JPH04143356A - 壁の仕上げ方法 - Google Patents

壁の仕上げ方法

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Publication number
JPH04143356A
JPH04143356A JP26734290A JP26734290A JPH04143356A JP H04143356 A JPH04143356 A JP H04143356A JP 26734290 A JP26734290 A JP 26734290A JP 26734290 A JP26734290 A JP 26734290A JP H04143356 A JPH04143356 A JP H04143356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plaster
wall
finishing
spraying
construction
Prior art date
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Pending
Application number
JP26734290A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yasuda
安田 哲夫
Hideki Tamura
田村 秀起
Hirotoshi Hamaoka
濱岡 博敏
Ryuichi Iwasaki
岩崎 隆一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KINKI HEKIZAI KOGYO KK
SHIBASOU SHOTEN KK
National House Industrial Co Ltd
Asia Industry Co Ltd
Original Assignee
KINKI HEKIZAI KOGYO KK
SHIBASOU SHOTEN KK
National House Industrial Co Ltd
Asia Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KINKI HEKIZAI KOGYO KK, SHIBASOU SHOTEN KK, National House Industrial Co Ltd, Asia Industry Co Ltd filed Critical KINKI HEKIZAI KOGYO KK
Priority to JP26734290A priority Critical patent/JPH04143356A/ja
Publication of JPH04143356A publication Critical patent/JPH04143356A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は壁の仕上げ方法に関し、詳しくは、住宅の室
内壁面等を仕上げる方法に関するものである。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕
従来、日本建築においては、室内壁面の仕上げに漆喰の
塗り壁を用いることが多かった。漆喰は外観的に落ち着
いた仕上がりが得られるほか、吸湿性に優れ、結露防止
に有効で、防カビ性も高いなどの利点を有している。し
かし、漆喰の施工は熟練を要する左官作業が必要であり
、作業者の技術によって仕上がりにバラツキが生じ易く
、施工能率が悪く、施工期間が長くかかり、施工コスト
も高くつくという欠点があった。
一方、近年の住宅建築における室内壁面の仕上げには、
塩ビクロス貼り等の仕上げ方法が多く採用されている。
このようなりロス貼り仕上げは、施工が非常に簡単で能
率的であるため、広く普及してきた。しかし、塩ビクロ
スのような壁材は、吸湿性に劣るため結露やクロス継目
の剥離を生し易く、カビも発生し易い等の欠点がある。
そこで、この発明の課題は、前記のような漆喰仕上げの
優れた利点を活かしながら、施工にあまり技術を要さず
、比較的簡単に施工ができ、施工能率が高(、その結実
施工コストを安価にできる壁の仕上げ方法を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決する、この発明にかかる壁の仕上げ方法
は、壁施工面に、消石灰を主成分とし、合成樹脂が添加
された漆喰材料を吹き付ける。
漆喰材料としては、通常、消石灰を主成分にして、これ
にスサと呼ばれる紐状の麻や海藻糊等を加えた、いわゆ
る日本建築における漆喰壁の材料が使用できる。この発
明で用いる漆喰材料は、スプレーガン等の吹き付は装置
で吹き付けが可能なように、あまり大きな固形物を含ま
ず、また、吹き付は可能な粘性や流動性等の特性を備え
たものが好ましい。漆喰材料には、パルプ繊維等の有機
繊維やワラ粉等を添加しておくことができる。有eff
l繊維としては、長さ2〜3N、直径50〜1001程
度のものが好ましく、ワラ粉としては、長さ0.1 w
m以下のものが好ましい、、漆喰材料は、通常は白色で
あるが、必要に応じて各種体質顔料その他の着色剤を添
加したり、細かな着色片を混合しておいたりすることも
できる。
消石灰の具体例を挙げると、古代しっくい、城壁(何れ
も商品名:近畿壁材工業株式会社製)を用い、これらの
材料に添加されている麻スサ(長さ5m以上)を篩(枡
目6m)にかけたものが、好ましく使用される。
合成樹脂としては、酢酸ビニル樹脂粉末が、漆喰材料と
のなじみが良く、吹き付は施工性の向上効果も高く、仕
上げ面の耐水性も向上し、また、コスト的にも安価であ
るが、その他にも、漆喰材料に添加可能な合成樹脂とし
て、水系アクリル樹脂等が使用できる。合成樹脂は粉末
状態で漆喰材料に添加するのが混合が容易であるが、合
成樹脂のエマルジョン液を用いることもできる。、漆喰
材料に合成樹脂のエマルジョン液を加える場合、合成樹
脂以外の粉体状の漆喰材料に施工現場で水を1〜2割加
えてから合成樹脂のエマルジョン液と混合すれば、良好
に混合できる。
漆喰材料の好ましい組成割合を示すと、下記のとおりで
ある。単位は重量%で示す。
有機繊維質(パルプ繊維等)  2〜4ワラ粉    
       O〜1 合成樹脂          2〜20消石灰(漆喰)
      20〜80海藻糊(粉末)       
 5〜10体質顔料          O〜80上記
配合の漆喰材料に、適量の水を加えて良く混合した後、
吹き付けに用いる。
特に、合成樹脂をエマルジョン液の状態で用いる場合、
合成樹脂以外の材料の粉体と合成樹脂エマルジョン液を
1:1で混合して使用するのが好ましい。
漆喰材料は、通常の塗装等に用いられる吹き付はガンを
備えた吹き付は装置を用いて、壁施工面に吹き付けられ
る。漆喰材料は、通常の塗料に比べると吹き付けし難い
ので、比較的口径の大きな吹き付はガンを用いるのが好
ましく、漆喰材料の組成によっても違うが、例えば、口
径8〜1011m程度のものが好ましく使用できる。壁
施工面には、石膏ボードや合板等の下地施工を行ってお
く。
吹き付は作業の具体的な手順や処理条件は、通常の塗装
作業の場合と同様に行われる。漆喰材料の吹き付けは、
通常、下塗り、中塗りおよび上塗りの3回程度に分けて
行うが、施工条件等によっては、塗り回数を変更するこ
ともできる。吹き付けによる漆喰施工面は、迅速に乾燥
するので、従来のコテ塗り施工面のように、各工程毎に
長い養生期間をおく必要はなく、通常1〜数日程度の間
隔で次の作業を行う。
上記のようにして施工された吹き付は漆喰壁の最終仕上
げとして、つのまたやぎんなん草等の海藻糊にワラや麻
スサ等の繊維材料を混ぜた仕上げ材をローラー塗布すれ
ば、仕上げ面にワラやス号が部分的に露出して表われる
ので、アクセント模様になり、自然感にあふれた内装仕
上げが行える。このような仕上げ材は、前記吹き付は漆
喰壁を施工して、12時間以上の養生後に施工するのが
好ましい。
この発明にかかる壁の仕上げ方法は、一般住宅の室内壁
面の内装仕上げ施工のほか、各種建築物の内装仕上げに
自由に通用することが可能である〔作  用〕 従来の漆喰壁のように左官作業で塗り壁を施工するので
はなく、漆喰材料を吹き付けて漆喰壁を施工するように
すれば、熟練を要する左官作業が不要になり、比較的簡
単な吹き付は作業で能率的に漆喰壁を施工することがで
きる。吹き付は施工された漆喰壁は、塗り厚さが左官仕
上げの塗り厚さに比べてほぼ115と薄く、そのため含
有水分が少ないので、乾燥養生期間が短くて済み、コテ
塗りに比べて大幅に施工期間が短縮される。
ところが、従来のコテ塗り用の漆喰は、そのままでは吹
き付は施工することが出来ない。これは、通常の漆喰は
、壁面への初期付着強度が劣るため、コテ塗りでは施工
できても、吹き付けただけでは壁面に十分に付着しない
。そこで、この発明では、漆喰材料に合成樹脂を添加し
ておくことによって、漆喰材料の壁面への初期付着強度
を向上させることができ、吹き付けによる施工を可能に
しているのである。また、漆喰材料に合成樹脂を添加し
ておくことによって、漆喰壁の耐水性を向上させること
もできる。
上記のような吹き付けによる漆喰壁の施工を行った後、
さらに、海藻糊に繊維材料を混ぜた仕上げ材をローラ塗
布すれば、繊維材料による自然なアクセント模様が現出
され、意匠的により優れた仕上げ施工が行える。これは
、従来のコテ塗り漆喰壁では、比較的長い繊維材料や太
い繊維材料を用いて、これらの繊維材料を仕上げ面に見
せることによって、独特の意匠効果や質感を表現するこ
とが行われていたが、このような長い繊維材料や太い繊
維材料は吹き付けが困難なため、前記吹き付は用の漆喰
材料には添加しておくことができない。しかし、前記ロ
ーラ塗布による仕上げ工程を付は加えることによって、
吹き付は漆喰壁だけでは得られない優れた外観を備えた
仕上げが可能になり、従来のコテ塗り漆喰壁に劣らない
自由でバラエティに冨んだ仕上げ面が得られる。
〔実 施 例〕
ついで、この発明にかかる壁の仕上げ方法を実際に行っ
た具体的実施例について説明する。
一実施例1− 漆喰材料として、下記組成のものを調製した。
〈漆喰材料の配合:重量%〉 バルブ繊維         2.5 ワラ粉          0.5 酢ビ樹脂粉体       10 消石灰(漆喰)40 海藻糊(粉末)        5 体質顔料         42 上記漆喰材料100重量部に水150〜250重量部を
加えて、電動攪拌機で良く混合した後、口径8〜10m
mの吹き付はガンを備えた塗装用吹き付は装置で吹き付
は作業を行った。施工は、1棟床面積120〜150m
(室内仕上げ面積300m′)の施工面に、予め石膏ボ
ードを貼り付けた上で、漆喰材料を吹き付けた。
吹き付は工程は、下塗り、中塗り、および上塗りの3回
に分けて、各作業を1日毎に行い、計3日間で施工を完
了した。
得られた仕上げ面は、従来のコテ塗り漆喰壁と同様に優
れた外観を備え、吸湿性や結露防止効果も十分に発揮で
きることも確認できた。また、耐水性や防カビ性も良好
であった。
一実施例2− 前記実施例1と同し漆喰材料を用い、同様の工程で吹き
付は漆喰壁を施工した。その後、下記の配合からなる仕
上げ材をローラ塗布した。
〈仕上げ材の配合:重量比〉 海藻糊(粉体ぎんなん草)    1 水                 10ワラ(長さ
10〜3(In)     3仕上げ材の塗布および養
生工程は、1〜2日で完了した。
得られた仕上げ面は、表面に部分的にワラが露出してい
るので、独特の自然な仕上がりが得られ、外観的に優れ
たものとなった。さらに、防カビ性が非常に高いもので
あった。
〔発明の効果〕
以上に述べた、この発明にかかる壁の仕上げ方法によれ
ば、漆喰材料を吹き付けて漆喰壁を施工するので、従来
のコテ塗り施工のような熟練を要さず、簡単かつ能率的
に施工することができる。
施工後の養生期間も短くて済むので、施工期間全体が短
くなり、工期短縮および施工コストの削減に大きく貢献
することができる。
従来のコテ塗り用漆喰材料では、初期付着力が劣るため
に吹き付けが困難であったが、この発明では、消石灰を
主成分として、これに合成樹脂を添加してなる漆喰材料
を用いることにより初期付着力が向上する結果、吹き付
は作業が可能になり、前記したような吹き付は漆喰壁の
利点を有効に発揮することができる。
しかも、従来のクロス貼り施工のような、結露の心配が
なく、漆喰の優れた防カビ性を発揮でき、外観的にも落
ち着いた漆喰壁独特の質感が得られるので、居住者に快
適な環境を提供することが可能になる。
さらに、上記のような吹き付は漆喰壁を施工した上に、
海藻糊と繊維材料からなる仕上げ材をローラ塗布すれば
、繊維材料による独特のアクセント模様が付は加えるこ
とができ、より自然で外観性の優れた仕上げが可能にな
る。しかも、海藻糊は防カビ性が非常に高いので、仕上
げ面の防カビ性を一層向上させることができる。
代理人 弁理士  松 本 武 彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 壁施工面に、消石灰を主成分とし、合成樹脂が添加
    された漆喰材料を吹き付ける壁の仕上げ方法。 2 請求項1記載の壁の仕上げ方法を行った後、さらに
    、その表面に、海藻糊に繊維材料を混ぜた仕上げ材をロ
    ーラ塗布する壁の仕上げ方法。
JP26734290A 1990-10-03 1990-10-03 壁の仕上げ方法 Pending JPH04143356A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26734290A JPH04143356A (ja) 1990-10-03 1990-10-03 壁の仕上げ方法

Applications Claiming Priority (1)

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JPH04143356A true JPH04143356A (ja) 1992-05-18

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ID=17443490

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JP26734290A Pending JPH04143356A (ja) 1990-10-03 1990-10-03 壁の仕上げ方法

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JP (1) JPH04143356A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177563A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Fuji Ultrasonic Engineering Co Ltd 躯体構造部の強化成形材およびこれを用いた強化成形工法
JP6195401B1 (ja) * 2017-01-27 2017-09-13 家庭化学工業株式会社 漆喰塗料組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177563A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Fuji Ultrasonic Engineering Co Ltd 躯体構造部の強化成形材およびこれを用いた強化成形工法
JP6195401B1 (ja) * 2017-01-27 2017-09-13 家庭化学工業株式会社 漆喰塗料組成物
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