JPH062654U - コア用絶縁具 - Google Patents

コア用絶縁具

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Publication number
JPH062654U
JPH062654U JP4635992U JP4635992U JPH062654U JP H062654 U JPH062654 U JP H062654U JP 4635992 U JP4635992 U JP 4635992U JP 4635992 U JP4635992 U JP 4635992U JP H062654 U JPH062654 U JP H062654U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
edge
ring core
conductive wire
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP4635992U
Other languages
English (en)
Inventor
登喜夫 飯島
Original Assignee
東洋通信機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋通信機株式会社 filed Critical 東洋通信機株式会社
Priority to JP4635992U priority Critical patent/JPH062654U/ja
Publication of JPH062654U publication Critical patent/JPH062654U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リングコアに導線を巻回する際にリングコア
のエッジ部で導線の絶縁被覆がすりきれることを防止
し、且つ、絶縁機能を有し、製造工数を削減し得るコア
用絶縁具を提供することを目的とする。 【構成】 プラスチック材の如き可撓性絶縁材をL型に
形成し、その一縁に所定の間隙を隔した切り欠きを設け
たコアエッジの他縁を伸縮性のある布の長手方向両縁に
夫々接合し、リングコアの大きさに応じて適当な長さに
切断し、取付けることができるように構成したものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はトロイダルコイル用リングコアに導線を巻回する際に用いるコア用絶 縁具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、リングコアに導線を巻回する際、リングコアのエッジ部が鋭利である為 、巻回した導線の絶縁被覆がすり切れやすく、これを防止する為に、予めリング コアのエッジ部に厚紙をあてがったり、コアエッジを接着材で接合した後、導線 を巻回していた。 しかし、上述の如き作業は工数をかなり必要とする為、鋭利なエッジ部から導 線の絶縁被覆を保護し、コイルの耐圧や特性を維持する為に、コアへの装着容易 な絶縁性のあるコア用絶縁具が要求されてきた。
【0003】
【考案の目的】
本考案は、上述した如き、従来のリングコアに導線を巻回する際にリングコア のエッジ部で導線の絶縁被覆がすりきれることを防止し、且つ、絶縁機能を有し 、製造工数を削減し得るコア用絶縁具を提供せんとするものである。
【0004】
【考案の概要】
上述の目的を達成する為、本考案に係るコア用絶縁具はプラスチック材の如き 可撓性絶縁材をL型に形成し、その一縁に所定の間隙を隔した切り欠きを設けた コアエッジの他縁を伸縮性のある布の長手方向両縁に夫々接合し、リングコアの 大きさに応じて適当な長さに切断し、取付けることができるように構成したもの である。
【0005】
【実施例】
本考案の実施例を説明するに先だって、本考案の理解を助ける為、従来のリン グコアに導線を巻回する際の手法について少しく説明する。 図2は従来から行われているリングコアに導線を巻回する際の一手法を説明す る斜視図であって、リングコア1のエッジ部2が鋭利なため、巻回した導線3の 絶縁被覆がすりきれることを防止する為に、リングコア1のエッジ部2に厚紙4 を接着材で固定し、更にリングコア1を布テープやビニールテープ5で巻付けた 後、導線3を巻回し、導線3の絶縁被覆のすり切れを防止していた。
【0006】 又、図3は従来のリングコアに導線を巻回する際の他の手法を説明する斜視図 であって、リングコア1のエッジ部2にコアエッジ6を接着材で接合した後、リ ングコア1に導線3を巻回し、導線3の絶縁被覆のすりきれを防止する手法であ るが、コアエッジ6が導線3を巻回している途中で剥がれてしまい固定し直さな ければならず、作業の効率が非常に悪いばかりでなく、コアエッジ6間に絶縁材 を挿入しないとコイルの耐圧や特性が悪くなるという欠点を併せもつものであっ た。
【0007】 これらの欠陥を除去するため、本考案に係るコア用絶縁具は以下の如き構成を とる。
【0008】 図1(a)は本考案に係るコア用絶縁具の一実施例を示す斜視図である。 図に於いて6はプラスチック材の如き可撓性絶縁材をL型に形成し、その一縁 に所定の間隙を隔した切り欠きを設けたコアエッジである。 7は伸縮性のある布で図に示す如く、この一縁をコアエッジ6の切り欠きを設 けた縁とは他の縁に接合し、絶縁機能を与えたものである。
【0009】 本図(b)は本考案に係るコア用絶縁具を用いて、リングコア1に導線3を巻 回する際の手法を説明する斜視図である。 図に示す如く、作業者は本考案に係るコア用絶縁具をリングコアの大きさに応 じて適当な長さに切断し、コアエッジ6を左右の手でもち、伸縮性のある布7を 適度にのばしながらリングコア1の外周側面と内周側面に取り付けた後、導線3 を巻回する。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上説明した如く構成するものであるから、導線3の絶縁被覆がリン グコアのエッジ部ですり切れることはなく、従ってコイルの耐圧や特性を維持す る上で効果的である。 又、作業者は本考案に係る絶縁具をリングコアの大きさに応じて、容易に取付 けることができるので製造工数、ひいては製造コストを低減する上で著しい効果 を奏する。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案に係るコア用絶縁具の一実施例
を示す斜視図である。 (b)は本考案に係るコア用絶縁具を用いてリングコア
に導線を巻回する際の一手法を説明する斜視図である。
【図2】従来のリングコアに導線を巻回する際の一手法
を説明する斜視図である。
【図3】従来のリングコアに導線を巻回する際の他の手
法を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1・・・リングコア 2・・・エッジ 3・・・導線 4・・・厚紙 5・・・布、ビニールテープ 6・・・コアエッジ 7・・・伸縮性のある布

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一縁に所定の間隙を以て切り欠きを設け
    たL字型可撓性絶縁材の他の縁を伸縮性のある帯状の布
    の長手方向の夫々の縁に接合したことを特徴とするコア
    用絶縁具。
JP4635992U 1992-06-10 1992-06-10 コア用絶縁具 Pending JPH062654U (ja)

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JP4635992U JPH062654U (ja) 1992-06-10 1992-06-10 コア用絶縁具

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JPH062654U true JPH062654U (ja) 1994-01-14

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