JP3267103B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JP3267103B2
JP3267103B2 JP15239795A JP15239795A JP3267103B2 JP 3267103 B2 JP3267103 B2 JP 3267103B2 JP 15239795 A JP15239795 A JP 15239795A JP 15239795 A JP15239795 A JP 15239795A JP 3267103 B2 JP3267103 B2 JP 3267103B2
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雅之 金田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両運転中に眠気を覚
えたとき、車室内に覚醒効果を有する香りを放出して居
眠り運転を防止する車両用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置を図17に基
づいて説明する。これは、空調装置としての空調ダクト
11内において、運転者用吹出口12の近傍に、小室1
3を設けて覚醒を催す香料14を収容する。その小室1
3に開閉ドア15を取り付け、その開閉ドア15を開く
ことにより、ブロア16によって発生した空気流17を
小室13内に導き、香料14から覚醒香りを誘導して香
りを付加した覚醒空気を発生させ、運転者用吹出口12
から運転者に向かって放出するように構成されている。
この種の先行技術が、例えば、実開昭63ー43841
号、実開平2ー99028号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものは、空調装置のダクト11内に香料14を設け、空
調装置の作動に伴なって流れる空気流17に誘導され、
香りを付加した覚醒空気が運転者用吹出口12から放出
されるものであるため、ダクト11内を流れる多量の空
気により、覚醒香りの濃度が低下して十分な覚醒効果が
得られないという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みて提案
されたもので、香りを付加した覚醒空気の濃度が低下す
ることがなく、十分な覚醒効果が得られる車両用空気調
和装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る車両用空気調和装置は、空調ダクト
の空気吸入口近傍にブロアファンが設けられ、前記空調
ダクトの下流端に、運転者用吹出口、助手席用吹出口及
びサイド吹出口を備えた前席用吹出口が形成され、前記
ブロアファンを作動させ、前記前席用吹出口に設けられ
たドアの開閉によって空気の吹き出しが制御される車両
用空調装置において、前記運転者用吹出口への分岐ダク
トに連結された香り発生手段と、前記香り発生手段によ
り香りを付加した覚醒空気を前記分岐ダクト内に滞留さ
せた後、前記覚醒空気を前記運転者用吹出口から運転者
に向けて圧送する覚醒空気滞留圧送手段とを具備したも
のである。
【0006】また、前記香り発生手段は、空気に香りを
付加する香料貯蔵部を有し、前記香料貯蔵部に空気導入
口及び空気噴出口が形成され、前記空気導入口が空気導
入チューブで前記ブロアファンの下流側に接続され、空
気噴出口が空気送出チューブで前記分岐ダクトに接続さ
れ、前記覚醒空気滞留圧送手段は、前記ドアを閉じると
ともに、前記ブロアファンを作動させて覚醒空気を分岐
ダクト内に導き、その後、前記ドアを開かせる構成とす
ることもできる。
【0007】また、前記運転者用吹出口、助手席用吹出
口及びサイド吹出口それぞれの分岐部に、個別に制御さ
れるドアを具備し、前記香り発生手段は、空気に香りを
付加する香料貯蔵部を有し、前記香料貯蔵部に空気導入
口及び空気噴出口が形成され、前記空気導入口が空気導
入チューブで前記ブロアファンの下流側に接続され、前
記空気噴出口が空気送出チューブで前記分岐ダクトに接
続され、前記覚醒空気滞留圧送手段は、前記運転者用吹
出口のドアを閉じるとともに、前記ブロアファンを作動
させて覚醒空気を分岐ダクト内に導き、その後、前記運
転者用吹出口のドアを開かせる構成とすることもでき
る。
【0008】また、前記香り発生手段は、空気に香りを
付加する香料貯蔵部を有し、前記香料貯蔵部に空気導入
口及び空気噴出口が形成され、前記香料貯蔵部の空気導
入口が空気導入チューブで前記空調装置のヒータユニッ
トの下流側に接続され、前記空気噴出口が空気送出チュ
ーブで前記分岐ダクトに接続され、前記覚醒空気滞留圧
送手段は、前記ドアを閉じるとともに、前記ブロアファ
ンを作動させて覚醒空気を分岐ダクト内に導き、その
後、前記ドアを開かせる構成とすることもできる。
【0009】また、前記運転者用吹出口の分岐ダクト
は、空気室を備え、香りを付加した覚醒空気が前記空気
室に導かれるように構成することもできる。
【0010】また、前記香り発生手段は、空気に香りを
付加する香料貯蔵部を有し、前記香料貯蔵部の空気導入
口及び空気噴出口が前記運転者用吹出口の空調ダクトに
接続されるとともに、前記香り発生手段と前記運転者用
吹出口の空調ダクトとの間に真空ポンプが接続され、前
記真空ポンプにより、香りを付加した覚醒空気を前記香
り発生手段と前記運転者用吹出口の空調ダクトとの間を
循環させるように構成することもできる。
【0011】また、前記香り発生手段は、空気に香りを
付加する香料貯蔵部を有し、前記香料貯蔵部の空気導入
口に、蓄圧された圧縮空気を充填したエアタンクを接続
し、前記圧縮空気により、香りを付加した覚醒空気を前
記分岐ダクト内に送出するように構成することもでき
る。
【0012】また、前記覚醒空気滞留圧送手段は、香り
を付加した覚醒空気の滞留、圧送を所定周期で繰り返し
制御することもできる。。
【0013】また、前記香り発生手段は、空気に香りを
付加する香料貯蔵部を有し、前記香料貯蔵部に、前記香
料貯蔵部を覆う電熱ヒータ、または前記ヒータユニット
から前記香料貯蔵部に延長され、前記ヒータユニットの
温水を循環させる温水パイプから成る加温手段を具備さ
せることもできる。
【0014】また、運転者の運転操作、状態を検出する
検出手段と、前記検出手段で検出した検出信号に基づい
て、居眠り運転状態かどうかを判定する判定手段とを具
備し、前記判定手段により居眠り運転状態であると判定
したとき、前記覚醒空気滞留圧送手段を作動させること
もできる。
【0015】
【作用】本発明に係る車両用空気調和装置は、運転者用
吹出口への分岐ダクトに連結された香り発生手段によ
り、香りを付加した覚醒空気を発生させ、覚醒空気滞留
圧送手段により、覚醒空気を前記分岐ダクト内に滞留さ
せた後、高濃度の覚醒空気を運転者用吹出口から運転者
に向けて圧送することができる。
【0016】上記香り発生手段の香料貯蔵部の空気導入
口がブロアファンの下流側に接続され、覚醒空気滞留圧
送手段は、前席用吹出口に設けられたドアを閉じるとと
もに、香り貯蔵部の電磁弁を開き、ブロアファンが停止
状態にある場合は、ブロアファンを作動させ、その後、
ドアを開く構成とすると、ドアを閉じるとともに、ブロ
アファンを作動させたとき、覚醒空気が分岐ダクト内に
滞留する。その後、ドアを開いたとき、高濃度の覚醒空
気が運転者用吹出口から噴出される。
【0017】また、前記覚醒空気滞留圧送手段により、
覚醒空気滞留時は、運転者用吹出口のドアのみを閉じて
覚醒空気の拡散を防止し、運転者に対する覚醒空気圧送
時は、運転者用吹出口のドアを開き、助手席用吹出口及
びサイド吹出口のドアを閉じると、運転者用吹出口から
運転者に向けて圧送する覚醒空気の風量が増える。
【0018】また、香り貯蔵部の空気導入口をブロアフ
ァン直後でなくヒータユニット下流に接続することによ
り、ヒータユニットによって加温された空気を香り発生
手段内に導入して香りを付加した覚醒空気を発生させる
と、加温により気化する香料が増えるため、容易に覚醒
空気の濃度が上昇され、更に高濃度の覚醒空気が運転者
に向けて圧送される。
【0019】また、空気室に香りを付加した覚醒空気を
滞留させると、多量の覚醒空気を放出でき、香りの放出
効果を更に高められる。また、空気室が消音器としても
機能するため、分岐ダクトからの風音が低下される。
【0020】また、真空ポンプにより、香りを付加した
覚醒空気を循環させると、覚醒空気に更に香りが付加さ
れるので、覚醒空気の濃度が高められ、多量の覚醒空気
を放出されることと相まって、香りによる覚醒効果が更
に向上される。
【0021】また、エアタンクに蓄圧された圧縮空気を
香り発生器に送り込むと、短時間で高濃度の覚醒空気を
滞留させることができ、運転者用吹出口から運転者に向
けて、素早く高濃度の覚醒空気が多量に圧送できる。
【0022】また、覚醒空気滞留圧送手段により、香り
を付加した覚醒空気の滞留、圧送を所定周期で繰り返す
と、香りに対する順応が防止される。
【0023】また、香料貯蔵部を覆う電熱ヒータ、また
は前記ヒータユニットから前記香料貯蔵部に延長され、
前記ヒータユニットの温水を循環させる温水パイプから
成る加温手段により、香料を加温すると、気化する香料
が増えるため、高濃度の覚醒空気が運転者に向けて圧送
される。
【0024】また、検出手段により運転者の運転操作、
状態を検出し、その検出信号に基づいて、判定手段によ
り居眠り運転状態であると判定したとき、前記覚醒空気
滞留圧送手段を作動させると、運転者に何等かの操作を
させることがなく、高濃度の覚醒空気が運転者に向けて
圧送される。
【0025】
【実施例】図1は第1の実施例の構成図である。まず、
空調装置101について説明する。外気または車室内空
気は、空気吸入口102に設けた切り替えドア103に
より切り替えられ、ブロアファン104の回転により導
入され、空調ダクト105によって、エバポレータ10
6、必要に応じてヒータユニット107を介して前席用
吹出口108、後席足元用吹出口109、ディフロスタ
110等から放出される。ここで、前席用吹出口108
は、運転者用吹出口111、助手席用吹出口112及び
サイド吹出口113に分岐されている。
【0026】そして、ヒータユニット107の上流側に
第1のエアミックスドア114、下流側に第2のエアミ
ックスドア115、前席用吹出口108の上流側にベン
トドア116、後席足元用吹出口109の上流側にフッ
トドア117、ディフロスタ110の上流側にデフドア
118がそれぞれ設けられている。また、エアミックス
ドア114をバイパスするバイパス通路119の下流端
にはフルクールドア120が、バイパス通路119の中
間と前席用吹出口108を結ぶ短絡通路121にはフレ
ッシュベントドア122が設けられている。
【0027】ドア114〜1118、120、122
は、制御手段としてのオートアンプ123により制御さ
れ、エアコン操作スイッチパネル124のモードスイッ
チ125からモードを選択することにより切り替えられ
る。ドア114〜1118、120、122の動作を図
2、図3により説明する。例えば、図3において、モー
ドスイッチ124からVENTを選択した場合は、ベン
トドア116、フットドア117及びデフドア118が
それぞれA位置に切り替えられ、不図示の温度ダイアル
により第1、第2のエアミックスドア114、115、
フルクールドア120が制御される。VENT+FOO
T、FOOT、FOOT+DEF、DEFをモード選択
した場合は図3に示す通りである。また、フレッシュベ
ンドスイッチ、温度ダイアルの操作も図3に示す通りで
ある。
【0028】香り発生手段としての香り発生器130
は、覚醒作用を有する液体香料131を香料貯蔵部13
2に収容し、蓋133に空気導入口としての空気導入用
電磁弁134及び空気噴出口としての空気噴出用電磁弁
135を取り付けて噴霧式に形成されている。ここで、
空気導入用電磁弁134は空気導入チューブ136によ
りブロアファン104とエバポレータ105との間に接
続され、空気噴出用電磁弁135は空気送出チューブ1
37により運転者用吹出口111への分岐ダクト126
に接続されている。エアコン操作スイッチパネル123
に設けた覚醒装置作動スイッチ140を押すと、空気導
入用電磁弁134及び空気噴出用電磁弁135が開いて
香りを付加した覚醒空気が発生される。
【0029】次に、香り発生器130の作動モードにつ
いて、図4に示すフローチャートにより説明する。車両
が停止しているときは、イグニッションのON操作等を
トリガにして、フローがスタートする。空調装置101
の作動中は、割り込みのフローとなる。ステップ151
で、覚醒装置作動スイッチ140の操作を待つ状態にな
る。この状態で、運転者が眠気を自覚したとき、覚醒装
置作動スイッチ140を押すと、ステップ152に進
み、タイマがスタートし、空気導入用電磁弁134及び
空気噴出用電磁弁135が開き、ブロアファン104が
作動し、エアコンドアコントロールが第1の制御状態に
切り替わり、空調ダクト105内の空気がデフロスタ1
10から排出される。この空調ダクト105内の空気を
排出している間に、ブロアファン104〜エバポレータ
106間の正圧を利用して運転者用吹出口111への分
岐ダクト126内に覚醒香りを付加した空気を送り込み
滞留させる。ここで、エアコンドアコントロールの第1
の制御状態とは、ベントドア116がC位置、フットド
ア117がA位置、デフドア118がD位置にある状態
をいうものとする。
【0030】次いで、ステップ153において、覚醒空
気が分岐ダクト126内に十分溜まる所定時間t1が経
過したかどうかをチェックする。ここで、所定時間t1
が経過するまでは、チェックを繰り返す。ステップ15
3のチェックで、所定時間t1が経過したとき、ステッ
プ154に進み、エアコンドアコントロールを第2の制
御状態とし、分岐ダクト126にブロアファン104に
より空気を送り込み、分岐ダクト126内に滞留した覚
醒空気を運転者に向けて一気に圧送する。ここで、エア
コンドアコントロールの第2の制御状態とは、全てのド
ア114〜1118、120、122がA位置にある状
態をいうものとする。
【0031】次いで、ステップ155において、覚醒空
気を圧送する所定時間t2が経過したかどうかをチェッ
クする。ステップ156のチェックで、所定時間t2が
経過したとき、空気導入用電磁弁134及び空気噴出用
電磁弁135を閉じ、それらのドア114〜1118、
120、122をもとの位置に復帰させ、タイマをスト
ップ&リセットに切り替え、動作が終了する。上記ステ
ップ152〜ステップ154が発明の覚醒空気滞留圧送
手段を構成している。
【0032】上記のように、第1の実施例によれば、香
りを付加した覚醒空気を分岐ダクト126内に滞留させ
た後、運転者に向けて一気に吹き出させるため、運転者
は高濃度の覚醒空気を受けることができる。
【0033】次に、第2の実施例について説明する。第
2の実施例は、覚醒香りを付加した空気の放出を所定周
期で繰り返すように構成したものである。他の構成は第
1の実施例と同じである。
【0034】第2の実施例の動作を図5、図6に示すフ
ローチャートにより説明する。このフローは、第1の実
施例と同じくスタートし、ステップ201において、覚
醒装置作動スイッチ140が操作されたかどうかをチェ
ックすることは、第1の実施例における図3のステップ
151と同じである。ステップ201のチェックで、覚
醒装置作動スイッチ140が操作されると、ステップ2
02に進み、覚醒空気の放出回数を計数するカウンタを
スタートさせるとともに、空気導入用電磁弁134及び
空気噴出用電磁弁135を開き、ブロアファン104を
ONに切り替える。次いで、カウンタにより予め設定し
た所定値としての放出回数に達する間は、ステップ20
3において、放出回数に達したかどうかをチェックす
る。
【0035】ステップ203のチェックで、所定値に達
しない間は、ステップ204に進み、タイマをスタート
させるとともに、カウンタによりカウントアップを行な
い、エアコンドアコントロールを第1の制御状態に切り
替える。その後、ステップ205において、タイマによ
り予め設定され、覚醒空気が空調ダクト内に十分溜まる
所定時間t1が経過したかどうかをチェックする。ここ
で、所定時間t1が経過するまでは、チェックを繰り返
す。
【0036】ステップ205のチェックで、所定時間t
1が経過したとき、ステップ206に進み、エアコンド
アコントロールを第2の制御状態に切り替える。次い
で、ステップ207において、エアコンドアコントロー
ルが第2の制御状態で所定時間t2が経過したかどうか
をチェックする。ここで、所定時間t2が経過するまで
は、チェックを繰り返す。ステップ207のチェック
で、所定時間t2が経過したとき、ステップ208に進
み、タイマが停止してリセットされ、ステップ203に
戻り、カウンタが所定値に達するまで処理を繰り返す。
【0037】ステップ203のチェックで、覚醒空気の
放出が所定回数繰り返され、カウンタが所定値に達した
とき、ステップ209に進み、空気導入用電磁弁134
及び空気噴出用電磁弁135が閉じ、それらのドア11
4〜1118、120、122をもとの位置に復帰さ
せ、カウンタをリセットして動作は終了する。
【0038】上記のように、第2の実施例によれば、覚
醒空気を運転者に向けて所定周期で複数回放出させるた
め、香りに対する順応が防止され、覚醒状態を更に長く
持続させることができる。
【0039】図7は第3の実施例の部分構成図である。
第3の実施例は、第1の実施例に加え、前席用吹出口1
08の運転者用吹出口111、助手席用吹出口112及
びサイド吹出口113それぞれの分岐部に、個別に制御
されるドア301、302、303を設けたものであ
る。他の構成は第1の実施例と同じである。
【0040】この実施例における制御フローは特に図示
しないが、第1の実施例の図4のフローのステップ15
2、154のエアコンドアコントロール第1、第2の制
御状態を、図8に示す第1、第2の制御状態に置き換え
るものである。ドア301〜303の切り替えモードを
図8により説明する。空調装置が通常の作動状態では、
全てのドア301〜303が開状態にある。香り発生器
130作動後のエアコンドアコントロールが第1の制御
状態では、運転者用吹出口111のドア301のみが閉
じ、香り発生器130から分岐ダクト126内に送出さ
れて滞留され、香りが付加された覚醒空気の拡散を防い
でいる。次に、エアコンドアコントロールが第2の制御
状態に切り替えられ、運転者用吹出口111のドア30
1を開き、助手席用吹出口112及びサイド吹出口11
3のドア302、303を閉じることにより、運転者に
覚醒空気を圧送する。運転者に対する覚醒空気の圧送風
力を増すことができ、効果的に香りを放出することがで
きる。
【0041】上記のように、第3の実施例によれば、覚
醒空気滞留時は、運転者用吹出口111のドア301の
みを閉じて覚醒空気の拡散を防止し、運転者に対する覚
醒空気圧送時は、運転者用吹出口111のドア301を
開き、助手席用吹出口112及びサイド吹出口113の
ドア302、303を閉じることにより、その風量を増
すことができ、香りの放出効果を更に高めることができ
る。
【0042】図9は第4の実施例の部分構成図である。
第4の実施例は、第3の実施例における図7の運転者用
吹出口111のダクト126に覚醒空気を滞留させる空
気室351を設け、その空気室351に香り発生器13
0を送出チューブ137で接続したものである。他の構
成は第3の実施例と同じである。また、覚醒空気の放出
動作は第3の実施例と同様に行なう。
【0043】この構成によれば、空気室351に香りを
付加した覚醒空気を滞留させることができるため、多量
の覚醒空気を放出でき、香りの放出効果を更に高めるこ
とができる。また、空気室351が消音器としても機能
するため、分岐ダクト126からの風音を低下させるこ
とができる。
【0044】図10は第5の実施例の部分構成図であ
る。第5の実施例は、第4の実施例と同様に、運転者用
吹出口111への分岐ダクト126に覚醒空気を滞留さ
せる空気室401を設け、その空気室401に香り発生
器130の空気導入チューブ402及び空気送出チュー
ブ403を接続し、空気噴出用電磁弁135と空気室4
01との間に真空ポンプ404を設け、覚醒香りを付加
した空気を循環させるようにしたものである。他の構成
は第3の実施例と同じである。また、覚醒空気の放出動
作も第3の実施例と同様に行なう。
【0045】この構成によれば、香りを付加した覚醒空
気を循環させ、更に、香りを付加しているので、覚醒空
気の濃度を高めることができ、多量の覚醒空気を放出で
きることと相まって、香りによる覚醒効果を更に向上さ
せることができる。
【0046】図11は第6の実施例の部分構成図であ
る。第6の実施例は、第4の実施例と同様に運転者用吹
出口111への分岐ダクト126に覚醒空気を滞留させ
る空気室451を設け、その空気室451に香り発生器
130の空気送出チューブ452を接続するとともに、
空気導入チューブ453をエアコンプレッサ454にエ
アタンク455を介して接続する。そして、エアコンプ
レッサ454により圧縮され、エアタンク455に蓄圧
された圧縮空気を香り発生器130に導入するととも
に、圧縮空気により香りを付加した覚醒空気を放出する
ようにしたものである。この場合、エアタンク455の
下流側にバルブ456を接続し、バルブ456を開閉す
ることにより香り発生器130に対する圧縮空気の送出
制御を行なう。従って、覚醒空気の滞留、放出動作は運
転者用吹出口111のドア301と連動してバルブ45
6を制御することにより行なうことができる。他の構成
は第3の実施例と同じである。
【0047】この構成によれば、エアコンプレッサ45
4により圧縮され、エアタンク455に蓄圧された圧縮
空気を香り発生器130に送り込むことができるため、
多量の覚醒空気が放出され、短時間で高濃度の覚醒空気
を滞留させることが可能で、覚醒効果を素早く高めるこ
とができる。
【0048】図10は第7の実施例の部分構成図であ
る。第7の実施例は、第3の実施例を示す図7の構成に
加え、加温手段としての電熱ヒータ502により香料貯
蔵部132を覆い、電熱ヒータ502をバッテリ501
に接続して液体香料131を加温するようにしたもので
ある。他の構成は第3の実施例と同じである。また、覚
醒空気の放出動作は第3の実施例と同様に行なう。
【0049】この構成によれば、電熱ヒータ502によ
り液体香料131が加温されると、気化する香料が増え
るため、香り発生器から高濃度の覚醒空気が放出され、
覚醒効果を更に高めることができる。
【0050】図13は第8の実施例の構成図である。第
8の実施例は、加温手段として、ヒータユニット107
から香り発生器130の香料貯蔵部132に延長され、
ヒータユニット107の温水を循環させる温水パイプ5
51を液体香料131に浸し、第7の実施例と同様に液
体香料131を加温するようにしたものである。他の構
成は第1の実施例と同じである。また、覚醒空気の放出
動作も第1の実施例と同様に行なう。
【0051】この構成によれば、ヒータユニット107
の熱を利用して液体香料131を加温するため、簡単に
覚醒空気の濃度を上昇させることができ、高濃度の覚醒
空気が放出され、覚醒効果を更に高めることができる。
【0052】図14は第9の実施例の構成図、図15は
その動作説明図である。第9の実施例は、第1の実施例
に変えて、香り発生器130の空気導入チューブ601
をヒータユニット107の下流側に接続し、加温された
空気を香り発生器130内に導入して、香りを付加した
覚醒空気を発生させるようにしたものである。他の構成
は第1の実施例と同じである。
【0053】ここで、香り発生器130に対する空気導
入時の各ドア114〜118、120、122の動作を
図15により説明する。不図示の覚醒器作動スイッチが
押されると、覚醒空気が運転者用吹出口111への分岐
ダクト126内に十分溜まる所定時間t1までは、第1
のエアミックスドア114がC位置、第2のエアミック
スドア115がA位置、フルクールドア120がA位置
に保持される。これにより、ブロアファン104で発生
された正圧をヒータユニット107を介して空気導入チ
ューブ601に導入でき、加温した空気を香り発生器1
30に導入することができる。以後、各ドア114〜1
18、120、122は第1の実施例と同じ動作をする
ものである。
【0054】この構成によれば、ヒータユニット107
によって加温された空気を香り発生器130内に導入し
て香りを付加した覚醒空気を発生させるため、容易に覚
醒空気の濃度を上昇させることができ、高濃度の覚醒空
気が放出され、覚醒効果を更に高めることができる。
【0055】図16は第10の実施例の構成図である。
第1〜第9の実施例では、運転者が眠気を感じたとき、
覚醒装置作動スイッチを押すことにより覚醒空気が放出
されるように構成したが、第10の実施例は、判定手段
としてのコンピュータ(CPU)702を介して、検出
手段としてのセンサ701をオートアンプ703に接続
し、運転者の運転操作、状態を検出し、自動的に覚醒空
気を滞留、放出させるように構成したものである。即
ち、センサ701で検出した信号に基づいて、コンピュ
ータ702により運転者が居眠り運転状態にあるかどう
かを判定し、その判定結果に基づいてオートアンプ70
3により覚醒空気を滞留、放出する。他の構成は実施例
1と同じである。
【0056】この構成によれば、センサ701により検
出された運転者の運転操作、状態から、コンピュータ7
02により居眠り運転状態であると判定した場合、コン
ピュータ702からオートアンプ703に覚醒装置作動
信号が送られる。そして、オートアンプ703により香
り発生器130が制御され、覚醒香りを付加した空気が
放出されるため、運転者は覚醒装置作動スイッチを押す
ような操作をすることがなく、安心して運転することが
できる。
【0057】なお、第2の実施例における覚醒空気の滞
留、圧送を繰り返す動作は、第3以降の実施例にも適用
可能である。また、上記の実施例においては、液体香料
を使用しているが、空気の導入、送出方法等を選択する
ことにより固体等の香料を使用することもできる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運転者用吹出口への分岐ダクトに連結された香り発生手
段により、香りを付加した覚醒空気を発生させ、覚醒空
気滞留圧送手段により、香りを付加した覚醒空気を前記
分岐ダクト内に滞留させた後、覚醒空気を運転者用吹出
口から運転者に向けて圧送するため、運転者は高濃度の
覚醒空気を受けることができる。
【0059】また、覚醒空気滞留圧送手段により、前席
用吹出口に設けられたドアを閉じるとともに、前記ブロ
アファンを作動させ、覚醒空気を分岐ダクト内に導いて
滞留させ、その後、前席用吹出口に設けられたドアを開
くとともに、ブロアファンを作動させると、高濃度の覚
醒空気を運転者用吹出口から運転者に向けて一気に圧送
するため、運転者は、高濃度の覚醒空気を必要時素早く
受けることができる。
【0060】また、覚醒空気滞留圧送手段により、覚醒
空気滞留時は、運転者用吹出口のドアのみを閉じて覚醒
空気の拡散を防止し、運転者に対する覚醒空気圧送時
は、運転者用吹出口のドアを開き、助手席用吹出口及び
サイド吹出口のドアを閉じると、運転者用吹出口から運
転者に向けて圧送する覚醒空気の風量を増すことがで
き、香りの放出効果を更に高めることができる。
【0061】また、ヒータユニットによって加温された
空気を香り発生手段内に導入して香りを付加した覚醒空
気を発生させると、容易に覚醒空気の濃度を上昇させる
ことができ、更に高濃度の覚醒空気を運転者に向けて一
気に圧送することができるため、香りの放出効果を更に
高めることができる。
【0062】また、空気室に香りを付加した覚醒空気を
滞留させると、高濃度の覚醒空気を多量に放出すること
ができる。また、空気室が消音器としても機能するた
め、分岐ダクトからの風音を低下させることができる。
【0063】また、真空ポンプにより、香りを付加した
覚醒空気を香り発生手段と分岐ダクトとの間で循環させ
ると、覚醒空気に更に香りが付加されるので、覚醒空気
の濃度を高めることができ、多量の覚醒空気を放出でき
ることと相まって、香りによる覚醒効果を更に向上させ
ることができる。
【0064】また、エアタンクに蓄圧された圧縮空気を
香り発生器に送り込むと、その圧縮空気により、多量の
覚醒空気が分岐ダクトに滞留でき、運転者用吹出口から
運転者に向けて、高濃度の覚醒空気を多量に素早く圧送
することができるため、香りによる覚醒効果を更に向上
させることができる。
【0065】また、覚醒空気を運転者に向けて所定周期
で複数回放出させると、香りに対する順応が防止され、
覚醒状態を更に長く持続させることができる。
【0066】また、香料貯蔵部を覆う電熱ヒータ、また
は前記ヒータユニットから前記香料貯蔵部に延長され、
前記ヒータユニットの温水を循環させる温水パイプから
成る加温手段により、香料を加温すると、気化する香料
が増えるため、簡単に覚醒空気の濃度が上昇でき、運転
者に向けて高濃度の覚醒空気を圧送でき、覚醒効果を更
に高めることができる。
【0067】また、検出手段により検出された運転者の
運転操作、状態から、判定手段により居眠り運転状態で
あると判定された場合、香り発生器が制御され、香りを
付加した覚醒空気が放出されると、運転者は覚醒装置作
動スイッチを押すような操作をすることがなく、安心し
て運転することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成図である。
【図2】実施例の一部の拡大構成図である。
【図3】実施例の作動モードを示す図である。
【図4】実施例の作動を示すフローチャートである。
【図5】実施例の作動を示すフローチャートである。
【図6】実施例の作動を示すフローチャートである。
【図7】実施例の部分構成図である。
【図8】実施例の作動モードを示す図である。
【図9】実施例の部分構成図である。
【図10】実施例の部分構成図である。
【図11】実施例の部分構成図である。
【図12】実施例の部分構成図である。
【図13】実施例の構成図である。
【図14】実施例の構成図である。
【図15】実施例の作動モードを示す図である。
【図16】実施例の構成図である。
【図17】従来例の構成図である。
【符号の説明】
101 空調装置 104 ブロアファン 105 空調ダクト 106 エバポレータ 107 ヒータユニット 108 前席用吹出口 111 運転者用吹出口 112 助手席用吹出口 113 サイド吹出口 116、301〜303 ドア 126 分岐ダクト 130 香り発生器 131 液体香料 132 香料貯蔵部 133 ダクト 134 空気導入用電磁弁 135 空気噴出用電磁弁 351、401、451 空気室 404 真空ポンプ 502 電熱ヒータ 551 温水パイプ 701 センサ 702 コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−127264(JP,A) 特開 平4−19217(JP,A) 特開 平6−255358(JP,A) 実開 昭63−43841(JP,U) 実開 平4−75546(JP,U) 実開 平1−60918(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 3/00 A61L 9/12 B60H 1/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調ダクトの空気吸入口近傍にブロアフ
    ァンが設けられ、前記空調ダクトの下流端に、運転者用
    吹出口、助手席用吹出口及びサイド吹出口を備えた前席
    用吹出口が形成され、前記ブロアファンを作動させ、前
    記前席用吹出口に設けられたドアの開閉によって空気の
    吹き出しが制御される車両用空調装置において、前記運
    転者用吹出口への分岐ダクトに連結された香り発生手段
    と、前記香り発生手段により香りを付加した覚醒空気を
    前記分岐ダクト内に滞留させた後、前記覚醒空気を前記
    運転者用吹出口から運転者に向けて圧送する覚醒空気滞
    留圧送手段とを具備したことを特徴とする車両用空気調
    和装置。
  2. 【請求項2】 前記香り発生手段は、空気に香りを付加
    する香料貯蔵部を有し、前記香料貯蔵部に空気導入口及
    び空気噴出口が形成され、前記空気導入口が空気導入チ
    ューブで前記ブロアファンの下流側に接続され、空気噴
    出口が空気送出チューブで前記分岐ダクトに接続され、
    前記覚醒空気滞留圧送手段は、前記ドアを閉じるととも
    に、前記ブロアファンを作動させて覚醒空気を分岐ダク
    ト内に導き、その後、前記ドアを開かせる構成であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記運転者用吹出口、助手席用吹出口及
    びサイド吹出口それぞれの分岐部に、個別に制御される
    ドアを具備し、前記香り発生手段は、空気に香りを付加
    する香料貯蔵部を有し、前記香料貯蔵部に空気導入口及
    び空気噴出口が形成され、前記空気導入口が空気導入チ
    ューブで前記ブロアファンの下流側に接続され、前記空
    気噴出口が空気送出チューブで前記分岐ダクトに接続さ
    れ、前記覚醒空気滞留圧送手段は、前記運転者用吹出口
    のドアを閉じるとともに、前記ブロアファンを作動させ
    て覚醒空気を分岐ダクト内に導き、その後、前記運転者
    用吹出口のドアを開かせる構成であることを特徴とする
    請求項1記載の車両用空気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記香り発生手段は、空気に香りを付加
    する香料貯蔵部を有し、前記香料貯蔵部に空気導入口及
    び空気噴出口が形成され、前記香料貯蔵部の空気導入口
    が空気導入チューブで前記空調装置のヒータユニットの
    下流側に接続され、前記空気噴出口が空気送出チューブ
    で前記分岐ダクトに接続され、前記覚醒空気滞留圧送手
    段は、前記ドアを閉じるとともに、前記ブロアファンを
    作動させて覚醒空気を分岐ダクト内に導き、その後、前
    記ドアを開かせる構成であることを特徴とする請求項1
    記載の車両用空気調和装置。
  5. 【請求項5】 前記運転者用吹出口の分岐ダクトは、空
    気室を備え、香りを付加した覚醒空気が前記空気室に導
    かれるように構成されていることを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載の車両用空気調和装置。
  6. 【請求項6】 前記香り発生手段は、空気に香りを付加
    する香料貯蔵部を有し、前記香料貯蔵部の空気導入口及
    び空気噴出口が前記運転者用吹出口の分岐ダクトに接続
    されるとともに、前記香り発生手段と前記運転者用吹出
    口の分岐ダクトとの間に真空ポンプが接続され、前記真
    空ポンプにより、香りを付加した覚醒空気を前記香り発
    生手段と前記運転者用吹出口の分岐ダクトとの間を循環
    させる構成であることを特徴とする請求項1記載の車両
    用空気調和装置。
  7. 【請求項7】 前記香り発生手段は、空気に香りを付加
    する香料貯蔵部を有し、前記香料貯蔵部に空気導入口及
    び空気噴出口が形成され、前記香料貯蔵部の空気導入口
    が蓄圧された圧縮空気を充填したエアタンクに接続さ
    れ、前記空気噴出口が空気送出チューブで前記分岐ダク
    トに接続され、前記圧縮空気により、香りを付加した覚
    醒空気を前記分岐ダクト内に送出するように構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の車両用空気調和装
    置。
  8. 【請求項8】 前記覚醒空気滞留圧送手段は、香りを付
    加した覚醒空気の滞留、圧送を所定周期で繰り返し制御
    するものであることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6または7記載の車両用空気調和装置。
  9. 【請求項9】 前記香り発生手段は、前記香料貯蔵部に
    加温手段を具備させたことを特徴とする請求項2、3、
    4、5、6、7、または8記載の車両用空気調和装置。
  10. 【請求項10】 前記加温手段は、前記香料貯蔵部を覆
    う電熱ヒータであることを特徴とする請求項9記載の車
    両用空気調和装置。
  11. 【請求項11】 前記加温手段は、ヒータユニットから
    前記香料貯蔵部に延長され、前記ヒータユニットの温水
    を循環させる温水パイプであることを特徴とする請求項
    9記載の車両用空気調和装置。
  12. 【請求項12】 運転者の運転操作、状態を検出する検
    出手段と、前記検出手段で検出した検出信号に基づい
    て、居眠り運転状態かどうかを判定する判定手段とを具
    備し、前記判定手段により居眠り運転状態であると判定
    したとき、前記覚醒空気滞留圧送手段を作動させること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
    9、10または11記載の車両用空気調和装置。
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