JPH0626348A - 内燃機関の空気冷却器 - Google Patents

内燃機関の空気冷却器

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Publication number
JPH0626348A
JPH0626348A JP20741092A JP20741092A JPH0626348A JP H0626348 A JPH0626348 A JP H0626348A JP 20741092 A JP20741092 A JP 20741092A JP 20741092 A JP20741092 A JP 20741092A JP H0626348 A JPH0626348 A JP H0626348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air cooler
cylinder block
duct
cooler
Prior art date
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Pending
Application number
JP20741092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Fujita
芳寛 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEKIYU SANGYO KASSEIKA CENTER
Yanmar Co Ltd
Japan Petroleum Energy Center JPEC
Original Assignee
SEKIYU SANGYO KASSEIKA CENTER
Petroleum Energy Center PEC
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEKIYU SANGYO KASSEIKA CENTER, Petroleum Energy Center PEC, Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical SEKIYU SANGYO KASSEIKA CENTER
Priority to JP20741092A priority Critical patent/JPH0626348A/ja
Publication of JPH0626348A publication Critical patent/JPH0626348A/ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダブロック側面に配置される空気冷却
器の位置を低くしながら、なおかつ取付け剛性の高い空
気冷却器の取付け構造を提供する。 【構成】 空気冷却器(11)のエアダクト(17)をシリ
ンダブロック(1)における分解点検窓(21)の蓋(2
2)と一体にして取付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、過給機によって圧縮
された空気を、更に冷却して機関に送り出すための内燃
機関の空気冷却器であって、特にその取付け構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】シリンダヘッドが上部にある縦型の機関
においては、排気タービン過給機は、そのシリンダヘッ
ドに最も近い上部に配置されている。このため、過給機
付き機関においては、機関の全高が相対的に高くなる傾
向にある。他方、船舶においては、最近、機関室上部の
甲板を出来るだけフラット化して、居住性を高めようと
する傾向にある。このことから、必然的に機関室の天井
高が低くなり、上部に過給機を装備した従来の機関で
は、機関室への搭載が困難になっている。
【0003】そこで、過給機の高さを出来るだけ低くす
ることが考えられているが、空気冷却器をその過給機下
方のシリンダブロック側面に配置した構造のものでは、
この空気冷却器の取付け位置も低くする必要がある。そ
の際、図5のように、シリンダブロック(51)の側面に
分解点検用の窓(52)を設けたものでは、その窓(52)
の外側に空気冷却器(53)が位置し、従来においては、
その点検窓の蓋(54)へステー(55) を介して空気冷却
器(53)のケースであるエアダクト(56)を取り付けて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来に
おいては、相対的に低くなった空気冷却器(53)を、点
検窓(52)の蓋(54)へステー(55) を介して取り付け
ているが、このような構造では、取付けの剛性が不足
し、信頼性に劣るという欠点がある。
【0005】しかも、シリンダブロック(51)に対し
て、点検窓の蓋(54)を取付け、更にその蓋(54)にス
テー(55) を取り付けた後エアダクト(56)を取り付け
るため、取付け工数が増大し、また、ステー(55) とい
う特別の部品が必要で、かつ、ボルトの本数も大幅に多
くなるという欠点があった。
【0006】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、シリンダブロック側面に配置される空気冷却器の
位置を低くしながら、なおかつ取付け剛性の高い空気冷
却器の取付け構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、側面に分解点検用窓を配備したシリ
ンダブロックを有し、かつ、空気冷却器を有する過給機
付き内燃機関において、前記空気冷却器を構成するエア
ダクトを、上記点検窓の蓋と一体構造としたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】分解点検用窓の蓋は、その全周に亙って、シリ
ンダブロックへ多数のボルトでリジッドに固定される
が、空気冷却器のエアダクトがこの蓋と一体構造となっ
ているため、空気冷却器の取付け剛性が増大する。
【0009】
【実施例】図1及び図2において、(1)はシリンダブ
ロック、(2)はシリンダヘッドであって、シリンダヘ
ッド(2)の排気マニホールド(3)の側方に、排気タ
ービン(4)と圧縮機(5)とからなる排気タービン過
給機(6)が配置されている。排気タービン(4)は、
その入口側が、排気マニホールド(3)へ接続され、そ
のクランク軸方向の側方の出口側に、排気排出用のダク
ト(7)が接続されている。排出ダクト(7)とは反対
側に位置する圧縮機(5)の入口側に、エアクリーナ
(8)が接続されて、そのエアクリーナ(8)側から取
入れた空気を、圧縮機(5)で圧縮して送り出すように
している。この圧縮機(5)の下端側の出口部に、空気
連絡管(9)の上端が接続され、この空気連絡管(9)
の下端が、シリンダブロック(1)の側面に取付けた空
気冷却器(11)へ接続されている。空気冷却器(11)の
一方のクランク軸方向の端部側に位置する出口側に、吸
気管(12)が接続されるとともに、この吸気管(12)を
介して、図2の吸気マニホールド(13)側へ、冷却空気
を送り出すようにしている。
【0010】図3で示すように、空気冷却器(11)は、
上部ダクト(15)と下部ダクト(16)とからなるケース
状のエアダクト(17)と、そのエアダクト(17)内に配
置したクーラーコア(18)とから構成され、このダクト
(17)内を空気が通過する際に、クーラーコア(18)に
よって冷却され、前記吸気管(12)側へ送り出される。
このクーラーコア(18)は、その側面に水平に突出する
フランジ(19)(19)を有し、このフランジ(19)(1
9)を、上部ダクト(15)と下部ダクト(16)との間に
介在させて、ボルト(20)をねじ込むことによって、そ
れら上部ダクト(15)と下部ダクト(16)の接合と同時
に固定されるようになっている。
【0011】次に、空気冷却器(11)の斜め下方位置に
おけるシリンダブロック(1)の側面には、分解点検用
の窓(21)が開口されているが、この分解点検用の窓
(21)を覆う蓋(22)に、上記エアダクト(17)の下側
の下部ダクト(16)を一体に形成し、これによって、こ
の蓋(22)をシリンダブロック(1)へ取付けるボルト
(23)(23)によって、その蓋(22)と同時に取付けら
れるようになっている。図1で示すように、この取付け
ボルト(23)(23)…は、蓋(22)の略全周にわたって
多数取付けられており、空気冷却器(11)は、これらの
多数のボルト(23)(23)…によって、シリンダブロッ
ク(1)の壁面へリジッドに固定されることになって、
取付け剛性が増大する。
【0012】図4は、この発明の別の実施例で、二段過
給機関に適用した場合で、まず、図1と同様にシリンダ
ヘッド(2)側方部に、高圧側の高圧段過給機(26)を
取付け、更に、側面から見たエンジン本体の側方部分に
低圧段の過給機(27)を配置して、高圧段過給機の排気
タービン(27)を、排気マニホールド(3)へ接続し、
その排気タービン(27)の出口側を低圧段過給機(34)
のタービン(28)へ、連絡管(29)によって接続して、
高圧段の排気タービン(27)から低圧段の排気タービン
(28)へ、排気を供給するようにしている。他方、吸気
は、まず低圧段過給機(34)の圧縮機(30)にて圧縮し
た後、連絡管(31)によって、前記と同じようにして取
付けられた空気冷却器(11)の、クランク軸方向の端部
側の入口へ導入し、更に、この空気冷却器(11)から垂
直方向の連絡管(32)を介して、高圧段過給機(26)の
圧縮機(33)へ供給するようにしている。即ち、この実
施例では、空気冷却器(11)の入口と出口が反対側にな
っている。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明では、空気冷却
器のエアダクトが分解点検窓の蓋と一体構造となってい
るため、ステーを介して取り付ける従来のものと異なっ
て、空気冷却器が蓋を取付ける多数のボルトを介してシ
リンダブロックへリジッドに固定されることになり、従
来のものよりも取付け剛性が大幅に増大するという効果
がある。
【0014】また、空気冷却器を蓋へ取り付けるための
ステーやボルトが不要となるから、取付け時の作業工数
が大幅に減少すると共に、部品数も少なくなるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すエンジン全体の側面図
である。
【図2】同じくエンジン全体の要部縦断側面図である。
【図3】空気冷却部分を垂直方向に切断して示す断面図
である。
【図4】この発明を二段過給機関へ適用した場合のエン
ジン全体の側面図である。
【図5】従来の空気冷却器の取付け構造を示す要部の縦
断面図である。
【符号の説明】
(1) シリンダブロック (6) 過給機 (11) 空気冷却器 (17) エアダクト (21) 分解点検用窓 (22) 点検窓の蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に分解点検用窓を配備したシリンダ
    ブロックを有し、かつ、空気冷却器を有する過給機付き
    内燃機関において、前記空気冷却器を構成するエアダク
    トを、上記点検窓の蓋と一体構造としたことを特徴とす
    る内燃機関の空気冷却器。
JP20741092A 1992-07-09 1992-07-09 内燃機関の空気冷却器 Pending JPH0626348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20741092A JPH0626348A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 内燃機関の空気冷却器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20741092A JPH0626348A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 内燃機関の空気冷却器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0626348A true JPH0626348A (ja) 1994-02-01

Family

ID=16539285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20741092A Pending JPH0626348A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 内燃機関の空気冷却器

Country Status (1)

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JP (1) JPH0626348A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT501798B1 (de) * 2005-04-25 2006-11-15 Man Nutzfahrzeuge Oesterreich Aufgeladene brennkraftmaschine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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