JPH06267233A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH06267233A JPH06267233A JP5593593A JP5593593A JPH06267233A JP H06267233 A JPH06267233 A JP H06267233A JP 5593593 A JP5593593 A JP 5593593A JP 5593593 A JP5593593 A JP 5593593A JP H06267233 A JPH06267233 A JP H06267233A
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- tape
- dcc
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 DCCテープカセットのDCC/ACC識別
穴、DCC誤消去防止穴、テープ長識別穴(3つ)を検
出する検出スイッチと、ACCテープカセットの誤消去
防止穴、クロムテープ識別穴を検出する検出スイッチを
検出するための回路を簡略化することを目的とする。 【構成】 クロムテープ識別穴検出スイッチ28とDC
C記誤消去防止穴検出スイッチ30とを直列に接続する
ことで、検出端子を従来の6本から5本へ減少させるこ
とができる。
穴、DCC誤消去防止穴、テープ長識別穴(3つ)を検
出する検出スイッチと、ACCテープカセットの誤消去
防止穴、クロムテープ識別穴を検出する検出スイッチを
検出するための回路を簡略化することを目的とする。 【構成】 クロムテープ識別穴検出スイッチ28とDC
C記誤消去防止穴検出スイッチ30とを直列に接続する
ことで、検出端子を従来の6本から5本へ減少させるこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号録音テープのテー
プ長手方向に伸びる複数本のトラックの内、1本の補助
トラックには各種サブコードを録音し、他の複数本のオ
ーディオトラックにはオーディオ信号を録音するマルチ
チャンネルヘッドを備えた所謂DCC(デジタル・コン
パクト・カセット)システムに関するものである。
プ長手方向に伸びる複数本のトラックの内、1本の補助
トラックには各種サブコードを録音し、他の複数本のオ
ーディオトラックにはオーディオ信号を録音するマルチ
チャンネルヘッドを備えた所謂DCC(デジタル・コン
パクト・カセット)システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】DCCシステムは、例えば「日経エレク
トロニクス」1991年9月2日号の第134頁〜14
1頁にも記載されているように、従来のテープレコーダ
におけるアナログコンパクトカセットテープ(以下、A
CCテープカセット)と略同一サイズのデジタルコンパ
クトカセットテープ(以下、DCCテープカセット)に
対して、オーディ信号をデジタル方式で録音するもので
あり、デジタル化されたオーディオ信号は、PASCと
呼ばれる高能率符号化処理によってデータ圧縮され、磁
気テープの8チャンネルのオーディオトラックに録音さ
れる。また、DCCシステムにおいては、時間情報や曲
番情報等の信号が、磁気テープの1チャンネルの補助ト
ラックに録音される。さらにDCCシステムは、従来の
ACCテープカセットとの互換性を有しており、従来の
ACCテープカセット及びDCCテープカセットの両方
を再生することが可能である。
トロニクス」1991年9月2日号の第134頁〜14
1頁にも記載されているように、従来のテープレコーダ
におけるアナログコンパクトカセットテープ(以下、A
CCテープカセット)と略同一サイズのデジタルコンパ
クトカセットテープ(以下、DCCテープカセット)に
対して、オーディ信号をデジタル方式で録音するもので
あり、デジタル化されたオーディオ信号は、PASCと
呼ばれる高能率符号化処理によってデータ圧縮され、磁
気テープの8チャンネルのオーディオトラックに録音さ
れる。また、DCCシステムにおいては、時間情報や曲
番情報等の信号が、磁気テープの1チャンネルの補助ト
ラックに録音される。さらにDCCシステムは、従来の
ACCテープカセットとの互換性を有しており、従来の
ACCテープカセット及びDCCテープカセットの両方
を再生することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のDCCシステム
においては、DCCテープカセットへの記録/再生及び
ACCテープカセットの再生を行うために、DCCテー
プカセットの裏面に設けられたDCC誤消去防止穴、D
CC/ACC識別穴、テープ長識別穴(3個)の検出ス
イッチとACCテープカセットの上面に設けられたクロ
ムテープ識別穴の検出スイッチの合計6ケの検出スイッ
チの導通または非導通を判別することにより、各々の穴
より得られた情報に依存したモードで動作を行なわなけ
ればならない。
においては、DCCテープカセットへの記録/再生及び
ACCテープカセットの再生を行うために、DCCテー
プカセットの裏面に設けられたDCC誤消去防止穴、D
CC/ACC識別穴、テープ長識別穴(3個)の検出ス
イッチとACCテープカセットの上面に設けられたクロ
ムテープ識別穴の検出スイッチの合計6ケの検出スイッ
チの導通または非導通を判別することにより、各々の穴
より得られた情報に依存したモードで動作を行なわなけ
ればならない。
【0004】先ず、図5はDCCテープカセットの上面
及び裏面における外観を表わしている。該図5におい
て、41はDCCテープカセット本体、42はDCC/
ACC識別穴、43はDCC誤消去防止穴であり、前記
DCC/ACC識別穴42及びDCC誤消去防止穴43
に基づき、次表の如く識別が成される。
及び裏面における外観を表わしている。該図5におい
て、41はDCCテープカセット本体、42はDCC/
ACC識別穴、43はDCC誤消去防止穴であり、前記
DCC/ACC識別穴42及びDCC誤消去防止穴43
に基づき、次表の如く識別が成される。
【0005】
【表1】
【0006】また、44乃至46はテープ長(分)識別
穴であり、該3つのテープ長識別識別穴に基づき、次表
の如くテープ長の識別が成される。
穴であり、該3つのテープ長識別識別穴に基づき、次表
の如くテープ長の識別が成される。
【0007】
【表2】
【0008】一方、図6はACCテープカセットの上面
及び裏面における外観を表わしている。該図6におい
て、49はACCテープカセット本体、47,47は誤
消去防止穴、48,48はクロムテープ識別穴であり、
前記誤消去防止47及びクロムテープ識別穴48に基づ
いて次表の如く識別が成される。
及び裏面における外観を表わしている。該図6におい
て、49はACCテープカセット本体、47,47は誤
消去防止穴、48,48はクロムテープ識別穴であり、
前記誤消去防止47及びクロムテープ識別穴48に基づ
いて次表の如く識別が成される。
【0009】
【表3】
【0010】尚、DCCシステムでは、ACCカセット
への記録動作は不要のため、誤消去防止穴47の検出は
不要である。
への記録動作は不要のため、誤消去防止穴47の検出は
不要である。
【0011】前記各穴の開または閉の検出は機械式の検
出スイッチ(図示せず)を用いて行い、検出スイッチの
両端の導通または非導通により、導通していれば穴は”
閉”、非導通ならば”開”を検出する。
出スイッチ(図示せず)を用いて行い、検出スイッチの
両端の導通または非導通により、導通していれば穴は”
閉”、非導通ならば”開”を検出する。
【0012】図4は従来における検出スイッチ回路を示
した図であり、同図において28は前記クロムテープ識
別穴48に対するクロムテープ識別穴検出スイッチ、2
9は前記DCC/ACC識別穴42に対するDCC/A
CC識別穴検出スイッチ、30は前記DCC誤消去防止
穴43に対するDCC誤消去防止穴検出スイッチ、31
乃至33は前記テープ長識別穴44乃至46に対するテ
ープ長識別穴検出スイッチである。
した図であり、同図において28は前記クロムテープ識
別穴48に対するクロムテープ識別穴検出スイッチ、2
9は前記DCC/ACC識別穴42に対するDCC/A
CC識別穴検出スイッチ、30は前記DCC誤消去防止
穴43に対するDCC誤消去防止穴検出スイッチ、31
乃至33は前記テープ長識別穴44乃至46に対するテ
ープ長識別穴検出スイッチである。
【0013】従来は、各検出スイッチの両端の導通また
は非導通によって該検出スイッチの開または閉を識別す
るため、各検出スイッチの片側をすべて接続して共通端
子34とすると共に各検出スイッチの他方側より検出端
子35乃至40を引き出し、これをマイコン等で構成さ
れるDCC制御回路に導くように構成していた。このた
め、前記共通端子34に加えて6本の検出端子を必要と
していた。
は非導通によって該検出スイッチの開または閉を識別す
るため、各検出スイッチの片側をすべて接続して共通端
子34とすると共に各検出スイッチの他方側より検出端
子35乃至40を引き出し、これをマイコン等で構成さ
れるDCC制御回路に導くように構成していた。このた
め、前記共通端子34に加えて6本の検出端子を必要と
していた。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、DCC(デジタル・コンパクト・カセッ
ト)のテープカセットの裏面に設けられたDCC誤消去
防止穴と、DCC/ACC(アナログ・コンパクト・カ
セット)識別穴と、3つのテープ長識別穴の夫々を検出
するための5つの検出スイッチと、さらに少なくともA
CCのテープカセットに設けられたクロムテープ識別穴
を検出するための1つの検出スイッチとを備えた磁気記
録再生装置において、前記クロムテープ識別穴の検出ス
イッチと前記DCC誤消去防止穴の検出スイッチとを直
列に接続したことを特徴とする磁気記録再生装置を提供
せんとするものである。
に本発明では、DCC(デジタル・コンパクト・カセッ
ト)のテープカセットの裏面に設けられたDCC誤消去
防止穴と、DCC/ACC(アナログ・コンパクト・カ
セット)識別穴と、3つのテープ長識別穴の夫々を検出
するための5つの検出スイッチと、さらに少なくともA
CCのテープカセットに設けられたクロムテープ識別穴
を検出するための1つの検出スイッチとを備えた磁気記
録再生装置において、前記クロムテープ識別穴の検出ス
イッチと前記DCC誤消去防止穴の検出スイッチとを直
列に接続したことを特徴とする磁気記録再生装置を提供
せんとするものである。
【0015】また、本発明では、DCC(デジタル・コ
ンパクト・カセット)のテープカセットの裏面に設けら
れたDCC誤消去防止穴と、DCC/ACC(アナログ
・コンパクト・カセット)識別穴と、3つのテープ長識
別穴の夫々を検出するための5つの検出スイッチと、さ
らに少なくともACCのテープカセットに設けられたク
ロムテープ識別穴を検出するための1つの検出スイッチ
とを備えた磁気記録再生装置において、前記クロムテー
プ識別穴の検出スイッチと前記3つのテープ長識別穴の
検出スイッチの内の任意の1つの検出スイッチとを直列
に接続したことを特徴とする磁気記録再生装置を提供せ
んとするものである。
ンパクト・カセット)のテープカセットの裏面に設けら
れたDCC誤消去防止穴と、DCC/ACC(アナログ
・コンパクト・カセット)識別穴と、3つのテープ長識
別穴の夫々を検出するための5つの検出スイッチと、さ
らに少なくともACCのテープカセットに設けられたク
ロムテープ識別穴を検出するための1つの検出スイッチ
とを備えた磁気記録再生装置において、前記クロムテー
プ識別穴の検出スイッチと前記3つのテープ長識別穴の
検出スイッチの内の任意の1つの検出スイッチとを直列
に接続したことを特徴とする磁気記録再生装置を提供せ
んとするものである。
【0016】
【作用】上記の如く構成したので、図2に示す本発明の
検出スイッチ回路において、 1)DCCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチ28が”閉”とな
るため、DCC誤消去防止穴検出スイッチ30の”開”
または”閉”によって記録可か記録不可かを検出するこ
とができる。
検出スイッチ回路において、 1)DCCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチ28が”閉”とな
るため、DCC誤消去防止穴検出スイッチ30の”開”
または”閉”によって記録可か記録不可かを検出するこ
とができる。
【0017】一方、 2)ACCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”閉”となってA
CCテープカセットが装着されていることを検出し、D
CC誤消去防止穴検出スイッチ30が”閉”となるた
め、クロムテープ識別穴検出スイッチ28の”開”また
は”閉”によってによってクロムテープか否かを検出す
ることができる。
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”閉”となってA
CCテープカセットが装着されていることを検出し、D
CC誤消去防止穴検出スイッチ30が”閉”となるた
め、クロムテープ識別穴検出スイッチ28の”開”また
は”閉”によってによってクロムテープか否かを検出す
ることができる。
【0018】さらに図3に示す本発明の検出スイッチ回
路において、 1)DCCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチが”閉”となるた
め、テープ長識別穴検出スイッチ44の”開”または”
閉”によって記録可か記録不可かを検出することができ
る。
路において、 1)DCCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチが”閉”となるた
め、テープ長識別穴検出スイッチ44の”開”または”
閉”によって記録可か記録不可かを検出することができ
る。
【0019】一方、 2)ACCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”閉”となってA
CCテープカセットが装着されていることを検出し、テ
ープ長識別穴検出スイッチ44が”閉”となるため、ク
ロムテープ識別穴検出スイッチ28の”開”または”
閉”によってクロムテープか否かを検出することができ
る。
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”閉”となってA
CCテープカセットが装着されていることを検出し、テ
ープ長識別穴検出スイッチ44が”閉”となるため、ク
ロムテープ識別穴検出スイッチ28の”開”または”
閉”によってクロムテープか否かを検出することができ
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき説明する。
【0021】先ず、図1は本発明が適用されるDCCシ
ステムの構成を示すブロック図である。同図において、
1は音声信号等の情報信号が入力される入力端子、2は
この情報信号をデジタル信号に変換するA/D変換回
路、3は前記A/D変換回路2によって変換されたデジ
タル信号を圧縮し高能率符号化したデジタル信号に変換
するPASC処理回路、4は前記PASC処理回路3が
出力するデジタル信号をインタリーブし、誤り訂正符号
を付し、さらにサブコード信号を付加したデジタル信号
に変換するデジタル信号処理回路、5は記録アンプであ
り、前記デジタル信号処理回路4が出力するデジタル信
号を9チャンネルの記録用薄膜マルチヘッド6により磁
気テープ22に記録するための信号に変換している。
ステムの構成を示すブロック図である。同図において、
1は音声信号等の情報信号が入力される入力端子、2は
この情報信号をデジタル信号に変換するA/D変換回
路、3は前記A/D変換回路2によって変換されたデジ
タル信号を圧縮し高能率符号化したデジタル信号に変換
するPASC処理回路、4は前記PASC処理回路3が
出力するデジタル信号をインタリーブし、誤り訂正符号
を付し、さらにサブコード信号を付加したデジタル信号
に変換するデジタル信号処理回路、5は記録アンプであ
り、前記デジタル信号処理回路4が出力するデジタル信
号を9チャンネルの記録用薄膜マルチヘッド6により磁
気テープ22に記録するための信号に変換している。
【0022】また8は9チャンネルの再生用薄膜マルチ
ヘッド7より読みだした微少信号を増幅する再生アン
プ、9は前記再生アンプ8からの信号を波形等化し、デ
ータ抜き出し用PLLクロックを生成するイコライザー
回路、10は前記イコライザー回路9の出力信号に誤り
訂正等の処理を行うデジタル信号処理回路、11は前記
デジタル信号処理回路10で処理された信号を伸長し、
元のデジタル信号に戻すPASC処理回路、12は前記
PASC処理回路11が出力するデジタル信号をアナロ
グ信号に変換するD/A変換回路、13は復調されたア
ナログ信号の出力端子である。
ヘッド7より読みだした微少信号を増幅する再生アン
プ、9は前記再生アンプ8からの信号を波形等化し、デ
ータ抜き出し用PLLクロックを生成するイコライザー
回路、10は前記イコライザー回路9の出力信号に誤り
訂正等の処理を行うデジタル信号処理回路、11は前記
デジタル信号処理回路10で処理された信号を伸長し、
元のデジタル信号に戻すPASC処理回路、12は前記
PASC処理回路11が出力するデジタル信号をアナロ
グ信号に変換するD/A変換回路、13は復調されたア
ナログ信号の出力端子である。
【0023】そして14はサプライ側リール軸、17は
テイクアップ側リール軸、15はサプライ側キャプスタ
ン軸、16はテイクアップ側キャプスタン軸であり、モ
ーター18及び機構部26によって駆動される。前記モ
ーター18は、デジタル信号処理回路10より出力され
たモーター速度制御信号23によりサーボ回路24及び
電子ガバナ回路25を介して速度制御される。
テイクアップ側リール軸、15はサプライ側キャプスタ
ン軸、16はテイクアップ側キャプスタン軸であり、モ
ーター18及び機構部26によって駆動される。前記モ
ーター18は、デジタル信号処理回路10より出力され
たモーター速度制御信号23によりサーボ回路24及び
電子ガバナ回路25を介して速度制御される。
【0024】さらに19は装置全体を制御する制御回路
で、メカスイッチ入力端子21等からの情報によって前
記モーター18のON/OFFの制御を行うことによ
り、メカニズムの記録/再生/早送り/巻き戻し等の各
モードへの移行と、キー入力端子20やサブコードデー
タの処理を行い、前記デジタル信号処理回路4,記録ア
ンプ5,再生アンプ8,イコライザー回路9,デジタル
信号処理回路10を制御する。
で、メカスイッチ入力端子21等からの情報によって前
記モーター18のON/OFFの制御を行うことによ
り、メカニズムの記録/再生/早送り/巻き戻し等の各
モードへの移行と、キー入力端子20やサブコードデー
タの処理を行い、前記デジタル信号処理回路4,記録ア
ンプ5,再生アンプ8,イコライザー回路9,デジタル
信号処理回路10を制御する。
【0025】尚、前記制御回路19はマイクロコンピュ
ータ等を用いて構成してもよい。また、27は検出スイ
ッチ回路を示している。
ータ等を用いて構成してもよい。また、27は検出スイ
ッチ回路を示している。
【0026】続いて図2に本発明による検出スイッチ回
路を示すが、前述の図4に示した従来の検出スイッチ回
路と同一の部分には同一の符号を付し、その詳細な説明
は割愛する。
路を示すが、前述の図4に示した従来の検出スイッチ回
路と同一の部分には同一の符号を付し、その詳細な説明
は割愛する。
【0027】同図に示すように、この検出スイッチ回路
では、クロムテープ識別穴検出スイッチ28とDCC誤
消去防止穴検出スイッチ30とを直列に接続し、この共
通端子34と検出端子40との導通または非導通を用い
るように構成している。
では、クロムテープ識別穴検出スイッチ28とDCC誤
消去防止穴検出スイッチ30とを直列に接続し、この共
通端子34と検出端子40との導通または非導通を用い
るように構成している。
【0028】前記図5及び図6に示した如く、DCCテ
ープカセット本体41とACCテープカセット本体49
とはその外形が異なるため、DCCテープカセットの装
着時には、クロムテープ識別穴検出スイッチ28は常
時”閉”、ACCテープカセットの装着時には、DCC
誤消去防止穴検出スイッチ30及びテープ長識別穴検出
スイッチ31〜33は常時”閉”となる。
ープカセット本体41とACCテープカセット本体49
とはその外形が異なるため、DCCテープカセットの装
着時には、クロムテープ識別穴検出スイッチ28は常
時”閉”、ACCテープカセットの装着時には、DCC
誤消去防止穴検出スイッチ30及びテープ長識別穴検出
スイッチ31〜33は常時”閉”となる。
【0029】従って、 1)DCCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチ28が”閉”とな
るため、DCC誤消去防止穴検出スイッチ30の”開”
または”閉”によって記録可か記録不可かを検出するこ
とができる。
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチ28が”閉”とな
るため、DCC誤消去防止穴検出スイッチ30の”開”
または”閉”によって記録可か記録不可かを検出するこ
とができる。
【0030】一方、 2)ACCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”閉”となってA
CCテープカセットが装着されていることを検出し、D
CC誤消去防止穴検出スイッチ30が”閉”となるた
め、クロムテープ識別穴検出スイッチ28の”開”また
は”閉”によってクロムテープか否かを検出することが
できる。
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”閉”となってA
CCテープカセットが装着されていることを検出し、D
CC誤消去防止穴検出スイッチ30が”閉”となるた
め、クロムテープ識別穴検出スイッチ28の”開”また
は”閉”によってクロムテープか否かを検出することが
できる。
【0031】この実施例では、前記検出スイッチの内、
クロムテープ識別穴検出スイッチ28とDCC誤消去防
止穴検出スイッチ30とを直列に接続しているため、検
出スイッチ28〜33の”開”または”閉”を検出する
には、検出スイッチ28〜29及び検出スイッチ31〜
33の片側をすべて接続して共通端子34とし、検出ス
イッチ29〜33のもう一方の片側より検出端子39〜
40及び検出端子35〜37の5本を引き出せばよい。
クロムテープ識別穴検出スイッチ28とDCC誤消去防
止穴検出スイッチ30とを直列に接続しているため、検
出スイッチ28〜33の”開”または”閉”を検出する
には、検出スイッチ28〜29及び検出スイッチ31〜
33の片側をすべて接続して共通端子34とし、検出ス
イッチ29〜33のもう一方の片側より検出端子39〜
40及び検出端子35〜37の5本を引き出せばよい。
【0032】図3では、クロムテープ識別穴検出スイッ
チ28とDCC誤消去防止穴検出スイッチ30とを直列
に接続しているが、図4に示すように、クロムテープ識
別穴検出スイッチ28とテープ長識別穴検出スイッチ3
1〜33の内の任意の1つを直列に接続しても同様の効
果が得られる。
チ28とDCC誤消去防止穴検出スイッチ30とを直列
に接続しているが、図4に示すように、クロムテープ識
別穴検出スイッチ28とテープ長識別穴検出スイッチ3
1〜33の内の任意の1つを直列に接続しても同様の効
果が得られる。
【0033】即ち、 1)DCCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチが”閉”となるた
め、テープ長識別穴検出スイッチ31の”開”または”
閉”によって記録可か記録不可かを検出することができ
る。
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチが”閉”となるた
め、テープ長識別穴検出スイッチ31の”開”または”
閉”によって記録可か記録不可かを検出することができ
る。
【0034】一方、 2)ACCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”閉”となってA
CCテープカセットが装着されていることを検出し、テ
ープ長識別穴検出スイッチ31が”閉”となるため、ク
ロムテープ識別穴検出スイッチ28の”開”または”
閉”によってクロムテープか否かを検出することができ
る。
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”閉”となってA
CCテープカセットが装着されていることを検出し、テ
ープ長識別穴検出スイッチ31が”閉”となるため、ク
ロムテープ識別穴検出スイッチ28の”開”または”
閉”によってクロムテープか否かを検出することができ
る。
【0035】DCCテープカセットに設けられた穴であ
るDCC誤消去防止穴、DCC/ACC識別穴、テープ
長識別穴(3個)の検出スイッチと、ACCテープカセ
ットに設けられた穴であるクロムテープ識別穴の検出ス
イッチの合計6ケの検出スイッチを備えたメカニズムを
もつDCCシステムにおいて、クロムテープ識別穴の検
出スイッチと誤消去防止穴の検出スイッチ、またはクロ
ムテープ識別穴の検出スイッチと3つのテープ長識別穴
の任意の1つの検出スイッチとを直列に接続することに
より、従来は検出スイッチの検出端子が共通端子に加え
て6本必要としていたが、本発明を用いることにより検
出スイッチの検出端子が共通端子に加えて5本で構成可
能となる。
るDCC誤消去防止穴、DCC/ACC識別穴、テープ
長識別穴(3個)の検出スイッチと、ACCテープカセ
ットに設けられた穴であるクロムテープ識別穴の検出ス
イッチの合計6ケの検出スイッチを備えたメカニズムを
もつDCCシステムにおいて、クロムテープ識別穴の検
出スイッチと誤消去防止穴の検出スイッチ、またはクロ
ムテープ識別穴の検出スイッチと3つのテープ長識別穴
の任意の1つの検出スイッチとを直列に接続することに
より、従来は検出スイッチの検出端子が共通端子に加え
て6本必要としていたが、本発明を用いることにより検
出スイッチの検出端子が共通端子に加えて5本で構成可
能となる。
【0036】
【発明の効果】以上、詳述した如く本発明に依れば、D
CC(デジタル・コンパクト・カセット)のテープカセ
ットの裏面に設けられたDCC誤消去防止穴と、DCC
/ACC(アナログ・コンパクト・カセット)識別穴
と、3つのテープ長識別穴の夫々を検出するための5つ
の検出スイッチと、さらに少なくともACCのテープカ
セットに設けられたクロムテープ識別穴を検出するため
の1つの検出スイッチとを備えた磁気記録再生装置にお
いて、前記クロムテープ識別穴の検出スイッチと前記D
CC誤消去防止穴の検出スイッチと、または前記クロム
テープ識別穴の検出スイッチと前記3つのテープ長識別
穴の検出スイッチの内の任意の1つの検出スイッチとを
直列に接続したので、前記各検出スイッチの状態を検出
するための端子及び線を少なくすることが出来、極めて
有益である。
CC(デジタル・コンパクト・カセット)のテープカセ
ットの裏面に設けられたDCC誤消去防止穴と、DCC
/ACC(アナログ・コンパクト・カセット)識別穴
と、3つのテープ長識別穴の夫々を検出するための5つ
の検出スイッチと、さらに少なくともACCのテープカ
セットに設けられたクロムテープ識別穴を検出するため
の1つの検出スイッチとを備えた磁気記録再生装置にお
いて、前記クロムテープ識別穴の検出スイッチと前記D
CC誤消去防止穴の検出スイッチと、または前記クロム
テープ識別穴の検出スイッチと前記3つのテープ長識別
穴の検出スイッチの内の任意の1つの検出スイッチとを
直列に接続したので、前記各検出スイッチの状態を検出
するための端子及び線を少なくすることが出来、極めて
有益である。
【図1】本発明のDCCシステムの構成を示すブロック
図。
図。
【図2】本発明の検出スイッチ回路の構成を示す回路
図。
図。
【図3】本発明の他の実施例を示す図。
【図4】従来の検出スイッチ回路の構成を示す回路図。
【図5】DCCテープカセットの外観を示す図。
【図6】ACCテープカセットの外観を示す図。
1 入力端子 2 A/D変換回路 3 PASC処理回路 4 デジタル信号処理回路 5 記録アンプ 6 記録用薄膜マルチヘッド 7 再生用薄膜マルチヘッド 8 再生アンプ 9 イコライザー回路 10 デジタル信号処理回路 11 PASC処理回路 12 D/A変換回路 13 出力端子 14 サプライ側リール軸 15 サプライ側キャプスタン軸 16 テイクアップ側キャプスタン軸 17 テイクアップ側リール軸 18 モーター 19 制御回路 20 キー入力端子 21 メカスイッチ入力端子 22 磁気テープ 23 モーター速度制御信号 24 サーボ回路 25 電子ガバナ回路 26 機構部 27 検出スイッチ回路 28 クロムテープ識別穴検出スイッチ 29 DCC/ACC識別穴検出スイッチ 30 DCC誤消去防止穴検出スイッチ 31 テープ長識別穴検出スイッチ 32 テープ長識別穴検出スイッチ 33 テープ長識別穴検出スイッチ 34 共通端子 35 検出端子 36 検出端子 37 検出端子 38 検出端子 39 検出端子 40 検出端子 41 DCCテープカセット本体 42 DCC/ACC識別穴 43 DCC誤消去防止穴 44 テープ長識別穴 45 テープ長識別穴 46 テープ長識別穴 47 誤消去防止穴 48 クロムテープ識別穴 49 ACCテープカセット本体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【表1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】さらに図3に示す本発明の検出スイッチ回
路において、 1)DCCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチが”閉”となるた
め、テープ長識別穴検出スイッチ44の”開”または”
閉”によってテープ長を識別することができる。
路において、 1)DCCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチが”閉”となるた
め、テープ長識別穴検出スイッチ44の”開”または”
閉”によってテープ長を識別することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】即ち、 1)DCCテープカセットが装着された場合には、DC
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチが”閉”となるた
め、テープ長識別穴検出スイッチ31の”開”または”
閉”によってテープ長を識別することができる。
C/ACC識別穴検出スイッチ29が”開”となってD
CCテープカセットが装着されていることを検出し、そ
してクロムテープ識別穴検出スイッチが”閉”となるた
め、テープ長識別穴検出スイッチ31の”開”または”
閉”によってテープ長を識別することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 DCC(デジタル・コンパクト・カセッ
ト)のテープカセットの裏面に設けられたDCC誤消去
防止穴と、DCC/ACC(アナログ・コンパクト・カ
セット)識別穴と、3つのテープ長識別穴の夫々を検出
するための5つの検出スイッチと、さらに少なくともA
CCのテープカセットに設けられたクロムテープ識別穴
を検出するための1つの検出スイッチとを備えた磁気記
録再生装置において、前記クロムテープ識別穴の検出ス
イッチと前記DCC誤消去防止穴の検出スイッチとを直
列に接続したことを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項2】 DCC(デジタル・コンパクト・カセッ
ト)のテープカセットの裏面に設けられたDCC誤消去
防止穴と、DCC/ACC(アナログ・コンパクト・カ
セット)識別穴と、3つのテープ長識別穴の夫々を検出
するための5つの検出スイッチと、さらに少なくともA
CCのテープカセットに設けられたクロムテープ識別穴
を検出するための1つの検出スイッチとを備えた磁気記
録再生装置において、前記クロムテープ識別穴の検出ス
イッチと前記3つのテープ長識別穴の検出スイッチの内
の任意の1つの検出スイッチとを直列に接続したことを
特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5593593A JPH06267233A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5593593A JPH06267233A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06267233A true JPH06267233A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=13012940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5593593A Pending JPH06267233A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06267233A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003090223A1 (fr) * | 2002-04-19 | 2003-10-30 | Sony Corporation | Appareil de copie/enregistrement et cassette support d'enregistrement |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5593593A patent/JPH06267233A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003090223A1 (fr) * | 2002-04-19 | 2003-10-30 | Sony Corporation | Appareil de copie/enregistrement et cassette support d'enregistrement |
US7113368B2 (en) | 2002-04-19 | 2006-09-26 | Sony Corporation | Recording and reproducing apparatus for preventing erroneous erasure |
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