JPH06263487A - 硝子容器 - Google Patents

硝子容器

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JPH06263487A
JPH06263487A JP4673193A JP4673193A JPH06263487A JP H06263487 A JPH06263487 A JP H06263487A JP 4673193 A JP4673193 A JP 4673193A JP 4673193 A JP4673193 A JP 4673193A JP H06263487 A JPH06263487 A JP H06263487A
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JP
Japan
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layer
hologram
printed
base film
glass
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4673193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kawajiri
正幸 川尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH06263487A publication Critical patent/JPH06263487A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/34Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
    • C03C17/36Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions at least one coating being a metal
    • C03C17/38Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions at least one coating being a metal at least one coating being a coating of an organic material

Abstract

(57)【要約】 【目的】 硝子容器の表面にメタリックな光輝を発する
ホログラムによる文字、図柄等の印刷を簡単に施すにあ
る。 【構成】 硝子容器の表面に、文字、図柄等を硝子と親
和性のあるエポキシ樹脂等のインクをもってスクリーン
印刷をするとともに、この印刷面に対し、ホログラム層
の凹凸面側にヒートシール層を、また反対側に離型層
を、さらにベースシール層を設けたホログラム層側を、
そのヒートシート層をもって当接し、これをベースフィ
ルム層側から熱圧した後、離型層よりベールフィルム層
を剥離し、スクリーン印刷面にホログラム層を残したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】容器面にホログラム層の印刷を施
した硝子容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、硝子容器の表面に対する文字、
図柄等の印刷は、転写印刷、スクリーン印刷等による単
色、多色のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、硝子容器の表
面に対する単色、多色の印刷はできても、メタリックな
光輝を発するホログラム層による印刷はできなかった。
本発明は、このような点について研究し開発したもの
で、その目的とするところは、硝子容器の表面にメタリ
ックな光線を発するホログラム層による文字、図柄等の
印刷を簡単に施すにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にあっては、硝子容器の表面に、文字、図
柄等を、スクリーン印刷した後、その上にホログラム層
を形成することによって問題点の解決をはかっている。
すなわち、本発明は、容器面に、文字、図柄等を硝子
と親和性のあるエポキシ樹脂等をもってスクリーン印刷
するとともに、この印刷面に対し、ホログラム層の凹凸
面側にヒートシール層を、また反対側に離型層とさらに
ベースフィルム層とを設けたホログラム層側を、そのヒ
ートシール層をもって当接し、これをベースフィルム層
から熱圧した後、離型層よりベールフィルム層を剥離
し、スクリーン印刷面にホログラム層を残した構成をと
っている。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、容器表面(1)に文字、図柄等のホログ
ラムの印刷(a)を施した硝子容器(A)の斜視図であ
り、図2はホログラムの印刷部(a)を含む一部の断面
図である。図2においてホログラムの印刷部(a)は、
スクリーンに印刷層(b)とホログラム層(c)とから
なるものである。
【0006】次に、ホログラムの印刷(a)を施す工程
を説明する。 (イ) 硝子容器(A)の容器表面(1)は艶消しされ
ているものであり、この表面に対して、硝子と親和性密
着性の良好な、例えばエポキシ樹脂、メラミン樹脂、ア
ルキッド樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂等を主成分と
するインキで、文字、図柄等をスクリーン印刷、グラビ
ア印刷、オフセット印刷(b)をする。 (ロ) ホログラム層側シート(S)としては、紫外線
硬化形樹脂(2)の凹凸面(3)に、アルミニウム等の
金属を蒸着(4)して形成したホログラム層(c)の凹
凸面(3)側にポリエチレン、ポリプロピレン等のヒー
トシール層(5)を、またその反対側には、具体的に
は、ポリメチルメタクリレート樹脂と他の熱可塑性樹
脂、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ニトロセ
ルロース樹脂、及びポリエチレンワックスとの混合物、
又は酢酸セルロース樹脂と熱硬化型アクリル樹脂、メラ
ミン樹脂との混合物等の離型層(6)を、さらに耐熱
性、強度のあるポリエステルの他に、ポリイミド、ポリ
メタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポリプロピレン、
ポリカーボネート等のベースフィルム層(7)を形成し
たものである。
(ハ) 硝子容器の表面(1)
に施された例えばスクリーン印刷の印刷部(b)に対し
て、この印刷部(b)が常温放置、あるいは所定温度で
強制乾燥して印刷部分を実質上粘着性のない半硬化状態
にあるとき、上記のホログラム層側を、そのヒートシー
ル層(5)側をもって当接し、ベースフィルム層(7)
の上方より加熱ヘッド(B)をもって加熱押圧する。
(ニ) この加熱押
圧によって、ヒートシール層(5)を介して、紫外線硬
化樹脂(2)と金属蒸着層(4)からなるホログラム層
(C)は印刷部(b)に溶着する。このとき、このヒー
トシール層(5)は直接硝子の表面(1)には溶着しな
い。 (ホ) ベースフィルム層(7)を離型層(6)より剥
離すると、印刷部(b)に溶着しているホログラム層
(c)を残して、その他の部分はベースフィルム層
(7)と一緒に剥離される。 以上の工程を経て形成されたホログラムの印刷層(a)
は、乱反射によるメタリックな光輝を発する。
【0007】なお、ホログラム層用の樹脂としては、ホ
ログラムの成形(複製)時には熱成形可能であり、ホロ
グラム成形後、つまり転写時には、転写の際の熱に耐え
るだけの耐熱性を有することが必要である。このような
樹脂としては、熱可塑性樹脂紫外線硬化樹脂、電子線硬
化樹脂、熱硬化、自然硬化型の反応樹脂等が用いられ
る。これらの樹脂の表面に文字、図柄等の凹凸模様のホ
ログラムが形成されるが、この形成には凹凸模様面に対
し、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法、電気めっき法等で金属薄膜層が形成される。そ
の金属薄膜様としては、Cr、Ti、Fe、Co、N
i、Cu、Ag、Au、Ge、Al、Mg、Sb、P
b、Pd、Cd、Bi、Sn、Se、In、Ga、R
b、等の金属及びその酸化物、窒素物等を単独もしくは
2種以上を組合わせて用いて形成される。これらの金属
のうちAl、Cr、Ni、Ag、Au等が特に好まし
い。さらに、実施例の具体的なものを、図4に示す。ホ
ロブラム層側シート(S’)は、10μの厚さのアクリ
ル系樹脂層(2’)に凹凸面(3’)を形成し、この面
(3’)に300〜600Åの厚さにアルミニウムを蒸
着(4’)して形成したホログラム層(C’)に対し、
その凹凸面(3’)側に20μの厚さの塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体のヒートシール層(5’)を、またそ
の反対側には、剥離層(6’)を介してポリエステル2
5μの厚さのベースフィルム層(7’)を形成したもの
である。次に、このようなホログラム層側シート
(S’)をもって硝子容器の容器表面(1’)にホログ
ラム層を形成するには、 (イ’) 硝子容器の容器表面(1’)にエポキシ樹脂
を主成分とするインキをもってスクリーン印刷(b’)
する。 (ロ’) このエポキシ樹脂の印刷面(b’)を120
〜180℃で30分間加熱して、印刷面(b’)を半硬
化状態にする。 (ハ’) この半硬化状の印刷面(b’)に対し、上記
のホログラム層側シート(S’)を加熱ヘッド(B’)
をもって100〜120℃にて約1秒以内で加熱押圧す
る。 (ニ’) ポリエステルのベースフィルム層(7’)を
剥離層(6’)より剥離する。 (ホ’) ホログラム層(C’)面を、後加熱として1
20〜150℃にて1時間加熱する。 (ヘ’) この後加熱にて、エポキシ樹脂が硬化してホ
ログラム層(C’)は容器表面(1’)に貼着形成され
る。
【0008】
【発明の効果】本発明は、これまで硝子容器にはホログ
ラムによる印刷を施すことができなかったところを、ス
クリーン印刷を介することによって、その上にホログラ
ム層を容易に形成することができるようになったので、
硝子容器として、ホログラム層によるメタリックな光輝
を発することにより、高級感と美粧性とを与えることが
でき、特に化粧品の容器としては好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホログラムの印刷を施した本発明の硝子容器の
斜視図である。
【図2】ホログラムの印刷部を含む一部の断面図であ
る。
【図3】ホログラムの印刷部を形成するための工程の実
施を示す断面図である。
【図4】図3と同様の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
A 硝子容器 B 加熱ヘッド a ホログラムの印刷部 b スクリーン印刷部 c ホログラム層 1 容器の表面 2 紫外線硬化形樹脂 3 凹凸面 4 金属蒸着層 5 ヒートシール層 6 離型層 7 ベースフィルム層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器面に、文字、図柄等を硝子と親和性の
    あるエポキシ樹脂等をもって印刷するとともに、この印
    刷面に対し,ホログラム層の凹凸面側にヒートシール層
    を、また反対側に離型層とさらにベースフィルム層とを
    設けたホログラム層側を、そのヒートシール層をもって
    当接し、これをベースフィルム層側から熱圧した後、離
    型層よりベースフィルム層を剥離し、スクリーン印刷面
    にホログラム層を残したことを特徴とする硝子容器
JP4673193A 1993-03-08 1993-03-08 硝子容器 Withdrawn JPH06263487A (ja)

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