JPH06266422A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JPH06266422A
JPH06266422A JP6160191A JP6160191A JPH06266422A JP H06266422 A JPH06266422 A JP H06266422A JP 6160191 A JP6160191 A JP 6160191A JP 6160191 A JP6160191 A JP 6160191A JP H06266422 A JPH06266422 A JP H06266422A
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memory
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Ryuzo Yabusaki
竜三 薮崎
Hideaki Morita
英昭 森田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デバイス点数の割り付けをユーザーが設定で
きるようにし、デバイス記憶部のメモリを有効に活用で
き、より処理速度の速いプログラマブルコントローラを
得る。 【構成】 デバイスの点数の割り付けを任意に変えられ
るようにし、シーケンスプログラムでのデバイス指定を
CPUユニット2のデバイス記憶部4の実アドレスを指
定する命令コードに変換することにより、各デバイスの
デバイス記憶部4の先頭アドレスを可変のデータとして
取り扱う。また、演算処理部5が命令を実行するときデ
バイス番号とデバイスの先頭アドレスからそのデバイス
に相当するデバイス記憶部4の実アドレスを算出する処
理を不要とし、命令の処理時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シーケンス変更を行
うことのできるプログラマブルコントローラに関し、特
に、デバイス点数の割り付けを任意に変更することがで
きるプログラマブルコントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、この種のプログラマブルコン
トローラにおける従来の構成図であり、図において、1
はシーケンスプグラムやプログラマブルコントローラに
関するパラメータを入力し、転送することができる周辺
機器、2はCPUユニット、CPUユニット2におい
て、3はシーケンスプログラム記憶部、4はデバイス記
憶部、5は演算処理部である。
【0003】図11は、シーケンスプログラムの一例で
あり、周辺機器1で作成することができる。図12は、
作成されたシーケンスプログラムを演算処理部5が処理
するために変更する命令コードの構成を示している。図
13は、各デバイスのデバイス記憶部4内でのアドレス
を示したものであり、このアドレスはメーカーがユーザ
ーの使用目的を想定して決定されたデバイスの点数に従
って決められている。図14は、シーケンス命令の1つ
であるMOV命令の演算処理部5内部での処理を示すフ
ローチャート、図15は、図14において示したデバイ
スリードの処理を示すフローチャートである。
【0004】ユーザーが周辺機器1により、図11にて
示したようなシーケンスプログラムを作成し、周辺機器
1が図12で示すような命令コードに変換し、その命令
コードをCPUユニット2に転送し、CPUユニット2
は内部にあるシーケンスプログラム記憶部3に記憶させ
る。この命令は接点X0がオンかオフかを判別するLD
命令と、デバイスD0の内容をデバイスD100に転送
する処理である。
【0005】演算処理部5は、この命令の命令コードを
読み出すと、図14のフローチャートで示すように第1
デバイスであるD0のデバイスリード処理を行い(S
1)、D0の内容を読み出し、続いて第2デバイスであ
るD100のデバイスリード処理を行い(S2)、D1
00に相当するデバイス記憶部4のアドレスを算出し、
続いて算出されたアドレスにD0の内容を書き込む処理
を実行する(S3)。
【0006】デバイスリード処理は、図15に示したフ
ローチャートに従い、命令コードよりデバイスの種別
(D)を判断し(S4)、デバイス番号(100)を読
み込み(S5)、例では、指定されていないがインデッ
クス指定がある場合、その指定された値を加算し(S
6)、各デバイスで既に決められているデバイスの先頭
アドレス(0800H)から、そのデバイスに相当する
デバイス記憶部4の実アドレス(08C8H=800H
+100ワード=800H+0C8Hバイト)を算出す
る(ステップS7)。その後、桁を考慮して(S8)、
デバイスの内容をデバイス記憶部4より読み出す(S
9)という処理である。
【0007】その他の従来技術として、図17に示すプ
ログラマブルコントローラにおけるハードウェア構成が
ある。図において、5は演算処理を行う演算処理部、4
は演算処理部5による演算結果を格納するデバイス記憶
部、3はシーケンスプログラムを格納するシーケンスプ
ログラム記憶部、75はマイクロプログラムを格納する
マイクロプログラムメモリであり、76は周辺機器1と
の間のインタフェースである。
【0008】図18は、図17に示したシーケンスプロ
グラム記憶部3の内部情報(命令コード)について示し
てあり、11は命令部かデバイス部かを判断するフラ
グ、12はワードかビットかを判断するフラグ、13は
ビットデバイス時のビットNO.を指定するビットN
O.指定部、14は固定メモリマップにおける従来デバ
イスアドレス部である。
【0009】図16は、シーケンスプログラムの具体例
であり、この例ではワードデバイスDoのメモリ内部を
ワードデバイスW1へ転送する命令について示してあ
る。
【0010】図19は、図16に示したシーケンスプロ
グラムを実行するときのマイクロプログラムメモリ75
内のソフトウェア処理について示してあり、F1〜F3
は全体処理、F4はMOV命令を検出したときの処理で
ある。
【0011】図20は、従来の固定メモリマップの例に
ついて示したものである。
【0012】次に動作について説明する。図18に示し
た命令コードに従って処理を進めていくが、具体的に図
19に示すプログラム例に基づいて説明を行う。全体処
理部ではシーケンスを実行するために必要とされる初期
処理を行った後(F1)、シーケンスプログラム実行処
理(F2)、シーケンスEND処理(F3)を繰り返し
実行する。
【0013】シーケンスプログラム実行中にMOV命令
を検出する(F4)と、まず第1デバイスの内容をリー
ドするわけであるが、この場合、Doの命令コードには
固定メモリマップの従来デバイスアドレス0H番地が格
納されているため、0H番地の内容をリードすることに
なる(F4a)。同様に、第2デバイスW1のアドレス
には201H番地が格納されているため、結局0H番地
の内容が201H番地へ転送され(F4b)処理が完了
する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラマブル
コントローラは以上のように構成されているので、デバ
イスの先頭アドレスが各々のデバイスにより予め決めら
れているため、換言すると、各デバイスにおける割り付
け点数(メモリマップ)が固定であり、ユーザーが自由
に割り付け点数の設定を行うことができないため、各デ
バイスに過不足が生じ、デバイス記憶部のメモリを有効
に活用できないという問題点があった。
【0015】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、シーケンスプログラムの命令コー
ドをデバイス番号での指定からデバイス記憶部の実アド
レスの指定に変更することにより、デバイス点数の割り
付けをユーザーが設定できるようにし、デバイス記憶部
のメモリを有効に使用でき、より処理速度の速いプログ
ラマブルコントローラを得る、また、デバイス記憶部の
割り付け点数を自由に設定できるとともに、それらの情
報を自動的にシーケンスプログラムメモリに反映し、効
率良くデバイス記憶部を使用できるプログラマブルコン
トローラを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるプログ
ラマブルコントローラは、CPUユニットと周辺機器を
有し、前記CPUユニットにプログラムされたシーケン
スプログラムにより動作するプログラマブルコントロー
ラにおいて、任意のデバイス点数の割り付けデータを入
力する入力手段、シーケンスプログラムでのデバイス指
定を前記CPUユニットのデバイス記憶部の実アドレス
を指定する命令コードデータへ変換する変換手段、前記
2つのデータを前記CPUユニットへ転送する転送手段
を具備する周辺機器と、前記周辺機器より転送されたデ
バイス割り付けに関するデータを格納する記憶手段、前
記データを前記周辺機器へ転送する転送手段、命令コー
ドに従い命令を実行するときのデバイス状態を実アドレ
スのみで管理する管理手段とを具備する前記CPUユニ
ットから構成されている。
【0017】また、この発明に係るプログラマブルコン
トローラは、シーケンスプログラムを格納するシーケン
スプログラムメモリと、演算結果を格納するデバイスメ
モリと、前記デバイスメモリの割り付け情報を格納する
デバイス割り付け情報メモリと、前記デバイス割り付け
情報メモリに格納された割り付け情報より算出される修
正アドレスを格納するアドレス修正レジスタ群と、前記
アドレスレジスタ群の中の1のレジスタを選択する選択
手段と、前記アドレスの修正を実行する加算手段を備
え、デバイスの割り付けを任意に変更可能としたもので
ある。
【0018】
【作用】この発明におけるデバイス点数の割り付けの入
力手段は、デバイス点数の割り付けを任意に変えられる
ようにし、シーケンスプログラムでのデバイス指定をC
PUユニットのデバイス記憶部の実アドレスを指定する
命令コードに変換する手段により、各デバイスのデバイ
ス記憶部の先頭アドレスを可変のデータとして取り扱う
ことができる。また、命令コードに従い命令を実行する
ときのデバイスの状態を実アドレスのみで管理する手段
は、演算処理部が命令を実行するときデバイス番号とデ
バイスの先頭アドレスとからそのデバイスに相当するデ
バイス記憶部の実アドレスを算出する処理を不要とし、
命令の処理時間を短縮する。
【0019】また、この発明のプログラマブルコントロ
ーラは、周辺装置を用いて各デバイスメモリの割り付け
をユーザーが自由に設定可能とすると共に、その割り付
け情報を基に修正すべきアドレスを算出し、アドレス修
正レジスタ群へセットする手段と、その修正レジスタ群
とシーケンスプログラムメモリのデバイスアドレス部分
を自動的に加算する手段を備えることにより、シーケン
スプログラムを変更することなく、割り付け情報のみを
再設定するだけで、デバイスメモリのメモリマップを自
由に変更でき、効率良くデバイスメモリを使用すること
ができる。
【0020】
【実施例】図1は、この発明によるプログラマブルコン
トローラにおける構成図であり、図において、1はシー
ケンスプログラムやプログラマブルコントローラに関す
るパラメータを入力し転送することのできる周辺機器、
2はCPUユニットであり、3はシーケンスプログラム
記憶部、4はデバイス記憶部、5は演算処理部、6はデ
バイス割り付けに関するデータをCPUユニット2内で
格納するデバイス割り付けデータ記憶メモリ、7はデバ
イス割り付けに関するデータを周辺機器1内で格納する
デバイス割り付けデータ記憶メモリである。
【0021】図2は、デバイスの点数の割り付けデータ
の構成で(2a)〜(2h)は各々のデバイスの点数で
あり、周辺機器1でユーザーが設定する。図3は、デバ
イス割り付けに関するデータの構成図で、デバイス記憶
部4の先頭アドレス(3i)と最終アドレス(3j)、
そして各デバイスの先頭アドレス(3k)〜(3r)、
デバイス割り付け最終アドレス(3s)の順となってお
り、各々のデータは周辺機器1内のデバイス割り付けデ
ータ記憶メモリ7と、CPUユニット2内のデバイス割
り付けデータ記憶メモリ6にこの構成で格納される。図
4は、作成されたシーケンスプログラムを演算処理部5
が処理するために変更する命令コードの構成を示してい
る。
【0022】次に動作について説明する。まずCPUユ
ニット2は、デバイス割り付けデータ記憶メモリ6に図
3に示した構成で各デバイスの先頭アドレス(3k)〜
(3r)のデフォルト値とデバイス記憶部4の先頭アド
レス(3i)と最終アドレス(3j)とを書き込んでお
く。これはユーザーがデバイスの点数を変更しないとき
に、デフォルト値でCPUユニット2が動作するように
するためである。周辺機器1も同様にデバイスの割り付
けデータをCPUユニット2より転送する転送手段によ
り得るか、或いは周辺機器1がデフォルト値を予めデバ
イス割り付けデータ記憶メモリ7に格納しておく。
【0023】次に、ユーザーがデバイスの点数を変更す
る場合、ユーザーはデバイスの点数の割り付け(2a)
〜(2h)を周辺機器1でキー入力して設定する。周辺
機器1は、そのデータに基づきデバイス割り付けデータ
にある先頭アドレスの値(3i)から各デバイスの先頭
アドレス(3k)〜(3r)と割り付け最終アドレス
(3s)を算出し、それをデバイスの割り付けデータと
し、周辺機器1内のデバイス割り付けデータ記憶メモリ
7に格納する。
【0024】算出する時の計算式は、3k=3i、3l
=3k+2a÷8、3m=3l+2b÷8、3n=3m
+2c÷8、3o=3n+2d÷8、3p=3o+2e
×2、3q=3p+2f×2、3r=3q+2g×2、
3s=3r+2h×2である。ここで、ビットデバイス
の場合デバイスの点数を8で割っているのは1バイトが
8ビットに相当するためであり、ワードデバイスの場
合、1ワードが2バイトに相当するためデバイスの点数
を2倍する。また、小数点以下は切り上げとする。その
際、CPUユニット2のデバイス記憶部4の最終アドレ
スの値(3j)と、割り付け最終アドレス(3s)とを
比較し、割り付け最終アドレスの値(3s)の方が大き
ければデバイス記憶部4の範囲オーバーとして周辺機器
1においてエラーとする。
【0025】続いて、ユーザーがシーケンスプログラム
を作成し、それを周辺機器1が命令コードに変換する。
デバイスを指定するための命令コードは従来の図7に示
すデバイス種別部とデバイス番号部を、図4で示すよう
にデバイス記憶部4の実アドレス指定部とする。周辺機
器1はデバイスの種別とデバイス番号とからデバイス記
憶部4の実アドレスを予め算出し、実アドレス値として
実アドレス指定部に設定する。例えば、D100を指定
する命令コードへの変換の場合、周辺機器1が命令種別
(デバイス指定)、インデックス指定(指定無し)、ビ
ット指定(指定無し)、定数指定(指定無し)、ワード
指定(指定有り)を設定すると共に、デバイス割り付け
データ記憶メモリ7よりDデバイスの先頭アドレス値
(3o)を得て、デバイス番号100よりその先頭アド
レスから100ワード目、つまり200バイト(0C8
Hバイト)目に当たるアドレスを、先頭アドレスと0C
8Hを加算して算出する。このアドレス値を図4で示す
実アドレス指定部に設定する。
【0026】ユーザーがシーケンスプログラムを作成
し、それを周辺機器1が命令コードに変換した後、CP
Uユニット2は変換された命令コードを受け取りシーケ
ンスプログラム記憶部3に格納し、それと共にデバイス
割り付けデータを受け取りCPUユニット2内のデバイ
ス割り付けデータ記憶メモリ6に格納する。CPUユニ
ット2は、シーケンス命令の演算処理でデバイス範囲チ
ェックが必要な場合、このデバイス割り付けデータを読
み出し利用する。また、デバイス割り付けデータ記憶メ
モリ6のデバイス割り付けデータは他の周辺機器1を使
用したときにこのデータを受け渡して、周辺機器1がデ
バイスの指定を元のデバイスの種別とデバイス番号に変
換し直し、ユーザーが作成したシーケンスプログラムを
再現する。
【0027】演算処理部5は、デバイスを指定する命令
コードを読み出すと命令を実行し、デバイスリード処理
を行う。デバイスリード処理は、命令コードからワード
単位かビット単位かをワード指定部と定数指定部とビッ
ト指定部を参照して判断する。
【0028】ワード指定の場合、実アドレス指定部より
デバイス記憶部4の実アドレス値を読み出し、その後イ
ンデックス指定部を参照し、指定があればインデックス
の値だけアドレス値に加算してデバイスの内容をデバイ
ス記憶部4より読み出す。
【0029】ビット指定の場合、命令コードの実アドレ
ス指定部をメモリ実アドレス指定とビットアドレス指定
の2つに分けて使用する。例えばX0を指定する場合を
例に取ると、周辺機器1が命令コードに変換する際、X
デバイスの先頭アドレス値(3k)を周辺機器1内のデ
バイス割り付けデータ記憶メモリ7より得てデバイス番
号(0)をビットデバイス単位数(8ビット(=1バイ
ト))で割った商(0)を加算してメモリ実アドレスを
算出し、実アドレス指定部のメモリ実アドレス指定に指
定する。
【0030】周辺機器1はデバイス番号(0)をビット
デバイス単位数(8)で割った余り(0)をもう1方の
ビットアドレス指定に指定する。ビットデバイスのデバ
イスリード処理としては、演算処理部5が、命令コード
からビット単位であることを判断し、メモリ実アドレス
値とビットアドレス値を読み出し、その後、インデック
ス指定部を参照し指定があればインデックスの値をビッ
トデバイス単位数(8)で割った商と余りを各々メモリ
実アドレス値とビットアドレスに加算して、デバイスの
内容をデバイス記憶部4より読み出す。
【0031】本発明によるデバイスリード処理は、従来
のデバイスリード処理でのアドレス算出の処理部分を必
要としなくなっている。
【0032】なお、上記実施例では、図3のようにデバ
イス割り付けデータを構成したが、それらのデータの順
序は不順でもかまわない。
【0033】また、上記実施例ではソフトウェア処理命
令での命令コードを変換するものについて示したが、ハ
ードウェア処理命令についても同様の変換手段により同
様の効果を奏する。
【0034】次に、本発明による第2の発明の一実施例
を図について説明する。図5は、本発明によるプログラ
マブルコントローラのハードウェア構成について示した
ものである。
【0035】77はデバイスの割り付け点数について記
述してあるデバイス割り付け情報メモリ、8はデバイス
割り付け情報メモリ77の割り付け点数に基づいて修正
アドレスが格納されるアドレス修正レジスタ群、9はシ
ーケンスプログラム記憶部3に格納されているシーケン
スプログラムのデバイス種別指定部13(図8参照)の
内容に従ってアドレス修正レジスタ群8の中の1を選択
するセレクタ、10はセレクタ9によって選択されたア
ドレス修正レジスタの内容とシーケンスプログラムにお
けるメモリマップの従来デバイスアドレス部14を加算
する加算装置である。
【0036】図6は、デバイス割り付け情報メモリ77
の内容について示してあり、この例では従来のワードデ
バイスDを512点から256点に変化させた場合につ
いて示してある。図7は、その割り付けに対するメモリ
マップの構成について示してある。図8は、シーケンス
プログラム記憶部3のデバイスに関する構成を示したも
のであり、11〜14は図18に示した従来構成と同一
である。13はデバイスの種別を区別するデバイス種別
指定部である。
【0037】図9は、マイクロプログラムメモリ75に
よって制御されるS/W処理の概略について示してあ
り、F1〜F4は図19に示した従来構成と同一であ
る。図中、F5はデバイス割り付け情報に基づいてアド
レス修正レジスタに値をセットする処理である。
【0038】次に動作について説明する。ここでは従来
例と同様にMOV命令について、ワードデバイスDの割
り付け点数を変更した場合について説明する。まず、ワ
ードデバイスDの点数を512点から256点に変更す
る場合、周辺機器1によって予め作成されたデバイス割
り付け情報(図6参照)をデバイス割り付け情報メモリ
77へセットしておく(図9におけるF5)。プログラ
マブルコントローラは、シーケンスプログラム実行処理
を始める前に、デバイス割り付け情報によって生成され
る新しいメモリマップ(図7参照)の各デバイス先頭ア
ドレスから従来のメモリマップ(図20参照)の各デバ
イス先頭アドレスを減算し、各デバイスに対するアドレ
ス修正レジスタ群8の各要素へその値をセットしてお
く。
【0039】本実施例では、ワードデバイスD用の修正
レジスタには新先頭アドレス(0H)−従来先頭アドレ
ス(0H)=0Hがセットされ、ワードデバイスW用の
修正レジスタには、新先頭アドレス(100H)−従来
先頭アドレス(200H)=−100Hがセットされ
る。
【0040】以上の準備が終了するとシーケンスプログ
ラムの実行が開始されるわけである(図9におけるF
2)が、MOV命令(図9におけるF4)の場合につい
て、図5を参照して説明する。
【0041】本実施例では、デバイスの命令コードをリ
ードする段階で、ハードウエアにより自動的にアドレス
修正を行う。具体的には、まず予め各デバイスに対する
修正アドレスが格納されているアドレス修正レジスタ群
8の中の1つをセレクタ9によって選択する。セレクタ
9は命令コードの中のデバイス種別指定部13の内容に
よってアドレス修正レジスタ群8の中の1を選択する。
次に、セレクタ9によって選択されたアドレス修正レジ
スタの内容と、シーケンスプログラム記憶部3内の命令
コードが加算装置10へ入力され、該加算装置10はデ
バイスコードの内、従来デバイスアドレス部14とアド
レス修正レジスタの内容を加算し、新デバイスアドレス
として従来デバイスアドレス部14を書き換える。但
し、デバイスコードではなく、命令コードが加算装置1
0に入力された場合は加算処理を中止する。
【0042】以上によって修正されたデバイスコードを
演算処理部5へ入力することによって演算処理部5で
は、デバイス割り付け情報に基づく新メモリマップにて
デバイスアクセスが可能となる。上記のMOV命令にお
いてワードデバイスDoをリードする場合は、従来デバ
イスアドレス0H番地+D用修正アドレスレジスタの内
容0Hが加算されて0H番地の内容をリードする(図9
におけるF4a)ことになり、ワードデバイスW1にラ
イトする場合は、従来デバイスアドレス201H番地+
W用修正アドレスレジスタの内容(−100H)が加算
されて、101H番地へライトすることになり(図9に
おけるF41b)、結局0H番地の内容が101H番地
へ転送され処理を終了する。
【0043】この例では、デバイスがワードデバイスの
場合について説明したがビットデバイスの場合も当然の
ことながら同様に処理可能である。また、間接指定用の
インデックレジスタと併用することも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によればデバイ
スの割り付けの入力手段と、シーケンスプログラムでの
デバイスの指定を、CPUユニットのデバイス記憶部の
実アドレスを指定する命令コードへ変換する手段と、上
記2つのデータをCPUユニットへ転送する手段を有す
る周辺機器と、周辺機器選り転送されたデバイス割り付
けデータを格納する記憶手段と、命令コードに従い命令
を実行する時のデバイスの状態を実アドレスのみで管理
する手段を有するCPUユニットからプログラマブルコ
ントローラを構成したため、各デバイスの先頭アドレス
を可変にできることとなりデバイスの点数の割り付けを
ユーザーが設定できデバイス記憶部の有効利用を図るこ
とができると共にプログラム性が向上する。また命令コ
ードがデバイス記憶部の実アドレスを指定するためデバ
イス番号から実アドレスを算出する処理が不要となり演
算処理部の演算処理時間を短くすることができる。
【0045】また、デバイスアドレスをリードする際
に、デバイス割り付けの状態に従って自動的にアドレス
が修正されるため、S/W処理による処理速度の低下
や、シーケンスプログラムを作成し直す等の問題を生じ
ることなくデバイスメモリの割り付けを変更することが
可能であり、その結果、効率良くデバイスメモリを活用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプログラマブルコントローラのハ
ードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】デバイス割り付け情報の構成を示す説明図であ
る。
【図3】デバイス割り付けデータの構成を示す説明図で
ある。
【図4】本発明によるデバイス指定の命令コードの構成
図である。
【図5】本発明による他のプログラマブルコントローラ
のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図6】本発明によるデバイス割り付け情報を示す説明
図である。
【図7】本発明によるデバイス記憶部のメモリマップを
示す説明図である。
【図8】本発明のシーケンスプログラムにおけるデバイ
スコードを示す説明図である。
【図9】本発明によるプログラマブルコントローラの動
作を示すフローチャートである。
【図10】従来のプログラマブルコントローラの構成を
示すブロック図である。
【図11】シーケンス命令の一例を示す説明図である。
【図12】従来のデバイス指定の命令コードの構成を示
す説明図である。
【図13】従来のデバイス記憶部でのデバイスメモリ状
態を示した説明図である。
【図14】MOV命令の処理を示すフローチャートであ
る。
【図15】従来のデバイスリードの処理を示すフローチ
ャートである。
【図16】シーケンスプログラムの一例を示す説明図で
ある。
【図17】従来のプログラマブルコントローラのハード
ウェア構成を示すブロック図である。
【図18】従来のプログラマブルコントローラにおける
デバイスコードを示す説明図である。
【図19】従来のプログラマブルコントローラの動作を
示すフローチャートである。
【図20】従来のデバイスメモリのメモリマップを示す
説明図である。
【符号の説明】
1 周辺機器 2 CPUユニット 3 シーケンスプログラム記憶部 4 デバイス記憶部 5 演算処理部 6 デバイス割り付けデータ記憶メモリ(CPUユニッ
ト) 7 デバイス割り付けデータ記憶メモリ(周辺機器) 8 アドレス修正レジスタ群 9 セレクタ 10 加算装置 75 マイクロプログラムメモリ 76 周辺機器用インタフェース 77 デバイス割り付け情報メモリ
【手続補正書】
【提出日】平成3年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】ユーザーが周辺機器1により、図11にて
示したようなシーケンスプログラムを作成し、周辺機器
1が図12で示すような命令コードに変換し、その命令
コードをCPUユニット2に転送し、CPUユニット2
は内部にあるシーケンスプログラム記憶部3に記憶させ
る。この命令は接点X0がオンかオフかを判別するL
命令と、デバイスD0の内容をデバイスD100に転送
するMOV命令とで、接点X0がオン時にデバイスD0
の内容をデバイスD100に転送する処理である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図16は、シーケンスプログラムの具体例
であり、この例ではワードデバイスD0のメモリ内部を
ワードデバイスW1へ転送する命令について示してあ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】シーケンスプログラム実行中にMOV命令
を検出する(F4)と、まず第1デバイスの内容をリー
ドするわけであるが、この場合、D0の命令コードには
固定メモリマップの従来デバイスアドレス0H番地が格
納されているため、0H番地の内容をリードすることに
なる(F4a)。同様に、第2デバイスW1のアドレス
には201H番地が格納されているため、結局0H番地
の内容が201H番地へ転送され(F4b)処理が完了
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUユニットと周辺機器を有し、前記
    CPUユニットにプログラムされたシーケンスプログラ
    ムにより動作するプログラマブルコントローラにおい
    て、任意のデバイス点数の割り付けデータを入力する入
    力手段、シーケンスプログラムでのデバイス指定を前記
    CPUユニットのデバイス記憶部の実アドレスを指定す
    る命令コードデータへ変換する変換手段、前記2つのデ
    ータを前記CPUユニットへ転送する転送手段を具備す
    る周辺機器と、前記周辺機器より転送されたデバイス割
    り付けに関するデータを格納する記憶手段、前記データ
    を前記周辺機器へ転送する転送手段、命令コードに従い
    命令を実行するときのデバイス状態を実アドレスのみで
    管理する管理手段とを具備する前記CPUユニットから
    構成されることを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 シーケンスプログラムを格納するシーケ
    ンスプログラムメモリと、演算結果を格納するデバイス
    メモリと、前記デバイスメモリの割り付け情報を格納す
    るデバイス割り付け情報メモリと、前記デバイス割り付
    け情報メモリに格納された割り付け情報より算出される
    修正アドレスを格納するアドレス修正レジスタ群と、前
    記アドレスレジスタ群の中の1のレジスタを選択する選
    択手段と、前記アドレスの修正を実行する加算手段を備
    え、デバイスの割り付けを任意に変更可能としたこと特
    徴とするプログラマブルコントローラ。
JP6160191A 1991-03-26 1991-03-26 プログラマブルコントローラ Expired - Lifetime JP2728151B2 (ja)

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