JP4653726B2 - フレキシブル配線板の接続構造およびフレキシブル配線板の接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、フレキシブル配線板の接続構造およびフレキシブル配線板の接続方法に関し、たとえば高屈曲性を有するフレキシブル配線板の接続構造およびフレキシブル配線板の接続方法に関する。
近年、HDD(ハードディスクドライブ)等の電子機器の高性能化に伴い、たとえば電子機器の可動部への配線などの用途に、フレキシブルプリント配線板などのフレキシブル配線板が広く用いられている。このような電子機器には、フレキシブル配線板を複数接続することによって、所望の形状を有するフレキシブル配線板を用いている。
複数のフレキシブルプリント配線板の接続構造としては、たとえば特開2003−101167号公報(特許文献1)に、コネクタによる接続構造が開示されている。具体的には、端部にコネクタ接続部が形成されるとともに、当該コネクタ接続部において、表面が露出された導体回路層に接続端子が形成されたフレキシブルプリント配線板が開示されている。そして、上記接続端子を、コネクタに形成されたコネクタ挿入口に挿入することにより、複数のフレキシブルプリント配線板を接続している。
また、別の複数のフレキシブルプリント配線板の接続構造としては、特開2000−58996号公報(特許文献2)に、異方導電性接着剤を用いて、複数のフレキシブルプリント配線板を接続する構造が開示されている。具体的には、異方導電性接着剤を介して、第1のフレキシブルプリント配線板に設けられた金属製のバンプと、第2のフレキシブルプリント配線に設けられた接続パッドとを電気的に接続することにより、第1および第2のフレキシブルプリント配線板を接続している。
特開2003−101167号公報 特開2000−58996号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のコネクタによる接続では、フレキシブルプリント配線板を接続するために数mm程度の厚みを有するコネクタを設ける必要があるため、電子機器の小型化に対応できないという問題もある。
また、上記特許文献2に記載のバンプによる接続では、当該バンプの厚みにより第1および第2のフレキシブルプリント配線板の接続箇所の厚みが大きくなるため、接続されたフレキシブルプリント配線板の屈曲性が低下するとともに、電子機器の小型化に対応できないという問題もある。
さらに、上記特許文献1および2に開示の複数のフレキシブルプリント配線板における接続構造において、高屈曲性のフレキシブルプリント配線板を用いると、フレキシブルプリント配線板が折れてしまう場合がある。そのため、高屈曲性のフレキシブルプリント配線板を用いることができないという問題がある。
したがって、本発明の目的は、電子機器の小型化に対応できるとともに、屈曲性が良好なフレキシブル配線板の接続構造およびフレキシブル配線板の接続方法を提供することである。
本発明のフレキシブル配線板の接続構造は、第1のフレキシブル配線板と、第2のフレキシブル配線板と、接続部材と、補強板とを備えている。第2のフレキシブル配線板は、第1のフレキシブル配線板と対向するように配置される。接続部材は、第1のフレキシブル配線板と、第2のフレキシブル配線板とを電気的に接続する。補強板は、第1および第2のフレキシブル配線板よりも高い剛性を有するとともに、第1のフレキシブル配線板における接続部材が配置される面と反対側の面であって、第1のフレキシブル配線板を介して接続部材と対向する部分の全部または一部と接続される。
本発明のフレキシブル配線板の接続構造によれば、第1および第2のフレキシブル配線板の少なくとも接続部分を補強する補強板を備えているので、第1および第2のフレキシブル配線板の少なくとも一方が屈曲性の良い場合であっても、屈曲時に、第1および第2のフレキシブル配線板が折れてしまうことを防止できる。そのため、屈曲性が良好になる。また、第1および第2のフレキシブル配線板を対向させた位置で接続部材を用いて接続しているので、小型化を図ることができる。
上記フレキシブル配線板の接続構造において好ましくは、接続部材は、熱硬化性樹脂である。
これにより、第1および第2のフレキシブル配線板の接続を確実にできる。また、第1および第2のフレキシブル配線板のパターンが狭ピッチの場合であっても、短絡を防止できる。
上記フレキシブル配線板の接続構造において好ましくは、接続部材は、異方性導電性膜(ACF:Anisotropic Conductive Film)である。
これにより、第1および第2のフレキシブル配線板のパターンのピッチが小さい場合であっても、第1および第2のフレキシブル配線板の接続をより確実にできる。また、第1および第2のフレキシブル配線板のパターンが狭ピッチの場合であっても、短絡をより防止できる。
なお、上記「異方性導電性膜」とは、フィルム状の絶縁樹脂材料の中に微細な導電性粒子を分散させ、特定(面間)方向の導電性が高い性質(異方導電性)を持つ膜を意味する。
上記フレキシブル配線板の接続構造において好ましくは、補強板は、第2のフレキシブル配線板における接続部材が配置されていない部分とも対向し、補強板と、第2のフレキシブル配線板の部分とを接続する接着剤をさらに備えている。
これにより、第2のフレキシブル配線板と補強板とを接続できる。そのため、第2のフレキシブル配線板の屈曲性を生かすことができる。また、第2のフレキシブル配線板において第1のフレキシブル配線板との接合部分以外の部分の強度も向上できる。
上記フレキシブル配線板の接続構造において好ましくは、接着剤は熱硬化性樹脂である。これにより、第2のフレキシブル配線板と補強板とをより確実に接続できる。
上記フレキシブル配線板の接続構造において好ましくは、補強板は、ポリイミド、ガラスエポキシ、紙フェノール、銅、銅合金、アルミニウム、およびアルミニウム合金からなる群より選ばれた少なくとも一種の物質よりなる。
これにより、補強板の剛性が向上するため、第1および第2のフレキシブル配線板の屈曲性をより生かすことができる。
上記フレキシブル配線板の接続構造において好ましくは、第2のフレキシブル配線板は高屈曲性を有する。
これにより、第2のフレキシブル配線板が高屈曲性を有していても、補強板により第2のフレキシブル配線板が折れてしまうことを防止できる。また、第2のフレキシブル配線板が高屈曲性を有しているので、より広い形状の接続構造を得られる。
なお、上記「高屈曲性」とは、JIS C−5016に準拠して測定される摺動屈曲試験において、屈曲半径Rが2.5mm、速度が1500回/分、ストロークが20mm、および温度が80℃の条件で、耐屈曲寿命Nfが105〜106であることを意味する。
本発明のフレキシブル配線板の接続方法は、準備工程と、第1接続工程と、第2接続工程とを備えている。準備工程は、第1のフレキシブル配線板と、第2のフレキシブル配線板と、第1および第2のフレキシブル配線板よりも高い剛性を有する補強板とを準備する。第1接続工程は、第1のフレキシブル配線板と、第1のフレキシブル配線板と対向するように配置される第2のフレキシブル配線板とを接続部材で接続する。第2接続工程は、第1のフレキシブル配線板における第2のフレキシブル配線板と接続される面と反対側の面の全部または一部と、補強板とを接続する。
本発明のフレキシブル配線板の接続方法によれば、第1および第2のフレキシブル配線板と、第1および第2のフレキシブル配線板を接続する接続部材と、第1のフレキシブル配線板と接続される補強板とを備えるフレキシブル配線板の接続構造を得られる。そのため、第1および第2のフレキシブル配線板の接続部分、および第1のフレキシブル配線板の当該接続部分以外の部分を少なくとも補強する補強板を備えているので、第1および第2のフレキシブル配線板の少なくとも一方が屈曲性の良い場合であっても、屈曲時に、第1および第2のフレキシブル配線板が折れてしまうことを防止できる。よって、屈曲性が良好なフレキシブル配線板の接続構造を得ることができる。また、第1および第2のフレキシブル配線板を対向させた位置で接続部材を用いて接続しているので、小型化を図るフレキシブル配線板の接続構造を得ることができる。
上記フレキシブル配線板の接続方法において好ましくは、第2のフレキシブル配線板と、補強板とを接着剤で接続する第3接続工程をさらに備えている。
第3接続工程を実施することにより、補強板と、第2のフレキシブル配線板とを接続できる。そのため、第2のフレキシブル配線板の屈曲性を生かすことができる。また、第2のフレキシブル配線板において第1のフレキシブル配線板との接続部分以外の部分の強度も向上できる。
上記フレキシブル配線板の接続方法において好ましくは、第2接続工程と第3接続工程とを同時に実施する。これにより、工程数を減少できる。
なお、本発明において、「フレキシブル配線板」とは、フレキシブルプリント配線板(FPC:Flexible Printed Circuits)とフレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)とを含む。
本発明のフレキシブル配線板の接続構造およびフレキシブル配線板の接続方法によれば、補強板を備えているので、電子機器の小型化に対応できるとともに、屈曲性が良好になる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には、同一の参照符号を付し、その説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態におけるフレキシブルプリント配線板の接続構造を示す概略断面図である。図1を参照して、本発明の実施の形態におけるフレキシブル配線板の一例としてのフレキシブルプリント配線板(FPC)の接続構造を説明する。実施の形態におけるフレキシブルプリント配線板の接続構造100は、第1のフレキシブルプリント配線板110と、第2のフレキシブルプリント配線板120と、接続部材130と、補強板140とを備えている。第2のフレキシブルプリント配線板120は、第1のフレキシブルプリント配線板110と対向するように配置される。接続部材130は、第1のフレキシブルプリント配線板110と、第2のフレキシブルプリント配線板120とを電気的に接続する。補強板140は、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120よりも高い剛性を有するとともに、第1のフレキシブルプリント配線板110における接続部材130が配置される面110aと反対側の面110bであって、第1のフレキシブルプリント配線板110を介して接続部材130と対向する部分の全部または一部110b1と接続される。
実施の形態におけるフレキシブルプリント配線板の接続構造100は、2枚のフレキシブルプリント配線板の接続構造である。フレキシブルプリント配線板の接続構造100は、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120と、接続部材130と、補強板140と、接着剤150,160とを備えている。フレキシブルプリント配線板の接続構造100は、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の端部において、パターン112,122上に接続部材130が配置され、接続部材130を介して第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120が重なるように形成されている。すなわち、フレキシブルプリント配線板110,120は、接続部材130を中心として対向させて配置されている。
具体的には、図1に示すように、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120は、それぞれベースフィルム111,121と、ベースフィルム111,121上に形成されたパターン112,122と、パターン112,122上に形成された接着剤113,123と、カバーフィルム114,124とを備えている。第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の端部において、パターン112,122が露出している。なお、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120は、ベースフィルム111,121と、パターン112,122とを備えていれば、特に限定されず、接着剤113,123およびカバーフィルム114,124の少なくとも一方を備えていなくてもよいし、他の構成を備えていてもよい。
ベースフィルム111,121は特に限定されず、たとえばポリイミドからなる。パターン112,122は、導電性であれば特に限定されず、たとえば銅箔などの金属薄膜からなる。また、実施の形態では、パターン112,122は、フレキシブルプリント配線板110,120の端部に形成されているが、特にこれに限定されず、パターン112,122はフレキシブルプリント配線板110,120の任意の箇所に1または複数形成されていてもよい。接着剤113,123は、パターン112,122とカバーフィルム114,124とを接着できれば特に限定されず、たとえば熱硬化性樹脂を用いることができる。カバーフィルム114,124は、特に限定されず、たとえばポリイミドからなる。
実施の形態では、第1のフレキシブルプリント配線板110は、パターン112上に、半田などの接着剤により接続された実装部品(図示せず)をさらに備えている高機能なフレキシブルプリント配線板としている。なお、実装部品は、特に制限されず、任意の部品を所望の部分に所望の数だけ配置される。
また、第2のフレキシブルプリント配線板120は、高屈曲性を有しているとともに、安価なフレキシブルプリント配線板としている。
第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120は、図1に示すように、ベースフィルム111,121の一方面にのみパターン112,122を有する片面板であってもよいが、特にこれに限定されない。たとえば、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120は、ベースフィルム111,121の両側面にパターンを有する両面板であってもよい。また、フレキシブルプリント配線板110,120は、カバーフィルム114,124などの絶縁体とパターンとを積み重ねた多層板であってもよい。第1のフレキシブルプリント配線板110を実装部品を搭載する高機能なフレキシブルプリント配線板とする場合には、両面板または多層板とすることが好ましい。また、第2のフレキシブルプリント配線板120を高屈曲性で安価なフレキシブルプリント配線板とする場合には、片面板とすることが好ましい。
なお、片面板とは、配線板の一方面のみにパターン(回路)があるものを意味する。両面板とは、配線板の両面にパターン(回路)があるものを意味する。多層板とは、ウエハース状に絶縁体とパターン(回路)とを積み重ねたものを意味する。
第2のフレキシブルプリント配線板120は、高屈曲性を有することが好ましい。高屈曲性を有していると、第2のフレキシブルプリント配線板120を丸めるなど形状を変形させても、導線であるパターン122が切断されることを防止できる。また、第1のフレキシブルプリント配線板120も、高屈曲性を有していてもよい。
なお、「高屈曲性」とは、JIS C−5016に準拠して測定される摺動屈曲試験において、屈曲半径Rが2.5mm、速度が1500回/分、ストロークが20mm、および温度が80℃の条件で、耐屈曲寿命Nfが105〜106であることを意味する。ここで、図2を参照して、摺動屈曲試験を説明する。なお、図2は、摺動屈曲試験を説明するための概略図である。
摺動屈曲試験は、図2に示すように、まず、フレキシブルプリント配線板20を上記の屈曲半径RのU字状に曲がるように、一方端部を固定板11へ把持金具12により固定するとともに、他方端部を駆動板13へ固定する。次に、温度が80℃の条件で、駆動板13を上記の速度およびストロークでフレキシブルプリント配線板20が断線するまで繰り返し摺動させる。次に、断線検知装置端子14により、フレキシブルプリント配線板20が断線するまでの屈曲回数を測定し、屈曲回数から耐屈曲寿命Nfを求める。このように測定された耐屈曲寿命Nfが105〜106であるフレキシブルプリント配線板20を高屈曲性としている。
接続部材130は、第1のフレキシブルプリント配線板110と第2のフレキシブルプリント配線板120との電気的な接続を行なうための部材であり、熱硬化性樹脂であることが好ましい。熱硬化性樹脂は、たとえばエポキシ樹脂を用いることができる。また、熱硬化性樹脂としては、耐熱性の高い樹脂が好ましく、耐熱性が100℃以上であることがより好ましい。
また、接続部材130は、異方性導電性膜であることが好ましい。接続部材130に異方性導電性膜を用いると、隣り合うパターン112,122の中心間の距離であるピッチ(図3におけるピッチP)を狭くしても、接続部材130による短絡を防止できる。
補強板140は、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120よりも高い剛性を有している。フレキシブルプリント配線板は、柔軟であり大きく変形させることが可能なプリント配線板であるため、補強板140により、第1のフレキシブルプリント配線板110(または第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120)の屈曲性による折れを防止できる。なお、剛性とは、曲げやねじりの力に対する寸法変化を意味し、寸法変化の小さいことを剛性が高いとする。
補強板140は、ポリイミド、ガラスエポキシ、および紙フェノール等のエンジニアリングプラスチックや、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、およびステンレス等の合金鋼の金属板からなる硬質板であることが好ましく、ポリイミド、ガラスエポキシ、紙フェノール、銅、銅合金、アルミニウム、およびアルミニウム合金からなる群より選ばれた少なくとも一種の物質よりなることがより好ましい。なお、ガラスエポキシとは、ガラスクロス(布)を重ねたものにエポキシ樹脂を含浸させたものである。紙フェノールとは、紙にフェノール樹脂を含浸させたものである。
補強板140は、第1のフレキシブルプリント配線板110における接続部材130が配置される面110aと反対側の面110bであって、第1のフレキシブルプリント配線板110を介して接続部材130と対向する部分の全部または一部110b1、および第2のフレキシブルプリント配線板120における接続部材130が配置されていない部分120aの一部120a1と対向している。そして、第1のフレキシブルプリント配線板110の全部または一部110b1、および第2のフレキシブルプリント配線板120の一部120a1は、それぞれ接着剤150,160により、補強板140と機械的に接続されている。なお、補強板140は、第1のフレキシブルプリント配線板110の全部または一部110b1の一部、および第2のフレキシブルプリント配線板120の部分120の一部120aと接続されていることが好ましい。
接着剤150,160は、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120と、補強板140とを接続することができれば特に限定されない。接着剤150,160は、熱硬化性樹脂であることが好ましく、1種類以上のエポキシ樹脂と、1種類以上の潜在性硬化剤とを含んでいることが好ましい。また、接着剤150,160は、耐熱性を有していることが好ましい。なお、使用するエポキシ樹脂は、特に制限はないが、たとえば、ビスフェノールA型、F型、S型、またはAD型のエポキシ樹脂や、ナフタレン型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、またはジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂等を使用することができる。また、フェノキシ樹脂などの分子量が15000以上の高分子量エポキシ樹脂と、分子量が2000以下の低分子量エポキシ樹脂とを適宜組み合わせて使用することもできる。
また、潜在性硬化剤とは、低温での貯蔵安定性に優れ、室温では殆ど効果反応を起こさないが、加熱等により、所定の条件とすることにより、速やかに硬化反応を行なう硬化剤を意味する。この潜在性硬化剤としては、イミダゾール系、ヒドラジド系、三フッ化ホウ素−アミン錯体、アミンイミド、ポリアミン系、第3級アミン、アルキル尿素系等のアミン系、ジシアンジアミド系、酸および酸無水物系硬化剤、塩基性活性水素化化合物、および、これらの変性物が例示され、これらは単独または2種以上の混合物として使用できる。
また、特に、これらの潜在性硬化剤を、ポリウレタン系、ポリエステル系等の高分子物質や、ニッケル、銅等の金属薄膜およびケイ酸カルシウム等の無機物で被覆してマイクロカプセル化したものは、長期保存性と速硬化性という矛盾した特性の両立を図ることができるため、好ましい。従って、マイクロカプセル型イミダゾール系潜在性硬化剤が、特に好ましい。
次に、図1、図3〜5を参照して、本発明の実施の形態におけるフレキシブル配線板の一例としてのフレキシブルプリント配線板(FPC)の接続方法について説明する。なお、図3は、本発明の実施の形態におけるフレキシブルプリント配線板の接続方法を説明するための概略上面図である。図4は、本発明の実施の形態におけるフレキシブルプリント配線板の接続方法を説明するための概略断面図である。図5は、本発明の実施の形態におけるフレキシブルプリント配線板の接続方法を示すフローチャートである。
まず、図3〜5に示すように、第1のフレキシブルプリント配線板110と、第2のフレキシブルプリント配線板120と、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120よりも高い剛性を有する補強板140とを準備する準備工程(S10)を実施する。
準備工程(S10)では、たとえばベースフィルム111,121と、ベースフィルム111,121上に形成されたパターン112,122と、パターン112,122上に形成された接着剤113,123と、カバーフィルム114,124とを備えている第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120を準備する。また、第2のフレキシブルプリント配線板120は、高屈曲性を有していることが好ましい。
また、準備工程(S10)では、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120よりも高い剛性を有していれば特に限定されないが、ポリイミド、ガラスエポキシ、紙フェノール、銅、銅合金、アルミニウム、およびアルミニウム合金からなる群より選ばれた少なくとも一種の物質よりなる補強板140を準備することが好ましい。
次に、図3および図5に示すように、第1のフレキシブルプリント配線板110と、第1のフレキシブルプリント配線板110と対向するように配置される第2のフレキシブルプリント配線板120とを接続部材130で電気的に接続する第1接続工程(S20)を実施する。
第1接続工程(S20)では、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120とを接続部材130で接続する方法は任意の方法を採用することができる。具体的には、たとえば第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の露出したパターンを対向させるように配置する。そして、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の一方のパターン112,122上に接続部材130を配置する。そして、接続部材130により第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120を電気的に接続する。
接続部材130は特に限定されないが、熱硬化性樹脂であることが好ましい。この場合には、熱硬化性樹脂を融点よりも高い温度に加熱し、硬化させることによって、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120が電気的に接続される。
また、接続部材130は、異方性導電性膜であることがより好ましい。この場合には、用いる異方性導電性膜に応じた条件で加熱および加圧を行なうことによって、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120が接続される。接続部材130が異方性導電性膜とすると、異方性導電性膜の厚み方向について電気的に接続がされるので、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120のパターン112,122が電気的に接続される。
次に、第1のフレキシブルプリント配線板110における第2のフレキシブルプリント配線板120と接続される面110aと反対側の面110bの全部または一部110b1と、補強板140とを接続する第2接続工程(S30)を実施する。
具体的には、第2接続工程(S30)では、図4および図5に示すように、第1のフレキシブルプリント配線板110における接続部材130が配置される面110aと反対側の面110bであって、第1のフレキシブルプリント配線板110を介して接続部材130と対向する部分の全部または一部110b1(実施の形態では全部)と、補強板140とを対向するように配置する。この際、第1のフレキシブルプリント配線板110の反対側の面110bにおいて、全部または一部110b1以外の部分の一部と、補強板140とを対向するように配置する。そして、接着剤150により第1のフレキシブルプリント配線板110と補強板140とを機械的に接続する。
接着剤150は特に限定されないが、熱硬化性樹脂であることが好ましく、1種類以上のエポキシ樹脂と1種類以上の潜在性硬化剤とを含んでいることがより好ましい。
次に、第2のフレキシブルプリント配線板120と、補強板140とを接着剤160で接続する第3接続工程(S40)を実施する。
具体的には、第2接続工程(S30)において、補強板140を、第2のフレキシブルプリント配線板120における接続部材130が配置されていない部分の全部または一部とも対向するように配置する。そして、補強板140と、第2のフレキシブルプリント配線板110の一部とを接着剤160により機械的に接続する。
接着剤160は、熱硬化性樹脂であることが好ましく、1種類以上のエポキシ樹脂と1種類以上の潜在性硬化剤とを含んでいることがより好ましい。
なお、上記フレキシブルプリント配線板110,120の接続方法において、それぞれの工程(S10〜S40)は任意の順序としてもよいし、任意の工程を同時に実施してもよい。接続を容易にする観点および工程数を減少する観点から、第2接続工程(S30)と第3接続工程(S40)とを同時に実施することが好ましい。この場合には、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120を接続部材130で接続する第1接続工程(S20)後に、補強板140と第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120とを対向させるように配置する。そして、接着剤150,160を用いて、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120と、補強板140とを接続する。また、接着剤150,160は、別のものを用いてもよいし、同じものを用いてもよい。接着剤150,160が同じである場合には、補強板140の表面上に一度に配置してもよい。
以上の工程(S10〜S40)を実施することにより、図1に示す第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120を接続したフレキシブルプリント配線板の接続構造100を得ることができる。
なお、本実施の形態では、2枚のフレキシブルプリント配線板の接続構造およびフレキシブルプリント配線板の接続方法について説明したが、3枚以上のフレキシブルプリント配線板の接続構造およびフレキシブルプリント配線板の接続方法についても本発明は含まれる。3枚以上のフレキシブルプリント配線板の接続構造および接続方法の場合には、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120に第3のフレキシブルプリント配線板をさらに加えることや、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の接続構造100を複数用いることにより、3枚以上のフレキシブルプリント配線板の接続構造および接続方法となる。
また、実施の形態ではフレキシブル配線板の接続構造および接続方法として、フレキシブルプリント配線板を用いて説明をしたが、特にこれに限定されない。実施の形態におけるフレキシブル配線板の接続構造および接続方法は、フレキシブルフラットケーブル(FFC)に適用することもできる。すなわち、フレキシブルフラットケーブル同士の接続構造および接続方法や、フレキシブルフラットケーブルとフレキシブルプリント配線板との接続構造および接続方法などに適用できる。
以上説明したように、実施の形態におけるフレキシブル配線板の接続構造の一例としてのフレキシブルプリント配線板110,120の接続構造100によれば、第1のフレキシブルプリント配線板110と、第1のフレキシブルプリント配線板110と対向するように配置される第2のフレキシブルプリント配線板120と、第1のフレキシブルプリント配線板110と、第2のフレキシブルプリント配線板120とを電気的に接続する接続部材130と、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120よりも高い剛性を有するとともに、第1のフレキシブルプリント配線板110における接続部材130が配置される面110aと反対側の面110bであって、第1のフレキシブルプリント配線板110を介して接続部材130と対向する部分110bの全部または一部110b1と接続される補強板140とを備えている。フレキシブルプリント配線板の接続構造100は第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の少なくとも接続部分を補強する補強板140を備えているので、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の少なくとも一方が屈曲性の良い場合であっても、屈曲時に、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120(特にパターン112,122)が折れてしまうことを防止できる。そのため、屈曲特性が良好になる。
また、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120を対向させた位置で接続部材130を用いて接続しているので、小型化を図ることができる。
さらに、補強板140は第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の少なくとも接続部分を補強しているので、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の接続強度を向上できる。
上記フレキシブルプリント配線板の接続構造100において好ましくは、接続部材130は、熱硬化性樹脂である。これにより、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の接続を確実にできる。また、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120におけるパターン112,122のピッチPが狭い場合に、半田や熱可塑性樹脂からなる接続部材で接続された場合と比較して、短絡を防止できる。
上記フレキシブルプリント配線板の接続構造100において好ましくは、接続部材130は、異方性導電性膜である。これにより、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120におけるパターン112,122のピッチPが小さい場合であっても、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の接続をより確実にできる。また、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120におけるパターン112,122のピッチPが狭い場合に、半田または熱可塑性樹脂からなる接続部材で接続された場合と比較して、短絡をより防止できる。
上記フレキシブルプリント配線板の接続構造100において好ましくは、補強板140は、第2のフレキシブルプリント配線板110,120における接続部材130が配置されていない部分120a(実施の形態では一部120a1)とも対向し、補強板140と、第2のフレキシブルプリント配線板120の部分(実施の形態では一部120a1)とを接続する接着剤160をさらに備えている。これにより、第2のフレキシブルプリント配線板120と補強板140とを接続できる。そのため、第2のフレキシブルプリント配線板120の屈曲性を生かすことができる。また、第2のフレキシブルプリント配線板120において第1のフレキシブルプリント配線板110との接続部分以外の部分の強度も向上できる。
上記フレキシブルプリント配線板の接続構造100において好ましくは、接着剤160は熱硬化性樹脂である。これにより、第2のフレキシブルプリント配線板120と補強板140とをより確実に接続できる。
上記フレキシブルプリント配線板の接続構造100において好ましくは、補強板140は、ポリイミド、ガラスエポキシ、紙フェノール、銅、銅合金、アルミニウム、およびアルミニウム合金からなる群より選ばれた少なくとも一種の物質よりなる。これにより、補強板140の剛性が向上するため、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の屈曲性をより生かすことができる。
上記フレキシブルプリント配線板の接続構造100において好ましくは、第2のフレキシブルプリント配線板120は高屈曲性を有する。これにより、第2のフレキシブルプリント配線板120が高屈曲性を有していても、補強板140により第2のフレキシブルプリント配線板120が折れてしまうことを防止できる。また、第2のフレキシブルプリント配線板120が高屈曲性を有しているので、可動性が高く、より広い形状の接続構造を得られる。
本発明の実施の形態におけるフレキシブル配線板の接続方法の一例としてのフレキシブルプリント配線板の接続方法は、第1のフレキシブルプリント配線板110と、第2のフレキシブルプリント配線板120と、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120よりも高い剛性を有する補強板とを準備する準備工程(S10)と、第1のフレキシブルプリント配線板110と、第1のフレキシブルプリント配線板110と対向するように配置される第2のフレキシブルプリント配線板120とを接続部材130で接続する第1接続工程(S20)と、第1のフレキシブルプリント配線板110における第2のフレキシブルプリント配線板120と接続される面110aと反対側の面110bの全部または一部110b1と、補強板140とを接続する第2接続工程(S30)とを備えている。これにより、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120と、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120を接続する接続部材130と、第1のフレキシブルプリント配線板110,120と接続される補強板140とを備えるフレキシブルプリント配線板の接続構造100を得られる。そのため、得られるフレキシブルプリント配線板の接続構造100は、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の接続部分、および第1のフレキシブルプリント配線板110の当該接続部分以外の部分を少なくとも補強する補強板140を備えているので、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120の少なくとも一方が屈曲性の良い場合であっても、屈曲時に、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120が折れてしまうことを防止できる。よって、屈曲性が良好なフレキシブルプリント配線基板の接続構造100を得ることができる。
また、第1および第2のフレキシブルプリント配線板110,120を対向させた位置で接続部材130を用いて接続しているので、小型化を図るフレキシブルプリント配線板の接続構造100を得ることができる。
上記フレキシブルプリント配線板の接続方法において好ましくは、第2のフレキシブルプリント配線板120と、補強板140とを接着剤160で接続する第3接続工程(S40)をさらに備えている。第3接続工程(S40)を実施することにより、補強板140と、第2のフレキシブルプリント配線板120とを接続できる。そのため、第2のフレキシブルプリント配線板120の屈曲性を生かすことができる。また、第2のフレキシブルプリント配線板120において第1のフレキシブルプリント配線板110との接合部分以外の部分の強度も向上できる。
上記フレキシブルプリント配線板の接続方法において好ましくは、第2接続工程(S30)と第3接続工程(S40)とを同時に実施する。これにより、工程数を減少できる。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態および実施例ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものと意図される。
本発明の実施の形態におけるフレキシブルプリント配線板の接続構造を示す概略断面図である。 摺動屈曲試験を説明するための概略図である。 本発明の実施の形態におけるフレキシブルプリント配線板の接続方法を説明するための概略上面図である。 本発明の実施の形態におけるフレキシブルプリント配線板の接続方法を説明するための概略断面図である。 本発明の実施の形態におけるフレキシブルプリント配線板の接続方法を示すフローチャートである。
符号の説明
11 固定板、12 把持金具、13 駆動板、14 断線検知装置端子、20 フレキシブルプリント配線板、100 フレキシブルプリント配線板の接続構造、110 第1のフレキシブルプリント配線板、120 第2のフレキシブルプリント配線板、110a,110b 面、110b1 全部または一部、120a1 一部、111,121 ベースフィルム、112,122 パターン、113,123 接着剤、114,124 カバーフィルム、120a 部分、130 接続部材、140 補強板、150,160 接着剤、P ピッチ、R 屈曲半径。

Claims (9)

  1. 第1のフレキシブル配線板と、
    前記第1のフレキシブル配線板と対向するように配置される第2のフレキシブル配線板と、
    前記第1のフレキシブル配線板と、前記第2のフレキシブル配線板とを電気的に接続する接続部材と、
    前記第1および第2のフレキシブル配線板よりも高い剛性を有するとともに、前記第1のフレキシブル配線板における前記接続部材が配置される面と反対側の面であって、前記第1のフレキシブル配線板を介して前記接続部材と対向する部分の全部または一部と接続される補強板とを備え、
    前記第2のフレキシブル配線板は、高屈曲性を有し、
    前記補強板は、前記第2のフレキシブル配線板における前記接続部材が配置されていない部分とも対向し、
    前記第2のフレキシブル配線板の前記部分の一部を屈曲させて、前記補強板と、前記第2のフレキシブル配線板の前記部分の他の部分とを接続する接着剤をさらに備える、フレキシブル配線板の接続構造。
  2. 前記接続部材は、熱硬化性樹脂である、請求項1に記載のフレキシブル配線板の接続構造。
  3. 前記接続部材は、異方性導電性膜である、請求項1に記載のフレキシブル配線板の接続構造。
  4. 前記接着剤は、熱硬化性樹脂である、請求項に記載のフレキシブル配線板の接続構造。
  5. 前記補強板は、ポリイミド、ガラスエポキシ、紙フェノール、銅、銅合金、アルミニウム、およびアルミニウム合金からなる群より選ばれた少なくとも一種の物質よりなる、請求項1〜のいずれかに記載のフレキシブル配線板の接続構造。
  6. 前記補強板は、前記第1のフレキシブル配線板における前記接続部材が配置されていない領域とも対向し、
    前記補強板と、前記第1のフレキシブル配線板の前記領域とが接続されている、請求項1〜5のいずれかに記載のフレキシブル配線板の接続構造。
  7. 第1のフレキシブル配線板と、第2のフレキシブル配線板と、前記第1および第2のフレキシブル配線板よりも高い剛性を有する補強板とを準備する準備工程と、
    前記第1のフレキシブル配線板と、前記第1のフレキシブル配線板と対向するように配置される前記第2のフレキシブル配線板とを接続部材で電気的に接続する第1接続工程と、
    前記第1のフレキシブル配線板における前記第2のフレキシブル配線板と接続される面と反対側の面の全部または一部と、前記補強板とを接続する第2接続工程とを備え
    前記準備工程では、高屈曲性を有する前記第2のフレキシブル配線板を準備し、
    前記第2のフレキシブル配線板と、前記補強板とを接着剤で接続する第3接続工程をさらに備え、
    前記第3接続工程では、前記第2のフレキシブル配線板における前記接続部材が配置されていない部分と、前記補強板とを対向させ、前記第2のフレキシブル配線板の前記部分の一部を屈曲させて、前記第2のフレキシブル配線板の前記部分の他の部分と、前記補強板とを接続する、フレキシブル配線板の接続方法。
  8. 前記第2接続工程と前記第3接続工程とを同時に実施する、請求項に記載のフレキシブル配線板の接続方法。
  9. 前記第2接続工程は、前記第1のフレキシブル配線板における前記接続部材が配置されていない領域と、前記補強板とを接続する工程を含む、請求項7または8に記載のフレキシブル配線板の接続方法。
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