JPH06269099A - 音響再生システム、ステレオ音響再生システムおよび拡声器に拡声器信号を供給する供給回路 - Google Patents
音響再生システム、ステレオ音響再生システムおよび拡声器に拡声器信号を供給する供給回路Info
- Publication number
- JPH06269099A JPH06269099A JP5322400A JP32240093A JPH06269099A JP H06269099 A JPH06269099 A JP H06269099A JP 5322400 A JP5322400 A JP 5322400A JP 32240093 A JP32240093 A JP 32240093A JP H06269099 A JPH06269099 A JP H06269099A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- loudspeaker
- reproduction system
- signals
- sound reproduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 客室の前部に取り付けられた拡声器よりも後
部に取り付けられた拡声器の方が低音を良く再生できる
場合に、再生された音の音色が信号強度の比率の調整の
変化によって影響を受けないような音響再生システムを
提供する。 【構成】 調整回路(24,24a)は高い周波数のオ
ーディオ信号(Lh,Rh)を第1のサブ信号(Lh
1,Rh1)と第2のサブ信号(Lh2,Rh2)とに
分割する。第1と第2のサブ信号間の信号強度の比率は
調整回路(24,24a)によって調整される。信号結
合手段(25,25a)は低い周波数のオーディオ信号
(Ll,Rl)に第2のサブ信号(Lh2,Rh2)を
結合する。結合によって得られた信号は拡声器4,5に
拡声器信号(LA,RA)として供給される。サブ信号
(Lh1,Rh1)は拡声器2,3に供給される。
部に取り付けられた拡声器の方が低音を良く再生できる
場合に、再生された音の音色が信号強度の比率の調整の
変化によって影響を受けないような音響再生システムを
提供する。 【構成】 調整回路(24,24a)は高い周波数のオ
ーディオ信号(Lh,Rh)を第1のサブ信号(Lh
1,Rh1)と第2のサブ信号(Lh2,Rh2)とに
分割する。第1と第2のサブ信号間の信号強度の比率は
調整回路(24,24a)によって調整される。信号結
合手段(25,25a)は低い周波数のオーディオ信号
(Ll,Rl)に第2のサブ信号(Lh2,Rh2)を
結合する。結合によって得られた信号は拡声器4,5に
拡声器信号(LA,RA)として供給される。サブ信号
(Lh1,Rh1)は拡声器2,3に供給される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空間において音を再生す
るための音響再生システムに関し、そのシステムは少な
くとも第1のタイプの拡声器と少なくとも第2のタイプ
の拡声器とを含み、それら第1および第2の拡声器は、
本質において、空間における聞き手の位置の異なった側
に取り付けられ、第2のタイプの拡声器は第1のタイプ
の拡声器よりも低い周波数の音を再生するためにより適
していて、そしてシステムは第1および第2のタイプの
それぞれの拡声器に第1および第2の拡声器信号を供給
するための供給回路を含み、その供給回路は第1および
第2の拡声器信号の信号強度間の比率を調整するための
調整回路を含んでいる。本発明は、さらに、そのような
システムにおいて使用される調整回路に関する。
るための音響再生システムに関し、そのシステムは少な
くとも第1のタイプの拡声器と少なくとも第2のタイプ
の拡声器とを含み、それら第1および第2の拡声器は、
本質において、空間における聞き手の位置の異なった側
に取り付けられ、第2のタイプの拡声器は第1のタイプ
の拡声器よりも低い周波数の音を再生するためにより適
していて、そしてシステムは第1および第2のタイプの
それぞれの拡声器に第1および第2の拡声器信号を供給
するための供給回路を含み、その供給回路は第1および
第2の拡声器信号の信号強度間の比率を調整するための
調整回路を含んでいる。本発明は、さらに、そのような
システムにおいて使用される調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】上述したタイプの音響再生システムは、
例えば、EP−A0166543で知られている。そこ
に記載されたシステムはプライベートカーの客室に使わ
れている。ステレオオーディオ信号の左側オーディオチ
ャンネル信号と右側オーディオチャンネル信号の両方は
2個の拡声器信号に分割されている。左側オーディオチ
ャンネル信号から得られる拡声器信号の1つは客室の前
部左側に取り付けられた拡声器に供給され、それに対し
他の拡声器信号は客室の前部左側に取り付けられた拡声
器に供給されている。同様に、右側オーディオチャンネ
ル信号から得られる拡声器信号は客室の前部右側および
後部右側に取り付けられた拡声器に供給されている。
例えば、EP−A0166543で知られている。そこ
に記載されたシステムはプライベートカーの客室に使わ
れている。ステレオオーディオ信号の左側オーディオチ
ャンネル信号と右側オーディオチャンネル信号の両方は
2個の拡声器信号に分割されている。左側オーディオチ
ャンネル信号から得られる拡声器信号の1つは客室の前
部左側に取り付けられた拡声器に供給され、それに対し
他の拡声器信号は客室の前部左側に取り付けられた拡声
器に供給されている。同様に、右側オーディオチャンネ
ル信号から得られる拡声器信号は客室の前部右側および
後部右側に取り付けられた拡声器に供給されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前部に取り付けられた
拡声器はしばしば計器盤に取り付けられている。計器盤
に拡声器を収容するための空間は小さいため、計器盤に
取り付けられた拡声器は普通かなり大きなスペースが利
用できる後部に取り付けられた拡声器よりも通常小さ
い。もし、前部に取り付けられた拡声器のための拡声器
信号の信号強度と、後部に取り付けられた拡声器のため
の拡声器信号の信号強度間の比率が変化すると、音色が
知らないうちにかなり変化する。これは、計器盤の拡声
器が後部に取り付けられた大きな拡声器よりも低音を再
生するためには適切でないという事実によって生じてい
る。前部に取り付けられた拡声器のための拡声器信号の
信号強度と、後部に取り付けられた拡声器のための拡声
器信号の信号強度間の比率の変化が、そのとき低音再生
に際してかなりの音量変化となる。
拡声器はしばしば計器盤に取り付けられている。計器盤
に拡声器を収容するための空間は小さいため、計器盤に
取り付けられた拡声器は普通かなり大きなスペースが利
用できる後部に取り付けられた拡声器よりも通常小さ
い。もし、前部に取り付けられた拡声器のための拡声器
信号の信号強度と、後部に取り付けられた拡声器のため
の拡声器信号の信号強度間の比率が変化すると、音色が
知らないうちにかなり変化する。これは、計器盤の拡声
器が後部に取り付けられた大きな拡声器よりも低音を再
生するためには適切でないという事実によって生じてい
る。前部に取り付けられた拡声器のための拡声器信号の
信号強度と、後部に取り付けられた拡声器のための拡声
器信号の信号強度間の比率の変化が、そのとき低音再生
に際してかなりの音量変化となる。
【0004】本発明の目的は、前部に取り付けられた拡
声器と後部に取り付けられた拡声器のための拡声器信号
の信号強度間の比率の変化が再生音の音色に小さな程度
にしか影響を与えないような音響再生システムを提供す
ることにある。
声器と後部に取り付けられた拡声器のための拡声器信号
の信号強度間の比率の変化が再生音の音色に小さな程度
にしか影響を与えないような音響再生システムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、その周波数が特定のクロスオーバ周波数以上に存
在する信号成分の信号強度間の比率を本質的に専ら調整
するために、調整回路が配置されていることを特徴とす
る最初のパラグラフで定義したような音響再生システム
によって達成される。信号強度間の比率の調整は拡声器
信号の低い周波数成分に影響を及ぼさないから、低音出
力はこの調整によって変形されない。またそのとき、か
なり変化した音色も避けられる。
的は、その周波数が特定のクロスオーバ周波数以上に存
在する信号成分の信号強度間の比率を本質的に専ら調整
するために、調整回路が配置されていることを特徴とす
る最初のパラグラフで定義したような音響再生システム
によって達成される。信号強度間の比率の調整は拡声器
信号の低い周波数成分に影響を及ぼさないから、低音出
力はこの調整によって変形されない。またそのとき、か
なり変化した音色も避けられる。
【0006】実現が簡単であるために魅力的な音響再生
システムの実施例は、供給回路がオーディオ信号を受信
するための入力端子、オーディオ信号から本質的に専ら
上記クロスオーバ周波数以下の信号成分を有する低い周
波数のオーディオ信号を引き出すための低域通過フィル
タ、およびオーディオ信号から本質的に専ら上記クロス
オーバ周波数以上の信号成分を有する第1および第2の
サブ信号を引き出すための引き出し手段を有し、調整回
路が第1および第2のサブ信号の信号強度間の比率を調
整するために配置され、そして、音響再生システムはさ
らに低い周波数のオーディオ信号に第2および/または
第1のサブ信号を結合するための信号結合手段を含み、
一方、その結合によって得られた信号は第2および/ま
たは第1の拡声器信号を形成することを特徴とする。
システムの実施例は、供給回路がオーディオ信号を受信
するための入力端子、オーディオ信号から本質的に専ら
上記クロスオーバ周波数以下の信号成分を有する低い周
波数のオーディオ信号を引き出すための低域通過フィル
タ、およびオーディオ信号から本質的に専ら上記クロス
オーバ周波数以上の信号成分を有する第1および第2の
サブ信号を引き出すための引き出し手段を有し、調整回
路が第1および第2のサブ信号の信号強度間の比率を調
整するために配置され、そして、音響再生システムはさ
らに低い周波数のオーディオ信号に第2および/または
第1のサブ信号を結合するための信号結合手段を含み、
一方、その結合によって得られた信号は第2および/ま
たは第1の拡声器信号を形成することを特徴とする。
【0007】本発明は車の客室において使用するのに抜
群に適している。しかしながら、それはこれだけに限定
されるものではない。それは、拡声器が聞き手の位置に
関し異なった側に取り付けられ、それら拡声器について
低い周波数の音を再生するための適性が互いにに違って
いるような空間においても同様に使用される。
群に適している。しかしながら、それはこれだけに限定
されるものではない。それは、拡声器が聞き手の位置に
関し異なった側に取り付けられ、それら拡声器について
低い周波数の音を再生するための適性が互いにに違って
いるような空間においても同様に使用される。
【0008】音響再生装置の他の実施例は、その音響再
生システムが少なくとも第1のタイプの拡声器よりも低
い周波数の音を再生するのにより適している第3のタイ
プの拡声器を含み、そのシステムは少なくとも低い周波
数のオーディオ信号を含んでいる第3の拡声器信号を第
3のタイプの拡声器に供給するための手段を含んでいる
ことを特徴とする。この実施例においては、同じ低い周
波数のオーディオ信号が異なった位置に取り付けられた
拡声器に供給される。低い周波数の音響信号が発生する
位置は車の客室のような小さい空間においては殆んど感
知できないか、まったく感知できないので、異なった位
置にある拡声器に同じ低い周波数のオーディオ信号を供
給することに反対はない。低い周波数を得るために低い
周波数の音を再生するのに適しているすべての拡声器を
使用することは、再生音のすべての低い周波数の出力が
特別のウーファを使用しなくても大きくなるということ
において付加的な利点がある。
生システムが少なくとも第1のタイプの拡声器よりも低
い周波数の音を再生するのにより適している第3のタイ
プの拡声器を含み、そのシステムは少なくとも低い周波
数のオーディオ信号を含んでいる第3の拡声器信号を第
3のタイプの拡声器に供給するための手段を含んでいる
ことを特徴とする。この実施例においては、同じ低い周
波数のオーディオ信号が異なった位置に取り付けられた
拡声器に供給される。低い周波数の音響信号が発生する
位置は車の客室のような小さい空間においては殆んど感
知できないか、まったく感知できないので、異なった位
置にある拡声器に同じ低い周波数のオーディオ信号を供
給することに反対はない。低い周波数を得るために低い
周波数の音を再生するのに適しているすべての拡声器を
使用することは、再生音のすべての低い周波数の出力が
特別のウーファを使用しなくても大きくなるということ
において付加的な利点がある。
【0009】この点で第2のタイプの拡声器と第3のタ
イプの拡声器は同じあってよいということが認められ
る。拡声器の位置は小さな空間において低い周波数の音
の再生に影響を与えないから、左右バランス前後バラン
スに関係なくステレオ音響再生システムのすべての拡声
器に対して拡声器信号の低い周波数の成分を作ることが
有利である。
イプの拡声器は同じあってよいということが認められ
る。拡声器の位置は小さな空間において低い周波数の音
の再生に影響を与えないから、左右バランス前後バラン
スに関係なくステレオ音響再生システムのすべての拡声
器に対して拡声器信号の低い周波数の成分を作ることが
有利である。
【0010】
【実施例】以下に添付図面を参照し実施例により本発明
を詳細に説明する。図1はプライベートカーの客室を線
図で示している。参照符号11は、乗客の聞く位置を示
している。拡声器2は聞く位置11の左側前部に取り付
けられている。拡声器3は聞く位置11の右側前部に取
り付けられている。拡声器4は聞く位置11の左側後部
に取り付けられ、そして拡声器5は聞く位置11の右側
後部に取り付けられている。拡声器2,3のために利用
できる空間は、拡声器4,5のために後部において利用
できる空間より小さい。それ故、後部の拡声器4および
5に対して使用する拡声器よりも小さいタイプの拡声器
が拡声器2および3として選ばれる。大きさが小さいた
めに、拡声器2および3は後部に取り付けられた拡声器
4および5より低音を再生しにくい。拡声器2,3,4
および5は、それぞれの信号線6,7,8および9を通
して供給回路10によってそれぞれ拡声器信号LV,R
V,LA,RAが供給されている。
を詳細に説明する。図1はプライベートカーの客室を線
図で示している。参照符号11は、乗客の聞く位置を示
している。拡声器2は聞く位置11の左側前部に取り付
けられている。拡声器3は聞く位置11の右側前部に取
り付けられている。拡声器4は聞く位置11の左側後部
に取り付けられ、そして拡声器5は聞く位置11の右側
後部に取り付けられている。拡声器2,3のために利用
できる空間は、拡声器4,5のために後部において利用
できる空間より小さい。それ故、後部の拡声器4および
5に対して使用する拡声器よりも小さいタイプの拡声器
が拡声器2および3として選ばれる。大きさが小さいた
めに、拡声器2および3は後部に取り付けられた拡声器
4および5より低音を再生しにくい。拡声器2,3,4
および5は、それぞれの信号線6,7,8および9を通
して供給回路10によってそれぞれ拡声器信号LV,R
V,LA,RAが供給されている。
【0011】図2は本発明による供給回路10の実施例
を示している。供給回路10は、ステレオオーディオ信
号の左側オーディオチャンネル信号Lと右側オーディオ
チャンネル信号Rを受信するための入力端子20と入力
端子21とを有している。左側オーディオチャンネル信
号は、高域通過フィルタ22と低域通過フィルタ23に
よって低い周波数のオーディオ信号Llと高い周波数の
オーディオ信号Lhとに分割される。この点に関し、高
い周波数のオーディオ信号は、オーディオ信号の高い周
波数成分を含んでいるオーディオ信号として理解される
べきことを意味している。低い周波数のオーディオ信号
は、オーディオ信号の低い周波数成分を本質的に含んで
いる信号としてこゝに理解されるべきことを意味してい
る。フィルタ22と23のクロスオーバ周波数は好まし
くは同じである。クロスオーバ周波数として適切な値は
300Hz以下にあり、例えば、200 Hzである。さらに
言えばプライベートカーの客室においては、 300Hz以
下の音を発生する音源の位置は聞き手によって感知でき
ないか、殆ど感知できない。
を示している。供給回路10は、ステレオオーディオ信
号の左側オーディオチャンネル信号Lと右側オーディオ
チャンネル信号Rを受信するための入力端子20と入力
端子21とを有している。左側オーディオチャンネル信
号は、高域通過フィルタ22と低域通過フィルタ23に
よって低い周波数のオーディオ信号Llと高い周波数の
オーディオ信号Lhとに分割される。この点に関し、高
い周波数のオーディオ信号は、オーディオ信号の高い周
波数成分を含んでいるオーディオ信号として理解される
べきことを意味している。低い周波数のオーディオ信号
は、オーディオ信号の低い周波数成分を本質的に含んで
いる信号としてこゝに理解されるべきことを意味してい
る。フィルタ22と23のクロスオーバ周波数は好まし
くは同じである。クロスオーバ周波数として適切な値は
300Hz以下にあり、例えば、200 Hzである。さらに
言えばプライベートカーの客室においては、 300Hz以
下の音を発生する音源の位置は聞き手によって感知でき
ないか、殆ど感知できない。
【0012】フィルタ22と23ののレスポンス曲線が
実例として図4に示されている。曲線40は低域通過フ
ィルタ22のレスポンス曲線を示している。曲線41は
高域通過フィルタ23のレスポンス曲線を示している。
高い周波数のオーディオ信号Lhは慣習的なタイプの調
整回路24に供給され、調整回路は、この信号を同一の
周波数スペクトラムを有するが調整された信号強度の比
率を有する2つのサブ信号Lh1とLh2に分割する。
そのような調整によってサブ信号Lh1とLh2の信号
強度の合計が、もし比率調整が変えられるとき同一値を
維持するということは必要でないが、慣習的にはそうで
ある。
実例として図4に示されている。曲線40は低域通過フ
ィルタ22のレスポンス曲線を示している。曲線41は
高域通過フィルタ23のレスポンス曲線を示している。
高い周波数のオーディオ信号Lhは慣習的なタイプの調
整回路24に供給され、調整回路は、この信号を同一の
周波数スペクトラムを有するが調整された信号強度の比
率を有する2つのサブ信号Lh1とLh2に分割する。
そのような調整によってサブ信号Lh1とLh2の信号
強度の合計が、もし比率調整が変えられるとき同一値を
維持するということは必要でないが、慣習的にはそうで
ある。
【0013】サブ信号Lh1は最終の増幅器(図示され
ない)を通して慣習的な方法で拡声器2に拡声器信号L
Vとして供給される。サブ信号Lh2は、例えば加算回
路によって形成される信号結合回路25によって低い周
波数のオーディオ信号Llと結合される。結合を通して
得られた信号は結合回路の出力端子から取り出される。
結合回路の出力端子上の信号は、最終の増幅器(図示さ
れない)を通して慣習的な方法で拡声器4に供給される
拡声器信号LAを形成している。
ない)を通して慣習的な方法で拡声器2に拡声器信号L
Vとして供給される。サブ信号Lh2は、例えば加算回
路によって形成される信号結合回路25によって低い周
波数のオーディオ信号Llと結合される。結合を通して
得られた信号は結合回路の出力端子から取り出される。
結合回路の出力端子上の信号は、最終の増幅器(図示さ
れない)を通して慣習的な方法で拡声器4に供給される
拡声器信号LAを形成している。
【0014】左側の信号と同様に、拡声器3および5に
対する拡声器信号RVおよびRAは右側のオーディオチ
ャンネル信号から引き出される。必要なフィルタ22a
および23aと回路24aおよび25aは、フィルタ2
2および23と回路24および25に類似している。図
2に示す実施例において、低い周波数のオーディオ信号
Llはサブ信号Lh2と結合されるだけである。しかし
ながら、代案として低い周波数の信号を両方のサブ信号
Lh1およびLh2と結合することも可能である。拡声
器信号LVとLAにおいて低い周波数の成分の信号強度
間の比率がサブ信号Lh1およびLh2の信号強度間の
比率によって影響されないことが唯一本質的である。そ
の場合、音のイメージの音色は、もし比率が変わっても
変わらないであろう。拡声器信号の低い周波数の成分は
変わらないから、拡声器が低音を再生するために各異な
った適性を持つという事実は音色に影響しない。
対する拡声器信号RVおよびRAは右側のオーディオチ
ャンネル信号から引き出される。必要なフィルタ22a
および23aと回路24aおよび25aは、フィルタ2
2および23と回路24および25に類似している。図
2に示す実施例において、低い周波数のオーディオ信号
Llはサブ信号Lh2と結合されるだけである。しかし
ながら、代案として低い周波数の信号を両方のサブ信号
Lh1およびLh2と結合することも可能である。拡声
器信号LVとLAにおいて低い周波数の成分の信号強度
間の比率がサブ信号Lh1およびLh2の信号強度間の
比率によって影響されないことが唯一本質的である。そ
の場合、音のイメージの音色は、もし比率が変わっても
変わらないであろう。拡声器信号の低い周波数の成分は
変わらないから、拡声器が低音を再生するために各異な
った適性を持つという事実は音色に影響しない。
【0015】これまでに述べた実施例においては、各オ
ーディオチャンネル信号に対する低い周波数のオーディ
オ信号が受信したオーディオチャンネル信号LおよびR
からフィルタリングを通して別々に引き出される。図
6,7および8は、低い周波数のオーディオ信号が異な
った方法で引き出される実施例を示している。図6,7
および8においては、図2に示される実施例の構成要素
に対応する要素は同一の参照符号によって示している。
ーディオチャンネル信号に対する低い周波数のオーディ
オ信号が受信したオーディオチャンネル信号LおよびR
からフィルタリングを通して別々に引き出される。図
6,7および8は、低い周波数のオーディオ信号が異な
った方法で引き出される実施例を示している。図6,7
および8においては、図2に示される実施例の構成要素
に対応する要素は同一の参照符号によって示している。
【0016】さらに、低い周波数の成分は、図2の実施
例で示される調整回路より上流に挿入される高域通過フ
ィルタの代わりに、調整回路24および24aの出力端
子に接続された高域通過フィルタ22bによってサブ信
号Lh1,Lh2,Rh1,Rh2から除去される。
例で示される調整回路より上流に挿入される高域通過フ
ィルタの代わりに、調整回路24および24aの出力端
子に接続された高域通過フィルタ22bによってサブ信
号Lh1,Lh2,Rh1,Rh2から除去される。
【0017】図6の実施例においては、高い周波数のサ
ブ信号Lh2およびRh2はいずれの結合に対しても同
一の低い周波数の信号Lsと結合される。信号Lsは、
左側オーディオチャンネル信号Lと右側オーディオチャ
ンネル信号Rを加算回路60において共に加算し、その
加算した信号を低域通過フィルタ61によってフィルタ
リングすることにより得られる。
ブ信号Lh2およびRh2はいずれの結合に対しても同
一の低い周波数の信号Lsと結合される。信号Lsは、
左側オーディオチャンネル信号Lと右側オーディオチャ
ンネル信号Rを加算回路60において共に加算し、その
加算した信号を低域通過フィルタ61によってフィルタ
リングすることにより得られる。
【0018】図7に示す実施例においては、サブ信号L
h2およびRh2は異なった低い周波数の信号Llおよ
びRlと結合される。高い周波数のサブ信号Lh2と結
合される信号Llは、調整回路24の2つの出力信号を
共に加算回路70によって共に加算し、つぎにその加算
した信号から高い周波数の成分を低域通過フィルタ71
によって引き算することによって得られる。高い周波数
のサブ信号Rh2と結合される低い周波数の信号Rlは
加算回路72および低域通過フィルタ73によって同様
に得られる。
h2およびRh2は異なった低い周波数の信号Llおよ
びRlと結合される。高い周波数のサブ信号Lh2と結
合される信号Llは、調整回路24の2つの出力信号を
共に加算回路70によって共に加算し、つぎにその加算
した信号から高い周波数の成分を低域通過フィルタ71
によって引き算することによって得られる。高い周波数
のサブ信号Rh2と結合される低い周波数の信号Rlは
加算回路72および低域通過フィルタ73によって同様
に得られる。
【0019】図8に示される実施例においては、高い周
波数のサブ信号Lh2およびRh2は再び低い周波数の
合計信号と結合される。この実施例において、合計信号
は調整回路24および24aの出力端子において利用で
きるすべての4つの入力信号を加算回路80によって共
に加算することによって得られる。低い周波数の合計信
号Lsは加算された信号を低域通過フィルタ81によっ
てフィルタリングすることにより得られる。
波数のサブ信号Lh2およびRh2は再び低い周波数の
合計信号と結合される。この実施例において、合計信号
は調整回路24および24aの出力端子において利用で
きるすべての4つの入力信号を加算回路80によって共
に加算することによって得られる。低い周波数の合計信
号Lsは加算された信号を低域通過フィルタ81によっ
てフィルタリングすることにより得られる。
【0020】図6および図8に示される実施例において
は、同一の低い周波数のオーディオ信号が異なった位置
に取り付けられた拡声器に供給される。低い周波数の音
響信号が発生した位置は車の客室のような小さな空間で
は感知できないか殆んど感知できないから、そこには同
一の低い周波数のオーディオ信号を異なった位置におけ
る拡声器に供給することに対して反対はない。そのう
え、同一の低い周波数の信号を供給することは、信号が
より少ない回路部品で処理できるという点において有利
である。音源の位置が低い周波数の音を再生するために
は重要でないという事実を考えると、この目的に適する
ように、空間に配置されたすべての拡声器で低い周波数
の音を再生することは有利である。再生音の全体の低い
周波数の出力が特別のウーハーが使用されることなく大
きくなり得るということにおいても有利である。
は、同一の低い周波数のオーディオ信号が異なった位置
に取り付けられた拡声器に供給される。低い周波数の音
響信号が発生した位置は車の客室のような小さな空間で
は感知できないか殆んど感知できないから、そこには同
一の低い周波数のオーディオ信号を異なった位置におけ
る拡声器に供給することに対して反対はない。そのう
え、同一の低い周波数の信号を供給することは、信号が
より少ない回路部品で処理できるという点において有利
である。音源の位置が低い周波数の音を再生するために
は重要でないという事実を考えると、この目的に適する
ように、空間に配置されたすべての拡声器で低い周波数
の音を再生することは有利である。再生音の全体の低い
周波数の出力が特別のウーハーが使用されることなく大
きくなり得るということにおいても有利である。
【0021】拡声器の位置は小さな空間において低い周
波数の音の再生に影響を与えないから、左右バランスと
前後バランスに関係なくステレオ音響再生システムのす
べての拡声器に対して拡声器信号の低い周波数の成分を
作ることが有利である。
波数の音の再生に影響を与えないから、左右バランスと
前後バランスに関係なくステレオ音響再生システムのす
べての拡声器に対して拡声器信号の低い周波数の成分を
作ることが有利である。
【0022】多くの場合、車内の拡声器は計器盤に取り
付けるだけでなく車のドアパネルにも取り付けられる。
ドアパネルで利用できる空間は、通常計器盤で利用でき
る空間よりも大きい。それ故、より大きな拡声器をドア
パネルに取り付けることも可能である。そのときは、低
い周波数のオーディオ信号を同様にドアパネルに取り付
けられたこれら拡声器に供給することが好ましい。
付けるだけでなく車のドアパネルにも取り付けられる。
ドアパネルで利用できる空間は、通常計器盤で利用でき
る空間よりも大きい。それ故、より大きな拡声器をドア
パネルに取り付けることも可能である。そのときは、低
い周波数のオーディオ信号を同様にドアパネルに取り付
けられたこれら拡声器に供給することが好ましい。
【0023】図9は、実例として拡声器2および3が計
器盤90に取り付けられている車の客室を線図で示して
いる。車の左側のドアパネル91に拡声器2aが取り付
けられ、これに対し拡声器3aは車の右側のドアパネル
92に取り付けられている。拡声器4および5は客室の
後部に取り付けられ、例えば後の棚に取り付けられてい
る。
器盤90に取り付けられている車の客室を線図で示して
いる。車の左側のドアパネル91に拡声器2aが取り付
けられ、これに対し拡声器3aは車の右側のドアパネル
92に取り付けられている。拡声器4および5は客室の
後部に取り付けられ、例えば後の棚に取り付けられてい
る。
【0024】図10は、図6に示される実施例を改変し
た実施例を示す。改変した実施例においては、低い周波
数のオーディオ合計信号Lsが結合回路25および25
aに供給されるのに加えて拡声器2aおよび3aに供給
される。通常、より大きな空間が、拡声器2および3を
取り付けるためよりも拡声器2aおよび3a取り付ける
ために利用できる。これらの拡声器の大きさは、こうし
て拡声器2および3の大きさよりも大きくし得る。それ
故、拡声器2aおよび3aは、また拡声器2および3よ
りも低音再生に適したタイプの拡声器に選ばれる。拡声
器2aおよび3aは拡声器4および5と同じタイプであ
り得る。しかしながら、代案として、拡声器4および5
と異なるタイプの拡声器を選ぶことも可能である。
た実施例を示す。改変した実施例においては、低い周波
数のオーディオ合計信号Lsが結合回路25および25
aに供給されるのに加えて拡声器2aおよび3aに供給
される。通常、より大きな空間が、拡声器2および3を
取り付けるためよりも拡声器2aおよび3a取り付ける
ために利用できる。これらの拡声器の大きさは、こうし
て拡声器2および3の大きさよりも大きくし得る。それ
故、拡声器2aおよび3aは、また拡声器2および3よ
りも低音再生に適したタイプの拡声器に選ばれる。拡声
器2aおよび3aは拡声器4および5と同じタイプであ
り得る。しかしながら、代案として、拡声器4および5
と異なるタイプの拡声器を選ぶことも可能である。
【0025】図3は本発明による供給回路10の異なっ
た実施例を示す。この供給回路は左側オーディオチャン
ネル信号Lを受信するための入力端子を有している。入
力端子30で受信された信号は調整回路31に印加され
る。調整回路31は、特定のクロスオーバ周波数以上の
信号成分の信号強度が適合されるタイプの回路であっ
て、これに対しこのクロスオーバ周波数以下の信号成分
の信号強度はこの調整回路によって適合されない。異な
った調整に対する調整回路31の伝送特性が、図5の5
1,52,53および54で参照される。こうして調整
回路31によって処理された信号は拡声器信号LVとし
て拡声器2に供給される。
た実施例を示す。この供給回路は左側オーディオチャン
ネル信号Lを受信するための入力端子を有している。入
力端子30で受信された信号は調整回路31に印加され
る。調整回路31は、特定のクロスオーバ周波数以上の
信号成分の信号強度が適合されるタイプの回路であっ
て、これに対しこのクロスオーバ周波数以下の信号成分
の信号強度はこの調整回路によって適合されない。異な
った調整に対する調整回路31の伝送特性が、図5の5
1,52,53および54で参照される。こうして調整
回路31によって処理された信号は拡声器信号LVとし
て拡声器2に供給される。
【0026】拡声器4のための拡声器信号LAは、固定
された周波数特性を有する回路手段32によって入力端
子30を通して受信された信号Lから引き出される。実
例として、回路32の伝送特性が破線55にて示されて
いる。
された周波数特性を有する回路手段32によって入力端
子30を通して受信された信号Lから引き出される。実
例として、回路32の伝送特性が破線55にて示されて
いる。
【0027】図3は、単に左側オーディオチャンネル信
号Lの処理を示している。右側オーディオチャンネル信
号の処理も同様の方法で実行される。
号Lの処理を示している。右側オーディオチャンネル信
号の処理も同様の方法で実行される。
【0028】本発明は車での使用に対し記述された。し
かしながら、本発明の使用は車に限られるものでないと
いうことが認められるべきである。原理的に本発明は、
空間の大きさが、低音に対する音源の位置が聞き手によ
って感知できないか、殆んど感知できないような大きさ
のどんな空間においても使用できる。
かしながら、本発明の使用は車に限られるものでないと
いうことが認められるべきである。原理的に本発明は、
空間の大きさが、低音に対する音源の位置が聞き手によ
って感知できないか、殆んど感知できないような大きさ
のどんな空間においても使用できる。
【図1】プライベートカーに使用される音響再生システ
ムを示している。
ムを示している。
【図2】本発明による音響再生システムのブロック線図
を示している。
を示している。
【図3】本発明による音響再生システムのブロック線図
を示している。
を示している。
【図4】伝送特性を示している。
【図5】伝送特性を示している。
【図6】本発明による音響再生システムのブロック線図
を示している。
を示している。
【図7】本発明による音響再生システムのブロック線図
を示している。
を示している。
【図8】本発明による音響再生システムのブロック線図
を示している。
を示している。
【図9】車の客室における選択の拡声器のレイアウトを
実例として示している。
実例として示している。
【図10】本発明による音響再生システムのブロック線
図を示している。
図を示している。
1 プライベートカー 2,2a, 3,3a, 4,5 拡声器 6,7,8,9 信号線 10 供給回路 11 乗客の聞く位置 20, 21, 30 入力端子 22, 22a, 22b 高域通過フィルタ 23, 23a, 61, 71, 73, 81 低域通過フィルタ 40, 41 曲線 24, 24a, 31 調整回路 25, 25a 信号結合回路 60, 70, 72 加算回路 91, 92 ドアパネル 51, 52, 53, 54, 55 伝送特性 32 回路手段 LV,RV,LA,RA 拡声器信号 L 左オーディオチャンネル信号 R 右オーディオチャンネル信号 Ll,Rl 低い周波数のオーディオ信号(左側、右側
の) Lh,Rh 高い周波数のオーディオ信号(左側、右側
の) Lh1,Lh2,Rh1,Rh2 サブ信号 Ls 合計信号
の) Lh,Rh 高い周波数のオーディオ信号(左側、右側
の) Lh1,Lh2,Rh1,Rh2 サブ信号 Ls 合計信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04S 1/00 E 8421−5H (72)発明者 フランシスカス ヨセフス アルフォンサ ス マリア セシンク オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ1 (72)発明者 マウリティウス レオナルダス マリア フイベルツ オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ1
Claims (10)
- 【請求項1】 システムは少なくとも第1のタイプの拡
声器と少なくとも第2のタイプの拡声器とを含み、それ
ら第1および第2のタイプの拡声器は、本質において、
空間における聞き手の位置の異なった側に取り付けら
れ、第2のタイプの拡声器は第1のタイプの拡声器より
も低い周波数の音を再生するためにより適していて、そ
てしシステムは第1および第2のタイプのそれぞれの拡
声器に第1および第2の拡声器信号を供給するための供
給回路を含み、その供給回路は第1および第2の拡声器
信号の信号強度間の比率を調整するための調整回路を含
んでいるような音響再生システムにおいて、その周波数
が特定のクロスオーバ周波数以上に存在する信号成分の
信号強度間の比率を本質的に専ら調整するために、調整
回路が配置されていることを特徴とする音響再生システ
ム。 - 【請求項2】 請求項1記載の音響再生システムにおい
て、第1のタイプの拡声器は車の客室の前部に取り付け
られ、これに対して第2のタイプの拡声器は客室の後部
に取り付けられていることを特徴とする音響再生システ
ム。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の音響再生システ
ムにおいて、供給回路はオーディオ信号を受信するため
の入力端子、オーディオ信号から本質的に専ら前記クロ
スオーバ周波数以下の信号成分を有する低い周波数のオ
ーディオ信号を引き出すための低域通過フィルタ、およ
びオーディオ信号から本質的に専ら前記クロスオーバ周
波数以上の信号成分を有する第1および第2のサブ信号
を引き出すための引き出し手段を有し、調整回路は第1
および第2のサブ信号の信号強度間の比率を調整するた
めに配置され、そして、音響再生システムはさらに低い
周波数のオーディオ信号に第2および/または第1のサ
ブ信号を結合するための信号結合手段を含み、一方、そ
の結合によって得られた信号は第2および/または第1
の拡声器信号を形成することを特徴とする音響再生シス
テム。 - 【請求項4】 請求項3記載の音響再生システムにおい
て、その音響再生システムは少なくとも第1のタイプの
拡声器よりも低い周波数の音を再生するのにより適して
いる第3のタイプの拡声器を含み、そのシステムは少な
くとも低い周波数のオーディオ信号を含んでいる第3の
拡声器信号を第3のタイプの拡声器に供給する手段を含
んでいることを特徴とする音響再生システム。 - 【請求項5】 左の音響信号と右の音響信号を含んでい
るステレオ音響を再生するためのステレオ音響再生シス
テムであって、左の音響信号を再生するためのステレオ
音響再生システムが請求項3または4記載の音響再生シ
ステムを含んでいて、右の音響信号を再生するためのス
テレオ音響再生システムが請求項3または4記載の音響
再生システムを含んでいることを特徴とするステレオ音
響再生システム。 - 【請求項6】 請求項5記載のステレオ音響再生システ
ムにおいて、そのステレオ音響再生システムにおける低
域通過フィルタは左および右側オーディオチャンネル信
号の低い周波数成分の合計によって形成される低い周波
数の合計信号を引き出すための引き出し手段を含み、そ
の合計信号は低い周波数のオーディオ信号であることを
特徴とするステレオ音響再生システム。 - 【請求項7】 第1のタイプの第1の拡声器と第2のタ
イプの第2の拡声器にそれぞれ第1および第2の拡声器
信号を供給するための供給回路であって、その供給回路
が第1および第2の拡声器信号の信号強度間の信号強度
の比率を調整するための調整回路を含んでいるような供
給回路において、その周波数が特定のクロスオーバ周波
数以上に存在する信号成分の信号強度間の比率を本質的
に専ら調整するために、調整回路が配置されていること
を特徴とする供給回路。 - 【請求項8】 請求項7記載の供給回路において、その
供給回路はオーディオ信号を受信するための入力端子、
オーディオ信号から本質的に専ら前記クロスオーバ周波
数以下の信号成分を含んでいる低い周波数のオーディオ
信号を引き出すための低域通過フィルタ、およびオーデ
ィオ信号から本質的に専ら前記クロスオーバ周波数以上
の信号成分を含んでいる第1および第2のサブ信号を引
き出すための手段を有し、調整回路は第1および第2の
サブ信号間の信号強度の比率を調整するために配置さ
れ、そして、音響再生システムはさらに低い周波数のオ
ーディオ信号に第2および/または第1のサブ信号を結
合するための信号結合手段を含み、その結合によって得
られた信号は第2および/または第1の拡声器信号を形
成することを特徴とする供給回路。 - 【請求項9】 請求項8記載の供給回路において、第3
のタイプの拡声器に少なくとも低い周波数のオーディオ
信号を含んでいる第3の拡声器信号を供給するための供
給手段によって特徴づけられる供給回路。 - 【請求項10】 請求項7記載の供給回路において、そ
の供給回路は左側オーディオチャンネル信号を受信する
ための第1の入力端子と、右側オーディオチャンネル信
号を受信するための第2の入力端子と、左および右側オ
ーディオチャンネル信号から本質的に専ら左および右側
オーディオチャンネル信号の合計信号の前記クロスオー
バ周波数以下の信号成分を含んでいる低い周波数のオー
ディオ合計信号を引き出すための低域通過フィルタ、左
側オーディオチャンネル信号から本質的に専ら前記クロ
スオーバ周波数以上の信号成分を含んでいる第1および
第2のサブ信号を引き出すための引き出し手段、および
右側オーディオチャンネル信号から本質的に専ら前記ク
ロスオーバ周波数以上の信号成分を含んでいる第1およ
び第2のサブ信号を引き出すための引き出し手段を有
し、調整手段は、左および右のサブ信号それぞれについ
て第1および第2のサブ信号間の信号強度の比率を調整
するために配置され、そして、供給回路はさらに低い周
波数のオーディオ合計信号に第2および/または第1の
サブ信号を結合するための信号結合手段を含んでいるこ
とを特徴とする供給回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP92204067 | 1992-12-23 | ||
NL92204067:0 | 1992-12-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269099A true JPH06269099A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=8211168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5322400A Pending JPH06269099A (ja) | 1992-12-23 | 1993-12-21 | 音響再生システム、ステレオ音響再生システムおよび拡声器に拡声器信号を供給する供給回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06269099A (ja) |
KR (1) | KR940016158A (ja) |
-
1993
- 1993-12-20 KR KR1019930028573A patent/KR940016158A/ko not_active Application Discontinuation
- 1993-12-21 JP JP5322400A patent/JPH06269099A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940016158A (ko) | 1994-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050213786A1 (en) | Acoustic system for vehicle and corresponding device | |
JPH07304397A (ja) | 自動車のオーディオシステム | |
US9628894B2 (en) | Audio entertainment system for a vehicle | |
US20030021433A1 (en) | Speaker configuration and signal processor for stereo sound reproduction for vehicle and vehicle having the same | |
JPH10224888A (ja) | 車載用スピーカシステム | |
JP3519413B2 (ja) | 音響再生システム | |
JPH01272399A (ja) | 音響システム | |
US20190069090A1 (en) | Novel Method for Delivering Stereo Modulations in a Motor Vehicle | |
EP1280377A1 (en) | Speaker configuration and signal processor for stereo sound reproduction for vehicle and vehicle having the same | |
JPH06269099A (ja) | 音響再生システム、ステレオ音響再生システムおよび拡声器に拡声器信号を供給する供給回路 | |
JPS59196696A (ja) | 車載用音響再生装置 | |
JP2757499B2 (ja) | 車載音響再生装置 | |
EP0603970A1 (en) | Sound reproduction system as well as adjusting circuit to be used in such a system | |
JPH0946788A (ja) | 車載用音響再生装置 | |
JPH0767196A (ja) | 車載用スピーカ装置 | |
JPH0383492A (ja) | カーオーディオ装置 | |
JPS62268752A (ja) | 車両用音響装置 | |
JPH01223895A (ja) | 音響再生装置 | |
JPH04284100A (ja) | 車室内音場再生装置 | |
JP3348730B2 (ja) | 音声再生装置 | |
WO2020129581A1 (ja) | 車載用オーディオ装置 | |
JPH08331682A (ja) | 車載用ステレオ再生装置 | |
JP2568059Y2 (ja) | 車載用音響再生装置 | |
JPH07131899A (ja) | 非対称電気音響変換装置 | |
KR20030000459A (ko) | 차량용 스테레오 음향 재생을 위한 스피커 배치와신호처리기 및 이들을 갖춘 차량 |