JPH0575974A - 情報処理方法及びその装置 - Google Patents

情報処理方法及びその装置

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JPH0575974A
JPH0575974A JP3231509A JP23150991A JPH0575974A JP H0575974 A JPH0575974 A JP H0575974A JP 3231509 A JP3231509 A JP 3231509A JP 23150991 A JP23150991 A JP 23150991A JP H0575974 A JPH0575974 A JP H0575974A
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JP3231509A
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Masahiko Yamaguchi
雅彦 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より違和感のない音声及び動画像再生を実現
する。 【構成】 磁気ディスクドライブ4からメインメモリ2
に読み込まれた音声及び画像データをぞれぞれデイスプ
レイインタフェース7及び音声インタフェース9を通し
てCRT8及びスピーカ10に再生出力する。このと
き、1ファイル当たりの処理時間が125(ms)以下
であるかどうかを調べる。もし、処理時間が125(m
s)以上となるなら、画像データの再生処理をスキップ
し音声データの再生処理のみを実行するよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理方法及びその装
置に関し、特に、音声と動画像を再生する情報処理方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のコンピュータシステム(以下、シ
ステムという)は、より人間の感覚に近いインタフェー
スを備えたものが求められており、特に、動画像(動態
視認)と音声(聴覚)によって情報を人間に伝達する機
能を持ったシステムが望まれている。このような動画像
や音声の情報を、より自然に伝達するには、これらをな
るべく連続的に再生することが重要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、システ
ムの処理能力は限られているため、種々の要因(内部的
及び/或は外部的な要因)によって特定の処理に時間を
要し、画像及び音声の再生が本来予定している時間内に
処理できない場合がある。例えば、複数プログラムが同
時実行されるマルチタスク処理を行うシステムでは、動
画像及び音声の再生処理を行うプログラムに常に高い優
先権が与えられているとは限らないため、より高い優先
権を持ったプログラムが処理に時間の要するものである
と、動画像及び音声再生が一時的に停止してしまう場合
がある。あるいは、仮想記憶アーキテクチュアを採用し
たシステムでは、メインメモリに存在するデータやプロ
グラムに対してアクセスを行って処理を実行する速度が
十分であっても、速度の遅い外部記憶装置にアクセスを
行うデータスワッピングが発生した時には十分な処理速
度が確保できない場合がある。
【0004】このように従来のシステムでは、動画像及
び音声の再生に要求される処理速度に対してシステムの
処理速度が間に合わなくなった場合、これがそのまま動
画像及び音声再生の一時停止という形で現れ、情報再生
の終了時間が本来の終了予定時間から遅れてしまうとい
う問題があった。また、このような現象は情報の視聴者
に違和感を与えるものとなっていた。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、できる限り違和感を与えないように動画像及び音声
の情報を再生する情報処理方法及びその装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の情報処理方法は、以下のような工程からな
る。即ち、記録媒体に格納された音声データ及び画像デ
ータを再生して、それぞれ音声出力と画像表示を行う情
報処理方法であって、前記記録媒体から前記音声データ
及び前記画像データを入力する入力工程と、前記音声デ
ータ及び前記画像データを再生して、それぞれ音声出力
と画像表示を行う再生出力工程と、前記音声データ及び
前記画像データの再生開始を契機として時間を計測する
計測工程と、前記計測工程において計測された時間と所
定の時間とを比較し、前記比較結果に基づいて前記画像
データの再生を抑止する制御工程とを有することを特徴
とする情報処理方法を備える。また他の発明によれば、
音声データ及び画像データを再生して、それぞれ音声出
力と画像表示を行う情報処理装置であって、前記音声デ
ータ及び前記画像データを格納する記憶手段と、前記音
声データ及び前記画像データを前記記憶手段から入力す
る入力手段と、前記音声データ及び前記画像データの再
生開始を契機として時間を計測する計測手段と、前記音
声データ及び前記画像データを再生して、それぞれ音声
出力と画像表示を行う再生出力手段と、前記計測手段に
よって計測された時間と所定の時間とを比較し、前記比
較結果に基づいて前記画像データの再生を抑止するよう
制御する制御手段とを有することを特徴とする情報処理
装置を備える。
【0007】
【作用】以上の構成により本発明は、音声データ及び画
像データの再生開始から計測された時間と所定の時間と
を比較し、その比較結果に基づいて、音声データのみを
再生して画像データの再生を抑止するよう動作する。
【0008】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0009】[装置の概要説明(図1〜図4)]図1は
本発明の代表的な実施例である動画像音声再生装置の構
成を示すブロック図である。図1に示されているよう
に、本実施例の動画像音声再生装置は、CPU1、メイ
ンメモリ2、磁気デイスクインタフェース3、磁気デイ
スクドライブ4、キーボードインタフェース5、キーボ
ード6、デイスプレイインタフェース7、CRT8、音
声インタフェース9、スピーカ10、システムバス1
1、タイマ回路25から構成されている。メインメモリ
2には後述する動画像及び音声データ再生処理プログラ
ムが収容されている。
【0010】図2はデイスプレイインタフェース7の詳
細な構成を示すブロック図である。図2に示されている
ように、デイスプレイインタフェース7は、画像メモリ
12、パレット回路13、D/Aコンバータ回路14、
ドライバ回路15、タイミング発生回路16から構成さ
れている。図3はパレット回路13の詳細な構成を示す
ブロック図である。図3に示されているように、パレッ
ト群17、セレクタ回路18から構成されている。ここ
で、画像データは各画素について各色成分が1バイト
(8ビット)で表されるRGBで構成されているものと
する。この画像データが表現できるレベル数(0〜25
5)に従って、各パレットには3原色RGB各1バイト
で構成される画像コードが設定できるものとする。従っ
て、パレット群17にはRGB各色成分ごとにパレット
番号が付加された256個(0〜255)のパレットを
備えられている。図2〜図3において、画像メモリ12
に書き込まれた画像データがパレット回路13に入力さ
れると、画像データに従って対応するパレット番号が指
定され、セレクタ回路18は指定されたパレット番号の
RGBデータをパレット群17の中から選び出して、D
/Aコンバータ14でアナログ信号に変換し、さらにド
ライバ回路15を通してCRT8に画像として表示す
る。
【0011】本実施例では、図2に示されているよう
に、画像メモリ12及びパレット回路13はA系、B系
と同一構成の回路が2組備えられている。これによっ
て、CPU1による画像メモリ12及びパレット回路1
3への画像データや信号の書き込みと、CRT8へのデ
ータ表示のために画像メモリ12及びパレット回路13
からの読み出しのアクセスが競合しない構成となる。例
えば、画像メモリ12のB系及びパレット回路13のB
系にデータ書き込み中は、画像メモリ12のA系及びパ
レット回路13のA系が表示用に使用され、書き込み終
了時点でCRT8への表示を画像メモリ12のB系及び
パレット回路13のB系に切り換える。逆に画像メモリ
12のA系及びパレット回路13のA系にデータ書き込
み中は画像メモリ12のB系及びパレット回路13のB
系が表示用に使用され、書き込み終了時点でCRT8へ
の表示を画像メモリ12のA及びパレット回路13のA
に切り換える。また、これによって、画像データ書き換
えの途中経過がノイズとなってCRT8の画面上に現れ
るのが防止される。
【0012】図4は音声インタフェース9の詳細な構成
を示すブロック図である。図4に示されるように、音声
インタフェース9は音声データバツフア19、ADPC
MーPCM変換回路20、D/Aコンバータ21、アン
プ22から構成されている。音声データは公知の技術に
従うADPCM形式で生成されており、これをADPC
MーPCM変換回路20でPCM形式に変更し、さらに
D/Aコンバータ21でアナログ信号に変換後、アンプ
22で増幅されてスピーカ10に出力する。これらの変
換のタイミングはタイミング発生回路24にて制御され
る。
【0013】本実施例では、図4に示されているように
音声データバツフア19は、A系、B系と同一の回路2
組で構成されている。この構成によって、CPU1によ
る音声データの書き込みと、ADPCMーPCM変換回
路20による音声データ読み出しとのアクセス競合が回
避される。即ち、音声データバツフア19のA系に格納
された音声データが音声再生されている間、CPU1は
音声データバツフア19のB系に次の音声データを書き
込む。音声データバツフア19のA系に格納された音声
データの再生が終了すると、音声データバツフアが切り
換わり音声データバツフア19のB系の内容の再生が開
始される。この間、CPU1はその次の音声データを音
声データバツフア19のA系に書き込む。
【0014】本実施例では、1枚のあたりの画像データ
は画素320×200ドットで構成され、1画素あたり
各色成分について1バイト(8ビット)のパレットコー
ド(上述したパレット番号)を指定するものとする。音
声データはサンプリング周波数8192Hz ー4ビット
のADPCM形式で記録され1秒あたり4096バイト
の容量であるとする。また、画像の再生速度は8コマ/
秒であるとする。また、タイマ回路25はCPU1の処
理速度とは関係なく1ms(1/1000.秒)単位で
の時間計測ができるものとする。
【0015】[データフォーマットの説明(図5)]図
5は磁気デイスクドライブ4に記録される画像及び音声
データのフォーマットを示す図である。図5に示される
ように、画像及び音声データは1コマ単位でフアイル化
され、第1コマ目のフアイルには「F0000000.
RAV」、第2コマ目のフアイルには「F000000
1RAV」、第3コマ目のフアイルには「F00000
02.RAV」…というようにフアイル名が付けられ
る。各フアイルは、先頭に512バイト(1/8秒分)
の音声データ(n)、次に768バイト(RGB各25
6個分)のパレットデータ(n)、最後に64000バ
イト(320×200ドット分)の画像データ(n)か
ら構成されているものとする。ここで、nはコマ番号カ
ウンタ(n=0,N)である。
【0016】さらに本実施例においては、1つのフアイ
ル内のすべてのデータをメインメモリ2に読み込みん
で、音声データを音声データバツフア19に、パレット
データをパレット群17に、画像データを画像メモリ1
2に転送するには110msを要するものとする。ま
た、1つのフアイル内の音声データのみを読み込んで音
声データを音声データバツフア19に転送するには35
ms要するものとする。
【0017】[動画像及び音声データ再生処理(図7〜
図8)]ここでは上記構成の装置を用いて、図7〜図8
に示すフローチャートを参照して動画像及び音声データ
再生処理を説明する。ここでは磁気デイスクドライブ4
に画像及び音声データが既に記録されており、これを再
生するものとする。
【0018】まず、ステップS1ではCPU1は動画像
及び音声データ再生処理プログラムの初期設定として、
最初に表示に使用する画像メモリ12及びパレット回路
13をA系に、最初にCPU1が画像データ書き込みを
行う画像メモリ12及びパレット回路13をA系に設定
する。また最初に音声発生に使用する音声データバツフ
ア19をA系に、CPU1が最初に書き込みを行うデー
タバツフア19をA系に設定する。
【0019】ステップS2では、磁気デイスクドライブ
4からフアイル名“F0000000.RAV”のすべ
てのデータをメインメモリ2に読み込む。続いて、ステ
ップS3では、読み込んだデータのうち、音声データ
(0)を音声データバツフア19のステップS1で設定
されたA系に転送する。またステップS4では、パレッ
トデータ(0)をパレット回路13のうちステップS1
で設定されたA系のパレット群17に、画像データ
(0)を画像メモリ12のうちステップS1で設定され
たA系に転送する。
【0020】データ書き込み終了後、ステップS5では
タイマ回路25をゼロリセットして時間計測をスタート
する。
【0021】次にステップS6で、CPU1は音声デー
タの書き込みをB系に、画像データ書き込みをB系に切
り換える。これによって、A系に書き込まれたデータの
読み出しが可能になり、スピーカ10から音声データ
(0)が出力され、CRT8に画像データ(0)が表示
される。
【0022】ステップS7ではコマ番号カウンタ(n)
を1にカウントアップする。続いてステップS8では、
コマ番号カウンタ(n)が示すコマに対応するファイル
“Fn.RAV”の音声データ(n)をメインメモリ2
に読み込み、ステップS9では、音声データバツフア1
9のうちCPU1が設定した系に転送する。
【0023】ステップS10では、タイマ回路25が計
測している時間(T)を調べ、Tがn×125(ms)
に達しているかどうかを調べる。通常、システムが動画
像及び音声データ再生処理に対して十分なCPU及びI
/O資源が割り当てられている場合は処理が円滑に実行
され、n×125(ms)に達していないはずである
が、なんらかの要因によって処理速度が低下した場合
は、n×125msを越えてしまう場合がある。それ
で、T≧n×125(ms)であるなら、処理はステッ
プS15に進み、T<n×125(ms)であるなら、
処理はステップS11に進む。
【0024】ステップS11では動画像及び音声データ
再生処理が順調に実行されているとみなして、フアイル
“Fn.RAV”からパレットデータ(n)及び画像デ
ータ(n)をメインメモリ2に読み込み、ステップS1
2では読み込んだパレットデータ(n)をパレット回路
13の内CPU1が設定する系のパレット群17に、画
像データ(n)を画像メモリ12の内CPU1が設定す
る系に転送する。
【0025】ステップS13では、再度タイマ回路25
の計測時間(T)を調べ、T≧n×125(ms)とな
るまで待つ。T≧n×125(ms)となった時点で処
理はステップS14に進み、書き込みに用いる画像メモ
リ12とパレット回路13の系を切り換え、ステップS
15において書き込みに用いる音声データバッファ19
の系を切り換える。さらに、ステップS16では、コマ
番号カウンタ(n)を+1だけカウントアップする。
【0026】最後にステップS17において、データ再
生終了がどうかを調べ、再生終了と判断されたなら処理
を終了し、そうでなければ処理はステップS8に戻って
次のコマのデータを処理する。
【0027】ここで上記処理をまとめると次のようにな
る。
【0028】即ち、本実施例においては1つのフアイル
内のすべてのデータをメインメモリに読み込み、かつ音
声データを音声データバツフア19に、パレットデータ
をパレット群17に、画像データを画像メモリ12に転
送するには110msだけ要するが、1つのフアイル内
の音声データのみを読み込み、かつ音声データを音声デ
ータバツフア19に転送するには35msを要するのみ
である。図5で示したように、1コマ当たりの音声デー
タは1/8秒分であるので、スムーズな音声再生には8
コマ/秒の再生速度が要求される。従って、1コマあた
り125(ms)という閾値は8コマ/秒の再生速度に
対して、すべてのデータの読み込み及び転送を行う場
合、15msの余裕しか得られないのに対し、音声デー
タのみの読み込み及び転送では90msの余裕が得られ
ることを意味する。このため、システムの内的或は外的
な要因によって処理速度が低下した場合、音声データ再
生のみを実行することによって、データ再生の遅れを回
復することが可能となる。さらに、音声再生は継続して
いるため聴感上の違和感が少なくなる。さらに音声再生
が継続されている限り、画像表示再生速度が、例えば、
一時的に8コマ/秒から7コマ/秒に低下しても、これ
による受ける違和感は極めて少ない。
【0029】従って本実施例に従えば、システムの処理
速度が画像及び音声が本来予定している時間での再生に
間に合わなくなった場合、音声データのみを再生して画
像データ表示を省略することによって処理の遅れを取り
戻し、より違和感の少ない音声及び動画像再生が実現で
きる。
【0030】
【他の実施例】前述の実施例では磁気デイスクドライブ
4に記録される画像及び音声データを1ファイル(1コ
マ)中に混在させて処理を行う場合について説明した
が、本実施例では音声データを画像データ及びパレット
データと分離して別ファイルとして処理を行う場合につ
いて説明する。本実施例では前述の実施例で説明した装
置を共通的に用い、また基本的な再生処理手順は前述の
実施例と同様なので、ここでは前述の実施例との違いに
ついてのみ説明し、共通部分の説明は省略する。
【0031】本実施例では、すべての音声データを格納
した別フアイルを再生処理開始時に予めメインメモリ2
上に転送する。このため再生中に磁気デイスクドライブ
4から音声データを読み込む時間が節約できる。その半
面、すべての音声データを記憶するのに十分な容量のメ
インメモリが必要となる。本実施例ではサンプリング周
波数8192Hz ー4ビットのADPCM形式を使用し
ているため、仮に5分間の音声データを記録するとする
と、約1.2メガバイトの容量が必要である。 [データフォーマットの説明(図8)]図8は本実施例
で用いる音声データ、画像データ及びパレットデータの
データフォーマットを示す図である。図8に示されてい
るように、音声データは別ファイル(ファイル名:“S
AMPLE.APM”)として格納される。また、画像
データは前述の実施例と同様に1コマ単位でフアイル化
され、第1コマ目のフアイルには「F0000000.
RVD」、第2コマ目のフアイルには「F000000
1.RVD」、第3コマ目のフアイルには「F0000
002.RVD」…というようにフアイル名が付けられ
る。各フアイルは、768バイト(RGB各256個
分)のパレットデータ(n)と64000バイト(32
0×200ドット分)の画像データ(n)から構成され
ている。ここで、nはコマ番号カウンタ(n=0,N)
である。
【0032】[動画像及び音声データ再生処理(図9〜
図10)]ここでは、図9〜図10に示すフローチャー
トを参照して動画像及び音声データ再生処理を説明す
る。なお、前述の実施例と共通処理については同じステ
ップ参照番号を付して説明は省略する。
【0033】まずステップS101において、CPU1
は動画像及び音声データ再生処理プログラムを用いて、
磁気デイスクドライブ4から音声データの記録されたフ
ァイル“SAMPLE.APM”をメインメモリ2へ読
み込む。続いて、ステップS1での初期設定の後、ステ
ップS102では磁気デイスクドライブ4からフアイル
“F0000000.RVD”をメインメモリ2に読み
込む。
【0034】ステップS103では、メインメモリ2か
ら音声データのうち最初の512バイト(1/8秒分)
を音声データバツフア19のA系に転送する。ステップ
S104では、メインメモリ2から、パレットデータ
(0)をパレット回路13のA系のパレット群17に、
画像データ(0)を画像メモリ12のA系に転送する。
次にステップS5〜S7の処理の後、ステップS105
では、メインメモリ2から、音声データのうち次の51
2バイト(1/8秒分)を音声データバツフア19のう
ちCPU1が指定する系に転送する。さらに、ステップ
S10による判断の後、ステップS106では、フアイ
ル“Fn.RVD”のパレットデータ(n)及び画像デ
ータ(n)をメインメモリ2に読み込む。
【0035】以下、ステップS12〜S17が示す手順
に従って、音声データと画像データの再生処理を行う。
【0036】従って本実施例に従えば、音声データが再
生処理開始時にすべてメインメモリ上に読み込まれるの
で、音声データ読み込みのための再生処理中の磁気ディ
スクへのアクセスが不要となるので、前述の実施例と比
べて、より速い時間で音声再生が可能になる。従って、
システムの処理速度が何らかの要因で画像及び音声が本
来予定している時間での再生に間に合わなくなった場合
でも、より効果的に処理の遅れを取り戻し、より違和感
の少ない音声及び動画像再生が実現できる。
【0037】なお本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても良いし、1つの機器からなる装置に
適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、再
生開始からの時間と、例えば、画像と音声が本来再生さ
れるべき時間であるような所定の時間とを比較し、その
比較結果に基づいて、音声データのみを再生して画像デ
ータの再生を抑止するので、何らかの要因によって音声
及び画像再生処理が遅れた場合にも、画像データ再生を
抑止することによって処理の負荷を軽減し、より違和感
の少ない形で処理の遅れを取り戻すことができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例である動画像音声再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】デイスプレイインタフェース7の詳細な構成を
示すブロック図である。
【図3】パレット回路13の詳細な構成を示すブロック
図である。
【図4】音声インタフェース9の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図5】磁気デイスクドライブ4に記録される画像及び
音声データのフォーマットを示した図である。
【図6】
【図7】動画像及び音声データ再生処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】他の実施例に従う磁気デイスクドライブ4に記
録される画像及び音声データのフォーマットを示した図
である。
【図9】
【図10】他の実施例に従う動画像及び音声データ再生
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 メインメモリ 3 磁気デイスクインタフェース 4 磁気デイスクドライブ 5 キーボードインタフェース 6 キーボード 7 デイスプレイインタフェース 8 CRTデイスプレイ 9 音声インタフェース 10 スピーカ 11 システムバス 12 画像メモリ 13 パレット回路 14 D/Aコンバータ回路 15 ドライバ回路 16 タイミング発生回路 17 パレット群 18 セレクタ回路 19 音声データバツフア 20 ADPCMーPCM変換回路 21 D/Aコンバータ 22 アンプ 25 タイマ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に格納された音声データ及び画
    像データを再生して、それぞれ音声出力と画像表示を行
    う情報処理方法であって、 前記記録媒体から前記音声データ及び前記画像データを
    入力する入力工程と、 前記音声データ及び前記画像データを再生して、それぞ
    れ音声出力と画像表示を行う再生出力工程と、 前記音声データ及び前記画像データの再生開始を契機と
    して時間を計測する計測工程と、 前記計測工程において計測された時間と所定の時間とを
    比較し、前記比較結果に基づいて前記画像データの再生
    を抑止する制御工程とを有することを特徴とする情報処
    理方法。
  2. 【請求項2】 音声データ及び画像データを再生して、
    それぞれ音声出力と画像表示を行う情報処理装置であっ
    て、 前記音声データ及び前記画像データを格納する記憶手段
    と、 前記音声データ及び前記画像データを前記記憶手段から
    入力する入力手段と、 前記音声データ及び前記画像データの再生開始を契機と
    して時間を計測する計測手段と、 前記音声データ及び前記画像データを再生して、それぞ
    れ音声出力と画像表示を行う再生出力手段と、 前記計測手段によって計測された時間と所定の時間とを
    比較し、前記比較結果に基づいて前記画像データの再生
    を抑止するよう制御する制御手段とを有することを特徴
    とする情報処理装置。
JP3231509A 1991-09-11 1991-09-11 情報処理方法及びその装置 Withdrawn JPH0575974A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5960651A (en) * 1997-11-07 1999-10-05 Fujitsu Limited Theft prevention mechanism for information processing apparatus
US6036511A (en) * 1997-03-24 2000-03-14 The Whitaker Corporation Card connector

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