JPH0626280Y2 - 芳香吹込装置 - Google Patents
芳香吹込装置Info
- Publication number
- JPH0626280Y2 JPH0626280Y2 JP11932690U JP11932690U JPH0626280Y2 JP H0626280 Y2 JPH0626280 Y2 JP H0626280Y2 JP 11932690 U JP11932690 U JP 11932690U JP 11932690 U JP11932690 U JP 11932690U JP H0626280 Y2 JPH0626280 Y2 JP H0626280Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- tank
- blowing device
- valve
- constant pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、送気用ダクト内へ香水液一定量ずつを噴霧す
る芳香吹込装置に関する。
る芳香吹込装置に関する。
従来、室内へ送気する空調空気の中へ芳香を吹込む装置
としては、第2図に示すように、空気圧縮機Cにより圧
縮された空気Aを、圧力調節弁Vにより一定圧力(例え
ば4kg/cm2)に維持する定圧タンクTに送り、次に電
磁弁Eを介して、香水タンクKを備えた噴霧器Fのノズ
ルNへ導き、香水液Lを吸い上げて送気用ダクトD内へ
吹き込んで霧散させる構成となっている。
としては、第2図に示すように、空気圧縮機Cにより圧
縮された空気Aを、圧力調節弁Vにより一定圧力(例え
ば4kg/cm2)に維持する定圧タンクTに送り、次に電
磁弁Eを介して、香水タンクKを備えた噴霧器Fのノズ
ルNへ導き、香水液Lを吸い上げて送気用ダクトD内へ
吹き込んで霧散させる構成となっている。
そして、タイマー(図外)の設定により、所定時刻ごと
に前記電磁弁Eを一定時間開閉して香水液Lの噴霧吹込
み動作を行わせている。
に前記電磁弁Eを一定時間開閉して香水液Lの噴霧吹込
み動作を行わせている。
従来の芳香吹込装置は以上のように構成されているの
で、タイマーや電磁弁を精密な動作のできる高価なもの
を用いない限り、電磁弁が開閉する一定時間にバラツキ
が出て、そのため、送気用ダクト内へ吹き込まれる香水
液の量が一定とならず芳香を含む空調空気の芳香に濃淡
を生ずるという不具合がある。
で、タイマーや電磁弁を精密な動作のできる高価なもの
を用いない限り、電磁弁が開閉する一定時間にバラツキ
が出て、そのため、送気用ダクト内へ吹き込まれる香水
液の量が一定とならず芳香を含む空調空気の芳香に濃淡
を生ずるという不具合がある。
本考案は、上記の事情に鑑みて、電磁弁開閉の時間の厳
密な正確さを必要とせず、常に一定量の香水液噴出を可
能とした芳香吹込装置を得ることを目的とする。
密な正確さを必要とせず、常に一定量の香水液噴出を可
能とした芳香吹込装置を得ることを目的とする。
本考案に係る芳香吹込装置は、従来よりもかなり高い圧
力の定圧タンクを用いるとともに、給入電磁弁及び排出
電磁弁を有し、かつ、所望の1回分の香水液を吸い出す
ことのできる空気量を収納する中間空気タンクを、前記
定圧タンクと噴霧器との間に介装したものである。
力の定圧タンクを用いるとともに、給入電磁弁及び排出
電磁弁を有し、かつ、所望の1回分の香水液を吸い出す
ことのできる空気量を収納する中間空気タンクを、前記
定圧タンクと噴霧器との間に介装したものである。
上記構成において、タイマーにより、まず給入電磁弁を
所定時刻に開とし一定時間後に閉じる。この一定時間
は、中間空気タンクが定圧タンクと同圧となる時間+α
である。次に、排出電磁弁を開くと中間空気タンク内の
高圧空気は噴霧器に進入し、ノズルにより香水液を吸い
上げ、これを霧状にして送気用ダクト内へ吹き込む。吹
込み終了後、+β時間経過して排出弁を閉じる。この上
記の弁開閉動作により正確な一定量の香水液を吹き込む
ことができる。
所定時刻に開とし一定時間後に閉じる。この一定時間
は、中間空気タンクが定圧タンクと同圧となる時間+α
である。次に、排出電磁弁を開くと中間空気タンク内の
高圧空気は噴霧器に進入し、ノズルにより香水液を吸い
上げ、これを霧状にして送気用ダクト内へ吹き込む。吹
込み終了後、+β時間経過して排出弁を閉じる。この上
記の弁開閉動作により正確な一定量の香水液を吹き込む
ことができる。
なお、定圧タンクの定圧を従来の定圧タンクよりも著し
く高めたので、ノズルのジェット効果が高まり香水液の
吸上げ力を向上した。
く高めたので、ノズルのジェット効果が高まり香水液の
吸上げ力を向上した。
以下、本考案に係る芳香吹込装置の一実施例を第1図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
図において、1は空気圧縮機を、2はこの空気圧縮機1
から受けた高圧空気3を圧力調節弁4により一定の高圧
(例えば10kg/cm2)に維持する定圧タンクを、5は
この定圧タンク2からの高圧空気3を電磁給入弁5sを
介して受け取り、電磁排出弁5eにより噴霧器6へ送る
中間空気タンクをそれぞれ示す。噴霧器6は、香水液7
を収納した香水タンク8を連結しており、前記高圧空気
3のノズル6nから噴出によって香水液7を吸い上げ、
送気用ダクトD内へ吹き込むことができるように設置し
てある。
から受けた高圧空気3を圧力調節弁4により一定の高圧
(例えば10kg/cm2)に維持する定圧タンクを、5は
この定圧タンク2からの高圧空気3を電磁給入弁5sを
介して受け取り、電磁排出弁5eにより噴霧器6へ送る
中間空気タンクをそれぞれ示す。噴霧器6は、香水液7
を収納した香水タンク8を連結しており、前記高圧空気
3のノズル6nから噴出によって香水液7を吸い上げ、
送気用ダクトD内へ吹き込むことができるように設置し
てある。
なお、前記中間空気タンク5の容量は、1回分の香水液
7定量を吸上げできる高圧空気量である。
7定量を吸上げできる高圧空気量である。
この芳香吹込装置を使用するには、まず、空気圧縮機1
を駆動して定圧タンク2に高圧空気3を貯溜する。な
お、定圧タンク2内の圧力が低下すれば空気圧縮機1は
起動し、圧力が高くなると圧力調節弁4が動作するなど
して、常に一定の高圧を維持しているように制御されて
いる。
を駆動して定圧タンク2に高圧空気3を貯溜する。な
お、定圧タンク2内の圧力が低下すれば空気圧縮機1は
起動し、圧力が高くなると圧力調節弁4が動作するなど
して、常に一定の高圧を維持しているように制御されて
いる。
ところで、まずタイマーの動作により所定時刻に電磁給
入弁5sを開くと、定圧タンク2から高圧空気3が流入
して中間空気タンク5内の気圧は、定圧タンク2と等し
くなる。そこでα時間後、電磁給入弁5sを閉じる。
入弁5sを開くと、定圧タンク2から高圧空気3が流入
して中間空気タンク5内の気圧は、定圧タンク2と等し
くなる。そこでα時間後、電磁給入弁5sを閉じる。
次に、排出弁5eを開くと中間空気タンク5内の高圧空
気3は、噴霧器6のノズル6nから噴出するので、その
ジェット効果により香水タンク8内の香水液7は吸い上
げられ、霧状になって送気用ダクトD内へ吹き込まれ、
空調空気に混合して室内へ供給される。吹込みが終了す
るとβ時間経過後、排出弁5eを閉じる。
気3は、噴霧器6のノズル6nから噴出するので、その
ジェット効果により香水タンク8内の香水液7は吸い上
げられ、霧状になって送気用ダクトD内へ吹き込まれ、
空調空気に混合して室内へ供給される。吹込みが終了す
るとβ時間経過後、排出弁5eを閉じる。
この上記の電磁給入弁5s,電磁排出弁5eの開閉動作
により、厳密な開閉時間の正確さを要することなく常に
毎回一定量の香水液7を噴出させることかできる。
により、厳密な開閉時間の正確さを要することなく常に
毎回一定量の香水液7を噴出させることかできる。
以上説明したように、本考案によれば、噴霧器と定圧タ
ンクとの間に電磁給入弁及び電磁排出弁を備えた中間空
気タンクを介装する構成としたため、電磁給入弁と電磁
排出弁とを適当な時間差をもって動作させることによ
り、上記両電磁弁とも厳密な正確さを要する開閉時間に
限定されることなく、常に一定量の香水液を噴出して空
調空気に濃淡を生ずることがない。
ンクとの間に電磁給入弁及び電磁排出弁を備えた中間空
気タンクを介装する構成としたため、電磁給入弁と電磁
排出弁とを適当な時間差をもって動作させることによ
り、上記両電磁弁とも厳密な正確さを要する開閉時間に
限定されることなく、常に一定量の香水液を噴出して空
調空気に濃淡を生ずることがない。
第1図は、本考案に係る芳香吹込装置の一実施例を一部
断面して示す全体構成図、第2図は、従来の芳香吹込装
置の全体構成図である。 2……定圧タンク 3……高圧空気 5……中間空気タンク 5s……電磁給入弁 5e……電磁排出弁 6……噴霧器 7……香水液
断面して示す全体構成図、第2図は、従来の芳香吹込装
置の全体構成図である。 2……定圧タンク 3……高圧空気 5……中間空気タンク 5s……電磁給入弁 5e……電磁排出弁 6……噴霧器 7……香水液
Claims (1)
- 【請求項1】定圧タンクの高圧空気により噴霧器から送
気用ダクト内へ芳香を供給する芳香吹込装置において、
定圧タンクと噴霧器との間に、1回分の香水液を噴霧す
ることのできる圧縮空気量に該当する容量を有し、か
つ、電磁給入弁及び電磁排出弁を備えた中間空気タンク
を介装したことを特徴とする芳香吹込装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11932690U JPH0626280Y2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 芳香吹込装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11932690U JPH0626280Y2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 芳香吹込装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0475546U JPH0475546U (ja) | 1992-07-01 |
JPH0626280Y2 true JPH0626280Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31867292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11932690U Expired - Lifetime JPH0626280Y2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 芳香吹込装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626280Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3267103B2 (ja) * | 1995-05-26 | 2002-03-18 | 日産自動車株式会社 | 車両用空気調和装置 |
JPWO2012147221A1 (ja) * | 2011-04-28 | 2014-07-28 | 共立製薬株式会社 | エアフレッシュナー |
EA027681B1 (ru) * | 2012-11-01 | 2017-08-31 | Юнилевер Н.В. | Ресурсосберегающий мини-душ |
-
1990
- 1990-11-16 JP JP11932690U patent/JPH0626280Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0475546U (ja) | 1992-07-01 |
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Legal Events
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