JPH06268348A - 複合可撓性プリント基板 - Google Patents

複合可撓性プリント基板

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JPH06268348A
JPH06268348A JP7886193A JP7886193A JPH06268348A JP H06268348 A JPH06268348 A JP H06268348A JP 7886193 A JP7886193 A JP 7886193A JP 7886193 A JP7886193 A JP 7886193A JP H06268348 A JPH06268348 A JP H06268348A
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Kazuhiro Sugita
和弘 杉田
Hideyuki Kurita
英之 栗田
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可撓性プリント基板にファインピッチの配線
層を精度高く形成することが要求される場合に、その製
造の歩留まりを向上させ、材料ロスを最小限に低下させ
る。 【構成】 複合可撓性プリント基板30が、回路配線部
が形成された第1の可撓性プリント基板10と、該回路
配線部の外部端子となる端子部20bが形成された第2
のプリント基板20とが電気的に接続され、且つ一体化
されたものからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フレキシブルフィル
ム上に配線層が形成されている可撓性プリント基板(F
PC)に関する。
【0002】
【従来の技術】可撓性プリント基板(FPC)は、ポリ
イミド、ポリエステル等のフレキシブルフィルムからな
る絶縁層と銅箔等からなる配線層との積層体であり、各
種電子機器においてリジッドな配線基板を接続する配線
基板として有用なものとなっている。そして、近年の電
子機器の小型化の要請により配線の高密度化、多層化が
進行するのに伴って、可撓性プリント基板に形成する配
線層もファインピッチ化されている。また、電子機器の
種類の多用化に伴って、可撓性プリント基板にも多品種
化が要求されている。
【0003】このような可撓性プリント基板の製造に際
しては、原材料として、一般に、ポリイミド、ポリエス
テル等の有機材料フィルムに接着剤により銅箔をラミネ
ートしたFPC材料が使用される。そして、可撓性プリ
ント基板の配線層は、FPC材料の銅箔を所定形状にパ
ターニングすることにより形成される。この場合、配線
層の形成方法としては、FPC材料にエッチングレジス
トをスクリーン印刷して乾燥、硬化させ、エッチング
し、エッチングレジストを剥離するスクリーン印刷法
や、FPC材料に感光性ドライフィルムレジストをラミ
ネートして露光し、現像し、エッチングし、レジストを
剥離する写真法などが採用されている。配線層の形成
後、所定形状に外形を打ち抜く外形抜きが行われ、さら
に必要に応じて、可撓性プリント基板の端子部をコネク
タ等に接続する場合に、その端子部の機械的強度を高め
るために、その端子部の裏面に補強板が貼られ、可撓性
プリント基板は製品とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可撓性
プリント基板は、上述のようにして製造される工程中に
熱的、化学的、機械的処理を受けて加工歪みをきたし、
製品の歩留まりを向上させることができないという問題
があった。特に、端子部においてはファインピッチの配
線層を、その端子部が接続されることとなる種々のコネ
クター等に応じて精度高く外形抜きすることが要求され
るので、累積ピッチずれや外形抜き精度が問題となり、
欠陥が発生し易い。そのため、このような端子部の欠陥
のために製品全体としても不良品となり、製品の歩留ま
りが低下し、多くの材料ロスが生じることが問題となっ
ていた。
【0005】この発明は以上のような従来技術の問題点
を解決しようとするものであり、ファインピッチの配線
層を精度高く形成することが要求される端子部を有する
可撓性プリント基板の歩留まりを向上させ、材料ロスを
最小限に抑制することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明者らは、不良箇
所が発生しやすい端子部と、それ以外の回路配線部とを
別個の基板に製造し、両者を一体化させて複合可撓性プ
リント基板を製造することにより上述の目的が達成でき
ることを見出し、この発明を完成させるに至った。
【0007】すなわち、この発明は、回路配線部が形成
された第1の可撓性プリント基板と該回路配線部の外部
端子となる端子部が形成された第2のプリント基板とが
電気的に接続され、且つ一体化されていることを特徴と
する複合可撓性プリント基板を提供する。
【0008】この発明の複合可撓性プリント基板におい
て、第1の可撓性プリント基板及び第2のプリント基板
の基板材料としては、従来の可撓性プリント基板と同様
に種々のFPC材料を使用することができ、さらに第2
のプリント基板の基板材料としてはフレキシブルなもの
に限らずリジッドなものも使用することができる。この
ような基板材料を構成する絶縁層や配線層の種類や層数
に特に制限はない。また、この場合、第1の可撓性プリ
ント基板と第2のプリント基板とは同一のFPC材料か
ら形成してもよいが、必要に応じて異なる種類のFPC
材料から形成してもよい。例えば、第2のプリント基板
の端子部がコネクターに差込まれて使用される場合、そ
の差込みを容易にし、コネクターとの接続部の強度を大
きくするために、第2のプリント基板の端子部は機械的
強度が大きいことが好ましいが、このためには第2のプ
リント基板を形成するFPC材料として、第1のプリン
ト基板を形成するFPC材料よりも絶縁層が厚く、補強
機能を担えるものを使用することが好ましい。
【0009】第1の可撓性プリント基板及び第2のプリ
ント基板を製造するに際して、それらの配線層は、FP
C材料を常法に従ってスクリーン印刷法や写真法等によ
りパターニングして形成することができる。この場合、
第2のプリント基板を第1の可撓性プリント基板の外部
端子として接続できるように、両者の接続部における配
線パターンを整合させる。また、必要に応じて第1の可
撓性プリント基板や第2のプリント基板に切欠部を設
け、両者の配線層が直接重ね合わさるようにしてもよ
く、あるいはスルーホールにより接続されるようにして
もよい。
【0010】なお、第2のプリント基板の外部端子とな
る端子部においては、配線層は外部端子のパターンに応
じてファインピッチに形成することが必要とされるが、
第1の可撓性プリント基板の配線層には必ずしもそのよ
うにファインピッチに形成することは必要とされない。
したがって、第1の可撓性プリント基板の歩留まりを第
2のプリント基板の歩留まりに比べて高くすることが可
能となる。
【0011】第1の可撓性プリント基板及び第2のプリ
ント基板を電気的に接続して一体化するに際しては、両
者の接続部に異方性導電膜あるいは半田を使用して両者
を接合すればよい。この場合、第1の可撓性プリント基
板と第2のプリント基板との接続部の機械的強度を強化
するため、さらに補強板を積層してもよく、また、表面
に配線層が露出する場合にはその配線層を保護するた
め、さらにカバーレイを積層してもよい。
【0012】
【作用】この発明の複合可撓性プリント基板によれば、
不良発生率が低い回路配線部を有する第1の可撓性プリ
ント基板と、不良発生率が高い端子部を有する第2のプ
リント基板とを別個の基板として製造し、両者を接続し
て一体化させることにより製造できるので、仮に端子部
を有する第2のプリント基板に不良品が発生しても、良
好に製造された回路配線部を有する第1の可撓性プリン
ト基板までロスすることがない。したがって、製品全体
としての歩留まりを向上させることが可能となる。
【0013】また、端子部は接続するコネクター等の種
類に応じて種々の配線パターンや外形に形成することが
必要とされるが、一般に、コネクターのある種のものは
種々の電子機器に共通して使用される。したがって、こ
の発明によれば、回路配線部を有する第1の可撓性プリ
ント基板とは別個に、端子部を有する第2のプリント基
板のみをコネクター等の種類に応じて製造しておき、そ
のような第2のプリント基板を第1の可撓性プリント基
板に対して適宜組み合わせることにより所期の可撓性プ
リント基板を製造できるので、多品種の可撓性プリント
基板を製造する場合の製造効率を向上させることが可能
となる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。なお、各図中、同一符号は同一または
同等の要素を表している。
【0015】実施例1 外部端子が両面スプリング式コネクターに接続される複
合可撓性プリント基板を、第1の可撓性プリント基板と
第2のプリント基板とから次のように製造した。
【0016】(第1の可撓性プリント基板の製造)図1
(a(i) )に示したように、第1の可撓性プリント基板
10のFPC材料として、銅箔(厚さ35μm)11と
ポリイミドフィルム(厚さ25μm)12とが接着剤
(厚さ20μm)13を介して積層されているFPC材
料(ソニーケミカル(株)製、CK1−0302A)1
4を使用し、その銅箔11に写真法で0.5mmピッチ
の配線層を形成した。
【0017】次に、同図(a(ii))に示したように、第
2のプリント基板との接続部10aを除き、その配線層
上にカバーレイとして、ポリイミドフィルム(厚さ25
μm)15と接着剤(厚さ20μm)16からなるフィ
ルム(ソニーケミカル(株)製、CFK−2)17を熱
圧着(160℃、20kg/cm、30分)し、さら
に接続部10aに半田メッキ層(厚さ5μm)18を形
成した。なお、このような接続部には半田メッキに代え
て、金メッキを施してもよい。
【0018】(第2のプリント基板の製造)図1(b
(i) )に示したように、第2のプリント基板20のFP
C材料として、銅箔(厚さ18μm)21とポリイミド
フィルム(厚さ25μm)22とが接着剤(厚さ20μ
m)23を介して積層されているFPC材料(ソニーケ
ミカル(株)製、CK1−0302A)24を使用し、
その銅箔21の第1の可撓性プリント基板との接続部2
0aに写真法で0.5mmピッチの配線層を形成し、同
様に銅箔21のコネクターとの接続部20bに0.3m
mピッチの配線層を形成した。
【0019】次に、同図(b(ii))に示したように、こ
のように形成した第2のプリント基板の配線層の第1の
可撓性プリント基板との接続部20a及びコネクターと
の接続部20b上に半田メッキ層(厚さ5μm)25
a、25bをそれぞれ形成した。
【0020】また、コネクターとの接続強度を向上させ
るために、補強板としてガラスエポキシ板(厚さ0.2
mm)26を、アクリル樹脂系粘着テープ(ソニーケミ
カル(株)製、T4100)を使用して配線層と反対側
の面に貼合わせた。なお、この補強板として、ガラスエ
ポキシ板に代えてPET板(厚さ188μm)(東レ
(株)製、ルミラー#188)を使用したものも同様に
製造した。
【0021】(第1の可撓性プリント基板と第2のプリ
ント基板との接続)図1(c)に示したように、第1の
可撓性プリント基板10と第2のプリント基板20と
を、それらの基板の接続部10a、20aを対向させ、
それらの間に異方性導電膜(ソニーケミカル(株)製、
CP3131)31を挟んで積層し、熱圧着(170
℃、40kg/cm、20秒)して接続した。
【0022】さらに、この接続部を補強するために、同
図(c)のようにポリイミドフィルム(厚さ25μm)
(東レ(株)製、カプトン)32をアクリル樹脂系粘着
テープ(ソニーケミカル(株)製、T4100)33を
使用して貼合わせた。なお、このような接続部の補強は
省略してもよい。
【0023】こうして得られた複合可撓性プリント基板
は、その外部端子部が両面スプリング式コネクターに嵌
合して良好な導通が得られた。
【0024】実施例2 外部端子が両面スプリング式コネクターに接続される複
合可撓性プリント基板を、第1の可撓性プリント基板と
第2のプリント基板とから次のように製造した。
【0025】即ち、第1の可撓性プリント基板10を図
2に示したように実施例1と同様に製造した。
【0026】また、第2のプリント基板20の製造に際
しては、まず、銅箔(厚さ18μm)(日鉱グールド
(株)製、JTC箔)21とポリイミドフィルム(厚さ
125μm)(東レ(株)製、カプトン)22とをアク
リル/エポキシ系接着剤(特公昭60−17397号公
報)23を使用して積層し、第2のプリント基板20の
FPC材料を製造した。そして、このFPC材料を使用
して製造する以外は実施例1と同様に第2のプリント基
板を製造し、さらに第1の可撓性プリント基板と第2の
プリント基板を積層して複合可撓性プリント基板30を
製造した。ただし、実施例1で使用した第2のプリント
基板に比べて、この実施例の第2のプリント基板はFP
C材料を構成するポリイミドフィルム22は厚いので、
第2のプリント基板にさらにガラスエポキシ板を貼り合
わせることはしなかった。
【0027】こうして得られた複合可撓性プリント基板
30は、その外部端子部が両面スプリング式コネクター
に嵌合して良好な導通が得られた。
【0028】実施例3 外部端子が片面スプリング式コネクターに接続される複
合可撓性プリント基板を、第1の可撓性プリント基板と
第2のプリント基板とから次のように製造した。
【0029】即ち、第1の可撓性プリント基板10を図
3(a)に示したように実施例1と同様に製造した。
【0030】また、第2のプリント基板20の製造に際
しては、まず、図3(b(i) )に示したように、銅箔
(厚さ35μm)21とポリイミドフィルム(厚さ12
5μm)(東レ(株)製、カプトン)22とをアクリル
/エポキシ系接着剤(特公昭60−17397号公報)
23を使用して積層し、第2のプリント基板20のFP
C材料24を製造した。この場合、アクリル/エポキシ
系接着剤23の乾燥膜厚が20μmとなるようにした。
【0031】このFPC材料24に対して、実施例1と
同様に配線層を形成し、その配線層上に同図(b(ii))
に示したように、カバーレイとして、ポリイミドフィル
ム(厚さ25μm)15と接着剤(厚さ20μm)16
からなるフィルム(ソニーケミカル(株)製、CFK−
2)17を、コネクターとの接続部20bを除いて熱圧
着した。
【0032】次いで、同図(b(iii) )に示したよう
に、第1の可撓性プリント基板との接続部20aのポリ
イミドフィルム22をKOH溶液(pH12〜13)で
エッチングして除去し、さらにその部分のアクリル/エ
ポキシ系接着剤23をメチルエチルケトンにより除去し
た。
【0033】そして同図(b(iv))に示したように、配
線層の第1の可撓性プリント基板との接続部20a及び
コネクターとの接続部20b上にそれぞれ半田メッキ層
(厚さ5μm)25a、25bを形成した。
【0034】こうして得た第1の可撓性プリント基板1
0と第2のプリント基板20とを、図3(c)に示した
ように、それらの基板の接続部10a、20aを対向さ
せ、実施例1と同様の異方性導電膜31を使用して熱圧
着により接続した。
【0035】得られた複合可撓性プリント基板30は、
その外部端子部が片面スプリング式コネクターに嵌合し
て良好な導通が得られた。
【0036】実施例4 外部端子が片面スプリング式コネクターに接続される複
合可撓性プリント基板を、第1の可撓性プリント基板と
第2のプリント基板とから次のように製造した。
【0037】即ち、第1の可撓性プリント基板10を図
4(a)に示したように実施例1と同様に製造した。
【0038】また、第2のプリント基板20の製造に際
しては、まず、図4(b(i) )に示したように、そのF
PC材料として、銅箔(厚さ35μm)21にアクリル
/エポキシ系接着剤(特公昭60−17397号公報)
23を乾燥膜厚が20μmとなるように塗布してポリイ
ミドフィルム(厚さ75μm)(東レ(株)製、カプト
ン)22をラミネートし、さらにこのポリイミドフィル
ム(厚さ75μm)22上に同様の接着剤を塗布して銅
箔(厚さ35μm)を積層し、両面銅張り積層板を製造
した。
【0039】次に、同図(b(ii))に示したように、こ
の両面銅張り積層板にNCドリルで孔を開け、スルーホ
ール銅メッキShをして両面の銅箔を導通させた。そし
て、両面にドライフィルムレジストをラミネートしてパ
ターニングする他は実施例1と同様にして配線層を形成
し、さらに同図(b(iii) )に示したように、この両面
の配線層の第1の可撓性プリント基板との接続部20a
及びコネクターとの接続部20bを除いて、カバーレイ
として、ポリイミドフィルム(厚さ25μm)15と接
着剤(厚さ20μm)16からなるフィルム(ソニーケ
ミカル(株)製、CFK−2)17を熱圧着した。ま
た、第1の可撓性プリント基板との接続部20aの配線
層上に半田メッキ層(厚さ5μm)25aを形成し、同
様にコネクターとの接続部20bの配線層上にも半田メ
ッキ層(厚さ5μm)25bを形成した。
【0040】こうして得た第1の可撓性プリント基板1
0と第2のプリント基板20とを、図4(c)に示した
ように、それらの基板の接続部10a、20aを対向さ
せ、実施例1と同様の異方性導電膜31を使用して熱圧
着により接続した。
【0041】得られた複合可撓性プリント基板30は、
その外部端子部が片面スプリング式コネクターに嵌合し
て良好な導通が得られた。
【0042】実施例5 外部端子が片面スプリング式コネクターに接続される複
合可撓性プリント基板を、第1の可撓性プリント基板と
第2のプリント基板とから次のように製造した。
【0043】即ち、第1の可撓性プリント基板10を図
5(a)に示したように実施例1と同様に製造した。
【0044】また、第2のプリント基板20の製造に際
しては、まず、図5(b(i) )に示したように、そのF
PC材料として、ガラスエポキシ板(厚さ0.2mm)
26の両面に銅箔(厚さ35μm)21をアクリル/エ
ポキシ系接着剤(特公昭60−17397号公報)23
を使用して積層し、両面銅張り積層板を製造した。
【0045】次に、同図(b(ii))に示したように、こ
の両面銅張り積層板にNCドリルで孔を開け、スルーホ
ール銅メッキShをして両面の銅箔を導通させた。そし
て、両面にドライフィルムレジストをラミネートしてパ
ターニングする他は実施例1と同様にして配線層を形成
し、さらに同図(b(iii) )に示したように、この両面
の配線層の第1の可撓性プリント基板との接続部20a
及びコネクターとの接続部20bを除いて、ソルダーレ
ジスト(タムラ化研(株)製、SR29G)27を乾燥
膜厚が15μmとなるように塗布し、さらに、配線層の
第1の可撓性プリント基板との接続部20a及びコネク
ターとの接続部20b上にそれぞれ半田メッキ層(厚さ
5μm)25a、25bを形成した。
【0046】こうして得た第1の可撓性プリント基板1
0と第2のプリント基板20とを、図5(c)に示した
ように、それらの基板の接続部10a、20aを対向さ
せ、実施例1と同様の異方性導電膜31を使用して熱圧
着により接続した。
【0047】得られた複合可撓性プリント基板30は、
その外部端子部が片面スプリング式コネクターに嵌合し
て良好な導通が得られた。
【0048】以上、実施例によりこの発明を具体的に説
明したが、この他にもこの発明は種々の態様をとること
ができる。例えば、複合可撓性プリント基板における外
部端子の形成面や位置を、その外部端子が接続されるコ
ネクターに適合させるために、第2のプリント基板を適
宜折り曲げてもよい。
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、可撓性プリント基板
にファインピッチの配線層を精度高く形成することが要
求される場合でも、製造の歩留まりを向上させ、材料ロ
スを最小限に抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の複合可撓性プリント基板の説明図であ
る。
【図2】実施例の複合可撓性プリント基板の説明図であ
る。
【図3】実施例の複合可撓性プリント基板の説明図であ
る。
【図4】実施例の複合可撓性プリント基板の説明図であ
る。
【図5】実施例の複合可撓性プリント基板の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 第1の可撓性プリント基板 10a 第2のプリント基板との接続部 11 銅箔 12 ポリイミドフィルム 13 接着剤 14 FPC材料 17 カバーレイ 18 半田メッキ層 20 第2のプリント基板 20a 第1の可撓性プリント基板との接続部 20b コネクターとの接続部 21 銅箔 22 ポリイミドフィルム 23 接着剤 24 FPC材料 25a、25b 半田メッキ層 26 ガラスエポキシ板 30 複合可撓性プリント基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路配線部が形成された第1の可撓性プ
    リント基板と該回路配線部の外部端子となる端子部が形
    成された第2のプリント基板とが電気的に接続され、且
    つ一体化されていることを特徴とする複合可撓性プリン
    ト基板。
  2. 【請求項2】 第2のプリント基板を形成する絶縁層
    が、第1の可撓性プリント基板を形成する絶縁層よりも
    厚い請求項1記載の複合可撓性プリント基板。
  3. 【請求項3】 第1の可撓性プリント基板と第2のプリ
    ント基板とが異方性導電膜により接続されている請求項
    1記載の複合可撓性プリント基板。
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