁部から突出する所定の状態で位置決め 固定するとともに、ワークテーブルの側縁部側には加工研磨ユニットを移動可能 に配設しており、研磨加工ユニットは周縁に多数の研磨片を設けたサンディング ホイルを回転可能に設けたホイル研磨機構を備え、このホイル研磨機構は研磨対 象とするワークの隅部に対しサンディングホイルを出没可能に設けて多数の研磨 片の弾性能によるバフ機能と研磨機能の相乗機能を付与して前記隅部の円弧面を 研磨可能に構成したところに特徴を有する。
【0008】
【作用】
上記構成としたことにより、ホイル研磨機構を搭載した加工研磨ユニットがワ ークテーブルの側縁部に沿って移動する。加工研磨ユニットが加工すべき板材の 隅部に対応すると、ホイル研磨機構のサンディングホイルが進出されて板材の隅 部を研磨する。このとき、サンディングホイルの研磨片は遠心力によって放射方 向に膨らむようになっているから、研磨片が板材の隅部に当接して弾性的に変位 しながら隅部の曲面形状に沿ってこれを擦るようになる。これにて、多数の研磨 片のバフ機能と研磨機構の相乗機能によって比較的広い領域の隅部が研磨される 。
【0009】
【考案の効果】
このように本考案の面取り装置におけるサンデイングホイルによれば、板材の 側縁部に沿って移動する過程で、その研磨の対象とする隅部で所定の時間、同サ ンディングホイルを隅部側に移動することで、回転中の研磨片が隅部に弾性的に 柔軟に摺接し、研磨片のバフ機能と研磨機能との相乗効果により隅部が研磨され る。これにて、研磨機構が隅部の曲線に沿った動きをしなくとも、直線的な動き によって隅部の円弧面およびその稜線部の研磨を均一に、かつ能率的に行うこと ができ、従って、各研磨ユニットは直線的に移動させるだけでよく、研磨機構を 曲線的な動きも含めて複雑に移動させる必要がある倣いルータや数値制御ルータ に比べて研磨機構の移動のための構造が著しく簡単になる。また、粉塵の発生源 に作業者が近寄る必要がないから作業環境の劣化がない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0011】 本実施例に例示した面取り装置は、例えばステンレス板等の金属板材(以下「 ワーク」という)Wの周縁部を研磨するためのものである。図示はしないが、こ の装置には隣接してパンチプレス装置が設けられ、そのパンチプレス装置にて図 16に示すようにワークWの隣接する二隅部が予め円弧状にコーナーカットL, Rされ、図示しないワークW搬送装置によりこの面取り装置に搬送され、ここで 各隅部のバリが除去されると共に、各隅部間の上下の稜部が面取り研磨されるよ うになっている。
【0012】 《構成》 さて、本実施例の面取り装置の平面的構成は図1に示してあり、基本的にはワ ークテーブル10と、このワークテーブル10の図1中下側に設けた第1の加工 研磨ユニット100と、ワークテーブル10の図1中右側に設けた第2の加工研 磨ユニット200との3つの基本構成部分からなる。以下、各基本構成部分毎に 構造を詳述する。
【0013】 〔A−1〕ワークテーブル10について 図4及び図5に示したように、ワークテーブル10はテーブル基台11の上面 に平滑なテーブル板12を設けてなり、そのテーブル板12には全域に無数の小 孔12aが形成されており、これらが図示しないブロワー及びバキュームポンプ にソレノイドバルブを介して選択的に連通される。ブロワーは小孔12a群から 空気を吹き出させることによりワークWをワークテーブル10上で自由に移動で きるようにするものであり、バキュームポンプは小孔12a群から空気を吸引す ることによりワークWをワークテーブル10上で固定するためのものである。な お、ワークWの大きさの相違に対処するため、手動バルブを操作することによっ て、ワークテーブル10の全域に形成された小孔12a群のうち、所望の領域に 存するもののみを有効化することができる。
【0014】 ワークテーブル10の上面には例えば計4台のプッシャー機構20が設けられ ている。これらは、プッシャー板21(図4参照)をエアシリンダ22にてテー ブル板12の上面に沿って移動させる構成で、計4台のうち2台がプッシャー板 21をワークテーブル10の縦方向(Y方向という)に移動させ、残り2台がプ ッシャー板21を横方向(X方向という)に移動させるために設けられている。 なお、これらはワークWの大きさの相違に対処するため、ワークテーブル10上 の任意の位置に取付可能である。
【0015】 一方、上述のプッシャー機構20によって押されるワークWを受けて位置決め を行うため、図1に示したワークテーブル10の右下角部にX方向ガイド機構3 0とY方向ガイド機構40とが設けられている。このうちX方向ガイド機構30 は、図4及び図5に示すように、テーブル基台11に2本の水平方向シリンダ( 図示せず)を設け、そのロッド31(1本のみ図示)の先端に移動プレート32 を取り付けると共に、この移動プレート32に垂直方向シリンダ33をロッド3 3aが上下に延びるように取り付け、更に、そのロッド33aの上端に横形の受 けプレート34を固定した構造である。水平方向シリンダのロッド31を進出さ せ、その状態で垂直方向シリンダ33のロッド33aを上昇させると、図5に示 すように受けプレート34がワークテーブル10のテーブル板12の側方に並ん で位置し、ここにテーブル板12上を移動したワークWが当接するようになって いる。この時、受けプレート34はワークテーブル10から離れて位置している から、ワークWはワークテーブル10の一側縁(図1の右側縁)から僅かに突出 した状態となる。そして、この状態から垂直方向シリンダ33を下降動作させ、 水平方向シリンダを後退動作させると、受けプレート34及び移動プレート32 がテーブル板12の下方に退避した状態となる。
【0016】 また、上記Y方向ガイド機構40は、水平方向シリンダのロッド41と移動プ レート42及び垂直方向シリンダ43と受けフレート44を備えてX方向ガイド 機構30と同様な構成とされ、両シリンダを作動させて図4に示すように受けプ レート44をテーブル板12の側方(図1の下側縁)から離して位置させ、ここ にテーブル板12上を移動したワークWを当接させることができる。これにより 、ワークWをワークテーブル10の一側縁から僅かに突出した状態とすることが できる。勿論、両シリンダを逆方向に作動させることにより、X方向ガイド機構 30と同様に受けプレート44及び移動プレート42をテーブル板12の下方に 退避した状態とすることもできる。
【0017】 なお、以上説明したプッシャー機構20、X方向ガイド機構30及びY方向ガ イド機構40は、テーブル板12の小孔12a群と協働してワークWをその周縁 の加工部位がワークテーブル10の隣接する二側縁部から突出する所定の状態で 位置決め固定するワークW位置決め固定手段として機能する。
【0018】 〔A−2〕第1の加工研磨ユニット100について この研磨ユニット100は、ワークテーブル10の一側縁部(図1の下側縁部 )に沿って同図中左右に移動可能である。まず、その移動のための構成を図6な いし図8を参照して説明する。
【0019】 研磨ユニット100の移動領域には、横に長いベースフレーム110が設けら れ、その上面に2本のX方向ガイドレール111が平行に固定されている。ベー スフレーム110の上方には移動フレーム112が設けられ、その下面に取り付 けたスライダ113がX方向ガイドレール111に摺動可能とされ、もって移動 フレーム112がベースフレーム110に沿って図1中左右に移動可能である。 そして、移動フレーム112の上面には前記X方向ガイドレール111に直交す る方向に2本のガイドレール114が平行に固定され、ここに前記第1の加工研 磨ユニット100のユニットフレーム101がスライダ115を介して移動可能 に支持されている。従って、第1の加工研磨ユニット100はベースフレーム1 10上を図1中の左右に移動可能であると共に、上下(ワークテーブル10に接 近或いは遠ざかる方向)にも移動可能となっている。
【0020】 一方、ベースフレーム110内には送りねじ軸116が軸受117(図8に図 示)を介して回転自在に設けられ、内部の一端部寄りには図7に示すようにモー タ118が固定され、このモータ118にて送りねじ軸116が回転駆動される 。そして、図8に示すように、送りねじ軸116には取付部材119を介して雌 ねじブロック120が螺合しており、これが移動フレーム112の底面に固定さ れている。従って、モータ118によって送りねじ軸116が回転されると、移 動フレーム112ひいては第1の加工研磨ユニット100がベースフレーム11 0に沿ってX方向に移動する。なお、この送りねじ軸116の他端部にはロータ リエンコーダ121が設けられ、送りねじ軸116の回転数、ひいては第1の加 工研磨ユニット100の位置を検出することができるようになっている。また、 図示はしないが、移動フレーム112には上述の送りねじ軸116及びモータ1 18と同様な構成が設けられ、そのモータを駆動することにより移動フレーム1 12ひいては第1の加工研磨ユニット100をベースフレーム110と直交する 方向(Y方向)に沿って移動させることができる。
【0021】 なお、上記移動フレーム112には第1の加工研磨ユニット100と共に集塵 装置122が設けられ、第1の加工研磨ユニット100に設けられている後述す るベルト研磨機構130及びホイル研磨機構170によってワークWから削られ た粉塵を集めて空気中から除去することができるようになっている。
【0022】 さて、上記ベルト研磨機構130及びホイル研磨機構170について順に詳述 する。
【0023】 (A−2−1) ベルト研磨機構130 これの概略的な外観については図9に示してあり、基本的には無端のサンディ ングベルト131を図示しないモータにより駆動可能に構成したものである。
【0024】 詳述するに、ユニットフレーム101の側面部には図11から明かなようにユ ニットフレーム101の前縁部ほぼ中央にある回動軸Aを中心とした弧状ガイド 132がボルト133にて固定されると共に、このユニットフレーム101の側 方には、これに対向するように回動フレーム134が設けられている。回動フレ ーム134には上記弧状ガイド132を挟む位置に例えば3対のガイドローラ1 35が回転自在に設けられ、回動フレーム134がユニットフレーム101に対 して回動軸Aを中心として回動可能になっている。
【0025】 また、この回動フレーム134がユニットフレーム101から離脱することが ないように、前記各ガイドローラ135間に設けたボス部136に支持部材13 7を介して摺動片138が弧状ガイド132を裏側から挟み付けるようにして取 り付けられている(図10参照)。そして、回動フレーム134の前縁部には、 前記回動軸Aを中心としてボス部134aに半円状の従動ギヤ139がボルト1 39aにて固定され、ユニットフレーム101にはこの従動ギヤ139に噛合す る駆動ギヤ140が設けられている。この駆動ギヤ140はユニットフレーム1 01に回転可能に支持した駆動軸141に取り付けられており、同軸141の端 部に取り付けたプーリ142を駆動モータ143(図6にのみ破線で示す)によ り回転させることができる。これにて駆動モータ143を回転駆動することによ り、回動フレーム134を回動軸Aを中心にして回動させるフレーム回動機構1 60が構成され、その回動角度範囲は約90度となっている。なお、この回動軸 Aは、ワークテーブル10上に載置されたワークWの周縁に沿って延びるようほ ぼ水平に延びる。
【0026】 上記回動フレーム134のうちユニットフレーム101とは反対側の面には、 図12に示すように駆動ローラ145、アイドルローラ146及びテンションロ ーラ147が設けられ、これらのローラ間に前記サンディングベルト131が掛 け渡されている。このうち駆動ローラ145は回動フレーム134に設けた駆動 モータ148にてタイミングベルト149を介して回転駆動され、もってサンデ ィングベルト131を高速で走行させる。テンションローラ147はシリンダ1 47aのロッドに取り付けられ、シリンダ147aを作動させることによりサン ディングベルト131に所定の張力を与える。また、前記アイドルローラ146 と駆動ローラ145との間には、サンディングベルト131の裏側に位置して押 圧パッド150が設けられ、これをリニアガイド151にて図12中左右方向に 案内しながら、パッドシリンダ152にて移動させ得るようになっている。すな わち、パッドシリンダ152を突出作動させると、押圧パッド150がワークテ ーブル10側に移動してサンディングベルト131を図12に示すようにワーク Wに押し付け、これにてワークWの研磨を行う。このように設けられたベルト研 磨機構130においてはパッドシリンダ152の伸長作動、すなわち、押圧パッ ド150の突出量がワークWの板厚により設定されており、ワークWの板厚が厚 いときには突出量が大きく設定されて同押圧パッド150は側縁面X0,Y0 に倣 って弾性変形してサイディングベルト131をガイドして柔軟に研磨し、ワーク Wの板厚が薄い場合には突出量が小さく設定されて同様に側縁面X1,Y0 を柔軟 に研磨するように構成されている。なお、上記押圧パッド150は、支持ブロッ ク150aに軟質パッド150bを取り付けると共に、これを軟質カバー150 cにて覆った構成である。また、各ローラ間に張られたサンディングベルト13 1を前面部を残して覆うようにカバー153が設けられ、このカバー153の前 下部から前記集塵装置122の吸気口にかけて集塵ホース154が連結されてい る。
【0027】 (A−2−2) ホイル研磨機構170 これの概略的な外観については図13に示してあり、基本的には回転基盤17 1aの周縁に多数の研磨片171bを設けてなるサンディングホイル171を図 15に示すようにモータ179により回転駆動可能に構成したものである。研磨 片171bは前記サンディングベルト131と同様に、布製の基材表面に砥粒を 固着させた構成で、その研磨面が外向きとなるように設けられている。
【0028】 このホイル研磨機構170も前記ベルト研磨機構130と同様なフレーム回動 機構160を備え、ユニットフレーム101の上部に設けた駆動モータ162を 回転駆動することにより、回動フレーム164を回動軸Aを中心にして所望の角 度だけ回動させることができるようになっている。
【0029】 その回動フレーム164にはこれとほぼ同形状の取付基板173が固定され、 ここに前後方向(ワークテーブル10に接近或いは遠ざかる方向)に延びる一対 のガイドレール174が固定されている。そして、この取付基板173にはこれ と対向状態で移動フレーム175が設けられ、そこに固定したスライダ176が 上記ガイドレール174に係合して移動フレーム175が取付基板173に対し て前後に移動可能になっている。この移動フレーム175には垂直基板175a が取付けられ、同垂直基板175aには軸受装置177を介して駆動シャフト( 図示せず)が僅かな傾斜状態で回転自在に支持されており、その上端に前記サン ディングホイル171が取り付けられると共に、下端にプーリ178が設けられ ている。 一方、図15にのみ示すが、垂直基板175aの裏側には駆動モータ179が 取り付けられ、前記プーリ178との間にベルト180が張り渡され、これにて サンディングホイル171が回転駆動されるようになっている。なお、上記サン ディングホイル171は、図14に示すように回動軸Aに対して傾斜していて、 サンディングホイル171の研磨片171bの全域が均等にワークWの端面に当 たるようになっている。また、サンディングホイル171の周囲には前面を開放 したカバー181が設けられ、その内部が集塵ホース122aを介して前記集塵 装置122に連結されている。
【0030】 一方、前記移動フレーム175の後方には、図15に示すように、軸受182 が取り付けられると共に、この軸受182に送りねじ軸183が回転可能に支持 されている。この送りねじ軸183の端部にはプーリ184が取り付けられ、モ ータ185(図13にのみ図示)との間に張り渡された図示しないベルトを介し て回転駆動されるようになっている。この送りねじ軸183の先端部には雌ねじ ブロック186が螺合しており、この雌ねじブロック186がスライダ187を 介してガイドレール174に移動可能に支持されている。従って、モータ185 を回転させると、雌ねじブロック186が前後方向(ワークテーブル10に接近 或いは遠ざかる方向)に沿って移動することになる。そして、前記移動フレーム 175の垂直基板175aにはエアシリンダ188が取り付けられ、そのロッド 188aが上記雌ねじブロック186に連結されており、従ってエアシリンダ1 88のロッド188aが伸長作動すると移動フレーム175ひいてはサンディン グホイル171が図示2点鎖線で示すように前方(ワークテーブル10に接近す る方向)に移動することになる。なお、前記送りねじ軸183の端部にはロータ リエンコーダ189が連結され、送りねじ軸183の回転数、ひいてはサンディ ングホイル171のY方向位置を検出できるようになっている。
【0031】 〔A−3〕第2の加工研磨ユニット200について この加工研磨ユニット200が第1の加工研磨ユニット100と異なる点はホ イル研磨機構170を備えないところにあり、その他の点は第1の加工研磨ユニ ット100と同様である。すなわち、図1に示すようにワークテーブル10の右 側部にベースフレーム210を設け、ここに固定した2本のY方向ガイドレール 211上に移動フレーム212が図1の上下方向(Y方向)に移動可能に支持さ れている。この移動フレーム212上には集塵装置222が設けられると共に、 ガイドレール214を介して第2の加工研磨ユニット200がX方向に移動可能 に支持されている(図3参照)。そして、この第2の加工研磨ユニット200の ユニットフレーム(図示せず)には、フレーム回動機構260を介してベルト研 磨機構230が設けられ、そのフレーム回動機構260がワークの周縁に沿って 前記回動軸Aと直交する方向に延びるほぼ水平の回動軸を中心に約90度の角度 範囲内で回動可能となっている。また、上記ベルト研磨機構230は詳細には図 示しないが、図9ないし図12に示した第1の加工研磨ユニット100のベルト 研磨機構130と同様な構成で、複数のローラ間に無端のサンディングベルトを 走行可能に掛け渡してなるものである。
【0032】 《作用》 次に本実施例の面取り装置の動作について説明する。
【0033】 〔B−1〕ワークWに関するデータの入力と初期設定等 作業者によって各部の原点設定が行われ、加工されるワークWの縦横寸法及び 厚さ寸法が図示しない操作盤にて制御装置に入力される。また、ワークWの寸法 に応じてワークテーブル10上のプッシャー機構20が適切な位置に取り付けら れ、またワークテーブル10の手動バルブがテーブル板12の適切な領域の小孔 12a群が有効化されるように切り換えられる。
【0034】 〔B−2〕ワークWの位置決め固定 ワークWは図示しない搬送装置により天井から吊り下げられてワークテーブル 10上に予め前工程において隣接する2隅部を所定の半径でコーナカットした左 右の隅部L,R側を第1の加工研磨ユニット100側として供給される。ワーク Wの供給当初、ブロアからの空気がテーブル板12の小孔12a群から噴出され ており、ワークWはテーブル板12上を自由に移動できるようになっている。ま た、この状態で、X方向ガイド機構30及びY方向ガイド機構40の各受けプレ ート34,44は図4及び図5に示すようにテーブル板12の側方位置に進出し ている。そこで、ワークWをワークテーブル10上に搬送し終わった旨の信号を 搬送装置から受けると、制御装置はワークテーブル10上のプッシャー機構20 を作動させ、ワークWをX方向及びY方向に押して各ガイド機構30,40の受 けプレート34,44に当接させる。この後、ワークテーブル10の小孔12a 群がバキュームポンプに接続され、これにてワークWがワークテーブル10上に 吸着固定されるようになる。すると、X方向ガイド機構30及びY方向ガイド機 構40の各エアシリンダが作動し、受けプレート34,44及び移動プレート3 2,42をテーブル板12の下方に退避した状態とする。この段階になると、ワ ークWの周縁の加工部位(図1中において右及び下側の二側縁部X0,Y0 )が、 テーブル板12の周縁から僅かに突出した状態となっている。
【0035】 〔B−3〕ワークWの研磨加工 研磨加工の開始前、第1の加工研磨ユニット100にあって、ベルト研磨機構 130及びホイル研磨機構170の各フレーム回動機構160は回動フレーム1 64を中間角度に位置させており、従って、例えば図12に示すようにサンディ ングベルト131及びサンディングホイル171はワークWの真横から対向する 状態にある。
【0036】 以下の説明ではワークWの研磨部位を明らかにするために、ワークWの各隅部 、側縁部および稜線部に図16に示すように符号を付して説明する。第1及び第 2の各加工研磨ユニット100,200による研磨の順序は図17に示す通りで ある。なお、同図において、逆方向に進行しながら研磨が進むものについては、 研磨部位を表す記号にアンダーラインを付して示してある。これらの各研磨工程 のうち代表的なものについて説明する。
【0037】 〔B−3−1〕左隅部Lの平坦面RL0の研磨 研磨開始信号が出力されると、第1の加工研磨ユニット100がX方向ガイド レール111に沿って原点位置からワークWの加工位置まで移動し、まず、サン ディングホイル171の右側部がワークWの左隅部Lに対向する。この時、ベル ト研磨機構130の駆動モータ143及びホイル研磨機構170のモータ185 が運転されてサンディングベルト131及びサンディングホイル171が駆動さ れており、また集塵装置122が作動状態にある。
【0038】 この状態で、制御装置からの信号に基づきホイル研磨機構170のエアシリン ダ188が所定時間だけ突出作動する。すると、エアシリンダ188が突出して いる間、回転するサンディングホイル171がワークW側に進出し、サンディン グホイル171の研磨片171b群がワークWの左隅部Lを高速度で擦るように なるため、ワークWの左隅部Lの平坦面RL0が研磨される。この場合、サンディ ングホイル171の研磨片171b群は遠心力によって放射方向に広がった状態 でワークWの隅部に衝突するから、その隅部の比較的広い領域が研磨片171b 群によって研磨される。
【0039】 〔B−3−2〕前縁部平坦面X0 の研磨(往路) 次に、第1の加工研磨ユニット100がX方向ガイドレール111に沿って右 側隅部Rに向けて移動し、これに併せてベルト研磨機構130のパッドシリンダ 152がワークWの板厚に応じて突出作動する。すると、走行するサンディング ベルト131が押圧パッド150によってワークWの前縁部平坦面X0 に押し付 けられ、同押圧パッド150は前縁部平坦面X0 に沿って弾性変形してベルト1 31をガイドするから、ワークWの前縁部平坦面X0 が右側隅部Rに向けて順次 研磨されてゆく。第1の加工研磨ユニット100が右側隅部Rに至ると、パッド シリンダ152が後退作動して押圧パッド150が退避するため、サンディング ベルト131がワークWの側縁部から離れて前縁部平坦面X0 の第1回目の研磨 が終了する。
【0040】 このように前縁部平坦面X0 の研磨をサンディングベルト131にて行えば、 サンディングベルト131の研磨部位は平坦であるから、ベルト研磨機構130 ひいては第1の加工研磨ユニット100をX方向ガイドレール111に沿って直 線的に移動させればよい。
【0041】 〔B−3−3〕右隅部Rの平坦面RR0の研磨 次に、第1の加工研磨ユニット100が僅かに移動され、サンディングホイル 171の左側部がワークWの右隅部に対向するようになる。すると、再び、制御 装置からの信号に基づきホイル研磨機構170のエアシリンダ188が所定時間 だけ突出作動し、サンディングホイル171の研磨片171b群がワークWの左 隅部を高速度で擦るようになり、ワークWの右隅部Rの平坦面RR0が研磨される 。この場合にも、〔B−3−1〕において説明した左隅部Lの場合と同様にして 、ワークWの右隅部Rの比較的広い領域が研磨片171b群によって研磨される 。
【0042】 〔B−3−4〕前縁部平坦面X0 の再研磨(復路) 今度は、第1の加工研磨ユニット100がX方向ガイドレール111に沿って 逆に左側隅部Lに向けて移動し、これに併せてベルト研磨機構130のパッドシ リンダ152が突出作動する。これにより、走行するサンディングベルト131 が往路と同様に押圧パッド150によってワークWの前縁部平坦面X0 に押し付 けられるから、ワークWの前縁部平坦面X0 が左側隅部Lに向けて順次研磨され る。そして、第1の加工研磨ユニット100が左側隅部Lに至ってワークWの前 縁部平坦面X0 の2回目の研磨が終了したところで、パッドシリンダ152が後 退作動してサンディングベルト131がワークWの側縁部から離れる。
【0043】 〔B−3−5〕右側縁平坦面Y0 の研磨 第1の加工研磨ユニット100が左側隅部Lに向けて戻り始めると、これが左 側隅部Lに到達する前の所定のタイミングで第2の加工研磨ユニット200がY 方向ガイドレール211に沿って図1中の下側に向かって移動を開始する。そし て、これがワークWの加工領域に到着すると、第1の加工研磨ユニット100と 同様にベルト研磨機構130のパッドシリンダが突出作動されてサンディングベ ルトがワークWに押し付けられるようになり、ワークWの右側縁平坦面Y0 を移 動しながら研磨することになる。この研磨作業は、第2の加工研磨ユニット20 0がワークWの右側隅部Rに到達するとベルト研磨機構130の押圧パッド15 0が後退する。この時点では、第1の加工研磨ユニット100はワークWの右側 隅部から十分に離れており、両ユニット100,200が相互に干渉するおそれ はない。
【0044】 〔B−3−6〕左右隅部L,Rの下稜線部RL1,RR1および前縁部下稜線 X1の研磨 加工研磨ユニット100が左側隅部Lに戻ると、フレーム回動機構160の駆 動モータ143,162が回転され、回動フレーム134,164が回動され, 回動フレーム134,164が下方向に約45度だけ回動し、ベルト研磨機構1 30のサンディングベルト131は図18の実線位置及びホイル研磨機構170 のサンディングホイル171がワークWの左隅部Lの下稜線部RL1および前縁部 下稜線X1に対応するようになる。そして、この状態からホイル研磨機構170 のエアシリンダ188が所定時間だけ突出作動し、サンディングホイル171に よりワークWの左隅部Lの下稜線部RL1が研磨される。次に、第1の加工研磨ユ ニット100がX方向ガイドレール111に沿って右側隅部Rに向けて移動する と〔B−3−2〕と同様に、これに併せてベルト研磨機構130のパッドシリン ダ152が突出作動する。すると、走行するサンディングベルト131が押圧パ ッド150によってワークWの前縁部下稜線X1に押し付けられるから、ワーク Wの前縁部下稜線X1 が右側隅部Rに向けて順次研磨されてゆく。第1の加工研 磨ユニット100が右側隅部Rに至ると、パッドシリンダ152が後退作動して 押圧パッド150が退避するため、サンディングベルト131がワークWの側縁 部から離れて前縁部下稜線部X1 が研磨される。引き続き、再び、ホイル研磨機 構170のエアシリンダ188が所定時間だけ突出作動し、サンディングホイル 171によりワークWの右隅部Rの下稜線部RR1が研磨される。
【0045】 〔B−3−7〕左右隅部L,Rの上稜線部RR2,RL2および前縁部上稜線 X2研磨 加工研磨ユニット100が右側隅部Rに位置して右隅部Rの下稜線部RR1の研 磨が終了すると、フレーム回動機構160の駆動モータ143,162が回転さ れ、今度は回動フレーム134,164が逆方向に約90度回動され、ベルト研 磨機構130のサンディングベルト131は図18の2点鎖線で示す位置及びホ イル研磨機構170のサンディングホイル171がワークWの右隅部Rの上稜線 部RR2に対応するようになる。そこで、この状態からホイル研磨機構170のエ アシリンダ188が所定時間だけ突出作動するため、サンディングホイル171 によりワークWの右隅部の上稜線部RR2が研磨される。そして、次に、第1の加 工研磨ユニット100がX方向ガイドレール111に沿って左側隅部Lに向けて 移動すると、これに併せてベルト研磨機構130のパッドシリンダ152が突出 作動する。すると、走行するサンディングベルト131が押圧パッド150によ ってワークWの前縁部上稜線X2に押し付けられるから、ワークWの前縁部上稜 線X2 が左側隅部Lに向けて順次研磨されてゆく。第1の加工研磨ユニット10 0が左側隅部Lに至ると、パッドシリンダ152が後退作動して押圧パッド15 0が退避するため、サンディングベルト131がワークWの側縁部から離れて前 縁部上稜線部X2 が研磨される。引き続き、再び、ホイル研磨機構170のエア シリンダ188が所定時間だけ突出作動し、サンディングホイル171によりワ ークWの左隅部Lの上稜線部RL2が研磨される。
【0046】 〔B−3−8〕右側縁平坦面Y0 の上下の稜線部Y1,Y2 の研磨 一方、第2の加工研磨ユニット200は原点に復帰すると、フレーム回動機構 260の駆動モータが回転され、第1の加工研磨ユニット100のベルト研磨機 構130と同様にベルト研磨機構230は下方向に約45度だけ回動し、ベルト 研磨機構230のサンディングベルトは図18の実線位置に示すように下稜線部 Y1 に対応する。そしてベルト研磨機構230のパッドシリンダ152が突出作 動する。すると、走行するサンディングベルト131が押圧パッド150によっ てワークWの前縁部下稜線Y1に押し付けられるから、ワークWの右縁部下稜線 Y1 が右側隅部Rに向けて順次研磨されてゆく。第2の加工研磨ユニット200 が右側隅部Rに至ると、パッドシリンダ152が後退作動して押圧パッド150 が退避するため、サンディングベルト131がワークWの側縁部から離れて右側 の下稜線部Y1 が研磨される。そして、右隅部Rの下稜線部RR1に至ると、フレ ーム回動機構の駆動モーが回転され、同ベルト回転機構230が逆方向に約90 度回動され、第1の加工研磨ユニット100と同様にベルト研磨機構230のサ ンディングベルト131は図18の2点鎖線で示す位置してワークWの右側縁平 坦面Y0 の上稜線部Y2に対応するようになる。
【0047】 《実施例の効果》 このように本実施例によれば、面取り加工すべきワークWはワークテーブル1 0に載せられて位置決め固定され、第1及び第2の各加工研磨ユニット100, 200がワークテーブル10の二側縁部の一方及び他方に沿って移動しながら、 周縁が研磨加工される。この実施例では、第1の加工研磨ユニット100にはベ ルト研磨機構130及びホイル研磨機構170が設けられ、そのサンディングベ ルト131にてワークWの一側縁X0 の加工部位が研磨加工されると共に、ホイ ル研磨機構170のサンディングホイル171にてワークWの二隅部L,Rが研 磨加工される。また、第2の加工研磨ユニット200にはベルト研磨機構230 が設けられているから、そのベルト研磨機構230のサンディングベルト131 にてワークWの他側縁Y0 の加工部位が研磨加工される。これにてワークWの周 縁部が自動的に研磨されることになり、従来より行っていたグラインダーによる 手作業に比べて作業能率が高くなる。また、作業者は制御装置を操作したり、動 きを監視したりしているだけでよく、粉塵の発生源に近寄る必要がないから作業 環境の劣化がなくなる。特に、各研磨機構130,170には集塵装置122を 付設して研磨に伴い発生する粉塵を集めて除去するようにしているから、作業環 境を極めて良好に維持できる。
【0048】 しかも、ワークWの周縁のうち隅部L,Rは、サンディングホイル171の回 転によって研磨されるから、第1の加工研磨ユニット100は隅部L,Rの円弧 面に沿った動きをしなくとも、サンディングホイル171を各隅部L,Rに対向 させ、その状態でサンディングホイル171を前後に移動させるという直線的な 動きによって回転中の研磨片171bが隅部L,Rに弾性的に柔軟に摺接し、か つサンディングホイルは若干傾斜して設けたものであるから、各研磨片171b の先端側の幅部分全体が隅部L,Rに有効に摺接されて研磨面により研磨する、 バフ機能と研磨機能の相乗効果により、研磨機構が隅部L,Rの円弧状線に沿っ た動きをしなくとも、直線的な動きによって隅部L,Rの円弧面およびその稜線 部の研磨を均一に、かつ能率的に行うことができ、従って、各研磨ユニットは直 線的に移動させるだけでよく、従って、第1及び第2の各研磨ユニット100, 200は単に直線的に移動させるだけでよく、研磨機構を曲線的な動きも含めて 複雑に移動させる必要がある倣いルータや数値制御ルータに比べて研磨機構の移 動のための構造が著しく簡単になり、製造コストを安価にすることができる。
【0049】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えばワークWの反転 機構を設けて四隅部を自動的に研磨加工するようにしてもよい等、要旨を逸脱し ない範囲内で種々変更して実施することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の平面図
【図2】全体の側面図
【図3】全体の正面図
【図4】X方向及びY方向の各ガイド機構を示す側面図
【図5】X方向及びY方向の各ガイド機構を示す正面図
【図6】第1の研磨加工ユニットのフレームを示す側面
【図7】第1の研磨加工ユニットの移動機構を示す縦断
側面図
【図8】第1の研磨加工ユニットの移動機構を示す縦断
正面図
【図9】ベルト研磨機構の斜視図
【図10】ベルト研磨機構の回転機構を示す縦断面図
【図11】フレーム回動機構を示す図10のXI−XI線に
沿った断面図
【図12】ベルト研磨機構の側面図
【図13】ホイル研磨機構の斜視図
【図14】ホイル研磨機構の移動機構を示す縦断面図
【図15】ホイル研磨機構の移動機構を示す横断面図
【図16】ワークの研磨部位を概略的に示す斜視図
【図17】各研磨部位の加工手順を示す工程図
【図18】ベルト研磨機構の回動動作の説明図
【符号の説明】
10…ワークテーブル 100…第1の加工研磨ユニット 122…集塵装置 130…ベルト研磨機構 131…サンディングベルト 170…ホイル研磨機構 171…サンディングホイル 200…第2の加工研磨ユニット 230…ベルト研磨機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材の周縁を面取り加工するためのもの
    であって、前記板材をワークテーブルに対し側縁部から
    突出する所定の状態で位置決め固定するとともに、前記
    ワークテーブルの側縁部側には加工研磨ユニットを移動
    可能に配設しており、 前記研磨加工ユニットは周縁に多数の研磨片を設けたサ
    ンディングホイルを回転可能に設けたホイル研磨機構を
    備え、このホイル研磨機構は研磨対象とするワークの隅
    部に対しサンディングホイルを出没可能に設けて前記多
    数の研磨片の弾性能によるバフ機能と研磨機能の相乗機
    能を付与して前記隅部の円弧面を研磨可能に構成したこ
    とを特徴とする板材の面取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6130342A (ja) * 1984-07-19 1986-02-12 Nippon Sheet Glass Co Ltd 輪郭加工装置
JPS61109659A (ja) * 1984-10-31 1986-05-28 Heian Tekkosho:Kk 木工用ル−タ機のサンデイングヘツド

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