JPH06269710A - オブジェ装置 - Google Patents

オブジェ装置

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JPH06269710A
JPH06269710A JP8388493A JP8388493A JPH06269710A JP H06269710 A JPH06269710 A JP H06269710A JP 8388493 A JP8388493 A JP 8388493A JP 8388493 A JP8388493 A JP 8388493A JP H06269710 A JPH06269710 A JP H06269710A
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JP
Japan
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water
water tank
net
tank
nets
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Withdrawn
Application number
JP8388493A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Tanaka
操 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP8388493A priority Critical patent/JPH06269710A/ja
Publication of JPH06269710A publication Critical patent/JPH06269710A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/08Fountains
    • B05B17/085Fountains designed to produce sheets or curtains of liquid, e.g. water walls

Landscapes

  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 公共スペースやショールーム等に設置して、
その場の雰囲気を視覚的及び聴覚的に向上させる。 【構成】 上部水槽1に形成した溢水板4と下部水槽14
の内上部との間に網9を張設し、上部水槽1より下部水
槽14に網9に沿って流下した水を、循環ポンプ23により
上部水槽1に返送して循環させることにより、上部水槽
1より溢れ出て網9を伝わって緩速で流下する水が、網
9上に美しい水紋を現出させ、水のカーテンとしての視
覚的な効果と、その際発する小川のせせらぎを彷彿させ
る水音による聴覚的な効果とにより、周囲の雰囲気を快
適に向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公共スペースやショー
ルーム等に設置して、その場の雰囲気を視覚的及び聴覚
的に向上させるオブジェ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公共スペースやショールーム等の雰囲気
を向上させるために、噴水を照明手段や音響手段等と組
合せたものが従来から知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の噴水を用
いたものは、清涼感はあるが、水の落下音が必ずしも万
人に好まれるとは限らず、一部の人には悪い感じを与え
たりすぐ飽きられてしまうとともに、また視覚的にも必
ずしも十分とはいえなかった。
【0004】本発明は、水の落下を利用して視覚的清涼
感および心地よい音響効果をもたらすようにしたオブジ
ェ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、上部水槽に形成した溢水板と下部水槽の
内上部の間に網を張設し、上部水槽より下部水槽に網に
沿って流下した水を、循環ポンプにより上部水槽に返送
して循環させることにより、網に沿って水を恒常的に落
下させるようにしたことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明のオブジェ装置は、上部水槽より溢れ出
て網を伝わって緩速で流下する水が、網上に美しい水紋
を現出させ、水のカーテンとしての視覚的な効果と、そ
の際発する小川のせせらぎを彷彿させる水音による聴覚
的な効果とにより、周囲の雰囲気を快適に向上させると
ともに、雑音や騒音を打ち消すマスキング作用や吸音作
用又は遮音作用、空気中の塵等を吸着する空気浄化作
用、水の気化による水房作用等も生じる。
【0007】広幅な網は中央部と両側部の伸長度が異な
るので、請求項2記載のように、下部張設杆に可撓性を
付与すれば、網を平均に張設することができる。
【0008】また請求項3記載のように、上部水槽の溢
水板と網の上端の間に、多数の木綿紐を挾設すれば木綿
の吸水性と毛細管現象により、水が網に沿って均一に分
散し、水のカーテンがより均等に美しくなる。
【0009】また上部水槽内に、請求項4記載のような
給水管を設ければ、上部水槽は全長にわたって平均に給
水されるので、水面は常時水平で波立つことはなく網は
平均に給水されて、美しいカーテンを形成する。
【0010】
【実施例】図面は本発明の一実施例を示すもので、水平
をなす横長方形の左右1対の互いに平行をなす上部水槽
(1)は、天井(2)にボルト(3)をもって吊設され、対向
する側板の上端には、外下方に傾斜する溢水板(4)が曲
設されている。
【0011】各上部水槽内の中央には、全長にわたった
給水管(5)が内設され、給水管(5)における溢水板(4)
と反対方向端面には、多数の給水孔(6)が等間隔をもっ
て側方1列に並んで穿設されている。
【0012】両上部水槽(1)上には、溢水板(4)との間
に若干の間隔を設けて上部張設杆(7)が載設され、その
下面には全長にわたって、相互間に若干の間隔を設けて
互いに平行をなす1対の吊支板(8)が垂設されている。
【0013】両吊支板(8)には、複数の金網(網)(9)
が、交互に側端部同士が若干の間隔(例えば約30mm)設け
て重合するように、かついずれかの溢水板(4)の端縁に
近接するように吊支され、金網(9)と溢水板(4)との間
には、上下方向を向いて横方向に並ぶ多数のモップ状の
木綿紐(吸水体)(10)が挾設され、両上部水槽(1)は、上
部化粧箱(11)に囲まれている。
【0014】両上部水槽(1)下方の床(12)上には、上部
化粧箱(11)より大型のコンクリート製の下部化粧箱(13)
が設置され、その内部には横長方形の下部水槽(14)が嵌
設され、下部水槽(14)は外槽(15)と内槽(16)より形成さ
れている。
【0015】内槽(16)の内上部には、全長にわたって下
部張設杆(17)が、下部水槽(14)の底面に立設した多数の
ボルト(18)により架設され、下部張設杆(17)は、下面よ
り切設した多数の切込溝(19)により、可撓性が付与され
ている。
【0016】内槽(16)内における下部張設杆(17)の若干
下方には、多孔板(20)が架設され、内槽(16)と外槽(15)
の間には、多孔板(20)と等高をなす閉塞板(21)が架設さ
れ、多孔板(20)と閉塞板(21)上には、金網(9)の下端を
囲む多数の硝子玉(22)が敷詰められている。
【0017】図4に示すように、下部化粧箱(13)上にお
ける内槽(16)の一端の側方に設置した循環ポンプ(23)の
吸水管(24)は、内槽(16)の下部に接続され、送水管(25)
は上記給水管(5)の外端に接続されている。
【0018】内槽(16)の一端における吸水管(24)の上方
には、水道管(26)が貫設され、その先端には、内槽(16)
内の水面が内槽(16)の中段かつ下部張設杆(17)の下方と
なった時に作動するボールタップ(27)が設けられてい
る。
【0019】送水管(25)には、互いに並列をなす第1電
動弁(28)と第2電動弁(29)および互いに並列をなして、
それぞれ両電動弁(28)(29)と直列をなす第1流量調節弁
(30)第2流量調節弁(31)が接続されている。
【0020】上記循環ポンプ(23)と吸水管(24)と送水管
(25)と水道管(26)と給水管(5)の外端は、化粧板(32)に
より囲まれている。
【0021】上述の本発明装置は、下部水槽(14)に水道
管(26)より水を注入して、第1電動弁(28)と第1流量調
節弁(30)を開いて循環ポンプ(23)より上部水槽(1)に送
水して、多量の水を金網(9)に流す。
【0022】ついで水の流路を第2電動弁(29)と第2調
節弁(31)に切り替え、第2調節弁(31)により、金網(9)
を流下する水量を最適に調節すれば、木綿紐(10)の吸水
性と毛細管現象により、水は均一に分散されて金網(9)
の各部を平均かつ滑らかに流下する。
【0023】ボールタップ(27)は、下部水槽(14)内の水
位が最適なると自動的に給水を停止し、長時間運転して
水の蒸発により水位が低下すると、不足分を自動的に給
水する。
【0024】水の流下量を適正に調節した上述の装置
は、金網(9)に沿って流下する水が、金網により微妙に
減速されて美しい水紋を有する水のカーテンを現出する
とともに、金網(9)に沿って水が流下する際に、小川の
せせらぎを彷彿させる水音を発し、さらに下部水槽(14)
内において多数の硝子玉(22)により下方の水面に不規則
に滴下する水滴音が、周囲の空間に反響して、のどかな
雰囲気をかもし出す。
【0025】なお上述の実施例においては、上下両張設
管(7)(17)の間に複数の金網(9)を、側端部同士間が若
干の間隔を設けて重合するようにして交互に張設した
が、広幅の単一の金網(9)のみを上下部水槽(1)(14)間
に張設してもよく、また金網(9)を合成樹脂製又は繊維
製の網としてもよい。
【0026】隣接する両金網(9)の端部同士間に若干の
間隔を設けた理由は、両金網(9)を流下する水流が相互
緩衝して見苦しなることを避けるためである。
【0027】
【発明の効果】本発明のオブジェ装置は、上述のように
網に沿って緩速で流下する水が、網上に微妙に変化する
水紋を有する水のカーテンを現出する視覚的な効果およ
び、その際発する小川のせせらぎを彷彿させる微妙な水
音による聴覚的な効果により、屋内の雰囲気を快適に向
上させる。
【0029】また周囲の空気中より、ほこり等を吸着除
去して浄化することができるとともに、気化熱により室
内を冷房することもでき、さらに雑音や騒音を打ち消す
マスキング効果、吸音効果、又は遮音効果等を奏するこ
ともできる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、広面積の網
の各部が均等に緊張して、網を流下する水のカーテンに
現出する水紋を均一化し、視覚的効果をより向上させる
ことができる。
【0031】請求項3記載の発明によれば、吸水体によ
り、水が上部水槽より網の上端各部に均等に給水される
ので、水のカーテンにむらが生ぜず、視覚的効果がより
向上する。
【0032】請求項4記載の発明によれば、上部水槽に
給水する際、水面に波が生ぜず、網の上端各部に平均に
給水されるので、水のカーテンにむらが生ぜず、視聴覚
的効果がより向上する。
【0033】請求項5記載の発明によれば、硝子玉によ
り水の飛散を効果的に防止できるととともに、美観を向
上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2のB−B線拡大断面図である。
【図4】図1の要部縦断一部省略拡大正面図である。
【図5】図4の要部の一部省略拡大図である。
【図6】図5のC−C線の一部省略断面図である。
【符号の説明】
(1)上部水槽 (2)天井 (3)ボルト (4)溢水板 (5)給水管 (6)給水孔 (7)上部張設杆 (8)吊支板 (9)金網(網) (10)木綿紐(吸
水体) (11)上部化粧箱 (12)床 (13)下部化粧箱 (14)下部水槽 (15)外槽 (16)内槽 (17)下部張設杆 (18)ボルト (19)切込溝 (20)多孔板 (21)閉塞板 (22)硝子玉 (23)循環ポンプ (24)吸水管 (25)送水管 (26)水道管 (27)ボールタップ (28)第1電動弁 (29)第2電動弁 (30)第1調節弁 (31)第2調節弁 (32)化粧柱

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部水槽に形成した溢水板と下部水槽の
    内上部の間に網を張設し、上部水槽より下部水槽に網に
    沿って流下した水を、循環ポンプにより上部水槽に返送
    して循環させることにより、網に沿って水を恒常的に落
    下させるようにしたことを特徴とするオブジェ装置。
  2. 【請求項2】 網張設用の下部張設杆に、下方より複数
    の切込溝を切設して、可撓性を付与した請求項1記載の
    オブジェ装置。
  3. 【請求項3】 上部水槽の溢水板の端縁と網の上端間
    に、横方向に並ぶ多数の吸水体を挾設したことを特徴と
    する請求項1または2記載のオブジェ装置。
  4. 【請求項4】 上部水槽内に、全長にわたり多数の給水
    孔を下面1列に穿設した給水管を設けて、循環ポンプに
    より、下部水槽より上部水槽に給水するようにした請求
    項1〜3のいずれかに記載のオブジェ装置。
  5. 【請求項5】 下部水槽の上部に、多数の硝子玉を敷詰
    めた請求項1〜4のいずれかに記載のオブジェ装置。
JP8388493A 1993-03-19 1993-03-19 オブジェ装置 Withdrawn JPH06269710A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2768540A1 (fr) * 1997-09-16 1999-03-19 Jean Pierre Delettre Installation d'animation hydraulique generant des motifs d'ecoulement bi-dimensionnels, deversoir utilise dans celle-ci et procede de mise en oeuvre
JP2005254528A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Water Paaru:Kk 水流観賞装置
KR101427533B1 (ko) * 2013-07-29 2014-08-07 (주)에어패스 수막형 아쿠아 큐브
JP2015074214A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 株式会社ウォーターパール 水流鑑賞装置

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WO1999013991A1 (fr) * 1997-09-16 1999-03-25 Delettre Jean Pierre Installation d'animation hydraulique generant des motifs d'ecoulement bi-dimensionnels, deversoir utilise dans celle-ci et procede de mise en oeuvre
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