JPH0626447Y2 - 防眩ミラー用信号切替回路 - Google Patents

防眩ミラー用信号切替回路

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JPH0626447Y2
JPH0626447Y2 JP1989126596U JP12659689U JPH0626447Y2 JP H0626447 Y2 JPH0626447 Y2 JP H0626447Y2 JP 1989126596 U JP1989126596 U JP 1989126596U JP 12659689 U JP12659689 U JP 12659689U JP H0626447 Y2 JPH0626447 Y2 JP H0626447Y2
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Ichikoh Industries Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用防眩ミラーの切替回路に関するもの
である。
〔従来の技術〕
自動車用防眩ミラーは、昼間モード(ミラーは明るい)
を選択するスイッチと、夜間モード(ミラーは暗い)を
選択するスイッチと、周囲の明るさと後方光の明るさに
応じてミラーの明るさを自動的に変化させる自動モード
を選択するスイッチとを具備している。
従来の前記防眩ミラー用信号切替回路の一例を第4図に
ついて説明する。
第4図において、BTはバッテリ、SW1〜SW3は昼
間,夜間,自動の各モードを選択する選択スイッチで、
そのスイッチSW1〜SW3は機械的に連動していて、
何れか1つのスイッチをオンにすると他のスイッチはオ
フになるようになっている。なお、SW1,SW2は図
に示すように2回路2接点のスイッチであり、SW3は
1回路2接点のスイッチである。SW4は電源スイッ
チ、R1〜R2は抵抗、PL1〜PL3はLED表示
器、7はセンサー回路で、その出力は、周囲が明るい昼
間は後方の光の明るさの如何に拘らず“L”を出力し、
周囲が暗い夜間で後方から明るい光を受けたときは
“H”を出力し、、周囲が暗くて後方光が暗いときは
“L”を出力するものである。
第5図は、第4図のA/M(オート/マニュアル)出力
が“L”のときはミラーを明るくし、A/M出力が
“H”のときはミラーを暗くして防眩状態にするミラー
駆動回路である。
次に、前記従来の回路の動作を説明する。
第4図の電源スイッチSW4をオンにし、次いでSW3
をオンにすると、第4図のとおりとなり、バッテリーB
Tの(+)(以後Vccと云う。また、信号レベルで表
現するときは(+)を“H”レベル、接地を“L”レベ
ルで表現する)がa31→c31→PL3→R1→接地
されてPL3が点灯する。そして、このとき、A/M出
力はb12が、オープンで、抵抗R2によって接地され
ているので“L”を出力している。従って、ミラーは明
るい状態である。この状態をマニュアル昼間モードとい
う。
次に、スイッチSW1をオンにすると、SW3の接点c
31はb31側に切替ってPL3は消灯する。スイッチ
SW2はそのままで、SW1の接点c11はa11側、
c12はa12側に切替る。
c11がa11側に切替るとPL1が点灯し、同時に、
A/M出力はc12がa12側に切替わることによって
Vccがa12→c12→b22→c22を経由して伝
達され、“H”レベルを出力する。従って、ミラーは防
眩状態となる。この状態をマニュアル夜間モードとい
う。
次に、スイッチSW2をオンすると、SW3の接点c3
1はb31側、SW1は第4図のとおりとなってPL1
は消灯する。SW2の接点c21はa21側、c22は
a22に切替ってPL2が点灯すると共に、c22がa
22側に接続されるので光センサー回路7の出力がa2
2→c22経由で伝達される。この状態を自動モードと
いう。すなわち、この状態においては、周囲の明暗およ
び後方光の明るさを検出して自動的に“L”または
“H”を出力し、後方の光の状況に応じてミラーの明る
さを変化させる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記の従来技術においては、何れかのモード
選択スイッチをオンにすると、他のモード選択スイッチ
を押さない限りそのモード選択スイッチがオンしたまゝ
であるから、例えばスイッチSW1が押されている状態
(A/Mが“H”でミラーは暗い)で電源スイッチSW
4を一旦オフし、次いで夜間などの周囲が暗い状態で電
源スイッチをオンにすると、ミラーは暗いまゝで後方視
界が悪くなり、次に選択スイッチをオンにするまでの間
一時的ではあるが危険である。
本考案は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、電源
スイッチをオフする前の状態の如何にかかわらず、電源
スイッチをオンにすると必ず光センサー回路の信号の支
配を受ける自動モードに切替えて安全を確保しようとす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記の如き目的を達成せんがため、押してい
る時だけオンし離すとオフする昼間と夜間と自動の各モ
ード選択スイッチ回路と、該モード選択スイッチ回路に
より選択された信号を記憶する各モードのF・F回路
と、前記選択されたF・F回路以外のF・F回路をリセ
ットするリセット回路と、周囲の明暗および夜間におけ
る後方光を検出する光センサー回路と、前記選択された
F・F回路の出力信号または該信号と前記光センサー回
路の信号に基づいて防眩ミラー駆動回路を制御する制御
回路と、電源スイッチをオンさせると設定時間だけ自動
モードのF・F回路を作動させるトリガー回路とよりな
り、電源スイッチをオフからオンにすると、それ以前の
モードの如何に拘らず防眩ミラーを一旦自動モードで駆
動するようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、前記の如く、押しているときだけオンするモ
ード選択スイッチを使用し、電源スイッチを一旦オフし
た後再びオンさせると、それ以前のモードの如何に拘ら
ず光センサー回路の信号の支配を受ける自動モードに切
替えるので、夜間でかつ後方からの光(例えば後方の車
のヘッドライト)を受けた場合でない限りミラーは明る
い状態となり、後方視界を良好にして安全を保つことが
できる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図について本考案の一実施例を
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図は第1
図に示すF・F回路の真理表、第3図は第1図に示すN
ANDの真理表である。
第1図において、1はモード選択スイッチ回路で、押し
ている時だけオンし離すとオフするスイッチSW1〜S
W3により構成されている。SW4はスナップ式あるい
はトルグ式などの電源スイッチである。2は電源スイッ
チをオフからオンにする毎にトリガーパルスを発生させ
るトリガー回路で、抵抗R3とコンデンサC1により構成
されている。3はF・F回路よりなるIC6〜IC8を
リセットするリセット回路で、NAND用IC1〜IC
3により構成されている。4はモード選択スイッチの信
号を記憶させるF・F回路で、F・F回路用IC6〜I
C8により構成されている。5はF・F回路の出力信号
または該信号と光センサー回路の出力信号に基づいて防
眩ミラー駆動回路を制御する制御回路で、NAND用I
C4〜IC5とから構成されている。6はモード選択ス
イッチがどのモードを選択したかを表示する表示回路
で、LED、PL1〜PL3により構成されている。7
は光センサー回路である。
次に、第1図の動作を説明する。
先ず、電源スイッチSW4をオンすると、モード選択ス
イッチSW1〜SW3をオフしているので、IC6の
1には抵抗R2を経由してVccが伝達され“H”入力と
なり、同時に、IC8の3にも抵抗R4を経由して
“H”入力が伝達される。一方、IC7の2には抵抗
3を経由して“H”が伝達されようとするが、2には
コンデンサC1が接続されてその一端が接地されている
ので、直ちに“H”が伝達されない。その理由は、コン
デンサC1は初期状態では電荷量が零であり、電源スイ
ッチSW4がオンと同時に抵抗R3を経由して徐々に電
荷が注入され、T=C1・R3後に充電が完了するためで
ある。
この結果、2入力はコンデンサC1と抵抗R3の接続点
の電圧がIC7のスレシホールド電圧を越すまでの間
“L”レベルと判断する。この結果、ある設定時間まで
2に“L”レベルが伝達され、その後“H”レベル
が伝達される。すなわち、電源スイッチSW4をオンし
た直後は13入力は“H”、2入力は“L”レベ
ルが伝達される。
また、IC6〜IC8のRS1〜RS3の入力はそれぞれ
IC1〜IC3の出力と接続されているので、これらの
入力の影響を受ける。IC1とIC3の片方の入力はI
C7の2の入力と接続されているので“L”、従っ
て、第3図に示す真理表によりそれらの出力は“H”、
従って、RS1およびRS3の入力は“H”となり、IC
6とIC8の出力13は第2図に示す真理表により
“H”となり、PL1とPL3は点灯しない。また、I
C2の一方の入力は1入力と、他の入力は3の入力と
それぞれ接続されているので、2入力とも“H”が入力
され、第3図に示す真理表によりその出力は“L”とな
り、RS2に伝達されている。この結果、IC7の2
“L”、RS2は“H”が入力され、第2図に示す真理
表よりその出力Q2は“H”2は“L”を出力する。
2が“L”であるので、PL2が点灯する。
また、IC5の出力すなわちA/M出力は、IC5の一
方の入力が1より“H”が伝達されているので、他方
の入力すなわちIC4の出力の影響を受け、IC4の一
方の入力はQ2により“H”が伝達されて他方の入力す
なわち光センサー回路7の出力信号の影響を受ける。光
センサー回路の出力が“L”の時はIC4の出力は
“H”となり、IC5の2入力とも“H”となるのでA
/M出力は“L”となる。また、光センサー回路の出力
が“H”の時はIC4の2入力とも“H”となるのでそ
の出力は“L”となり、A/M出力は“H”となる。す
なわち、光センサー回路の出力が“L”の時はA/M出
力も“L”となるのでミラーは明るい状態となり、
“H”の時にA/M出力も“H”となるのでミラーは暗
い状態すなわち防眩状態となる。
このように、電源スイッチSW4をオフからオンする
と、その度に抵抗R3、コンデンサC1よりなるトリガー
回路により必ずIC1、IC3、IC7が作動し、A/
M出力は光センサー回路7の影響下に入る。この状態は
第4図に示す従来の自動モードと同じである。
次に、選択スイッチSW1を押した場合について述べ
る。
選択スイッチSW1を押すと、IC6の1入力は
“L”、IC1の2入力が“H”であるので、その出力
すなわちRS1の入力は“L”で、第2図に示す真理表
により1は“L”となり、PL1が点灯する。同時
に、IC5の1側入力が“L”であるので、A/Mは
“H”を出力する。IC2およびIC3の一方の入力は
1と接続されているので“L”、従って、RS2とRS
3の入力は“H”、スイッチSW2とSW3はオープン
であるので23入力は“H”、従って、第2図に示
す真理表によりIC7のQ2は“L”、2は“H”とな
り、PL2は消灯する。また、IC8の3も“H”と
なるのでPL3は点灯しない。この状態は第4図の場合
の夜間モードと同じである。
次に、選択スイッチSW3を押した場合について述べ
る。
選択スイッチSW3を押すと、IC8の3入力は
“L”、IC3の2入力が“H”であるので、その出力
すなわちRS3の入力は“L”であって、第2図に示す
真理表より3は“L”となり、PL3が点灯する。3
入力とIC1およびIC2の一方の入力が接続されてい
るので、IC1とIC2の出力すなわちRS1とRS2
入力は“H”、スイッチSW1とSW2はオープンであ
るので12入力は“H”、従って、第2図に示す真
理表により1は“H”となり、PL1は消灯する。ま
た、IC7の出力Q2は“L”、2は“H”となるの
で、PL2は点灯しない。Q2が“L”であるので、I
C4の出力は第3図に示す真理表より“H”、また1
は“H”であるので、IC5の出力、すなわちA/M出
力は“L”を出力する。この状態は第4図の場合の昼間
モードと同じである。
選択スイッチSW2を押した場合の動作は、SW4をオ
フからオンにしたときの動作と同様であるので、詳細な
説明を省略する。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、モード選択スイッ
チSW1〜SW3を選択的に押すことにより夜間モー
ド、昼間モード、自動モードの任意のモードを選択する
ことができると共に、特に電源スイッチをオフからオン
にするときには、必ずそのモードが自動モードになるの
で、夜間でかつ後方から光を受けた防眩を必要とすると
き以外はミラーが明るい状態を維持して安全を保つこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図は第1
図のF・F回路の真理表、第3図は第1図のNANDの
真理表である。第4図は従来例を示す回路図、第5図は
防眩ミラーの駆動回路を示す説明図である。 1……モード選択用スイッチ回路、SW4……電源スイ
ッチ、2……トリガー回路、3……リセット回路、4…
…F・F回路、5……制御回路、6……表示回路、7…
…光センサー回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押している時だけオンし離すとオフする昼
    間と夜間と自動の各モード選択スイッチ回路と、該モー
    ド選択スイッチ回路により選択された信号を記憶する各
    モードのF・F回路と、前記選択されたF・F回路以外
    のF・F回路をリセットするリセット回路と、周囲の明
    暗および夜間における後方光を検出する光センサー回路
    と、前記選択されたF・F回路の出力信号または該信号
    と前記光センサー回路の信号にもとづいて防眩ミラー駆
    動回路を制御する制御回路と、電源スイッチをオンさせ
    ると設定時間だけ自動モードのF・F回路を作動させる
    トリガー回路とよりなり、電源スイッチをオフからオン
    にすると、それ以前のモードの如何に拘らず防眩ミラー
    を一旦自動モードで駆動するようにしたことを特徴とす
    る防眩ミラー用信号切替回路。
JP1989126596U 1989-10-31 1989-10-31 防眩ミラー用信号切替回路 Expired - Lifetime JPH0626447Y2 (ja)

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