JPH0626372Y2 - 薬剤タンク用蓋装置 - Google Patents

薬剤タンク用蓋装置

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JPH0626372Y2
JPH0626372Y2 JP4679987U JP4679987U JPH0626372Y2 JP H0626372 Y2 JPH0626372 Y2 JP H0626372Y2 JP 4679987 U JP4679987 U JP 4679987U JP 4679987 U JP4679987 U JP 4679987U JP H0626372 Y2 JPH0626372 Y2 JP H0626372Y2
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JP
Japan
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opening
lid
elastic bag
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bag body
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JP4679987U
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JPS63157271U (ja
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孝 市川
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばスピードスプレーヤ、ブームスプレ
ーヤ及びカーペットスプレーヤ(商標)のような走行式
防除機等に装備される薬剤タンク用の蓋装置に係り、詳
しくは構造が簡単でかつシール性に優れている薬剤タン
ク用蓋装置に関するものである。
〔従来の技術〕
防除機等に搭載されている薬剤タンクの従来の蓋装置に
ついて第3図及び第4図を参照して説明する。
第3図において、薬剤タンク10の上部には、薬剤タンク
10の内部へ濃縮薬液や水を投入するための開口部12が設
けられる。蓋14は、開口部12を閉鎖可能な蓋体16と、こ
の蓋体16に連結ピン18を介して結合しているレバー20と
を含む。ブラケット22は開口部12の近傍の薬剤タンク10
の上面に固設され、レバー20はその基端部においてブラ
ケット22に回動可能に軸支されている。ブラケット24は
開口部12の中心に対してブラケット22とは反対側の位置
において薬剤タンク10の上面に固設され、フック26は、
ブラケット24に回動可能に取付けられ、レバー20の自由
端部をそれとの係止時に開口部12の方へ押圧する。連結
ピン18は、レバー20、蓋体16及び座金28を順に貫通し、
先端において割りピン30を挿通され、抜けを防止されて
いる。複数個の空気穴32は、蓋体16の中心部に形成さ
れ、蓋体16の内外を連通する。パッキン34は、蓋体16の
下面側の周辺部に一周するように固定され、蓋14が開口
部12を閉じているときには、押圧されて、シール機能を
果たす。蓋14による開口部12の開閉はレバー20を揺動す
ることにより行われ、フック26をレバー20の自由端部に
係止することにより開口部12を閉鎖する。
第4図では、開口部12を区画する薬剤タンク10の部分に
はねじ溝36が形成されている。蓋38は内部に空洞40をも
つ蓋体42を含み、蓋体42の周部には、ねじ溝36に螺合可
能なねじ溝44が形成されている。蓋38による開口部12の
開閉は、蓋38を回転させて、ねじ溝36,44とを互いに螺
合させたり、螺合を解除したりして行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図の蓋14では、レバー20による蓋体16の押圧力を相
当、大きくしないと、蓋体16が緩み、防除機の移動時に
薬剤タンク10内の液体が激しく波打ち、開口部12と蓋14
との隙間から薬剤タンク10の内部の液体が漏れ出すこと
がある。また、第4図の蓋38では、蓋体42を回転させて
開閉する必要があり、開閉作業が面倒である。
この考案の目的は、開閉作業が簡単であるとともに、構
造を簡略化してシール性を改善することができる薬剤タ
ンク用蓋装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の薬剤タンク(10)用蓋装置は次の(a)〜
(d)の構成要素を有している。
(a)薬剤タンク(10)の上部に形成された開口(12) (b)開口(12)を上方から閉鎖する蓋体(52) (c)蓋体(52)の周縁に沿って周回するように蓋体52の
下面に固定され膨張により開口(12)の周縁部下面(48)の
方へ張り出す弾性袋体(54) (d)ポンプ(60)から弾性袋体(54)への圧送液体の供給
を制御する供給制御手段(76) 〔作用〕 開口(12)を蓋体(52)により開け閉めするときは、供給制
御手段(76)は弾性袋体(54)へポンプ(60)からの圧送液体
を供給しない。これにより、弾性袋体(54)は、収縮し
て、開口(12)の周縁部下面(48)の方へ膨張していない状
態になり、開口(12)に対する上下動において開口(12)の
周縁へ当接しない状態になる。この結果、蓋体(52)は、
弾性袋体(54)により阻害されることなく、自由に開口(1
2)を開け閉めできる状態となる。
蓋体(52)を開口(12)に係止するときは、供給制御手段(7
6)はポンプ(60)からの圧送液体を弾性袋体(54)へ供給す
る。これにより、弾性袋体(54)は、開口(12)の周縁部下
面(48)の方へ膨らんで、開口(12)の周縁部下面(48)の下
へ張り出した状態になる。この結果、弾性袋体(54)は蓋
体(52)の持ち上げ力に対して開口(12)の周縁部下面(48)
に当接し、蓋体(52)が開口(12)を開くのが阻止される。
〔実施例〕
以下、この考案を第1図及び第2図の実施例について説
明する。
第1図は全体の構造図であり、例えばスピードスプレー
ヤ等の防除機に装備される薬剤タンク10は、内部に液体
46を収容し、開口部12を区画する部分においてフック状
縁部48が形成されている。蓋50は、開口部12を閉鎖可能
な蓋体52と、この蓋体52の下面側に固着されている弾性
袋体54とを含んでいる。脚部56は、蓋体52の下面側に下
方へ突出するように形成され、蓋体52の周辺部を一周し
ている。弾性袋体54は、横断面方向へ膨張、収縮可能な
弾性部材から成り、脚部56の外周に嵌合して、蓋体52に
固着されている。蓋体52の中心部には空気穴58が穿設さ
れ、蓋体52の内外を連通している。ポンプ60は、吸入側
において管路62を介して薬剤タンク10の下部へ連通し、
吐出側において調圧弁(図示せず)、管路64、開閉コッ
ク66及び管路68を介してノズル70へ接続されている。供
給通路72は、管路64の途中から分岐し、弾性袋体54へ連
通している。供給通路72は、弾性袋体54の近傍において
ホース等の可撓性材料から形成され、蓋体52を所定の範
囲で移動可能にしている。戻し通路74は、供給通路72の
途中から分岐し、薬剤タンク10の上部へ接続され、開閉
コック76が戻し通路74に配設されている。
第2図(a)及び(b)はそれぞれ弾性袋体54の膨張状
態及び収縮状態を示している。
開口部12を蓋50により閉じる場合は、開口部12を蓋体52
により閉鎖するとともに、開閉コック76を閉位置にす
る。ポンプ60は、薬剤タンク10の下部から薬剤タンク10
内の液体46を吸い込んで、管路64へ圧送する。管路64内
の液体46は供給通路72を介して弾性袋体54へ導入され、
この結果、弾性袋体54は、第2図(a)に示されるよう
に、膨張状態になり、フック状縁部48の面に密着すると
ともに、フック状縁部48の下方において開口部12の直径
方向外方へ張り出して、フック状縁部48に係止される。
こうして、開口部12におけるシール性が確保されるとと
もに、蓋50が開口部12に強固に固定される。
開口部12を開く場合は、開閉コック76を開位置にする。
これにより管路64から供給通路72へ導かれた所定圧の液
体46は戻し通路74を介して薬剤タンク10内へ戻され、弾
性袋体54は、内部の圧力を抜かれた状態になり、第2図
(b)に示されるような収縮状態になる。この結果、フ
ック状縁部48への弾性袋体54の係止が解除されるととも
に、フック状縁部48と弾性袋体54との間に緩みが生じ、
蓋50を開口部12から取外し可能になる。
〔考案の効果〕
この考案では、弾性袋体の膨縮により蓋体を開口に係止
して閉鎖したり、係止解除して開け閉めしたりするよう
になっているので、開閉作業が容易で、かつシール性を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の実施例に関し、第1図は
全体の構造図、第2図(a)及び(b)はそれぞれ弾性
袋体の膨張状態及び収縮状態を示す図、第3図及び第4
図は薬剤タンク用蓋装置の2つの従来例の構造図であ
る。 10……薬剤タンク、12……開口部(開口)、48……(周
縁部下面)、52……蓋体、54……弾性袋体、60……ポン
プ、76……開閉コック(供給制御手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬剤タンク(10)の上部に形成された開口(1
    2)と、この開口(12)を上方から閉鎖する蓋体(52)と、前
    記蓋体(52)の周縁に沿って周回するように前記蓋体(52)
    の下面に固定され膨張により前記開口(12)の前記周縁部
    下面(48)の方へ張り出す弾性袋体(54)と、 ポンプ(60)から前記弾性袋体(54)への圧送液体の供給を
    制御する供給制御手段(76)と を有していることを特徴とする薬剤タンク用蓋装置。
JP4679987U 1987-03-31 1987-03-31 薬剤タンク用蓋装置 Expired - Lifetime JPH0626372Y2 (ja)

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JP4679987U JPH0626372Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 薬剤タンク用蓋装置

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JP4679987U JPH0626372Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 薬剤タンク用蓋装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63157271U JPS63157271U (ja) 1988-10-14
JPH0626372Y2 true JPH0626372Y2 (ja) 1994-07-20

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