JPH06266846A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06266846A
JPH06266846A JP5259493A JP25949393A JPH06266846A JP H06266846 A JPH06266846 A JP H06266846A JP 5259493 A JP5259493 A JP 5259493A JP 25949393 A JP25949393 A JP 25949393A JP H06266846 A JPH06266846 A JP H06266846A
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memory
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尚人 白石
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、メモリ容量を小さくし且つ高速
な処理が行える画像処理装置を提供することをその目的
とする。 【構成】 X,Y端点情報を格納したスクリーンメモリ
1と、ソートされたポリゴン番号を格納したソートメモ
リ2と、ポリゴンの端点のデータをスクリーンメモリ1
より読み出し、このデータに基づいて各ポリゴンの辺情
報を算出するポリゴン辺ペア摘出装置31と、算出した
辺ペアに基づいて、ポリゴン辺の傾きを算出する処理装
置312と、ポリゴン辺の傾き及びポリゴンの始点、終
点データを格納するポリゴン辺ペアメモリ313と、ポ
リゴン辺ペアメモリ313のアドレス値を格納するフレ
ームメモリ315と、ポリゴン辺ペアメモリ3163及
びフレームメモリ315をアクセスし、スキャンライン
上の右交点、左交点を補間して算出する垂直補間演算装
置34と、ポリゴン図形を表示するCRTのスキャンラ
インに同期してポリゴンをドットデータとして出力する
表示処理装置と、を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像処理装置、とく
にポリゴンの画像情報に基き画像信号をリアルタイムに
出力することができるワークステーション、ゲーム機器
等の3次元コンピュータグラフィックスにおける画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置は、外部から供給される画
像情報に基きCRT表示用各種画像信号を合成出力する
ものであり、単に2次元的な平面画像ばかりでなく、立
体の2次元画像、即ち、疑似3次元画像信号を合成出力
することができることから、例えば3次元画像用のゲー
ム機器、コンピュータグラフィックス等幅広く用いられ
ている。
【0003】従来、この種画像処理装置としては、ビッ
ト・マップ・ディスプレイ(グラフィックディスプレ
イ)の手法を用いており、このためCRT画像の全ピク
セル(画素)に1対1に対応する記憶エリアを有するビ
ットマップメモリが設けられている。このメモリの各記
憶エリアに、一画面に表示する全ピクセル情報が書き込
まれ、例えばコンピュータグラフィックス等において、
任意の図形を表示する場合には、画面上にポリゴンの輪
郭を描き、その内部をメモリに書き込まれた指定色で塗
り潰していくという作業が行われている。そのため、ポ
リゴン数が増えると、大容量のメモリを必要とすると共
に、リアルタイムの処理ができないという問題がある。
【0004】特開昭62−231379号公報(国際特
許分類G06F 15/62)には、供給される図形の
輪郭線情報に基づき、画像信号をリアルタイムで合成出
力することが可能な画像合成装置が開示されている。こ
の画像合成装置は、CRT表示用の図形の輪郭線が各水
平走査線に対応して設けられた水平走査記憶エリア内に
その優先度を伴い順次書込み記憶される輪郭点情報記憶
手段と、水平走査信号に同期して、その垂直走査位置に
対応する水平走査記憶エリアから各輪郭情報に含まれて
いる付随データを読出し、読出された付随データをその
優先度に従って各アドレスに書き込み記憶するインデッ
クスメモリと、水平走査信号に同期して、その垂直走査
位置と対応する水平走査記憶エリアから各輪郭情報に含
まれる輪郭点ぺアを順次読出し、水平走査は各輪郭点ペ
アの指定する領域内で行われる場合に、対応する付随デ
ータの読出しアドレスをその優先度に基づきインデック
スメモリへ出力する読出しアドレス発生手段と、を含
み、供給される図形の輪郭点情報に基づき、CRT表示
用の画像信号をリアルタイムで合成出力するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した画像合成装置
でのフィールドプロセッサでは、ポリゴンを順次デジタ
ル微分解析(DDA)で処理し、その演算結果をメモリ
に格納している。このメモリは、全てのポリゴンの処理
が終了したとき、1スキャンライン上のポリゴン辺のX
始点、X終点と、その属性が判る付随情報を格納する必
要があるため、メモリ容量を多く必要とし、メモリのコ
ストが高くなるという欠点がある。特に、ポリゴンの付
随情報が多くなればなるほど、メモリの容量は飛躍的に
増大し、装置におけるメモリ負担がきわめて大きくなる
という問題があった。
【0006】この発明は、上述した従来の問題点を解消
し、メモリ容量を小さくし且つ高速な処理が行える画像
処理装置を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の画像処
理装置は、少なくともポリゴンを構成するX,Y端点情
報を格納したスクリーンメモリと、各ポリゴンの優先度
に従って、ソートされたポリゴン番号を格納したソート
メモリと、前記ソートメモリをアクセスし、その値に対
応するポリゴンの端点のデータをスクリーンメモリより
読み出し、このデータに基づいて各ポリゴンの辺情報を
算出するポリゴン辺算出手段と、この算出手段からのポ
リゴンの辺情報に基づきスキャンライン上にペアとなる
辺ペアを算出する辺ペア算出手段と、この算出した辺ペ
アに基づいて、ポリゴン辺の傾きを算出する手段と、ポ
リゴン辺の傾き及びスキャンライン上のポリゴンの始
点、終点データを格納するポリゴン辺ペアメモリと、ポ
リゴン辺ペアメモリのアドレス値を格納するフレームメ
モリと、前記ポリゴン辺ペアメモリ及びフレームメモリ
をアクセスし、スキャンライン上の右交点、左交点を補
間して算出する垂直補間演算手段と、ポリゴン図形を表
示する表示手段のスキャンラインに同期してポリゴンを
ドットデータとして出力する手段と、を備えてなる。
【0008】更に、上記画像処理装置は、ポリゴンを構
成するX,Y端点情報及びポリゴンの辺情報に基づいて
ポリゴンを構成する各辺の線ベクトルの方向を求める手
段と、この求めた線ベクトルの方向により各辺を左辺ま
たは右辺の2つの群に分割する手段と、分割した辺が左
辺であるごとにカウントアップされる左辺カウンタと、
左辺の辺情報を格納する左辺メモリと、分割した辺が右
辺であるごとにカウントアップされる右辺カウンタと、
右辺の辺情報を格納する右辺メモリと、左辺メモリ及び
右辺メモリに格納された辺について、スキャンラインに
従ってソートし、左辺カウンタ、右辺カウンタのカウン
タ数に基いてポリゴンに対応する辺ペアを算出する手段
とを備えるとよい。
【0009】また、この発明の第2の画像処理装置は、
少なくともポリゴンを構成するX,Y端点情報を格納し
たスクリーンメモリと、各ポリゴンの優先度に従って、
ソートされたポリゴン番号を格納したソートメモリと、
前記ソートメモリをアクセスし、その値に対応するポリ
ゴンの端点のデータをスクリーンメモリより読み出し、
このデータに基づいて各ポリゴンの辺情報を算出するポ
リゴン辺算出手段と、この算出手段からのポリゴンの辺
情報に基づきスキャンライン上にペアとなる辺ペアを算
出する辺ペア算出手段と、この算出した辺ペアに基づい
て、ポリゴン辺の傾きを算出する手段と、ポリゴン辺の
傾き及びスキャンライン上のポリゴンの始点、終点デー
タを格納するポリゴン辺ペアメモリと、このポリゴン辺
ペアメモリのデータに基づき、表示されるポリゴンか表
示されないポリゴンかを判別する可視/非可視判定処理
手段と、ポリゴン辺ペアメモリの表示されるポリゴンの
データのみのアドレス値を格納するフレームメモリと、
前記ポリゴン辺ペアメモリ及びフレームメモリをアクセ
スし、スキャンライン上の右交点、左交点を補間して算
出する垂直補間演算手段と、ポリゴン図形を表示する表
示手段のスキャンラインに同期してポリゴンをドットデ
ータとして出力する手段と、を備えてなる。
【0010】更に、前記可視/非可視判定処理手段は、
前記ポリゴン辺ペアメモリのデータに基いてスキャンラ
イン毎にドットデータとして出力するドット化手段と、
表示すると判定されたポリゴンのドットデータが格納さ
れるフラグメモリと、ドット化手段のドットデータとフ
ラグメモリに格納されているポリゴンのドットデータを
比較し、表示するポリゴンか表示されないポリゴンかを
判定する判定手段と、この判定手段にて表示されるポリ
ゴンと判定されたポリゴンのドットデータと、フラグメ
モリに格納されているデータとの論理和をとり、フラグ
メモリの内容をそのデータに書き換える手段と、を備え
てなる。
【0011】又、この発明の第3の画像処理装置は、少
なくともポリゴンを構成するX,Y端点情報を格納した
スクリーンメモリと、各ポリゴンの優先度に従って、ソ
ートされたポリゴン番号を格納したソートメモリと、前
記ソートメモリをアクセスし、その値に対応するポリゴ
ンの端点のデータをスクリーンメモリより読み出し、こ
のデータに基づいて各ポリゴンの辺情報を算出するポリ
ゴン辺算出手段と、この算出手段からのポリゴンの辺情
報に基づきスキャンライン上にペアとなる辺ペアを算出
する辺ペア算出手段と、この算出した辺ペアに基づい
て、ポリゴン辺の傾きを算出する手段と、ポリゴン辺の
傾き及びスキャンライン上のポリゴンの始点、終点デー
タを格納するポリゴン辺ペアメモリと、ポリゴン辺ペア
のY始点、Y終点及びポリゴン辺ペアメモリのアドレス
値を格納するYソートメモリと、ポリゴン辺ペアのY始
点に基づき各ポリゴン辺ペアをソートし、前記Yソート
メモリにポリゴン辺ペアのY始点、Y終点及びポリゴン
辺ペアメモリのアドレス値を書き込むYソート処理手段
と、前記ポリゴン辺ペアメモリ及びYソートメモリをア
クセスし、スキャンライン上の右交点、左交点を補間し
て算出する垂直補間演算手段と、ポリゴン図形を表示す
る表示手段のスキャンラインに同期してポリゴンをドッ
トデータとして出力する手段と、を備えてなる。
【0012】また、前記垂直補間演算手段は、前記Yソ
ートメモリから現スキャンラインと交差するポリゴン辺
ペアを選択し、スキャンライン毎の優先順位の順にポリ
ゴン辺ペアメモリのデータを読み出すポリゴン辺ペア選
択手段と、このポリゴン辺選択手段から出力されたデー
タによりスキャンライン上の右交点、左交点を補間して
算出するスキャンライン演算手段と、を備えてなる。
【0013】
【作用】この発明は多角形スキャンアルゴリズムを基本
として凸多角形にだけ処理を制限するため、ポリゴン辺
の方向により、左辺、右辺に分け、左辺、右辺ごとにソ
ートを行い、左辺の辺の数と、右辺の辺の数からポリゴ
ンの辺ペアを求める。そして、辺ペアから各辺の傾きを
算出して、ポリゴン辺の傾き及びスキャンライン上のポ
リゴンの始点、終点データをポリゴン辺ペアメモリに格
納し、ポリゴン辺ペアメモリのアドレス値をのみフレー
ムメモリに格納する。従って、メモリ容量を小さくする
ことができる。特に、属性データが増えるほどその差は
顕著に現れる。また、処理速度を非常に早くするあるい
は処理ポリゴン数を増加させる等の用途にも容易に対応
できる。
【0014】また、この第3発明の画像処理装置は、ポ
リゴン辺ペアのY始点、Y終点及びポリゴン辺ペアメモ
リのアドレス値の3ワードをポリゴン辺ペア数だけ格納
するYソートメモリを用いていることにより、メモリ容
量を格段と小さくできる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例につき図面を参照し
て説明する。まず、この発明が用いられる疑似3次元画
像処理装置の全体構成について説明する。
【0016】図1は、この発明を用いた疑似3次元画像
処理装置の全体構成を示すブロック図であり、この装置
は例えば、レーシングゲームや飛行機の操縦シュミレー
ションなどのゲーム機器に用いて好適な一例が示されて
いる。図1に従いこの発明の全体構成ついて説明する。
【0017】この実施例においては、CPUより各種条
件のシュミレーション画像を複数のポリゴンの情報とし
て、ポリゴン端点メモリ9に与えられえる。CPUは、
あらゆる物体が複数のポリゴンの集合体として表現さ
れ、このポリゴンの各端点を示す端点情報及びこのポリ
ゴンに対応して夫々模様が施されたマッピングメモリの
端点情報並びにカラー情報等のデータが格納されたワー
ルドメモリ(図示しない)からデータを読み出し、ハン
ドルアクセス等で構成された操作部(図示しない)の操
作内容に基いて変換された電気信号に基いて、この状況
に応じた状況データを演算し、幾何変換装置8データを
与える。
【0018】幾何変換装置8は、CPUからの命令に従
い、ワールドメモリに格納されている各種ポリゴンデー
タを参照しながら、ポリゴン端点メモリ9からデータを
読み出し、視野変換、透視投影変換により各ポリゴンの
端点座標を幾何変換し、そのX、Yの2次元座標をスク
リーンメモリ1に格納する。また、ポリゴン中心の視野
変換された代表値すなわち、そのポリゴンの視点からの
距離の代表値(Z値)を決定し、代表値の小さいポリゴ
ンから順に優先度の高いポリゴンとしてソートし、ソー
トメモリ2にポリゴン番号を出力する。
【0019】スクリーンメモリ1には、幾何変換装置8
により算出された2次化された各ポリゴンの端点情報が
格納される。このスクリーンメモリ1には、ポリゴンの
端点に夫々対応するR、G、Bなどのカラー情報等の属
性データが含まれる。
【0020】ソートメモリ2はポリゴン中心の視野変換
された優先度(Z値)に従いソートされ、ポリゴンのZ
値の小さい順序にポリゴンアドレスが格納されている。
ソートメモリ2に格納されている優先度(ソートアドレ
ス)に従ったポリゴンの順序に基いて描画処理装置3は
スクリーンメモリ1より対応するポリゴン端点のデータ
を読み出し、各辺毎のポリゴンの端点情報、すなわち、
ポリゴンのX始点、X終点からスキャンライン上にペア
となるポリゴン辺ペアを夫々算出すると共に、そのデー
タを垂直補間演算する。
【0021】垂直補間演算は、ポリゴン辺ペア摘出装置
31より受け取ったデータから2辺間のスキャンライン
上のポリゴンX左交点(XL)とX右交点(XR)をデジタ
ル微分解析(DDA)により求め、可視のポリゴンデー
タのみラインメモリ50へ転送する。この描画処理装置
3の詳細については、後述する。
【0022】ラインメモリ50は、図13(c)または
図34(c)に示すようにフォーマットされており、前
述した描画処理装置3により表示される各ポリゴンの左
辺、右辺のXアドレス、すなわちX左交点(XL)とX
右交点(XR)及びその属性データを格納する。
【0023】ラインメモリ50からのデータが表示処理
装置7に転送され、表示処理装置7は、CRT10の走
査線(スキャンライン)に同期してポリゴンをドットデ
ータとして出力するものである。
【0024】次に、この発明の第1の実施例について、
図2ないし図20を参照して説明する。この発明の要部
である描画処理装置3について、図2を参照して説明す
る。
【0025】スクリーンメモリ1及びソートメモリ2よ
り夫々データが描画処理装置3のポリゴン辺ペア摘出装
置31へ与えられる。ポリゴン辺ペア摘出装置31は、
ソートメモリ2を順次アクセスして、その値により、ス
クリーンメモリ1より対応するポリゴン端点のデータを
読み出し、スクリーンより、はみ出したポリゴンを例え
ば、図40に示すようなケース1〜ケース4のポリゴン
を簡単なクリッピング処理により取り除き、各辺毎にポ
リゴン端点情報を選択する。
【0026】そして、図39に示すように、各辺毎のポ
リゴンの端点情報報からスキャンライン上にペアとなる
ポリゴン辺ペアを夫々算出すると共に、そのデータを垂
直補間演算装置34へ転送する。
【0027】垂直補間演算装置34は、ポリゴン辺ペア
摘出装置31より受け取ったデータから2辺間のスキャ
ンライン上、すなわちYアドレス毎のポリゴンX左交点
(XL)とX右交点(XR)を後述する演算式に基き求め、
可視/非可視判定処理装置4へ転送し、可視のポリゴン
データのみラインメモリ50へ転送する。
【0028】これらの各装置はコントローラにより制御
される。これらコントローラは図14ないし図20に示
すフローチャートに基いて、全体を制御する。
【0029】上記ポリゴン辺ペア摘出装置31の具体的
構成につき図3を参照して説明する。スクリーンメモリ
1からのデータは、ポリゴン辺ペア処理装置311に与
えられる。このポリゴン辺ペア処理装置311内には、
スクリーンメモリ1より読み出したポリゴン端点データ
に対して、スクリーン内に存在しないポリゴンを排除す
るクリップ回路を備え、図40に示すケース1〜ケース
4の場合のような、ポリゴンを削除する。すなわち、ス
クリーン内に存在しないポリゴンを削除する。この結
果、スクリーン内に存在するポリゴンデータのみ処理す
ることになる。
【0030】そして、クリップ回路にて削除されなかっ
たポリゴンの各端点データに基づきポリゴン辺の始点、
終点(XS)(XE)のフォーマットに変換する。この
始点、終点(XS)(XE)は、ポリゴン端点の順番に
より決定され、例えば、図39に示すポリゴンにおいて
は、ポリゴン辺1の始点は(X1 ,Y1 )であり、終点
は(X2 ,Y2 )である。同様に、ポリゴン辺2の始点
は(X2 ,Y2 )、終点は(X3 ,Y3 )、またポリゴ
ン辺3の始点は(X3 ,Y3 )、終点は(X4,Y
4 )、さらにポリゴン辺4の始点は(X4 ,Y4 )、終
点は(X1 ,Y1 )となる。
【0031】つづいて、それぞれの始点(XS、Y
S)、終点データ(XE,YE)に基き線ベクトルを算
出し、この辺が図38に示すどの方向に向いているかそ
の方向を算出する。そして、ポリゴンが図38(a2)
に示すようにポリゴン端点の順番により時計回りであれ
ば、図38(a1)に示すように1〜4は左辺として、
5〜8は右辺としてポリゴンの各辺を分ける。また、ポ
リゴンが図38(b2)に示すようにポリゴン端点の順
番により反時計回りであれば、図38(b1)に示すよ
うに1〜4は右辺として、5〜8は左辺としてポリゴン
の各辺を分ける。そして、ポリゴン端点をスキャンライ
ンと平行に境界線として分割することにより各ポリゴン
辺の辺ペアを選択する。さらに、図37に示すように、
各ポリゴンの辺ペアとなる左辺、右辺から垂直補間演算
用のY始点(YSS)、Y終点(YEE)を求める。
【0032】左辺、右辺にそれぞれ分割されたポリゴン
の端点情報がパラメータ処理装置312に転送される。
パラメータ処理装置312では、ポリゴン辺ペアの始
点、終点アドレス(XLS,XLE)(XRS,XR
E)から各ポリゴン辺の傾き(DDXL,DDXR)を
算出する。この算出した各ポリゴン辺の傾きと各ポリゴ
ンの左辺、右辺のX始点(XLS,XRS)、Y始点
(YLS,YRS)、Y終点(YLE,YRE)データ
及び属性とがポリゴン辺ペアメモリ313に格納され
る。すなわち、図13(a)に示すように、ソートメモ
リ2によりZ値の順に読み出されたアドレスに順次デー
タが書き込まれる。
【0033】パラメータ処理装置312においては、例
えば、図39に示すポリゴンにおいて、それぞれ(b)
(c)(d)の状況のポリゴン辺ペアについて、各パラ
メータを下記数式の演算式により算出する。
【0034】
【数1】(b)の場合
【0035】
【数2】(C)の場合
【0036】
【数3】(D)の場合
【0037】上記各演算式に応じて、パラメータ処理装
置312は算出した各ポリゴン辺の傾き(DDXL,D
DXR)とポリゴン辺ペアの始点、終点アドレス(XL
S,XLE)(XRS,XRE)、Y始点データ(YL
S、YRS)、Y終点データ(YLE、YRE)及び属
性とをポリゴン辺ペアメモリ313に転送する。
【0038】パラメータ処理装置312の具体的構成例
を図8に示す。この図8に示すように、ポリゴン辺ペア
処理装置311から転送されたポリゴン辺ペアの始点ア
ドレス(XLS,XRS)がレジスタ312a、312
gに格納されると共に、減算器312b,312hの一
入力として与えられる。減算器312b,312hの他
入力としてポリゴン辺ペアの終点アドレス(XLE,X
RE)が与えられる。
【0039】また、ポリゴン辺ペア処理装置311から
転送されたポリゴン辺ペアの端点のYアドレスの始点ア
ドレス(YLS,YRS)がレジスタ312e、312
kに格納されると共に、減算器312c,312iの一
入力として与えられる。減算器312c,312iの他
入力としてポリゴン辺ペアの端点のYアドレスの終点ア
ドレス(YLE,YRE)が与えられる。
【0040】減算器312b,312cの演算結果が、
それぞれ除算器312dに与えられ、この除算器312
dより、傾きDDXLが出力される。また、減算器31
2h,312iの演算結果が、それぞれ除算器312j
に与えられ、、この除算器312jより、傾きDDXR
が出力される。
【0041】Y始点データ(YSS)、Y終点データ
(YEE)及び属性(COLOR等)はレジスタ312
f,l,レジスタ312m,312nにそれぞれ与えら
れ、各レジスタからポリゴン辺ペアメモリ313へパラ
メータとして出力される。
【0042】ポリゴン辺ペアメモリ313に格納された
データは、フレームメモリコントローラ314及び垂直
補間演算装置34へそれぞれ転送される。
【0043】フレームメモリコントローラ314は、ポ
リゴン辺ペア処理装置311で得られた図37及び図3
9の(b)(c)(d)で示すY方向の高さのスタート
(START)すなわち、YSSとエンド(END)す
なわちYEEの値を受け取り、フレームメモリ315の
スキャンライン毎に優先順位の高い順(ソートメモリ2
の示すポリゴン順)にスキャンラインのスタートライン
からエンドラインまでフレームメモリ315にポリゴン
辺ペアメモリ313のアドレスを書き込むように制御す
るものである。
【0044】図7にフレームメモリコントローラ314
の具体的回路構成を示す。この図7に示すように、ポリ
ゴン辺ペア処理装置311からのY方向の高さのスター
ト(START)とエンド(END)の値(YSS,Y
EE)がそれぞれレジスタ314b,314aに与えら
れる。Yレジスタ314dにマルチプレクサ314cを
介してレジスタ314bの値YSSを格納する。図37
に示すY始点(YSS)とY終点(YEE)がそれぞれ
与えられる。
【0045】Yレジスタ314dの示すYSS値に基づ
きポリゴンカウントメモリ314jのデータ数、すなわ
ちYスキャンラインにかかるポリゴン数を読み出す。
【0046】なお、このポリゴンカウントメモリ314
jは、スキャンライン(Yアドレス)ごとのポリゴン数
を格納する。
【0047】Yレジスタ314dの値がレジスタ314
hに一旦保持され、この値を上位、Yスキャンラインの
ポリゴン数すなわちポリゴンカウンタ314jの値を下
位としてレジスタ314kに与え、フレームメモリアド
レスを算出する。
【0048】このコントローラ314mはWE信号がO
Nしたかどうか判断し、WE信号がONすると、フレー
ムメモリ315にポリゴン辺ペアメモリ313のメモリ
アドレスの書き込みを許可するWR信号をコントローラ
314mはフレームメモリ315に与える。この実施例
では、ポリゴン辺ペア摘出装置31の動作を行っている
間はWE信号がONになっている。
【0049】ポリゴンカウントメモリ314jの値は、
処理が1つ終わる毎にインクリメンタ314iにより1
カウントアップされ、ポリゴンカウントメモリ314j
に書き込まれる。
【0050】又、レジスタ314dのY値はインクリメ
ンタ314eにて1つインクリメントされる。
【0051】比較器314fにおいて、Yの値がYEE
以下であるか否か比較され、その比較結果がコントロー
ラ314mに与えられ、コントローラ314mは、Y値
がYEEより大きくなると、NEXT信号をポリゴン辺
ペア摘出装置31のコントローラ310へ送る。
【0052】次に、垂直補間演算装置34の具体的構成
を図4に示す。垂直補間演算装置34のポリゴン辺ペア
選択装置341は、ポリゴン辺ペア摘出装置31のフレ
ームメモリ315からスキャンライン毎にポリゴン辺ペ
アメモリ313のアドレスを受取り、ポリゴン辺ペアメ
モリ313よりその辺ペアの各パラメータを受取り、垂
直補間演算装置34のスキャンライン演算装置342に
与えられる。スキャンライン演算装置342は、例えば
図39の(b)(c)(d)の夫々の状況のポリゴン辺
ペアについて、下記数式の演算式により算出する。
【0053】
【数4】(b)の場合 XL=DDXL×(Y2−Y)+X1 XR=DDXR×(Y4−Y)+X1
【0054】
【数5】(C)の場合 XL=DDXL×(Y2−Y)+X1 XR=DDXR×(Y3−Y)+X1
【0055】
【数6】(D)の場合 XL=DDXL×(Y3−Y)+X1 XR=DDXR×(Y3−Y)+X1
【0056】上記各演算式に応じて、スキャンライン演
算装置342は、図42に示すように、X左交点(X
L)、X右交点(XR)をYのスタートからエンドまで
算出し、可視/非可視処理判定装置4に転送し、可視の
ポリゴンデータのみラインメモリ50に転送する。
【0057】スキャンライン演算装置342の具体的構
成例を図6に示す。この図6に示すように、ポリゴン辺
ペアメモリ313から転送されたポリゴン辺ペアの傾き
(DDXL,DDXR)がレジスタ342b,342d
に格納される。端点の始点アドレス(YLS,YRS)
が減算器342a,342cの一入力として与えられ
る。減算器342a,342cの他入力としてスキャン
ラインアドレス(Y)が与えられる。
【0058】減算器342a,342cの演算結果が、
それぞれ乗算器342e、342fの一入力として与え
られ、この他入力としてDDXL,DDXRが与えられ
る。この乗算器342e、342fの演算結果が、それ
ぞれ加算器342g,342hの一入力として与えられ
る。加算器342g,342hの他入力としてポリゴン
辺ペアの始点アドレス(XLS,XRS)が与えられ
る。この加算器342g,342hからX左交点(X
L)、X右交点(XR)が出力される。
【0059】これらの各装置はコントローラ340によ
り制御される。このコントローラは、図19に示すフロ
ーに従って、垂直補間演算動作を制御する。
【0060】次に、この発明の可視/非可視判定処理装
置4の具体例につき図9ないし図12に従い説明する。
【0061】スキャンライン演算装置342より与えら
れたポリゴン辺ペアの左辺のX値、スキャンラインと交
差するX左交点(XL)、右辺のX値、スキャンライン
と交差するX右交点(XR)がレジスタ41、42に格
納される。XLレジスタ41にはX左交点すなわち、左
辺のX値(XL)が、XRレジスタ42にはX右交点、
すなわち、右辺のX値(XR)が格納される。
【0062】XLレジスタ41およびXRレジスタ42
から夫々ポリゴン交点ペアのX左交点、X右交点データ
がドット化回路45に与えられる。このドット化回路4
5はレジスタ41、42からX左交点(XL)、X右交
点(XR)を受け取り、ドット化したデータをコンパレ
ータ49に与える。このドット化は、1ドット化から複
数ドット化など種々対応できる。求めるドット数を増せ
ば増やすほどフラグRAM54の容量を小さくすること
ができるが、可視/非可視面処理の精度は落ちて行く。
この実施例では2ドット化で処理している。
【0063】ドット化回路45からのドットデータは、
後述するフラグRAM45のデータとコンパレータ44
で比較される。すなわち、コンパレータ44はドット化
回路43からのドットデータとフラグRAM45 に格
納されているいままでに表示されたポリゴンのドットデ
ータを比較し、そのポリゴンが表示されるポリゴンかを
判断し、その結果をコントローラ55に与えている。そ
して、表示される場合には、フラグRAM45にドット
化回路435のドットデータの論理和(オア)したドッ
トデータをフラグRAM45に書き込む。
【0064】前述したフラグRAM45は、図12に示
すように表示されるポリゴンのドット化されたドットデ
ータを格納する。
【0065】図10はドット化回路43の具体的実施例
を示し、この実施例では、スクリーンX方向を512ド
ットとし、2ドット化を行っている。従って、コンパレ
ータ群453、454は0〜255の計256個のコン
パレータで構成されている。
【0066】まず、XLレジスタ41より入力されたX
左交点(XL)はラッチ回路451に、またXRレジス
タ42より入力されたX右交点(XR)はラッチ回路4
52に格納される。この実施例では2ドット化のため1
ビット右シフトしている。そして、コンパレータ群45
3で、X右交点(XR)と0〜255の値を比較し、定
数≦XRの時”1”の値をアンド群455へ転送する。
【0067】また、コンパレータ群454では、X左交
点(XL)と0〜255の値が比較され、定数≧XLの
時”1”の値がアンド群455へ転送される。
【0068】この結果アンド群455の出力は図12
(a)に示すようにドット化されたデータが出力され
る。
【0069】図11はコンパレータ49の具体的実施例
を示す回路図である。この実施例も上記と同じく2ドッ
ト化のものである。
【0070】ドット化回路45からのデータはラッチ回
路493に、フラグRAM45からのデータはラッチ回
路492に格納される。
【0071】これらのラッチ回路492、493に格納
されたデータはアンド/オア群494に夫々与えられ
る。すなわち、フラグRAM45のデータの反転したも
のと、ドット化回路45の出力をアンドしたものとフラ
グRAM45とドット化回路435の出力したものをオ
アし、図12(b)に示すように、データをオア回路4
95に出力する。オア回路495は、アンド/オア群4
94のアンド出力は1つでも”1”の場合、そのポリゴ
ン交点ペアは1ドット以上表示されるので、表示するよ
うにコントローラ46に信号を送る。1つも”1”がな
い場合には、表示しないようにコントローラ46に信号
を送る。コントローラ46は可視ポリゴンのみラインメ
モリ50にデータを書き込むようにラインメモリ50に
WE信号を送る。
【0072】図5は、この発明の第1実施例の画像処理
装置の具体的構成例を示すブロック図である。この図5
を参照してこの発明の第1実施例に付き更に説明する。
【0073】スクリーンメモリ1からのデータは、メモ
リインターフェース(I/F)324に与えられ、この
I/F324内に、一旦格納される。スクリーンメモリ
1のアクセスは、アドレス生成回路323により生成さ
れたアドレスによりなされる。このアドレス生成回路3
23には、メモリインターフェース(I/F)324内
に一旦格納されたソートメモリ2からのデータが与えら
れ、ソートメモリ2のデータに基いて、スクリーンメモ
リ1のアドレスが生成される。
【0074】また、ソートメモリ2のアクセスは、アド
レス生成回路321により生成されたアドレスにより行
われる。そして、メモリインターフェース324から与
えられたポリゴン端点データがクリップ回路325に与
えられる。
【0075】クリップ回路325は、スクリーンメモリ
1より読み出したポリゴン端点データに対してスクリー
ンのX始点(SXS)、スクリーンのX終点(SX
E)、スクリーンのY始点(SYS)、スクリーンのY終
点(SYE)の値と比較し、図40に示すケース1〜ケ
ース4の場合のようなポリゴンを削除する。すなわち、
スクリーン内に存在しないポリゴンを削除する。この結
果、スクリーン内に存在するポリゴンデータのみ処理す
ることになる。
【0076】そして、クリップ回路325にて削除され
なかったポリゴンの各端点データが辺選択回路326に
与えられる。
【0077】この辺選択回路326において、ポリゴン
端点の始点(XS、YS)、終点データ(XE、YE)
に基き線ベクトルを算出し、この辺が図38に示すどの
方向に向いているかその方向を算出する。そして、ポリ
ゴンが時計回りであれば、1〜4は左辺として、5〜8
は右辺として、また、ポリゴンが逆方向の反時計回りで
あれば1〜4は右辺として、5〜8は左辺としてポリゴ
ンの各辺を分ける。
【0078】左辺と区別した場合には、左辺カウンタ3
27をカウントアップし、左辺メモリ328に辺情報が
格納される。
【0079】又、右辺と区別した場合には、右辺カウン
タ329をカウントアップし、右辺メモリ330に辺情
報が格納される。
【0080】左辺メモリ328、右辺メモリ330に格
納された辺情報はポリゴン辺ペア摘出装置331によ
り、各ポリゴンに対応するポリゴン辺ペアが算出され
る。左辺メモリ328、右辺メモリ330に格納された
辺について、それぞれY値(スキャンラインの番号)に
よりソートし、左辺カウンタ327、右辺カウンタ32
9のカウンタ数から図41に示すように、各ポリゴンに
対応するポリゴン辺ペアを算出し、パラメータ処理装置
312へそのデータを送る。
【0081】パラメータ処理装置312では、ポリゴン
辺ペアの各辺の始点、終点アドレスから各ポリゴン辺の
傾きなどスキャンライン演算に必要なパラメータを算出
する。この算出した各ポリゴン辺の傾きと各ポリゴンの
右辺、左辺のX始点、Y始点データ及び属性とがマルチ
プレクサ317aを介してポリゴン辺ペアメモリ313
に格納される。すなわち、図13(a)に示すように、
ソートメモリ2によりZ値の順に読み出されたアドレス
に順次データが書き込まれる。このポリゴン辺ペアメモ
リ313にデータを書き込むときのアドレス指定はアド
レス生成回路316にて生成されたアドレスデータがマ
ルチプレクサ317bを介して与えられる。
【0082】一方、ポリゴン辺メモリ341の読み出し
時のアドレス指定は、垂直補間演算装置のポリゴン辺ペ
ア選択回路341からアドレスデータがマルチプレクサ
317bを介して与えられる。
【0083】ポリゴン辺ペアメモリ313に格納された
データは、フレームメモリコントローラ314及び垂直
補間演算装置34へマルチプレクサ317aを介してそ
れぞれ転送される。
【0084】フレームメモリコントローラ314は、フ
レームメモリ315にポリゴン辺ペアメモリ313のア
ドレスをキャンライン毎に優先順位の高い順にスキャン
ラインのスタートラインからエンドラインまで書き込む
ように制御するものである。
【0085】そして、CRT10における走査時間に
は、表示期間とブランキング期間があり、例えば、図4
2に示すように、ブランキング期間にポリゴン辺ペア摘
出装置31により、ポリゴン辺ペアメモリ313、フレ
ームメモリ315にデータを書き込む処理を行う。表示
期間に垂直演算装置34により、フレームメモリ31
5、ポリゴン辺ペアメモリ313を読み出して、1水平
期間毎に、ラインメモリ50にデータを書き込むように
処理を行えばよい。
【0086】垂直補間演算装置34のポリゴン辺ペア選
択装置341は、図42に示す例では1水平期間毎に、
ポリゴン辺ペア摘出装置31のフレームメモリ315か
らスキャンライン毎にポリゴン辺ペアメモリ313のア
ドレスを受取り、ポリゴン辺ペアメモリ313よりその
辺ペアの各パラメータを受取り、垂直補間演算装置34
のスキャンライン演算装置342に与える。スキャンラ
イン演算装置342は、の夫々の状況のポリゴン辺ペア
について、前記数式4〜6の演算式に応じてX左交点
(XL)、X右交点(XR)をYのスタートからエンド
まで算出し、可視/非可視処理判定装置4に転送し、可
視のポリゴンデータのみラインメモリ50に転送する。
【0087】次に、この発明の第1実施例の描画処理装
置3の動作を図14ないし図20のフローチャートに従
い説明する。
【0088】スクリーンメモリ1及びソートメモリ2か
ら夫々データが描画処理装置3に入力されると、まずソ
ートアドレス生成回路321内のソートアドレスカウン
トを1つカウントアップする(ステップS1)。そのア
ドレス生成回路321で生成したアドレスに従ってソー
トメモリ2よりZ値のアドレス(ZAD)を示すデータ
がアドレス生成回路323に与えられる。そして、その
Z値のアドレスに従ってがスクリーンメモリ1よりポリ
ゴンのX、Yのスクリーン座標が読みだされメモリイン
ターフェース324を介してクリップ回路325に与え
られる(ステップS2、3)。
【0089】続いて、クリップ回路315にて、クリッ
ピング処理が行われる(ステップS4)。
【0090】ステップS4おいて、ポリゴンがスクリー
ン内に存在する場合には、クリップ処理が行われず、ス
テップS5に進む。ステップS8からステップS14ま
でポリゴン辺の選択動作が行われる。この例では反時計
回りを示している。辺選択回路326のポリゴン辺カウ
ンタを1に設定すると共に左辺カウンタ327及び右辺
カウンタ329を夫々0に設定する(ステップS5)。
【0091】そして、ステップS7へ進み、ステップS
7では、ポリゴン辺カウンタの示すポリゴン辺が下向き
か否か判断される。すなわち、ポリゴン辺の始点、終点
のY値を比較し、始点のY値が終点のY値より小さい場
合にはポリゴン辺が下向き、また始点のY値が終点のY
値より大きい場合にはポリゴン辺が上向きと判断され
る。下向きの場合にはステップS8に進む。下向きでな
い場合には、ステップS10に進む。ステップS8にお
いては、左辺カウンタ327を1つカウントアップし、
ステップS9へ進み、ステップS9にて、Y始点データ
(YSS)、Y終点データ(YEE)を算出し、そして
左辺カウンタ327の示す左辺メモリ328にポリゴン
辺の始点XLS、YSSと終点XLE、YEEと付属デ
ータを格納し、ステップS13に進む。ステップS13
にてポリゴン辺カウンタをカウントアップし、ステップ
S14へ進む。ステップ14において、ポリゴン辺カウ
ンタとポリゴン辺数とを比較しポリゴン辺カウンタがポ
リゴン辺数より小さい場合には、ステップS6へ戻り、
前述の動作を繰り返す。ポリゴン辺カウンタがポリゴン
辺数より大きくなるとステップS15へ進む。
【0092】一方、ポリゴン辺カウンタの示すポリゴン
辺が下向きでない場合にはステップS10に進み、ステ
ップS10においてポリゴン辺カウンタに示すポリゴン
辺が上向きかどうか判断される。上向きの場合には、ス
テップS11に進み、上向きでない場合には、ステップ
S13に進む。ステップS11において、右辺カウンタ
329のカウント値をカウントアップし、ステップS1
2に進む。ステップS12において、Y始点データ(Y
SS)、Y終点データ(YEE)を算出し、右辺カウン
タ329の示す右辺メモリ330にポリゴン辺の始点X
RS、YSSと終点XRE、YEEと付属データを夫々
格納し、ステップS13に進む。前述した動作と同様
に、ポリゴン辺カウンタがポリゴン辺数より大きくなる
まで前述の動作を繰り返す。
【0093】続いて、ステップS15からステップS4
3において、ポリゴン辺摘出装置31の後半の動作を行
う。
【0094】ステップS15において、左辺メモリ32
8中をポリゴン辺始点の小さい順に並べ換える。そし
て、ステップS16に進み、ステップS16にて右辺メ
モリ330中をポリゴン辺始点の小さい順に並べ換え、
ステップS17へ進む。ステップS17にて、ポリゴン
辺カウンタをカウントアップし、ステップS18に進
む。
【0095】ステップS18では、左辺カウンタが1で
右辺カウンタが1であるか否か判断する。そして両者と
も1、1の場合にはステップS19へ進む。ステップS
19では左辺メモリ328の1番目と右辺メモリ330
の1番目のポリゴン辺ペアをポリゴン辺メモリ313へ
書き込み、ステップS20へ進む。ステップS20に
て、Y始点データ(YSS)、Y終点データ(YEE)
を算出し、図18のフローチャートに示すパラメータ処
理装置の動作へ進む。このステップS18〜S20に
て、図41(a)に示す場合の動作が行われる。
【0096】また、両者とも1、1でない場合にはステ
ップS21へ進む。ステップ21では、左辺カウンタが
1で右辺カウンタが2であるか否か判断され、左辺カウ
ンタが1で右辺カウンタが2の場合にはステップS22
に進み、そうでない場合にはステップS28へ進む。ス
テップS22にて、ポリゴン辺カウンタをカウントアッ
プし、ステップS23に進む。ステップS23では、左
辺メモリの1番目と右辺メモリの1番目のポリゴン辺ペ
アをポリゴン辺メモリ313に書き込み、ステップS2
4に進み、ステップS24にて、Y始点データ(YS
S)、Y終点データ(YEE)を算出し、続いてステッ
プS25にて、ポリゴン辺カウンタをカウントアップ
し、ステップS26に進む。ステップS26において、
左辺メモリの1番目と右辺メモリの2番目のポリゴン辺
ペアを同じくポリゴン辺メモリ313に書き込み、ステ
ップS27にて、Y始点データ(YSS)、Y終点デー
タ(YEE)を算出する。そして、図18のフローチャ
ートに示すパラメータ処理装置の動作へ進む。このステ
ップS22〜S27にて、図41(b)に示す場合の動
作が行われる。
【0097】ステップS28では、左辺カウンタが2で
右辺カウンタが1であるか否か判断される。左辺カウン
タが2で右辺カウンタが1の場合にはステップS29へ
進み左辺カウンタが2且つ右辺カウンタ1でない場合に
はステップS35へ進む。ステップS29にて、ポリゴ
ン辺カウンタをカウントアップし、ステップS30に進
む。ステップS30においては左辺メモリの1番目と右
辺メモリの1番目のポリゴン辺ペアをポリゴン辺メモリ
313へ書き込み、ステップS31へ進む。ステップS
31にて、Y始点データ(YSS)、Y終点データ(Y
EE)を算出し、ステップ32にてポリゴン辺カウンタ
をカウントアップする。そしてステップS33へ進む。
ステップS33では左辺メモリの2番目の右辺メモリの
1番目のポリゴン辺ペアをポリゴン辺メモリ313へ書
き込み、更に、ステップ34にて、Y始点データ(YS
S)、Y終点データ(YEE)を算出し、図18のフロ
ーチャートに示すパラメータ処理装置の動作へ進む。こ
のステップS28〜S34にて、図41(c)に示す場
合の動作が行われる。
【0098】ステップS35においては、左辺カウンタ
が1で且つ右辺カウンタが3であるか否か判断される。
左辺カウンタが1で右辺カウンタが3の場合にはステッ
プS36へ進み、そうでない場合にはステップS45へ
進む。ステップS36において、ポリゴン辺カウンタを
カウントアップし、ステップS37に進み、ステップS
37にて、左辺メモリの1番目と右辺メモリの1番目の
ポリゴン辺ペアをポリゴン辺ペアメモリ313へ書き込
み、ステップS38へ進む。ステップ38にて、Y始点
データ(YSS)、Y終点データ(YEE)を算出し、
ステップS39において、ポリゴン辺カウンタをカウン
トアップし、ステップS40に進む。ステップS40で
は、左辺メモリの1番目と右辺メモリの2番目のポリゴ
ン辺ペアをポリゴン辺ペアメモリ313へ転送し、ステ
ップS41へ進む。ステップS41にて、Y始点データ
(YSS)、Y終点データ(YEE)を算出し、ステッ
プS42へ進む。ステップS42において、ポリゴン辺
カウンタをカウントアップし、ステップS43に進む。
ステップS43では左辺メモリ1番目と右辺メモリの3
番目のポリゴン辺ペアをポリゴン辺ペアメモリ313へ
転送し、ステップS44にて、Y始点データ(YS
S)、Y終点データ(YEE)を算出した後、図18の
フローチャートに示すパラメータ処理装置の動作へ進
む。このステップS35〜S44にて、図41(d)に
示す場合の動作が行われる。
【0099】ステップS45においては、左辺カウンタ
が3で且つ右辺カウンタが1であるか否か判断される。
左辺カウンタが3で右辺カウンタが1の場合にはステッ
プS46へ進み、そうでない場合にはステップS55へ
進む。ステップS46において、ポリゴン辺カウンタを
カウントアップし、ステップS47に進み、ステップS
47にて、左辺メモリの1番目と右辺メモリの1番目の
ポリゴン辺ペアをポリゴン辺ペアメモリ313へ書き込
み、ステップS48へ進む。ステップS48にて、Y始
点データ(YSS)、Y終点データ(YEE)を算出
し、ステップS49において、ポリゴン辺カウンタをカ
ウントアップし、ステップS50に進む。ステップS5
0では、左辺メモリの2番目と右辺メモリの1番目のポ
リゴン辺ペアをポリゴン辺ペアメモリ313へ転送し、
ステップS51へ進む。ステップS51にて、Y始点デ
ータ(YSS)、Y終点データ(YEE)を算出し、ス
テップS52において、ポリゴン辺カウンタをカウント
アップし、ステップS53進む。ステップS53では左
辺メモリ3番目と右辺メモリの1番目のポリゴン辺ペア
をポリゴン辺ペアメモリ313へ転送し、ステップS5
4にて、Y始点データ(YSS)、Y終点データ(YE
E)を算出した後、図18のフローチャートに示すパラ
メータ処理装置の動作へ進む。このステップS45〜S
54にて、図41(e)に示す場合の動作が行われる。
【0100】ステップS55においては、左辺カウンタ
が2で右辺カウンタが2且つ左辺メモリの1番目の終点
のY値が右辺メモリの1番目の始点のY値と同一である
か否か判断する。同一の場合には、ステップS56に
て、ポリゴン辺カウンタをカウントアップし、ステップ
S57に進む。ステップS57では、左辺メモリの1番
目と右辺メモリの1番目のポリゴン辺ペアをポリゴン辺
ペアメモリ313へ転送し、ステップS58に進み、Y
始点データ(YSS)、Y終点データ(YEE)を算出
した後、ステップS59にて、ポリゴン辺カウンタをカ
ウントアップし、ステップS60に進む。ステップS6
0で左辺メモリの2番目と右辺メモリの1番目のポリゴ
ン辺ペアをポリゴン辺ペアメモリ313へ転送し、更
に、ステップS61にて、Y始点データ(YSS)、Y
終点データ(YEE)を算出した後、図18のフローチ
ャートに示すパラメータ処理装置の動作へ進む。このス
テップS55〜S61にて、図41(f)に示す場合の
動作が行われる。
【0101】また、同一でない場合には、ステップS6
2へ進む。ステップS62においては、左辺カウンタが
2で右辺カウンタが2且つ左辺メモリ1番目の終点のY
値より右辺メモリ1番目の始点のY値の方が小さいか否
か判断される。Y値より右辺メモリ1番目の始点のY値
の方が小さい場合には、ステップS63へ進み、小さく
ない場合には、ステップS72へ進む。ステップS63
にて、ポリゴン辺カウンタをカウントアップし、ステッ
プS64に進む。ステップS64では、左辺メモリの1
番目と右辺メモリの1番目のポリゴン辺ペアをポリゴン
辺ペアメモリ313へ転送し、ステップS65に進み、
Y始点データ(YSS)、Y終点データ(YEE)を算
出した後、ステップS66にて、ポリゴン辺カウンタを
カウントアップし、ステップS67に進む。ステップS
67で左辺メモリの1番目と右辺メモリの2番目のポリ
ゴン辺ペアをポリゴン辺ペアメモリ313へ転送し、更
に、ステップS68にて、Y始点データ(YSS)、Y
終点データ(YEE)を算出した後、ステップS69に
て、ポリゴン辺カウンタをカウントアップし、ステップ
S70に進む。ステップS70で左辺メモリの2番目と
右辺メモリの2番目のポリゴン辺ペアをポリゴン辺ペア
メモリ313へ転送し、更に、ステップS71にて、Y
始点データ(YSS)、Y終点データ(YEE)を算出
した後、図18のフローチャートに示すパラメータ処理
装置の動作へ進む。このステップS62〜S71にて、
図41(g)に示す場合の動作が行われる。
【0102】また、ステップS72においては、左辺カ
ウンタが2で右辺カウンタが2且つ左辺メモリ1番目の
終点のY値より右辺メモリ1番目の始点のY値の方が大
きいか否か判断される。Y値より右辺メモリ1番目の始
点のY値の方が大きい場合には、ステップS75へ進
み、大きくない場合には、図18のフローチャートで示
すパラメータ処理装置の動作へ進む。そして、ステップ
S74にて、ポリゴン辺カウンタをカウントアップし、
ステップS75に進む。ステップS75では、左辺メモ
リの1番目と右辺メモリの1番目のポリゴン辺ペアをポ
リゴン辺ペアメモリ313へ転送し、ステップS76に
進み、Y始点データ(YSS)、Y終点データ(YE
E)を算出した後、ステップS77にて、ポリゴン辺カ
ウンタをカウントアップし、ステップS78に進む。ス
テップS78で左辺メモリの2番目と右辺メモリの1番
目のポリゴン辺ペアをポリゴン辺ペアメモリ313へ転
送し、更に、ステップS79にて、Y始点データ(YS
S)、Y終点データ(YEE)を算出した後、ステップ
S80にて、ポリゴン辺カウンタをカウントアップし、
ステップS81に進む。ステップS81で左辺メモリの
2番目と右辺メモリの2番目のポリゴン辺ペアをポリゴ
ン辺ペアメモリ313へ転送し、更に、ステップS82
にて、Y始点データ(YSS)、Y終点データ(YE
E)を算出した後、図18のフローチャートに示すパラ
メータ処理装置の動作へ進む。このステップS73〜S
82にて、図44(h)に示す場合の動作が行われる。
【0103】次に、パラメータ処理装置312の動作に
ついて、図18のフローチャートのステップS82〜S
90に従い説明する。
【0104】パラメータ処理装置の動作にはいると、ス
テップS82にて、ポリゴン辺カウンタとポリゴン辺数
とを比較しポリゴン辺カウンタがポリゴン辺数より小さ
い場合には、ステップS7へ戻り、前述の動作を繰り返
す。
【0105】ステップS83において、左辺エッジの傾
きDDXLをステップS84で右辺エッジの傾きDDX
Rを求め、ステップS85へ進む。
【0106】ステップS85において、ステップS8
3、S84で求めた傾きDDXL、DDXRと、左辺、
右辺のそれぞれのX始点、Y始点及び属性データと辺ペ
アのY始点、Y終点のポリゴン辺ペアパラメータをポリ
ゴン辺ペアメモリ313に書き込に書き込み、ステップ
S86に進む。
【0107】ステップS86において、YSSアドレス
のフレームメモリ315のポリゴン数をカウントアップ
し、フレームメモリ315のYSSアドレスのポリゴン
の示すアドレスにポリゴン辺ペアアドレスを書き込む。
【0108】そして、ステップS87にて、YSSアド
レスを1つインクリメントし、ステップS88に進み、
ステップS88でYSSがYEE以下であるか否か判断
し、YSSがYEE以下の場合にはステップS86に戻
り、フレームメモリ315への書き込み動作を繰り返
す。YSSがYEEより大きくなるとになると、ステッ
プS89へ進み、ステップS89において、全ての辺ペ
アを処理したか否か判断され、全ての辺ペアを処理して
いない場合には、ステップS83に戻り前述の動作を繰
り返す。全ての辺ペアを処理すると、ステップS910
進み、ステップS90において、全てのポリゴンを処理
したか否か判断され、全てのポリゴンの処理を終了して
いない場合には、図14に示すフローチャートのステッ
プS1に戻り、全てのポリゴンの処理が終了するまで動
作を繰り返す。全てのポリゴンの処理が終了すると、ポ
リゴン辺ペア摘出装置の動作が終了する。
【0109】続いて、垂直補間演算装置34の動作につ
き、図19のフローチャートに従い説明する。
【0110】垂直補間動作を開始すると、まずステップ
S100において、スキャンラインアドレスYを0にセ
ットし、ステップS101に進む。そして、ステップS
101にて、Yアドレスの示すフレームメモリ315の
データを読み出す。
【0111】次に、ステップS102において、フレー
ムメモリ315のデータが示すポリゴン辺ペアメモリ3
13のポリゴン辺ペアデータを読み出し、ステップS1
03へ進む。
【0112】ステップS103において、スキャンライ
ンと交差する左辺エッジ、すなわち、X左交点を次の演
算式により算出する。 XL=(Y終点−Y)×DDXL+X始点
【0113】次に、ステップS104において、スキャ
ンラインと交差する右辺エッジ、すなわちX右交点を次
の演算式により算出する。 XR=(Y終点−Y)×DDXR+X始点
【0114】続いて、ステップS105にて、ステップ
S103,S104にて算出したXL,XRと属性など
のデータを可視/非可視判定処理装置4に転送し、可視
/非可視判定処理装置4内のレジスタ41、42、48
にそれぞれ書き込む。
【0115】その後、ステップS106において、Yア
ドレスのフレームメモリの示すポリゴン数だけ処理を行
ったか否か判断され、処理が終了していない場合には、
ステップS101に戻り、前述の動作を繰り返す。この
処理が終了すると、ステップS107へ進む。
【0116】ステップS107において、Yアドレスを
1つインクリメントし、ステップS108へ進む。ステ
ップS108において、HSYNC信号が”Hi”にな
るまで待機し、ステップS109に進み。ステップS1
09において、YアドレスがV解像度以下か否か判断さ
れ、V解像度以下の場合にはステップ101に戻り、V
解像度より大きい場合にはステップS100に戻る。
【0117】続いて、可視/非可視判定処理装置4の動
作につき、図20のフローチャートに従い説明する。
【0118】可視/非可視判定処理動作を開始すると、
まず、ステップS201にて、スキャンラインの処理動
作が終了したか否か判断され、スキャンラインの処理動
作が終了していない場合に、はステップS202へ進
み、終了した場合にはステップS208に進む。
【0119】可視/非可視判定処理動作の開始直後はス
キャンラインの処理は終了していないので、まず、ステ
ップS202に進む。ステップS202にて、スキャン
ライン演算装置342よりXL,XR、付属データを読
み出し、ステップ203へ進む。
【0120】そして、ステップ203にて、XL、XR
をDOT化回路43に送り、ドット化し、ステップS2
04へ進む。
【0121】ステップS204において、フラグRAM
45のアドレスYのデータとDOT化回路43の出力を
コンパレータ44にて比較し、ステップS205へ進
む。
【0122】ステップS205では、表示されるポリゴ
ンか否か判断され、表示されるポリゴンの場合にはステ
ップS206へ進み、表示されないポリゴンの場合には
ステップS201へ戻る。
【0123】ステップS206では、フラグRAM45
にDOT化回路43の出力とフラグRAM出力の論理和
(OR)を書き込み、ステップS207へ進む。ステッ
プS207において、ラインメモリコントローラにWE
信号を送り、XL,XR,付属データをラインメモリ5
0に書き込み、ステップS201へ戻る。そして、スキ
ャンライン処理動作が終了するまで前述の動作を繰り返
し、スキャンライン処理動作が終了すると、ステップS
208に進み、フラグRAM45を初期化し、可視/非
可視判定処理動作を終了する。
【0124】この第1実施例における上記各動作は図4
2ないし図45に示すようなタイミングで行われる。す
なわち、CRT10における走査時間には、表示期間と
ブランキング期間があり、この発明においては、以下の
ように各演算の処理が行われる。
【0125】前述したように図42に示す例では、ブラ
ンキング期間にポリゴン辺ペア摘出装置31により、ポ
リゴン辺ペアメモリ313、フレームメモリ315にデ
ータを書き込む処理を行う。そして、表示期間に垂直演
算装置34により、フレームメモリ315、ポリゴン辺
ペアメモリ313を読み出して、1水平期間毎に、ライ
ンメモリ50にデータを書き込むように処理を行ってい
る。
【0126】図43に示す例では、ブランキング期間の
前半部でポリゴン辺ペア摘出装置31により、ポリゴン
辺ペアメモリ313にパラメータを書き込み、ブランキ
ング期間の後半部でフレームメモリ315にデータを書
き込む処理を行う。そして、表示期間に垂直演算装置3
4により、フレームメモリ315、ポリゴン辺ペアメモ
リ313を読み出して、1水平期間毎に、ラインメモリ
50にデータを書き込むように処理を行っている。
【0127】図44に示す例では、ポリゴン辺ペアメモ
リ313及びフレームメモリ315を複数個備え、例え
ば、奇数フレームの間は、奇数のポリゴン辺ペアメモリ
313及びフレームメモリ315にポリゴン辺ペア摘出
装置31により、データを書き込む処理を行う。そして
偶数フレームの間は、表示期間に垂直演算装置34によ
り、偶数のフレームメモリ315、ポリゴン辺ペアメモ
リ313を読み出して、1水平期間毎に、ラインメモリ
50にデータを書き込むように処理を行っている。
【0128】図45に示す例では、ポリゴン辺ペアメモ
リ313及びフレームメモリ315を複数個備え、例え
ば、奇数フレームの間は、奇数のポリゴン辺ペアメモリ
313及びフレームメモリ315にポリゴン辺ペア摘出
装置31により、データを書き込む処理を行う。この書
き込み処理は図44に示すものと以下の点で相違す
る。。すなわち、期間の前半部でポリゴン辺ペア摘出装
置31により、ポリゴン辺ペアメモリ313にパラメー
タを書き込み、期間の後半部でフレームメモリ315に
データを書き込む処理を行っている。そして偶数フレー
ムの間は、表示期間に垂直演算装置34により、偶数の
フレームメモリ315、ポリゴン辺ペアメモリ313を
読み出して、1水平期間毎に、ラインメモリ50にデー
タを書き込むように処理を行っている。
【0129】このように構成することで、従来のフレー
ムメモリに比して、メモリ容量を小さくすることができ
る。特に、属性データが増えるほどその差は顕著に現れ
る。また、処理速度を非常に早くするあるいは処理ポリ
ゴン数を増加させる等の用途に応じて、ポリゴン辺ペア
摘出装置31をパラレルに増加させるだけで容易に対応
できる。
【0130】又、可視/非可視判定処理装置を有するこ
とにより、ラインメモリ内には、表示されるポリゴンの
XL,XR及び属性データが格納されることにより、1
スキャンライン表示期間内に処理するポリゴン数だけ有
効に表示することができる。
【0131】ところで、上述した第1実施例において
は、フレームメモリ315に格納されるポリゴン数につ
いては、フレームメモリ315の容量に左右される。す
なわち、表示されるポリゴン、表示されないポリゴンに
関係なく全てのポリゴンのデータを格納するためフレー
ムメモリ315の容量により処理可能なポリゴン総数が
制限される。
【0132】この発明の第2実施例は、表示されるポリ
ゴンのみ、フレームメモリに格納し、小さなフレームメ
モリにて、1スキャンライン表示期間内に処理するポリ
ゴン数うをを有効に表示することができるように構成し
たものである。以下、この第2実施例につき図21ない
し図29を参照して説明する。なお、第1実施例と同じ
構成については、同一符号を付す。
【0133】次に、この発明の第2実施例の要部である
描画処理装置3について、図21を参照して更に説明す
る。
【0134】スクリーンメモリ1及びソートメモリ2よ
り夫々データが描画処理装置3のポリゴン辺ペア摘出装
置31へ与えられる。ポリゴン辺ペア摘出装置31は、
ソートメモリ2を順次アクセスして、その値により、ス
クリーンメモリ1より対応するポリゴン端点のデータを
読み出し、スクリーンより、はみ出したポリゴンを簡単
なクリッピング処理を行い各辺毎にポリゴン端点情報を
選択する。
【0135】そして、各辺毎のポリゴンの端点情報から
スキャンライン上にペアとなるポリゴン辺ペアを夫々算
出する。この実施例においては、更に、算出したスキャ
ンライン上のポリゴン交点ペア(左交点、右交点)、す
なわちXL(左交点)、XR(右交点)に基づいて、表
示されるポリゴンか、表示されないポリゴンであるかを
判断し、表示されるものだけ描画処理装置31内のフレ
ームメモリ315にポリゴン辺ペアメモリ313のアド
レス値を書き込むと共に、そのデータを垂直補間演算装
置34へ転送する。
【0136】垂直補間演算装置34は、ポリゴン辺ペア
摘出装置33より受け取ったデータから2辺間のスキャ
ンライン上のポリゴンX左交点(XL)とX右交点(XR)
を後述する演算式に基き求め、ラインメモリ50へ転送
する。
【0137】さて、この第2実施例が第1実施例と異な
るところは、第1実施例では垂直補間演算装置34から
のデータを可視/非可視判定処理装置4に入力し、表示
されるポリゴンか、表示されないポリゴンかを判定し、
表示されるポリゴンのみ、ラインメモリ50に書き込む
ように構成しているのに対し、第2実施例では、ポリゴ
ン辺ペア摘出装置31内部に可視/非可視判定処理装置
を備え、フレームメモリ315に表示されるポリゴンの
みそのデータを格納するように構成し、垂直補間演算装
置34とラインメモリ50との間には可視/非可視判定
処理装置を設けていないところにある。すなわち、第1
実施例と第2実施例とはポリゴン辺ペア摘出装置31の
構成が相違する。
【0138】第2実施例におけるポリゴン辺ペア摘出装
置31の具体的構成につき図22を参照して説明する。
【0139】スクリーンメモリ1からのデータは、ポリ
ゴン辺ペア処理装置311に与えられる。このポリゴン
辺ペア処理装置311内には、スクリーンメモリ1より
読み出したポリゴン端点データに対して、スクリーン内
に存在しないポリゴンを排除するクリップ回路を備え、
図40に示すケース1〜ケース4の場合のような、ポリ
ゴンを削除する。すなわち、スクリーン内に存在しない
ポリゴンを削除する。この結果、スクリーン内に存在す
るポリゴンデータのみ処理することになる。
【0140】そして、クリップ回路にて削除されなかっ
たポリゴンの各端点データに基づき各辺の始点、終点
(XS,XE)(YS.YE)のフォーマットに変換す
る。
【0141】つづいて、それぞれの始点(XS、Y
S)、終点データ(XE,YE)に基き線ベクトルを算
出し、この辺が図38に示すどの方向に向いているかそ
の方向を算出する。そして、ポリゴンが図38(a2)
に示すようにポリゴン端点の順番により時計回りであれ
ば、図38(a1)に示すように1〜4は左辺として、
5〜8は右辺としてポリゴンの各辺を分ける。また、ポ
リゴンが図38(b2)に示すようにポリゴン端点の順
番により反時計回りであれば、図38(b1)に示すよ
うに1〜4は右辺として、5〜8は左辺としてポリゴン
の各辺を分ける。そして、ポリゴン端点をスキャンライ
ンと平行に境界線として分割することにより各ポリゴン
辺の辺ペアを選択する。さらに、図37に示すように、
各ポリゴンの辺ペアとなる左辺、右辺から垂直補間演算
用のY始点(YSS)、Y終点(YEE)を求める。
【0142】左辺、右辺にそれぞれ分割されたポリゴン
の端点情報がパラメータ処理装置312に転送される。
パラメータ処理装置312では、ポリゴン辺ペアの始
点、終点アドレス(XLS,XLE)(XRS,XR
E)から各ポリゴン辺の傾き(DDXL,DDXR)を
算出する。この算出した各ポリゴン辺の傾きと各ポリゴ
ンの左辺、右辺のX始点、Y始点、Y終点データ及び属
性とがポリゴン辺ペアメモリ313に格納される。すな
わち、前述した第1実施例と同様に図13(a)に示す
ように、ソートメモリ2によりZ値の順に読み出された
アドレスに順次データが書き込まれる。
【0143】パラメータ処理装置312は、前述の第1
実施例と同様に例えば、図39に示すポリゴンにおい
て、それぞれ(b)(c)(d)の状況のポリゴン辺ペ
アについて、各パラメータを前記数式1〜3の演算式に
より算出する。
【0144】上記各演算式に応じて、パラメータ処理装
置312は算出した各ポリゴン辺の傾き(DDXL,D
DXR)とポリゴン辺ペアの始点、終点アドレス(XL
S,XLE)(XRS,XRE)、Y始点データ(YS
S)Y終点データ(YEE)及び属性とをポリゴン辺ペ
アメモリ313に転送する。
【0145】パラメータ処理装置312は、前述した第
1実施例と同じく図8に示すように、ポリゴン辺ペア処
理装置311から転送されたポリゴン辺ペアの始点アド
レス(XLS,XRS)がレジスタ312a、312g
に格納されると共に、減算器312b,312hの一入
力として与えられる。減算器312b,312hの他入
力としてポリゴン辺ペアの終点アドレス(XLE,XR
E)が与えられる。
【0146】また、ポリゴン辺ペア処理装置311から
転送されたポリゴン辺ペアの始点アドレス(YLS,Y
RS)がレジスタ312e、312kに格納されると共
に、減算器312c,312iの一入力として与えられ
る。減算器312c,312iの他入力としてポリゴン
辺ペアの終点アドレス(YLE,YRE)が与えられ
る。
【0147】減算器312b,312cの演算結果が、
それぞれ除算器312dに与えられ、、この除算器31
2dより、傾きDDXLが出力される。
【0148】また、減算器312h,312iの演算結
果が、それぞれ除算器312jに与えられ、、この除算
器312jより、傾きDDXRが出力される。
【0149】Y始点データ(YSS)、Y終点データ
(YEE)及び属性(COLOR)はレジスタ312
f,l,レジスタ312m,312nにそれぞれ与えら
れ、各レジスタからポリゴン辺ペアメモリ313へパラ
メータとして出力される。
【0150】ポリゴン辺ペアメモリ313に格納された
データは可視/非可視判定処理装置4a、フレームメモ
リコントローラ314及び垂直補間演算装置34へそれ
ぞれ転送される。
【0151】可視/非可視判定処理装置4aは、パラメ
ータ処理装置312からポリゴン辺ペアメモリ313に
格納されているデータに基づきスキャンラインと交差す
る左辺のX値(XL)、右辺のX値(XR)を求め、そ
のX左交点値(XL)からX右交点値(XR)のライン
が可視であるか非可視であるかを判定し、可視のポリゴ
ンの場合だけ、フレームメモリ315に書き込み許可信
号(WE)を送る。
【0152】フレームメモリコントローラ314は、フ
レームメモリ315にポリゴン辺ペア処理装置311で
得られた図37及び図39の(b)(c)(d)で示す
Y方向の高さのスタート(START)(YSS)とエ
ンド(END)(YEE)の値を受け取り、フレームメ
モリ315のスキャンライン毎に優先順位の高い順にス
キャンラインのスタートラインからエンドラインまでポ
リゴン辺ペアメモリ313のアドレスを可視/非可視判
定処理装置4aからのWE信号がきた時に、書き込むよ
うに制御するものである。
【0153】フレームメモリコントローラ314の回路
構成は前記第1実施例と同様であり、第1実施例とはコ
ントローラ314mに与えられるWE信号の種類及びそ
の制御が異なる以外は前記第1の実施例と同様であるの
で、第1実施例で用いた図7に従いフレームメモリコン
トローラ314の具体的構成につき説明する。
【0154】この図7に示すように、ポリゴン辺ペア処
理装置311からのY方向の高さのスタート(STAR
T)とエンド(END)の値(YSS,YEE)がそれ
ぞれレジスタ314b,314aに与えられる。Yレジ
スタ314dにマルチプレクサ314cを介してレジス
タ314bの値YSSを格納する。
【0155】Yレジスタ314dの示すYSS値に基づ
きポリゴンカウントメモリ314jのデータ数、すなわ
ちYスキャンラインにかかるポリゴン数を読み出す。な
お、このポリゴンカウントメモリ314jは、スキャン
ライン(Yアドレス)ごとのポリゴン数を格納する。
【0156】Yレジスタ314dの値がレジスタ314
hに一旦保持され、この値を上位、Yスキャンラインの
ポリゴン数すなわちポリゴンカウンタ314jの値を下
位としてレジスタ314kに与え、フレームメモリアド
レスを算出する。
【0157】可視/非可視判定装置4aからのWE信号
は、コントローラ314mに与えられ、このコントロー
ラ314mがWE信号がONしたかどうか判断する。
【0158】WE信号がONすると、フレームメモリ3
15にポリゴン辺ペアメモリ313のメモリアドレスの
書き込みを許可するWR信号をコントローラ314mは
フレームメモリ315に与える。
【0159】ポリゴンカウントメモリ314jの値は、
処理が1つ終わる毎にインクリメンタ314iにより1
カウントアップされ、ポリゴンカウントメモリ314j
に書き込まれる。
【0160】又、レジスタ314dのY値はインクリメ
ンタ314eにて1つインクリメントされる。
【0161】比較器314fにおいて、Yの値がYEE
以下であるか否か比較され、その比較結果がコントロー
ラ314mに与えられ、コントローラ314mは、Y値
がYEEより大きくなると、NEXT信号をポリゴン辺
ペア摘出装置331のコントローラへ送る。
【0162】このようにして、フレームメモリコントロ
ーラ314は、Y方向の高さのスタート(START)
(YSS)とエンド(END)(YEE)の値を受け取
り、フレームメモリ315のスキャンライン毎に優先順
位の高い順にスキャンラインのスタートラインからエン
ドラインまでポリゴン辺ペアメモリ313のアドレスを
可視/非可視判定処理装置4aからのWE信号がきた時
に、書き込むように制御する。
【0163】次に、この第2実施例における可視/非可
視判定処理装置4aの具体例につき図24、図25に従
い説明する。
【0164】第1実施例における可視/非可視判定処理
装置4は、スキャンライン演算装置342より与えられ
るポリゴン辺ペアの左辺のX左交点値(XL)、右辺の
X右交点値(XR)に基づき可視/非可視判定処理を行
っているが、この第2実施例の可視/非可視判定処理装
置4aは、ポリゴン辺ペアメモリ313より与えられる
左辺、右辺のX始点(XLS、XRS)及びY始点(Y
LS、YRS)傾き(DXL、DXR)及びYアドレス
に基づいて、可視、/非可視判定処理を行う。このた
め、この第2実施例の可視/非可視判定処理装置4a
は、第1実施例の可視/非可視判定処理装置4の構成に
比べてXL/R演算装置40を備えているところが相違
する。
【0165】すなわち、ポリゴン辺ペアメモリ313よ
り与えられた左辺、右辺のX始点(XLS、XRS)及
びY始点(YLS、YRS)傾き(DXL、DXR)及
びYアドレスに基づいて、XL/R演算装置40にてポ
リゴン辺ペアの左辺のX左交点値(XL)、右辺のX右
交点値(XR)を算出する。そして、この算出されたY
アドレスのスキャンライン上のポリゴン交点ペアの各デ
ータのレジスタ41、42に格納するように構成してい
る。XSレジスタ41にはX始点(XS)が、XEレジ
スタ42にはX終点(XE)が格納される。
【0166】XL/R演算装置40は図25に示すよう
に構成される。この図25に示すように、ポリゴン辺ペ
アメモリ313から転送されたポリゴン辺ペアの傾き
(DDXL,DDXR)がレジスタ412,416に格
納される。始点アドレス(YLS,YRS)が減算器4
11,415の一入力として与えられる。減算器41
1,415の他入力としてスキャンラインアドレス
(Y)が与えられる。
【0167】そして、減算器411,415の演算結果
が、それぞれ乗算器413、417の一入力として与え
られ、この他入力としてDDXL,DDXRが与えられ
る。この乗算器342e、342fの演算結果が、それ
ぞれ加算器414,418の一入力として与えられる。
加算器414,418の他入力としてポリゴン辺ペアの
始点アドレス(XLS,XRS)が与えられる。この加
算器414,418からX左交点(XL)、X右交点
(XR)がXLレジスタ41、XRレジスタ42に出力
される。
【0168】上記XL/R演算装置40にて、下記演算
式に基づく演算が行われ、XL、XRが算出される。
【0169】
【数7】XL=DDXL×(Y2−Y)+X1 XR=DDXR×(Y4−Y)+X1
【0170】XLレジスタ41およびXRレジスタ42
から夫々ポリゴン交点ペアのX左交点、X右交点データ
がドット化回路45に与えられる。このドット化回路4
5は前述した第1実施例と同じ回路構成であり、レジス
タ41、42からX左交点(XL)、X右交点(XR)
を受け取り、ドット化したデータをコンパレータ49に
与えられる。なお、このドット化回路45の詳細につい
ては、説明の重複を避けるために、ここでは説明を省略
する。
【0171】ドット化回路45からのドットデータは、
フラグRAM45のデータとコンパレータ44で比較さ
れる。すなわち、コンパレータ44はドット化回路43
からのドットデータとフラグRAM45 に格納されて
いるいままでに表示されたポリゴンのドットデータを比
較し、そのポリゴンが表示されるポリゴンかを判断し、
その結果をコントローラ55に与えている。そして、表
示される場合には、フラグRAM45にドット化回路4
35のドットデータの論理和(オア)したドットデータ
をフラグRAM45に書き込む。
【0172】コンパレータ44及びフラグRAM45の
構成についても第1実施例と同じ回路構成であり、これ
ら回路の詳細についても、説明の重複を避けるために、
ここでは説明を省略する。
【0173】又、この第2実施例における垂直補間演算
装置34の具体的構成は、前述した第1実施例と同じ回
路構成であり、この回路の詳細についても、説明の重複
を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0174】図23は、この発明の第2実施例における
画像処理装置の具体的実施例を示すブロック図である。
この図23を参照してこの発明の第2実施例に付き説明
する。
【0175】第1実施例と同様に、スクリーンメモリ1
からのデータは、メモリインターフェース(I/F)3
24に与えられ、このI/F324内に、一旦格納され
る。
【0176】スクリーンメモリ1のアクセスは、アドレ
ス生成回路323により生成されたアドレスによりなさ
れる。このアドレス生成回路323には、メモリインタ
ーフェース(I/F)324内に一旦格納されたソート
メモリ2からのデータが与えられ、ソートメモリ2のデ
ータに基いて、スクリーンメモリ1のアドレスが生成さ
れる。
【0177】また、ソートメモリ2のアクセスは、アド
レス生成回路321により生成されたアドレスにより行
われる。そして、メモリインターフェース324から与
えられたポリゴン端点データがクリップ回路325に与
えられる。
【0178】クリップ回路315は、スクリーンメモリ
1より読み出したポリゴン端点データに対してスクリー
ンのX始点(SXS)、スクリーンのX終点(SX
E)、スクリーンのY始点(SYS)、スクリーンのY終
点(SYE)の値と比較し、図40に示すケース1〜ケ
ース4の場合のようなポリゴンを削除する。すなわち、
スクリーン内に存在しないポリゴンを削除する。この結
果、スクリーン内に存在するポリゴンデータのみ処理す
ることになる。
【0179】そして、クリップ回路325にて削除され
なかったポリゴンの各端点データが辺選択回路326に
与えられる。
【0180】この辺選択回路321において、始点(X
S)、終点データ(XE)に基き線ベクトルを算出し、
この辺が図38に示すどの方向に向いているかその方向
を算出する。そして、ポリゴンが時計回りであれば、1
〜4は左辺として、5〜8は右辺として、また、ポリゴ
ンが逆方向の反時計回りであれば1〜4は右辺として、
5〜8は左辺としてポリゴンの各辺を分ける。
【0181】左辺と区別した場合には、左辺カウンタ3
27をカウントアップし、左辺メモリ328に辺情報が
格納される。
【0182】又、右辺と区別した場合には、右辺カウン
タ329をカウントアップし、右辺メモリ330に辺情
報が格納される。
【0183】左辺メモリ328、右辺メモリ330に格
納された辺情報はポリゴン辺ペア摘出装置32により、
各ポリゴンに対応するポリゴン辺ペアが算出される。左
辺メモリ328、右辺メモリ330に格納された辺につ
いて、それぞれY値(スキャンラインの番号)によりソ
ートし、左辺カウンタ327、右辺カウンタ329のカ
ウンタ数から図41に示すように、各ポリゴンに対応す
るポリゴン辺ペアを算出し、パラメータ処理装置312
へそのデータを送る。
【0184】パラメータ処理装置312では、ポリゴン
辺ペアの始点、終点アドレスから各ポリゴン辺の傾きな
どスキャンライン演算に必要なパラメータを算出する。
この算出した各ポリゴン辺の傾きと各ポリゴンの右辺、
左辺のX始点、Y始点データ及び属性とがマルチプレク
サ317aを介してポリゴン辺ペアメモリ313に格納
される。すなわち、前述の第1実施例と同じく図13
(a)に示すように、ソートメモリ2によりZ値の順に
読み出されたアドレスに順次データが書き込まれる。こ
のポリゴン辺ペアメモリ313にデータを書き込むとき
のアドレス指定はアドレス生成回路316にて生成され
たアドレスデータがマルチプレクサ317bを介して与
えられる。
【0185】一方、ポリゴン辺メモリ341の読み出し
時のアドレス指定は、垂直補間演算装置34のポリゴン
辺ペア選択回路341からアドレスデータがマルチプレ
クサ317bを介して与えられる。
【0186】ポリゴン辺ペアメモリ313に格納された
データは可視/非可視判定処理装置4a、フレームメモ
リコントローラ314及び垂直補間演算装置34へマル
チプレクサ317aを介してそれぞれ転送される。
【0187】可視/非可視判定処理装置4aは、ポリゴ
ン辺ペアメモリ313より与えられたポリゴン辺ペアの
左辺のX左交点値(XL)、右辺のX右交点値(XR)
を求め、そのX左交点値、X右交点値からそのラインが
可視であるか非可視であるかを判定し、可視のポリゴン
の場合だけ、フレームメモリコントロール314に書き
込み許可信号(WE)を送る。フレームメモリコントロ
ーラ314はWE信号を受けると、フレームメモリ31
5にポリゴン辺ペアメモリ313のアドレスを書き込
む。
【0188】フレームメモリコントローラ314は図1
3(b)に示すように、フレームメモリ315にポリゴ
ン辺ペア処理装置311で得られた図39の(b)
(c)(d)で示すY方向の高さのスタート(STAR
T)とエンド(END)の値を受け取り、フレームメモ
リ315のスキャンライン毎に優先順位の高い順にスキ
ャンラインのスタートラインからエンドラインまでポリ
ゴン辺ペアメモリ313のアドレスを可視/非可視判定
処理装置4aからのWE信号がきた時に、書き込むよう
に制御している。この第2実施例では、可視/非可視判
定処理装置4aにより、フレームメモリ315内には、
表示されるポリゴンのポリゴン辺ペアメモリ312のア
ドレスが格納される。フレームメモリ315を1スキャ
ンライン表示期間内に処理するポリゴン数だけ有効に利
用することができる。
【0189】次に、この発明の第2実施例における描画
処理装置3の動作を図26ないし図29のフローチャー
トに従い説明する。なお、スクリーンメモリ1及びソー
トメモリ2から夫々データを描画処理装置3に入力し、
ポリゴン辺ペア処理装置311までの動作、すなわちポ
リゴン辺ペア摘出装置331までの動作は前述の第1実
施例と同じであり、説明の重複を避けるために、この第
2実施例ではパラメータ処理動作から説明する。
【0190】ポリゴン辺ペア摘出装置331までの動作
が終了すると、パラメータ処理動作へ進み、ステップ3
01において、ポリゴン辺カウンタとポリゴン辺数とを
比較しポリゴン辺カウンタがポリゴン辺数より小さい場
合には、図14に示すステップS7へ戻り、前述のポリ
ゴン辺ペア摘出装置331までの動作を繰り返す。
【0191】ステップS302において、左辺エッジの
傾きDDXLをステップS303で右辺エッジの傾きD
DXRを求め、ステップS304へ進む。
【0192】ステップS304において、ステップS3
02、S303で求めた傾きDDXL、DDXRと、左
辺、右辺のそれぞれのX始点、Y始点及び属性データと
辺ペアのY始点、Y終点のポリゴン辺ペアパラメータを
ポリゴン辺ペアメモリ313に書き込に書き込み、ステ
ップS305に進む。
【0193】ステップS305において、可視/非可視
判定処理装置4aの処理が行われ、ステップS306へ
進む。ステップS306にて、ポリゴン辺ペアメモリ3
13に書き込まれたデータの可視/非可視判定処理が行
われ、ステップS306において、可視ポリゴンであれ
ば、そのポリゴン辺ペアメモリ313のアドレスをフレ
ームメモリ315に書き込むためにステップS307に
進む。又、非可視ポリゴンであれば、フレームメモリ3
15にデータを書き込まないので、ステップS308へ
進む。
【0194】ステップS307において、YSSアドレ
スのフレームメモリ315のポリゴン数をカウントアッ
プし、フレームメモリ315のYSSアドレスのポリゴ
ンの示すアドレスにポリゴン辺ペアアドレスを書き込
む。
【0195】そして、ステップS308にて、YSSア
ドレスを1つインクリメントし、ステップS309に進
み、ステップS309でYSSがYEE以下であるか否
か判断し、YSSがYEE以下の場合にはステップS3
07に戻り、フレームメモリ315への書き込み動作を
繰り返す。YSSがYEEより大きくなるとになると、
ステップS310へ進み、ステップS310において、
全ての辺ペアを処理したか否か判断され、全ての辺ペア
を処理していない場合には、ステップS302に戻り前
述の動作を繰り返す。全ての辺ペアを処理すると、ステ
ップS311に進み、ステップS311において、全て
のポリゴンを処ししたか否か判断され、全てのポリゴン
の処理を終了していない場合には、図14のステップS
1に戻り、全てのポリゴンの処理が終了するまで動作を
繰り返す。全てのポリゴンの処理が終了すると、ポリゴ
ン辺ペア摘出装置の動作が終了する。
【0196】続いて、垂直補間演算装置34の動作につ
き、図27のフローチャートに従い説明する。
【0197】垂直補間動作を開始すると、まずステップ
S400において、スキャンラインアドレスYを0にセ
ットし、ステップS401に進む。そして、ステップS
401にて、Yアドレスの示すフレームメモリ315の
データを読み出す。
【0198】次に、ステップS402において、フレー
ムメモリ315のデータが示すポリゴン辺ペアメモリ3
13のポリゴン辺ペアデータを読み出し、ステップS4
03へ進む。
【0199】ステップS403において、スキャンライ
ンと交差する左辺エッジのX左交点値を次の演算式によ
り算出する。 XL=(Y終点−Y)×DDXL+X始点
【0200】次に、ステップS404において、スキャ
ンラインと交差する右辺エッジのX右交点値を次の演算
式により算出する。 XR=(Y終点−Y)×DDXR+X始点
【0201】その後、ステップS405において、Yア
ドレスのフレームメモリ315が示すポリゴン数だけ処
理を行ったか否か判断され、処理が終了していない場合
には、ステップS401に戻り、前述の動作を繰り返
す。この処理が終了すると、ステップS406へ進む。
【0202】ステップS405において、Yアドレスを
1つインクリメントし、ステップS407へ進む。ステ
ップS407において、HSYNC信号が”Hi”にな
るまで待機し、ステップS408に進み。ステップS4
08において、YアドレスがV解像度以下か否か判断さ
れ、V解像度以下の場合にはステップ408に戻り、V
解像度より大きい場合にはステップS400に戻る。
【0203】続いて、可視/非可視判定処理装置4aの
動作につき、図28のフローチャートに従い説明する。
【0204】可視/非可視判定処理動作を開始すると、
まずステップS409にてポリゴン辺ペアメモリ313
からデータを読み出し、ステップS410へ進む。ステ
ップS410にて、フレームメモリコントローラ314
からY値を受取りステップS411へ進む。
【0205】ステップS411において、スキャンライ
ンと交差する左辺エッジのX左交点値を次の演算式によ
り算出する。 XL=(Y終点−Y)×DDXL+X始点
【0206】次に、ステップS412において、スキャ
ンラインと交差する右辺エッジのX右交点値を次の演算
式により算出する。 XR=(Y終点−Y)×DDXR+X始点
【0207】そして、ステップS413にて、算出した
XL、XRをDOT化回路43に送り、ドット化し、ス
テップS414へ進む。
【0208】ステップS414において、フラグRAM
45のアドレスYのデータとDOT化回路43の出力を
コンパレータ44にて比較し、ステップS415へ進
む。
【0209】ステップS415では、表示されるポリゴ
ンか否か判断され、表示されるポリゴンの場合にはステ
ップS416へ進み、表示されないポリゴンの場合には
ステップS418に進む。
【0210】ステップS416では、フラグRAM45
にDOT化回路43の出力とフラグRAM出力の論理和
(OR)を書き込み、ステップS417へ進む。ステッ
プS417において、フレームメモリコントローラ31
4にWE信号を送り、ステップS418に進む。そし
て、ステップS418では、フレームメモリコントロー
ラ314からNEXT信号が送られたか否か判断され、
信号が送られ来るとステップS201に戻り、信号が送
られてこない場合には、ステップS410へ戻る。
【0211】次に、フレームメモリコントローラ314
の動作に付き、図29のフローチャートに従い説明す
る。
【0212】まず、ステップS501において、YS
S,YEEを受取り、ステップS502に進む。ステッ
プS502において、YレジスタをYSSに設定し、ス
テップS503に進む。
【0213】ステップS503において、Yレジスタの
示すポリゴンカウントメモリのデータ数、すなわちYス
キャンラインにかかるポリゴン数を読み出す。そして、
ステップS504に進む。
【0214】ステップS504において、Yレジスタの
値を上位、Yスキャンラインのポリゴン数を下位として
フレームメモリアドレスを算出して、ステップS505
へ進む。
【0215】ステップS505において、可視/非可視
判定処理装置4aからのWE信号がONしたかどうか判
断され、WE信号がONしない場合には、ステップS5
08へ進む。WE信号がONすると、ステップS506
へ進み、ステップS506にて、フレームメモリ315
にポリゴン辺ペアメモリ313のメモリアドレスを書き
込み、ステップS507へ進む。
【0216】ステップS507において、ポリゴンカウ
ントメモリの値を1カウントアップし、ポリゴンカウン
トメモリに書き込む。そして、ステップS508におい
て、Yを1つインクリメントし、ステップS509に進
む。
【0217】ステップS509において、Yの値がYE
E以下であるか否か判断され、YEE以下の場合にはス
テップS503に戻り、前述の動作を繰り返す。Y値が
YEEより大きくなると、ステップS510へ進み、ス
テップS510にて、NEXT信号をポリゴン辺ペア摘
出装置のコントローラ310へ送り動作を終了する。
【0218】この第2実施例における上記各動作は前述
の第1実施例と同じく図42ないし図45に示すような
タイミングで行われる。
【0219】次に、この発明の第3実施例につき図30
ないし図36に従い説明する。この第3実施例は、描画
処理装置3内のメモリ容量を第1、第2実施例のものに
比して更に小さくするように構成したものである。
【0220】以下、この第3実施例につき説明する。な
お、第1実施例と同じ構成については、同一符号を付
す。
【0221】この発明の第3実施例の描画処理装置の全
体構成は第1実施例と同様であり、ポリゴン辺ペア摘出
装置31と垂直補間演算装置34の内部構成が第1実施
例と相違している。この相違点を中心にして第3実施例
を説明する。
【0222】前述の第1実施例と全体構成は同様であ
り、図2に示すようにに、スクリーンメモリ1及びソー
トメモリ2より夫々データが描画処理装置3のポリゴン
辺ペア摘出装置31へ与えられる。ポリゴン辺ペア摘出
装置31は、ソートメモリ2を順次アクセスして、その
値により、スクリーンメモリ1より対応するポリゴン端
点のデータを読み出し、スクリーンより、はみ出したポ
リゴンを簡単なクリッピング処理を行い各辺毎にポリゴ
ン端点情報を選択する。
【0223】そして、各辺毎のポリゴンの端点情報報か
らスキャンライン上にペアとなるポリゴン辺ペアを夫々
算出すると共に、そのデータを垂直補間演算装置34へ
転送する。
【0224】垂直補間演算装置34は、ポリゴン辺ペア
摘出装置31より受け取ったデータから2辺間のスキャ
ンライン上のポリゴンX左交点(XL)とX右交点(XR)
を後述する演算式に基き求め、可視/非可視判定処理装
置4へ転送し、可視のポリゴンデータのみラインメモリ
50へ転送する。
【0225】この第3実施例の特徴である上記ポリゴン
辺ペア摘出装置31の具体的構成につき図30を参照し
て説明する。
【0226】スクリーンメモリ1からのデータは、ポリ
ゴン辺ペア処理装置311に与えられる。このポリゴン
辺ペア処理装置311内には、スクリーンメモリ1より
読み出したポリゴン端点データに対して、スクリーン内
に存在しないポリゴンを排除するクリップ回路を備え、
図40に示すケース1〜ケース4の場合のような、ポリ
ゴンを削除する。すなわち、スクリーン内に存在しない
ポリゴンを削除する。この結果、スクリーン内に存在す
るポリゴンデータのみ処理することになる。
【0227】そして、クリップ回路にて削除されなかっ
たポリゴンの各端点データに基づき各辺の始点、終点
(XS,XE)(YS,YE)のフォーマットに変換す
る。
【0228】つづいて、それぞれの始点(XS、Y
S)、終点データ(XE,YE)に基き線ベクトルを算
出し、この辺が図38に示すどの方向に向いているかそ
の方向を算出する。そして、ポリゴンが図38(a2)
に示すようにポリゴン端点の順番により時計回りであれ
ば、図38(a1)に示すように1〜4は左辺として、
5〜8は右辺としてポリゴンの各辺を分ける。また、ポ
リゴンが図38(b2)に示すようにポリゴン端点の順
番により反時計回りであれば、図38(b1)に示すよ
うに1〜4は右辺として、5〜8は左辺としてポリゴン
の各辺を分ける。そして、ポリゴン端点をスキャンライ
ンと平行に境界線として分割することにより各ポリゴン
辺の辺ペアを選択する。さらに、図37に示すように、
各ポリゴンの辺ペアとなる左辺、右辺から垂直補間演算
用のY始点(YSS)、Y終点(YEE)を求める。
【0229】左辺、右辺にそれぞれ分割されたポリゴン
の端点情報がパラメータ処理装置312及びYソート処
理装置318にそれぞれ転送される。
【0230】パラメータ処理装置312では、ポリゴン
辺ペアの始点、終点アドレス(XLS,XLE)(XR
S,XRE)から各ポリゴン辺の傾き(DDXL,DD
XR)を算出する。この算出した各ポリゴン辺の傾きと
各ポリゴンの左辺、右辺のX始点、Y始点、Y終点デー
タ及び属性とがポリゴン辺ペアメモリ313に格納され
る。すなわち、図34(a)に示すように、ソートメモ
リ2によりZ値の順に読み出されたアドレスに順次デー
タが書き込まれる。
【0231】第3実施例が第1実施例と異なるところ
は、第1実施例ではポリゴン辺ペアメモリ313のアド
レスをY方向の解像度すなわち、スキャンライン毎にフ
レームメモリ315に格納するのに対し、この実施例で
は、各ポリゴンの辺ペアをYソート処理装置318でス
キャンライン順にソーティング処理を行い、そのソーテ
ィングされた順序でポリゴン辺ペアメモリ313のアド
レスとY始点(YSS)、Y終点(YEE)をYソート
メモリ319に格納するところにある。第1実施例とこ
の第3実施例とは、フレームメモリ315とYソートメ
モリ319との相違からその回路構成及び処理が相違す
る。
【0232】すなわち、Yソート処理装置318は、ポ
リゴン辺ペア処理装置311で得られた図37及び図3
9の(b)(c)(d)で示す各ポリゴン辺ペアについ
てのY方向の高さのスタート(START)(YSS)
とエンド(END)(YEE)の値を受け取り、そのY
SS,YEEに基づいてスキャンライン番号の小さい順
にソーティング処理を行う。Yソート処理装置318で
ソーティング処理された順序でポリゴン辺ペアメモリ3
13のアドレスとYSS、YEEをYソートメモリ31
9に格納する。
【0233】次に、垂直補間演算装置34の具体的構成
を図31に示す。垂直補間演算装置34のポリゴン辺ペ
ア選択装置343は、スキャンライン毎にポリゴン辺ペ
ア摘出装置31のソートメモリ315を読み出し、スキ
ャンライン番号(Yとカウンタ値)とYSS,YEEの
比較を行う。必要なポリゴン辺ペアメモリ313のアド
レスをポリゴン辺ペア摘出装置31から読み出し、ポリ
ゴン辺ペアメモリ313よりその辺ペアの各パラメータ
を受取り、垂直補間演算装置34のスキャンライン演算
装置344に与える。スキャンライン演算装置344
は、例えば図39の(b)(c)(d)の夫々の状況の
ポリゴン辺ペアについて、前述した数式4ないし数式6
の演算式により算出する。
【0234】上記各演算式に応じて、スキャンライン演
算装置344は、図39に示すように、X左交点(X
L)、X右交点(XR)をYのスタートからエンドまで
算出し、可視/非可視処理判定装置4に転送し、可視の
ポリゴンデータのみラインメモリ50に転送する。
【0235】ポリゴン辺ペア選択装置343の具体的構
成例を図33に示す。
【0236】この図33に示すように、ポリゴン辺ペア
メモリ313から転送されたポリゴン辺ペアのデータ、
傾き(DDXL,DDXR)、始点アドレス(XLS,
XRS)(YLS,YRS)、属性、及び辺ペア(YS
S,YEE)がレジスタ343aに格納される。
【0237】また、Yソートメモリ319のアドレスは
YSPカウンタ343cにより生成され、このカウンタ
値に従って、Yソートメモリ319より、Yソートメモ
リデータが読み出される。
【0238】Yソートメモリ319から読み出されたデ
ータはそれぞれレジスタ343d,343e,343f
に格納される。レジスタ343dにはYSSデータが、
レジスタ343eにはYEEデータが、レジスタ343
fにはポリゴン辺ペアメモリのアドレスが格納される。
【0239】レジスタ343dのYSSデータは比較器
343gの一入力として与えられ、他入力として、Yカ
ウンタ値が与えられ、YSSデータがYカウンタ値より
小さいか否か判断され、その判断結果がコントローラ3
40に与えられる。
【0240】また、レジスタ343eのYEEデータは
比較器343hの一入力として与えられ、他入力とし
て、Yカウンタ値が与えられ、YEEデータがYカウン
タ値より大きいか否か判断され、その判断結果がコント
ローラ340に与えられる。
【0241】これらの各装置はコントローラ340によ
り制御される。このコントローラは、図36に示すフロ
ーに従って、垂直補間演算装置34の動作を制御する。
【0242】又、この第3実施例における可視/非可視
判定処理装置4の構成は、前述した第1実施例と同じ回
路構成であり、説明の重複を避けるために、ここでは説
明を省略する。
【0243】図32は、この発明の第3実施例における
画像処理装置の具体的実施例を示すブロック図である。
この図32を参照してこの発明の第3実施例に付き説明
する。
【0244】第1実施例と同様に、スクリーンメモリ1
からのデータは、メモリインターフェース(I/F)3
24に与えられ、このI/F324内に、一旦格納され
る。スクリーンメモリ1のアクセスは、アドレス生成回
路323により生成されたアドレスによりなされる。こ
のアドレス生成回路323には、メモリインターフェー
ス(I/F)324内に一旦格納されたソートメモリ2
からのデータが与えられ、ソートメモリ2のデータに基
いて、スクリーンメモリ1のアドレスが生成される。
【0245】また、ソートメモリ2のアクセスは、アド
レス生成回路321により生成されたアドレスにより行
われる。そして、メモリインターフェース324から与
えられたポリゴン端点データがクリップ回路325に与
えられる。
【0246】クリップ回路315は、スクリーンメモリ
1より読み出したポリゴン端点データに対してスクリー
ンのX始点(SXS)、スクリーンのX終点(SX
E)、スクリーンのY始点(SYS)、スクリーンのY終
点(SYE)の値と比較し、図40に示すケース1〜ケ
ース4の場合のようなポリゴンを削除する。すなわち、
スクリーン内に存在しないポリゴンを削除する。この結
果、スクリーン内に存在するポリゴンデータのみ処理す
ることになる。
【0247】そして、クリップ回路325にて削除され
なかったポリゴンの各端点データが辺選択回路326に
与えられる。
【0248】この辺選択回路321において、始点(X
S)、終点データ(XE)に基き線ベクトルを算出し、
この辺が図38に示すどの方向に向いているかその方向
を算出する。そして、ポリゴンが時計回りであれば、1
〜4は左辺として、5〜8は右辺として、また、ポリゴ
ンが逆方向の反時計回りであれば1〜4は右辺として、
5〜8は左辺としてポリゴンの各辺を分ける。
【0249】左辺と区別した場合には、左辺カウンタ3
27をカウントアップし、左辺メモリ328に辺情報が
格納される。
【0250】又、右辺と区別した場合には、右辺カウン
タ329をカウントアップし、右辺メモリ330に辺情
報が格納される。
【0251】左辺メモリ328、右辺メモリ330に格
納された辺情報はポリゴン辺ペア摘出装置32により、
各ポリゴンに対応するポリゴン辺ペアが算出される。左
辺メモリ328、右辺メモリ330に格納された辺につ
いて、それぞれY値(スキャンラインの番号)によりソ
ートし、左辺カウンタ327、右辺カウンタ329のカ
ウンタ数から図41に示すように、各ポリゴンに対応す
るポリゴン辺ペアを算出し、パラメータ処理装置312
へそのデータを送る。
【0252】パラメータ処理装置312では、ポリゴン
辺ペアの始点、終点アドレスから各ポリゴン辺の傾きな
どスキャンライン演算に必要なパラメータを算出する。
この算出した各ポリゴン辺の傾きと各ポリゴンの右辺、
左辺のX始点、Y始点データ及び属性とがマルチプレク
サ317aを介してポリゴン辺ペアメモリ313に格納
される。すなわち、図34(a)に示すように、ソート
メモリ2によりZ値の順に読み出されたアドレスに順次
データが書き込まれる。このポリゴン辺ペアメモリ31
3にデータを書き込むときのアドレス指定はアドレス生
成回路316にて生成されたアドレスデータがマルチプ
レクサ317bを介して与えられる。
【0253】一方、ポリゴン辺メモリ313の読み出し
時のアドレス指定は、垂直補間演算装置34のポリゴン
辺ペア選択回路343からアドレスデータがマルチプレ
クサ317bを介して与えられる。
【0254】ポリゴン辺ペアメモリ313に格納された
データはYソート処理装置318及び垂直補間演算装置
34へマルチプレクサ317aを介してそれぞれ転送さ
れる。
【0255】Yソート処理装置318は、ポリゴン辺ペ
アメモリ313よりマルチプレクサ317aを介してY
SSとYEEの値を受け取り、そのYSS,YEEに基
づいてスキャンライン番号の小さい順にソーティング処
理を行う。Yソート処理装置318でソーティング処理
された順序でポリゴン辺ペアメモリ313のアドレスと
YSS、YEEがマルチプレクサ317dを介して図3
4(b)に示すようにYソートメモリ319に格納す
る。
【0256】Yソートメモリ319の書き込み時のアド
レス指定は、アドレス生成回路320により生成された
アドレスデータがマルチプレクサ317dを介して与え
られる。
【0257】一方、Yソートメモリ319の書き込み時
のアドレス指定は、垂直補間演算装置34のポリゴン辺
ペア選択回路343からアドレスデータがマルチプレク
サ317dを介して与えられる。
【0258】そして、CRT10における走査時間に
は、表示期間とブランキング期間があり、例えば、図4
5に示すように、ブランキング期間にポリゴン辺ペア摘
出装置31により、ポリゴン辺ペアメモリ313、Yソ
ートメモリ319にデータを書き込む処理を行う。表示
期間に垂直演算装置34により、Yソートメモリ31
9、ポリゴン辺ペアメモリ313を読み出して、1水平
期間毎に、ラインメモリ50にデータを書き込むように
処理を行えばよい。
【0259】垂直補間演算装置34のポリゴン辺ペア選
択装置341は、この実施例では、1水平期間毎に、ポ
リゴン辺ペア摘出装置31のソートメモリ315を読み
出し、スキャンライン番号(Yとカウンタ値)とYS
S,YEEの比較を行う。必要なポリゴン辺ペアメモリ
313のアドレスをポリゴン辺ペア摘出装置31から読
み出し、ポリゴン辺ペアメモリ313よりその辺ペアの
各パラメータを受取り、垂直補間演算装置34のスキャ
ンライン演算装置342に与える。スキャンライン演算
装置344は、例えば図39の(b)(c)(d)の夫
々の状況のポリゴン辺ペアについて、前述した数式4な
いし数式6の演算式により算出する。
【0260】上記各演算式に応じて、スキャンライン演
算装置344は、図39に示すように、X左交点(X
L)、X右交点(XR)をYのスタートからエンドまで
算出し、可視/非可視処理判定装置4に転送し、可視の
ポリゴンデータのみマルチプレクサ51を介してライン
メモリ50に転送する。
【0261】次に、この発明の第3実施例における描画
処理装置3の動作を図35ないし図36のフローチャー
トに従い説明する。
【0262】なお、スクリーンメモリ1及びソートメモ
リ2から夫々データを描画処理装置3に入力し、ポリゴ
ン辺ペア処理装置311までの動作、すなわちポリゴン
辺ペア摘出装置331までの動作は前述の第1実施例と
同じであり、説明の重複を避けるために、この第3実施
例ではパラメータ処理動作から説明する。
【0263】ポリゴン辺ペア摘出装置331までの動作
が終了すると、パラメータ処理動作へ進み、ステップ6
01において、ポリゴン辺カウンタとポリゴン辺数とを
比較しポリゴン辺カウンタがポリゴン辺数より小さい場
合には、図14に示すステップS7へ戻り、前述のポリ
ゴン辺ペア摘出装置331までの動作を繰り返す。
【0264】ステップS602において、左辺エッジの
傾きDDXLをステップS603で右辺エッジの傾きD
DXRを求め、ステップS604へ進む。
【0265】ステップS604において、ステップS6
02、S603で求めた傾きDDXL、DDXRと、左
辺、右辺のそれぞれのX始点、Y始点及び属性データと
辺ペアのY始点、Y終点のポリゴン辺ペアパラメータを
ポリゴン辺ペアメモリ313に書き込に書き込み、ステ
ップS605に進む。
【0266】ステップS605において、ポリゴン辺ペ
アのY始点(YSS)、Y終点(YEE)及びポリゴン
辺ペアメモリ313のアドレスをYソート処理装置31
8に送り、ステップS606へ進み、ステップS606
において、全ての辺ペアを処理したか否か判断され、全
ての辺ペアを処理していない場合には、ステップS60
2に戻り前述の動作を繰り返す。全ての辺ペアを処理す
ると、ステップS607にむ。
【0267】ステップS607において、全てのポリゴ
ンを処理したか否か判断され、全てのポリゴンの処理を
終了していない場合には、図14のステップS1に戻
り、全てのポリゴンの処理が終了するまで動作を繰り返
す。全てのポリゴンの処理が終了すると、ステップS6
08に進み、ステップS608において、Yソート処理
装置318で受け取ったポリゴン辺ペアのY始点(YS
S)により、ソート処理をし、データの並び代えを行
い、ソート処理した順序で、Yソートメモリ319に、
図34(a)に示すように、ポリゴン辺ペアメモリ31
3のアドレスとY始点(YSS)、Y終点(YEE)を
ポリゴン辺の行数分書き込む。Yソートメモリ319の
書き込みが終了すると、ポリゴン辺ペア摘出装置の動作
が終了する。
【0268】続いて、垂直補間演算装置34の動作につ
き、図36のフローチャートに従い説明する。
【0269】垂直補間動作を開始すると、まずステップ
S610において、スキャンラインアドレスYを0にセ
ットするとともに、Yソートメモリアドレス(YSP)
を0にセットし、ステップS611に進む。そして、ス
テップS611にて、YSPアドレスの示すYソートメ
モリ319の始点、終点データ(YSS,YEE)及び
ポリゴンペンペアメモリアドレス(PAD)を読み出
す。
【0270】次に、ステップS612にて、ポリゴン辺
ペア選択装置343の比較器343g,343hにて、
それぞれYSS,YEEとスキャンラインアドレス
(Y)とが比較される。そして、YSSがY値以下でか
つYEEがY値より以上であるか否か判断され、Yes
の場合にには、ステップS613に進み、Noの場合に
はステップ617に進む。
【0271】続いて、ステップS613において、Yソ
ートメモリ319のポリゴン辺ペアメモリアドレスデー
タが示すポリゴン辺ペアメモリ313のポリゴン辺ペア
データを読み出し、ステップS614へ進む。
【0272】ステップS614において、スキャンライ
ンと交差する左辺エッジのX左交点を次の演算式により
算出する。 XL=(Y終点−Y)×DDXL+X始点
【0273】次に、ステップS615において、スキャ
ンラインと交差する右辺エッジのX右交点を次の演算式
により算出する。 XR=(Y終点−Y)×DDXR+X始点
【0274】そして、ステップS616において、上記
ステップS614、S615にて算出したXL,XR及
び属性などを可視/非可視判定処理装置4に書き込み、
ステップS617に進む。
【0275】ステップS617において、Yソートメモ
リ318のデータをすべて読み出したかどうか判断さ
れ、すべてのデータを読み出しを終了するとステップS
618に進み、読み出しの処理が終了していない場合に
は、ステップS611に戻り、前述の動作を繰り返す。
【0276】ステップS618において、Yアドレスを
1つインクリメントし、ステップS619へ進む。ステ
ップS619において、HSYNC信号が”Hi”にな
るまで待機し、ステップS620に進み。ステップS6
20において、YアドレスがV解像度以下か否か判断さ
れ、V解像度以下の場合にはステップ611に戻り、V
解像度より大きい場合にはステップS610に戻る。
【0277】この第3実施例における上記各動作は、図
46に示すように、ブランキング期間にポリゴン辺ペア
摘出装置31により、ポリゴン辺ペアメモリ313にデ
ータを書き込む処理を行うとともにYソート処理装置3
18により、Yソートメモリ319にデータを書き込む
処理を行う。そして、表示期間に垂直演算装置34によ
り、Yソートメモリ319、ポリゴン辺ペアメモリ31
3を読み出して、1水平期間毎に、ラインメモリ50に
データを書き込むように処理を行っている。
【0278】この第3実施例は、第1、第2実施例で用
いた図13(b)で示すフォマットのフレームメモリの
変わりに図34(b)で示すフォマットのYソートメモ
リを用いているので、次のようにメモリ容量を小さくで
きる。
【0279】スキャンライン上のポリゴン数を256と
し、Y方向の解像度を400とした場合、フレームメモ
リの容量としては、256×2×400=204.8K
ワード必要とする。
【0280】これに対して、第3実施例において、同等
以上のポリゴン数の処理を行う場合、ポリゴン辺ペアと
して、1000ペアであり、Yソートメモリの容量とし
ては、1000×3=3Kワードとなり、メモリ容量を
格段と小さくできる。
【0281】
【発明の効果】この発明は、多角形スキャンアルゴリズ
ムを基本として凸多角形にだけ処理を制限するため、ポ
リゴン辺の方向により、左辺、右辺に分け、左辺、右辺
ごとにソートを行い、左辺の辺の数と、右辺の辺の数か
らポリゴンの辺ペアを求める。そして、辺ペアから各辺
の傾きを算出して、ポリゴン辺の傾き及びスキャンライ
ン上のポリゴンの始点、終点データをポリゴン辺ペアメ
モリに格納し、ポリゴン辺ペアメモリのアドレス値をの
みフレームメモリに格納する。従って、メモリ容量を極
めて小さくすることができる。特に、属性データが増え
るほどその差は顕著に現れる。また、処理速度を非常に
早くするあるいは処理ポリゴン数を増加させる等の用途
にも容易に対応できる。
【0282】又、可視/非可視判定処理装置を有するこ
とにより、フレームメモリ内には、表示されるポリゴン
オパラメータメモリのアドレスが入ることにより、1ス
キャンライン表示期間内に処理するポリゴン数だけ有効
に表示することができる。
【0283】また、この発明において、図34(b)で
示すフォマットのYソートメモリを用いていることによ
り、メモリ容量を格段と小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を用いた疑似3次元画像処理装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1実施例の要部である描画処理装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の第1実施例の要部であるポリゴン辺
ペア摘出装置の構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の第1実施例の要部である垂直補間演
算装置の構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の第1実施例の画像処理装置の具体的
構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の第1実施例に用いられるスキャンラ
イン演算装置の具体的構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の第1実施例に用いられるフレームメ
モリコントローラ装置の具体的構成を示すブロック図で
ある。
【図8】この発明の第1実施例に用いられるパラメータ
処理の具体的構成を示すブロック図である。
【図9】この発明の第1実施例に用いられる可視/非可
視判定処理装置の構成を示すブロック図である。
【図10】この発明の可視/非可視判定処理装置におけ
るドット化回路の具体的実施例を示す回路図である。
【図11】この発明の可視/非可視判定処理装置におけ
るコンパレータの具体的実施例を示す回路図である。
【図12】この発明の可視/非可視判定装置におけるド
ット出力動作をを示し、(a)はドット化回路の出力、
(b)はフラグRAMの動作を示す模式図である。
【図13】この発明の第1実施例に用いるメモリのフォ
ーマットを示す模式図であり、(a)はポリゴン辺ペア
メモリ、(b)はフレームメモリ、(c)はラインメモ
リを示す。
【図14】この発明の第1実施例の描画処理装置の動作
を説明するフローチャトである。
【図15】この発明の第1実施例の描画処理装置の動作
を説明するフローチャトである。
【図16】この発明の第1実施例の描画処理装置の動作
を説明するフローチャトである。
【図17】この発明の第1実施例の描画処理装置の動作
を説明するフローチャトである。
【図18】この発明の第1実施例の描画処理装置におけ
るパラメータ処理装置の動作を説明するフローチャトで
ある。
【図19】この発明の第1実施例の垂直補間演算装置の
動作を説明するフローチャトである。
【図20】この発明の第1実施例の可視/非可視判定処
理装置の動作を説明するフローチャトである。
【図21】この発明の第2実施例の要部である描画処理
装置の構成を示すブロック図である。
【図22】この発明の第2実施例の要部であるポリゴン
辺ペア摘出装置の構成を示すブロック図である。
【図23】この発明の第2実施例の画像処理装置の具体
的構成を示すブロック図である。
【図24】この発明の第2実施例に用いられる可視/非
可視判定処理装置の構成を示すブロック図である。
【図25】この発明の第2実施例に用いられる可視/非
可視判定装置におけるXL/R演算装置の具体的実施例
を示すブロック図である。
【図26】この発明の第2実施例の描画処理装置におけ
るパラメータ処理装置の動作を説明するフローチャトで
ある。
【図27】この発明の第2実施例の垂直補間演算装置の
動作を説明するフローチャトである。
【図28】この発明の第2実施例の可視/非可視判定処
理装置の動作を説明するフローチャトである。
【図29】この発明の第2実施例におけるフレームメモ
リコントローラの動作を説明するフローチャートであ
る。
【図30】この発明の第3実施例の要部であるポリゴン
辺ペア摘出装置の構成を示すブロック図である。
【図31】この発明の第3実施例の要部である垂直補間
演算装置の構成を示すブロック図である。
【図32】この発明の第3実施例の画像処理装置の具体
的構成を示すブロック図である。
【図33】この発明の第3実施例に用いられるポリゴン
辺ペア選択装置の構成を示すブロック図である。
【図34】この発明の第3実施例に用いるメモリのフォ
ーマットを示す模式図であり、(a)はポリゴン辺ペア
メモリ、(b)はYソートメモリ、(c)はラインメモ
リを示す。
【図35】この発明の第3実施例の描画処理装置におけ
るパラメータ処理装置の動作を説明するフローチャトで
ある。
【図36】この発明の第2実施例の垂直補間演算装置の
動作を説明するフローチャトである。
【図37】ポリゴン辺ペアの関係を示す模式図である。
【図38】線ベクトルの領域を示す模式図である。
【図39】ポリゴン辺ペアの種類を示す模式図である。
【図40】スクリーンとクリッピングの関係を示す模式
図である。
【図41】この発明の演算装置における左辺カウンタ、
右辺カウンタのカウンタ数と算出するポリゴン辺ペアの
関係を示す模式図である。
【図42】この発明の第1及び第2実施例における各演
算の処理タイミングの例を示す図である。
【図43】この発明の第1及び第2実施例における各演
算の処理タイミングの例を示す図である。
【図44】この発明の第1及び第2実施例における各演
算の処理タイミングの例を示す図である。
【図45】この発明の第1及び第2実施例における各演
算の処理タイミングの例を示す図である。
【図46】この発明の第3実施例における各演算の処理
タイミングの例を示す図である。
【符号の説明】
1 スクリーンメモリ 2 ソートメモリ 3 描画処理装置 4、4a 可視/非可視判定処理装置 7 表示処理装置 10 CRT 50 ラインメモリ 31 ポリゴン辺ペア摘出装置 34 垂直補間演算装置 312 パラメータ処理装置 313 ポリゴン辺ペアメモリ 315 フレームメモリ 318 Yソート処理装置 319 Yソートメモリ 327 左辺カウンタ 328 左辺メモリ 329 右辺カウンタ 330 右辺メモリ 342 スキャンライン演算装置 43 ドット(DOT)化回路 44 コンパレータ 45 フラグRAM

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともポリゴンを構成するX,Y端
    点情報を格納したスクリーンメモリと、各ポリゴンの優
    先度に従って、ソートされたポリゴン番号を格納したソ
    ートメモリと、前記ソートメモリをアクセスし、その値
    に対応するポリゴンの端点のデータをスクリーンメモリ
    より読み出し、このデータに基づいて各ポリゴンの辺情
    報を算出するポリゴン辺算出手段と、この算出手段から
    のポリゴンの辺情報に基づきスキャンライン上にペアと
    なる辺ペアを算出する辺ペア算出手段と、この算出した
    辺ペアに基づいて、ポリゴン辺の傾きを算出する手段
    と、ポリゴン辺の傾き及びスキャンライン上のポリゴン
    の始点、終点データを格納するポリゴン辺ペアメモリ
    と、ポリゴン辺ペアメモリのアドレス値を格納するフレ
    ームメモリと、前記ポリゴン辺ペアメモリ及びフレーム
    メモリをアクセスし、スキャンライン上の右交点、左交
    点を補間して算出する垂直補間演算手段と、ポリゴン図
    形を表示する表示手段のスキャンラインに同期してポリ
    ゴンをドットデータとして出力する手段と、を備えてな
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 ポリゴンを構成するX,Y端点情報及び
    ポリゴンの辺情報に基づいてポリゴンを構成する各辺の
    線ベクトルの方向を求める手段と、この求めた線ベクト
    ルの方向により各辺を左辺または右辺の2つの群に分割
    する手段と、分割した辺が左辺であるごとにカウントア
    ップされる左辺カウンタと、左辺の辺情報を格納する左
    辺メモリと、分割した辺が右辺であるごとにカウントア
    ップされる右辺カウンタと、右辺の辺情報を格納する右
    辺メモリと、左辺メモリ及び右辺メモリに格納された辺
    について、スキャンラインに従ってソートし、左辺カウ
    ンタ、右辺カウンタのカウンタ数に基いてポリゴンに対
    応する辺ペアを算出する手段とを、備えてなる請求項1
    に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 少なくともポリゴンを構成するX,Y端
    点情報を格納したスクリーンメモリと、各ポリゴンの優
    先度に従って、ソートされたポリゴン番号を格納したソ
    ートメモリと、前記ソートメモリをアクセスし、その値
    に対応するポリゴンの端点のデータをスクリーンメモリ
    より読み出し、このデータに基づいて各ポリゴンの辺情
    報を算出するポリゴン辺算出手段と、この算出手段から
    のポリゴンの辺情報に基づきスキャンライン上にペアと
    なる辺ペアを算出する辺ペア算出手段と、この算出した
    辺ペアに基づいて、ポリゴン辺の傾きを算出する手段
    と、ポリゴン辺の傾き及びスキャンライン上のポリゴン
    の始点、終点データを格納するポリゴン辺ペアメモリ
    と、このポリゴン辺ペアメモリのデータに基づき、表示
    されるポリゴンか表示されないポリゴンかを判別する可
    視/非可視判定処理手段と、ポリゴン辺ペアメモリの表
    示されるポリゴンのデータのみのアドレス値を格納する
    フレームメモリと、前記ポリゴン辺ペアメモリ及びフレ
    ームメモリをアクセスし、スキャンライン上の右交点、
    左交点を補間して算出する垂直補間演算手段と、ポリゴ
    ン図形を表示する表示手段のスキャンラインに同期して
    ポリゴンをドットデータとして出力する手段と、を備え
    てなる画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記可視/非可視判定処理手段は、前記
    ポリゴン辺ペアメモリのデータに基いてスキャンライン
    毎にドットデータとして出力するドット化手段と、表示
    すると判定されたポリゴンのドットデータが格納される
    フラグメモリと、ドット化手段のドットデータとフラグ
    メモリに格納されているポリゴンのドットデータを比較
    し、表示するポリゴンか表示されないポリゴンかを判定
    する判定手段と、この判定手段にて表示されるポリゴン
    と判定されたポリゴンのドットデータと、フラグメモリ
    に格納されているデータとの論理和をとり、フラグメモ
    リの内容をそのデータに書き換える手段と、を備えてな
    る請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 少なくともポリゴンを構成するX,Y端
    点情報を格納したスクリーンメモリと、各ポリゴンの優
    先度に従って、ソートされたポリゴン番号を格納したソ
    ートメモリと、前記ソートメモリをアクセスし、その値
    に対応するポリゴンの端点のデータをスクリーンメモリ
    より読み出し、このデータに基づいて各ポリゴンの辺情
    報を算出するポリゴン辺算出手段と、この算出手段から
    のポリゴンの辺情報に基づきスキャンライン上にペアと
    なる辺ペアを算出する辺ペア算出手段と、この算出した
    辺ペアに基づいて、ポリゴン辺の傾きを算出する手段
    と、ポリゴン辺の傾き及びスキャンライン上のポリゴン
    の始点、終点データを格納するポリゴン辺ペアメモリ
    と、ポリゴン辺ペアのY始点、Y終点及びポリゴン辺ペ
    アメモリのアドレス値を格納するYソートメモリと、ポ
    リゴン辺ペアのY始点に基づき各ポリゴン辺ペアをソー
    トし、前記Yソートメモリにポリゴン辺ペアのY始点、
    Y終点及びポリゴン辺ペアメモリのアドレス値を書き込
    むYソート処理手段と、前記ポリゴン辺ペアメモリ及び
    Yソートメモリをアクセスし、スキャンライン上の右交
    点、左交点を補間して算出する垂直補間演算手段と、ポ
    リゴン図形を表示する表示手段のスキャンラインに同期
    してポリゴンをドットデータとして出力する手段と、を
    備えてなる画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記垂直補間演算手段は、前記Yソート
    メモリから現スキャンラインと交差するポリゴン辺ペア
    を選択し、スキャンライン毎の優先順位の順にポリゴン
    辺ペアメモリのデータを読み出すポリゴン辺ペア選択手
    段と、このポリゴン辺選択手段から出力されたデータに
    よりスキャンライン上の右交点、左交点を補間して算出
    するスキャンライン演算手段と、を備えてなることを特
    徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 ポリゴンを構成するX,Y端点情報及び
    ポリゴンの辺情報に基づいてポリゴンを構成する各辺の
    線ベクトルの方向を求める手段と、この求めた線ベクト
    ルの方向により各辺を左辺または右辺の2つの群に分割
    する手段と、分割した辺が左辺であるごとにカウントア
    ップされる左辺カウンタと、左辺の辺情報を格納する左
    辺メモリと、分割した辺が右辺であるごとにカウントア
    ップされる右辺カウンタと、右辺の辺情報を格納する右
    辺メモリと、左辺メモリ及び右辺メモリに格納された辺
    について、スキャンラインに従ってソートし、左辺カウ
    ンタ、右辺カウンタのカウンタ数に基いてポリゴンに対
    応する辺ペアを算出する手段とを、備えてなる請求項5
    または6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記垂直補間演算手段にて算出したスキ
    ャンライン上の右交点、左交点を格納するラインメモリ
    を備え、このラインメモリからスキャンライン上の右交
    点、左交点を読み出しポリゴン図形を表示する表示手段
    のスキャンラインに同期してポリゴンをドットデータと
    して出力することを特徴とする請求項1または5に記載
    の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記垂直補間演算手段にて算出したスキ
    ャンライン上の右交点、左交点に基づき表示されるポリ
    ゴンか表示されないポリゴンかを判別する可視/非可視
    判定処理手段を備え、表示されるポリゴンのスキャンラ
    イン上の右交点、左交点のみラインメモリに格納するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記可視/非可視判定処理手段は、前
    記垂直補間演算手段にて算出したスキャンライン上の右
    交点、左交点に基いてスキャンライン毎にドットデータ
    として出力するドット化手段と、表示すると判定された
    ポリゴンのドットデータが格納されるフラグメモリと、
    ドット化手段のドットデータとフラグメモリに格納され
    ているポリゴンのドットデータを比較し、表示するポリ
    ゴンか表示されないポリゴンかを判定する判定手段と、
    この判定手段にて表示されるポリゴンと判定されたポリ
    ゴンのドットデータと、フラグメモリに格納されている
    データとの論理和をとり、フラグメモリの内容をそのデ
    ータに書き換える手段と、を備えてなる請求項9に記載
    の画像処理装置。
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