JPH0626603Y2 - トイレ用脱臭器 - Google Patents

トイレ用脱臭器

Info

Publication number
JPH0626603Y2
JPH0626603Y2 JP1987094757U JP9475787U JPH0626603Y2 JP H0626603 Y2 JPH0626603 Y2 JP H0626603Y2 JP 1987094757 U JP1987094757 U JP 1987094757U JP 9475787 U JP9475787 U JP 9475787U JP H0626603 Y2 JPH0626603 Y2 JP H0626603Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
water
blower
tank
deodorizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987094757U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS64678U (ja
Inventor
詔策 黒目
雅明 中村
康一 中井
敦夫 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1987094757U priority Critical patent/JPH0626603Y2/ja
Publication of JPS64678U publication Critical patent/JPS64678U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0626603Y2 publication Critical patent/JPH0626603Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は用便時に発生する臭気を吸気し、脱臭するトイ
レ用脱臭器に関する。
(ロ)従来の技術 本考案に先行する技術として、昭和62年5月21日発
刊の電波新聞に記載の洋式水洗ロータンク専用のトイレ
脱臭器がある。トイレ脱臭器は用便時に電源スイツチを
入れるとトイレ脱臭器内のフアンが回転、便器内のリム
穴(水の吹出し口)から悪臭を強制吸入し、水タンク内
のオーバーフロー管を経て本体の脱臭剤を通り脱臭する
ものである。
脱臭剤は決められた使用積算時間毎に交換する必要があ
り、交換時期の管理が十分に行なえない場合脱臭器とし
ての機能が発揮できないだけでなく、交換によるコスト
もかかるものである。また排気を室内に行なうことでト
イレ内に風が流れ、冬場トイレ使用者に寒さを感じさせ
るものである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案は脱臭剤を交換する手間を必要とせず快適な脱臭
が行なえるトイレ用脱臭器を提供するものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 第1図と第2図に示す異なる構造に基づき本考案の構成
を説明する。
洋式水洗水洗トイレは、洋式便器1と洋式便器1への水
洗用水2を溜めるタンク3とを備えている。洋式便器1
とタンク3とは洗浄管4にて連通している。洋式便器1
には用便後タンク3の水洗用水2を流すための流水路5
を形成し、流水路5に洗浄管4を接続している。タンク
3の底壁よりタンク3内に挿入した洗浄管4はフロート
バルブ6にて閉塞している。タンク3内に挿入された洗
浄管4には、オーバーフロー管7を接続している。オー
バーフロー管7の上端はタンク3内の水洗用水2の水面
より突出している。フロートバルブ6にて洗浄管4が閉
塞されている状態ではオーバーフロー管7と洗浄管4に
は水は存在しない。
トイレ用脱臭器10は送風装置12と送風装置12から
送風される空気をタンク3の水洗用水2中に吹き出すた
めの送気体13を備えている。
第1図に示す構造においては、送風装置12にてトイレ
室内の空気を吸気し、送気体13にて水洗用水2中に吹
き出さしている。
第2図に示す構造においては、オーバーフロー管7の上
端に被嵌する接続管11をダクト15にて送風装置12
と接続して、便器1内の悪臭を流水路5と洗浄管4とオ
ーバーフロー管7より吸気し、送気体13にて水洗用水
2中に吹き出さしている。
送風装置12は本体14に内装され、本体14には吸気
口17と吹出口18とを形成し、吹出口18には送気体
13を接続し、吸気口17には、第2図においてはダク
ト15を接続している。
なお、本考案はタンク3の水洗用水2を悪臭の脱臭材と
して利用するもので、送気体13は送風装置10からの
送風を水洗用水2中に行なう構造であればよい。
(ホ)作用 本考案においては、トイレの臭気の主成分たるアンモニ
ア等を水洗用水2中に送風し、水洗用水2に臭気を溶か
して脱臭し、水洗用水2はトイレの使用が終了すると洗
浄管4より便器1に流され、水洗用水2は常に新しい水
と入れ替わる。
(ヘ)実施例 第1図と第2図に示す各構造につき、より具体的にその
構造を説明する。なお、トイレの構造については各構造
とも共通である。
便器1には便座16と蓋19とを開閉自在に形成し、便
座16の下面には弾性部材20を装着し、便器1上面に
当接するようにしている。
送風装置12の停動制御は、本体14に装着したスイツ
チ又は給電線中に形成したスイツチ又はトイレの使用を
検知する赤外線センサ、光電スイツチ等にて行なわれる
もので、本考案では特に限定された制御部構造はない。
便器1に形成した流水路5は主流水部と便器1内面上部
周囲に複数形成した副流水部とからなり、水洗用水2を
流す時、便器1内面を効率よく洗い流すように形成して
いる。
タンク3のフロートバルブ6はレバー体24にて行なわ
れ、フロートバルブ6を開くとその浮力にてフロートバ
ルブ6が開いた状態となり、水洗用水2の水位低下と共
に、フロートバルブ6も閉じる方向に回動し、流水路5
による水洗用水2の流れを止める。水洗用水2の水位が
低下すると、浮き玉25が下がり、給水バルブ26を開
き、タンク3への給水を始める。
第1図の構造においては送風装置12によりトイレ内の
空気を悪臭と共に吸気口17より吸い込んで、吹出口1
8より送風する。
送気体13はパイプ体にて形成され、タンク3の下部に
形成した穴27よりタンク3内に引き込まれる。送気体
13の水洗用水2中の端部には、放水する気泡を制御す
る放出体28を装着している。放出体28は逆止弁とも
なっており、送気体13への水洗用水2の侵入を防止し
ている。
第2図は流水路5と接続管11とオーバーフロー管7よ
り吸気することで、便器1内面に沿って上昇する悪臭を
流水路5より効率よく吸い込めるものである。接続管1
1とダクト15とは一体形成し、ダクト15はタンク3
に形成した水道管配管用補助穴からタンク3外へ配管さ
れる。ダクト15は別体のフレキシブルホースであって
もよい。本体14のタンク3への取り付けは取付金具2
9をタンク3上縁に引掛けることで行なえる。
(ト)考案の効果 本考案は臭気を含んだ空気を水洗用水中に放出すること
で、臭気が除去され、長期使用における脱臭剤の交換を
必要とせず、快適な脱臭が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案の異なる構造を示す断面図であ
る。 1…便器、2…水洗用水、3…タンク、4…洗浄管、5
…流水路、7…オーバーフロー管、10…トイレ用脱臭
器、11…接続管、12…送風装置、13…送気体、1
4…本体、15…ダクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 片山 敦夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−19543(JP,A) 特開 昭54−149297(JP,A) 実開 昭57−164189(JP,U) 実開 昭50−72036(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トイレ室内に発生する悪臭を吸気する送風
    装置と、送風装置にて送風される悪臭を含んだ空気を水
    洗用水貯溜タンク内の水洗用水中に送る送気体とを備え
    たトイレ用脱臭器。
  2. 【請求項2】便器に水洗用水を送る洗浄管とオーバーフ
    ロー管を吸気管として送風装置にて吸気してなる実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のトイレ用脱臭器。
JP1987094757U 1987-06-19 1987-06-19 トイレ用脱臭器 Expired - Lifetime JPH0626603Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987094757U JPH0626603Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 トイレ用脱臭器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987094757U JPH0626603Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 トイレ用脱臭器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS64678U JPS64678U (ja) 1989-01-05
JPH0626603Y2 true JPH0626603Y2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=30958551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987094757U Expired - Lifetime JPH0626603Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 トイレ用脱臭器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626603Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57164189U (ja) * 1981-04-05 1982-10-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS64678U (ja) 1989-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090307831A1 (en) Odor-free toilet
JP2003096874A (ja) 水洗便器の排臭装置
US5930844A (en) Commode valving arrangement
US4989276A (en) Ventilated toilet
JP2010285863A (ja) 換気式トイレ
JPH0626603Y2 (ja) トイレ用脱臭器
JP2002047715A (ja) 洋式大便器の脱臭装置
JP4057772B2 (ja) 簡易トイレ用消臭装置および消臭装置付き簡易トイレ
JP2503745B2 (ja) 脱臭装置を設けた簡易水洗便器
JPH02274930A (ja) 収納式便器ユニット
JPH0756388Y2 (ja) 簡易水洗便器脱臭装置
JP3298136B2 (ja) 乾燥機能付き便座
KR200220437Y1 (ko) 수세식 좌변기의 냄새배출장치
KR20020086205A (ko) 변기 좌석 환기 장치
CA1319465C (en) Ventilated toilet
JPS6229639A (ja) 強制排臭装置付水洗便器
JPH0594381U (ja) 脱臭装置付簡易水洗便器
JP2520904Y2 (ja) 脱臭機能を有する小便器
KR200237143Y1 (ko) 양변기용 악취 흡출장치
JPH02164948A (ja) 簡易水洗便器脱臭装置
JPH0516879U (ja) 脱臭装置付き便器
KR20230137684A (ko) 악취제거변기
JPS6030736A (ja) 排気装置を備えた水洗トイレ
JP2749672B2 (ja) 簡易水洗便器における脱臭調整装置
JPH0243424A (ja) 急速吸引脱臭便器