JPH06262134A - 吹付塗装による御影石調の仕上げ方法 - Google Patents

吹付塗装による御影石調の仕上げ方法

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Publication number
JPH06262134A
JPH06262134A JP5236093A JP5236093A JPH06262134A JP H06262134 A JPH06262134 A JP H06262134A JP 5236093 A JP5236093 A JP 5236093A JP 5236093 A JP5236093 A JP 5236093A JP H06262134 A JPH06262134 A JP H06262134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
granite
colored
spray coating
granite pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP5236093A
Other languages
English (en)
Inventor
Chitoshi Jinno
千年 神野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON PURESUTON KK
Original Assignee
NIPPON PURESUTON KK
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Publication date
Application filed by NIPPON PURESUTON KK filed Critical NIPPON PURESUTON KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な施工作業で本石に類似した御影石調の
仕上げをすることができる吹付塗装による御影石調の仕
上げ方法を提供する。 【構成】 基材の表面に好ましくは着色したソープフリ
ー型アルクリル共重合樹脂エマルジョンからなる下地材
を塗布して乾燥後、その下地材上に複合色の粒度が異な
る着色雲母を混合した樹脂を吹付し、好ましくはその上
に艶消し材をさらに塗布して、基材の表面を御影石調に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基材の材質を問わず簡
単に吹付することにより御影石調の表面を得ることがで
きる吹付塗装による御影石調の仕上げ方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、基材の表面を御影石調に仕上げる
方法として、モルタルに天然石を混合した混合物を使用
して基材表面を左官的に洗い出す方法、天然石を樹脂に
混合した混合物を使用して基材表面にコテ塗りまたは吹
付する方法等が一般的に知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、施工作業が複雑であり施工時間がか
かるとともに、施工作業に作業者の熟練が必要となる問
題があった。また、天然石の砕石を混合して吹付するこ
とは骨材の粒度に限界があり本石に似た大粒模様の表現
ができず、ただ単に基材の表面に天然石の細粒が吹付し
てあるというものしか得られない問題があった。
【0004】本発明の目的は上述した課題を解消して、
簡単な施工作業で本石に類似した御影石調の仕上げをす
ることができる吹付塗装による御影石調の仕上げ方法を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の吹付塗装による
御影石調の仕上げ方法は、基材の表面に好ましくは着色
したソープフリー型アルクリル共重合樹脂エマルジョン
からなる下地材を塗布して乾燥後、その下地材上に複合
色の粒度が異なる着色雲母を混合した樹脂を吹付し、好
ましくはその上に艶消し材をさらに塗布して、基材の表
面を御影石調にすることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上述した構成の本発明の御影石調の仕上げ方法
が、基材表面に塗布した着色した下地材が複合色の粒度
の異なる着色雲母(カラーマイカ:商品名)の隙間から
浮き出るため、本石に類似した御影石調の美しい模様を
基材表面に施工することができる。また、着色雲母混合
樹脂の吹付は一口ノズルを使用して噴出させるだけで実
施することができるため、施工作業が簡単であり、施工
時間も短縮でき、しかも作業者の熟練も必要ない。
【0007】なお、本発明で使用する着色した下地材と
してはソープフリー型アルクリル共重合樹脂エマルジョ
ンを使用することが好ましい。ソープフリー型アルクリ
ル共重合樹脂エマルジョンは、基材に含浸するシーラー
材としての役目とカラークリヤーの役目とを兼用でき、
特に基材への接着性、耐アルカリ性、耐水性等を付与す
る効果が大きい一方、乾燥時間が速く人体にはやさしい
特徴を有するためである。
【0008】また、下地材上に吹付塗装する着色雲母混
合用の樹脂としてもソープフリー型アルクリル共重合樹
脂エマルジョンを使用すると好ましく、混合する着色雲
母の粒度比率は、粒径4〜5mm:20〜40%、粒径
0.5〜3mm:60〜80%が好ましく、粒径4〜5
mm:35%、粒径0.5〜3mm:65%が最も好ま
しい。さらに、着色雲母の色の組み合せは、本石に類似
させるためには、6〜10色の本石に含まれている色に
近い色のものを使用すると好ましい。さらにまた、御影
石調にさらに近ずけるため、表面の艶を消すための艶消
し材を塗布すると好ましい。
【0009】
【実施例】実際に、以下の表1に示す配合の下地材、着
色雲母材、艶消し材を準備し、まず、ベニヤ板、紙、
鉄、コンクリート、プラスチック、発泡スチロール等の
基材上に下地材をローラー、吹付、エアーレス等の方法
により200g/m2 の塗布量となるよう塗布し、気温
10℃で60分乾燥した。その後、着色雲母材をタイル
ガン(口径:5mm、吹付圧:5kgf)により400
〜500g/m2 の塗布量となるよう吹付塗装し、気温
10℃で60分乾燥した。その後、艶消し材をその上に
ローラー、吹付、エアーレス等の方法により塗布したと
ころ、本石に非常に類似した御影石調の仕上げを基材表
面に施工することができた。
【0010】
【表1】
【0011】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものではなく、幾多の変形、変更が可能である。例え
ば、上述した実施例では下地材、着色雲母材、艶消し材
用の樹脂としてソープフリー型アルクリル共重合樹脂エ
マルジョンを使用したが、これはあくまで好ましい一例
を示したものであって、他の従来から知られている樹脂
を使用しても本発明の効果を得られることはいうまでも
ない。
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、基材表面に下地材を塗布しその上に着色雲母
を混合した樹脂を吹付塗装するという簡単な施工方法
で、基材表面に本石と類似した美しい御影石調の化粧面
を短時間で施工することができる。また、下地材、着色
雲母材等の樹脂としてソープフリー型アルクリル共重合
樹脂エマルジョンを使用したときは、低温でも乾燥を速
くすることができ、施工時間をさらに短縮することがで
き、しかも工場加工においても自動で大量塗装が可能と
なる。さらに、本発明の工法は、従来の御影石調の塗装
に比べて低価格で施工することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/24 303 J 8720−4D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の表面に着色した下地材を塗布して
    乾燥後、その下地材上に複合色の粒度が異なる着色雲母
    を混合した樹脂を吹付し、基材の表面を御影石調にする
    ことを特徴とする吹付塗装による御影石調の仕上げ方
    法。
  2. 【請求項2】 前記下地材として、着色したソープフリ
    ー型アルクリル共重合樹脂エマルジョンを使用する請求
    項1記載の吹付塗装による御影石調の仕上げ方法。
  3. 【請求項3】 前記御影石調の表面にさらに艶消し材を
    塗布する請求項1または2記載の吹付塗装による御影石
    調の仕上げ方法。
JP5236093A 1993-03-12 1993-03-12 吹付塗装による御影石調の仕上げ方法 Pending JPH06262134A (ja)

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JP5236093A JPH06262134A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 吹付塗装による御影石調の仕上げ方法

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JPH06262134A true JPH06262134A (ja) 1994-09-20

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JP5236093A Pending JPH06262134A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 吹付塗装による御影石調の仕上げ方法

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JP (1) JPH06262134A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020088794A (ko) * 2001-05-21 2002-11-29 유림산업 주식회사 화강석 무늬를 갖는 강화 플라스틱 및 그 제조방법
KR100486892B1 (ko) * 2001-05-29 2005-05-06 그린스웰 주식회사 천연식물성 염료를 이용한 칼라코팅물 및 그 제조방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020088794A (ko) * 2001-05-21 2002-11-29 유림산업 주식회사 화강석 무늬를 갖는 강화 플라스틱 및 그 제조방법
KR100486892B1 (ko) * 2001-05-29 2005-05-06 그린스웰 주식회사 천연식물성 염료를 이용한 칼라코팅물 및 그 제조방법

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