JPH06266219A - 現像方法 - Google Patents
現像方法Info
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- JPH06266219A JPH06266219A JP5077590A JP7759093A JPH06266219A JP H06266219 A JPH06266219 A JP H06266219A JP 5077590 A JP5077590 A JP 5077590A JP 7759093 A JP7759093 A JP 7759093A JP H06266219 A JPH06266219 A JP H06266219A
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Abstract
を現像剤担持体上に十分付着させた状態で静電潜像の現
像し、その結果として、画像濃度が高くかつ高解像度の
良好な画像が得られる現像方法を提供する。 【構成】 現像剤担持体上に形状係数が50〜85%で
あるトナー粒子を薄層化して供給し、静像保持体と接触
又は非接触で静電潜像を可視像化する現像方法におい
て、現像領域におけるトナー層の空隙率が60〜75%
となるように設定して静電潜像を現像する。
Description
方式、静電印刷方式などにおける現像方法に関する。
内部に磁界発生手段を設けたスリーブを有する現像マグ
ネットローラと磁性の一成分トナーとを用いる方式が盛
んである。しかしながら、磁性トナーはその内部に混入
する磁性体が黒色であるためカラー化に不向きであると
いう欠点を持っている。また、磁性の一成分トナーを用
いる方式での静電潜像の現像動作はスリーブを回転し
て、あるいは内部のマグネットを回転して、ないしはこ
の両方を回転することにより行なわれる。マグネットを
回転させて現像をおこなうときには磁極のピッチが画像
に現われないよう磁性トナーの移動速度を潜像の2〜4
倍になるようにしてスリーブあるいはマグネットの回転
速度を選定する。だが、画像濃度の均一性を十分に確保
しようとすればマグネットの回転数は大変速いものとな
り、その駆動に強力なモーターを必要とする不具合をも
たらし、加えて、当然機械装置の大型化を招くことにな
る。
号公報にもみられるように、表面に一成分系現像剤(ト
ナー)薄層を有するドナー部材を潜像保持体に近接配置
して、それらを非接触の関係で静電潜像のみへトナーを
飛翔させることが考えられている。この例ではトナーの
保持は適当な粘着性を帯びたウエブあるいはあらかじめ
電荷を与えたフィルムシートにトナーを吸引吸着させる
ことにより達成している。しかし、この方法ではシー
ト、ウエブの長さに限りがあり、連続複写及び印刷には
不向きである。もっとも、トナー担持体をエンドレス状
にしてこれを繰り返し使用できるようにすれば上記の問
題は解決され、そのような非磁性一成分トナーを用いる
方式が特開昭60−229065号公報に開示されてい
る。この例では弾性の均一化部材を現像担持体ローラに
当接してトナーの薄層を形成し交流及び直流の現像バイ
アスを印加して潜像の現像をおこなっている。特開昭5
0−30537号公報にはパルスバイアス方式により画
像濃度を高めようとする方法が開示されている。さら
に、特開昭47−12635号公報や特開昭50−10
143号公報には表面に絶縁性と導電性の微小パターン
を有する現像剤担持体の構造が示されている。これらは
微小電界を利用してその微小パターンに応じたトナーの
山と谷を形成し潜像の電位レベルに対応したトナー付着
をさせるもので、多層化を狙っている。いずれの方式で
あっても現像担持体上にトナーがどのような状態に塗布
されるかにより、感光体への現像量が変化することから
現像剤担持体上のトナー特性は重要である。
特公平2−6059号公報、特開昭61−133951
号公報に非磁性非接触現像方式に限定して充填密度を規
定することが開示されている。特公平2−6059号公
報に記載された方法はトナー担持体に充填密度0.19
〜0.46g/cm3で真比重1.2以下の非磁性一成
分トナーを交流で非接触現像するものであるが、真比重
が1.2以下というのは磁性体を含まないかあるいは磁
性体を少量含んでも非磁性トナー相当の物性なみである
ことを示す基準に止まっている。特開昭61−1309
62号公報、特開昭61−133951号公報ではトナ
ー飛散を防止するために、意図的に比重の大きい物質を
含有させて真比重1.2g/cm3以上にした非磁性ト
ナーを非接触現像するものであるが、上述のとおり、真
比重1.2g/cm3には深い理由は認められないし、
比重の大きい物質として酸化鉄を含有するとそれ自身の
色による影響が強くカラー化に適さないものになる。
分系現像剤として特に非磁性一成分トナーを静電潜像の
現像に用いて現像剤担持体上へ十分にトナーが付着しか
つ効率よく現像し、その結果として画像濃度が高くかつ
高解像度の良好な画像が得られる現像方法を提供するも
のである。
上に形状係数が50〜85%であるトナー粒子を薄層化
して供給し、潜像保持体と接触又は非接触で静電潜像を
可視像化する現像方法において、現像領域におけるトナ
ー層の空隙率が60〜75%となるように設定して静電
潜像を現像することを特徴としている。
が50〜85%であるトナーを薄層化して供給し、潜像
保持体と接触又は非接触で静電潜像を可視像化する現像
方法において、トナー層の空隙率が60〜75%となる
ように設定して静電潜像を顕像化すれば、所期の目的が
達成しうることを見いだした。本発明はそれに基づいて
なされたものである。
する。本発明で用いられるトナー粒子は形状係数が50
〜85%好ましくは60〜80%のものである。ここ
で、トナーの“形状係数”とは次のように定義される。 形状係数=(粒子と同じ体積を有する球の比表面積/粒
子の比表面積)×100(%) 分母の“粒子の比表面積”は、例えば空気透過式比表面
積測定装置(三協電業社製 WTT−2)で測定され
る。この測定はサンプルを測定セルに充填し空気を透過
させ、そのときの圧力損失をもとに粉体の比表面積を求
める方法であるが、比表面積はセルに充填したトナー層
の空隙率に依存する。この明細書では空隙率50%に統
一して比表面積を求めている。また、分子の“粒子と同
じ体積を有する球の比表面積”はコールターカウンター
(TA−II)で測定される。トナーの形状係数はつまり
粒子の球形度を示しており、これはトナーの製法により
決まる。気流式粉砕等により衝突板にトナー混練物を衝
突させる方式を採ると形状係数は小さくなる。機械式微
粉砕を行なったり、粉砕後に熱風処理を施したり、高速
気流中衝撃法により処理すると、比較的大きい形状係数
のトナーが得られる。また、重合法により製造すればほ
ぼ真球のトナーが得られる。
の大小によりトナー粒子の現像電界から受ける力及び現
像剤担持体から受ける力、トナー同士の付着力が変化す
る。また、この空隙率はトナーの処方等により差はある
もののトナーを薄層化するための規制ブレードの当接圧
等のプロセス条件により調節される。ここでの“トナー
空隙率”とは、現像剤担持体上のトナーを規制ブレード
で押圧した直後の段階のトナー層の空隙率を意味してい
る。なお、現像剤担持体上のトナー層の空隙率は次のよ
うに求めた。レーザー外径測定器LS−3100(キー
エンス社製)を用いて現像剤担持体上のトナー層の層厚
を計り、さらに単位面積当りの現像剤担持体上トナーの
重量測定を行なって現像剤担持体上のトナーの嵩密度を
求め、それを真比重(空気式比重計による)で割り、1
からこの値を引き、100倍したものを空隙率とした。 空隙率=[1−(嵩比重/真比重)]×100(%)
着量との関係を図1に、空隙率と現像効率との関係を図
2に示す。空隙率が高くなるとトナー付着量は低下する
傾向がみられる。現像効率も空隙率が高くなると現像剤
担持体とトナーの付着力(担持体のトナー保持力)が大
きくなるため低下する傾向があるが、空隙率が60%未
満では、トナー間の付着力が増すことにより、現像効率
が激減する傾向を示す。このように現像剤担持体上のト
ナー層の空隙率は最適な領域を設定する必要があること
が判る。
付着量との関係を、図4に形状係数と現像効率の関係を
示す。トナー付着量は、形状係数が大きいほどつまり球
形に近いほど多いといえる。現像効率は空隙率同様最適
な領域が存在することがわかる。形状係数が大きすぎる
とトナーの多層化が不均一となりやすく、さらに転写性
が低下し、画像濃度が低下し易くなる。小さすぎると現
像剤担持体とトナーの付着力が低下し、担持体を回転す
ることによりトナーが飛散したり画像上の地肌部へトナ
ーが付着する現象が発生し易くなる。
率と現像量の関係を示す。空隙率が60〜75%である
とき形状係数が50〜85%であるとき現像量が1.0
mg/cm2を超える十分な現像量を確保できることが
わかる。さらに、特に機械式微粉砕や球形化処理をおこ
なうことによりつくることのできる60%〜80%の範
囲にあるときの特性がより優れていることがわかった。
この結果は特公平2−6059号公報に示されるような
交流バイアス下での非接触現像に限定されるものではな
いし、特開昭61−130962号公報、特開昭61−
133951号公報にも示されるような真比重により限
定されるものでもない。現像剤担持体上の空隙率とトナ
ーの形状係数とが前記した範囲にあるとき、良好な結果
が得られるのである。
うに、現像剤担持体として誘電体部と導電体部(電極)
が微小面積で混在するように構成されたものを用いるこ
とにより多層薄層化が安定におこなわれ目的を十分に達
成できる。10〜500μmの大きさの微小面積がラン
ダムに、または、ある規則にしたがって分散していて、
面積比としては絶縁部の面積が20〜60%の範囲が好
ましい。
うになる。まず現像を終了した現像剤担持体は回転して
トナー供給部材と接触する。ここで現像しなかった非画
像部の残トナーはトナー供給部材により機械的にかきと
られ誘電部は摩擦によって帯電する。このとき前の現像
による現像剤担持体とトナーの電荷は、摩擦により一定
化され初期化される。次に供給部材によって運ばれたト
ナーは、摩擦により帯電し、現像剤担持体の誘電部に静
電的に付着する。この時の極性は静電保持体電荷に対し
てトナーは逆極性に、現像剤担持体の誘電部は同極性と
なる。この時の現像剤担持体上の電界はマイクロフィー
ルド(閉電界)となり、電界傾度の大きい電界となりト
ナーを多層に付着させることが可能となる。また、付着
したトナーは閉電界となっているので、現像剤担持体側
に強く引かれて離れにくい状態となる。このトナー層は
図6のブレードによりトナー層厚が制御され現像領域に
達する。現像領域での現像剤担持体と潜像保持体間の電
界は電極効果が大きくなり現像剤担持体上のトナーは静
電保持体に付着し易い電界となり、現像が行なわれる。
るのが好ましい。このように従来に較べて小粒径化を図
ることにより解像度が良好なものとなり、画像品質を向
上することができる。特にこのトナーをカラートナーと
して用いる場合には粒子径による色再現性等の画像品質
の差は顕著である。なお、トナーの体積平均粒径はコー
ルターマルチサイザーにより測定される。
は2〜20μC/gであることが好ましい。すなわち、
この絶対値の範囲であることにより、現像剤担持体上に
おけるトナーの多層化が安定化するとともに現像時にト
ナー飛散、画像上での地肌部等へのかぶりや画像濃度の
低下度の発生が低減する。前記絶対値が2μC/gより
も低い場合には現像剤担持体上からトナーが飛散したり
画像にかぶりを生じ易くなる。現像剤担持体上トナーの
帯電量測定は次のようにして行なわれる。出口側にフィ
ルター層を具備したファラデーケージを介し現像剤担持
体上に付着したトナーを吸引し、ファラデーケージ内に
トラップされたトナーの重量及び電荷量により帯電量
(Q/M)を算出する。
リスチレン、ポリp−クロロスチレン、ポリビニルトル
エンなどのスチレン及びその置換体の単重合体;スチレ
ン−p−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレ
ン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチ
レン−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル
酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合
体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−
アクリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸
メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン
−α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−
アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエ
−テル共重合体、スチレン−ビニルエチルエ−テル共重
合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合
体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体、
スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸
エステル共重合体などのスチレン系共重合体;ポリメチ
ルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩
化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、エポ
キシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリル樹脂、
ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、
脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩
素化パラフィン、パラフィンワックスなどが挙げられ、
単独あるいは混合して使用できる。特に圧力定着用に好
適な結着樹脂として例を挙げると下記のものが単独ある
いは混合して使用できる。ポリオレフィン(低分子量ポ
リエチレン、低分子量ポリプロピレン、酸化ポリエチレ
ンポリ4弗化エチレンなど)、エポキシ樹脂、ポリエス
テル樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体(モノマー比
5〜30:95〜70)、オレフィン共重合体(エチレ
ン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステ
ル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレ
ン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−塩化ビ
ニル共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体、アイオノ
マー樹脂)、ポリビニルピロリドン、メチルビニルエー
テル−無水マレイン酸共重合体、マレイン酸変性フェノ
ール樹脂、フェノール変性テルペン樹脂。
は、正帯電性に制御するものとして、第四級アンモニウ
ム塩、その他、塩基性電子供与性の有機物質など、トナ
ーを負帯電性に制御するものとして、モノアゾ染料の金
属錯体、テトラフェニルホウ素ナトリウム及びカリウム
等のテトラフェニルホウ素誘導体等があげられる。トナ
ー中に含有させる量は、結着樹脂100重量部に対して
1〜10重量部が適当である。
は、例えばコロイダルシリカ、酸化アルミニウムなどの
流動性付与剤が効果的であるが、ほかにケーキング防止
剤、あるいは例えばカーボンブラック、酸化スズ等の導
電性付与剤、あるいは低分子量ポリオレフィンなどの定
着助剤等を添加してもよい。また、現像部のブレード固
着を防止する潤滑剤として脂肪酸金属塩、例えばステア
リン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグ
ネシウム、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸鉛、ラ
ウリン酸バリウム、ラウリン酸カルシウム、ラウリン酸
亜鉛、ラウリン酸マグネシウム、ラウリン酸リチウム、
ラウリン酸鉛、パルミチン酸カルシウム、パルミチン酸
マグネシウム、二塩基性ステアリン酸鉛等を添加しても
よい。これら脂肪酸金属塩の添加量は0.01〜5重量
%含有するのが望ましい。
体的に説明する。
0〜140℃に熱した2本のロールによって溶融混練し
た。混練物を自然放冷後、カッターミルで粗粉砕し、ジ
ェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後、風力分級を用い
て体積平均粒径約8μmとし、母体トナーを得た。さら
にこれにシリカ微粉末を母体トナー100に対し0.5
の比率で添加しミキサーで混合して形状係数55%のト
ナーをつくった。これをリコー社製レーザープリンター
PC−6000に入れて評価した。現像剤担持体上のト
ナー層の空隙率を70%として現像に供したところ、現
像量は1.20mg/cm2と高く、マクベス濃度計に
よる反射濃度も1.21と十分高かった。タケノコチャ
ートを用いた解像度は9本/mmであった。
ルで粗粉砕し、川崎重工製クリプトロン粉砕装置を用い
て微粉砕後、風力分級を用いて体積平均粒径約8μmと
し、母体トナーを得た。さらにこれにシリカ微粉末を母
体トナー100に対し0.5の比率で添加しミキサーで
混合して形状係数67%のトナーをつくった。これをリ
コー社製レーザープリンターPC−6000に入れて評
価した。その結果、現像剤担持体上のトナー層の空隙率
を68%として現像に供したところ、現像量は1.38
mg/cm2と高く、マクベス濃度計による反射濃度も
1.35と十分高かった。
ルで粗粉砕し、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後
熱風処理を行ない、風力分級を用いて体積平均粒径約8
μmとし、母体トナーを得た。さらにこれにシリカ微粉
末を母体トナー100に対し0.5の比率で添加しミキ
サーで混合して形状係数76%のトナーをつくった。こ
れをリコー社製レーザープリンターPC−6000に入
れて評価した。その結果、現像剤担持体上のトナー層の
空隙率を71%として現像に供したところ、現像量は
1.44mg/cm2と高く、マクベス濃度計による反
射濃度も1.38と十分高かった。
ルで粗粉砕し、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕
後、風力分級を用いて体積平均粒径約8μmとし、母体
トナーを得た。さらにこれにシリカ微粉末を母体トナー
100に対し0.5の比率で添加しミキサーで混合して
形状係数55%のトナーをつくった。これをリコー社製
レーザープリンターPC−6000に入れて評価した。
現像剤担持体上のトナー層の空隙率を58%にして現像
に供したところ、現像量は0.85mg/cm2と低
く、マクベス濃度計による反射濃度も0.97と低かっ
た。
ルで粗粉砕し、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕
後、風力分級を用いて体積平均粒径約8μmとし、母体
トナーを得た。さらにこれにシリカ微粉末を母体トナー
100に対し0.5の比率で添加しミキサーで混合して
形状係数55%のトナーをつくった。これをリコー社製
レーザープリンターPC−6000に入れて評価した。
現像剤担持体上のトナー層の空隙率を80%にして現像
に供したところ、現像量は0.78mg/cm2と低
く、マクベス濃度計による反射濃度も0.83と低かっ
た。
ルで粗粉砕し、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕
後、風力分級を用いて体積平均粒径約8μmとし、母体
トナーを得た。さらにこれにシリカ微粉末を母体トナー
100に対し0.5の比率で添加しミキサーで混合して
形状係数35%のトナーをつくった。これをリコー社製
レーザープリンターPC−6000に入れて評価した。
現像剤担持体上のトナー層の空隙率を70%にして現像
に供したところ、現像量は0.75mg/cm2と低
く、マクベス濃度計による反射濃度も0.88と低かっ
た。
ルで粗粉砕し、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕
後、風力分級を用いて体積平均粒径約8μmとし、母体
トナーを得た。さらにこれにシリカ微粉末を母体トナー
100に対し0.5の比率で添加しミキサーで混合して
形状係数90%のトナーをつくった。これをリコー社製
レーザープリンターPC−6000に入れて評価した。
現像剤担持体上のトナー層の空隙率を70%にして現像
に供したところ、現像量は0.72mg/cm2と低
く、マクベス濃度計による反射濃度も0.83と低かっ
た。
ロフィールド電界を形成した現像剤担持体を用いたリコ
ー社製レーザープリンターPC−6000に入れて評価
したところ、現像量は1.35mg/cm2と増加し、
マクベス濃度計による反射濃度も1.31と増加した。
ルで粗粉砕し、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕
後、風力分級を用いて体積平均粒径約12μmとし、母
体トナーを得た。さらにこれにシリカ微粉末を母体トナ
ー100に対し0.5の比率で添加しミキサーで混合し
て形状係数58%のトナーをつくった。これをリコー社
製レーザープリンターPC−6000に入れて評価し
た。現像剤担持体上のトナー層の空隙率を72%にして
現像に供したところ、現像量は1.15mg/cm2で
マクベス濃度計による反射濃度も1.21であった。タ
ケノコチャートを用いた解像度は6本/mmであった。
0〜140℃に熱した2本のロールによって溶融混練し
た。混練物を自然放冷後、カッターミルで粗粉砕し、ジ
ェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後、風力分級を用い
て体積平均粒径約8μmとし、母体トナーを得た。さら
にこれにシリカ微粉末を母体トナー100に対し0.5
の比率で添加しミキサーで混合して形状係数55%のト
ナーをつくった。これをリコー社製レーザープリンター
PC−6000に入れて評価した。現像剤担持体上のト
ナー帯電量は−26μC/gと高かったが、トナー層の
空隙率を67%として現像に供したところ、現像量は
0.94mg/cm2と低く、マクベス濃度計による反
射濃度も0.89と低かった。
0〜140℃に熱した2本のロールによって溶融混練し
た。混練物を自然放冷後、カッターミルで粗粉砕し、ジ
ェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後、風力分級を用い
て体積平均粒径約8μmとし、母体トナーを得た。さら
にこれにシリカ微粉末を母体トナー100に対し0.5
の比率で添加しミキサーで混合して形状係数55%のト
ナーをつくった。これをリコー社製レーザープリンター
PC−6000に入れて評価した。現像剤担持体上のト
ナー帯電量は−1.56μC/gと低く、トナー層の空
隙率を69%として現像に供したところ、現像量は0.
83mg/cm2と低く、マクベス濃度計による反射濃
度も0.79と低かった。さらに非画像部にかぶりが発
生した。
として特に非磁性一成分トナーを静電潜像の現像に用い
て現像剤担持体上へ十分にトナーが付着しかつ効率よく
現像し、その結果として画像濃度が高くかつ高解像度の
良好な画像が得られる。請求項2の発明によれば、現像
剤担持体上へのトナー付着がより良好になるため、さら
に良質の画像が得られる。請求項3の発明によれば、解
像度が良好となり、画像品質の向上が図られる。
量との関係を示した図。
の関係を示した図。
た図。
図。
関係を示した図。
にマイクロフィールドの電界を形成させる現像装置の一
例を示す現像剤担持体部を中心とした模式断面図。
(b)は(a)で示される装置において、現像剤担持体
上にマイクロフィールドによる閉電界が生成している状
態を説明するための模式断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 現像剤担持体上に形状係数が50〜85
%であるトナー粒子を薄層化して供給し、潜像保持体と
接触又は非接触で静電潜像を可視像化する現像方法にお
いて、現像領域におけるトナー層の空隙率が60〜75
%となるように設定して静電潜像を現像することを特徴
とする現像方法。 - 【請求項2】 前記現像剤担持体がほぼ平滑な表面を有
し、かつ、導電部と誘電部が微小面積で混在しマイクロ
フィールドの電界を形成して、トナーを多層塗布せしめ
る請求項1記載の現像方法。 - 【請求項3】 前記トナーの体積平均粒径が4〜10μ
mである請求項1又は2記載の現像方法。
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---|---|---|---|
JP07759093A JP3156887B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 現像方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP07759093A JP3156887B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 現像方法 |
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JPH06266219A true JPH06266219A (ja) | 1994-09-22 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07759093A Expired - Lifetime JP3156887B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 現像方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3156887B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4838668A (en) * | 1987-10-09 | 1989-06-13 | Eastman Kodak Company | Zoom lens |
US6187495B1 (en) | 1998-08-31 | 2001-02-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Yellow toner, process for producing the tower and image forming method using the toner |
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1993
- 1993-03-11 JP JP07759093A patent/JP3156887B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4838668A (en) * | 1987-10-09 | 1989-06-13 | Eastman Kodak Company | Zoom lens |
US6187495B1 (en) | 1998-08-31 | 2001-02-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Yellow toner, process for producing the tower and image forming method using the toner |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3156887B2 (ja) | 2001-04-16 |
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