JPH06268957A - 画像記憶装置 - Google Patents

画像記憶装置

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Publication number
JPH06268957A
JPH06268957A JP5054268A JP5426893A JPH06268957A JP H06268957 A JPH06268957 A JP H06268957A JP 5054268 A JP5054268 A JP 5054268A JP 5426893 A JP5426893 A JP 5426893A JP H06268957 A JPH06268957 A JP H06268957A
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JP
Japan
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image
image information
head
disk array
frame
Prior art date
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JP5054268A
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English (en)
Inventor
Kenji Kotaki
賢治 小瀧
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Shima Seiki Mfg Ltd
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Shima Seiki Mfg Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容量のバッファを用いないでも、ディスク
アレイ装置から画像情報の連続的な再生を可能とする。 【構成】 ディスクアレイ装置21には画像情報が連続
的に記憶される。画像情報の再生順序は入力装置24に
指定される。制御部33は、ディスクアレイ装置21の
ディスクアレイ30がヘッドの移動のためのシーク時間
を必要とすると判断するとき、予めその間のフレームに
ついての画像情報を画像記憶装置38に転送する。制御
部33は、ヘッドのシークが必要となるときに、画像記
憶装置38に記憶された画像情報をフレームストア39
に書込む。切り替え装置35は、ディスクアレイ装置2
1からの画像情報を連続的に導出し、ヘッドの移動が必
要となるときにはフレームストア39からの画像情報に
切り替える。ヘッドは次のフレームに移動し、切り替え
装置35は再びディスクアレイ装置21からの画像情報
を導出するように切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報の編集などを
行うための画像記憶装置、特にハイビジョンなどの高品
位テレビ信号を記憶し、記憶された順序と異なる順序で
再生することができる画像記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオ信号を編集するためな
どに、図9に示すようなディスクアレイ装置が用いられ
ている。ディスクアレイ装置は、複数個のハードディス
ク装置1〜4を備え、ハードディスク装置1〜4を並列
運転することによって、データの読み書きを高速に行う
ことができる。ハードディスク装置1〜4へのデータの
書込みでは、データが隣接するシリンダへ順次書込まれ
るので、連続したデータの読出しでは、ヘッドの移動時
間であるヘッドシーク時間が最小になる。
【0003】しかしながら、一定の範囲の画像を繰返し
て再生するリピート動作や、複数グループの画像を順不
同に再生するような動作を行うと、ハードディスク装置
1〜4のヘッドの移動が不連続となり、シーク時間が長
くなる。シーク時間には画像情報の再生は行われないの
で、画像情報の再生が中断することになる。画像情報の
連続的な再生中に瞬間的な中断が生じると、表示画像は
非常に見にくいものとなり、不快感を与える。
【0004】ハードディスク装置1〜4からデータを読
出す速度は、並列接続されるハードディスク装置1〜4
の数を増大すれば増加させることができる。このように
して、ハードディスク装置1〜4から画像情報を読出す
速度を、画像情報を再生するときのビデオレートよりも
早くしておき、ヘッドが移動するシーク時間はバッファ
装置10を用いて解消させるような先行技術も知られて
いる。ハードディスク装置複数台を並列動作させること
によって、画像情報の一定レートの転送を維持する場
合、読出しは画像データを隣接するシリンダーから連続
して行うことを前提に並列動作を行うのが経済性から一
般的であり、転送レートはそれに対してわずかなマージ
ンで設計せざるをえないため、FIFOなどの手段によ
ってある程度時間をかけてマージンを稼ぎ、不連続デー
タに対しての対応を従来技術で実現していた。すなわ
ち、バッファ装置10には、ハードディスク装置1〜4
から読出される画像情報のデータを、先入れ、先出し方
式によって記憶するFIFOメモリ11〜14がそれぞ
れ設けられる。FIFOメモリ11〜14を大容量にし
ておき、ハードディスク装置1〜4から読出す画像情報
を先行してFIFOメモリ11〜14にそれぞれ記憶し
ておけば、ハードディスク装置1〜4におけるヘッドの
シーク時間中には、FIFOメモリ11〜14に記憶さ
れたデータを読出すようにすることができる。バッファ
装置10から読出した画像情報は、たとえばディスプレ
イ装置20によって表示する。このような先行技術は、
たとえば特開昭60−220682号公報などに開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すような画像
記憶装置においては、画像情報が連続の場合に、バッフ
ァ装置10のFIFOメモリ11〜14にハードディス
ク装置1〜4からデータを書込む速度が、ディスプレイ
装置20へデータを出力する読出し速度よりも大きいこ
とを利用する。ハードディスク装置1〜4におけるヘッ
ドのシーク時間中に再生すべき画像情報は、FIFOメ
モリ11〜14に先に書込んでおく。しかしながら、ピ
ッチの短い、すなわち再生時間の短いグループなど不連
続読出しの発生期間が短時間で発生する場合のリピート
あるいは順不同の再生をするようなときには、ハードデ
ィスクのヘッドのシーク移動が頻繁に発生するため、シ
ーク時間中に再生すべき画像情報をFIFOメモリ11
〜14に先行して記憶することができない状態となる。
特に、高品位テレビジョン信号であるハイビジョン信号
などにおいては、1つのフレームを構成する画像情報が
大容量であり、ビデオ信号として再生すべき信号の周波
数帯域も広い。このため、図9のようにFIFOメモリ
11〜14を備えるバッファ装置10によってシーク時
間中に再生すべき画像情報を予め記憶しておくことは非
常に困難である。
【0006】特開平3−148974号公報には、入力
されたビデオ信号を、所望の出力シーケンスで出力する
先行技術が開示されている。この先行技術では、入力さ
れたビデオ信号を一旦ディスク記憶器に入力シーケンス
に従って順次的に記憶し、所望の出力シーケンスに再編
成する。しかしながら、出力シーケンスが入力シーケン
スに対して不連続であるとき、そのためのシーク時間を
どのように処理するかは不明である。シーク時間中に画
像が中断すれば不自然であり、非常に見にくい。
【0007】本発明の目的は、ハードディスクの並列動
作の転送レートを、連続転送の場合のレートより、わず
かのマージンで構成された、ディスクアレイ装置に記憶
された画像情報を所望の順序で連続的に読出すことがで
きる画像記憶装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像情報を記
憶する記憶媒体と、記憶媒体に対して相対的に移動して
記憶された画像情報を再生するヘッドとを備える画像記
憶手段と、画像情報を書込み読出し可能な画像バッファ
手段と、画像記憶手段から再生すべき画像情報の順序を
指定するための入力手段と、入力手段からの出力に応答
し、指定された順序で画像情報を再生するためにヘッド
を記憶媒体に対して不連続的に相対移動することが必要
か否かを判断し、ヘッドの不連続移動が必要と判断され
るとき、予めヘッド移動中に再生すべき画像情報を画像
バッファ手段に書込み、指定された順序で画像情報を再
生するためのヘッド移動制御信号を導出する制御手段
と、制御手段からのヘッド移動制御信号に応答し、画像
記憶手段のヘッドが連続的に移動する間は画像記憶手段
から再生される画像情報を導出し、ヘッドが不連続的に
移動する間は画像バッファ手段から読出される画像情報
を導出するように切換える切換手段とを含み、前記画像
記憶手段は制御手段からのヘッド移動制御信号に応答し
てヘッドを移動させることを特徴とする画像記憶装置で
ある。
【0009】また本発明の前記画像情報は高品位テレビ
ジョン信号であり、前記画像記憶手段はディスクアレイ
装置であることを特徴とする。
【0010】また本発明の前記画像記憶手段には複数フ
レーム分の画像情報が記憶され、前記画像バッファ手段
には少なくも1フレーム分の画像情報が書込み読出し可
能であることを特徴とする。
【0011】また本発明の前記入力手段には、特定のフ
レームの画像情報を繰返して再生すべきことを指定可能
であることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に従えば、画像記憶手段には画像情報を
記憶する記憶媒体と、記憶媒体に対して相対的に移動し
て記憶された画像情報を再生するヘッドとが備えられ
る。記憶媒体から再生する画像情報の順序は入力手段か
ら指定される。制御手段は、指定された画像情報を再生
するために、ヘッドを記憶媒体に対して不連続的に相対
移動することが必要か否かを判断し、ヘッドの不連続移
動が必要と判断されるとき、予めヘッド移動中に再生す
べき画像情報を画像バッファ手段に書込む。制御手段は
画像記憶手段のヘッドを移動させるためのヘッド移動制
御信号を導出する。切換手段はヘッド移動制御信号に応
答して、ヘッドが連続的に移動する間は画像記憶手段か
ら再生される画像情報を導出し、ヘッドが不連続的に移
動する間は画像バッファ手段から読出される画像情報を
導出するように切換わる。これによって、ヘッドが不連
続的に移動する間は画像バッファ手段からの画像情報が
導出されるので、ヘッドの移動中でも連続的な画像情報
の再生を行うことができる。画像バッファ手段にはヘッ
ドの移動中に再生すべき画像情報のみを予め書込んでお
けばよいので、記憶容量を大容量にする必要はない。
【0013】また本発明に従えば、画像情報はハイビジ
ョン信号などの高品位テレビジョン信号であり、画像記
憶手段はディスクアレイ装置である。高品位テレビジョ
ン信号は大量の画像情報データを使用するけれども、デ
ィスクアレイ装置におけるシーク時間は短いので、画像
バファ手段の記憶容量を小さくすることができる。
【0014】また本発明に従えば、画像記憶手段には複
数フレーム分の画像情報が記憶され、画像バファ手段に
は少なくとも1フレーム分の画像情報が書込み読出し可
能である。画像情報を1フレームを単位として切換えて
再生することができるので、切換手段における信号の同
期が容易である。
【0015】また本発明に従えば、入力手段には、特定
のフレームの画像情報を繰返して再生すべきことを指定
可能である。繰返しのたびにヘッドが移動中に再生すべ
き画像情報は一定であるので、この画像情報を画像バフ
ァ手段に予め書込んでおくことによって、繰返して連続
的な画像情報の再生を行うことができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の概略的な電気的
構成を示す。画像記憶手段であるディスクアレイ装置2
1は、ビデオ編集装置22における画像処理のためのハ
イビジョン規格に従う画像情報を記憶する。ビデオ編集
装置22によって編集された画像は陰極線管(略称CR
T)などの表示装置23によって表示される。ビデオ編
集装置22における編集のための指示は、入力装置24
から与えられる。ビデオ編集装置22によって編集され
た画像情報は、ビデオテープレコーダ(略称VTR)な
どの外部入出力装置25に入出力可能である。ディスク
アレイ装置21、ビデオ編集装置22、表示装置23お
よび外部入出力装置25との間で、画像情報を一定のビ
デオレートで伝送するために、ビデオレートライン26
が用いられる。ディスクアレイ装置21からビデオ編集
装置22内へ予め画像情報を伝送するために、伝送バス
27が用いられる。ハイビジョン信号は、1秒間に30
フレームで構成され、1フレーム約3M画素を有し、各
画素をRGBZ成分各8ビットで表す。すなわち、ビデ
オレートは約360Mバイト/秒となる。
【0017】ディスクアレイ装置21は、図2に示すよ
うなディスクアレイ30を備える。ディスクアレイ30
にはハードディスク装置30a,30b,30c,30
dが複数個設けられ、高速度で画像情報を読出し書込み
できるように構成される。ディスクアレイ30は直列/
並列変換器31を介してビデオレートライン26および
伝送バス27に接続される。ハードディスク装置30a
〜30dを並列に接続する個数を増大させれば、伝送バ
ス27における画像情報の伝送速度を向上させることが
できる。本実施例では、1Gバイトの記憶容量のハード
ディスク装置30a〜30dをRGBZの各フレームに
対して28台並列動作を行い総台数112台でディスク
アレイ30を構成する。このような記憶容量は、約6分
間分の画像情報を記憶することができる。
【0018】ビデオ編集装置22には、画像バッファ手
段である画像バッファ32、制御手段である制御部3
3、インターフェイス34、切り替え手段である切り替
え装置35、デジタル/アナログ(以下「D/A」と略
称する)変換器36および画像処理部37が含まれる。
画像バッファ32には、さらにハードディスク装置によ
って実現される画像記憶装置38および半導体メモリに
よって実現されるフレームストア39が含まれる。
【0019】ディスクアレイ装置21に記憶される画像
情報は、たとえば外部入出力装置25からインターフェ
イス34を介して与えられる。入力手段24には、ディ
スクアレイ装置21に記憶された画像情報をどのような
フレームの順序で再生すべきかが指示される。中央処理
装置(略称「CPU」)などを含む制御部33は、必要
な場合、予めディスクアレイ装置21に記憶された画像
情報を画像記憶装置38に転送しておく。CPUなどを
含む画像処理部37は、転送される画像情報に対して、
予め設定される画像処理を行う。画像記憶装置38に
は、たとえば30フレーム分の画像情報を予め転送して
おくことができる。制御部32からの制御によって、画
像記憶装置38に記憶されている1フレーム分の画像情
報がフレームストア39に書込まれる。切り替え装置3
5は、制御部32からのヘッド移動制御信号に応答し
て、ディスクアレイ装置21からの画像情報とフレーム
ストア39からの画像情報とを切り替えてD/A変換器
36に与える。この出力はインターフェイス34を介し
て外部入出力装置25に出力することもできる。D/A
変換器36は、切り替え装置35から与えられた画像情
報を、アナログ信号に変換して表示装置23に与える。
【0020】図3は、図1に示すディスクアレイ30に
1つの映像40として連続して記憶されるフレーム41
〜48を示す。ディスクアレイ30の複数のハードディ
スク装置30a〜30dには、フレーム41〜48を順
番に連続して再生可能なように、映像40の画像情報が
記憶される。ヘッドを記憶媒体であるディスクに対して
相対的に移動させて再生することによって、映像40を
連続的に再生し、表示装置23によって表示させること
ができる。すなわち図4に示すように、ディスクアレイ
30は、フレーム41〜47を〜の順序で連続的に
再生可能なように構成される。
【0021】ディスクアレイ30によって、あるフレー
ムの区間を繰返し再生するリピート再生は、次の図5に
示すようにして行われる。すなわちフレーム42〜48
の間を繰返して再生するときには、ヘッドがフレーム4
8に対応する記憶領域からフレーム42に対応する記憶
領域に移動するシーク時間が問題となる。ディスクアレ
イ30を構成するハードディスク装置30a〜30d
は、たとえばヘッドのシーク時間が1フレーム時間より
も短い。このため、画像バッファ32の画像記憶装置3
8に、フレーム42の記憶内容である「あ」を記憶させ
ておき、フレームストア39に「あ」を書込んでおけ
ば、切り替え装置35によってヘッドのシーク時間中は
画像バッファ32からの出力を表示装置に与えるように
する。この間にヘッドをフレーム42の次のフレーム4
3の位置まで移動させ、切り替え装置35によって、次
はディスクアレイ装置21からの画像情報を表示装置に
与えるように切り替える。
【0022】以上のようなリピート開始点のフレームを
画像記憶装置38に転送する動作は、入力装置24にリ
ピートの指定を行ったときに行う。再生を開始して、リ
ピートの最終フレーム48に達すると、次の表示フレー
ムとしてフレームストア39から読出される画像情報に
切り替え、その間にヘッドをリピート開始フレーム42
の次のフレーム43まで戻す。以下このようなリピート
を指定された回数だけ繰返す。
【0023】図6は、ディスクアレイ装置21におい
て、複数グループ画像情報が記憶されている状態を示
す。すなわちディスクアレイ30内には、のグループ
としてフレーム41,42,…,43,44が記憶さ
れ、のグループとしてフレーム51,52,…,5
3,54が記憶され、のグループとしてフレーム6
1,62,…,63,64が記憶される。フレーム51
の記憶内容をたとえば「い」として表し、フレーム61
の記憶内容を「あ」として表す。
【0024】図7は、図1の入力装置24に、図6の
、、のグループの順で再生すべきことが指定され
た場合を示す。ディスクアレイ装置21からは、のグ
ループとしてフレーム41,…,44、のグループと
してフレーム61,…64、のグループとしてフレー
ム51,…,54が連続的に再生されることになる。し
かしながら、のグループの先頭のフレーム61および
のグループの先頭フレーム51を再生しようとすると
きには、ヘッドの不連続的な移動を伴うので、これらの
フレームの記憶内容「い」および「あ」は予め画像記憶
装置38に転送しておく。すなわちグループ毎の再生順
が指定される毎に、次のグループの最初のフレームを画
像バッファ32に移す。
【0025】次に画像情報の再生を開始し、再生指示が
与えられるとまず画像記憶装置38からのグループの
最初のフレーム61がフレームストア39に書込まれ
る。ディスクアレイ装置21からのグループのフレー
ム41,…,44についての再生が終了すると、切り替
え装置35は画像バッファ32に切り替え、フレームス
トア39からの画像情報を表示装置に与える。この間に
ヘッドをのグループの最初のフレーム61の次のフレ
ームまで移動し、切り替え装置35はディスクアレイ装
置21からの画像情報を表示装置に与えるように切り替
える。のグループの最初のフレーム51を再生すると
きも、切り替え装置35は画像バッファ32側に切り替
え、フレームストア39に書込まれた「い」の内容を表
示装置に与える。この間にヘッドが移動して、次のフレ
ームからはディスクアレイ装置21の再生出力が表示装
置に与えられる。
【0026】図8は、図1に示す実施例における動作を
示す。ステップa1からスタートし、ステップa2では
再生すべきフレームの順序が指定される。ステップa3
ではヘッドの不連続移動が必要か否かが判断される。不
連続移動が必要と判断されるときにはステップa4に移
り、指定先のフレームを画像バッファ32に書込む。
【0027】次にステップa5から画像情報の再生を開
始し、画像記憶手段であるディスクアレイ装置21から
フレームを順次再生する。ステップa6では次のヘッド
移動が不連続であるか否かを判断する。次のヘッド移動
が不連続でないときには、ステップa5に戻り、フレー
ムの順次再生を行う。
【0028】ステップa6で次のヘッド移動が不連続で
あると判断されるときには、ステップa7に移り、画像
バッファ32からのフレームを読出す。この間にステッ
プa8でヘッドを指定先の次のフレームに移動する。ス
テップa3でヘッドの不連続移動が必要でないと判断さ
れるときおよびステップa8でヘッドが指定先の次のフ
レームに移動したときには、ステップa9で処理を終了
する。
【0029】以上のように、本実施例によれば、2つ目
以降に再生するグループの最初の1フレームを画像記憶
装置38に予め記憶させておくことによって、ディスク
アレイ装置21におけるヘッドが移動時間中でも、画像
信号を連続的に順不同にあるいはリピートさせて再生す
ることができる。また、ディスクアレイ装置21に記憶
されている画像を所望の順序に書き直す必要はなく、ま
たリピートするときはディスクアレイ装置21にはリピ
ートを所望するグループは1つだけ記憶させておけばよ
いので、ディスクアレイ装置21の記憶容量を有効に利
用することができ、画像情報の編集の手間を省くことが
できる。フレームを単位として切り替えるので、画像の
途中から不自然に切り替わることはない。さらに、ディ
スクアレイ装置21は、画像記憶にハードディスク装置
30a〜30dを使用するので、記憶装置として大容量
の半導体メモリを設けた場合に比べてコストを低く抑え
ることができる。また、グループの最後のフレームを画
像記憶装置38に予め記憶させておき、グループの最後
より1つ前のフレームの再生が終了したら、次のグルー
プの先頭のフレームにヘッドを移動させるようにしても
よいことは勿論である。さらにヘッドの移動に時間がか
かるときは、複数のフレームを予め記憶するようにして
おけばよいことは勿論である。
【0030】画像再生ルーチンの中で不連続アドレスが
複数存在する場合のために、フレームストア39を複数
枚の容量をもたすようにすればなおよいことは勿論であ
る。
【0031】以上の実施例では、ディスクアレイ装置2
1としてハードディスク装置30a〜30dを並列接続
しているけれども、光ディスク装置や光磁気ディスク装
置などを並列接続するようにしても良いことは勿論であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像記憶
手段の記憶媒体に記憶されている画像情報を、ヘッドが
記憶媒体に対して不連続的に相対移動して再生するとき
であっても、ヘッドの移動中は予め画像バファ手段に書
込まれる画像情報を再生するので、画像情報を連続的に
再生することができる。これによって、ヘッドの移動中
に画像情報の再生が中断されることはなく、画像情報の
再生順序を変えても、不自然にならない連続的な画像情
報の再生を行うことができる。
【0033】また本発明によれば、高品位テレビジョン
信号の画像情報を、ディスクアレイ装置を画像記憶手段
として用いて、再生される画像情報の順序などを容易に
変更し、しかも不自然にならないで連続的に再生するこ
とができる。
【0034】また本発明によれば、画像記憶手段には複
数フレーム分の画像情報が記憶され、画像バッファ手段
には少なくとも1フレーム分の画像情報が書込まれるの
で、フレームを単位として画像情報の切換えを行うこと
ができる。これによって、1つのフレームの途中から不
自然に画像が切換わることはなく、フレームを単位とす
る画像処理を連続して行うことができる。
【0035】また本発明によれば、入力手段に特定のフ
レームの画像情報を繰返して再生すべきことを指定可能
であるので、少ないデータ量の画像情報を用いて長時間
の画像情報を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略的な電気的構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示すディスクアレイ30の概略的な構成
を示すブロック図である。
【図3】図1に示すディスクアレイ装置に記憶される映
像のデータ構造を示す図である。
【図4】図1に示すディスクアレイ30から連続的にフ
レームを再生する状態を示すブロック図である。
【図5】図1に示す実施例においてリピート再生を行う
ときの構成を示すブロック図である。
【図6】図1に示すディスクアレイに複数グループの画
像情報を記憶する状態を示すブロック図である。
【図7】図1に示す実施例で複数グループの画像情報を
不連続的に再生する状態を示すブロック図である。
【図8】図1に示す実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図9】従来からの画像記憶装置の概略的な電気的構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
21 ディスクアレイ装置 22 ビデオ編集装置 23 表示装置 24 入力装置 25 外部入出力装置 26 ビデオレートライン 27 伝送バス 30 ディスクアレイ 30a〜30d ハードディスク装置 31 直列/並列変換器 32 画像バッファ 33 制御部 35 切り替え装置 37 画像処理部 38 画像記憶装置 39 フレームストア 41〜48,51〜54,61〜64 フレーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を記憶する記憶媒体と、記憶媒
    体に対して相対的に移動して記憶された画像情報を再生
    するヘッドとを備える画像記憶手段と、 画像情報を書込み読出し可能な画像バッファ手段と、 画像記憶手段から再生すべき画像情報の順序を指定する
    ための入力手段と、 入力手段からの出力に応答し、指定された順序で画像情
    報を再生するためにヘッドを記憶媒体に対して不連続的
    に相対移動することが必要か否かを判断し、ヘッドの不
    連続移動が必要と判断されるとき、予めヘッド移動中に
    再生すべき画像情報を画像バッファ手段に書込み、指定
    された順序で画像情報を再生するためのヘッド移動制御
    信号を導出する制御手段と、 制御手段からのヘッド移動制御信号に応答し、画像記憶
    手段のヘッドが連続的に移動する間は画像記憶手段から
    再生される画像情報を導出し、ヘッドが不連続的に移動
    する間は画像バッファ手段から読出される画像情報を導
    出するように切換える切換手段とを含み、 前記画像記憶手段は制御手段からのヘッド移動制御信号
    に応答してヘッドを移動させることを特徴とする画像記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 前記画像情報は高品位テレビジョン信号
    であり、前記画像記憶手段はディスクアレイ装置である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記画像記憶手段には複数フレーム分の
    画像情報が記憶され、前記画像バッファ手段には少なく
    も1フレーム分の画像情報が書込み読出し可能であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像記憶
    装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段には、特定のフレームの画
    像情報を繰返して再生すべきことを指定可能であること
    を特徴とする請求項3記載の画像記憶装置。
JP5054268A 1993-03-15 1993-03-15 画像記憶装置 Pending JPH06268957A (ja)

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JP5054268A JPH06268957A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 画像記憶装置

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