JPH06270529A - インクジェット記録用シートおよび記録物 - Google Patents

インクジェット記録用シートおよび記録物

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JPH06270529A
JPH06270529A JP5059100A JP5910093A JPH06270529A JP H06270529 A JPH06270529 A JP H06270529A JP 5059100 A JP5059100 A JP 5059100A JP 5910093 A JP5910093 A JP 5910093A JP H06270529 A JPH06270529 A JP H06270529A
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JP
Japan
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ink
pigment
recording sheet
jet recording
coating
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JP5059100A
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English (en)
Inventor
Naoto Arai
直人 新井
Yoshiyuki Nukushina
欣之 温品
Masayuki Kamei
正之 亀井
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Publication date
Application filed by New Oji Paper Co Ltd filed Critical New Oji Paper Co Ltd
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Publication of JPH06270529A publication Critical patent/JPH06270529A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5227Macromolecular coatings characterised by organic non-macromolecular additives, e.g. UV-absorbers, plasticisers, surfactants

Abstract

(57)【要約】 【目的】記録面側からはインキの色相の記録像を、裏面
側からはインキの色相とは全く異なった色相の記録像を
得ることのできるインクジェット記録用シート、および
記録物を提供する。 【構成】透明乃至半透明の支持体の少なくとも片面に、
雲母の表面に酸化チタン及び/又は酸化鉄を被覆率が4
0%以上となるように被覆処理した顔料を含有する顔料
層を設け、該顔料層上又は支持体の反対面にインクを受
容する受像層を設けたことを特徴とするインクジェット
記録用シート、またこれに記録を施した記録物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録面側からはインキ
の色相の記録像を、裏面側からはインキの色相とは全く
異なった色相の記録像を得ることのできるインクジェッ
ト記録用シート、および記録物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、騒音が少な
く、高速記録が可能であり、且つ多色化が容易なため
に、各種プリンタやプロッタ等に適用して多方面で利用
されている。インクジェット記録方式に使用される記録
媒体としては、上質紙やコート紙等の各種の紙、或いは
合成紙、布、プラスチックフィルム等のシートが有り、
これら各記録媒体は勿論、これらの媒体が効率良く、且
つ画像再現性にも優れるように記録装置やインク組成面
からの改良努力もなされている。また、記録速度の高速
化、高精細化等といった記録装置面の性能向上やマルチ
カラー化、フルカラー化等といった用途の拡大に伴い、
記録媒体に対してより高度な特性が要求されている。特
に、広告・宣伝用等に使用する場合、通常用いられてい
るインキ以外の色相が求められることも多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み本発
明者等は、インキの色相とは異なった色相の記録像を得
ることのできる発色システムを検討した。その結果、記
録用シートに特定の顔料を含有する層を設けることによ
り、特殊なインクを用いることなく目的とする記録物が
得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明乃至半透
明の支持体の少なくとも片面に、雲母の表面に酸化チタ
ン及び/又は酸化鉄を被覆率が40%以上となるように
被覆処理した顔料を含有する顔料層を設け、該顔料層上
又は支持体の反対面にインクを受容する受像層を設けた
ことを特徴とするインクジェット記録用シートである。
【0005】また、本発明は、透明乃至半透明の支持体
の少なくとも片面に、雲母の表面に酸化チタン及び/又
は酸化鉄を被覆率が40%以上となるように被覆処理し
た顔料を含有する顔料層を設け、該顔料層上又は支持体
の反対面にインクを受容した受像層を有する記録物であ
る。
【0006】
【作用】本発明は、天然雲母あるいは合成雲母の表面
に、酸化チタンや酸化鉄を被覆率が40〜90%の範
囲、好ましくは40〜70%程度となるように被覆処理
した特定の顔料を用いて種々の色相の記録像を得るもの
である。因みに被覆率が40%未満では充分な色相の違
いが得られない。なお、特定の顔料の粒度は1〜500
μm程度、好ましくは3〜250μmが望ましく、また
顔料の被覆には酸化チタン,酸化鉄の他に高屈折率の金
属酸化物を混ぜて被覆してもよい。
【0007】特定の顔料を含有する顔料層の形成は、か
かる顔料を溶剤系塗料や、あるいは水性系塗料に仕上げ
て、従来から周知慣用の技術に従って形成することがで
き、例えばスプレー塗装、静電塗装、浸漬塗装、しごき
塗りおよびナイフコーティング、ロールコーティング、
バーコーティング、エアーナイフコーティング、ロッド
ブレードコーティング、ピュアブレードコーティング、
ショートドウェルコーティング等により塗液を塗布、乾
燥する方法や、スクリーンインキ、グラビアインキ、オ
フセットインキなどの印刷インキに仕上げて、印刷によ
り得ることができるが、これらの方法に限定されるもの
ではない。また、塗料やインキに仕上げる際に、カーボ
ンブラックなどを適量併用してメタリック調の色相を得
たり、着色剤を併用してもよい。なお、塗料やインキ中
での特定の顔料の添加率については、使用目的によって
適宜選択されるものではあるが、0.1〜95%、好ま
しくは5〜90%が望ましい。また、塗液の塗布量につ
いても特に限定されるものではないが、通常乾燥重量で
0.1〜15g/m2 、好ましくは0.3〜10g/m
2 程度の範囲である。
【0008】本発明のインクジェット記録用シートの支
持体としては、紙、プラスチックフィルム、ガラスなど
インクジェットによる記録像が反対面から充分判読可能
な透明乃至半透明の基材を用いるものであるが、支持体
自体が本発明の目的を損なわない程度に着色されていて
もよい。なお、支持体としてプラスチックフィルムを使
用する場合には、表面にコロナ放電、電子線照射等の処
理を施したり、アンカーコートを設けたりすることによ
って、塗布効率を高めることもできる。
【0009】本発明の特定の顔料層は支持体の片面に設
けてもよいし、両面に設けてもよい。なお両面に設ける
場合、同種の顔料を用いてもよいし、異種の顔料を用い
ることもできる。また、特定の顔料を含有する層は複数
層設けて、色相を変化させてもよい。更に、該顔料層上
に保護層を形成しても良いし、保護層自体が透明性を損
なわない程度に着色されていてもよい。
【0010】一方、インク受像層は、通常のインクジョ
ット記録に使用されるインクを受容性を有する塗液を、
特定の顔料層上或いは該顔料層上に設けた保護層上に塗
布するか、裏面の支持体に塗液を塗布または含浸させて
設けることができる。インク受容性塗液は、通常接着剤
を含む水性塗被液が使用される。接着剤としては、水溶
性及び/又は水分散性の高分子化合物を指すものであ
り、例えば、カチオン性澱粉,両性澱粉,酸化変性澱
粉,酵素変性澱粉,熱化学変性澱粉,エステル化澱粉,
エーテルか澱粉等の澱粉類、カルボキシメチルセルロー
ス,ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導
体、カゼイン,ゼラチン,大豆蛋白等の天然又は半合成
高分子類、あるいは完全又は部分ケン化のポリビニルア
ルコール,アセトアセチル化ポリビニルアルコール,カ
ルボキシ変性ポリビニルアルコール,オレフィン変性ポ
リビニルアルコール,シリル変性ポリビニルアルコール
等のポリビニルアルコール類、尿素系樹脂、メラミン系
樹脂、エピクロルヒドリン系樹脂、エポキシ系樹脂、ア
ルキッド樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエチレンイミ
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリビニルピロリドン系
樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、ポリ(メタ)アク
リル酸又はその共重合体、(メタ)アクリル酸エステル
系樹脂、アクリルアミド系樹脂、無水マレイン酸共重合
体、ポリエステル系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合
体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の合
成ゴム系ラテックス、スチレン−アクリル酸エステル共
重合体等のアクリル系ラテックス、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体等の酢酸ビニル系ラテックス等及びこれらの
各種重合体ラテックスをアニオン性基及び/又はカチオ
ン性基を付与した官能基含有変性重合体ラテックス類等
が挙げられ、これらの中から品質設計に応じて1種類或
いは2種類以上が適宜選択して使用される。
【0011】塗液には、染料固着剤としてのカチオン系
樹脂等を添加するとよい。カチオン系樹脂としては、例
えばメタクリル酸4級アンモニウム塩の重合体、ジアリ
ルアミン酸塩の重合体、モノアリルアミン酸塩の重合
体、ジアリルアミン酸塩とモノアリルアミン酸塩の共重
合体、ジアリルアミン酸塩と(メタ)アクリルアミドの
共重合体およびジメチルジアリルアミン酸塩と(メタ)
アクリルアミドの共重合体等があげられる。これらの添
加は耐水性と耐光性のバランスをとるように選択使用さ
れる。中でも、ジアリルアミンと(メタ)アクリルアミ
ドの共重合体成分を主として含有するカチオン系樹脂
は、染料の耐光性やラジカルアタックに対する耐性を増
すため、特に好ましく配合使用できる。しかし、多量に
配合すると、インクの乾燥性を急激に悪化させるので、
通常は支持体の表面に乾燥重量で0.2〜3.0g/m
2 、より好ましくは0.25〜2.5g/m2 程度の範
囲で塗布されることが望ましい。
【0012】更に塗液には、より鮮明な記録画像を得る
ためには、顔料を添加するのが望ましい。顔料として
は、例えばカオリン、デラミカオリン、水酸化アルミニ
ウム、サチンホワイト、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸
カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チ
タン、焼成カオリン、タルク、シリカ、無定形シリカ、
酸化亜鉛、炭酸亜鉛、硫化亜鉛、アルミナ、微粒子状ア
ルミナ、ケイソウ土、焼成ケイソウ土、ホワイトカーボ
ン、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、アルミノ珪酸
マグネシウム、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、
コロイダルシリカ、活性白土、ベントナイト、ゼオライ
ト、セリサイト、リトポン等の鉱物質顔料、多孔質顔料
やポリスチレン樹脂、尿素樹脂、アクリル樹脂、メラミ
ン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、その他有機顔料等の微
粒子、多孔質微粒子、及び中空粒子等の公知、公用の顔
料の中からインクジェット記録シートの品質設計に応じ
て1種又は2種以上が適宜使用される。この場合、顔料
の使用量は水性塗被組成物全固形分の0〜95重量%、
好ましくは10〜90重量%の範囲で配合されることが
本発明の所望の効果を得る上で望ましい。
【0013】また、本発明の目的を損なわない範囲で雲
母に酸化チタン及び/又は酸化鉄を主に被覆処理した顔
料をインク受像層中に添加してもよい。更に必要に応じ
て、塗被液中にはこれら接着剤や顔料の他に増粘剤、離
型剤、浸透剤、湿潤剤、熱ゲル化剤、サイズ剤、消泡
剤、抑泡剤、発泡剤、着色剤、蛍光増白剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、クエンチャー剤、防腐剤、帯電防止
剤、架橋剤、分散剤、滑剤、可塑剤、pH調整剤、流動
性改良剤、固化促進剤、耐水化剤等の各種助剤を適宜配
合することも可能である。なお、以上述べた各種成分を
含む塗被液が凝集等により均一に分散した液にならない
場合には、2液以上の別々の塗液を作り、2回以上の塗
抹を行うことにより目的とするインク受容層を得ること
も可能である。
【0014】かくして調製される塗被液は、特に限定す
るものではないが、通常は乾燥重量で0.5〜20g/
2 程度、好ましくは1〜15g/m2 、さらに好まし
くは2〜12g/m2 の範囲で塗被又は含浸される。因
みに、塗被量が20g/m2を越えると、受像層に起因
する紙粉によるトラブルの発生や折れ割れ等の問題が生
じ易く、他方0.5g/m2 未満の場合には高画質のイ
ンクジェット記録用シートが得られ難い。
【0015】塗被又は含浸装置としては、例えばブレー
ドコータ、エヤーナイフコータ、ロールコータ、リバー
スロールコータ、バーコータ、カーテンコータ、ダイス
ロットコータ、グラビアコータ、チャンプレックスコー
タ、ブラシコータ、ツーロール或いはメータリングブレ
ード式のサイズプレスコータ、ゲートロールコータ、ビ
ルブレードコータ、ショートドウェルコータ等の通常の
塗被装置やプレウェット法、フロート法、スクイズロー
ル方式、ドクターバー方式等の通常な含浸装置が適宜使
用できる。
【0016】塗被又は含浸されたインクジェット記録用
シートは、通常の乾燥工程や表面処理工程等で平滑化処
理がなされる。なお、媒体を平滑化処理する際は、特に
無理をすることなく通常の表面処理工程等で平滑化処理
が施されるものであるが、更に、加熱された金属ロール
と加熱及び/又は非加熱の弾性ロールで構成された加圧
ニップに通紙処理して仕上げることも可能である。
【0017】また、必要により、記録シートの表面及び
/又は裏面に帯電防止処理や筆記適性、印刷適性付与処
理等の表面処理を行っても良いし、また、記録用シート
の任意の位置に紫外線吸収剤、酸化防止剤等の助剤類を
含有させて記録像の保存性を改良する等の工夫も可能で
ある。勿論、記録用シートに粘着剤層などを設けてもよ
い。
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論それらの範囲に限定されるものではな
い。なお、例中の「部」及び「%」は特に断らない限
り、それぞれ「重量部」及び「重量%」を示す。
【0019】実施例1 顔料層の形成 ・酸化チタンの被覆率が38%,酸化鉄の被覆率が4%
である顔料〔商品名:イリオジン320,粒度10〜6
0μm,メルクジャパン社製〕 80部 ・ポリビニルアルコールと(アクリルアミド・アクリル
酸誘導体・アクリロニトリル)共重合物とのグラフト共
重合体〔商品名:ポリマロン−2000、固形分濃度1
5%、荒川化学株式会社製〕 130部 ・ジ・2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム
〔商品名:ラピゾールB−80、日本油脂株式会社製〕
0.1部 ・消泡剤(固形分15%) 0.2部 ・水 190部 これらの組成物をゆるやかに混合分散した後、60g/
2 の透明PETフィルム上にバーコーターを用いて、
乾燥重量が3g/m2 となるように、塗布乾燥して、顔
料層を形成した。
【0020】 インク受容層用塗被液の調整 無定形シリカ〔比表面積 250m2 /g、平均粒子径 3.7
μm〕100部(固形分;以下同様)をジアリルアミド
とメタクリルアミドの共重合体成分を含むカチオン系樹
脂5部(顔料に対する固形分比;以下同様)、蛍光増白
剤1部及び消泡剤0.05部と共にコーレス分散機を使
用して分散混合した。次いで、これにカチオン変性ポリ
ビニルアルコール20部、酸化澱粉20部及び水を加
え、攪拌混合して固形分濃度15%の塗被液を調製し
た。
【0021】 インク受容層の形成 この塗被液を上記の如くして得た支持体の片面に、その
乾燥塗被量が8g/m 2 となるようにエアーナイフコー
タを用いて塗布乾燥し、その後スーパーキャレンダ処理
をして米坪が84g/m2 のインクジェット記録用シー
トを得た。
【0022】実施例2 顔料層の形成において、酸化チタンの被覆率が38%,
酸化鉄の被覆率が4%である顔料の代わりに、酸化チタ
ンの被覆率が57%である顔料〔商品名:イリオジン2
35,粒度10〜60μm,メルク・ジャパン社製〕を
用いた以外は実施例1と同様にして、インクジェット記
録用シートを得た。
【0023】比較例1 顔料層の形成において、酸化チタンの被覆率が38%,
酸化鉄の被覆率が4%である顔料の代わりに、酸化チタ
ンの被覆率が38%である顔料〔商品名:イリオジン1
20,粒度5〜20μm,メルク・ジャパン社製〕を用
いた以外は実施例1と同様にして、インクジェット記録
用シートを得た。
【0024】比較例2 実施例1において、顔料層を形成しない以外は実施例1
と同様にして、インクジェット記録用シートを得た。
【0025】比較例3 実施例2において、顔料層を形成しない以外は実施例2
と同様にして、インクジェット記録用シートを得た。
【0026】かくして得た5種類のインクジェット記録
用シートを、記録装置(イメージジェットプリンタIO
−735 型、シャープ社製)を用いて所定のテストパター
ンの反転像を記録し、記録像をインク受容層を設けた支
持体の反対側から色相を観察し、表1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】表1の結果から明らかなように、本発明
のインクジェット記録用シートは、インキの色相とは全
く異なった色相の記録像を得ることのできるものであ
る。また、得られた記録物は、片面から見るとインクの
色相を有する記録像、他面から見るとインクとは異なっ
た色相の記録像が見えると言った極めて装飾性に優れた
もので、ショウウィンドウに貼着、或いは電車の吊り広
告などに実用的なものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明乃至半透明の支持体の少なくとも片面
    に、雲母の表面に酸化チタン及び/又は酸化鉄を被覆率
    が40%以上となるように被覆処理した顔料を含有する
    顔料層を設け、該顔料層上又は支持体の反対面にインク
    を受容する受像層を設けたことを特徴とするインクジェ
    ット記録用シート。
  2. 【請求項2】透明乃至半透明の支持体の少なくとも片面
    に、雲母の表面に酸化チタン及び/又は酸化鉄を被覆率
    が40%以上となるように被覆処理した顔料を含有する
    顔料層を設け、該顔料層上又は支持体の反対面にインク
    を受容した受像層を有する記録物。
JP5059100A 1993-03-18 1993-03-18 インクジェット記録用シートおよび記録物 Pending JPH06270529A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0897808A1 (en) * 1997-08-22 1999-02-24 Xerox Corporation Recording sheets and ink jet printing processes therewith
EP1152085A1 (fr) * 2000-05-04 2001-11-07 Thibierge et Comar Papier transparent et/ou translucide de couleur fluorescente

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