JPH06267435A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

Info

Publication number
JPH06267435A
JPH06267435A JP5053520A JP5352093A JPH06267435A JP H06267435 A JPH06267435 A JP H06267435A JP 5053520 A JP5053520 A JP 5053520A JP 5352093 A JP5352093 A JP 5352093A JP H06267435 A JPH06267435 A JP H06267435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
display panel
plasma display
base
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5053520A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Awaji
則之 淡路
Kenji Horio
研二 堀尾
Masashi Amatsu
正史 天津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5053520A priority Critical patent/JPH06267435A/ja
Publication of JPH06267435A publication Critical patent/JPH06267435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1基板と第2基板とを封止材で封止してな
るプラズマディスプレイパネルに関し、特に封止の際に
第1基板と第2基板との間に横ずれが発生しないプラズ
マディスプレイパネルの提供を目的とする。 【構成】 第1基板10、第2基板20及び封止材13とで形
成されるガス封入空間に放電ガスを充填してなるプラズ
マディスプレイパネルにおいて、ガス封入空間内の放電
領域となる表示領域S外の基板対向面に、基板位置合わ
せ用の対をなす凹状構造体23と凸状構造体14とを設けて
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1基板と第2基板と
を封止材で封止してなるプラズマディスプレイパネル、
特に封止の際に第1基板と第2基板との間に横ずれが発
生しないプラズマディスプレイパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】次に、従来のプラズマディスプレイパネ
ルについて図2を参照しながら説明する。図2は、従来
のプラズマディスプレイパネルの説明図であって、図2
(a) は封止方法を示す模式的側断面図、図2(b) は基板
間に横ずれのないプラズマディスプレイパネルの模式的
側断面図、図2(c) は基板間に横ずれのあるプラズマデ
ィスプレイパネルの模式的側断面図である。
【0003】図2(a),(b) で示すように従来のプラズマ
ディスプレイパネルは、微小間隙を介してそれぞれの内
面を対向した第1基板10' と第2基板20' とを封止材13
により封止し、第1基板10' 、第2基板20' 及び封止材
13とで形成されるガス封入空間S’に放電ガスGを充填
している。
【0004】ところで、第1基板10' と第2基板20' の
封止は、それぞれの内面が対向するようにして第2基板
20' に第1基板10' を重畳し (図2(a) 参照) 、次い
で、互いに密接状態にある第1基板10' と第2基板20'
の周辺部に、適度の締付力を有するバネクリップAを挟
着し (図2(a) 参照) 、そして、このバネクリップAと
ともに第1基板10' と第2基板20' とを400度C前後
の温度に加熱し、第1基板10' の内面の周辺部に周回状
に被着したガラスペースト13を一時的に溶融 (軟化) さ
せると、その先端部が第2基板20' に融着して第1基板
10' と第2基板20' の封止が完了する (図2(b) 参照)
【0005】この後、第1基板10' 、第2基板20' 及び
封止材13とで形成されるガス封入空間S’に、たとえば
ネオンガスとキセノンガスとの混合ガスよりなる放電ガ
スGを充填するとプラズマディスプレイパネルが完成す
る (図2(b) 参照) 。
【0006】なお、図2において、11及び21は第1及び
第2基板10',20' の主材であるガラス基板である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1基板1
0' と第2基板20' とを封止する際に前述したようにガ
ラスペースト13を溶融 (軟化) した時に、第1基板10'
と第2基板20' とは溶融して軟化状態にあるガラスペー
スト13を介して対向しているために横ずれ (第1基板1
0' 及び第2基板20' の面方向のずれ) を起こし易い状
態となる。
【0008】したがって、第1基板10' と第2基板20'
とを挟着しているバネクリップAの締付力に横方向 (紙
面左右方向) の分力があると、ガラスペースト13が溶融
時に第1基板10' と第2基板20' との間に横ずれBが発
生することとなる (図2(c)参照) 。
【0009】特に、第1基板10' の内面に複数の第1隔
壁12が、また第2基板20' の内面にも複数の第2隔壁22
がそれぞれ形成されている場合には、上述の横ずれBが
発生すると第1隔壁12と第2隔壁22との間にも同量の横
ずれ (図2(c) 参照) が発生し、プラズマディスプレイ
パネルを不良にしたり或いは電気的な動作特性を大きく
変動させる要因となる。
【0010】なお、正常に封止が行なわれた場合には、
第1隔壁12と第2隔壁22との間には横ずれが発生しない
ことはもちろんである (図2(b) 参照) 。本発明は、上
述のような問題を解消するためになされたものであっ
て、その目的は封止の際に第1基板と第2基板との間に
横ずれが発生しないプラズマディスプレイパネルを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1で示すように前記の
目的は、所定の放電間隙を介してそれぞれの内面を対向
した第1基板10と第2基板20の周辺部を一時的に溶融さ
せた封止材13により封止し、第1基板10、第2基板20及
び封止材13とで形成されるガス封入空間に放電ガスを充
填してなるプラズマディスプレイパネルにおいて、ガス
封入空間内の放電領域となる表示領域S外の基板対向面
に、基板位置合わせ用の対をなす凹状構造体23と凸状構
造体14とを設けたことを特徴とするプラズマディスプレ
イパネルにより達成される。
【0012】
【作用】本発明のプラズマディスプレイパネルにおいて
は、第1基板10と第2基板20とを微小間隙を介して対向
した際に、凸状構造体14が凹状構造体23に嵌入する。
【0013】したがって、封止作業の際に封止材13を溶
融して軟化した時においても、第1基板10と第2基板20
は横ずれすることはない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例のプラズマディスプ
レイパネルについて図1を参照しながら説明する。図1
は、本発明の一実施例のプラズマディスプレイパネルの
説明図であって、図1(a) は第1及び第2基板の模式的
側断面図、図1(b) は封止方法を示す模式的側断面図、
図1(c) はプラズマディスプレイパネルの模式的側断面
図である。
【0015】なお、本明細書においては、同一部品、同
一材料等に対しては全図をとおして同じ符号を付与して
ある。図1(a),(b) で示す如く本発明の一実施例のプラ
ズマディスプレイパネルは、微小間隙を介してそれぞれ
の内面を対向した第1基板10と第2基板20とをガラスペ
ースト13を一時的に溶融 (軟化) して封止し、第1基板
10、第2基板20及びガラスペースト13とで形成されるガ
ス封入空間S’に放電ガスGを充填して構成したもので
あって、その構造は図2を参照して説明した従来のプラ
ズマディスプレイパネルの構造と略同じである。
【0016】ところで、本発明の一実施例のプラズマデ
ィスプレイパネルの第1基板10はその内面の放電空間S
外に対応する領域に凸状構造体14を、第2基板20もその
内面の放電空間S外に対応する領域に凹状構造体23をそ
れぞれ有し、第1基板10と第2基板20とを微小間隙を介
して対向した際に、凸状構造体14が凹状構造体23に嵌挿
して第1基板10と第2基板20との横方向の動きを拘束す
るようにしている。
【0017】したがって、図2を参照して説明した従来
のプラズマディスプレイパネルの第1基板10' と第2基
板20' との間に発生した横ずれBは、本発明の一実施例
のプラズマディスプレイパネルの第1基板10と第2基板
20との間には発生することはない。
【0018】次に、このような凸状構造体14を形成した
第1基板10及び凹状構造体23を形成した第2基板20につ
いて図1を参照しながら詳しく説明する。この第1基板
10は、従来の第1基板10' ( 図2参照) の内面の放電空
間S外に対応する領域に、セラミック微粉末を主成分と
する絶縁ペーストを重ね印刷し、断面形状が略凸状をし
て高さが第1隔壁12の高さより高い凸状構造体14を形成
してなるものである (図1(a) 参照) 。
【0019】また第2基板20は、従来の第2基板20'(図
2参照) の内面の放電空間S外に対応する領域に、上述
の絶縁ペーストを重ね印刷し、断面形状が略凹状をして
高さが第2隔壁22の高さより高い凹状構造体23を形成し
てなるものである (図1(a)参照) 。
【0020】このように形成した第1基板10 (の内面)
と第2基板20 (の内面) とを微小間隙を介して対向する
と、凸状構造体14の先端側が凹状構造体23の凹陥部23a
に嵌挿し、第1基板10と第2基板20との横方向の動きを
確実に拘束することとなる (図1(b) 参照) 。
【0021】したがって、このように密接状態にある第
1基板10と第2基板20の周辺部にバネクリップAを挟着
した後に、このバネクリップAとともに第1基板10と第
2基板20とを400℃前後に加熱してガラスペースト13
を溶融 (軟化) しても、凸状構造体14と凹状構造体23と
により横方向の動きを拘束された第1基板10と第2基板
20との間に横ずれB(図2参照)が発生することがな
い。
【0022】斯くして第1隔壁12と第2隔壁22間にも横
ずれB(図2参照)が発生することがないから、本発明
の一実施例のプラズマディスプレイパネルは第1隔壁12
と第2隔壁22間の横ずれBにより不良となったり、また
電気的な動作特性を大きく変動することはない。
【0023】なお、凸状構造体14と凹状構造体23の形状
は、第1基板10と第2基板20とを微小間隙を介して対向
した際に、凸状構造体14が凹状構造体23に嵌挿して第1
基板10と第2基板20との相互間の横方向の動きを拘束す
れば良いから様々 (たとえば凸状構造体14を円錐状、こ
れに対応する凹状構造体23としては擂鉢状等) 考えられ
ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1基板
と第2基板との間に横ずれが発生しないプラズマディス
プレイパネルの提供を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の一実施例のプラズマディスプレイ
パネルの説明図
【図2】は、従来のプラズマディスプレイパネルの説明
【符号の説明】
10,10'は、第1基板 11は、ガラス基板 12は、第1隔壁 13は、ガラスペースト (封止材) 14は、凸状構造体 20,20'は、第2基板 21は、ガラス基板 22は、第2隔壁 23は、凹状構造体 23a は、凹陥部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の放電間隙を介してそれぞれの内面
    を対向した第1基板(10)と第2基板(20)の周辺部を一時
    的に溶融させた封止材(13)により封止し、第1基板(1
    0)、第2基板(20)及び封止材(13)とで形成されるガス封
    入空間に放電ガスを充填してなるプラズマディスプレイ
    パネルにおいて、 前記ガス封入空間内の放電領域となる表示領域(S)外
    の基板対向面に、基板位置合わせ用の対をなす凹状構造
    体(23)と凸状構造体(14)とを設けたことを特徴とするプ
    ラズマディスプレイパネル。
JP5053520A 1993-03-15 1993-03-15 プラズマディスプレイパネル Pending JPH06267435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5053520A JPH06267435A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 プラズマディスプレイパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5053520A JPH06267435A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 プラズマディスプレイパネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06267435A true JPH06267435A (ja) 1994-09-22

Family

ID=12945103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5053520A Pending JPH06267435A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 プラズマディスプレイパネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06267435A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980017583A (ko) * 1996-08-31 1998-06-05 엄길용 평판표시소자의 봉합구조
WO2002061792A1 (fr) * 2001-01-29 2002-08-08 Technology Trade And Transfer Corporation Dispositif d'affichage a decharge plat
KR100416089B1 (ko) * 1999-12-10 2004-01-31 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
JP2006309218A (ja) * 2005-04-29 2006-11-09 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイモジュール
US7259516B2 (en) * 2004-03-30 2007-08-21 Au Optronics Corp. Alignment structure for plasma display panel
CN100341096C (zh) * 2003-12-19 2007-10-03 三星Sdi株式会社 具有对准标记的等离子体显示板及形成标记的方法和设备
WO2013021578A1 (ja) * 2011-08-05 2013-02-14 シャープ株式会社 表示パネル

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980017583A (ko) * 1996-08-31 1998-06-05 엄길용 평판표시소자의 봉합구조
KR100416089B1 (ko) * 1999-12-10 2004-01-31 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
WO2002061792A1 (fr) * 2001-01-29 2002-08-08 Technology Trade And Transfer Corporation Dispositif d'affichage a decharge plat
CN100341096C (zh) * 2003-12-19 2007-10-03 三星Sdi株式会社 具有对准标记的等离子体显示板及形成标记的方法和设备
US7259516B2 (en) * 2004-03-30 2007-08-21 Au Optronics Corp. Alignment structure for plasma display panel
JP2006309218A (ja) * 2005-04-29 2006-11-09 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイモジュール
US7551451B2 (en) 2005-04-29 2009-06-23 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display module
WO2013021578A1 (ja) * 2011-08-05 2013-02-14 シャープ株式会社 表示パネル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6103324A (en) Methods of construction of evacuated glazing
JP4792184B2 (ja) ガラスパネル
JPH06267435A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2004506325A (ja) 構造群、特にウェーハ構造群
US3171771A (en) Glass to metal seal
KR0160522B1 (ko) 벽체코너 또는 벽체단부용 유리블럭
JPS61256656A (ja) 半導体装置
CN1179310C (zh) 等离子体显示器及其制作方法
JPH0818380A (ja) 圧電振動子容器およびその製造方法
JP2001312971A (ja) フラットパネルディスプレイ用基板及びフラットパネルディスプレイの製造方法
JP4042456B2 (ja) タブレット一体型ガラス管
JP2768326B2 (ja) 液晶表示パネル及びその製造方法
JPH03272544A (ja) 表示装置の製造方法
JPH07106890A (ja) 発振子の製造方法
JPH0644699B2 (ja) 圧電振動子用容器
JPH02216732A (ja) 発光素子の製造方法
JPH03254041A (ja) 表示装置の製造方法
KR970006928Y1 (ko) 플라즈마 표시패널의 배기관 접합구조
JP2005026411A (ja) 封止ガラス層の形成方法およびパッケージベース並びに圧電デバイス
JPS6020445A (ja) ランプ
JP2824833B2 (ja) 平面型ディスプレー及びその製造方法
JPH04301879A (ja) 表示パネルの製造方法
JPS59148263A (ja) ランプ
JPH0766309A (ja) 電子部品用気密封止部材
JP3570239B2 (ja) ガス放電パネル

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030722