JPH0330576Y2 - - Google Patents

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JPH0330576Y2
JPH0330576Y2 JP1985113371U JP11337185U JPH0330576Y2 JP H0330576 Y2 JPH0330576 Y2 JP H0330576Y2 JP 1985113371 U JP1985113371 U JP 1985113371U JP 11337185 U JP11337185 U JP 11337185U JP H0330576 Y2 JPH0330576 Y2 JP H0330576Y2
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elbow
exhaust
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supply pipe
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JP1985113371U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、排気ターボ過給機を備えた内燃機関
において、前記排気ターボ過給機における排気タ
ービンから排出される排気ガスを、二次空気の存
在のもとに触媒式コンバータにおいて浄化するた
めの装置に関するものである。
〔従来の技術〕
先行技術としての実開昭59−30508号公報は、
排気ターボ過給機を備えた内燃機関における排気
ガスの浄化に際して、前記排気ターボ過給機にお
ける排気タービンから排出される排気ガスを、前
記排気ターボ過給機の下方の部位に配設した触媒
コンバータに、エルボ状導管を介して導く一方、
このエルボ状導管に対して、排気ガス浄化用の二
次空気供給管を接続することを提案している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記のように排気タービンに対して、
エルボ状導管を介して接続される触媒コンバータ
は、可成り重いことに加えて、排気ガス浄化用の
二次空気供給管を、前記エルボ状導管に対してそ
の排気タービンへの接合用フランジ部より離れた
部位に接続していて、当該エルボ状導管のうちそ
の半径方向の外側の部分には、前記可成り重い触
媒コンバータの重量に加えて、二次空気供給管の
重量、及び前記触媒コンバータ及びエルボ状導管
に対するカバーの重量が同時に作用した状態で、
内燃機関の全体の振動及び排気ガスの脈動によつ
て揺られることにより、大きい外力が作用すると
共に、排気ガスの熱負荷を受けることになるか
ら、当該半径方向の外側の部分に亀裂が発生し易
くて耐久性が低いのであり、これを防止するに
は、エルボ状導管における肉厚を厚くすれば良い
が、かくすると重量が増加するのである。
また、前記先行技術のものは、エルボ状導管に
対する二次空気供給管の接続部を、当該エルボ状
導管の排気タービンへの接合部から離れた部位に
設定しており、換言すると二次空気の供給部が、
触媒コンバータに近い部位に位置しているので、
触媒コンバータへの排気ガスに対して二次空気を
各所均一に混合することができない点も問題であ
つた。
本考案は、これらの問題を解消することを目的
とするのもである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、内燃機関に
装着した排気ターボ過給機における排気タービン
の排気ガス出口に、前記排気ターボ過給機よりも
下方の部位に配設した触媒コンバータから上向き
に延びて横向きに曲がるように形成したエルボ状
導管を、当該エルボ状導管の先端に一体的に造形
した接続用フランジ部において接合し、該エルボ
状導管に排気ガス浄化用の二次空気供給管を接続
するための座部を一体的に造形して成る排気浄化
装置において、前記二次空気供給管接続用の座部
を、前記エルボ状導管の外周面のうち半径方向の
外側で且つ前記接続用フランジ部に隣接した部位
に、前記接続用フランジ部に対して一体的に結合
して設け、更に、エルボ状導管の外周面のうち半
径方向の外側には、前記二次空気供給管接続用の
座部より下方の部位に、前記触媒コンバータ及び
エルボ状導管のカバーに対する取付座部を一体的
に造形すると共に、該取付座部と前記二次空気供
給管接続用の座部とを一体的に連結するようにし
たリブを一体的に造形する構成にした。
〔考案の作用・効果〕
このように、エルボ状導管の外周面のうち半径
方向の外側に、二次空気供給管接続用の座部を、
当該エルボ状導管の排気タービンに対する接続用
フランジ部に対して一体的に結合して造形すると
共に、この二次空気供給管接続用の座部より下方
の部位に触媒コンバータのカバーに対する取付座
部を一体的に造形し、更に、この取付座部と前記
二次空気供給管接続用の座部とを一体的に連結す
るリブを一体的に造形したことにより、エルボ状
導管のうち半径方向の外側の部分を、前記二次空
気供給管接続用の座部及びカバーに対する取付座
部並びにリブによつて補強することができる。
一方、前記の構成にしたことにより、二次空気
供給管接続用の座部に接続した二次空気供給管の
重量を、接続用フランジ部を介して排気ターボ過
給機に支持することができ、また、触媒コンバー
タ及びエルボ状導管に対するカバーの重量を、リ
ブ及び二次空気供給管接続用の座部並びに接続用
フランジ部を介して排気ターボ過給機に支持する
ことができるから、エルボ状導管における半径方
向の外側の部分に、二次空気供給管の重量と、触
媒コンバータ及びエルボ状導管に対するカバーの
重量とが加算して作用することを軽減できるので
ある。
また、前記のように、二次空気供給管接続用の
座部を、エルボ状導管の排気タービンに対する接
続用フランジ部に隣接する部位に設けたことによ
り、二次空気の供給部から触媒コンバータまでの
距離が長くなるから、排気ガスに対する二次空気
の混合性が向上するのである。
従つて本考案によると、排気タービンからの排
気ガスを触媒コンバータに導くためのエルボ状導
管の耐久性を、当該エルボ状導管の重量の増加を
招来することなく、向上できるのであり、排気ガ
スに対して二次空気を均一に混合できるから、触
媒コンバータにおける排気ガスの浄化性能を向上
できる効果を有する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面について説明する
と、図において1は内燃機関を示し、該内燃機関
1の一側面には、気化器3及びサージタンク4を
備えた吸気マニホールド2が取付き、内燃機関1
の他側面に取付けた排気マニホールド5には、排
気タービン7とブロワー圧縮機8とを直結して成
る排気ターボ過給機6が、当該排気ターボ過給機
6における軸線が略水平横向きになるようにして
その排気タービン7において取付けられ、また、
内燃機関1の上面には、前記排気ターボ過給機6
のブロワー圧縮機8で圧縮した過給空気冷却用の
インタークーラ9が設けられている。
なお、この場合、前記内燃機関1は図示してい
ないが、自動車のフロントにおけるエンジンルー
ム内に、自動車の前進方向に対して前記排気ター
ボ過給機6が前側で、吸気マニホールド2が後側
に各々位置するように横向きに搭載されている。
符号10は、前記排気ターボ過給機6よりも下
方の部位に配設した触媒コンバータを示し、該触
媒コンバータ10における上面開放の円筒状ケー
ス11内には、モノリス触媒12が設けられ、ま
た、触媒コンバータ10におけるケース11の下
端には、図示しない排気管が接続されている。
符号13は、前記排気タービン7の排気ガス出
口14から排出される排気ガスを前記触媒コンバ
ータ10に導くための導管を示し、該導管13
は、触媒コンバータ10から上向きに延びたのち
横向きに湾曲するエルボ状に形成され、その一端
部に一体的に造形したフランジ部15を、前記排
気タービン7においてその排気ガス出口14の周
囲に造形した接合座部16に対して複数本のボル
ト17にて締め付けることによつて接合されてい
る。
そして、前記エルボ状導管13の外周面に、二
次空気供給管18を接続するための二次空気供給
孔19a付き座部19を一体的に造形するにおい
て、該二次空気供給管接続用の座部19を、前記
エルボ状導管13の外周面のうち半径方向の外側
で且つ前記接続用フランジ部15に隣接した部位
に、前記接続用フランジ部15に対して一体的に
結合して造形する。
また、前記エルボ状導管13の外周面のうち半
径方向の外側には、前記二次空気供給管接続用の
座部19より下方部位に、取付座部27を一体的
に造形して、この取付座部27に、前記触媒コン
バータ10及び前記エルボ状導管13にカバー2
1を取付けし、更に、前記エルボ状導管13の外
周面のうち半径方向の外側には、前記取付座部2
7と前記二次空気供給管接続用の座部19とを一
体的に連結するようにしたリブ28を一体的に造
形する。
この構成にすると、エルボ状導管13のうち半
径方向の外側の部分を、前記二次空気供給管接続
用の座部19及びカバーに対する取付座部27並
びにリブ28によつて補強することができる一
方、二次空気供給管接続用の座部19に接続した
二次空気供給管18の重量を、接続用フランジ部
15を介して排気ターボ過給機6に支持すること
ができ、また、触媒コンバータ10及びエルボ状
導管13に対するカバー21の重量を、リブ28
及び二次空気供給管接続用の座部19並びに接続
用フランジ部15を介して排気ターボ過給機6に
支持することができるから、エルボ状導管13に
おける半径方向の外側の部分に、二次空気供給管
18の重量と、触媒コンバータ10及びエルボ状
導管13に対するカバー21の重量とが加算して
作用することが軽減できるのであり、また、二次
空気の供給部から触媒コンバータ10までの距離
が長くなつて、排気ガスに対して二次空気を均一
に混合できるのである。
なお、図中符号20は、前記排気タービン7の
上部を覆うカバーを示し、該排気タービン用カバ
ー20は、前記排気マニホールド5から上向きに
一体的に突出したダボ22,23と、前記接続用
フランジ部15から斜め上向きに一体的に突出し
たダボ24とに各々ボルト25にて着脱自在に取
付けられている。また、この排気タービン用カバ
ー20には、排気ターボ過給機6及び気化器3等
を組み立てた後の内燃機関1を自動車におけるエ
ンジンルーム内に搭載する場合において、自動車
のフレームシヤーシを当該フレームシヤーシにお
けるエンジンルーム内に内燃機関1が嵌まるよう
に下降するときに、前記排気タービン用カバー2
0を取付けるためのボルト25が自動車のフレー
ムシヤーシに当たらないようにガイドするための
断面山型の突起部26が設けられている。更にま
た、前記二次空気供給管接続用の座部19におけ
る二次空気供給孔19aのエルボ状導管13への
開口部には、凹み19bを設け、当該凹み19b
内に排気ガスの流れにて負圧が発生させることに
より、二次空気量の増大を図るように構成してい
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は内燃機
関の平面図、第2図は第1図の要部拡大図、第3
図は第2図の−視断面図、第4図は第2図の
−視断面図、第5図は第4図の−視断面
図である。 1……内燃機関、2……吸気マニホールド、5
……排気マニホールド、6……排気ターボ過給
機、7……排気タービン、10……触媒コンバー
タ、13……エルボ状導管、15……接続用フラ
ンジ部、18……二次空気供給管、19……二次
空気供給管接続用座部、21……エルボ状導管及
び触媒コンバータに対するカバー、27……取付
座部、28……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関に装着した排気ターボ過給機における
    排気タービンの排気ガス出口に、前記排気ターボ
    過給機よりも下方の部位に配設した触媒コンバー
    タから上向きに延びて横向きに曲がるように形成
    したエルボ状導管を、当該エルボ状導管の先端に
    一体的に造形した接続用フランジ部において接合
    し、該エルボ状導管に排気ガス浄化用の二次空気
    供給管を接続するための座部を一体的に造形して
    成る排気浄化装置において、前記二次空気供給管
    接続用の座部を、前記エルボ状導管の外周面のう
    ち半径方向の外側で且つ前記接続用フランジ部に
    隣接した部位に、前記接続用フランジ部に対して
    一体的に結合して設け、更に、エルボ状導管の外
    周面のうち半径方向の外側には、前記二次空気供
    給管接続用の座部より下方の部位に、前記触媒コ
    ンバータ及びエルボ状導管のカバーに対する取付
    座部を一体的に造形すると共に、該取付座部と前
    記二次空気供給管接続用の座部とを一体的に連結
    するようにしたリブを一体的に造形したことを特
    徴とする排気ターボ過給機付き内燃機関の排気浄
    化装置。
JP1985113371U 1985-07-23 1985-07-23 Expired JPH0330576Y2 (ja)

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JPS6221422U JPS6221422U (ja) 1987-02-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291833A (ja) * 2007-04-26 2008-12-04 Nippon Gasket Co Ltd ガスケット

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