JPH06268316A - 半導体光素子 - Google Patents

半導体光素子

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JPH06268316A
JPH06268316A JP5167293A JP5167293A JPH06268316A JP H06268316 A JPH06268316 A JP H06268316A JP 5167293 A JP5167293 A JP 5167293A JP 5167293 A JP5167293 A JP 5167293A JP H06268316 A JPH06268316 A JP H06268316A
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JP
Japan
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optical
semiconductor
waveguide
optical device
semiconductor optical
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Application number
JP5167293A
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Inventor
Masahiro Aoki
雅博 青木
Takeshi Taniwatari
剛 谷渡
Makoto Suzuki
鈴木  誠
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、光分岐導波路を有する半導
体光素子の分岐部での極低光導波損失、作製誤差の少な
い安定な分岐比を極めて容易に実現する構造を提供する
ことにある。 【構成】 光分岐導波路(8)が形成される位置に光分
岐導波路と同じ形状の間隙が設けられたパターニング形
状を有する絶縁膜マスク(7)を施した半導体基板上
(1)に結晶成長を行い、半導体の露出した間隙部のみ
に選択的に結晶成長(選択成長)する。これにより導波
路形状を形成した分岐導波路を有する半導体光素子を得
る。 【効果】 光導波損失が極めて少なく且つ作製誤差の少
ない安定な分岐比を有する半導体光分岐導波路が極めて
容易に実現できる。本素子を用いれば、素子作製精度、
歩留まりが飛躍的に向上するだけでなく、この素子を適
用した光通信システムの高速化、長距離化を容易に実現
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体光素子に係り、特
に光通信用モジュール、光通信システム、光ネットワー
クに用いる好適な半導体光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】InPやGaAs等の化合物半導体を用
いた光半導体素子は超小型化、高光密度化や能動/受動
光素子集積化のウェハ一貫プロセスが可能であり将来の
光応用技術を支える要素デバイスになりつつある。これ
らの半導体光素子は光波を媒体として情報信号を伝搬す
る一種の光回路である。従って、その回路中には光信号
を分波/合波する光の分岐導波路が必須の要素となる。
具体的な応用例としては干渉型光変調器、マトリクス光
スイッチ、スターカップラー等枚挙にいとまがない。
【0003】従来、このような光分岐導波路の作製に
は、図1A、Bに示すように、まずコア層2、クラッド
層3を予め形成した半導体基板1上にSiO2等の材料
からなる導波路パターン4を形成し、次にこれをマスク
としてエッチングにより導波路を作製する方法が取られ
ている。
【0004】この方法は簡易で量産性にも優れているた
め直線導波路のような単純な形状の光導波路を形成する
場合には有効であるが、形状が複雑で寸法精度が要求さ
れる光分岐導波路の作製には適さない。これは、上述の
エッチング法では原理上分岐部5のエッチングが他の箇
所に比べ進みにくいため、分岐の切れの劣化や、パター
ニング精度の大幅な劣化が生じるためである。分岐部5
の切れはパターニング時のリソグラフィーの精度及びエ
ッチング形状により決定され通常図1Cに模式的に示す
ように、分岐形状が鈍る。また、分岐部の周辺のエッチ
ングの深さは他の箇所に比べて浅く且つパターンの揺ら
ぎも増える。この結果、現状の光分岐導波路では分岐過
剰損失の増大や、分岐比の設計値からのずれが生じ素子
性能、作製歩留まりが大きく低下している。例えば、こ
の分波/合波導波路を1組づつ有する干渉型光変調器で
はこの分岐過剰損が4〜6dBと非常に大きく問題とな
っている。更に光の分岐比が0.5からバラツクことに
より、変調時の消光比の劣化も引き起こしている。な
お、この種の半導体光素子として関連するものに、例え
ばIEEE・ジャーナル・オブ・ライトウェーブテクノ
ロジー(J.L.T.)924−932頁1992年7
月が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、従
来のエッチング法により光分岐導波路を作製する際、原
理上この分岐部のエッチングが進みにくいため、分岐の
切れの劣化や、パターニング精度の大幅な劣化が生じ
る。導波路分岐部のパターニング精度は分岐損失、分岐
比などの分岐特性に大きく影響する。この結果、現状の
光分岐導波路では分岐過剰損失の増大や、分岐比の設計
値からのずれが生じ素子性能、作製歩留まりが大きく低
下する。
【0006】本発明の目的は、半導体光素子中の光分岐
導波路の分岐部のパターニング精度および分岐特性の飛
躍的な向上を極めて容易に実現する半導体光素子を提供
することにある。
【0007】さらに本発明の目的は、特に量子井戸構造
を光分岐導波路に適用して好適な構造及び製法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者らは、光分岐導波路が形成される位置に光
分岐導波路と同じ形状の間隙が設けられたパターニング
形状を有する絶縁膜マスクを施した半導体基板上に結晶
成長を行い半導体の露出した間隙部のみに選択的に結晶
成長(選択成長)することにより導波路形状を形成する
方法を考案した。
【0009】
【作用】以下、光分岐導波路が形成される位置に光分岐
導波路と同じ形状の間隙が設けられたパターニング形状
を有する絶縁膜マスクを施した半導体基板上に結晶成長
を行い半導体の露出した間隙部のみに選択的に結晶成長
(選択成長)することにより導波路形状を形成する方法
及びこれにより分岐損失の低減化、分岐比の安定化など
の分岐特性を大きく向上する方法について説明する。図
2Aに示すように、まずコア層2、及び導波光の波長よ
りも十分薄いクラッド層6を予め形成した半導体基板1
上に絶縁膜パターニングマスク7を形成する。ここで図
に示すように、マスク7のパターニング形状上は作製す
る所望の光分岐導波路と同じ形状の間隙が設けられてい
る。次に、この絶縁膜パターニングマスク7を有する半
導体基板1上に混晶半導体を例えば有機金属気相成長法
を用いて結晶成長する。この場合、絶縁膜パターニング
マスク7の上には結晶成長は起こらず、半導体が露出し
たマスクの間隙部のみに選択的に結晶が成長する(選択
成長)。このため、図2Bに示すようにマスク7のパタ
ーニング形状と同一のリッジ装荷型光導波路8が該結晶
成長中に自動的に形成される。この場合、分岐部に予め
形成された選択成長マスク5上には結晶成長は起こなら
いため、この分岐部5は非常に鋭く、且つ導波路はマス
ク5と同一面内迄切れ込んだ理想的な分岐形状が得られ
る。更に、リッジ形状の側壁9には成長速度が最も低い
成長律速面が自然形成されるため、原子レベルで平滑な
導波路側面が得られる。このため導波散乱損失が極めて
少ない、低損失光導波路が得られる。
【0010】また、上記構造に量子井戸構造を導入した
場合においても上記と全く同様の効果が得られることは
言うまでもない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図3〜図11を用い
て説明する。
【0012】(実施例1)図3において、(100)n
−InP基板10上に25周期のIn0.53Ga0.47As
/In0.51Al0.49AsまたはIn0.65Ga0.35As
0.760.24/InPからなる多重量子井戸構造11を例
えば分子線成長(MBE)法または有機金属気相成長
(MOCVD)法により形成する。多重量子井戸構造1
1の発光ピーク波長は1.45μmである。ここで多重
量子井戸構造11上部には0.1μm厚のアンドープI
0.51Al0.49AsまたはInP12を成長してある。
次にこの基板上に図3Aに示すようなパターニング形状
を有するSiO2マスク13を公知の方法により形成す
る。SiO2マスクには分岐導波路と同じ形状の間隙が
設けらたパターニングが転写されている。導波路幅は3
μm前後、分岐長は約200μmである。続いて、減圧
MOCVD法によりp−InPクラッド層1μm14、
p−InGaAsキャップ層0.2μm15を順次成長
する。この際、結晶成長はSiO2マスクの間隙部のみ
に選択的に起こるため、自動的にマスクパターンと同一
の導波路形状が得られる。図3Bは導波路の結合部(a
−a’)、分岐部(b−b’)の断面形状である。図示
のように導波路の側壁には(111)B面が自動的に形
成される為、非常に平滑な面が得られる。
【0013】以上の様にして各半導体層を形成した後、
更に変調器電極16、下部電極17を通常の蒸着法等に
より設ける。更に劈開工程、端面無反射膜の形成工程を
経て、波長1.55μmで動作可能な干渉型光変調器を
得る。本実施例によれば分岐部の過剰損失を0.5dB
以下に低減出来るため、素子の全光挿入損失を5dBま
で低減可能である。また、光の分岐比のバラツキが非常
に少ないため30dB以上の消光比が容易に得られる。
【0014】(実施例2)図4において、(100)n
−InP基板10上に図4Aに示すようなパターニング
形状を有するSiO2マスク20を公知の方法により形
成する。SiO2マスクには分岐導波路と同じ形状の間
隙が設けらたパターニングが転写されている。導波路幅
は3μm前後、分岐長は約200μmである。この際、
図4Bに示すように、選択成長マスクの幅は導波路の結
合部(a−a’)の方が分岐部(b−b’)よりも狭く
なるように設計されている。次にこのパターニング基板
上に20周期のIn0.53Ga0.47As/In0.51Al
0.49AsまたはIn0.65Ga0.35As0.760.24/In
Pからなる多重量子井戸構造11を例えば分子線成長
(MBE)法または有機金属気相成長(MOCVD)法
により形成する。多重量子井戸構造11のバンドギャッ
プ波長はマスク幅の狭いの無い導波路の結合部(a−
a’)で1.35μm、分岐部(b−b’)で1.45
μmとなるようにマスク幅を調整してある。更に、多重
量子井戸構造11上部には1.0μm厚のp−InPク
ラッド層1μm14、p−InGaAsキャップ層0.
2μm15を減圧MOCVD法により,順次成長する。
この際、結晶成長はSiO2マスクの間隙部のみに選択
的に起こるため、自動的にマスクパターンと同一の導波
路形状が得られる。図4Bは導波路の結合部(a−
a’)、分岐部(b−b’)の断面形状である。図示の
ように導波路の側壁には(111)B面が自動的に形成
される為、非常に平滑な面が得られる。また、上述のa
−a’、b−b’間ではマスク幅の差異により成長速度
が異なる。この結果、a−a’間の多重量子井戸構造1
1のバンドギャップ波長はb−b’間のそれより短く設
定出来る。このため分岐導波路以外の導波路層の導波損
失を更に低減可能である。
【0015】以上の様にして各半導体層を形成した後、
更に変調器電極16、下部電極17を通常の蒸着法等に
より設ける。更に劈開工程、端面無反射膜の形成工程を
経て、波長1.55μmで動作可能な干渉型光変調器を
得る。本実施例によれば分岐部の過剰損失を0.5dB
以下に低減出来るため、素子の全光挿入損失を3dBま
で低減可能である。また、光の分岐比のバラツキが非常
に少ないため30dB以上の消光比が容易に得られる。
【0016】(実施例3)図5において、(100)n
−InP基板10上に図5Aに示すように1%の圧縮歪
を有するInGaAs/InGaAsP多重量子井戸構
造(バンドギャップ波長1.54μm)21、1%の引
張歪を有するInGaAs/InGaAsP多重量子井
戸構造(バンドギャップ波長1.54μm)22、及び
InGaAsP層(組成波長1.15μm)23からな
る結合導波路構造を公知の方法により形成する。続いて
図5Bに示すようなパターニング形状を有するSiO2
マスク24を公知の方法により形成する。SiO2マス
クには分岐導波路と同じ形状の間隙が設けらたパターニ
ングが転写されている。導波路幅は3μm前後、分岐長
は約200μmである。続いて、減圧MOCVD法によ
りp−InPクラッド層1μm14、p−InGaAs
キャップ層0.2μm15を順次成長する。この際、結
晶成長はSiO2マスクの間隙部のみに選択的に起こる
ため、図5Cに示すように自動的にマスクパターンと同
一の導波路形状が得られる。
【0017】以上の様にして各半導体層を形成した後、
更に平坦化層25、電極16、下部電極17を通常の蒸
着法等により設ける。更に劈開工程、端面無反射膜の形
成工程を経て、波長1.55μmで動作可能なコヒーレ
ント光通信用偏波無依存受信器を得る。本実施例によれ
ば、1%の圧縮歪を有するInGaAs/InGaAs
P多重量子井戸構造21におけるTE偏波光に対する受
信信号と、1%の引張歪を有するInGaAs/InG
aAsP多重量子井戸構造22におけるTM偏波光に対
する受信信号分岐部の和が常に検出されるため信号伝達
光の偏波方向に因らない受信機が作成出来る。また、電
極を分割することにより偏波ダイバーシティー用の受光
素子にも適用可能である。更、分岐部の過剰損失を0.
5dB以下に低減出来るため、素子の受信感度も2〜3
dB程度改善可能である。
【0018】(実施例4)図6は図5と同様な手法で作
製した1.55μmInGaAs/InGaAsP多重
量子井戸構造分布帰還型レーザ26、InGaAs導波
路型PIN光検出器27、InGaAsP入射/出射導
波路28をモノリシック集積した送信/受信素子の一例
である。
【0019】(実施例5)図7は図5と同様な手法で作
製した交差型光スイッチ30と進行波型光増幅器31の
モノリシック集積素子の一例である。
【0020】以上実施例1〜4により選択成長を用いて
分岐導波路を作製することによる素子の挿入損失の低減
効果、分岐比の安定化を干渉型光変調器、光検出器、光
送信/受信素子、光スイッチについてしめしたが、同様
の効果は光分岐導波路を有する全ての半導体光素子に適
用可能であることは言うまでもない。
【0021】(実施例6)図8は、サブマウント32上
に実施例1または実施例2の干渉型光変調器33と光源
となる分布帰還型レーザ34とこれら間の光軸上に球レ
ンズ35を介し先球ファイバ36を固定し、さらに変調
駆動回路37を内蔵した光通信用送信モジュール38で
ある。本モジュールを用いれば高ファイバ光出力、低チ
ャーピングの高速送信光信号を容易に作り出せる。
【0022】(実施例7)図9は、実施例6の送信モジ
ュール38を用いた幹線系光通信システムである。送信
装置39は送信モジュール38とこのモジュール38を
駆動するための駆動系40とを有する。モジュール38
からの光信号がファイバ41を通って受信装置42内の
受光部43で検出される。本実施例に係る光通信システ
ムによれば100km以上の無中継光伝送が容易に実現
できる。これはチャーピングが著しく低減される結果、
ファイバ41の分散による信号劣化がやはり著しく低減
されることに基づく。
【0023】(実施例8)図10は、サブマウント44
上に実施例4の送信/受信素子45の入力/出力導波路
の光軸上に球レンズ35を介し先球ファイバ36を固定
し、さらに変調駆動回路37、復調回路46を内蔵した
光通信用送信/受信モジュール47である。本モジュー
ルを用いれば一素子内で送信/受信動作が可能であるた
め光通信システムが大きく簡素化出来る。これにより高
速送信光信号、偏波無依存の高速受信信号を非常に容易
に且つ廉価で作り出すことが可能となる。。
【0024】(実施例9)図11は、実施例8の送信/
受信素子送信モジュール47を用いた幹線系双方向光通
信システムである。送信/受信装置48は送信/受信モ
ジュール47とこのモジュール47を駆動するための送
信部駆動系49及び受信部駆動系50とを有する。モジ
ュール47の送信部から出射された光信号が光ファイバ
41を通ってもう一方の送信/受信装置48内の受信部
駆動系50で検出される。また、これと全く逆の信号伝
送も同一システムで行うことが出来る。本実施例に係る
光通信システムによれば単一のファイバ単一の光素子を
用いて双方向無中継光伝送が容易に実現できる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る半導体光素子よれば、光素
子内部の光分岐導波路における過剰損失の大幅な低減、
光分岐比の安定化が同時に実現可能となる。これにより
極めて容易に光素子の高出力化、引いては低消費電力化
が図れるだけでなく、動作光のスペクトルの安定化や高
速性の向上を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術を説明するための図である。
【図2】本発明の作用を説明するための図である。
【図3】本発明の実施例を説明するための図である。
【図4】本発明の実施例を説明するための図である。
【図5】本発明の実施例を説明するための図である。
【図6】本発明の実施例を説明するための図である。
【図7】本発明の実施例を説明するための図である。
【図8】本発明の実施例を説明するための図である。
【図9】本発明の実施例を説明するための図である。
【図10】本発明の実施例を説明するための図である。
【図11】本発明の実施例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…半導体基板、2…コア層、3…クラッド層、4…導
波路パターニングマスク、5…分岐部、6…薄いクラッ
ド層、7…絶縁体パターニングマスク、8…リッジ装荷
型光導波路、9…リッジ側壁、10…(100)n−I
nP基板、11…多重量子井戸構造、12…薄いクラッ
ド層、13…SiO2マスク、14…p−InPクラッ
ド層、15…p−InGaAsキャップ層、16…電
極、17…下部電極、20…SiO2マスク、21…圧
縮歪多重量子井戸構造、22…引張圧縮歪多重量子井戸
構造、23…InGaAsP結合導波路、24…SiO
2マスク、25…平坦化層、26…多重量子井戸構造分
布帰還型レーザ、27…導波路型PIN光検出器、28
…入射/出射導波路、29…回折格子、30…交差型光
スイッチ、31…進行波型光増幅器、32…サブマウン
ト、33…干渉型光変調器、34…分布帰還型レーザ、
35…球レンズ、36…先球ファイバ、37…変調駆動
回路、38…光通信用送信モジュール、39…送信装
置、40…駆動系、41…光ファイバ、42…受信装
置、43…受光部、44…サブマウント、45…送信/
受信素子、46…復調回路、47…光通信用送信/受信
モジュール、48…送信/受信装置、49…送信部駆動
系、50…受信部駆動系。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化合物半導体からなる第1の光導波路と、
    化合物半導体からなる第2の光導波路と、これらの光導
    波路から伝搬する導波光を合波するための光合波導波路
    3またはこれらの光導波路に導波光を分波するための光
    分波導波路4もしくはその両者を全て同一基板平面内に
    有する半導体光素子において光導波路が形成される位置
    に光導波路と同じ形状の間隙が設けられたパターニング
    形状を有する絶縁膜マスクを施した半導体基板上への結
    晶成長を用いて作製することを特徴とする半導体光素
    子。
  2. 【請求項2】化合物半導体からなる第1の光導波路と、
    化合物半導体からなる第2の光導波路と、これらの光導
    波路から伝搬する導波光を合波するための光合波導波路
    3またはこれらの光導波路に導波光を分波するための光
    分波導波路4もしくはその両者を全て同一基板平面内に
    有する半導体光素子において、前記第1、第2、第3及
    び第4の光導波路の作製工程に半導体層のエッチング工
    程を含まないことを特徴とする半導体光素子。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の半導体光素子にお
    いて、前記第1、第2、第3及び第4の光導波路の作製
    工程に選択結晶成長を用いることを特徴とする半導体光
    素子。
  4. 【請求項4】有機金属気相成長法により結晶成長を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半
    導体光素子。
  5. 【請求項5】多重量子井戸構造を該結晶成長において形
    成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の半導体光素子。
  6. 【請求項6】請求項5記載の半導体光素子において、光
    接続導波路のバンドギャップエネルギーが動作領域のそ
    れよりも大きいことを特徴とする半導体光素子。
  7. 【請求項7】(100)面方位またはこれから10度以
    下の角度傾斜した面方位を基板面に持つ半導体基板上に
    形成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
    記載の半導体光素子。
  8. 【請求項8】(110)面方位またはこれから10度以
    下の角度傾斜した面方位を基板面に持つ半導体基板上に
    形成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
    記載の半導体光素子。
  9. 【請求項9】(111)面方位またはこれから10度以
    下の角度傾斜した面方位を基板面に持つ半導体基板上に
    形成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
    記載の半導体光素子。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9のいずれかに記載の半導
    体光素子の構造を干渉型光変調器として用いることを特
    徴とする半導体光素子。
  11. 【請求項11】請求項1乃至9のいずれかに記載の半導
    体光素子の構造を交差型マトリクス光スイッチとして用
    いることを特徴とする半導体光素子。
  12. 【請求項12】請求項1乃至9のいずれかに記載の半導
    体光素子の構造をゲートスイッチとして用いることを特
    徴とする半導体光素子。
  13. 【請求項13】請求項1乃至9のいずれかに記載の半導
    体光素子の構造を光分波/合波器として用いることを特
    徴とする半導体光素子。
  14. 【請求項14】光を放出するための化合物半導体からな
    る第1の半導体光素子と放出された光を変調するための
    化合物半導体からなる第2の半導体光素子とこれらの光
    導波素子を光学的に結合するための光結合手段3と、半
    導体光素子2からの出力光を外部に導波するための導波
    手段と、この導波手段に上記半導体光集積素子からの出
    力光を集光するための集光手段と、上記半導体光集積素
    子を駆動するための駆動手段とを有する光通信用モジュ
    ール。
  15. 【請求項15】光を放出するための化合物半導体からな
    る第1の半導体光素子と放出された光を変調するための
    化合物半導体からなる第2の半導体光素子とこれらの光
    導波素子を光学的に結合するための光結合手段3と、半
    導体光素子2からの出力光を外部に導波するための導波
    手段と、この導波手段に上記半導体光集積素子からの出
    力光を集光するための集光手段と、上記半導体光集積素
    子を駆動するための駆動手段とを有する送信手段と、こ
    の送信手段からの出力光を外部に導波するための導波手
    段と、この導波手段からの出力光を受信するための受信
    手段とを有する光通信システム。
JP5167293A 1993-03-12 1993-03-12 半導体光素子 Pending JPH06268316A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07191290A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Nec Corp 半導体マッハツェンダ変調器およびその製造方法
JPH08146365A (ja) * 1994-11-16 1996-06-07 Nec Corp 半導体マッハツェンダー変調装置及びその製造方法
JPH08220496A (ja) * 1995-02-09 1996-08-30 Nec Corp 半導体光変調素子
JPH0921985A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Nec Corp マッハツェンダー変調器及びその製造方法
US5652807A (en) * 1995-08-19 1997-07-29 Nec Corporation Semiconductor optical modulator

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